JPH0324497U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の対象である救命装置の外形を
示す斜視図であり、本図面においては、救命装置
は腕時計のように人の手首に取付けるため調節さ
れるが、適当なストラツプによつて身体の他の部
分、例えば上腕または胸、にも取り付けられ得る
。第２図は溺れる危険に瀕する人の生命を救うた
めの本考案に従う装置の内部構造を示す斜視図で
ある。 図面上、１……びん、２……穿孔子、３……剛
性部材、４……バルーン、５……カバー、６……
紐、７……安全ロツク、８……仕切室、９……ス
トラツプ、１０……要素群。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 溺れる危険に陥つた人のための救命装置で
   あつて、圧縮空気を収容するための剛性のびんを
   有し、該びんがその開口部に穿孔子を係合されそ
   してその後方に剛性部材を選択的に取付けられ、
   これらの全てが、可撓材料から形成された可膨の
   バルーンであつてカバー付きの仕切室内に折り畳
   まれて配置されそしてそれに紐によつて係合され
   るものの内部に気密的に密封され、前記カバー付
   きの仕切室が一本または複数本のストラツプまた
   は紐によつて人の身体に取付けられるように構成
   された救命装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第１項記載の救命
   装置において、突発事態の場合に仕切室を開くこ
   とによつて、圧縮空気を収容するための前記びん
   が穿孔されて可撓のバルーンが膨張されるように
   構成された救命装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第２項記載の救命
   装置において、突発事態の場合における仕切室の
   開放が、安全ロツクをその持上げによつて開き、
   それにより、安全ロツクの底部分が仕切室に向か
   つて内方へ押圧されることにより前記穿孔子に圧
   力が加えられることによつて達成されるように構
   成された救命装置。 (4) 実用新案登録請求の範囲第３項記載の救命
   装置において、突発事態の場合において仕切室の
   安全弁円板及び／またはカバーが開かれることに
   よつて、ばねが釈放され、それにより穿孔子が押
   圧され、従つて穿孔子が圧縮空気を収容するびん
   を穿孔して可撓のバルーンを膨張させるように構
   成された救命装置。 (5) 実用新案登録請求の範囲第１項記載の救命
   装置おいて、ストラツプ付きの前記装置が腕時計
   の装着と同様に人の手首に装着されるように構成
   された救命装置。 (6) 実用新案登録請求の範囲第１項記載の救命
   装置において、前記ストラツプが人の腕または胸
   に装着されるように構成された救命装置。 (7) 実用新案登録請求の範囲第１項記載の救命
   装置において、前記可膨のバルーンが紐によつて
   仕切室に結び付けられるように構成された救命装
   置。 (8) 実用新案登録請求の範囲第１項記載の救命
   装置において、圧縮空気を収容するための前記び
   んが、非毒性気体の任意の気体またはそれらの混
   合物を閉じ込めるように構成された救命装置。 (9) 実用新案登録請求の範囲第１項記載の救命
   装置において、圧縮空気を収容するための前記び
   ん内の気体が、二酸化炭素、及び／または窒素及
   び／または水素及び／または酸素及び／または不
   活性気体であるよう構成された救命装置。 (10) 実用新案登録請求の範囲第１項記載の救命
   装置において、圧縮空気を収容するための前記び
   んの寸法が、幅１８６mm及び長さ６６mmである救
   命装置。 (11)実用新案登録請求の範囲第１項記載の救命装
   置において、可撓且つ可膨のバルーンが、それに
   結び付けられた体重最大１２０Kgまでの人を水上
   に浮かせて支えることを可能にする寸法に達する
   まで膨張させ得るように構成された救命装置。