JPH03232423A - 野菜保存庫 - Google Patents
野菜保存庫Info
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- JPH03232423A JPH03232423A JP2026537A JP2653790A JPH03232423A JP H03232423 A JPH03232423 A JP H03232423A JP 2026537 A JP2026537 A JP 2026537A JP 2653790 A JP2653790 A JP 2653790A JP H03232423 A JPH03232423 A JP H03232423A
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Landscapes
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の第11.用分野
本発明は、野菜を保存する容器内の空気組成を制御する
ことにより、野菜を新鮮に保存することが出来る野菜保
存庫に関するものである。
ことにより、野菜を新鮮に保存することが出来る野菜保
存庫に関するものである。
災来の技術
野菜を新鮮に保存する技術として、野菜を保存する雰囲
気、−空気組成を制御して、二酸化炭素濃度を高め、酸
素−度を低くするCA貯蔵技術があるが、近年、特開平
1−102282号公報のように、二酸化炭素を選択的
に透過させる気体分離膜を用いて簡易なCA貯蔵が出来
る野菜保存庫が提案されている。
気、−空気組成を制御して、二酸化炭素濃度を高め、酸
素−度を低くするCA貯蔵技術があるが、近年、特開平
1−102282号公報のように、二酸化炭素を選択的
に透過させる気体分離膜を用いて簡易なCA貯蔵が出来
る野菜保存庫が提案されている。
以下図面を参照しながら、上述した従来提案されている
野菜保存庫の一例について説明する。
野菜保存庫の一例について説明する。
第3図は、従来提案されている野菜保存庫を示す略断面
図である。この野菜保存庫は、冷却空間1内に設置され
た野菜保存容器2と、二酸化炭素と水蒸気の双方を選択
的に透過させる気体分離膜3で吸込空間4aと吐出空間
4bに仕切られた空間4と、前記空間4内の空気の流れ
を制御するファン6等の流体制御手段とからなり、野菜
保存容器2は吸込空間4aを介して外部と通ずると共に
吐出空間4bを介して外部と通じている。
図である。この野菜保存庫は、冷却空間1内に設置され
た野菜保存容器2と、二酸化炭素と水蒸気の双方を選択
的に透過させる気体分離膜3で吸込空間4aと吐出空間
4bに仕切られた空間4と、前記空間4内の空気の流れ
を制御するファン6等の流体制御手段とからなり、野菜
保存容器2は吸込空間4aを介して外部と通ずると共に
吐出空間4bを介して外部と通じている。
前記野菜保存容器2内に野菜6を保存すると、内部の空
気組成は、野菜6の呼吸等の活動により、水蒸気、二醪
化炭素、エチレンが富化されたものとなる。ファン6に
より、野菜保存容器2外の水蒸気、二酸化炭素、エチレ
ンの分圧の低い新鮮空気7が、野菜保存容器2内に導入
されると、野菜保存容器2内の水蒸気、二酸化炭素、エ
チレンの分圧の高くなった老化空気8が野菜保存容器2
外へ排出される。水蒸気、二酸化炭素、エチレンの分圧
の高い老化突気8と前記水蒸気、二酸化炭素。
気組成は、野菜6の呼吸等の活動により、水蒸気、二醪
化炭素、エチレンが富化されたものとなる。ファン6に
より、野菜保存容器2外の水蒸気、二酸化炭素、エチレ
ンの分圧の低い新鮮空気7が、野菜保存容器2内に導入
されると、野菜保存容器2内の水蒸気、二酸化炭素、エ
チレンの分圧の高くなった老化空気8が野菜保存容器2
外へ排出される。水蒸気、二酸化炭素、エチレンの分圧
の高い老化突気8と前記水蒸気、二酸化炭素。
エチレンの分圧の低い新鮮空気7とは、空間4において
、前記二酸化炭素と水蒸気の双方を選択的に透過させる
気体分離膜3を介して流される。この時、水蒸気、二酸
化炭素、エチレンの分圧の高い老化空気8から、前記水
蒸気、二酸化炭素、エチI/ンの分圧の低い新鮮空気7
へ、二酸化炭素及び水蒸気がその分圧差によって選択的
に分離され、野菜保存容器2内へは、二酸化炭素及び水
蒸気分圧は高いがエチレン分圧の低い改質空気9が供給
され、野菜保存容器2外へは、二酸化炭素及び水蒸気分
圧は低いがエチレンはそのまま含まれる空気10が排出
