JPH03249001A

JPH03249001A - ごみ屑圧縮装置

Info

Publication number: JPH03249001A
Application number: JP4880890A
Authority: JP
Inventors: Kunito Nishisako; 西迫　國登
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1990-02-27
Filing date: 1990-02-27
Publication date: 1991-11-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）この発明はごみ箱の上部に施装し、ごみ箱に投入される
ごみ屑の集Ｍ密度を高めるごみ屑圧縮装置に関する。

（従来の技術）従来ごみ箱は、単に投入されなごみ屑を受ける容器でし
かなかった。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、このごみ箱が教室等で共用されると、往々にし
て、軽くまるめ込まれただけのこみ屑が投入され易く、
しかも、ごみ箱のごみ屑を集積場や焼却場に届ける役割
は、商業ベースによるごみ屑の回収を職務とする者であ
るとの認識が強いので、ごみ箱が満杯となってもそのま
ま放置され易く、満杯になった時点と、業者によるごみ
屑回収インターバルが一致せず、その問、ごみ箱の周囲
に溢れ落ちなごみ屑が、集積してしまい見苦しくなって
いた。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）そこで、この発明は上記の欠点を除去すために、ごみ屑
圧縮装置をごみ箱の上部に施装する形式のごみ箱に於て
、圧縮装置のケーシング内部に、圧縮体を昇降可能に設
け、該圧縮体は弾性部材により、ケーシング内部に懸垂
し、ペダル操作で発生した引張力を伝達するワイアの一
端を、圧縮体から延出する杆部材に緊結し、前記ケーシ
ングの出口には、圧縮体の先端形状に適合する両開き扉
を弾装し、ケーシングの正面周壁には懸垂する圧縮体と
両開き扉に至る間に投入口を開口させて成る本体を、ご
み箱に着脱できる蓋に形設したことを特徴とするごみ屑
圧縮装置であり、圧縮体を懸垂するスプリングの一端を
、圧縮体の内部下方に固着し、又、緩衝スプリングを介
して、ワイアの一端を杆部材に連結する。

（実施例）以下、この発明の一実施例を図面にもとづｌ／Ｎて説明
すると、圧縮装置本体（１）のケーシング（２）内部を
面接触して昇降する圧縮体（４〉を設け、該圧縮体は、
尖頭アーチ（３）を有する直方体とし、該尖頭アーチ（
３）が形成する稜角に板状のフィンを附設した形状に設
けて成し、該圧縮体（４）の内底にスプリング（５）の
一端を固着し、他端はケーシング（２）の天井面に固着
して、圧縮体（４）をケーシング（２）内に懸垂し、圧
縮体（４）に固着するブラケット（８）をケーシング（
２）の壁面に穿設したブラケット降下用穴（７）を貫通
させて持ち出し、該ブラケット（８）の先端にペダル操
作又はレバー操作で発生した引張力を伝達するワイアケ
ーブル（６）のワイア（１６）の一端を緩衝スプリング
（１７）を介在させて緊結し、圧縮体（４）から延出す
るブラケット（８）に緊結し、前記ケーシング（２）の
出口には、圧縮体（４）の尖頭アーチ（３）に適合する
両開き扉（９）をスプリング（１０）により弾装し、ケ
ーシング（２）の正面周壁には、懸垂する圧縮体（４）
と両開き扉（９）に至る間に投入口（１１）を開口させ
て成る本体（１）を、ごみ箱に着脱できるようクリップ
（１２）を有する１１（１Ｂ）に形設したことを特徴と
するごみ屑圧縮装置である。

（作用）この使用方法は図のようにまず、ペダル（１４）とブラ
ケット（８）とを連繋するワイアケーブル（６）を、適
宜配設したごみ箱（１５）に、本発明のごみ屑圧縮装置
に形設する蓋（１３）を被せ、クリップ（１２）で固定
して使用するものである。ごみ屑投入者が軽くまるめ込
んだ紙屑を投入口（１１）に投入すると、紙屑は一旦両
開き扉（９）に受は止められる０次にペダル（１４）を
足で踏むと、ワイア（１６）が引張力を伝達して、ブラ
ケット（８）を引き下げ、圧縮体（４）を下方に引き下
げる。まるめ込まれた紙屑は、降下する圧縮体（４）と
両開き扉（９）とに挾まれ圧潰するが、両開き扉（９＞
を弾装するスプリング（１０）の収縮力以上に、圧縮体
（４）が降下しようとすると、遂には両開き扉（９）を
押し広げて、圧潰された紙屑をごみ箱（１５）内に投下
する０紙屑投入者がペダル（１４）の操作を解除すると
、圧縮体（４）はスプリング（５）の収縮力を受けて上
方に引き上げられ、ケーシング（２）の壁面に投入口（
１１）を形成する位置まで上昇して停止する０両開き扉
（９）は圧縮体（４）が上昇して、その係わり合いが解
除されるとスプリング（１０）の収縮力を受けて、ごみ
箱（１５）に向けて開いていた両開き扉（９）を閉塞し
、紙屑投入前の状態に復帰する。

