JPH03235145A - キャッシュメモリ装置 - Google Patents

キャッシュメモリ装置

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JPH03235145A
JPH03235145A JP2029626A JP2962690A JPH03235145A JP H03235145 A JPH03235145 A JP H03235145A JP 2029626 A JP2029626 A JP 2029626A JP 2962690 A JP2962690 A JP 2962690A JP H03235145 A JPH03235145 A JP H03235145A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は階層構造化されたキヤ・ソシュメモリを持つ複
数のプロセッサ間における処理効率の向上を図り得るキ
ャッシュメモリ装置に関する。
(従来の技術) 複数のプロセッサにバスを介して主記憶(メインメモリ
)を接続し、このメインメモリを共有して上記複数のプ
ロセッサ間で、或いはブロモ・ンサとメインメモリとの
間で上記ノ〈スを介してデーメモリ)を設け、このキヤ
・ノシュメモリ上(こ前言己メインメモリのデータのコ
ピーをおくキヤ・ソシュメモリ方式が提唱されている。
夕内容を如何にして一致させておくかが問題となる。即
ち、キャッシュメモリに対して書き込みによりそのデー
タの更新が行われた場合、他のキャッシュメモリやメイ
ンメモリに格納されている該当データの内容を無効とし
、データ更新がなされたことを他のキャッシュメモリや
メインメモリに通知してデータ内容の一致化を図ること
が必要となる。
このようなデータ内容の一致化を図る為のデータ更新情
報の通知の時期や、データの有効性を表す為の手法か従
来より種々検討されており、例えば下記の文献等に詳し
く紹介される。
rArchibold、J、 and Baer、J、
−L。
“Cache Coherence Protocol
s:Evaluation  tlsing  a  
Nut口processorSimulation M
odel” ACM  Transaction  on  Com
puter  Systems。
Vol、4. No、4.November 1986
.pp、273−2HJところがキャッシュメモリを設
けたシステムであっても、例えば複数のプロセッサが同
じアドレスに対して頻繁に書き込みを行うプログラムや
、新たに起こる。このような問題に対しては、キャッシ
ュメモリとメインメモリとの間に新たにキャッシュメモ
リの階層を設け、これによってバス・トラフィックの軽
減を図る手法がある。この手法については、例えば下記
の文献に詳しく紹介されている。
rA、Hattori、 M、Koshino、 an
d S、Kamrnot。
Three−1evel hierarchical 
storage systemfor FACOlil
 M−3807382”Proc、  Informa
tjon Proceedjng IPIP。
pp、893−897.1983          
   Jしかしプロセッサの数が多くなるに従って上位
のキャッシュメモリと下位のキャッシュメモリの間のバ
ス・コンテンションが問題となってくる。
そこで下位の階層のキャッシュメモリの数を増やすこと
で上述したバス・コンテンションの問題を回避すること
か、例えば下記の文献に詳しく紹介される。
rA、W、Wilson Jr。
“The 14th Annual Internat
ional 5yIIposiua+on COMPU
TERARCHITECTURE”COMPUTERA
RCHITECTLIRE NEWS Vol、15 
No、2June  2−5. 1987  Pitt
sburg、Penn5ylvania      J
第5図はこのような観点に立脚して構築される階層キャ
ッシュメモリ装置の概略構成を示す図でPは複数のプロ
セッサである。これらの各プロセッサPに対応して複数
の第1のキャッシュメモリCIがそれぞれ設けられ、所
定数の第1のキャッシュメモリC1を組として第1のバ
スB1を介して第2のキャッシュメモリC2がそれぞれ
設けられてクラスタが構成される。そしてこれらのクラ
スタノ上記第2のキャッシュメモリC2に第2のバスB
2を介してメインメモリMを接続することで、このメイ
ンメモリMと前記複数のプロセッサPとの間に、複数の
キャッシュメモリ装置ClC2がバスBl、B2を介し
て階層的に設けられたメモリ構造が実現される。
ところがこのような構成では、例えばバスが成るプロセ
ッサPからのコマンドによって占有されているとき、他
のプロセッサPからのコマンドは上記バスが解放される
まで待たされることになる。
特にコマンドが複数のバスを経由して遠くのキャッシュ
メモリに達しているような場合には、他の多数のコマン
ドがバスの解放を待つという状態が小さくする必要が生
じる。
その1つの解決法として、キャッシュメモリをデータ部
