JPH0324118Y2 - - Google Patents

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JPH0324118Y2
JPH0324118Y2 JP16888087U JP16888087U JPH0324118Y2 JP H0324118 Y2 JPH0324118 Y2 JP H0324118Y2 JP 16888087 U JP16888087 U JP 16888087U JP 16888087 U JP16888087 U JP 16888087U JP H0324118 Y2 JPH0324118 Y2 JP H0324118Y2
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plate
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leg plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、法事等座敷で正座をしなければなら
ない場合に、足の痺れを防止するために用いる座
椅子に関するものであつて、折畳み自在に形成す
ることに依り、不使用時の保管上及び携行上の至
便性を図ると同時に、組立状態下における顕著な
安定性及び堅牢性の確保と、折畳み状態下に於て
は、あぐら座り用座椅子としての利用を可能とす
るように構成したことを特徴とするものである。
(従来の技術) 近来、座敷に座ると云うような事があまりない
ため、正座を必要とした場合、不慣れなため、直
ぐに足が痺れてしまうこととなる。
そして、このような足の痺れを防止するために
用いる椅子として、トンネル状を呈する座椅子が
有る。
これは、上面の座部に腰を載せると共に、その
下方に足を挿入することに依り、足に体重が掛か
ることを良く防止し、依つて、足の痺れ防止を図
るように構成したものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した如き従来の座椅子であると、その全体
がトンネル状を呈するため、保管管理上極めてか
さ張るばかりでなく、携行用としては全く不適当
とするものであつた。
本考案は、扁平状に折畳み自在とするように構
成し、依つて、上述した如き保管管理上及び携行
上の問題点の解決化を図ると同時に、あぐら座り
用座椅子としての利用が許容化されるように構成
したものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前縁を幅広縁とする平面台形状を呈
する座盤1の下面両側縁寄りに、該両側縁と並行
する如くしてスペサー用片2を固設し、該スペー
サー用片2の外側に位置する如く脚板3を設ける
と共に、該脚板3は、スペーサー用片2の下面に
一半部を固着した蝶番4の他半部を固着すること
に依り起伏自在に装着し、また、該脚板3の後端
縁内側には、下端に係止用鈎部5aを形成した係
止用片5を固設し、更に下縁両端寄りに上記係止
用鈎部5aに対して着脱自在に係合させるための
係合溝6aを設けた止め板6を、座盤1の下面後
縁寄りにしてかつ上記脚板3の後端縁より内輪の
位置に起伏自在に取付け、また、前記したスペー
サー用片2の高さを当該止め板6の厚さより大き
くすることに依り、当該止め板3は、両スペーサ
ー用片2の間に収容された状態で倒伏するように
成し、更に、当該止め板6は、これを、その下縁
が上縁より後方に位置する如き下開き状の斜状に
起こした際に、その係合溝6aが、既述した係止
用片5の下端に形成の係止用鈎部5aと係合し、
当該係止用片5を介して脚板3の立ち上がり状態
での固定化が図られるように構成したことを特徴
とする座椅子に係るものである。
(作用) 本考案の使用に際しては、第1図乃至第5図に
示す如き組立状態に於て、脚板3,3の間に使用
者の足を入れると共に、座盤1の上面に腰を落と
せば、使用者の体重は当該座盤1に受け止めら
れ、使用者の足に対する体重負荷と云う事柄が良
く回避されることとなる。従つて、長時間、正座
姿勢を保つていても、足が痺れるようなことがな
い。
また、本考案の保管若しくは携行に際しては、
これを扁平状に折畳むわけであるが、この操作は
