JPH03246488A - 熱中性子型原子炉用燃料集合体 - Google Patents

熱中性子型原子炉用燃料集合体

Info

Publication number
JPH03246488A
JPH03246488A JP2044785A JP4478590A JPH03246488A JP H03246488 A JPH03246488 A JP H03246488A JP 2044785 A JP2044785 A JP 2044785A JP 4478590 A JP4478590 A JP 4478590A JP H03246488 A JPH03246488 A JP H03246488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
plutonium
fuel rods
rods
uranium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2044785A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kiyono
清野 赳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2044785A priority Critical patent/JPH03246488A/ja
Priority to US08/039,238 priority patent/US5410580A/en
Priority to PCT/JP1991/001125 priority patent/WO1993004479A1/ja
Priority to EP91914673A priority patent/EP0554451B1/en
Publication of JPH03246488A publication Critical patent/JPH03246488A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/326Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements comprising fuel elements of different composition; comprising, in addition to the fuel elements, other pin-, rod-, or tube-shaped elements, e.g. control rods, grid support rods, fertile rods, poison rods or dummy rods
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は熱中性子型原子炉に用いる燃料集合体のうち、
特にプルトニウムを富化した燃料棒を有する燃料集合体
に関する。
(従来の技術) 資源の有効利用やエネルギーセキュリティなどの観点か
ら、使用済燃料の再処理により回収されたプルトニウム
を熱中性子炉で燃料として用いるプルサーマルが行われ
る予定である。
プルトニウムはα線の放出強度が強く、人体への内部被
曝を防止する必要がある。また崩壊や自発核分裂によっ
て中性子やγ線を放出する。このためプルトニウムを含
む燃料の製造や加工は、ウラン燃料の場合に比べて密閉
された状態で行なわれなければならない。また遮蔽設備
がより多く必要であること、除染や保守管理に厳重な注
意が必要なことなど、設備や工程に関して多くの配慮を
しなければならない。したがってプルトニウムを含む燃
料ペレットおよび燃料棒の製作に関しては、富化度など
の異なるものを多種類製造することは経済的に著しく不
利となる。
また、プルトニウムを含む燃料棒は輸送、計量管理、臨
界管理に厳しい条件が課せられるので、燃料棒−本当り
に含まれるプルトニウムの割合をできるだけ大きくして
プルトニウムを含む燃料棒の数を減らすことが望まれる
以上の観点から、使用済燃料を再処理して得られた一定
量のプルトニウムをプルサーマルとして利用する燃料集
合体では、第7図に示す濃縮ウランを使用した燃料集合
体において、濃縮度の高い燃料棒を、高い濃度(高富化
度)のプルトニウムを含む燃料棒、例えばウラン・プル
トニウム混合酸化物(MOX)燃料棒に替えることが有
利である。
なお、第7図(a)は径方向の燃料配置を、また第7図
(b)は軸方向の燃料配置をそれぞれ示し、図中、符号
1はチャンネルボックス、2は燃料棒、Ui(i−1〜
4)はウラン燃料、Gは可燃性毒物入り燃料棒、Wはウ
ォータロッドである。
ウラン燃料集合体の高濃縮ウラン燃料棒をMOX燃料に
替える際、核分裂性プルトニウムの富化度は、燃料集合
体としての反応度特性と、径方向、軸方向出力ビーキン
グ係数とが、ウラン燃料集合体のそれと同程度になるよ
う経験的に設定されるが、結果的には、概路次の関係が
成立する。
すなわち、ウラン燃料集合体における濃縮度clの燃料
棒を、富化度PiのMOX燃料に替える場合、MOX燃
料中のウランのU−235濃度を特徴とする特許 Σ Pi ただし、■=置換える燃料棒数 において、Qは1.2〜1.5となる。
また、BWRでは燃焼初期の余剰反応度を小さくするた
めに、可燃性毒物として燃料にガドリニア(Gd203
)を混入させた燃料棒を集合体内に装荷している。ガド
リニアは少量で反応度に対する影響が極めて大きいので
、ガドリニアを混入させた燃料棒は通常の燃料棒とは別
なラインで製造し、検査などを含めて厳重に区別する必
要がある。このため、プルトニウムを含む燃料にガドリ
ニアを混入させた場合には、別なプルトニウム燃料製造
ラインを設ける必要があり、経済的に不利である。
また、BWRに用いる燃料集合体は軸方向の出力分布を
平坦化するために、燃料濃縮度あるいは可燃性毒物の量
を軸方向に変えた設計を採用している。軸方向に燃料濃
縮度またはプルトニウム富化度あるいはパーナブルポイ
ズンの量を変えた燃料集合体を製造する場合には燃料ペ
レットの種類が多くなる。したがって、十分な軸方向変
化を持つMOX燃料棒を製造する場合にはMOX燃料ペ
レットの種類がさらに多くなり、製造上経済的ではない
また、ウラン燃料集合体の高濃縮ウラン燃料棒をMOX
燃料棒に替える際に、ウラン燃料棒の上下端にU−23
5濃度の低いブランケット部が配置されることがあるが
、MOX燃料棒においてはU−235濃度の低いブラン
ケット部を設けることは、一定量の回収プルトニウムを
MOX燃料棒に加工する場合、MOX燃料棒数の増加と
なる可能性があり、経済的に不利である。
熱中性子型原子炉において、プルトニウムをウラン燃料
に混入して核分裂反応を発生させる場合、熱中性子に対
して核分裂反応を発生させる核種は、U−235の他に
、プルトニウム同位体Pu−239、Pu−241であ
る。プルトニウムは、この他、熱中性子を吸収するPL
I−240と、微量ではあるがPu−238,Pu−2
42等から成立っている。
また、プルトニウの同位元素Pu−241は、比較的短
い半減期(14,7年)でβ崩壊して、中性子吸収核種
であるAm−241に変換する。
この他、使用済燃料冷却期間中は、Cm−242゜Cm
−244のα崩壊により、各々Pu−238゜Pu−2
40になるが、いずれも量的には少なく、MOX燃料の
特性に与える影響は無視できる。
熱中性子原子炉用MOX燃料中に富化されるプルトニウ
ム核分裂性物質量は連鎖反応を所定の期間持続するため
に必要な量として制限され、設計により定められた量だ
け混入される。すなわち、U−235,Pu−239,
Pu−241は、所定の反応度となるように設計された
値となるよう混入されねばならない。
しかし、プルトニウムは、使用済燃料の再処理によって
