JPH03230239A - 仮想ページ割り付け方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は計算機システムの記憶装置における物理ページ
への仮想ページの割り付け方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、仮想ページは物理ページ境界と必ず一致しかつエ
リアの大きさも同じでなければならなかった。一般的な
仮想記憶方式は、１９８９年５月３０日発行の情報処理
ハンドブック６編４章〔２〕仮想記憶方式で詳しく説明
されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の方式では１つの物理ページを複数の小ペ
ージに分割して使用し、それぞれ別の仮想ページに割り
付けることは不可能であった為、大きさが極端に異なる
プログラムが同時に存在するシステムでは２ページを小
さなブロクラムに合わせて小さくすると、大きなプログ
ラムを実行する時に管理テーブルの増大やページの割り
当てのためのオーバーヘッドが増大するという閏題があ
った。また逆にページを大きなプログラムに合わせて大
きくすると、ページ内の使用されない領域が増大しメモ
リの使用効率が低下するという開題があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、物理ページと回し大きさの仮想ページを有す
る計算機システムにおける仮想ページ割り付け方式にお
いて、複数の小ページからなる物理ページと、前記物理
ページにおける前記小ページの空き状況を空表示ビット
で管理する物理ページ管理テーブルと、前記空表示ビッ
トを参照して仮想ページの使用エリアを格納するのに必
要とする小ページブロックを確保しかつ前記仮想ページ
として確保された前記小ページブロックに相当する前記
物理ページ管理テーブルにおける前記空表示ビット企使
用中表示にする物理ページアロケート手段と、前記仮想
ページとして前記確保された小ページブロックの先頭の
小ページが位置する物理ページの番号及び前記物理ペー
ジにおける小ページの番号を前記仮想ページ対応に用意
されたページテーブルにセットする仮想ページアロケー
ト手段と、前記ページテーブルにおける小ページブロッ
クの先頭物理ページの番号及び前記物理ページにおける
先頭の小ページの番号を基にして仮想アドレスに対応す
る物理アドレスを求める物理アトＩ／ス計算手段を有し
ている。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すシステム構成図である
。第１図において、本発明は物理ページ内の小ページの
空き情報を空表示ヒツトで管理する物理ページ管理テー
ブル１と、その物理ページ管理テーブル１を参照して仮
想ページの使用エリアな格納するのに必要な小ページブ
ロックを確保し対応する空表示ヒツトを閉塞する物理ペ
ージアロケート手段２と、仮想ページが割り付けられた
小ページフロックの先頭の小ページの物理ページの番号
及び物理ページにおける小ページの番号を仮想ページ対
応に用意されたページテーブル７にセットする仮想ベー
ジアロケート手段３と、仮想ページとリンクするページ
テーブル７における小ページブロックの先頭の物理ペー
ジの番号及び物理ページにおける先頭の小ページの番号
を基にして仮想アドレスから物理アドレスを計算する物
理アドレス計算手段４と、物理ページを有する実メモリ
５と、仮想ページを有する仮想メモリ６と、前述のペー
ジテーブル７によって構成されている。

第２図は、実メモリ５の構造図である。実メモリ５は、
複数の物理ページ５−１により構成されている。

第３図は、物理ページ５−１と同し大きさを有する仮想
ページ６−１の関係を示した図である。

物理ページ５−１は、複数の小ページ５−２により構成
されている。その小ページ５−２は、それぞれ別の仮想
ページに割付けることが可能である。

仮想ページ６−１を物理ページ５−１に割り当てる時は
、物理ページアロケート手段２は物理ページ管理テーブ
ル１を参照ｊ７て必要なサイズだけ空いている小ページ
フロック５−３を探し、その小ページブロック５−３に
対応する物理ページ管理テーブル１の空表示ビットを使
用中の状態に書き換える。ここでいう「必要なサイズ」
とは、仮想ページの中で実際に使用される部分の大きさ
て′あり、これはロードモジュール中の情報によって知
ることかてきる。

上記により取り呂された物理ページ５−１中の小ページ
ブロック５−３の先頭小ページを持つ物理ページ番号と
先頭小ページの小ページ番号が、仮想ページアロケート
手段３によって、その仮想ページのページテーブルに設
定される。

プログラム動作は、仮想アドレスにアクセス要求が起こ
った時、物理アドレス計算手段４によって、その仮想ペ
ージ６−１のページテーブルにおける物理ページ番号と
小ページの番号からアクセスする仮想アドレスを含む仮
想ページの先頭に対応する物理アドレスが求められ、そ
れに仮想アドレスのページ内相対アドレスが加えられ物
理アドレスが求められることによって実行される。

この場合、ページ切替制御が起こるのは、アクセス要求
か仮想ページにまたがる時と、直前にアクセスした仮想
ページと異なる仮想ページにアクセス要求が発生した時
だけである。この為、小ページに分割したにもかかわら
ず、ページ切替制御によるオーバーヘッドは増加しない
。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の仮想ページ割り付け方式に
よれば、物理ページを小ページに分割して、仮想ページ
における使用エリアを任意の空手ページブロックに割り
当てることにより、小さなソフトモジュールも大きなソ
フトモジュールも、つめて物理ページに格納することが
出来、メモリ使用効率が向上すると共に、プログラム実
行時のページ切替によるオーバーヘッドを増加させるこ
となく動作できる計算機システムを提供することが出来
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すシステム構成図、第２
図は実メモリの構造図、第３図は物理ページと仮想ペー
ジの関係を示した図である。 １・・・物理ページ管理テーブル、２・・・物理ページ
アロケート手段、３・・・仮想ページアロケート手段、
４・・・物理アドレス計算手段、５・・・実メモリ、５
−１・・・物理ページ、５−２・・・小ページ、５−３
・・・小ページブロック、６・・・仮想メモリ、６−１
・・・仮想ページ、７・・・ページテーブル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　物理ページと同じ大きさの仮想ページを有する計算機
   システムにおける仮想ページ割り付け方式において、複
   数の小ページからなる物理ページと、前記物理ページに
   おける前記小ページの空き状況を空表示ビットで管理す
   る物理ページ管理テーブルと、前記空表示ビットを参照
   して仮想ページの使用エリアを格納するのに必要とする
   小ページブロックを確保しかつ前記仮想ページとして確
   保された前記小ページブロックに相当する前記物理ペー
   ジ管理テーブルにおける前記空表示ビットを使用中表示
   にする物理ページアロケート手段と、前記仮想ページと
   して前記確保された小ページブロックの先頭の小ページ
   が位置する物理ページの番号及び前記物理ページにおけ
   る小ページの番号を前記仮想ページ対応に用意されたペ
   ージテーブルにセットする仮想ページアロケート手段と
   、前記ページテーブルにおける小ページブロックの先頭
   物理ページの番号及び前記物理ページにおける先頭の小
   ページの番号を基にして仮想アドレスに対応する物理ア
   ドレスを求める物理アドレス計算手段を有することを特
   徴とする仮想ページ割り付け方式。