JPH03233345A - 不透明油の屈折率検出方法 - Google Patents
不透明油の屈折率検出方法Info
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- JPH03233345A JPH03233345A JP2728390A JP2728390A JPH03233345A JP H03233345 A JPH03233345 A JP H03233345A JP 2728390 A JP2728390 A JP 2728390A JP 2728390 A JP2728390 A JP 2728390A JP H03233345 A JPH03233345 A JP H03233345A
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、重油等の不透明油の屈折率をアツベ屈折計等
を利用して測定するための不透明油の屈折率検出方法に
関する。
を利用して測定するための不透明油の屈折率検出方法に
関する。
[従来の技術]
石油製品の屈折率試験は、使用後の組成変化や汚染の度
合いを推測するなどのために行なわれるものてJIS
C2101の13に詳細な試験方法か規格されている。
合いを推測するなどのために行なわれるものてJIS
C2101の13に詳細な試験方法か規格されている。
例えば、アラへ屈折計を用いて屈折率を測定する場合に
は、測定プリズム上に試料を一滴または二滴たらし、直
ちにプリズムを閉して試料か上下のプリズム面に付着す
るようにする。そして、プリズムからの光を望遠鏡によ
り観察し、明暗境界線の位置から試料の屈折率を求める
。
は、測定プリズム上に試料を一滴または二滴たらし、直
ちにプリズムを閉して試料か上下のプリズム面に付着す
るようにする。そして、プリズムからの光を望遠鏡によ
り観察し、明暗境界線の位置から試料の屈折率を求める
。
[発明か解決しようとした課題]
上述したように屈折率の測定に際しては、プリズムから
の光を望遠鏡て観察し、明暗境界線の位置を求める操作
か必要となるか、試料か重油等の不透明油である場合、
光の透過性か悪いため明暗境界線を明瞭に観察すること
かてきず、その結果、測定精度か極めて低いという問題
かあった。
の光を望遠鏡て観察し、明暗境界線の位置を求める操作
か必要となるか、試料か重油等の不透明油である場合、
光の透過性か悪いため明暗境界線を明瞭に観察すること
かてきず、その結果、測定精度か極めて低いという問題
かあった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
て、重油等の不透明油の屈折率を高精度に測定すること
のてきる屈折率検出方法の提供を目的と1する。
て、重油等の不透明油の屈折率を高精度に測定すること
のてきる屈折率検出方法の提供を目的と1する。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明の屈折率検出方法は
、試料油とあらかじめ屈折率か既知の透明液とを所定の
割合て混合し、その混合液の屈折率を測定することによ
り、当該測定値mと透明液の屈折Jaから次式にもとづ
いて試料油の屈折率Xを算出するようにした。
、試料油とあらかじめ屈折率か既知の透明液とを所定の
割合て混合し、その混合液の屈折率を測定することによ
り、当該測定値mと透明液の屈折Jaから次式にもとづ
いて試料油の屈折率Xを算出するようにした。
x = 2 m −a ・・・(1)こ
こて、試料油となる不透明油は、重油のごとくほとんと
光を透過しない性質の石油製品に限らず、光透過性か低
いことか原因で一般の屈折率測定ては高精度か望めない
各種石油製品を広く包含するものである。また、本発明
は、特に不透明油に対する屈折率の測定精度を向上する
目的をもってなされたものであるか、十分な透明性を有
する試料(透明試料)の屈折率測定に不適当というもの
ではなく、かかる透明試料に対しても高い測定精度か得
られることは勿論である。また、例えば、汚染のひどい
試料は、光透過性か低いため不透明油として扱い、本発
明の方法により屈折率を検出することか好ましい。
こて、試料油となる不透明油は、重油のごとくほとんと
光を透過しない性質の石油製品に限らず、光透過性か低
いことか原因で一般の屈折率測定ては高精度か望めない
各種石油製品を広く包含するものである。また、本発明
は、特に不透明油に対する屈折率の測定精度を向上する
目的をもってなされたものであるか、十分な透明性を有
する試料(透明試料)の屈折率測定に不適当というもの
ではなく、かかる透明試料に対しても高い測定精度か得
られることは勿論である。また、例えば、汚染のひどい
試料は、光透過性か低いため不透明油として扱い、本発
明の方法により屈折率を検出することか好ましい。
