JPH03229128A - 採泥器 - Google Patents

採泥器

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Publication number
JPH03229128A
JPH03229128A JP2225290A JP2225290A JPH03229128A JP H03229128 A JPH03229128 A JP H03229128A JP 2225290 A JP2225290 A JP 2225290A JP 2225290 A JP2225290 A JP 2225290A JP H03229128 A JPH03229128 A JP H03229128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
piston
retainer
inside cylinder
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP2225290A
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English (en)
Inventor
Tomio Ito
富男 伊藤
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば海底の堆積物などを採取するための装置
に関するものである。
[従来の技術] 海底の微生物を含む堆積物を採取し、海底の圧力を保持
した状態で地上に運ぶための装置とじては、これまで次
のようなものが開発されている。
第1の技術はさきに本出願人が出願した特願平1−14
8394号公報に開示された水中採泥器で、第3図(a
)及び(b)は該水中採泥器の正面図、同(C)は平面
図で、図中21はガス圧力室、22はシリンダ、23は
ピストン、24は開閉機構A。
24aはプランジャ、24bはポート、25は開閉機構
Bs25mはプランジャ、25bはポート、26はボー
ルバルブ、26aはそのハンドル、27は円筒形刃先、
28はサンプルである。
本採泥器を使用して海底表面のサンプル採取に当たって
は、開閉機構A24及び開閉機構825を閉とするとと
もに、ボールバルブ26を開として、円筒形刃先27を
海底面に垂直に突込む。円筒形刃先27内に海底の泥土
を保持し、開閉機構A24を開とすれば、ガス圧力室2
1内のガス圧力は海底圧力より若干低く設定しであるた
め、ピストン23は上方に移動し、刃先27の先端部分
に保持されている泥土はシリンダ22内に吸入されてサ
ンプル28となる。この後開閉機構B25を開とすれば
、海底の海水がボート25bを介しガス圧力室21内に
流入し、圧力室21内で下部に海水層を、上部にガス層
を形成するとともに、圧力室21内とシリンダ22内と
の圧力は海底圧力と同一となりバランスする。したがっ
てこの採取器を地上に運べば、海底の泥土を海底の環境
下に地上にもたらすこととなる。
第2の技術は第4図に示すポンプ式採取装置で、本装置
においてはポンプ29を使用して採取口30より堆積物
を採取し圧力容器31に保持し、地上に運ぶのである。
[発明が解決しようとする課1i] ところで上記水中採泥器は大規模な動力源や外部からの
力作業は不要であるが、船上で行う差圧の設定が困難で
、採取予定深度と異なる深度で採取せざるを得なくなる
ことが多い。この場合予め設定したガス圧力と実際の深
度水圧との差が変化し、差が小さければ吸引不能、過大
であれば吸引速度が大となり生物への影響が発生する。
また圧力差を大きめに設定しておけば、採取に関しては
安全であるが、圧力タンク部の重量が大きくなり水中に
おけるマニュピレータによるハンドリングに問題を生ず
る。
次にポンプ式においては、電力、油圧など動力源が必要
で、装置も必然的に大形化、重量化はまぬがれない。ま
たハンドポンプによる場合は、ピストンロッドの上下動
など力を必要とする大きな動作を外部から行う必要があ
り、時間もかかり、マニュピレータを使用する場合はそ
の能力機能にもよるが、こうした作業が困難な場合もあ
る。
本発明は従来装置の上記問題点を解消するためになされ
たもので、潜水船や無人潜水機により操作でき、大規模
な動力源を必要とせず、簡単な機構で短時間で海底堆積
物を圧力容器に採取可能な海底堆積物を採取する採泥器
を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明に係る採泥器は、下部
にリテーナを装着したシリンダと、該シリンダ内を摺動
するピストンと、該ピストンをシリンダ内に摺動させる
ための摺動装置とを備えてなり、上記リテーナはその両
面に作用する圧力の差が所定値以上になると開口するよ
うに形成されている。
[作用コ 上記のように構成された採泥器を使用して海底堆積物を
採取するに当たっては、まずピストン摺動装置を使用し
てピストンをリテーナに当接させた状態の採泥器を潜水
船または無人潜水機とともに海底に降下させ、潜水船ま
たは無人潜水機のマニュピレータを使用して、採泥器の
リテーナを装着した側のシリンダの開口部の先端を海底
堆積物内に突っ込む。次いで上記マニュピレータを利用
して、採泥器のピストン摺動装置により、ピストンをリ
テーナの反対方向にシリンダ内を所定距離摺動させると
、シリンダ内のりテーカとピストンとの間は負圧となり
、リテーナの海水側の面の受ける圧力と、リテーナのピ
ストン側の面の受ける圧力との間に所定値以上の圧力差
が生じるので、リテーナは開口し、海水側から海水とと
もに海底堆積物がシリンダ内に流入する。海底堆積物が
シリンダ内のりテーカとピストン間に充満されれば、リ
テーナの両面の圧力差はなくなるので、リテーナは閉じ
、シリンダ内に収納された海底堆積物のサンプルはシリ
ンダ外に洩出することはない。その後このシリンダを保
圧容器に収容し、母船上に引上げ所定の実験装置などの
もとへ運べば、海底堆積物は海底の圧力に保持されたま
ま母船上に運ばれることとなる。
[発明の実施例〕 第1図は本発明の一実施例を示す海底堆積物の採泥器の
(a)は採泥前の、(b)は採泥後の断面図、第2図は
リテーナの斜視図である。