回収されるもので、使用済燃料の初期濃縮度、燃焼度、
冷却期間等によってその同位体組成は異なる。第8図に
、ウラン燃料の燃焼中のプルトニウム同位体組成の変化
の様子の一例を示す。
これらの使用済燃料を混合して再処理された後回収され
るプルトニウムは、したがって、再処理バッチによって
も異なった同位体組成をもったものと考えられる。
一般に、燃料設計は、プルトニウムが回収される前に燃
料棒の核分裂性物質富化度を所定の反応度をもつよう設
定する。しかし、核分裂性物質富化度を設計で設定され
た所定の反応度を維持するよう、実際に回収されたプル
トニウム中の核分裂性核種組成が異なる毎に設計し直す
ことは、煩雑であって不経済でもある。
また、Am−241は、使用済燃料の再処理時にプルト
ニウムを回収する際に不純物として除去されるので、使
用済燃料冷却期間中の蓄積は考慮する必要はないが、プ
ルトニウムが回収されてからMOX燃料として加工され
炉心に装荷されるまでの期間では蓄積されるので、その
炉心特性に与える影響を考慮した設計が求められる。
MOX燃料の富化度の設計においては上述のように回収
プルトニウムの混合物を使用することを想定するか、実
際の混合比や、冷却期間及び再処理後炉心に装荷される
までの期間中にβ崩壊してAm−241に核変換するP
u−241の量は不明である。このため、従来は、あら
かじめ再処理される使用済燃料の初期濃縮度、燃焼度、
冷却期間、再処理量、再処理後にPuO2に転換され、
UO2と混合されてMOX燃料として成型加工された後
、燃料集合体として組立てられ炉心に装荷されるまでの
時間などを考慮して、回収プルトニウム中に含まれる核
分裂性プルトニウム同位元素Pu−239とPu−24
1の和Pufの全プルトニウムに対する含有率Fをあら
かじめ仮定して設計を行なっている。
すなわち、BWRの使用済燃料を再処理して回収された
プルトニウムを使用したMOX燃料を設計する際は、初
装荷燃料のような低い初期濃縮度で低い燃焼度の使用済
燃料を再処理して回収されたプルトニウムの含有率Fと
して約80%程度がら、取替燃料のような高い初期濃縮
度で高燃焼度の使用済燃料を再処理して回収されたプル
トニウムのFとして約60%程度までのプルトニウムが
人手されるものと想定して80%程度の太き目な値を設
定している。これは含有率Fが大きい方が、すなわち、
熱中性子吸収核種であるPu−240やPu−242が
少ない方が反応度的には高く、従ってMOX燃料の炉心
製荷時運転特性において熱的制限値に対する余裕が小さ
くなる方向であるためである。このような含有率Fを想
定して設計上の余裕を確認しておけば、実際のプルトニ
ウムを使用する際そのプルトニウムの含有率Fが設計で
想定した値より大きければ熱的制限値に対する余裕を設
計より大きくてきる。
また、プルトニウムが回収されMOX燃料として成型加
工されて炉心に装荷されるまでの期間に崩壊するPu−
241と蓄積するAm−241についても、現実的な所
用期間を考慮して1集稈度の短か目の設定を行なってい
る。これも、この期間が短い方がPu−241が多く、
反応度的には設計上高い方向で余裕を確保できるがらで
ある。
このようにMOX燃料設計は実際に人手、使用されるプ
ルトニウムの組成、特に核分裂性プルトニウムの割合F
が不明であるにもかがゎらず、設計段階ではある組成で
Fを仮定して富化度を設定しなければならず、設計段階
では実際に使用されるプルトニウムに対してかなりFを
大きく設定する必要がある。
上述のような方法でMOX燃料の設計が行なわれ、適切
な運転特性上の余裕が確認された後、実際のプルトニウ
ムが入手される。入手されたプルトニウムの含有率Fが
設計時の仮定の異なる場合、核分裂性核種235U+2
39Pu+241Pu、)量を一致させるようプルトニ
ウムの混合量を調整している。しかし、この方法による
とPu−240゜Pu−242の増減により反応度がが
なり増減し、Pu−240,Pu−242が設計値より
多い場合は反応が不足となり出力が不足する可能性があ
る。設計余裕確保の観点からは反応度過剰より反応不足
の方が安全であるので、このような対策としてPu−2
40等の割合が予想されるプルトニウム組成より少な目
に設計し、実際に反応度不足が生じた場合は燃料交換量
を多くすることか運転期間を短縮することにより対応し
ている。しかし、これは調達燃料量の変更を生じたり、
経済性上の不利を生じたりする。
熱中性子型原子炉の一例である沸騰水型原子炉(BWR
)では、燃料集合体を第9図に示すように多数配置して
炉心を構成する。第9図において3は燃料集合体、4は
LPRM(出力領域検出器)、5はLRM (中間領域
検出器)、6はSRM(中性子源領域検出器)、7は制
御棒である。
燃料集合体3の間には、十字型制御棒あるいは計装管を
配置するために一定の幅を持つ水ギヤツプ領域がある。
チャンネルボックス内の冷却材は運転時には蒸気を含ん
だ二層流となるが、水ギヤツプ領域では冷却材は燃料棒
に直接加熱されないため蒸気は発生しない。このため、
水ギヤツプ領域における水素の原子数密度が大きく、こ
れによりBWRの燃料集合体3の水平断面における径方
向の熱中性子束分布は、第10図に示されるように集合
体の周辺部で大きくなる。BWRの燃料集合体では集合
体内径方向の出力ビーキング係数を小さくするために、
第7図にも示される様に集合体の周辺には濃縮度の低い
燃料棒を配置する設計が採用されている。
プルトニウムを含む燃料棒を用いる場合も、集合体径方
向及び軸方向の出力ビーキング係数を小さくするために
プルトニウムの富化度、ウラン燃料棒の濃縮度とその分
布、可燃性毒物の濃度とその分布および燃料集合体内の
配置等を調整する必要がある。
一般に再処理により回収されたプルトニウムの同位体組
成は前述のように再処理された使用済燃料の初期濃縮度
、燃焼履歴、燃焼度、冷却期間等によって異なるが、こ
のようなプルトニウムをウランと混合したMOX燃料を
熱中性子炉においてさらに熱中性子に照射すると、ウラ
ン及びプルトニウムの同位体は次のように核変換する。
すなわち、ウラン燃料は熱中性子炉においては中性子が
U−238に吸収されてPu−239となる。
Pu−239は熱中性子の吸収により核分裂するが一部
はPu−240に変換する。Pu−240はさらに中性
子を吸収してPu−241となる。
Pu−241は核分裂性核種であるが一部は中性子を吸
収してPu−242となる。Pu−242はさらに中性
子を吸収してCm−243等になる。
このようなプルトニウム同位体の連鎖によりプルトニウ
ムを含む燃料棒は、ウラン燃料の場合と異なり、核分裂
性物質の核分裂による減少が少なく、燃料の燃焼によっ
ても反応度の低下かウラン燃料程進まない。このため燃
料集合体の径方向ピーキングはプルトニウムを含む燃料
棒ではウラン燃料に比べて燃焼中に大きくなる傾向も見
られることがある。
また、再処理されて回収されるプルトニウムは上述のよ
うに同位体組成が特定できないので、実際に入手された
プルトニウムの組成が設計で使用したPu fjiより
多い場合は使用を控えるか、よりPufの少ないプルト
ニウムと混合しなければならない。従来は、このような
混合に際してはどのよ、うな混合比でどのような組成に
なるのか、明確な判断基準がなく、ケースバイケースで
経験的に実施していた。
(発明が解決しようとする課題) 前述のように従来は、プルトニウムを混合する場合、ど
のような混合比でどのような組成になるのか明確な判断
基準がなかったため、MOX燃料の反応度は、入手した
Pu組成により大きな相違を生じる傾向が見られ、ウラ
ン燃料集合体との互換性という点で、反応度的な面から
はバラ付きが大きく、炉心運用上の出力ビーキングの制
限や経済性上も不利状況にあった。
本発明は、このような点を考慮してなされたもので、プ
ルトニウムを含む燃料棒の種類および本数を少なくする