さり、る。従って、前記野菜保存容器2内を二酸化炭素
濃度と水蒸気濃度が高く、かつエチレンの除去された空
気組成に保つことができる、というものであった。
、前記二酸化炭素と水蒸気の双方を選択的に透過させる
気体分離膜3を介して流される。この時、水蒸気、二酸
化炭素、エチレンの分圧の高い老化空気8から、前記水
蒸気、二酸化炭素、エチI/ンの分圧の低い新鮮空気7
へ、二酸化炭素及び水蒸気がその分圧差によって選択的
に分離され、野菜保存容器2内へは、二酸化炭素及び水
蒸気分圧は高いがエチレン分圧の低い改質空気9が供給
され、野菜保存容器2外へは、二酸化炭素及び水蒸気分
圧は低いがエチレンはそのまま含まれる空気10が排出
さり、る。従って、前記野菜保存容器2内を二酸化炭素
濃度と水蒸気濃度が高く、かつエチレンの除去された空
気組成に保つことができる、というものであった。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記のような構成では、吸込空間4aと吐
出空間4bが単に前記見損分離膜3と平面的に接してい
るだけで、前記吸込空間4aと吐出空間4bは連通され
ている。従って、第4図に示した如く、空気の流れ(太
い矢印)は前記分離膜3と平行に対流するだけで、吸込
空間4aの空気の圧力P2と吐出空間の空気の圧力Pつ
とはほとんど圧力差が生じない。また、野菜保存容
器2外の新鮮空気7がファン6により野菜保存容器2内
へ連続的に流入するので、野菜保存容器2内の老化空気
8の二酸化炭素及び水蒸気分圧P1c0 。
出空間4bが単に前記見損分離膜3と平面的に接してい
るだけで、前記吸込空間4aと吐出空間4bは連通され
ている。従って、第4図に示した如く、空気の流れ(太
い矢印)は前記分離膜3と平行に対流するだけで、吸込
空間4aの空気の圧力P2と吐出空間の空気の圧力Pつ
とはほとんど圧力差が生じない。また、野菜保存容
器2外の新鮮空気7がファン6により野菜保存容器2内
へ連続的に流入するので、野菜保存容器2内の老化空気
8の二酸化炭素及び水蒸気分圧P1c0 。
PlHoが前記新鮮空気7のそれらP2C○2゜P2H
Oとほとんど差がない状態に速やかになつてしまう。−
力、気体の透過流量Fは下式(1)で示される。
Oとほとんど差がない状態に速やかになつてしまう。−
力、気体の透過流量Fは下式(1)で示される。
必
F:透過流量 ・・・・・・(cc/sec
)P:気体透過係数・・・・・・(CCeCm70遍・
冠・(:mHq)(膜材料特有の値) ΔP:圧力差 ・・・・・・(mHq)A:膜面積
・・・・・・(crd )2:膜厚 ・・
・・・(傭) 従って、前記気体分離膜3の両面における圧力差。
)P:気体透過係数・・・・・・(CCeCm70遍・
冠・(:mHq)(膜材料特有の値) ΔP:圧力差 ・・・・・・(mHq)A:膜面積
・・・・・・(crd )2:膜厚 ・・
・・・(傭) 従って、前記気体分離膜3の両面における圧力差。
二酸化炭素及び水蒸気分圧差JPCO、ΔPH0が2
2 はとんど生じない為、吐出空間4bから吸込空間4aへ
の二酸化炭素及び水蒸気の透過流量F(小さい矢印)は
ほとんどゼロに近くなり、提案されているように前記野
菜保存容器2内を二酸化炭素濃度と水蒸気濃度の高い空
気組成に保つことは困難である。便来提案されている野
菜保存庫には上記の課題があった。
2 はとんど生じない為、吐出空間4bから吸込空間4aへ
の二酸化炭素及び水蒸気の透過流量F(小さい矢印)は
ほとんどゼロに近くなり、提案されているように前記野
菜保存容器2内を二酸化炭素濃度と水蒸気濃度の高い空
気組成に保つことは困難である。便来提案されている野
菜保存庫には上記の課題があった。
本発明は上記課題に鑑み、二酸化炭素及び水蒸気の透過
率が高くエチレンの透過率が低い気体分離膜の両面に圧
力差を生じさせ透過流量を大きくし、二酸化炭素及び水
蒸気を富化した空気を野菜保存容器内に流入させること
により、野菜保存容器内を二酸化炭素濃度と水蒸気濃度
が高く、かつエチレンの除去された空気組成に保ち、野
菜を長期間保存できるようにすることを目的とするもの
である。
率が高くエチレンの透過率が低い気体分離膜の両面に圧
力差を生じさせ透過流量を大きくし、二酸化炭素及び水
蒸気を富化した空気を野菜保存容器内に流入させること
により、野菜保存容器内を二酸化炭素濃度と水蒸気濃度
が高く、かつエチレンの除去された空気組成に保ち、野