また、試料油と混合する透明液は、十分な光透過性を有
する各種油を適用できるか、好ましくは屈折率が試料油
の屈折率に近似したものを用いる。これは、高い測定精
度を雑持するためてあり、実験室的に得られた結論であ
る。どの程度屈折率か近似すれば高精度を確保てきるか
は試料油の種類等によっても異なるか、結果的にみて繰
返し精度か2XIO−’ないし4xlO−’を満足する
ものてあれば、本発明の実施に適しているといえる。
する各種油を適用できるか、好ましくは屈折率が試料油
の屈折率に近似したものを用いる。これは、高い測定精
度を雑持するためてあり、実験室的に得られた結論であ
る。どの程度屈折率か近似すれば高精度を確保てきるか
は試料油の種類等によっても異なるか、結果的にみて繰
返し精度か2XIO−’ないし4xlO−’を満足する
ものてあれば、本発明の実施に適しているといえる。
透明液自体の屈折率はあらかしめ既知てなければならな
いか、これは一般の屈折率測定方法により容易かつ高精
度に求め得る。
いか、これは一般の屈折率測定方法により容易かつ高精
度に求め得る。
試料油と透明液との混合割合は任意てよいか、特に1:
1の重量または容量割合としたことが、測定および計算
の容易化と測定精度向上を図る上て好ましい。
1の重量または容量割合としたことが、測定および計算
の容易化と測定精度向上を図る上て好ましい。
試料油と透明液との混合液の屈折率測定は、例えばアラ
へ屈折計を用い、JISC2101の13.7.1に準
して行なう。
へ屈折計を用い、JISC2101の13.7.1に準
して行なう。
上記算出式(1)は実験室的に得たれたものて、この式
により、使用する透明液の屈折率aか試料油の屈折率X
に近似しており、かつl:1の混合割合(重量または容
量)て試料油に透明液を混合した場合、きわめて高精度
に試料油の屈折率を求めることかできる。
により、使用する透明液の屈折率aか試料油の屈折率X
に近似しており、かつl:1の混合割合(重量または容
量)て試料油に透明液を混合した場合、きわめて高精度
に試料油の屈折率を求めることかできる。
[実施例]
実施例1
■ 蒸留水、イソオクタン、トルエン、潤滑油。
DLN (脱硫ナフサ)、FG(分解ガソリン)。
灯油(出光□産■製、商品名に−1を使用)。
DGO(脱硫軽油)、HGO(重質軽油)DSGO(直
脱軽油)、LCO(ライトサイクルオイル)、HCO(
へど−サイクルオイル)。
脱軽油)、LCO(ライトサイクルオイル)、HCO(
へど−サイクルオイル)。
CLO(クラリ−ファイトオイル)、DSRC(直脱残
油) 、 RC(常圧残油)につき、透明液との混合操
作なして直接当該液体を測定することにより屈折率を求
め、その繰返し精度を出した。
油) 、 RC(常圧残油)につき、透明液との混合操
作なして直接当該液体を測定することにより屈折率を求
め、その繰返し精度を出した。
その結果を表−1に示す。
表1の結果によると、RC以外の透明性の高い液体は、
直接法によっても満足てきる繰返し精度を得られるか透
明性の低いRCの繰返し精度は極めて悪く、実際上の役
には立ち得ない。
直接法によっても満足てきる繰返し精度を得られるか透
明性の低いRCの繰返し精度は極めて悪く、実際上の役
には立ち得ない。
[以下、余白]
表
1
(2) そこて、RCについては、本発明の屈折率検
出方法を用いて次のように屈折率を求め、繰返し精度を
出した。
出方法を用いて次のように屈折率を求め、繰返し精度を
出した。
すなわち、透明液としてHCOと流動パラフィンを混合
した液体を用い、これをRCと1:lの混合割合(重量
または容量)て混合し、その混合液の屈折$mを測定し
た。ちなみに、透明液としてHCOと流動パラフィンの
混合液を用いたのは、RCと屈折率か近似しており、か
つ透明度か高いためである。なお、HCOと流動パラフ
ィンの混合比は、HCOの屈折率か一定てないため、適
宜状況に応して調整する。本実施例においては、透明液
の屈折率aは1.5329てあった(この屈折率aは、
あらかしめ直接法て求めておく。)。
した液体を用い、これをRCと1:lの混合割合(重量
または容量)て混合し、その混合液の屈折$mを測定し
た。ちなみに、透明液としてHCOと流動パラフィンの
混合液を用いたのは、RCと屈折率か近似しており、か
つ透明度か高いためである。なお、HCOと流動パラフ
ィンの混合比は、HCOの屈折率か一定てないため、適
宜状況に応して調整する。本実施例においては、透明液
の屈折率aは1.5329てあった(この屈折率aは、
あらかしめ直接法て求めておく。)。
試料油であるRCの屈折率Xは、(1)式より
x=2m−a=2m−1,5329
て求められる。このようにして複数回にわたりRCの屈
折率を求め、繰返し精度を出した結果繰返し精度±0.
