JP2019082417A - 未固結試料採取装置及び未固結試料採取方法 - Google Patents

未固結試料採取装置及び未固結試料採取方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無人航空機や小型ボートからの降下によって流動性のある未固結堆積物を簡便に採取することができる未固結試料採取装置及び未固結試料採取方法を提供すること。【解決手段】サンプラー3と、サンプラーを牽引する牽引手段とからなる未固結試料採取装置であって、底面に開口部が形成された筒状のサンプラー本体6と、サンプラー本体の内部を摺動可能なピストン7と、ピストンを開口部の反対側へ付勢する付勢手段8と、ピストンを開口部付近に位置させる係止手段9とで構成され、サンプラーが水底に着底した際に、係止手段が解除されるとともに、付勢手段の付勢力によりピストンが開口部の反対側へと移動し、これにより水底の未固結試料がサンプラー本体内部に吸引されることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、水底に堆積している未固結の物質等を採取する未固結試料採取装置及び未固結試料採取方法に関する。
湖沼や河川をはじめ、ため池や貯水槽の水底に堆積する物質を採取する場合、複数のバケットの開閉によって物質を掴み取るグラブ式採取器(採泥器)や、採取容器を水底で引きずることで底質を削りとるドレッジ式採取器、円筒状のサンプラーを底質に突き刺して採取する柱状採取器などが一般的に用いられている。
これらの装置は、海洋底用の大型のものから、湖沼用の小型のものまで開発され広く普及しているものの、流動性の高い未固結堆積物については没入時にその着底の衝撃で堆積物が拡散したり、回収時に流失するという問題点があった。このような問題に対し、ゲル状の物質を採取装置内に流入させたのちに流入口を閉鎖して採取する方法が知られている(特許文献1)。
その他には円柱状の採取器を底質に押し込んだのち、採取器に回転力を加えて採取口を開閉する機構を用いて採取試料の流出を防ぐ機構(特許文献2及び特許文献3)や円柱状の採取器の底に取り付けた蓋を、採取器を繋ぐケーブルに沿わせて錘を下ろすことで開閉させる機構(特許文献4)、円柱状の採取器の先端に、機械的に作動するグラブ式の開閉装置が知られている(特許文献5)。
以上に示した一般的な採取方法および特許文献に示される方法は、いずれも底質に採取装置をくい込ませる、または貫入させるための自重または水上からの外力を必要とするほか、採取口の開閉機構については水上からの操作や大きな自重を反力とするという欠点があった。
そのため、小型のゴムボートや無人航空機などを用いて底質の採取を行う場合、既存の採取装置では重量が過大で調査地点まで運搬して採取作業を行うことが難しく、特に、無人航空機を用いる場合には、採取器の開閉作業は特殊な技術が必要となるという課題があった。
特開2005−325615号公報 特開2017―106848号公報 実開昭62−51258号公報 実開昭63−105052号公報 実開昭63−105053号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、無人航空機や小型ボートからの降下によって流動性のある未固結堆積物を簡便に採取することができる未固結試料採取装置及び未固結試料採取方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の未固結試料採取装置は、サンプラーと、該サンプラーを牽引する牽引手段とからなる未固結試料採取装置であって、前記サンプラーは、底面に開口部が形成された筒状のサンプラー本体と、該サンプラー本体の内部を摺動可能なピストンと、該ピストンを前記開口部の反対側へ付勢する付勢手段と、前記ピストンを前記開口部付近に位置させる係止手段とで構成され、前記サンプラーが水底に着底した際に、前記係止手段が解除されるとともに、前記付勢手段の付勢力により前記ピストンが前記開口部の反対側へと移動し、これにより前記水底の未固結試料がサンプラー本体内部に吸引されることを特徴とする。
また、本発明の未固結試料採取方法は、底面に開口部が形成された筒状のサンプラー本体の開口部付近にピストンを係止するピストン係止工程と、該ピストン係止工程を行う際又はピストン係止工程後のいずれかに、前記ピストンに付勢力を付与する付勢力付与工程と、前記サンプラーを調査位置の水中に没入するサンプラー没入工程と、前記サンプラーが水底に着底し、該水底の未固結試料を採取する試料採取工程とで構成され、前記試料採取工程では、前記サンプラーが前記水底に着底した際、前記ピストンの係止状態が解除されるとともに、前記ピストンは付勢手段の付勢力によって前記開口部の反対側へと移動し、これにより前記サンプラー本体内部に前記未固結試料が吸引されることを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1、請求項2、請求項5及び請求項6に記載された各発明においては、付勢手段の付勢力により、前記ピストンが開口部の反対側へと移動することにより、サンプラー本体の内部が負圧となるので、水底の未固結試料をサンプラー本体内部に吸引して採取することができる。
