JPH03234209A

JPH03234209A - 搬送用食台

Info

Publication number: JPH03234209A
Application number: JP2030913A
Authority: JP
Inventors: Toshio Niina; 新名　敏雄
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1990-02-09
Filing date: 1990-02-09
Publication date: 1991-10-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は無端循環水路又は無端循環コンベアにより食用
品を搬送可能な搬送用食台に関する。

〔従来技術及び課題〕

従来、寿司等を盛った皿を食台に載せ、この食台を無端
循環水路に浮かべて搬送するとともに、バイキング形式
によりお客が好みの皿を取って食べれるようにした水流
搬送装置を用いたレストランは知られている。また、こ
の種の装置に用いる食台としては実開昭４９−１０７０
８６で開示されるような円筒型に形成した丸い盆が知ら
れている。

ところで、従来の食台は単純な丸い盆として形成されて
いたため、単なる搬送機能の域を出ず、お客にとっても
何ら面白みがなく、興味性にかけるとともに、搬送中に
盆が回り、皿を取りにくい等の難点があった。

本発明はこのような従来技術に存在する課題を解決した
搬送用食台の提供を目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係る搬送用食台１は無端循環水路Ｓ又は無端循
環コンベアＰにより食用品Ｆを搬送可能な食台を構成す
るに際して、具象物、例えば竜を前後方向に複数分割し
た形状の分割体２ａ、２ｂ、２ｃ・・・を有し、複数の
分割体２ａ・・・の一部又は全部を食台ユニットＥ・・
・とじて形成するとともに、個々の分割体２ａ・・・を
配列させることにより、全体として竜（具象物）をかた
どるようにしたことを特徴とする。この場合、竜は頭部
Ｈと、複数の胴部Ｂ・・・と、足部Ｎに分割し、複数の
胴部Ｂ・・−を食台ユニブトＥ・・・に形成する。なお
、この胴部Ｂ・・・には足部Ｌａ・・・　Ｌｂ・・・を
設げた一対の胴部Ｂａ、Ｂｂを含む。

〔作　　用〕

本発明に係る搬送用食台１によれば、複数の分割体２ａ
・・−の一部又は全部は食台ユニットＥ・・・とじて形
成されるため、食用品Ｆを搬送可能な本来の食台として
機能する。

また、各分割体２ａ・・・は具象物である例えば竜を複
数分割した形状を有するため、各分割体２ａ・・・を無
端循環水路Ｓに浮かべ、或は無端循環コンベアＰに載せ
て順次配列させれば、全体として竜をかたどることがで
き、水路Ｓ又はコンベアＰ上の食台ｌはあたかも竜が生
きているように当該水路Ｓ又はコンベアＰに沿って移動
する。

〔実　施　例〕

以下には、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基
づき詳細に説明する。

まず、本発明に係る食台ｌの構成について第１図〜第５
図を参照して説明する。なお、以下の実施例は水流搬送
に用いる食台を示す。

食台１は竜を複数分割した形状を有する分割体２ａ、、
２ｂ、２ｃ・−・を備える。各分割体２ａ・・・は頭部
Ｈと、複数の胴部Ｂ・・・と、足部Ｎからなり、胴部Ｂ
・・・には足部Ｌａ・・・、Ｌｂ・・・を設けた一対の
胴部Ｂ　ａ、、Ｂｂを含む。

頭部Ｈと足部Ｎはそれぞれ平面視矩形に形成し、かつ上
面を側面視波形に形成した浮板１０ｓ、１１ｓを有し、
この浮板１０ｓ、ＩＩｓの上に竜の頭と尾をかたどった
頭体１０ｐと屠体ｌｉｐを一体に設けてなる。このため
、頭部Ｈと足部Ｎは食台としては機能せず、後述する食
台ユニットＥ・・・を案内する案内体として機能する。

一方、胴部Ｂ（Ｂａ、Ｂｂを含む。以下同じ）・・・は
前記浮板１０ｓと同様に形成した浮板１２ｓ・・・を有
し、この浮板１２ｓ・・・の上に竜の胴の一部を蒲鉾状
にかたどった胴体１２ｐ・・・を一体に設ける。胴体１
２ｐ・・・の上面は水平な載置面１２ｈ・−・を形成す
るとともに、その左右両側には起立し、かつ前後方向に
沿った仕切部１２ｘＳ　１２ｙを設ける。なお、仕切部
１２ｘ・・・は鰭をかたどって形成する。これにより、
胴体Ｂ・・・の上面には第３図〜第５図に示すように、
食用品Ｆを盛った皿Ｄ・・・を載せることができ、食台
ユニットＥ・・−として機能させることができる。なお
、載置面１２ｈ・・・には必要により凹部を設けるなど
して皿Ｄ・・・が容易に落下しないように考慮すること
が望ましい。

なお、各浮板１０ｓ、ｌ　１　ｓ、１２ｓ−の底面には
第５図に示すように、前後方向の溝部Ｃ・・・を形成す
る。

次に、本発明に係る食台ｌの使用方法について第１図〜
第７図を参照して説明する。

まず、水流搬送装置Ｍの概略構成について説明する。

水流搬送装置Ｍは第６図にその一部を示すように、任意
の湾曲形状を経て形成され、内部に水Ｗを収容した無端
循環水路Ｓを備える。また、無端循環水路Ｓの底板部２
１ｄにはその−又は二以上の所定位置に第３図に示すよ
うな水流発生機２２を設ける。水流発生機２２は、底板
部２１ｄを貫通して循環水路Ｓの内部に臨み、かつ送水
方向に強制的に水Ｗを放出する給水管２３と、一方（内
側）の側板部２１ｓの上部に臨み、かつ一定水域を越え
た水Ｗを排出する排水管２４を備え、無端循環水路Ｓに
矢印に方向（第３図及び第６図）の水流を作り出す機能
を有する。