図中1は内筒、2はキャップ、3はリテーナ、3aは切
れ目、3bは舌片、4はピストン、4aはシール材、5
は外筒、6は滑車、7は滑車、8はローブ、9は安定板
、10は海底堆積物、11はそのサンプルである。
第1図にみるように、本発明に係る採泥器は、下部にリ
テーナ3を装着し、頂部にキャップ2を螺着した内筒1
と、内筒1の外周部に摺動自在に配置された外筒5と、
内筒内のピストン4と外筒5とを滑車6.7を介してロ
ーブ8により接続してなるピストン上下動装置と、内筒
1を直立させるため着脱自在に内筒1の下部に係着され
た安定板9とを備えて構成されている。なおピストン上
下動装置は、外筒5を内筒外周部を摺動させることによ
り、ピストン4が内筒内を上下動するように構成されて
いる。またピストン4はシール材4aにより内筒内面に
密着して摺動し、リテーナ3は第2図にみるように、放
射状の複数個の切れ目3aを入れた弾性材料で形成され
、切れ目3により舌片3bが形成されている。
次に動作について説明する。ます内筒下部に安定板9を
係着した採泥器の、外筒5を内筒lの外周部を上昇させ
てピストン4を内筒1内を降下させ、ピストン4をリテ
ーナ3上に位置させる。この状態で採泥器を潜水船に装
備して母船より海底に下ろし、内筒1の下部先端を海底
堆積物内に突っ込んだ状態で海底堆積物上に載置する。
ついで潜水船のマニュピレータを使用して外筒5を内筒
外周部に沿って降下させると、内筒内のピストン4は内
筒1内を上昇し、内筒1のピストン4の下部すなわちリ
テーナ3の上面は負圧となるため、リテーナ3下面の水
圧により舌片3bは上方にめくれ、採泥器周辺のスラリ
状の海底堆積物1oはリテーナ3を介し海水とともに内
筒1内に流入する。流入した海底堆積物lOが内筒1内
のピストン4とリテーナ3との間に充満すると、リテー
ナ3の上面及び下面に作用する圧力の差はなくなるので
、舌片3bのめくれは元に復し、海底堆積物10の内筒
内への流入も、内筒からの洩出もなくなり、内筒1内の
海底堆積物10はサンプル11となって、内筒1内のピ
ストン4下面とリテーナ3上面間に保持されることとな
る。そこで堆積物のサンプル11を内筒内に保持したま
ま、上記マニュピレータにより内筒1を安定板9より取
り外して保圧容器(図示せず)に収納し、潜水船ととも
に母船上に運ぶと、海底堆積物10はサンプル11とし
て海底の圧力のまま母船上に持ち来されたこととなる。
なお上記リテーナ3において、舌片3bがめくれ開口部
を生ぜしめるためのリテーナ3両面の圧力差は、リテー
ナ3の材質あるいは厚さなどにより異なる。サンプルを
採取する海底の水圧等をチエツクし、該水圧により採泥
器のリテーナがうまく機能するようリテーナ3の材質や
寸法は選択されるべきである。
また本実施例においては、ピストン上下動装置はピスト
ン4と外筒5とを滑車6.7を介しロー18で接続して
構成したが、ピストン上下動装置の構成は本実施例に限
定するものでなく他の構成によってもよい。
さらに本実施例においては、リテーナとして、切れ目を
入れた弾性材料から形成されたものを利用しているが、
他の方式例えば2個の逆止弁を組み合わせて利用するな
どの方式をとってもよい。
[発明の効果] 本発明に係る海底堆積物を採取するための採泥器は、下
部にリテーナを装着したシリンダと、該シリンダ内を摺
動するピストンと、該ピストンをシリンダ内に摺動させ
るための摺動装置とを備えてなり、上記リテーナはその
両面に作用する圧力の差が所定値以上になると開口する
ように形成されているので、潜水船や無人潜水機により
操作でき、大規模な動力源を必要とせず、簡単な機構で
短時間で海底堆積物を圧力容器に採取できるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す採泥器の(a)は内筒
内に海底堆積物を収容する前の、(b)は海底堆積物を
収容した後の断面図、第2図はリテーナの斜視図、第3
図は従来の採泥器の断面図、第4図は従来の採泥器の構
成図である。 図中1は内筒、2はキャップ、3はリテーナ、3aは切
れ目、3bは舌片、4はピストン、4aはシール材、5
は外筒、6は滑車、7は滑車、8はローブ、9は安定板
、10は海底堆積物、11はそのサンプルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 シリンダと、 該シリンダ内を摺動自在のピストンと、 該ピストンを上記シリンダ内に摺動させるための手段と
    、 上記シリンダの1個の開口部に装着され、その両面に作
    用する圧力の差が所定値以上になれば開口するリテーナ
    と を備えてなる ことを特徴とする採泥器。
JP2225290A 1990-02-02 1990-02-02 採泥器 Pending JPH03229128A (ja)

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JP2225290A JPH03229128A (ja) 1990-02-02 1990-02-02 採泥器

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100727590B1 (ko) * 2005-12-28 2007-06-14 한국해양연구원 시료 채취용 멀티 코어러
CN108072539A (zh) * 2016-11-17 2018-05-25 天津凯溢华升科技发展有限公司 一种科学研究用地质工程取样器
JP2019082417A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 基礎地盤コンサルタンツ株式会社 未固結試料採取装置及び未固結試料採取方法
KR102142422B1 (ko) * 2020-01-20 2020-08-10 국립생태원 무압밀 피스톤 주상코어시료 수동채취기 및 그 방법
CN112816256A (zh) * 2021-04-20 2021-05-18 天宇利水信息技术成都有限公司 一种河床泥沙监测取样器

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