ことができるとともに、運転時における熱的制限値に対
する余裕を増加させることができる熱中性子型原子炉用
燃料集合体を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、プルトニウムを含む燃料の核分裂
反応効果の設定が容易で、その特性を維持するための補
正が容易な熱中性子型原子炉用燃料集合体を提供するに
ある。
本発明のさらに他の目的は、プルトニウムを含む燃料集
合体の径方向および軸方向ピーキング係数の過大な増加
を防止することができる熱中性子型原子炉用燃料集合体
を提供するにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の第1の発明は、前記目的を達成する手段として
、濃縮ウランを使用した燃料棒を格子状に束ねた熱中性
子型原子炉用燃料集合体において、格子状の燃料棒配置
の最外周のコーナ位置の燃料棒を除く他の燃料棒のうち
の7部を、プルトニウムを含む燃料棒に替え、かつプル
トニウムを含む燃料棒には、ウラン燃料部およびウラン
ブランケット部を設けないようにしたことを特徴とする
また、本発明の第2の発明は、前記目的を達成する手段
として、濃縮ウランを使用した燃料棒を格子状に束ねた
熱中性子型原子炉用燃料集合体において、格子状の燃料
棒配置の最外周のコーナ位置の燃料棒を除く他の燃料棒
のうちの一部を、プルトニウムを含む燃料棒に替え、そ
のプルトニウム富化度を、プルトニウム同位元素である
Pu−240の含有率で設定し、かつ異なる同位元素の
組成を有するプルトニウムに対しては、Pu−240の
含有率の差に比例する富化度補正を施して設定富化度と
するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の第3の発明は、前記目的を達成する手段
として、濃縮ウランを使用した燃料棒を格子状に束ねた
熱中性子型原子炉用燃料集合体において、格子状の燃料
棒配置の最外周のコーナ位置の燃料棒を除く他の燃料棒
のうちの一部を、プルトニウムを含む燃料棒に替え、そ
のプルトニウム富化度を、プルトニウム同位元素である
Pu−240の含有率により設定し、かつ異なる同位元
素組成を有するプルトニウムに対しては、Pu−240
の瓜の相違により混合比を決定して所定のプルトニウム
同位体組成を得ることにより設定富化度とするようにし
たことを特徴とする。
また、本発明の第4の発明は、前記目的を達成する手段
として、濃縮ウランを使用した燃料棒を格子状に束ねた
熱中性子型原子炉用燃料集合体において、格子状の燃料
棒配置の最外周のコーナ位置の燃料棒を除く他の燃料棒
のうちの一部を、プルトニウムを含む燃料棒に替え、そ
のプルトニウム富化度を、プルトニウムの組成、由来す
る使用済燃料の冷却期間、および再処理後プルトニウム
とウランとを混合し燃料に成型加工して炉心に装荷する
までの期間に応じ補正して求めるようにしたことを特徴
とする。
また、本発明の第5の発明は、前記目的を達成する手段
として、濃縮ウランを使用した燃料棒を格子状に束ねた
熱中性子型原子炉用燃料集合体において、格子状の燃料
棒配置の最外周のコーナ位置の燃料棒を除く他の燃料棒
のうちの一部を、プルトニウムを含む燃料棒に替え、そ
のプルトニウムの富化度Piを、ウラン燃料の濃縮度e
iを含む次式の関係によって設定する ようにしたことを特徴とする。
さらに、本発明の第6の発明は、前記目的を達成する手
段として、濃縮ウランを使用した燃料棒を格子状に束ね
た熱中性子型原子炉用燃料集合体において、格子状の燃
料棒配置の最外周のコーナ位置の燃料棒を除く他の燃料
棒のうちの一部を、プルトニウムを含む燃料棒に替え、
かつ可燃性毒物を混入した燃料棒を、格子状の燃料棒配
置の最外周またはウォータロッドの周囲の領域に配置す
るようにしたことを特徴とする。
(作 用) 本発明の第1の発明に係る熱中性子型原子炉用燃料集合
体において、プルトニウムを含む燃料棒には、ウラン燃
料部およびウランブランケット部は設けられない。この
ため、燃料棒1本当りに含まれるプルトニウム量が増大
し、一定量のプルトニウムから製造される燃料棒本数を
少なくすることが可能となる。また、プルトニウムを含
む、燃料棒の有効発熱長が長くなり、最大線出力密度が
低下して運転時の熱的制限値に対する余裕を増大させる
ことが可能となる。
また、本発明の第2の発明に係る熱中性子型原子炉用燃
料集合体においては、プルトニウムを含む燃料棒のプル
トニウムの富化度を、プルトニウム同位元素であるPu
−240の含有率により設定している。ところで、使用
済燃料の照射直後のプルトニウム同位体のうち、核分裂
性核種の和Pu f (Pu f −239Pu+ 2
”Pu)とPu−240との関係は、使用済燃料とその
燃焼度とにほとんど依存しない単調減少曲線となる。こ
のため、この単調減少関係を利用すれば、プルトニウム
同位体組成の相違により生じる反応度変化を合理的かつ
容易に補償することが可能となる。
また、本発明の第3の発明に係る熱中性子型原子炉用燃
料集合体において、異なる同位元素組成を有するプルト
ニウムに対しては、Pu−240の量の相違により混合
比を決定して所定のプルトニウム同位体組成を得るよう
にしている。このため、設計時に想定したPu−240
の量と実際に入手したPu−24,0の量とが相違して
も、前記単調減少曲線を直線近似することにより、富化
度補正を行なうことか可能となる。
また、本発明の第4の発明に係る熱中性子型原子炉用燃
料集合体においては、プルトニウムを含む燃料棒の富化
度を、プルトニウムの組成、由来する使用済燃料の冷却
期間、および再処理後プルトニウムとウランとを混合し
燃料に成型加工して炉心に装荷するまでの期間に応じ補
正をして求めるようにしている。このため、より正確な
富化度の設定が可能となる。
また、本発明の第5の発明に係る熱中性子型原子炉用燃
料集合体においては、プルトニウムを含む燃料棒のプル
トニウムの富化度を、ウラン燃料の濃縮度をほぼ含む所
定の式の関係によって設定するようにしている。このた
め、プルトニウムを含む燃料棒のピーキング係数を、ウ
ラン燃料棒のそれに対して相対的に低下させることが可
能となる。
さらに、本発明の第6の発明に係る熱中性子型原子炉用
燃料集合体においては、可燃性毒物を混入した燃料棒を
、格子状の燃料棒配置の最外周またはウォータロッドの
周囲の領域に配置するようにしている。このため、可燃
性毒物の熱中性子吸収効果が高まり、その本数を減少さ
せることができ、他の燃料棒の出力ビーキングを低下さ
せることが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例を図面を参照して説明する。
第1A図及び第1B図は、本発明に係る熱中性子型原子
炉用燃料集合体の一例としてのBWRに用いられるプル
サーマル用MOX燃料集合体を示すもので、第1A図は
径方向の燃料配置を、また第1B図は軸方向の燃料配置
をそれぞれ示す。
第1A図、第1B図において、符号1はチャンネルボッ
クス、2は燃料棒、Ui(i−1〜4)はウラン燃料、
Plはプルトニウムを含んだMOX燃料、Gは可燃性毒
物入り燃料棒、Wはウォータロッドである。
本実施例においては、第7図に示すウラン燃料集合体の
中央部の高濃縮度燃料棒18本を、MOX燃料棒に置換
えた構造になっている。
なお、核分裂性プルトニウム(Pu)の富化度、U−2
35濃縮度、可燃性毒物入り燃料棒のU−235濃縮度
、および可燃性毒物入り燃料棒のポイズン濃度は、以下
の通りである。
核分裂性Pu富化度 Pi  :4.5% U−235濃縮度 el :4.0% e2:3.0% eB:3.8% e4:2.8% e5:3.5% eB:2.3% e7  :  2. 696 eB:1.8% 可燃性毒物入り燃料棒のU−235濃縮度egl:4.