一方、無端循環水路Ｓには第１図及び第６図に示すよう
に、水流方向の前側から食台１における複数の分割体２
ａ・・・、即ち、頭部Ｈ１胴部Ｂ、胴部Ｂａ、胴部Ｂ、
胴ｆ！１５Ｂｂ、胴Ｗ５Ｂ、足部Ｎを無端循環水路Ｓに
沿って順次配列させる。なお、無端循環水路Ｓには複数
組の食台ｌ・・・浮かべ、同水路Ｓを埋めるように配列
させる。よって、無端循環水路Ｓ上の食台ｌ・・・に対
して、その全体形状に着目すれば、竜がかたどられ、ま
た、機能に着目すれば、多数の食台ユニットＥ・・・が
配される。なお、以上述べた食台ｌの構成単位は最低数
量であり、実際には、第７図に示すように胴部Ｂ・・・
は任意の数量を使用して配列できる。

そして、各食台ユニットＥ・・・における載置面１２ｈ
・・・の上には第３図〜第５図に示すように、食用品（
焼肉用生肉、寿司等）を盛った皿等を載せる。これによ
り、各分割体２ａ・・・は湾曲した無端循環水路Ｓを水
流に乗って移動し、第６図に示すように、あたかも生き
た竜のように無端循環水路Ｓの湾曲形状に沿って移動す
るとともに、食用品Ｆは竜によって運ばれる。なお、各
分割体２ａ・・・は溝部Ｃ・・・の存在によって横振れ
することなく、無端循環水路Ｓに沿って円滑に移動する
。また、底板部２１ｄの内面を波形形成すれば、水流を
波打たせることができ、竜の動きに対するリアル感をさ
らに高めることができる。

よって、食用品Ｆとして食用生肉を用いた場合には、無
端循環水路Ｓの近傍に沿って配したテーブルについたお
客さんが好みの皿りを取り、その場で焼肉を行うことが
できる。そして、食台１として竜をかたどったため、お
客さんは面白みと楽しさが倍加されるとともに、特に、
韓国風焼肉の場合には、竜によってより雰囲気が高めら
れることになる。

なお、上述した実施例は水流搬送装置Ｍにおける無端循
環水路Ｓに浮かべて用いる食台１（食台ユニットＥ）を
例示したが、第８図に示すように、無端循環コンベアＰ
に載せて用いる食台ｌ（食台ユニットＥ）に対しても同
様に適用できる。この場合、底面に設けた溝Ｃは不要と
なるが、無端循環コンベアＰのカーブにおいて容易に追
従できるように、底面の四個所に半球状の足Ｒ・・・を
設けることが望ましい。

以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこの
ような実施例に限定されるものではない。

例えば、具象物として竜を挙げたが、他の生物や乗物等
の任意の具象物に対しても同様に適用できる。その他、
細部の形状、構成、素材、数量等において、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。

〔発明の効果〕

このように、本発明に係る搬送用食台は具象物（竜等）
を前後方向に複数分割した形状の分割体を有し、複数の
分割体の一部又は全部を食台ユニットとして形成すると
ともに、個々の分割体を配列させることにより、全体と
して具象物をかたどるように構成したため、次のような
顕著な効果を奏する。

■　水流（又はコンベア）によって、あたかも生きてい
る竜が食用品を運んで来るようなリアル感を醸し出すこ
とができ、楽しみながら食事をすることができ、面白み
や興味性を高めることができる。

■　分割体の組合わせにより構成するため、食台全体の
長さ（竜等の長さ）を自由に設定でき、多様性を高める
ことができる。

■　食台は丸い盆のように回転しないため、皿は安定し
た状態で搬送されるとともに、皿を食台から取りやすく
なる。

■　特に、竜を用いれば韓国風焼肉の場合には、より韓
国風の雰囲気を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図二本発明に係る搬送用食台の側面図、第２図：同
平面図、第３図二間食台における皿を載せた食台ユニットと水流
搬送装置の一部断面を示す側面図、第４図：同食台における皿を載せた食台ユニットの平面
図、第５図二間食台における皿を載せた食台ユニットの正面
図、第６図二間食台を無端循環水路に浮かべた状態の平面図
、第７図二同食台における他の配列形態を示す模式的平面
図、第８図二本発明の他の実施例に係る食台ユニットの正面
図。尚図面中、ｌ二食台Ｅ・・・：食台ユニットＢ・・・、Ｂａ、Ｂｂ　：胴部Ｌａ・・・、Ｌｂ・・・：足部Ｃ・・・：溝部Ｐ：無端循環コンベアａ・・・：分割体：頭部二足部：無端循環水路

Claims

【特許請求の範囲】〔１〕無端循環水路又は無端循環コンベアにより食用品
を搬送可能な搬送用食台において、具象物を前後方向に
複数分割した形状の分割体を有し、複数の分割体の一部
又は全部を食台ユニットとして形成するとともに、個々
の分割体を配列させることにより、全体として具象物を
かたどることを特徴とする搬送用食台。〔２〕具象物は竜であることを特徴とする請求項１記載
の搬送用食台。〔３〕竜は頭部と、複数の胴部と、尾部に分割し、複数
の胴部を食台ユニットに形成したことを特徴とする請求
項２記載の搬送用食台。〔４〕胴部には足部を設けた一対の胴部を含むことを特
徴とする請求項３記載の搬送用食台。