したがって、流動性のある未固結堆積物(底質流動物)を簡便に採取することができる。
(2)また、水底の未固結試料をサンプラー本体内部に吸引して採取することができるので、サンプラーを水底に食い込ませることなく未固結試料を採取することができ、サンプラーを重量物とする必要がない。
したがって、小型無人飛行機や小型のゴムボート等でもサンプラーを所望する調査位置まで移動させることができる。
(3)請求項3乃至請求項6及び請求項10乃至請求項13に記載された各発明も、前記(1)〜(2)と同様な効果が得られるとともに、未固結試料がサンプラー本体から脱落することを防止することができる。
(4)請求項7及び請求項14に記載された各発明も、前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、より容易に調査地点へ移動し、未固結試料採取を行うことができる。
図1乃至図5は本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
図6乃至図9は本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
図10乃至図13は本発明の第3の実施形態を示す説明図である。
図14乃至図16は本発明の第4の実施形態を示す説明図である。
図17乃至図19は本発明の第5の実施形態を示す説明図である。
図20乃至図22は本発明の第6の実施形態を示す説明図である。
図23乃至図25は本発明の第7の実施形態を示す説明図である。
図26乃至図28は本発明の第8の実施形態を示す説明図である。
図29乃至図31は本発明の第9の実施形態を示す説明図である。
第1実施形態の未固結試料採取装置の概略図。 第1実施形態の未固結試料採取方法の工程図。 サンプラーの縦断面図。 サンプラーが着底した状態を示す説明図。 試料採取工程の説明図。 第2実施形態の未固結試料採取装置の概略図。 第2実施形態の未固結試料採取方法の工程図。 サンプラーの縦断面図。 サンプラーが着底した状態を示す説明図。 第3実施形態の未固結試料採取装置の概略図。 第3実施形態の未固結試料採取方法の工程図。 サンプラーの縦断面図。 サンプラーが着底した状態を示す説明図。 第4実施形態の未固結試料採取装置の概略図。 サンプラーの縦断面図。 サンプラーが着底した状態を示す説明図。 第5実施形態の未固結試料採取装置の概略図。 サンプラーの縦断面図。 サンプラーが着底した状態を示す説明図。 第6実施形態の未固結試料採取装置の概略図。 サンプラーの縦断面図。 カバー部材等の動作説明図。 第7実施形態の未固結試料採取装置の概略図。 サンプラーの縦断面図。 カバー部材等の動作説明図。 第8実施形態の未固結試料採取装置の概略図。 サンプラーの縦断面図。 カバー部材等の動作説明図。 第9実施形態の未固結試料採取装置の概略図。 サンプラーの縦断面図。 カバー部材等の動作説明図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1乃至図5に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は海・湖・沼・池・水槽等の調査地点における水底の砂泥やスラッジ等の未固結試料2の採取を行うことができる未固結試料採取装置である。
この未固結試料採取装置1は、未固結試料2を採取するサンプラー3と、該サンプラー3を牽引して回収可能な牽引手段4とで構成されている。
前記サンプラー3は、例えば図1に示すように、底面に開口部5が形成された筒状のサンプラー本体6と、該サンプラー本体6の内部を、その内周面6aをガイドとして上下方向に摺動可能なピストン7と、該ピストン7を開口部5の反対側(図1における上方)へ付勢する付勢手段8と、前記ピストン7を前記サンプラー本体6の開口部5付近に位置させる係止手段9と、採取した未固結試料2が前記サンプラー本体6内部から脱落することを防止できるようにサンプラー本体6(本実施形態ではサンプラー本体6の外周面6b)に設けられた試料脱落防止手段10とで構成されている。
サンプラー本体6は、本実施形態では筒状で底面が開口する筒状となっている。このサンプラー本体6の内部にはピストン7が摺動可能に設けられている。
このピストン7は、サンプラー本体6の形態に対応して短い円柱状又は角柱状であり、その外形が前記サンプラー本体6の内径と略同一で、本実施形態では、付勢手段8によって上方(サンプラー本体6の開口部5の反対側)へ付勢されている。