1% eB2:4.9% 可燃性毒物入り燃料棒のポイズン濃度 g13.5% g2 二 4. 5% この18本のMOX燃料棒は、第7A図、第7B図に示
す従来の濃縮ウラン燃料集合体において、周辺部にある
燃料棒に比べて高い濃縮度のウラン燃料棒をMOX燃料
棒に替えた構成となっている。
このため、これらの位置の燃料棒をMOX燃料棒とする
ことは、プルトニウムの富化度を高くすることになり、
一定量の回収プルトニウムをMOX燃料に加工する場合
の燃料ペレット数、燃料棒数を少なくすることができる
第2A図及び第2B図は、本発明の第2実施例を示すも
ので、第7A図、第7B図に示すウラン燃料集合体の中
央部と周辺部の1部の高濃縮度燃料棒40本をMOX燃
料棒に置換えた構造となっている。図中Uj (j=1
〜3)はウラン燃料、Pi(i−1〜3)はプルトニウ
ムを含んだMOX燃料棒である。プルトニウムの富化度
およびウランの濃縮度は次のとおりである。
核分裂性Pu富化度 Pl:6.2% P2:5.0% Pa:3.6% U−235濃縮度 el  :4.0% e2:3.0% e3:3.3% e4:2.3% e5:2.2% e8 : 1.8% 可燃性毒物入り燃料棒のU−235濃縮度egl:4.
1% eg2:4.9% 可燃性毒物入り燃料棒のポイズン濃度 gl  :  1. 5% g2:2.5% 本実施例において、MOX燃料棒に置換えていない20
本のウラン燃料棒は濃縮度の低いものであり、中央部に
ある燃料棒に比べて半分以下の濃縮度となっている。こ
のため、これらの位置の燃料棒をウラン燃料棒とするこ
とは、プルトニウム富化度の低いMOX燃料棒の加工量
を減少し、定量の回収プルトニウムから製造するMOX
燃料棒数を減少させることに効果がある。
第3A図及び第3B図は、本発明の第3実施例を示すも
ので、MOX燃料棒として、上下端に天然ウランブラン
ケット部がないものを用いるようにしたものである。
なお、プルトニウムの富化度およびウランの濃縮度は次
の通りである。
核分裂性Pu富化度 Pl :6.2% P2:5.0% Pa : 3.6% U−235濃縮度 el :4.2% e2:3.9% e3:3.4% e4:3.9% e5:3.4% e6:2.5% e7:3.4% 可燃性毒物入り燃料棒のU−235濃縮度egl:2.
8% eg2:3.0% eg3:2.8% 可燃性毒物入り燃料棒のポイズン濃度 gl:3.5% g274.5% g9:2.5% 本実施例において、MOX燃料棒には、天然ウランブラ
ンケット部が設けられていないので、回収された一定量
のプルトニウムから製造されるMOX燃料棒数の増加を
防ぐことができる。また、ブランケット部が燃料部とし
て発熱有効部になるため、MOX燃料の最大線出力密度
を低下させ、運転時の熱的制限値に対する余裕を増大さ
せることができる。
第4図は、本発明の第4実施例を示すもので、燃料棒を
9行9列に束ねた燃料集合体(9×9燃料)に適用する
ようにしたものである。
なお、プルトニウムの富化度およびウランの濃縮度は次
の通りである。
核分裂性Pu富化度 Pl:6.2% P2:5.0% Pa:3.6% U−23571縮度 Ul:3.5% U2 : 2.8% U3:2.0% 可燃性毒物入り燃料棒のU−235濃縮度上部:4,9
% 下部:4.1% 可燃性毒物入り燃料棒のポイズン濃度 上部=2.5% 下部:1.59゜ 前記各実施例において、プルトニウム同位体組成の熱中
性子炉における照射中の変化は、主として中性子の吸収
により U−238→Pi−239→Pu−240−”Pu24
1−Pu−242・旧・・(2)という連鎖で変化し、
Pu−239とPu241の一部は核分裂により燃焼す
る。
ここで、使用済燃料の照射直後のプルトニウム同位体の
うち、核分裂性核種の和としてPut=   Pu+2
”Pu    ・−−(3)39 とし、Pu−240との関係を図示すると、第5図のよ
うになる。
すなわち、Pu−240とPufとの関係は、使用済燃
料とその燃焼度にほとんど依存しない単調減少曲線とな
る。したかって、この単調減少曲線を直線近似すること
により、再処理バッチ等により組成が異なるプルトニウ
ムがあっても、Pu−240の量と混合比により混合後
の組成を知ることができる。
本発明はこのようなPu−240とPufの単調減少関
係を利用して回収プルトニウムの混合後の組成設定を容
易かつ合理的なものとすることができる。
また、回収プルトニウムの同位体組成がMOX燃料設計
時において仮定した組成と異なる場合、上記Pu−24
0とPufの単調減少関係を利用してMOX燃料のプル
トニウム同位体組成の相違により生ずる反応度変化を合
理的かつ容易に補償することができる。
すなわち、使用済ウラン燃料を再処理して回収されたプ
ルトニウムの組成のPu−240がAのプルトニウムと
他の異なる使用済ウラン燃料を再処理して回収されたプ
ルトニウムの組成のPu−240がBのプルトニウムの
、Pu−240に対するPuf関係はそれぞれ第6図に
示す曲線上のAf点とBf点にあるとする。プルトニウ
ムAとプルトニウムBを混合したものの240Puは各
々の重量で加重平均した0点となり、Pufは0点に対
するAf、Bfを結ぶ直線上の点Cfとなる。
従って、Pu−240の量CがMOX燃料集合体設計に
おいて想定されたプルトニウム同位体の組成におけるP
u−240の量りと一致するように混合すればその時の
Puf量Cfは設計において想定されたDfよりわずか
に少ないのみでMOX燃料集合体の反応度的特性は設計
時の評価とほとんど変化がないか、あるとしても若干運
転余裕を大きくする傾向にある。
また、MOX燃料集合体の設計時においては実際に回収
されて来るプルトニウムの同位体組成が不明であること
からしばしばPufが比較的大き目に設定される傾向が
あるが、このような場合に実際に入手されたプルトニウ
ムのPu−240の量Cは設計において設定されたPu
−240の量りよりも多くなり、MOX燃料集合体の反
応度的特性としては第6図に示すように設計時よりΔD
f相当分だけ小さくなる。これはMOX燃料集合体とし
ての反応度特性上不利である。このような組成のプルト
ニウムを使用して設計時の組成のプルトニウムを使用し
たMOX燃料と反応度的に等価にするためにMOX燃料
のプルトニウム富化度の設計値を補正して高くすればM
OX燃料棒の加工量も減少するので、経済的にも有利で
ある。
また、本発明は、実際に入手されたPu−240の量と
設計時に想定したPu−240の量との相違による反応
度的変化を、合理的な方法により補償するようにしてい
る。
すなわち、今、仮りにMOX燃料棒の富化度Piは、プ
ルトニウム同位体組成のPu−240の量がDのもので
設計されていたにもかかわらず、入手プルトニウムのP
u−240の量がCであったとする。このときのPuf
