JPH03240645A - モジュールユニットに分割できるカートン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、全体に管状のカートン即ちコンテナに関し、
更に詳細に述べると、多数の物品受入れ室を有するよう
に形成されたコンテナに関し、このコンテナは複数の単
一の室カートンを形成するように分離することができる
。

（従来の技術） 勿論、一つのカートン又はコンテナ内に複数の物品を包
装し、消費者がこのような物品を大量に購入するのを容
易にするということは長いこと知られている。例えば、
個々の罐又は瓶に入れた飲料を、所定数の罐又は瓶を保
持する端装填式のカートンに入れるのがよい。また、カ
ートンを複数の区分に便利に分けることができるように
一対の物品受入れ室を構成するようにカートンを形成す
ることもまた知られているが、これは一般的ではない。

例えば、各々１２個の飲料の罐を保持する二つの室を持
つようにカートンを設計することができる。全カートン
、即ち２４個の罐を容易に持ち運ぶことができ、或いは
カートンを各々１２個の罐を含む二つの個々のカートン
に分けてもよい。

個々の室の分離は販売の時点で行うのがよく、そのため
、製品をより少ない量で販売でき、又は購入者が彼の都
合で分けてもよい。

このようなカートンは米国特許第３．８７７．４５８号
に示されている。この特許では、共通の上壁を有するよ
うに形成され、各室について言えば、個々の側壁及び底
壁を有するように形成されている。

これらの室は内側壁が互いに隣接するように配置されて
いる。引きちぎりストリップが、向き合った内側壁が上
壁と出会う線に沿って、上壁を横切って形成されている
。この引きちぎりストリップを取り外すことによって、
二つの室を各々折畳み可能なハンドルを有する個々のコ
ンテナに分離することができる。

本発明では、持ち運び用ハンドルを備えた共通の上壁の
全体は、カートンの室から取り外されて廃棄される。本
発明は、共通の上カバーによって互いに連結された複数
の室を有する、分離可能な多室カートンにおいて、前記
共通の上カバーは、前記室の内容物を露呈するためその
下部に対して取り外し自在の上部を含み、前記共通の上
カバーの前記下部は、一つの室を次の室に切れやすい連
結部で連結し、これらの切りやすい連結部の各々は一つ
の室を次の室から分離するため切りやすいカートンを提
供する。

本発明は、共通の上カバーによって互いに連結された複
数の室を有する、分離可能な多室カートンにおいて、前
記共通の上カバーは、前記室の内容物を露呈するためそ
の下部に対して取り外し自在の上部を含み、前記共通の
上カバーの前記下部は、一つの室を次の室に切りやすい
連結部で連結し、これらの切れやすい連結部の各々は一
つの室を次の室から分離するため切りやすいことを特徴
とするカートンを提供する。

本発明の特徴によれば、共通の上カバーは、対の向き合
った側壁を有するのがよく、これらの側壁の各々は前記
前記共通の上カバーの前記上部に含まれている。

本発明の別の特徴によれば、共通の上カバーは、前記複
数の室の底に取付けられた一対のベースパネルを含むの
がよく、前記一対のベースパネルは、前記共通の上カバ
ーの前記下部を形成する。この特徴が採用された構造で
は、係止手段を協働させることによって底パネルを室の
底に取付けるのがよい。

本発明の更に別の特徴によれば、共通の上カバーは、ハ
ンドルを有するのがよく、このハンドルによってカート
ンを持ち運ぶことができる。持ち運び用ハンドルが設け
られている場合には、ハンドルは前記カートンの上部の
ほぼ中央に配置されるのがよく、その両側で前記共通の
上カバーの一対の上壁パネルの夫々一方にヒンジ連結さ
れている。

本発明の他の特徴によれば、共通の上カバーは、端閉鎖
パネルをカートンの両端に形成するための折畳み可能な
パネルを含むのかよい。このような端閉鎖パネルが設け
られている場合には、カートンの両端の前記端閉鎖パネ
ルは、隣接した上壁パネル及び前記側壁パネルに取付け
られている。

本発明の更に他の特徴によれば、室の各々は上部の開放
したトレーから成るのがよく、これらのトレーは側部と
側部とを向き合わせた関係で配置されている。このよう
なトレーが設けられている場合には、各トレーを折畳み
可能な材料から成る単一のシートから形成するのがよく
、最も端にあるトレーの側壁はカートンの夫々の端壁の
一部を形成する。