この付勢手段8は、本実施形態では例えば図3に示すように、ピストン7の上面の略中心部とサンプラー本体6の上面の略中心部とを接続する弾性体8を用いている。この弾性体8の弾性力によりピストン7を常時上方へ付勢している。弾性体8としては、ゴム、引きバネ等を用いることができる。
このピストン7は、本実施形態では、ピストン7に設けられた係止手段9によって、付勢手段8の付勢力に抗して通常時はサンプラー本体6の開口部5付近に位置している。
この係止手段9は、本実施形態ではピストン7の下部の周縁部に単数又は複数個設けられた凸没可能な係止片9で構成されており、未固結試料2を採取前の通常時においては、突出状態でサンプラー本体6の下端部(例えば端面6c)に係止され、ピストン7を所定位置に位置させる。
この係止片9は、先端部分が傾斜面状又はR形状に形成されており、図4に示すように、サンプラー本体6から若干突出しているピストン7が水底に着底すると、その衝撃によりピストン7の内部方向に押し込まれ、係止状態が解除されるものである。
試料脱落防止手段10は、サンプラー本体6の下端部(下端部よりの部位も含む)に1対の回転軸11を介して取り付けられた下向きコ字状のハンドル12で構成されている。この試料脱落防止手段10は、図5に示すように、サンプラー3が水底に着底し、水底の底質(未固結試料2)をサンプラー本体6内部に負圧を利用して吸引した後、サンプラー本体6を牽引手段4(ケーブル又はロープ)で引っ張って引き上げる際に、前記水平の回転軸11を介してサンプラー本体6が回転し、開口部5が上向きとなることで未固結試料2がサンプラー本体6から脱落することを防止するものである。
なお、本実施形態では、この試料脱落防止手段10のハンドル12に牽引手段(ケーブル又はロープ)4の下端部が直接又は間接的に接続されている。この牽引手段4はサンプラー3が没入し、水底に着底した後、この牽引手段4によってサンプラーを引き上げ、未固結試料2とともに回収するものである。
また、この牽引手段4は、サンプラー3を調査位置まで移動させるために用いてもよい。
この未固結試料採取装置1を使用して行われる未固結試料採取方法13は、本実施形態においては図2に示すように、底面に開口部5が形成された筒状のサンプラー本体6の前記開口部5付近にピストン7を係止するピストン係止工程14と、該ピストン係止工程14を行う際又はピストン係止工程14後のいずれかに、前記ピストン7に前記開口部5の反対方向への付勢力を付与する付勢力付与工程15と、前記サンプラー3を調査位置の水中に没入するサンプラー没入工程16と、前記サンプラー3が水底に着底し、水底の未固結試料2を採取する試料採取工程17とで構成されている。
ピストン係止工程14では、ピストン7をサンプラー本体6の開口部5付近に係止する。本実施形態では、ピストン7の下部の周縁部に複数個の凸没可能な係止片9aを設けており、この係止片9をサンプラー本体6の開口縁部6aに係止することにより、ピストン7をサンプラー本体6の開口部5付近に位置させた状態を保持する。
付勢力付与工程15は、本実施形態ではピストン係止工程14を行うことに行われる。すなわち、ピストン7には弾性体8が設けられており、ピストン7をサンプラー本体6の開口部5付近に係止することにより、弾性体8が自然長よりも伸長し、ピストン7に開口部5の反対方向へ摺動する付勢力を付与する。
サンプラー没入工程16では、小型ゴムボート等で調査地点まで移動し、サンプラー3を投入し、水中に没入させる。このゴムボートは、無線で操作できる無人ボートでもよいし、有人で操作するものであってもよい。
なお、無人ボートの場合には、ケーブル又はロープ4は、ウインチ等に接続され、調査地点でウインチ等を回転してケーブル又はロープ4を送り出して没入させる。
また、サンプラー3は陸地の時点から水中に位置させ、調査地点に到達した際に水底に向かって没入させるものであってもよいし、ゴムボートにサンプラー3を載せ、調査地点に到着した際にサンプラー3を水中に投入するとともに水底に向かって没入させるものであってもよい。
試料採取工程17では、サンプラー没入工程16で没入したサンプラー3により水底の未固結試料2を採取する工程である。
この試料採取工程17では、図5に示すように、サンプラー3が着底すると、ピストン7の係止状態が解除され、ピストン7が付勢手段8によって上方(サンプラー本体6の内部)に摺動することにより、サンプラー本体6の開口部5付近が負圧となって、水底の未固結試料2が自動的にサンプラー本体6の内部へと収納される。
なお、サンプラー本体6内部のピストン7よりも上部の部位の空気が圧縮されピストン7の移動が阻害されないように、サンプラー本体6の上部等に脱気用の空気排出弁(図示せず)を設けることが望ましい。
この状態でケーブル又はロープ4を引っ張ることにより、サンプラー3が上昇するとともに、ピストン7が上昇したことによる重心移動で、サンプラー本体6が回転軸11を支点に回動し、開口部5が上方に位置する。