はDf−Cf−ΔDfだけ少なく、富化度PiのMOX
燃料棒には中性子吸収核種であるPu−240が設計時
の想定値りよりC−Dだけ多い量が混合されることにな
る。しかし、本発明によりプルトニウム同位体組成の核
分裂性物質量をPu−240の量でCとDを含む任意の
区間を直線近似することによりPu−240の量の相違
に応じて次式で富化度Piを補正することが可能となる
すなわち、第6図の記号を用いると、補正量は、となり
、Piを0゛f/   倍することになる。
f この補正を行なえば、実際に入手されたプルトニウムの
Puf割合は、設計時のPuf割合Drと実際に使用さ
れるプルトニウのPuf割合Cfとの差ΔDfよりわず
かに小さいCf十Δcr−c’rとなるので、反応度的
には、設計時とほぼ等価となり、かつ運転余裕上からも
、不必要に過大な余裕の増加とはならず、本発明による
この手法を用いれば、適切かつ合理的な補正量を与える
ことができる。
また、使用済燃料取出し直後toにおける241Pu、
を241 Ptoとすれば、冷却期間to+241  
     241 Δtにおける  Pu量、    Pto+Δtは以下
のようになる。
241     −λΔt 241 Pto+Δt−Pto(1−e      )
   −(5)41 本発明は、  Puの崩壊による反応度損失を補正する
方法として上式により241 Pu、の減少量を求め、
MOX燃料の富化度設計を合理的に行うことによりMO
X燃料の反応度効果を容易に設定できるようにしている
すなわち、前述のPu−240に対するPufの関係は
冷却期間を考慮しない時に単調減少曲線が成立するので
、MOX燃料の富化度を設定する際には上記関係から得
られた入手プルトニウムの核分裂性Pu割合Cfからの
Pu−241量の冷却期間中の減少量分を補うよう富化
度を高くする。
また、再処理後の回収プルトニウムは酸化物で取扱われ
る場合、Pu−241のβ崩壊により発生したAm−2
41は蓄積する。Am−241は中性子を吸収し一部は
核分裂性のAm−242となるので、原子炉内の熱中性
照射である程度反応度は回復する。
再処理後Δt、1におけるAm−241ffiAtlは
、再処理直後のPu−241量を241Pu(t 1−
0)とすれば、次式で表わせる。
241           −λΔtlAt l−P
u (t 1−〇) ・(1−e     ) ・(6
)本発明はAm−241の蓄積による反応度損失を補正
する方法として、上式によりAm−241の蓄積量を求
め、MOX燃料富化度設定を合理的に実施可能ならしめ
るものである。すなわち、MOX燃料富化度設定の際は
、予想される再処理からMOX燃料成型加工および炉心
装荷までの期間に対するAm−241の蓄積量を上式に
より推定し、この反応度損失効果を補うよう富化度を高
くする。
また、従来の濃縮ウランを使用した燃料集合体において
、濃縮ウランを使用した燃料棒の一部をMOX燃料棒に
置き換える場合に、MOX燃料棒中のプルトニウムの照
射中の核変換による核分裂性物質の発生によるウラン燃
料棒における核分裂性物質減損量との相違により生ずる
MOX燃料集合体径方向および軸方向ピーキング係数の
過大な増加を防止するため、MOX燃料棒の富化度を設
定する際、以下に示すように行なう。
すなわち、従来は、前述のように濃縮度eiミララン料
棒をMOX燃料棒に置換える場合、ルトニウムの核分裂
性物質の富化度Piが、の プ において、Q−1,2〜1.5となっていたが、本発明
ではQを1.2以下に設定することによりMOX燃料集
合体内においてMOX燃料棒のピーキング係数がウラン
燃料棒のそれに対して相対的に低下させることかできる
ようにしている。ただし、上式においてeBはMOX燃
料棒中のウランのU−235濃度を示し、lは燃料棒数
を示す。
また、前記第1〜第3実施例においては、可燃性毒物入
り燃料棒Gを、MOX燃料集合体の最外周燃料棒領域の
一部、あるいは中央領域のウォータロッドW周囲に配置
するようにしているので、MOX燃料集合体の径方向ピ
ーキング係数を低下させることができる。
すなわち、MOX燃料集合体においてはMOX燃料棒中
にPu−240等の多量の中性子吸収核種を含むために
熱中性子が吸収により減少している。このため可燃性毒
物の反応度抑制効果はMOX燃料棒近傍では減少するた
め可燃性毒物を混入した燃料棒の数を増加する必要があ
る。しかし、可燃性毒物を混入した燃料棒の出力ビーキ
ングは低下するので、代りに他の燃料棒の出力ビーキン
グが高くなる。従って、可燃性毒物を混入した燃料棒を
MOX燃料棒が少ない領域、すなわち、燃料集合体周辺
ないし、ウォータロッド周囲の領域に配置することによ
って可燃性毒物の熱中性子吸収効果を高め、これによっ
て可燃性毒物を混入した燃料棒の数を減少し、他の燃料
棒の出力ビーキングを低下することができる。燃料集合
体周辺ないしウォータロッド周囲の領域は第10図に示
すように熱中性子束が他の燃料領域より増大しているの
で、可燃性毒物の効果は他の燃料領域より増大させるこ
とができる。
また、本発明はMOX燃料集合体の軸方向ピーキング係
数の過大な増加を防止するために、MOX燃料集合体中
のウラン燃料棒ないし可燃性毒物を混入した燃料棒の軸
方向に濃縮度分布ないし可燃性毒物濃度分布を設けるよ
うにしている。
すなわち、従来のウラン燃料集合体においては多くの燃
料棒に軸方向の濃縮度分布がつけられており、これをM
OX燃料棒に替えると核分裂性プルトニウム富化度分布
を構成しなければならず、このためMOX燃料の種類が
増加するか、代りにMOX燃料棒に替えないウラン燃料
棒ないし可燃性毒物混入燃料棒において濃縮度分布ない
し可燃性毒物濃度分布を構成してMOX燃料集合体とし
ての軸方向ピーキング係数の過大な増加を防止すること
ができ、かつ、MOX燃料の種類を減らすことができる
なお、上記の燃料集合体において、可燃性毒物を混入す
る燃料棒にはプルトニウムを含まないウラン燃料を用い
ることにより、MOX燃料の製造ラインを少なくして製
造コストを低減することができる。
また、本発明においては、可燃性毒物を混入した燃料棒
として、プルトニウムを含む燃料を用いることとプルト
ニウムを含まないウラン燃料を用いることができる。プ
ルトニウム燃料の製造のコストを低下させる上では、ウ
ラン燃料をベースとして用いることが有利である。これ
によって燃料集合体当りのプルトニウム装荷量が低下す
るので、プルトニウム装荷量の大きいことが重視される
場合には、プルトニウムを含む燃料にパーナブルポイズ
ンを混入させることも考えられる。
また、本発明は、BWR燃料の適切な軸方向の核分裂性
物質(濃縮度及び富化度)あるいは可燃性毒物量の分布
を、本発明によって導入されたウラン燃料棒および可燃
性毒物を含むウラン燃料棒によって構成したものである