とインストラクション部に分ける、所謂スプリット・キ
ャッシュ方式がある。このスプリット・キャッシュは、
本来、データのフェッチとインストラクションのフェッ
チを並行して行えるようにすることで、プロセッサPと
キャッシュメモリの間のバスのバンド幅を大きくシ、こ
れによってフェッチの速度を上げることを目的とするも
のである。このようなスプリット・キャッシュ方式につ
いては、例えば下記の文献に詳しく紹介されている。
r Alna Jay Sm1th、   Cache
 MemoriesComputing 5urvay
、Vol、14.No、3.September19g
2.pp、473−530             
J階層構造を持つキャッシュメモリ装置における上位の
レベルのスプリット・キャッシュは、まさに前記目的の
為に設けられるが、下位のレベルでのスプリット・キャ
ッシュは、データと命令コードのフェッチによる同じキ
ャッシュブロック内での衝突を避けることにより、デー
タおよび命令コ第6図はこの種のスプリットキャッシュ
方式による階層キャッシュメモリ装置の概略構成を示す
図であり、第5図に示す装置と基本的に同一な部される
インストラクション部Iと、データのフェッチの際に参
照されるデータ部りとによりそれぞれ構成されている点
にある。
ところがこのスプリットキャッシュ方式では、命令コー
ドのフェッチがインストラクション部でミスした場合、
同じクラスタのデータ部かその命令コードをデータとし
て持っていても、そのインストラクション部(インスト
ラクション・キャッシュ)■は下位のバスに命令コード
のコピーを要求するコマンドを出す必要がある。
この場合、仮に下位のバスが他のコマンドに依り占有さ
れてなく (空き状態)、このコマンドを下位バスに送
出できた場合には、このコマンドに対する応答が返され
るまで下位バスは上記インストラクション部により占有
され続けることになる。
その間に他のクラスタから下位バスにコマンドを出そう
とする他のキャッシュメモリはバスが解放されるまで待
たされることになる。また下位のバスが既に他のコマン
ドに占有されている場合には、そのコマンドがバスを解
放するまで上述したインストラクション部は下位のバス
にコマンドを送出部、およびその下位の階層の第2のキ
ャッシュメモリC21に対して前記プロセッサPIから
要求されたブロックのコピーを要求するコマンドをプロ
明する。
第7図(a)はプロセッサPLが第1のキヤ・ソシュメ
モリCttに命令コードのフェッチのコマンドを出した
ところ、キャッシュメモリC1lがその要求されたブロ
ックを持っていない為にキヤ・ソシュミスした状況を示
している。この場合、キヤ・ンシュメモリC1lは、要
求されたプロ・ツクのコピーを他のキャッシュメモリか
ら持ってくる必要が生じる。そこでキャッシュメモリC
1lのインストラクション部Iは、第1のバスB1を介
して同じ階層のキャッシュメモリC1l、  C12,
C13の各データも前述したコマンドにより要求されて
いるブロックが存在しない場合、上記第2のキャッシュ
メモリリード要求されているブロックのコピーを持って
くるべく、第2のバスB2を介して上述したコマンドを
ブロードキャストにより伝達しようとする。
ところが下位バスB2が既に他のプロセッサP2からの
コマンドによって占有されており、しかもそのコマンド
は距離の遠いキャッシュメモリ装置に達している状況で
は、上記第2のキャツシュメモリC21のインストラク
ション部Iはリード要求されているブロックのコピーを
持ってくる為のコマンドをバスB2に出力することがで
きない。
そしてバスB2の解放を待ってバスB2を確保し、前述
したコマンドを出力することになるので、このコマンド
に対する応答が得られるまでに多大な時間が掛かること
か否めない。
また一般に、メインメモリMへのアクセスにも時間が掛
かるので、下位バスB2を占有しているコマンドがメイ
ンメモリMに達している場合にも同様な不具合が生じる
ことが否めない。
また第7図(b)は、第7図(a)に示すような状って
くるべく、第2のバスB2を介して上述したコマンドを
ブロードキャストにより伝達したとき、他のクラスタの
キャッシュメモリ装置C22やC23も同様にして下位
バスB2にコマンドを送出しようとして下位ハスB2の
解放を待っている状況を示している。
このような状況であっても、下位バスB2の解放を待っ
ているコマンドが存在すると、その間、その上位のバス
B1も占有され続ける。この為、そのクラスタにおける
他のプロセッサP2においてもバスB1を使用すること
ができなくなるので、各プロセッサP2での処理効率が
大幅に低下してしまうと云う不具合か生じる。
(発明が解決しようとする課題) このようにデータ部とインストラクション部とに分けら
れたキャッシュメモリを階層的に持つ従来のキャッシュ
メモリ装置では、成る階層のキャッシュメモリにおいて
上位のバスからのインストラクンヨンーフエッチがキャ
ッシュ・ミスした場合、下位バスが既に他のコマンドに