0003という満足てきる値か得られた。
折率を求め、繰返し精度を出した結果繰返し精度±0.
0003という満足てきる値か得られた。
■ 次に、RCの屈折率に関する照合試験を行なった。
表−2は、A〜Fの試験者かそれぞれ2回の測定を行な
った結果、すなわち透明液(上記■と同様の液体を用い
た。a=1.5329)とRCとを1.lの割合で混合
し、その混合液の屈折率mを測定した結果を示す。
った結果、すなわち透明液(上記■と同様の液体を用い
た。a=1.5329)とRCとを1.lの割合で混合
し、その混合液の屈折率mを測定した結果を示す。
表−3は、表−2の結果にもとづいて式(I)よりRC
の屈折率Xを算出した結果を示す、かかる算出結果の全
平均値はl 5243、繰返し精度は±0.0003、
再現精度は±0.0004てあった。これらの精度結果
はいずれも実用に際し満足てきる結果である。
の屈折率Xを算出した結果を示す、かかる算出結果の全
平均値はl 5243、繰返し精度は±0.0003、
再現精度は±0.0004てあった。これらの精度結果
はいずれも実用に際し満足てきる結果である。
表−2
[以下、
余白]
表−3
[発明の効果]
以上説明したように、本発明の不透明油の屈折率検出方
法によれば、光透過性か悪いため明暗境界線を明瞭に観
察することかてきないような不透明油の屈折率を高精度
に測定することかてきるという効果かある。
法によれば、光透過性か悪いため明暗境界線を明瞭に観
察することかてきないような不透明油の屈折率を高精度
に測定することかてきるという効果かある。
Claims (3)
- (1)試料油とあらかじめ屈折率が既知の透明液とを所
定の割合で混合してなる混合液の屈折率を測定し、当該
測定値mと前記透明液の屈折率aから次式にもとづいて
試料油の屈折率xを算出することを特徴とした不透明油
の屈折率検出方法。 x=2m−a - (2)前記透明液は、試料油と屈折率の近似したものを
使用することを特徴とした請求項1記載の不透明油の屈
折率検出方法。 - (3)前記試料油に対して前記透明液をほぼ1:1の割
合で混合することを特徴とした請求項1または2記載の
不透明油の屈折率検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2728390A JPH03233345A (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 不透明油の屈折率検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2728390A JPH03233345A (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 不透明油の屈折率検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03233345A true JPH03233345A (ja) | 1991-10-17 |
Family
ID=12216745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2728390A Pending JPH03233345A (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | 不透明油の屈折率検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03233345A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8021790B2 (en) | 2006-12-14 | 2011-09-20 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Battery structure and lithium secondary battery using the same |
-
1990
- 1990-02-08 JP JP2728390A patent/JPH03233345A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8021790B2 (en) | 2006-12-14 | 2011-09-20 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Battery structure and lithium secondary battery using the same |
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