JPH0322839Y2 - - Google Patents
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- JPH0322839Y2 JPH0322839Y2 JP4229885U JP4229885U JPH0322839Y2 JP H0322839 Y2 JPH0322839 Y2 JP H0322839Y2 JP 4229885 U JP4229885 U JP 4229885U JP 4229885 U JP4229885 U JP 4229885U JP H0322839 Y2 JPH0322839 Y2 JP H0322839Y2
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 8
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
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- 230000018199 S phase Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
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- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
本考案は、トグルリンク機構により開閉運動を
クロスバーを介して共通に伝達される複数の可動
接触子部を有しそのうちの一つである中性極が他
のそれに対し早入遅切れ開閉運動をする4極形回
路しや断器に関する。
クロスバーを介して共通に伝達される複数の可動
接触子部を有しそのうちの一つである中性極が他
のそれに対し早入遅切れ開閉運動をする4極形回
路しや断器に関する。
[考案の技術的背景]
周知のようにこの種の4極形回路しや断器は3
相4線式回路に用いられるものであり、これは手
動操作用のハンドル、短絡及び過負荷引外し部に
より作動されるトグルリンク機構を有し、このト
グルリンク機構による開閉運動がクロスバーを介
してR,S,T相及びN相(中性極)である4個
の可動接触子部に共通に伝達されるようになつて
いると共に、特にそのうちの一つであるN相の可
動接触子部は他のそれに対して先に閉路し且つ遅
く開路する所謂早入遅切れ運動をする特性になつ
ている。この特性を得るためにN相の可動接触子
部をクロスバーに対して弾性的に連結すると共に
固定側接点に対する離間角を他のR,S,T相の
それのよりも小さい値に設定している。この結果
離間角の小さいN相の可動接触子の方が閉路方向
の運動時には先に閉路し、開路方向の運動時には
遅く開路する早入遅切れとなる。
相4線式回路に用いられるものであり、これは手
動操作用のハンドル、短絡及び過負荷引外し部に
より作動されるトグルリンク機構を有し、このト
グルリンク機構による開閉運動がクロスバーを介
してR,S,T相及びN相(中性極)である4個
の可動接触子部に共通に伝達されるようになつて
いると共に、特にそのうちの一つであるN相の可
動接触子部は他のそれに対して先に閉路し且つ遅
く開路する所謂早入遅切れ運動をする特性になつ
ている。この特性を得るためにN相の可動接触子
部をクロスバーに対して弾性的に連結すると共に
固定側接点に対する離間角を他のR,S,T相の
それのよりも小さい値に設定している。この結果
離間角の小さいN相の可動接触子の方が閉路方向
の運動時には先に閉路し、開路方向の運動時には
遅く開路する早入遅切れとなる。
[背景技術の問題点]
しかしながらこのように可動接触子部と固定側
接点との離間角に差を与えて早入遅切れ時間差を
得る方法では、離間角に大きな差を与えると接点
開離距離を十分確保できなくなつたりしてしや断
性能を低下させるので、早入遅切れ時間差を十分
とることができない。このためR,S,T相のア
ーク切れの不揃い期間にN相が開路し回線が一時
不平衡になることがあり負荷が電子機器である場
合、この不平衡により発生する異常電圧によつて
破損を招く虞がある。
接点との離間角に差を与えて早入遅切れ時間差を
得る方法では、離間角に大きな差を与えると接点
開離距離を十分確保できなくなつたりしてしや断
性能を低下させるので、早入遅切れ時間差を十分
とることができない。このためR,S,T相のア