よって占有非常に悪くなると云う問題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、インストラクション・キャッシ
ュでミスか発生した場合であっても、同じクラスタのデ
ータ部がその命令をデータとして持つような場合には下
位バスに対してコマンドか出力されることを防いで、複
数のブロモ・ンサからの要求に対する処理効率を効果的
に高めることのできるキャッシュメモリ装置を提供する
ことにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、複数のプロセッサのそれぞれに対応して設け
られた第1のキヤ・ソシュメモリに第1のバスを介して
第2のキャッシュメモリを接続して構成された複数のク
ラスタと、これらの各クラスタの上記第2のキャッシュ
メモリに第2のバスを介して接続されたメインメモリと
からなる階層構造を持つキャッシュメモリ装置に係り、
特にデータ部とインストラクション部とに分けCし、 第1のバスから与えられたインストラクション・フェッ
チのコマンドにより要求されたプロ・ンクが前記インス
トラクション部に存在せず、当該ブロックが前記データ
部に存在せず、当該ブロックが前記第1のバスにデータ
を返す機能を設けたことを特徴とするものである。
つマリインストラクション−フェッチのコマンドにより
要求されたブロックがインストラクション部に存在しな
い為にキャッシュミスした際、そのブロックが当該キャ
ッシュメモリのデータ部に存在する場合には、下位バス
にコマンドを出力することなく、上記データ部を参照し
て上位lくスにデータを返すようにしたことを特徴とし
ている。
更に詳しく説明すると第1図にその制御処理概念を示す
ように、上位側のバスからのインストラクションフェッ
チのコマンドが人力されると(ステップa)、インスト
ラクション部に要求された命令コードが存在するかどう
かを判定する(ステップb)。そして前記インストラク
ション部に命令コードが存在する場合には、そのデータ
をコマコマンドを送出する(ステップf)ようにしたこ
とを特徴とするものである。
(作 用) このような機能を備えて構成される本発明によれば、第
2のキャッシュメモリに上位バスから与えられたインス
トラクション・フェッチのコマンドにより要求されるブ
ロックがインストラクション部には存在しないが、その
ブロックがデータ部に存在するような場合、従来のよう
に下位バスにコマンドを出力することなく、上記データ
部がロックがデータとして存在しているか否かを判定す
る(ステップd)。更にデータ部が命令コードをデータ
として持っている場合には、データ部からその要求され
ているブロックのデータを前記コマンドに対する応答と
共に上位バスに返しくステップe)、データ部に要求さ
れているブロックがデータとしてない場合に始めて、前
記インストラクション部から下位バスに対して上位バス
からのコマンドの要求するブロックのコピーを要求する
放を待つことなく上位バスからのコマンドに対して応答
することが可能となる。しかも下位バスにコマンドを出
力して下位バスを占有することがないので、他のプロセ
ッサからのコマンドを待たせることもなくなる。この結
果、複数のプロセッサの要求に対する処理効率を大幅に
向上させることが可能となる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例に係るスプリッ
トキャッシュ方式を採用した階層構造を持つキャッシュ
メモリ装置について説明する。
この実施例装置は基本的には第6図に示すように、複数
のプロセッサPに対応して複数の第1のキャッシュメモ
リCtをそれぞれ設け、所定数の第1のキャッシュメモ
リC1を組としてこれらのキャッシュメモリC1に第1
のバスB1を介して第2のキャッシュメモリC2を接続
してクラスタを構成し、複数のクラスタの上記第2のキ
ャッシュメモリC2に第2のバスB2を介してメインメ
モリMを接続することで、このメインメモリMと置にお
いて、この実施例が特徴とするところは、第2図に示す
ようにそのキャッシュメモリ、特に第2のキャッシュメ
モリC2を構成したことを特のキャッシュメモリ装置C
1を相互に接続する第1のバスB1を上位バス2として
接続し、また同じ階層の他の第2のキャッシュメモリ装
置C2、およびメインメモリMを相互に接続する為の第
2のバスB2を下位バス3として接続してキャッシュ機
能を果たす。
前記このキャッシュメモリ本体1は、命令コードのキャ
ッシュとして機能するインストラクション部4と、デー
タに対するキャッシュとして機能するデータ部5、そし
て上位バス2に対するバスコントローラ6と下位バス3
に対するバスコントローラ7とを備えて構成される。こ
のインストラクション部4およびデータ部5はいずれも
基本的にはデータRAMとタグRAMとにより構成され
る。
しかしてこの実施例に係る第2のキャッシュメモリC2
(キャッシュメモリ本体l)は、前記上位バスコントロ
ーラ6に上位バス2から命令コードのフェッチを要求す
るコマンドが与えられた゛と−タ部5に要求されたブロ
ックが存在するか否かを判定する。
そしてインストラクション部4が要求されたブロックを