菜を長期間保存できるようにすることを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために本発明の野菜保存庫は、二酸
化炭素及び水蒸気の透過率が高くエチレンの透過率が低
い気体分離膜からなる膜モジーールと、該膜モジュール
と2ケ所で連結された野菜保存容器と、該野菜保存容器
内の空気を吸引する吸引フロワーとからなり、前記膜モ
ジーールの吐出側に前記吸引フロワーを配設し、前記膜
モジュールは吐出側空間と吸込側空間とを分断して連通
させない様に配設したものである。
化炭素及び水蒸気の透過率が高くエチレンの透過率が低
い気体分離膜からなる膜モジーールと、該膜モジュール
と2ケ所で連結された野菜保存容器と、該野菜保存容器
内の空気を吸引する吸引フロワーとからなり、前記膜モ
ジーールの吐出側に前記吸引フロワーを配設し、前記膜
モジュールは吐出側空間と吸込側空間とを分断して連通
させない様に配設したものである。
作 用
本発明は上記した構成により、気体分離膜の両面に圧力
差を生じさせて二酸化炭素及び水蒸気の気体透過流量を
大きくして、二酸化炭素及び水蒸気が富化された空気を
効率よく野菜保存容器内に流入させて、野菜保存容器内
を二酸化炭素濃度と水蒸気濃度が高く、かつエチレンの
除去された空気組成に保つことにより野菜を長期間保存
できるようにするものである。
差を生じさせて二酸化炭素及び水蒸気の気体透過流量を
大きくして、二酸化炭素及び水蒸気が富化された空気を
効率よく野菜保存容器内に流入させて、野菜保存容器内
を二酸化炭素濃度と水蒸気濃度が高く、かつエチレンの
除去された空気組成に保つことにより野菜を長期間保存
できるようにするものである。
実施例
以下本発明の一実施例の野菜保存庫について、図面を参
照しながら説明する。従来例と同一構成部品は同一番号
を付し、その説明を省略する。
照しながら説明する。従来例と同一構成部品は同一番号
を付し、その説明を省略する。
第1図は本発明の一実施例における野菜保存庫の断面図
である。この野菜保存庫は、冷却空間1内に野菜保存容
器11と二酸化炭素及び水蒸気の透過率が高くエチレン
の透過率が低い気体分離膜12aからなる膜モジュール
12と、前記膜モジュール12の吐出側に配置した吸引
フロワー13とを設置したものである。前記野菜保存容
器11と膜モジュール12とを2ケ所で連結し、野菜保
存容器11内の空気を前記吸引フロワーにより気体分離
膜12aを介して強制的に循戊させるようにしている。
である。この野菜保存庫は、冷却空間1内に野菜保存容
器11と二酸化炭素及び水蒸気の透過率が高くエチレン
の透過率が低い気体分離膜12aからなる膜モジュール
12と、前記膜モジュール12の吐出側に配置した吸引
フロワー13とを設置したものである。前記野菜保存容
器11と膜モジュール12とを2ケ所で連結し、野菜保
存容器11内の空気を前記吸引フロワーにより気体分離
膜12aを介して強制的に循戊させるようにしている。
また、前記膜モジュール12は第2図に示した如く円筒
型で、吸込側空間と吐出側空間とを分断している。吸込
III空間には除塵の為のフィルターを有している。更
に、前記野菜保存容器11は外部から空気が流入する流
入口16と、容器11内の空気が前記膜モジュール12
の方へ排出する排出口16を有し、前記流入口16と排
出口16にそれぞれ電磁弁15a、16aを設けている
。17はエチレン濃度を検知する為のセンサーで、野菜
保存容器11内のエチレン濃度が高くなると、前記吸引
フロワー13を運転し、前記電磁弁15a、16aを開
放し、またエチレン濃度が低くなると吸引フロワーを停
止し、2つの電磁弁15a 、 16aを閉鎖するよう
に配設している。
型で、吸込側空間と吐出側空間とを分断している。吸込
III空間には除塵の為のフィルターを有している。更
に、前記野菜保存容器11は外部から空気が流入する流
入口16と、容器11内の空気が前記膜モジュール12
の方へ排出する排出口16を有し、前記流入口16と排
出口16にそれぞれ電磁弁15a、16aを設けている
。17はエチレン濃度を検知する為のセンサーで、野菜
保存容器11内のエチレン濃度が高くなると、前記吸引
フロワー13を運転し、前記電磁弁15a、16aを開
放し、またエチレン濃度が低くなると吸引フロワーを停
止し、2つの電磁弁15a 、 16aを閉鎖するよう
に配設している。
以上のような構成であるから、前記野菜保存容器11内