下記の如くして成されるものである。
すなわち、第1図乃至第5図に示す如き組立状
態に於て、先ず、第6図に示す如く、止め板6の
下縁を前方に引つ張ることに依り、その係止用溝
6aと係止用片5の係止用鈎部6aとの係合を解
消する。これに依り、当該止め板6は座盤の裏面
と合致する如く前方に倒伏すると共に、スペーサ
ー用片2の間に収容された状態に位置することと
なる。
一方、この状態に於ては、脚板3は上記止め板
6に依る安定保持が解消化されているため、該脚
板3は、第7図に示す如く、スペーサー用片2の
下面と合致する如き状態での倒伏が許容化され、
本考案は第8図及び第9図に示す如き扁平状態に
折畳まれることとなる。この時、脚板3の後縁に
固設されている係止用片5は、第7図に示す如
く、止め板6の後方空所に位置するため、当該係
止用片5の存在が折畳み上の邪魔となることが無
い。
従つて、この状態にあつては、保管管理及び携
行作業が、著しく合理的かつ簡便に成されること
となる。
尚、再度の組立は、以上の逆操作に依つて成さ
れるものである。
処で、上記の如き扁平状態に於て、脚板3は水
平状態に保つており、かつ、ガタ付きの無い極め
て安定した状態にあるため、この状態で、あぐら
座り用座椅子としての利用が可能化される。
すなわち、使用者があぐらをかくと共に、その
腰を座盤1上に下ろせば、使用者の腰は持ち上げ
られ、従つて、その座姿勢は極めて安定し、かつ
背筋も伸び、長時間座つていても、疲労感を生じ
させることが無い。
(実施例) 本考案の構成を図面に示す実施例について詳細
に説明すれば次の通りである。
図に於て、1は前縁を幅広縁とする平面台形状
を呈する座盤であつて、当該座盤1は、基板1a
の上面にクツシヨン材1bを装設すると共に外装
1cを施して成るものである。そして、基板1a
の後縁寄り中央部には、使用者の尾てい骨が当た
らないようにするための凹窪部1dが形成されて
いる。
2は上記座盤1の下面両側縁寄りに該側縁と並
行する如く固設したスペーサー用片、3は当該ス
ペーサー用片2の外側に位置する如く設けた脚板
であつて、該脚板3は、スペーサー用片の下面に
一半部を固着した蝶番4の他半部を固着すること
に依り、その板面が該スペーサー用片2の下面に
合致した状態で折畳まれるように起伏自在に装着
されている。
5は上記脚板3の後端縁内側に取付けた係止用
片であつて、その下端には係止用鈎部5aが形成
されている。
6は上記脚板3の後端縁より内輪に位置させて
座盤1の下面に対して蝶番7を介して起伏自在に
取付けた止め板であつて、その下縁両端寄りに
は、上記係止用鈎部5aに対して着脱自在に係合
させるための係合溝6aが設けられている。
上記した止め板6であるが、これを倒伏させた
際、既述した両スペーサー用片2の間に収容され
るように位置して、脚板3の倒伏を妨げないよう
に構成してある。すなわち、両スペーサー用片2
の高さを当該止め板6の厚と等しいかこれより大
きくするように構成してある。
また、当該止め板6は、その下縁が上縁より後
方に位置する如き下開き状の斜状に起こした際
に、その係合溝6aが、既述した係止用片5の下
端に形成の係止用鈎部5aと係合し、当該係止用
片5を介して脚板3を立ち上がり状態で固定化す
るように構成してある。
8は係止用片5の内面側所要箇所に付設した、
係止用半球状頭体であつて、止め板6の上記の如
き立ち上がり状態にスナツプ的に安定化させるた
めのものである。
9は前述した脚板2の下縁前方部分を前上がり
斜状に切削して形成した安定用傾斜縁であつて、
座盤1に対して使用者が座つた際に、脚板2の前
後方向の揺動運動が許容化されるようにしたもの
である。これに依り、使用者の体格の如何を問わ
ず、快適なる座姿勢がとれることとなる。
(考案の効果) 本考案は、スペーサー用片2の下面に対して脚
板3を起伏自在に蝶着すると共に、止め板6の厚
さより、該スペーサー用片2の高さを大きくする
ことに依り、当該止め板3は、両スペーサー用片
2の間に収容された状態で倒伏するように構成し
たから、本考案は既述した如く、その全体が扁平
状態に折畳み可能とされることとなる。
従つて、保管管理及び携行が著しく容易化され
るばかりでなく、このような扁平化状態に於て、
脚板3は水平状態に保つており、かつ、ガタ付き