ーク切れの不揃い期間にN相が開路し回線が一時
不平衡になることがあり負荷が電子機器である場
合、この不平衡により発生する異常電圧によつて
破損を招く虞がある。
この欠点を解決するものとして実開昭59−
47952号公報に記載の考案が提供されている。こ
のものはN相側にラツチ機構を設け、閉路状態に
あるときのN相の可動接触子部をクスバーの開路
方向への回動角が一定値まではそのまま閉路位置
にラツチし、この一定値を越えた時点でラツチを
釈放して開路動作を開始させる構成のものであ
る。
47952号公報に記載の考案が提供されている。こ
のものはN相側にラツチ機構を設け、閉路状態に
あるときのN相の可動接触子部をクスバーの開路
方向への回動角が一定値まではそのまま閉路位置
にラツチし、この一定値を越えた時点でラツチを
釈放して開路動作を開始させる構成のものであ
る。
しかしながらこのラツチ機構による方式は本質
的には機械的係合状態を形成しその係合をクロス
バーの一定回動角位置で開放する構成を基本とす
るものであるから、係合位置のばらつきはそのま
ま早入遅切れ時間差のばらつきとして表われる。
的には機械的係合状態を形成しその係合をクロス
バーの一定回動角位置で開放する構成を基本とす
るものであるから、係合位置のばらつきはそのま
ま早入遅切れ時間差のばらつきとして表われる。
この係合位置のばらつきは関係部品の寸法及び
組立て誤差により発生するものであるから時間差
不良の発見が組立て完了後となり、その調整作業
は部品の交換や組立てなおしを伴い多くの手間を
費やす欠点があつた。
組立て誤差により発生するものであるから時間差
不良の発見が組立て完了後となり、その調整作業
は部品の交換や組立てなおしを伴い多くの手間を
費やす欠点があつた。
[考案の目的]
そこで本考案の目的は固定側接点に対する可動
接触子部の離間角の差を大きくすることなく十分
な早入遅切れ時間差が得られ、しかもこれを機械
的係合手段により達成しながらもその調整作業を
簡単に行ない得る4極形回路しや断器を提供する
にある。
接触子部の離間角の差を大きくすることなく十分
な早入遅切れ時間差が得られ、しかもこれを機械
的係合手段により達成しながらもその調整作業を
簡単に行ない得る4極形回路しや断器を提供する
にある。
[考案の概要]
本考案は、一つが中性極となつている複数の可
動接触子部にトグルリンク機構から開閉運動をク
ロスバーを介して共通に伝達されると共に中性極
の可動接触子部が他のそれに対して早入遅切れの
開閉運動をする4極形回路しや断器において、特
に遅切れ手段として中性極の可動接触子部の開路
方向運動を係合手段によりクロスバーが所定回動
角に達するまで拘束しその後釈放する構成とする
と共にその係合手段の係合位置を調節可能構造と
することにより、早入遅切れ時間差の調整作業が
容易になるようにしたものである。
動接触子部にトグルリンク機構から開閉運動をク
ロスバーを介して共通に伝達されると共に中性極
の可動接触子部が他のそれに対して早入遅切れの
開閉運動をする4極形回路しや断器において、特
に遅切れ手段として中性極の可動接触子部の開路
方向運動を係合手段によりクロスバーが所定回動
角に達するまで拘束しその後釈放する構成とする
と共にその係合手段の係合位置を調節可能構造と
することにより、早入遅切れ時間差の調整作業が
容易になるようにしたものである。
[考案の実施例]
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。主として第2図において、1はケ
ース、2はカバーであり、夫々絶縁材よりなる。
3はR,S,T,Nの各相ごとに設けられた電源
側固定端子であつて、そのケース1内側の端部に
固定側接点4を有している。5はN相を除くR,
S,Tの各相ごとに設けられた可動アームで、こ
の可動アーム5は自由端即ち一端に可動側接点6
を有し、他端部をピン5aを介してアームホルダ
ー7に回動自在に連結されている。このアームホ
ルダー7は4相共通のクロスバー8にこれと一体
回動するように貫通状態に取着され、またクロス
バー8は前記ケース1に回転自在に支持されてい
る。前記アームホルダー7と可動アーム5との間
には接点4,6間の接触圧を得るためのばね9を
介在させている。
がら説明する。主として第2図において、1はケ
ース、2はカバーであり、夫々絶縁材よりなる。
3はR,S,T,Nの各相ごとに設けられた電源