持っている場合には、上位バスコントローラ6は上記イ
ンストラクション部4のデータRAMからそのブロック
を読み込み、そのブロックのデータを上位バス2に前記
コマンドに対する応答と共に返す。
またインストラクション部4に要求されたブロックが存
在しない場合には、前記上位バスコントローラ6は前記
データ部5にそのブロックがデータとして存在している
か否かを調べることになる。
そしてデータ部5か該当ブロックのデータを持っている
場合には、前記上位バスコントローラ6はデータ部5の
データRAMからそのブロックのデータを読み込み、当
該データを前記コマンドに対する応答と共に上位バス2
に返す。
しかして前記インストラクション部4にも、データ部5
にも要求されたブロックが存在しない場合には、前記上
位バスコントローラ6はインストラクション部4を介し
て下位バスコントローラ7このような第2のキャッシュ
メモリC2の構成によれば、第3図に上位、バスから命
令フェッチのコマンドが与えられた際のキャッシュメモ
リC2の動作を対比して示すように、下位バス3にコマ
ンドが出力されるときの条件が異なってくる。
この第3図に示されるように従来にあっては、第2のキ
ャッシュメモリC2に上位バスB1から命令コードのフ
ェッチのコマンドが与えられた際、下位バスB2にコマ
ンドを出力するか否かは、そのインストラクション部l
においてコマンドがヒツトするか否かにのみ依存して制
御されている。
従って同じキャッシュメモリC2内のデータ部5がその
命令コードをデータとして持っていても、インストラク
ション部4においては一旦、下位バスB2にコマンドを
出力し、そのコピーを読み出してくる必要があった。
これに対して本実施例によれば、インストラクション部
■においてコマンドがミスした場合であっても、データ
部りに当該コマンドが要求するブロックのデータがある
場合には、そのデータ部りれる条件が厳しくなる分だけ
、本実施例の方が下位バスB2にコマンドが出力される
回数が少なくなる。
次にこのような機能を備えた実施例装置におけるプロセ
ッサの処理効率の向上について説明する。
第4図(a)は従来例において、プロセッサpHから出
力された命令コードフェッチのコマンドが第1のキャッ
シュメモリC1lにおいてミスし、更にその下位バスB
llを介して第2のキャッシュメモリC21に達した状
況であって、第2のキャッシュメモリC21のインスト
ラクション部■に上記コマンドが要求するブロックが存
在せず、またキャッシュメモリC21のデータ部りにも
上記コマンドが要求するブロックが存在しない状況を示
している。
この場合には、第2のキャッシュメモリC21のインス
トラクション部Iは、その下位のバスB2を介して当該
データのコピーを得る為のコマンドを出力しようとする
ことになる。しかし別のプロセッサP12から出ている
コマンドにより既に下位pHは下位バスB2が解放され
るのを待ち続ける必要がなくなる。そしてキャッシュメ
モリC21のデータ部りからのデータの応答によりバス
Bllが速やかに解放されることになる。
ノハスB2の解放を待っているプロセッサpHの処理効
率を低下させることのみならず、プロセッサPI+によ
り占有されている第1のバスBl+の解放を持っている
他のプロセッサにおける処理効率も低下させると云うこ
とになる。
これに対して第4図(b)は本実施例において第4図(
a)と同様な状況で第2のキャッシュメモリC21のイ
ンストラクション部Iにコマンドが要求するブロックが
存在しないが、当該キャッシュメモリC21のデータ部
りに上記コマンドが要求するブロックが存在している場
合の状況を示している。
この場合には、プロセッサpHから出力された命令コー
ドフェッチのコマンドは第2のキャッシュメモリC21
のデータ部りが持っていたデータを返してもらうことに
なる。この結果、プロセッサとなるので、プロセッサp
Hの処理効率を向上させることが可能となる。またこれ
によってバスBllをプロセッサpHが長時間に亘って
占有することがなくなるので、バスBLIの解放を持っ
ている他のプロセッサにおける処理効率も低下させるこ
とがなくなると云う効果が期待される。
また第4図(e)は従来例においてプロセッサpHから
出力された命令コードのフェッチのコマンドが第1のキ
ャッシュメモリCttにおいてミスし、更にその下位の
バスB11を介して第2のキャッシュメモリC2+に達
したが、そのインストラクション部Iにおいてもキャッ
シュミスした結果、従来と同様にして下位のバスB2を
介して当該キャッシュメモリC)■のデータ部りをアク
セスしている状況を示している。
このようにしてバスB2を使用すると、このとき別のプ
ロセッサP12やPI3からそれぞれ出力されているコ
マンドが第2のキャッシュメモリC2)。
C23においてそれぞれキャッシュミスすると、これら
のプロセッサP12やPL3からのコマンドが下が掛か
る。従ってこのような状況下ではプロセッサP12.P
I3から出力されたコマンドは比較的長い時間に亘って
待たされることになる。モしてこの間、キャッシュメモ