次に、MOX燃料のプルトニウム富化度について説明す
る。
MOX燃料集合体設計の時点ではプルトニウムの核分裂
性同位体Pufの含有率Fが不明であるので、比較的初
期濃縮度の低く取出し燃焼度の小さいウラン燃料を再処
理して回収されたプルトニウムを仮定する。ここでは、
全プルトニウムに対するPu−239、Pu−240、
Pu−241の各々の割合が、67%、22%、9%、
すなわち、F−76(%)と仮定している。また、ウラ
゛ン燃料取出後再処理までの期間Δtc、再処理後から
成型加工、炉心装荷までの期間Δt1も不明であるが、
過去の例からそれぞれΔtc−2(年)、Δtl−1(
年)を仮定している。
本発明におけるウラン濃縮度およびプルトニウム富化度
とこれらの分布は、以上のような設計により炉心装荷時
の運転特性として、熱的制限を満足するよう設計される
ものである。
以上のような設計が終了した後に、実際にプルトニウム
が入手された時の本発明の実施例を以下に示す。
実際に回収されたプルトニウムは初装荷ウラン燃料を4
年冷却後再処理されたもので、取出し直後のプルトニウ
ムの組成は全プルトニウムに対するPu−239,Pu
−240,Pu−241の各割合が各々71%、20%
、9%のものと、取替ウラン燃料を4年冷却後再処理さ
れたもので、取出し直後のプルトニウムの組成が全プル
トニウムに対しPu−239,Pu−240,Pu −
241の各割合が各々47%、30%、13%のもので
、その量の比はに2とする。この結果、平均Pufは 80xl+60x2 ミロ7(%) ・・・(8 となる。このようなプルトニウムで本実施例のMOX燃
料の富化度Piを本発明を適用して決めると、第6図に
示すように次式の補正を施すことになる。
すなわち、実際に入手されたプルトニウムで第1図から
第4図に示す設計例のMOX燃料を設計時の特性を維持
するものとして製造するには核分裂性プルトニウム富化
度Piを実施例に示す数値の1.1倍とすることが必要
である。
なお、上記実施例は、入手プルトニウムの量の比較が与
えられた場合について示したが、実施例ニ示−1t−F
−76%のプルトニウムを得るための混合比を得ること
も本発明によって容易に可能となる。すなわち、上記二
種類のプルトニウムの混合 比をPxとすると、Pxは次のようになる。
80PX +60 (1−Px ) −76、Px −
−−−−(10)次に、実施例の設計ではΔtc−2(
年)、Δtl−1(年)を仮定したか、実際に入手され
たプルトニウムに由来する使用済燃料はΔtc−4(年
)で、再処理後炉心に装荷されるまでの時間Δtl=2
(年)であるとする。設計時での炉心装荷時のPu−2
41はΔtc−0ての11.7%より1.7%減少して
約10.0%であるが、実際にはPu−241は次式で
示される量だけ減少する。
従って、実際に入手されたプルトニウムは実施例に示す
核分裂性プルトニウムよりもPu−241が約3%減少
しているのでFは64%減少すいることになり、このた
めの補正としてさらにPiを1.05倍する必要がある
次に、再処理後炉心に装荷されるまでの期間Δtlが実
施例では1年を想定しているが、実際のMOX成型加工
時間により2年となることによる本発明による補正の実
施例を示す。実施例ではΔtl−1(年)によるAm−
241の蓄積を考慮した設計となっているが、この時の
Am−241は再処理後のPu−241を241Pu(
t+−0)とすると、 であり、Δt 1−2 (年)後では だけ増加することになる。Am−241単位量当りの反
応度効果をqm  (Δに/k /Am−241)とす
ると、反応度減少量は となる。ここで、Puf単位量当りの反応度効果をqn
  (Δに/k /Puf’ )とすれば、Pufをq
n −0,042・−・”41Pu(tl−0)     
    =・(15)qn だけ増加すれば良い。
以上により、設計時の核分裂性プルトニウム富化度Pi
は、まとめると、実際に入手されたプルトニウムの組成
、その由来する使用済燃料の冷却期間、再処理後炉心に
装荷されるまでの期間の設計時の仮定との差により 1、IXl、05XfAmXPi    ・・・(16
)となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の第1の発明は、プルトニ
ウムを含む燃料棒には、ウラン燃料部およびウランブラ
ンケット部を設けていないので、一定量のプルトニウム
から製造される燃料棒本数を少なくすることができ、ま
たプルトニウムを含む燃料棒の有効発熱長が長くなり、
最大線出力密度が低下して運転時の熱的制限値に対する
余裕を増大させることができる。
また、本発明の第2の発明は、プルトニウムを含む燃料
棒のプルトニウムの富化度を、プルトニウム同位元素で
あるPu−240の含有率により設定するようにしてい
るので、プルトニウム同位体組成の相違により生じる反
応度変化を合理的かつ容易に補償することができる。
また、本発明の第3の発明は、異なる同位元素組成を有
するプルトニウムに対しては、Pu−240の量の相違
により混合比を決定して所定のプルトニウム同位元素組
成を得るようにしているので、設計時の想定したPu−
240の量と実際に入手したPu−240の量とか相違
していても、容易に富化度を補正することができる。
また、本発明の第4の発明は、プルトニウムを含む燃料
棒の富化度を、プルトニウムの組成、由来する使用済燃
料の冷却期間、および再処理後プルトニウムとウランと
を混合し燃料に成型加工して炉心に装荷するまでの期間
に応じ補正をして求めるようにしているので、より正確
な富化度の設定が可能となる。
また、本発明の第5の発明は、プルトニウムを含む燃料
棒のプルトニウムの富化度を、ウラン燃料の濃縮度を含
む所定の式の関係によって設定するようにしているので
、プルトニウムを含む燃料棒のピーキング係数を、ウラ
ン燃料棒のそれに対して相対的に低下させることができ
る。
さらに、本発明の第6の発明は、可燃性毒物を混入した
燃料棒を、格子状の燃料棒配置の最外周またはウォータ
ロッドの周囲の領域に配置するようにしているので、可
燃性毒物の熱中性子吸収効果が高まり、その本数を減少
させることができ、これにより、他の燃料棒の出力ビー
キングを低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の第1実施例に係る熱中性子型原子炉
用燃料集合体を示す径方向燃料配置図、第1B図は同様
の軸方向燃料配置図、第2A図は本発明の第2実施例を
示す第1A図相当図、第2B図は同様の第1B図相当図
、第3A図は本発明の第3実施例を示す第1A図相当図
、第3B図は同様のilB図相当図、第4図は本発明の
第4実施例を示す第1A図相当図、第5図はプルトニウ
ム同位体Pu−240と核分裂性プルトニウム同位体の