本発明の実施例を、添付図面を参照して以下に詳細に説
明する。

（実施例） 先ず最初に、図面のうちの第６図を参照すると、第６図
には板紙又は板紙と同様の折畳み可能なシート材料から
形成した、図面のうち第３図及び第４図に示すカートン
の底トレーの一つを形成するためのブランク１０が図示
しである。このブランクは、保持タブＲ１、及びＲ２に
よって構成された一対の間隔を隔てられた係止開口が形
成されたベースパネル１２を有する。更に、トレーの取
扱穴を提供する三角形形状の開口ｒＡＪがベースパネル
の各隅部に隣接してベースパネルから打ち抜いである。

更に、このトレーは、折り目線１８及び２０に沿ってベ
ースパネルに夫々ヒンジ連結された側壁パネル１４及び
１６を有する。折り目線２６及び２８に沿ってベースパ
ネルの両端に夫々ヒンジ連結された端壁パネル２２及び
２４と、側壁パネル及び端壁パネルの隣接した端の各々
の間にヒンジ連結された隅部パネル構造Ｃｌ−Ｃ４とを
有する。かくして、隅部パネル構造Ｃ１は、折り目線３
０に沿って１１　Ｍパネル１４にヒンジ連結され、また
、折込みパネルＧ１で端壁パネル２２にヒンジ連結され
ている。

トレーは、側壁パネル及び端壁パネルをベースパネル１
２に対して持上げ、隅部構造Ｃｌ−Ｃ４をこれらがトレ
ーの端の部品を形成し、これらの部品が端壁パネル２２
及び２４と重なるように折畳むことによって形成される
。次いで、−群の物品、例えば第３図及び第４図に示す
ように各列に四本ずつ二列に並べた瓶をトレーに入れる
ことができる。

本発明によるカートンを形成するためには一つ以上のト
レーが必要とされ、この特定の実施例は、三つの同様の
瓶トレーを使用し、かくして八本の瓶から成る三つの群
に分けることのできる二十四本の瓶からなるカートンを
提供する構成を示す。

次に図面のうちの第５図を参照すると、第５図には、板
紙又は板紙と同様の折畳み可能なシート材料から形成し
た、カートンの上カバーを形成するためのブランク３０
が図示しである。このカートンは、折り目線３２によっ
て互いに連結されたブランク中央の一対のハンドルパネ
ルＨ１及びＲ２が形成する、上カバーが提供するハンド
ル構造Ｈ（第１図参照）を有する。このブランクは折り
目線３２を中心として対称であり、従ってブランクにつ
いての以下の記載にはブランクの一方の半部を説明する
。ブランクの他方の半部の同じ部品には「°」を附した
同じ参照番号が附しである。

上壁パネル３４は、折り目線３６に沿ってハンドルパネ
ルＨ１にヒンジ連結され、上側壁パネル３８は折り目線
４０に沿って上パネル３４にヒンジ連結されている。下
側壁パネル４２は折り目線４３に沿って上側壁パネル３
８にヒンジ連結され、ベースパネル４４は折り目線４６
に沿フて下側壁パネル４２にヒンジ連結されている。こ
のブランクは、上端閉鎖パネル４８及び５０を有し、こ
れらの閉鎖パネルは、折り目線５２及び５４に沿って上
パネル３４の両端に夫々ヒンジ連結されている。下端閉
鎖パネル５６及び５８が折り目線６０及び６３に沿って
上端閉鎖パネル４８及び５０の各々に夫々ヒンジ連結さ
れている。ハンドルパネルを互いに連結してハンドル構
造Ｈを形成し、カバーをベーストレーに適用すると、上
端閉鎖パネル４８及び４８°がカートンの一方の端部で
上パネルの延長部を形成し、同様に上端閉鎖パネル５０
及び５０°がカートンの反対側の端部で上パネルの延長
部を形成する。下端パネル５６及び５６°はカートンの
一方の端部で協働して傾斜した端壁を形成し、同様に、
下端パネル５８及び５８°はカートンの反対側の端部で
協働して反対方向に傾斜した端壁を形成する。折込みパ
ネル６１は折り目線６４に沿って底端壁パネル５６に向
かって折畳まれ、折り目線６６に沿って側壁パネル３８
及び４２に向かって折畳まれる。同様に、折込みパネル
６２は折り目線６８に沿って下端壁パネル５８に向かっ
て折畳まれ、折り目線７０に沿って側壁パネル３８及び
４２に向かって折畳まれる。これらの折込みパネルは、
上側壁パネルと面接触するようにするため、カートンの
組立時にカートンの内側に折畳まれる。