このようにサンプラー本体6が回転することにより、サンプラー3を水上まで引き上げる間の未固結試料2が流出することを防止できるとともに、サンプラー本体6が水面を離れる瞬間に表面張力の影響で採取した未固結試料2が水中へ吸い出される現象を防止することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図6乃至図31に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図6乃至図9に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、サンプラー本体6の上部にバルブ18を設け、このバルブ18からサンプラー本体6内部の空気を排出し、サンプラー本体6内部を略真空状態としてピストン7を付勢する付勢手段8Aとしたサンプラー3Aを用いるとともに、サンプラー3Aを小型無人飛行機(いわゆるドローン)19にケーブル等4aによって接続し、この小型無人飛行機19でサンプラー3Aを牽引する牽引手段4Aを用いた未固結試料採取装置1Aにするとともに、ピストン係止工程4後にサンプラー本体6内部の空気を排出し、サンプラー本体6内部を略真空状態とすることによりピストン7に付勢力を付与する付勢力付与工程15Aと、小型無人飛行機19によって調査地点まで移動して、小型無人飛行機19を降下させてサンプラー3Aを水中に没入させるサンプラー没入工程16Aと、サンプラー3Aが着底した後に前記小型無人飛行機19を上昇させてサンプラー3Aを牽引し、未固結試料2を採取する試料採取工程17Aを用いた未固結試料採取方法13Aにした点で、このような未固結試料採取装置1A及び未固結試料採取方法13Aにしても前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本実施形態においては、サンプラー本体6内部のピストン7より上方の部位を略真空状態とする必要があるため、ピストン7の外周面にパッキン(図示せず)を設けることが望ましい。
図10乃至図13に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、ピストン7に係止片9aが凸没可能な凹所20を形成し、この凹所20に付勢スプリング21を介して係止片9aを設けた係止手段9Aを用いたサンプラー3Bとし、ウインチ22を備える浮力体23を設け、この浮力体23のウインチ22のワイヤー24にサンプラー3Bを接続してサンプラー3Bを牽引する牽引手段4Bを用いた未固結試料採取装置1Bにするとともに、小型無人飛行機19によって浮力体23を牽引し、調査地点まで移動して、浮力体23のウインチ22からワイヤー24を送り出してサンプラー3Bを水底に没入させるサンプラー没入工程16Bと、サンプラー3Bが着底した後に前記ウインチ22のワイヤー24を巻き上げてサンプラー3Bを牽引し、未固結試料2を採取する試料採取工程17Bを用いた未固結試料採取方法13Bにした点で、にしても前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、本実施形態では小型無人飛行機19に接続されたケーブル25の他端部は浮力体22に接続されており、サンプラー3Bは間接的に小型無人飛行機19に接続されている。
図14乃至図16に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、筒状のピストン本体26と、該ピストン本体26の内部に設けられ上下方向に摺動可能な摺動部材27からなるピストン7Aを用いるとともに、このピストン7Aの摺動部材27に逃げ孔28を形成し、ピストン本体26に係止片9aを取り付け、ピストン7Aが着底した際に、ピストン本体26の内部に摺動部材27が入り込み、係止片9aが前記逃げ孔28に入り込むことで係止状態が解除される係止手段9Bを備えるサンプラー3Cを用いた未固結試料採取装置1Cにした点で、このような泥試料採取装置1Cにしても前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、より小さな力で係止手段9Bの係止状態が解除されるため、緩い底質から締まった底質まで有効に用いることができる。
図17乃至図19に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、外周部に凹所20Aを備えるピストン7を用いるとともに、この凹所20Aに係合するとともに回転軸11を支点に回動可能なアングル状の係止片9bを用いた係止手段9Cを備えるサンプラー3Dを用いた未固結試料採取装置1Dにした点で、このような泥試料採取装置1Dにしても前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、着底し底質に埋没後にサンプラー3Dが傾くことで係止片9bの係止状態が解除され、未固結試料2が吸引されるため、極めて緩い底質から緩い底質に有効に用いることができる。