圧縮体（４）の内底にスプリング（５）の一端を固着し
、他端をケーシング（２）の天井面に固着することで、
圧縮体（４）の上面からケーシング（２）の天井面まで
の距離を小としても、圧縮体（４）の降下に係るスプリ
ングの働きを充分に活用できるものである。

圧縮体において、尖猿アーチ（３）が形成する稜角に沿
って設けた板状のフィンは、ごみ箱（１５）内の紙屑が
見かけ上溝たされた後に、新たに投入される紙屑をごみ
箱（１５）内に押し込む役割があると共に、両開き扉（
９）が紙屑をごみ箱（１５）内からつまみ上げる事態を
防止し、又、投入された紙屑等に折れ癖を与える役割が
ある。

緩衝スプリングを介して、ワイアの一端を杆部材に連結
することで、紙屑をごみ箱（１５）内に押し込む圧力を
、緩衝スプリング（１７）が有する収縮力の範囲内に制
限するためのものである。

〔発明の効果〕

これにより、ごみ屑投入者によって軽くまるめられた紙
屑等を、本発明によるごみ屑圧縮装置で更に圧潰してご
み箱に投入するため、ごみ箱の収納スペースを有効に利
用でき、それらのごみ屑によりごみ箱のスペースが見か
け上溝たされても、圧縮体の降下の都度、新たなごみ屑
の収納スペースをごみ箱内に確保しながら、投入されな
ごみ屑を押し込めるので、限界収納力は漸次に減少する
とはいえ、ごみ箱の有効使用時間が長くなるので、業者
によるゴミ回収インターバル内における、ごみ箱の正常
使用が達成できる。ごみ回収業者も圧密されなごみ屑の
塊を回収できるので、ごみ回収効率の経済的な波及効果
を生みだせる。ごみ箱４　。

内と外は両開き扉によって、使用時以外は遮断されてい
るので、ごみ箱内の臭気を外部に及ぼすことがなく、ご
み箱がら溢れなごみ屑で、その周辺を汚染することがな
く、生徒等がペダル操作で無理な負荷をかけても、それ
による装置の損傷を防止でき、又、コンパクトな装置を
提供できるという多大な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は斜視図である。１・・・・・・本体、２・・・・・・ケーシング、３・
・・・・・尖頭アーチ、４・−・・・・圧縮体、５・・
・・−・スプリング、６・・・・・・ワイアケーブル、
７・・・・・・ブラケット降下用穴、８・・・・・・ブ
ラケット、９・・・−・・両開き扉、ｌＯ・−・・・・
スプリング、１１・・・・・−投入口、１２・・・・・
・クリップ、１３・・・・・・蓋、１４・・・・・・ペ
ダル、１５・・−・−・ごみ箱、１６・・・・・・ワイ
ア、１７・・・・・・緩衝スプリング。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ごみ屑圧縮装置をごみ箱の上部に施装する形式の
ごみ箱に於て、圧縮装置のケーシング内部に、圧縮体を
昇降可能に設け、該圧縮体はスプリングにより、ケーシ
ング内部に懸垂し、ペダル操作で発生した引張力を伝達
するワイアの一端を、圧縮体から延出する杆部材に緊結
し、前記ケーシングの出口には、圧縮体の先端形状に適
合する両開き扉を弾装し、ケーシングの正面周壁には懸
垂する圧縮体と両開き扉に至る間に投入口を開口させて
成る本体を、ごみ箱に着脱できる蓋に形設したことを特
徴とするごみ屑圧縮装置。
（２）圧縮体を懸垂するスプリングの一端を、圧縮体の
内部下方に固着したことを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載のごみ屑圧縮装置。
（３）緩衝スプリングを介して、ワイアの一端を杆部材
に連結したことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
載のごみ屑圧縮装置。