和との関係を示すグラフ、第6図は第5図のグラフより
混合したプルトニウムの組成を求めめる方法を示す説明
図、第7A図は従来のウラン燃料集合体を示す径方向燃
料配置図、第7B図は同様の軸方向燃料配置図、第8図
はプルトニウム組成の一例を示すグラフ、第9図は従来
のBWR炉心内の燃料集合体および制御棒の配置図、第
10図は従来の燃料集合体の水平断面における熱中性子
束分布を示す説明図である。 1・・・チャンネルボックス、2・・・燃料棒、Ui(
i−1〜4)・・・ウラン燃料、Pi(i−1〜3)・
・・プルトニウムを含んだMOX燃料、G・・・可燃性
毒物入り燃料棒、W・・・ウォータロッド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、濃縮ウランを使用した燃料棒を格子状に束ねた熱中
    性子型原子炉用燃料集合体において、格子状の燃料棒配
    置の最外周のコーナ位置の燃料棒を除く他の燃料棒のう
    ちの一部を、プルトニウムを含む燃料棒に替え、かつプ
    ルトニウムを含む燃料棒には、ウラン燃料部およびウラ
    ンブランケット部を設けないことを特徴とする熱中性子
    型原子炉用燃料集合体。 2、濃縮ウランを使用した燃料棒を格子状に束ねた熱中
    性子型原子炉用燃料集合体において、格子状の燃料棒配
    置の最外周のコーナ位置の燃料棒を除く他の燃料棒のう
    ちの一部を、プルトニウムを含む燃料棒に替え、そのプ
    ルトニウムの富化度を、プルトニウム同位元素であるP
    u−240の含有率により設定し、かつ異なる同位元素
    組成を有するプルトニウムに対しては、Pu−240の
    含有率の差に比例する富化度補正を施して設定富化度と
    することを特徴とする熱中性子型原子炉用燃料集合体。 3、濃縮ウランを使用した燃料棒を格子状に束ねた熱中
    性子型原子炉用燃料集合体において、格子状の燃料棒配
    置の最外周のコーナ位置の燃料棒を除く他の燃料棒のう
    ちの一部を、プルトニウムを含む燃料棒に替え、そのプ
    ルトニウム富化度を、プルトニウム同位元素であるPu
    −240の含有率により設定し、かつ異なる同位元素組
    成を有するプルトニウムに対しては、Pu−240の量
    の相違により混合比を決定して所定のプルトニウム同位
    体組成を得ることにより設定富化度とすることを特徴と
    する熱中性子型原子炉用燃料集合体。 4、濃縮ウランを使用した燃料棒を格子状に束ねた熱中
    性子型原子炉用燃料集合体において、格子状の燃料棒配
    置の最外周のコーナ位置の燃料棒を除く他の燃料棒のう
    ちの一部を、プルトニウムを含む燃料棒に替え、そのプ
    ルトニウム富化度を、プルトニウムの組成、由来する使
    用済燃料の冷却期間、および再処理後プルトニウムとウ
    ランとを混合し燃料に成型加工して炉心に装荷するまで
    の期間に応じ補正して求めることを特徴とする熱中性子
    型原子炉用燃料集合体。 5、濃縮ウランを使用した燃料棒を格子状に束ねた熱中
    性子型原子炉用燃料集合体において、格子状の燃料棒配
    置の最外周のコーナ位置の燃料棒を除く他の燃料棒のう
    ちの一部を、プルトニウムを含む燃料棒に替え、そのプ
    ルトニウムの富化度Piを、ウラン燃料の濃縮度eiを
    含む次式の関係によって設定する Pi=(ei−eB)・Q Q≦1.2 eB:プルトニウムを混合する燃 料のウランに含まれるU− 235濃度 ことを特徴とする熱中性子型原子炉用燃料集合体。 6、濃縮ウランを使用した燃料棒を格子状に束ねた熱中
    性子型原子炉用燃料集合体において、格子状の燃料棒配
    置の最外周のコーナ位置の燃料棒を除く他の燃料棒のう
    ちの一部を、プルトニウムを含む燃料棒に替え、かつ可
    燃性毒物を混入した燃料棒を、格子状の燃料棒配置の最
    外周またはウォータロッドの周囲の領域に配置したこと
    を特徴とする熱中性子型原子炉用燃料集合体。
JP2044785A 1990-02-26 1990-02-26 熱中性子型原子炉用燃料集合体 Pending JPH03246488A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2044785A JPH03246488A (ja) 1990-02-26 1990-02-26 熱中性子型原子炉用燃料集合体
US08/039,238 US5410580A (en) 1990-02-26 1991-08-26 Fuel assembly for thermal neutron type reactor
PCT/JP1991/001125 WO1993004479A1 (en) 1990-02-26 1991-08-26 Fuel assembly for thermal reactor
EP91914673A EP0554451B1 (en) 1990-02-26 1991-08-26 Manufacture of mox fuel for a thermal nuclear reactor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2044785A JPH03246488A (ja) 1990-02-26 1990-02-26 熱中性子型原子炉用燃料集合体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03246488A true JPH03246488A (ja) 1991-11-01

Family

ID=12701063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2044785A Pending JPH03246488A (ja) 1990-02-26 1990-02-26 熱中性子型原子炉用燃料集合体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5410580A (ja)
EP (1) EP0554451B1 (ja)
JP (1) JPH03246488A (ja)
WO (1) WO1993004479A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2693023A1 (fr) * 1992-06-26 1993-12-31 Framatome Sa Assemblage combustible contenant du plutonium et cÓoeur de réacteur utilisant un tel assemblage.