ベースパネル４４は、刻み目線７２及び７４によって互
いに連結された三つの同様の区分４４ａ１４４ｂ１及び
４４ｃから成り、刻み目線７２及び７４は、区分４４ａ
と４４ｂとの間、及び４４ｂと４４ｃとの間に夫々切り
やすい連結部を提供する。ベースパネル４４の各区分に
は係止タブＴＩ。

Ｔ２、及びＴ３が夫々形成され、更に開口Ａが形成され
、これらの開口によって、パネルを底トレーのベースと
正しく整合させてこれに係止するように取り扱うことが
できる。図面のうちの第２図で最もよくわかるように、
カバーを底トレーに適用するとき、係止タブＴ１、Ｔ２
、及びＴ３の各々を三つの底トレーの各々のベースパネ
ルに形成された開口と整合させてこれに係止し、同様に
係止タブＴ１°、Ｔ２°、及びＴ３’　　もまた係止開
口と協働させ、これによって上カバーをトレーに固定す
る。

上カバーをトレーから取り外すには、下側壁パネル４２
及び４２′に夫々形成されたストリップＳ１及びＳ２を
引きちぎってベースパネル４４を側壁パネル４２から取
り外し、同様にベースパネル４４°を側壁パネル４２゛
から取り外し、その結果、底トレーに取付けられたまま
のベースパネル以外の上カバー全体を取り外すことがで
きる。

次いで、底トレーの各々を、切れやすい連結部７４．７
４°、及び７６．７６゛　に沿って引きちぎることによ
って互いから取り外すことができ、これによって、図面
のうちの第４図に示すように三つの分離されたトレーユ
ニットを形成する。

第６図は、カートンの底トレーのうちの一つを形成する
ブランクの平面図である。

１２・・・ベースパネル、１４．１６・・・ｆＪＱＷハ
＊ル、１８．２０・・・折り目線、２２．２４・・・端
壁パネル２６．２８・・・折り目線、Ｃ１−Ｃ２・・・
隅部パネル構造、Ｇ１・・・折込みパネル、Ｒ１、Ｒ２
・・・タブ。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による完成したカートンを上方及び一
方の端から見た斜視図であり、第２図は、第１図に示す
カートンの底部の、方の端から見た斜視図であり、 第３図は、底トレーから部分的に取り外した上閉鎖パネ
ルを示すカートンの斜視図であり、第４図は、瓶が装填
しである個々の底トレーの斜視図であり、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、共通の上カバーによって互いに連結された複数の室
   を有する、分離可能な多室カートンにおいて、前記共通
   の上カバーは、前記室の内容物を露呈するため、その下
   部に対して取り外し自在の上部を含み、前記共通の上カ
   バーの前記下部は、一つの室を次の室に切りやすい連結
   部で連結し、これらの切れやすい連結部の各々は一つの
   室を次の室から分離するため切りやすいことを特徴とす
   るカートン。 ２、前記共通の上カバーは、一対の向き合った側壁を有
   し、これらの側壁の各々は前記前記共通の上カバーの前
   記上部に含まれている請求項１に記載のカートン。 ３、前記共通の上カバーは、前記複数の室の底に取付け
   られた一対のベースパネルを含み、前記一対のベースパ
   ネルは前記共通の上カバーの前記下部を形成する請求項
   １又は２に記載のカートン。 ４、前記底パネルは、係止手段を協働させることによっ
   て前記室の前記底に取付けられている請求項３に記載の
   カートン。 ５、前記共通の上カバーは、ハンドルを有し、このハン
   ドルによってカートンを持ち運ぶことができる請求項１
   乃至４のうちのいずれか一項に記載のカートン。 ６、前記ハンドルは、前記カートンの上部のほぼ中央に
   配置され、その両側で前記共通の上カバーの一対の上壁
   パネルの夫々一方にヒンジ連結されている請求項５に記
   載のカートン。 ７、前記共通の上カバーは、端閉鎖パネルをカートンの
   両端に形成するための折畳み可能なパネルを含む請求項
   ５に記載のカートン。 ８、前記カートンの両端の前記端閉鎖パネルは、隣接し
   た上壁パネル及び前記側壁パネルに取付けられている請
   求項７に記載のカートン。 ９、前記室の各々は、上部の開放したトレーから成り、
   これらのトレーは側部と側部とを向き合わせた関係で配
   置されている請求項１乃至８のうちのいずれか一項に記
   載のカートン。 １０、各トレーは、折畳み可能な材料から成る単一のシ
   ートから形成され、最も端にあるトレーの側壁はカート
   ンの夫々の端壁の一部を形成する請求項９に記載のカー
   トン。