リC2’l−、C23の各上位バスB12.B13がそ
れぞれ占有されたままの状態となる。この結果、その待
ち時間はバスB12やB13ののデータ部りが持ってい
たデータを返してもらうこと、になる。この結果、キャ
ッシュメモリC21はその下位バスB2を占有(使用)
することがなくなり、下位バスB2には他のプロセッサ
、例えばプロセッサP12からのコマンドがブロードキ
ャストに出力されることになる。
つまり従来にあっては、プロセッサP12からのコマン
ドにとって待ち時間として作用していたプロセラf P
 11からのコマンドによる下位バスB2の占有時間を
、この実施例では別のコマンドの処理に割り当てること
が可能となる。この結果、複数のプロセッサのそれぞれ
の処理効率の向上を図ることが可能となる。
このように実施例装置によれば、上位バスからのインス
トラクションフェッチのコマンドがミスキャッシュした
場合、そのコマンドにより指定されるブロックがデータ
部に存在する場合、このデータ部を参照して上記コマン
ドに対する応答を返すので、その下位バスを不本意に占
有することがなくなる。この結果、各階層のキャッシュ
メモリを結ぶバスをそれぞれ短時間に解放することか可
ではない。ここではキャッシュメモリを2階層に構成し
た実施例について説明したが、その階層数を更に増やす
ことも可能である。その他、本発明はその要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施することができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば1階層構造を持つキ
ャッシュメモリ装置において、第2のキャッシュメモリ
の構成としてスプリットキャッシュ方式を採用した場合
のバストラフィックを効果的に軽減することができ、複
数のプロセッサからの要求に対する処理効率の大幅な向
上を図ることができるという実用上多大なる効果が奏せ
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るキャッシュメモリ装置における第
2のキャッシュメモリでの処理概念を示す図、第2図は
本発明の一実施例に係るキャッシュメモリ装置における
第2のキャッシュメモリの構成例を示す図、第3図は従
来例と実施例にお・  t j用を模式的に示す図、第5図は階層構造化されたキャ
ッシュメモリ装置の概念を示す図、第6図はスプリット
キャッシュ方式を採用したキャッシュメモリ装置の階層
構造の概念を示す図、第7図はスプリットキャッシュ方
式を採用した従来装置におけるパストラフィックの状態
を示す図である。 P・・・プロセッサ、C1・・・第1のキャッシュメモ
リ装置、Bl・・・第1のバス、C2・・・第2のキャ
ッシュメモリ、B2・・・第2のバス、M・・・メイン
メモリ、 1・・・キャッシュメモリ装置本体、 2・
・・上位バス、 3・・・下位バス、 4・・・インス
トラクション部。 5・・・データ部、 6・・・上位バスコントローラ、
 7・・・下位バスコントローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数のプロセッサのそれぞれに対応して設けられた第1
    のキャッシュメモリに第1のバスを介して第2のキャッ
    シュメモリを接続して構成された複数のクラスタと、こ
    れらの各クラスタの上記第2のキャッシュメモリに第2
    のバスを介して接続されたメインメモリとからなる階層
    構造を持つキャッシュメモリ装置において、 前記第2のキャッシュメモリは、データ部とインストラ
    クション部とを備え、バス・コマンドの種類に応じて上
    記データ部とインストラクション部のいずれかを参照す
    るに際し、第1のバスから与えられたインストラクショ
    ン・フェッチのコマンドにより要求されたブロックが前
    記インストラクション部に存在せず、当該ブロックが前
    記データ部に存在する時には、このデータ部を参照して
    前記第1のバスにデータを返す機能を備えたことを特徴
    とするキャッシュメモリ装置。
JP2029626A 1990-02-13 1990-02-13 キャッシュメモリ装置 Granted JPH03235145A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6459537A (en) * 1987-08-31 1989-03-07 Fujitsu Ltd System for controlling cache memory of data processor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6459537A (en) * 1987-08-31 1989-03-07 Fujitsu Ltd System for controlling cache memory of data processor

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