に野菜6を保存すると、内部の空気組成は、野菜6の呼
吸作用等により二酸化炭素、水蒸気、エチレンの濃度が
高くなる。エチレンガスは比較的わずかな量でも、野菜
を老化させることがあるので、所定濃度以上になると前
記エチレン検知センサーの働きで、前記吸引フロワー1
3を作動し、前記2つの電磁弁15a、16aを開放し
て野菜保存容器11内の空気を前記の二酸化炭素と水蒸
気を選択的に透過する膜モジーール12内に流入させる
。この膜モジュール12の気体分離作用により、透過率
の低いエチレンは膜モジュール12の排出口から冷却空
間へ排出され、一方透過率の高い二酸化炭素と水蒸気は
富化された空気組成となって、野菜保存容器11内へ還
流される。
に野菜6を保存すると、内部の空気組成は、野菜6の呼
吸作用等により二酸化炭素、水蒸気、エチレンの濃度が
高くなる。エチレンガスは比較的わずかな量でも、野菜
を老化させることがあるので、所定濃度以上になると前
記エチレン検知センサーの働きで、前記吸引フロワー1
3を作動し、前記2つの電磁弁15a、16aを開放し
て野菜保存容器11内の空気を前記の二酸化炭素と水蒸
気を選択的に透過する膜モジーール12内に流入させる
。この膜モジュール12の気体分離作用により、透過率
の低いエチレンは膜モジュール12の排出口から冷却空
間へ排出され、一方透過率の高い二酸化炭素と水蒸気は
富化された空気組成となって、野菜保存容器11内へ還
流される。
この時、前記電磁弁15aの開放により、容器11外か
ら流入してくる新鮮な空気によって容器11内の空気組
成は希釈されて二酸化炭素及び水蒸気の濃度が一旦低下
するが、上述の如く膜モジュール12の作用で富化され
るので、前記野菜保存容器11内は二酸化炭素及び水蒸
気濃度が高く、かつエチレンが除去された空気組成に保
つことが出来る。また、前記野菜保存容器11内のエチ
レンが所定濃度以下になれば、前記エチレン検知センサ
ー17からの信号で、前記吸引フロワー13を停止し、
前記2つの電磁弁15a、16aを閉鎖して野菜保存容
器11を密閉にする。尚、前記吸引フロワー13を作動
したときは、第2図に示したように、気体分離膜12a
の両面に圧力差ΔPが生じ、従来例とは異なり吸引側の
空気の圧力P1より吐出側の空気の圧力P2の方が低く
なるので、吸入側から吐出側へ二酸化炭素及び水蒸気が
分圧差により適度な透過流量を得て移動していくもので
ある。従って、前記野菜保存容器11内は二酸化炭素及
び水蒸気濃度が高く、かつエチレンの除去された空気組
成に保つことができ、この結果。
ら流入してくる新鮮な空気によって容器11内の空気組
成は希釈されて二酸化炭素及び水蒸気の濃度が一旦低下
するが、上述の如く膜モジュール12の作用で富化され
るので、前記野菜保存容器11内は二酸化炭素及び水蒸
気濃度が高く、かつエチレンが除去された空気組成に保
つことが出来る。また、前記野菜保存容器11内のエチ
レンが所定濃度以下になれば、前記エチレン検知センサ
ー17からの信号で、前記吸引フロワー13を停止し、
前記2つの電磁弁15a、16aを閉鎖して野菜保存容
器11を密閉にする。尚、前記吸引フロワー13を作動
したときは、第2図に示したように、気体分離膜12a
の両面に圧力差ΔPが生じ、従来例とは異なり吸引側の
空気の圧力P1より吐出側の空気の圧力P2の方が低く
なるので、吸入側から吐出側へ二酸化炭素及び水蒸気が
分圧差により適度な透過流量を得て移動していくもので
ある。従って、前記野菜保存容器11内は二酸化炭素及
び水蒸気濃度が高く、かつエチレンの除去された空気組
成に保つことができ、この結果。
野菜6を従来よシ長期間保存することができる。
前記二酸化炭素と水蒸気を選択的に透過させる膜の例と
してはポリジメチルシロキサン膜、ポリアルキルメチル
シロキサン膜、ポリアミノ酸ウレタン膜等があげられる
。
してはポリジメチルシロキサン膜、ポリアルキルメチル
シロキサン膜、ポリアミノ酸ウレタン膜等があげられる
。
発明の効果
以上のように本発明の野菜保存庫は、二酸化炭素及び水
蒸気の透過率が高くエチレンの透過率が低い気体分離膜
からなる膜モジュールと、該膜モジュールと2ケ所で連
結された野菜保存容器と、該野菜保存容器内の空気を吸
引する吸引フロワーとからなり、前記膜モジュールの吐
出側に前記吸引フロワーを配設し、前記膜モジューlし
は吐出側空間と吸込側空間とを分断して連通させない様
に配設されたものであるから、野菜保存容器内を二酸化