図20乃至図22に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、サンプラー本体6の開口部5付近にゴム等の弾性体製で、かえし状に形成されたカバー部材29を更に備える試料脱落防止手段10Aを備えたサンプラー3Eを用いた未固結試料採取装置1Eにした点で、このような泥試料採取装置1Eにしても前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
このかえし状のカバー部材29によって、未固結試料2はサンプラー本体6内部に保持するとともに、サンプラー3引き上げ時には、本発明を実施するための第1の形態と同様に、サンプラー本体6が回転軸11を支点に回動するため、確実に未固結試料2をサンプラー本体6の内部に採取することができる。
なお、通常状態においては、このカバー部材29の取り付け部分付近にピストン7が位置しており、カバー部材29が開いた状態となっている。その後、サンプラー3が着底すると、ピストン7の係止状態が解除され、ピストン7が上方へ引き上げられるとともに、未固結試料2がサンプラー本体6の内部に収納されて、かえしが閉じる。
図23乃至図25に示す本発明を実施するための第7の形態において、前記本発明を実施するための第6の形態と主に異なる点は、サンプラー本体6の開口部5付近に開閉扉状のカバー部材29Aを備える試料脱落防止手段10Bを備えたサンプラー3Fを用いた未固結試料採取装置1Fにした点で、このような泥試料採取装置1Fにしても前記本発明を実施するための第6の形態と同様な作用効果が得られる。
図26乃至図28に示す本発明を実施するための第8の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、ピストン7の底部に環状凹所30を形成し、この環状凹所30に一端部が固定された不織布または樹脂製の筒状のカバー部材29Bと、該カバー部材29Bの他端部に設けられ、この他端部を収縮させる輪ゴム状の収縮リング31と、カバー部材29Bの他端部に設けられた磁石等の磁性体32を更に備えた試料脱落防止手段10Cを有するサンプラー3Gを用いた未固結試料採取装置1Gにした点で、このような泥試料採取装置1Gにしても前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本実施形態の試料脱落防止手段10Cは、カバー部材29Bの他端部がサンプラー本体6の開口部5付近の外周部に収縮リング31及び磁性体32によって取り付けられており、ピストン7が着底し係止手段7が解除されてピストン7がサンプラー本体6内を上方へ移動すると、環状凹所30に折りたたまれて収納されていたカバー部材29Bが伸びて筒状となるとともに、他端部がサンプラー本体6の内部へと引きずり込まれ、収縮リング31によってその他端部が閉じるとともに、磁性体32によって他端部が閉口状態に固定されることにより、サンプラー3引き上げ時の試料の脱落を防止できるものである。
図29乃至図31に示す本発明を実施するための第9の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、一端部がサンプラー本体6の外周部に固定され、その他端部がピストン7にワイヤー等の紐状体33で連結された1対のカバー部材29Cを更に備えた試料脱落防止手段10Dを有するサンプラー3Hを用いた未固結試料採取装置1Hにした点で、このような泥試料採取装置1Hにしても前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本実施形態の試料脱落防止手段10Dは、カバー部材30Aが弾性体で形成されており、ピストン7が着底し、係止手段7が解除されてピストン7がサンプラー本体6内を上方へ移動すると、ピストン7に紐状体33で連結されている他端部が引っ張られて1対のカバー部材29Cが蓋体のようにサンプラー本体6の開口部5を塞ぐことにより、試料の脱落を防止するものである。
また、この他端部には磁性体32も設けられており、サンプラー本体6の開口部5をより強固に塞ぐことができる。この磁性体32はカバー部材29Cの外側、内側、または両側に設置することができる。
前記紐状体33は、鋼製、樹脂製など、引っ張り強度の優れた材質が望ましいが、綿や麻等の素材を用いることもできる。紐状体33の長さはピストン7が上昇した状態の下端からサンプラー本体6の開口部5までの長さを基準に、未固結試料2の重量の影響による垂れ下がりの影響も考慮して長さを調整する。
なお、本発明の実施形態では、試料脱落防止手段を備えるものについて説明したが、試料脱落防止手段を備えないものを用いてもよい。この場合、ケーブル等の牽引手段はサンプラーの上部に接続される。
本発明は水底の未固結試料を採取する産業で利用される。
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1H:未固結試料採取装置、