側固定端子であつて、そのケース1内側の端部に
固定側接点4を有している。5はN相を除くR,
S,Tの各相ごとに設けられた可動アームで、こ
の可動アーム5は自由端即ち一端に可動側接点6
を有し、他端部をピン5aを介してアームホルダ
ー7に回動自在に連結されている。このアームホ
ルダー7は4相共通のクロスバー8にこれと一体
回動するように貫通状態に取着され、またクロス
バー8は前記ケース1に回転自在に支持されてい
る。前記アームホルダー7と可動アーム5との間
には接点4,6間の接触圧を得るためのばね9を
介在させている。
次に上記可動アーム5とアームホルダー7から
なる可動接触子部10を開閉操作するためのトグ
ルリンク機構11について述べると、12は下リ
ンクで、その下端は前記ピン5aに連結され、上
端は上リンク13の下端にピン12aを介して回
動自在に連結されている。一方、前記ケース1に
フレーム14が固着され、このフレーム14には
キヤツチレバー15の一端がピン15aを介して
回動自在に枢着されている。このキヤツチレバー
15の中央部にはピン13aを介して上リンク1
3の上端が連結され、キヤツチレバー15の他端
はキヤツチ受け16に係合されている。17は上
リンク13の中央部に突設されたストツパピンで
あつて、これはキヤツチレバー15の一部に当接
することによつて上リンク13がピン13aを支
点として反時計方向へ回動するのを阻止するため
のものである。18は可動接触子部10を手動開
閉操作するハンドルであつて、このハンドル18
は前記フレーム14に回動自在に枢着したハンド
ル支え19に取付られている。またこのハンドル
支え19と前記ピン12aとの間には前記リンク
12,13にトグル運動を付与する引張りコイル
ばね20が張架されている。
なる可動接触子部10を開閉操作するためのトグ
ルリンク機構11について述べると、12は下リ
ンクで、その下端は前記ピン5aに連結され、上
端は上リンク13の下端にピン12aを介して回
動自在に連結されている。一方、前記ケース1に
フレーム14が固着され、このフレーム14には
キヤツチレバー15の一端がピン15aを介して
回動自在に枢着されている。このキヤツチレバー
15の中央部にはピン13aを介して上リンク1
3の上端が連結され、キヤツチレバー15の他端
はキヤツチ受け16に係合されている。17は上
リンク13の中央部に突設されたストツパピンで
あつて、これはキヤツチレバー15の一部に当接
することによつて上リンク13がピン13aを支
点として反時計方向へ回動するのを阻止するため
のものである。18は可動接触子部10を手動開
閉操作するハンドルであつて、このハンドル18
は前記フレーム14に回動自在に枢着したハンド
ル支え19に取付られている。またこのハンドル
支え19と前記ピン12aとの間には前記リンク
12,13にトグル運動を付与する引張りコイル
ばね20が張架されている。
一方前記キヤツチ受16は一端がキヤツチレバ
ー15と係合し、他端がピン21aを中心に回動
するトリツプ杆21と係合している。また前記可
動アーム5は可撓導体22を介してヒータ23に
接続されている。このヒータ23には、このヒー
タ23から熱を受けて湾曲するバイメタル24が
取付けられており、バイメタル24の先端部には
押圧用調整ねじ25が螺着されている。26はマ
グネツトであり、このマグネツト26にはアーマ
チユア27の一端が対向され、その他端がトリツ
プ杆21をトリツプ方向に押圧するようになつて
いる。前記押圧用調整ねじ25もバイメタル24
の湾曲時にトリツプ杆21をトリツプ方向に押圧
するようになつている。28はヒータ23に接続
された負荷側固定端子である。この回路しや断器
は第3図に示すごとく一側から順次R相、S相、
T相、N相となつているが、N相には引外し素子
としてのヒータ23、バイメタル24、マグネツ
ト26及びアーマチユア27は取付けられない。
ー15と係合し、他端がピン21aを中心に回動
するトリツプ杆21と係合している。また前記可
動アーム5は可撓導体22を介してヒータ23に
接続されている。このヒータ23には、このヒー
タ23から熱を受けて湾曲するバイメタル24が
取付けられており、バイメタル24の先端部には
押圧用調整ねじ25が螺着されている。26はマ
グネツトであり、このマグネツト26にはアーマ
チユア27の一端が対向され、その他端がトリツ
プ杆21をトリツプ方向に押圧するようになつて