炭素濃度と水蒸気濃度が高く、かつエチレンの除去され
た空気組成に保ち、野菜を長期間保存することができる
。
蒸気の透過率が高くエチレンの透過率が低い気体分離膜
からなる膜モジュールと、該膜モジュールと2ケ所で連
結された野菜保存容器と、該野菜保存容器内の空気を吸
引する吸引フロワーとからなり、前記膜モジュールの吐
出側に前記吸引フロワーを配設し、前記膜モジューlし
は吐出側空間と吸込側空間とを分断して連通させない様
に配設されたものであるから、野菜保存容器内を二酸化
炭素濃度と水蒸気濃度が高く、かつエチレンの除去され
た空気組成に保ち、野菜を長期間保存することができる
。
第1図は本発明の野菜保存庫の一実施例を示す略断面図
、第2図は膜モジュールを示す断面図。 第3図は従来の野菜保存庫の一例と示す略断面図、第4
図は従来例の気体分離膜における気体の流れを説明する
ための断面図である。
、第2図は膜モジュールを示す断面図。 第3図は従来の野菜保存庫の一例と示す略断面図、第4
図は従来例の気体分離膜における気体の流れを説明する
ための断面図である。
Claims (1)
- 二酸化炭素及び水蒸気の透過率が高くエチレンの透過率
が低い気体分離膜からなる膜モジュールと、該膜モジュ
ールと2ケ所で連結された野菜保存容器と、該野菜保存
容器内の空気を吸引する吸引フロワーとからなり、前記
膜モジュールの吐出側に前記吸引フロワーを配設し、前
記膜モジュールを吐出側空間と吸込側空間とを分断して
連通させない様に配設してなる野菜保存庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2026537A JPH03232423A (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 野菜保存庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2026537A JPH03232423A (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 野菜保存庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03232423A true JPH03232423A (ja) | 1991-10-16 |
Family
ID=12196244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2026537A Pending JPH03232423A (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 野菜保存庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03232423A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010246475A (ja) * | 2009-04-16 | 2010-11-04 | Sharp Corp | 食品保存庫 |
JP2010246460A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Sharp Corp | 気体組成制御ユニット |
WO2014066952A1 (en) * | 2012-11-01 | 2014-05-08 | Mitsubishi Australia Limited | Improvements in control of gas composition within a container |
WO2021202255A1 (en) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | Compact Membrane Systems, Inc. | Method for removing ethylene from agricultural products |
-
1990
- 1990-02-06 JP JP2026537A patent/JPH03232423A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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