2:未固結試料、
3、3A、3B、3C、3D、3E、3F、3G、3H:サンプラー、
4、4A、4B:牽引手段、 5:開口部、
6:サンプラー本体、 7、7A:ピストン、
8、8A:付勢手段、 9、9A、9B、9C:係止手段、
10、10A、10B、10C、10D:試料脱落防止手段、
11:回転軸、 12:ハンドル、
13、13A、13B:未固結試料採取方法、
14:ピストン係止工程、 15、15A:付勢力付与工程、
16、16A、16B:サンプラー没入工程、
17、17A、17B:試料採取工程、
18:バルブ、 19小型無人飛行機、
20、20A:凹所、 21:付勢スプリング、
22:ウインチ、 23:浮力体、
24:ワイヤー、 25:ケーブル、
26:ピストン本体、 27:摺動部材、
28:逃げ孔、
29、29A、29B、29C:カバー部材、
30:環状凹所、 31:収縮リング、
32:磁性体、 33:紐状体。

Claims (14)

  1. サンプラーと、該サンプラーを牽引する牽引手段とからなる未固結試料採取装置であって、前記サンプラーは、底面に開口部が形成された筒状のサンプラー本体と、該サンプラー本体の内部を摺動可能なピストンと、該ピストンを前記開口部の反対側へ付勢する付勢手段と、前記ピストンを前記開口部付近に位置させる係止手段とで構成され、前記サンプラーが水底に着底した際に、前記係止手段が解除されるとともに、前記付勢手段の付勢力により前記ピストンが前記開口部の反対側へと移動し、これにより前記水底の未固結試料がサンプラー本体内部に吸引されることを特徴とする未固結試料採取装置。
  2. 前記付勢手段は、前記サンプラー本体内部を略真空状態とすることにより付勢力を生じさせるものであることを特徴とする請求項1に記載の未固結試料採取装置。
  3. 採取した未固結試料が前記サンプラー本体内部から脱落することを防止できる試料脱落防止手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の未固結試料採取装置。
  4. 前記試料脱落防止手段は、前記開口部が上向きになるようにサンプラー本体が回転するものであることを特徴とする請求項3に記載の未固結試料採取装置。
  5. 前記試料脱落防止手段は、前記未固結試料を前記サンプラー本体内に保持するカバー部材を備えることを特徴とする請求項3又は請求項4のいずれかに記載の未固結試料採取装置。
  6. 前記カバー部材は、磁性体を備え、該磁性体によってカバー部材を閉口することにより前記未固結試料を前記サンプラー本体内に保持することを特徴とする請求項5に記載の未固結試料採取装置。
  7. 前記サンプラーは、直接的又は間接的に小型無人飛行機に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の未固結試料採取装置。
  8. 底面に開口部が形成された筒状のサンプラー本体の開口部付近にピストンを係止するピストン係止工程と、該ピストン係止工程を行う際又はピストン係止工程後のいずれかに、前記ピストンに付勢力を付与する付勢力付与工程と、前記サンプラーを調査位置の水中に没入するサンプラー没入工程と、前記サンプラーが水底に着底し、該水底の未固結試料を採取する試料採取工程とで構成され、前記試料採取工程では、前記サンプラーが前記水底に着底した際、前記ピストンの係止状態が解除されるとともに、前記ピストンは付勢手段の付勢力によって前記開口部の反対側へと移動し、これにより前記サンプラー本体内部に前記未固結試料が吸引されることを特徴とする未固結試料採取方法。
  9. 前記付勢力付与では、前記サンプラー内部を略真空状態とすることにより付勢力を生じさせることを特徴とする請求項8に記載の未固結試料採取方法。
  10. 前記試料採取工程では、採取した未固結試料がサンプラー内部から脱落しないように、試料脱落防止手段を用いることを特徴とする請求項8又は請求項9のいずれかに記載の未固結試料採取方法。
  11. 前記試料脱落防止手段は、前記開口部が上向きになるようにサンプラー本体が回転するものであることを特徴とする請求項10に記載の未固結試料採取方法。
  12. 前記試料脱落防止手段は、前記未固結試料を前記サンプラー本体内に保持するカバー部材を備えることを特徴とする請求項10又は請求項11のいずれかに記載の未固結試料採取方法。
  13. 前記カバー部材は、磁性体を備え、該磁性体によってカバー部材を閉口することにより前記未固結試料を前記サンプラー本体内に保持することを特徴とする請求項12に記載の未固結試料採取方法。
  14. 前記サンプラー没入工程では、小型無人飛行機を用いて調査位置までサンプラーを移動させ、しかる後に水中に没入させることを特徴とする請求項8乃至請求項13のいずれかに記載の未固結試料採取方法。
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