の無い極めて安定した状態にあるため、本考案は
この状態で、あぐら座り用座椅子としての利用が
可能化されることとなる。
また、止め板6は、その下縁が上縁より後方に
位置する如き下開き斜状に起こした際に、その係
合溝6aが、既述した係止用片5の下端に形成の
係止用鈎部5aと係合し、当該係止用片5を介し
て脚板3の立ち上がり状態での固定化が図られる
ように構成したから、例えば、当該止め板6が垂
直状態で、該脚板3の立ち上がり状態での固定化
を図るように成した場合に比して、著しく強力か
つ安定した固定化目的が達成されることとなる。
更に、本考案は、座盤1の形状を、前縁を幅広
縁とする平面台形状を呈する如く成したから、そ
の座り心地は極めて快適かつ安定化されることと
なる。そして、当該座盤1の下面両側縁寄りに、
該両側縁と並行する如くしてスペサー用片2を固
設し、該スペーサー用片2の外側に位置する如く
脚板3を設けるように構成したから、当該脚板3
は山形状に前方が開いた対向形態となる。
従つて、例えば、当該脚板3を平行状の対向形
態と成した場合に比して、この安定性は著しく向
上化されることとなる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものであつて、第
1図は本考案の正面図、第2図は同上底面図、第
3図は同上平面図、第4図は同上右側面図、第5
図は第1図に於けるX−X線断面図、第6図及び
第7図は本考案の折畳み手順を示す底面図であつ
て、第6図は止め板6だけを倒伏した状態を示す
底面図、第7図は続いて脚板3を倒伏させて折畳
みを完了した状態を示す底面図、第8図は折畳み
状態にある本考案の正面図、第9図は第8図に於
けるY−Y線断面図である。 1……座盤、1a……基板、1b……クツシヨ
ン材、1c……外装、1d……凹窪部、2……ス
ペーサー用片、3……脚板、4……蝶番、5……
係止用片、5a……係止用鈎部、6……止め板、
6a……係合溝、7……蝶番、8……係止用半球
状頭体、9……安定用傾斜縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前縁を幅広縁とする平面台形状を呈する座盤1
    の下面両側縁寄りに、該両側縁と並行する如くし
    てスペサー用片2を固設し、該スペーサー用片2
    の外側に位置する如く脚板3を設けると共に、該
    脚板3は、スペーサー用片2の下面に一半部を固
    着した蝶番4の他半部を固着することに依り起伏
    自在に装着し、また、該脚板3の後端縁内側に
    は、下端に係止用鈎部5aを形成した係止用片5
    を固設し、更に下縁両端寄りに上記係止用鈎部5
    aに対して着脱自在に係合させるための係合溝6
    aを設けた止め板6を、座盤1の下面後縁寄りに
    してかつ上記脚板3の後端縁より内輪の位置に起
    伏自在に取付け、また、前記したスペーサー用片
    2の高さを当該止め板6の厚さより大きくするこ
    とに依り、当該止め板3は、両スペーサー用片2
    の間に収容された状態で倒伏するように成し、更
    に、当該止め板6は、その下縁が上縁より後方に
    位置する如き下開き斜状に起こした際に、その係
    合溝6aが、既述した係止用片5の下端に形成の
    係止用鈎部5aと係合し、当該係止用片5を介し
    て脚板3の立ち上がり状態での固定化が図られる
    ように構成したことを特徴とする座椅子。
JP16888087U 1987-11-04 1987-11-04 Expired JPH0324118Y2 (ja)

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JP16888087U JPH0324118Y2 (ja) 1987-11-04 1987-11-04

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JPH0172148U JPH0172148U (ja) 1989-05-15
JPH0324118Y2 true JPH0324118Y2 (ja) 1991-05-27

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