JP2006208226A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Nuclear Fuel Ind Ltd 軽水炉用燃料集合体群及びこれらを装荷した炉心
JP2006329867A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Nuclear Fuel Ind Ltd 沸騰水型原子炉用燃料集合体、燃料集合体の組、及び炉心
JP2013217715A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Global Nuclear Fuel-Japan Co Ltd 燃料集合体
JP2019513230A (ja) * 2016-03-29 2019-05-23 ニュースケール パワー エルエルシー モジュール間燃料シャフリング

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6529451B2 (en) * 1992-10-05 2003-03-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Optical disk and optical disk drive device
US5822388A (en) * 1996-11-15 1998-10-13 Combustion Engineering Inc. MOX fuel arrangement for nuclear core
US6784805B2 (en) * 2000-03-15 2004-08-31 Intrigue Technologies Inc. State-based remote control system
US8531276B2 (en) 2000-03-15 2013-09-10 Logitech Europe S.A. State-based remote control system
US7107287B2 (en) * 2000-07-27 2006-09-12 Canberra Industries Method, system and storage medium for automated independent technical review
US6658078B2 (en) * 2001-07-23 2003-12-02 Tokyo Electric Power Co. MOX nuclear fuel assembly employable for a thermal neutron nuclear reactor
DE102006018238A1 (de) 2005-04-20 2007-03-29 Logitech Europe S.A. System und Verfahren zur adaptiven Programmierung einer Fernbedienung
US9287012B2 (en) 2010-07-25 2016-03-15 Global Nuclear Fuel—Americas, LLC Optimized fuel assembly channels and methods of creating the same
US8508401B1 (en) 2010-08-31 2013-08-13 Logitech Europe S.A. Delay fixing for command codes in a remote control system
CA2810133C (en) 2010-09-03 2021-04-13 Atomic Energy Of Canada Limited Nuclear fuel bundle containing thorium and nuclear reactor comprising same
US10950356B2 (en) 2010-11-15 2021-03-16 Atomic Energy Of Canada Limited Nuclear fuel containing recycled and depleted uranium, and nuclear fuel bundle and nuclear reactor comprising same
US10176898B2 (en) 2010-11-15 2019-01-08 Atomic Energy Of Canada Limited Nuclear fuel containing a neutron absorber
CN112614603A (zh) * 2020-11-24 2021-04-06 中国原子能科学研究院 一种快堆混合铀钚燃料成分控制的设计方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3844886A (en) * 1968-05-02 1974-10-29 Gen Electric Nuclear reactor utilizing plutonium in peripheral fuel assemblies
US3933582A (en) * 1968-09-26 1976-01-20 General Electric Company Plutonium fuel adjacent burnable poison
BE789401A (fr) * 1971-09-30 1973-01-15 Gen Electric Assemblage de barres de combustible pour reacteurs nucleaires
FR2552921B1 (fr) * 1983-09-30 1985-12-27 Framatome Sa Assemblage combustible pour un reacteur nucleaire a eau sous pression
JPS6224183A (ja) * 1985-07-25 1987-02-02 三菱原子力工業株式会社 プルトニウム燃料集合体
JPS62276492A (ja) * 1986-05-26 1987-12-01 株式会社東芝 燃料集合体
JPH065318B2 (ja) * 1986-09-03 1994-01-19 株式会社日立製作所 燃料集合体
JPH01197693A (ja) * 1988-02-03 1989-08-09 Hitachi Ltd 核燃料棒
JPH0244288A (ja) * 1988-08-04 1990-02-14 Nippon Atom Ind Group Co Ltd 原子炉用燃料集合体
US5089210A (en) * 1990-03-12 1992-02-18 General Electric Company Mox fuel assembly design

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2693023A1 (fr) * 1992-06-26 1993-12-31 Framatome Sa Assemblage combustible contenant du plutonium et cÓoeur de réacteur utilisant un tel assemblage.
BE1008202A3 (fr) * 1992-06-26 1996-02-13 Framatome Sa Assemblage combustible contenant du plutonium et coeur de reacteur utilisant un tel assemblage.
JP2006208226A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Nuclear Fuel Ind Ltd 軽水炉用燃料集合体群及びこれらを装荷した炉心
JP4526076B2 (ja) * 2005-01-28 2010-08-18 原子燃料工業株式会社 軽水炉用燃料集合体群及びこれらを装荷した炉心
JP2006329867A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Nuclear Fuel Ind Ltd 沸騰水型原子炉用燃料集合体、燃料集合体の組、及び炉心
JP2013217715A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Global Nuclear Fuel-Japan Co Ltd 燃料集合体
JP2019513230A (ja) * 2016-03-29 2019-05-23 ニュースケール パワー エルエルシー モジュール間燃料シャフリング

Also Published As

Publication number Publication date
US5410580A (en) 1995-04-25
EP0554451A4 (ja) 1994-02-23
EP0554451A1 (en) 1993-08-11
EP0554451B1 (en) 1999-06-09
WO1993004479A1 (en) 1993-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03246488A (ja) 熱中性子型原子炉用燃料集合体
Thilagam et al. A VVER-1000 LEU and MOX assembly computational benchmark analysis using the lattice burnup code EXCEL
JPH0450551B2 (ja)
JP4526076B2 (ja) 軽水炉用燃料集合体群及びこれらを装荷した炉心
Raj et al. Operational characteristics of LWR core fuelled with thorium-based fuel
JP2008170454A (ja) 加圧水型原子炉用mox燃料集合体
ZA200208184B (en) Method of incineration of minor actinides in nuclear reactors.
JP2886555B2 (ja) 沸騰水型原子炉用燃料集合体
Ramirez et al. MOX fuel use in a BWR with extended power up-rate
JP3339768B2 (ja) 軽水型原子炉炉心
JP3325462B2 (ja) 燃料集合体の製造方法
Razu et al. An alternative approach for excess reactivity control of TRISO particles
JP6016209B2 (ja) 燃料集合体
Gul et al. Neutronics analysis of CNPP-II loaded with 1/3rd MOX fuel
JP5410653B2 (ja) 高速炉の炉心及び高速炉の燃料取り扱い方法
JP3485956B2 (ja) 原子炉炉心およびその燃料集合体
Francois et al. Study of the radiotoxicity of actinides recycling in boiling water reactors fuel
JP2942622B2 (ja) 原子炉用燃料集合体
JPH04265896A (ja) 軽水炉の燃料集合体群
JPH0545482A (ja) 燃料集合体
JPH065320B2 (ja) 沸騰水型原子炉用燃料集合体
JP6577131B2 (ja) 燃料集合体及びそれを装荷する炉心
JP3884192B2 (ja) Mox燃料集合体及び原子炉の炉心並びに原子炉の運転方法
Yamaoka et al. Characteristics of TRU Transmutation in an LMFBR
JPH0827370B2 (ja) 沸騰水型原子炉