いる。前記押圧用調整ねじ25もバイメタル24
の湾曲時にトリツプ杆21をトリツプ方向に押圧
するようになつている。28はヒータ23に接続
された負荷側固定端子である。この回路しや断器
は第3図に示すごとく一側から順次R相、S相、
T相、N相となつているが、N相には引外し素子
としてのヒータ23、バイメタル24、マグネツ
ト26及びアーマチユア27は取付けられない。
次にN相側の構成について述べる。第1図及び
第4図において、29はN相のアームホルダーで
あつて、一端に係合ピン29aを有し、4相に共
通の前記クロスバー8の一部に形成された円柱部
8aに中央部に形成した支持孔29bを介して回
動自在に支持されいる。このアームホルダー29
の他端部に有する支持孔29cにはN相の可動ア
ーム30がピン30aを介して回動自在に連結さ
れている。このの可動アーム30の一端には可動
側接点31が設けられている。またクロスバー8
には、これと一体に回動するように角孔32aを
介してサポート32が取付けられている。このサ
ポート32には、第4図に示すようにホルダー位
置規制片33及び解除片34が折曲形成されてお
り、そのホルダー位置規制片33がアームホルダ
ー29の図中上辺に閉路方向に係合することによ
りその反時計方向への回動を禁止するようにして
いる。第5図において、35はケース1に固定さ
れたフレームであつて、このフレーム35に架設
されたばね受ピン36と前記ピン30aとの間に
は引張りコイルばね37が張架されている。また
アームホルダー29と可動側アーム30の他端と
の間には可動側接点4に圧接させるための圧縮コ
イルばね38が介在され、このばね38の弾力に
よつて可動アーム30の接点31とは反対の端部
30bをサポート32のホルダー位置規制片33
に押し付けている。これにより可動アーム30は
アームホルダー29に弾性的に連結された構造に
なる。さらに、フレーム35にはキヤツチ39が
ピン39aを介して回動自在に連結されている。
上記ピン39aにはトーシヨンばね40が取り付
けられており、このばね40の両端をフレーム3
5のばね受けピン35aとキヤツチ39とに係止
させて、キヤツチ39を常時作用位置方向即ち反
時計方向へ回動付勢するようにしている。キヤツ
チ39のほぼ中央部には前記係合ピン29aと係
脱するコ字形の係合部材41がねじ42をキヤツ
チ39の後部に明けられた位置調整用長穴39b
を通して係合部材41の後部に明けられたネジ穴
41aに螺合することによりキヤツチ39と一体
となるように取り付けられている。ここで係合部
材41は前記位置調整用長穴39bの長手方向を
道程として、キヤツチ39のコ字状折曲部即ち、
その後部と側部の内側面をガイド面として位置調
整用長穴39bの長手方向即ちアームホルダー2
9の回動方向に摺動することができる。そしてキ
ヤツチ39の中央部には前記サポート32の解除
片34により押圧される受圧ピン43が架設され
ている。またキヤツチ39の自由端側には前記係
合ピン29aを摺動させる傾斜縁44が形成して
ある。
第4図において、29はN相のアームホルダーで
あつて、一端に係合ピン29aを有し、4相に共
通の前記クロスバー8の一部に形成された円柱部
8aに中央部に形成した支持孔29bを介して回
動自在に支持されいる。このアームホルダー29
の他端部に有する支持孔29cにはN相の可動ア
ーム30がピン30aを介して回動自在に連結さ
れている。このの可動アーム30の一端には可動
側接点31が設けられている。またクロスバー8
には、これと一体に回動するように角孔32aを
介してサポート32が取付けられている。このサ
ポート32には、第4図に示すようにホルダー位
置規制片33及び解除片34が折曲形成されてお
り、そのホルダー位置規制片33がアームホルダ
ー29の図中上辺に閉路方向に係合することによ
りその反時計方向への回動を禁止するようにして
いる。第5図において、35はケース1に固定さ
れたフレームであつて、このフレーム35に架設
されたばね受ピン36と前記ピン30aとの間に
は引張りコイルばね37が張架されている。また
アームホルダー29と可動側アーム30の他端と
の間には可動側接点4に圧接させるための圧縮コ
イルばね38が介在され、このばね38の弾力に
よつて可動アーム30の接点31とは反対の端部
30bをサポート32のホルダー位置規制片33
に押し付けている。これにより可動アーム30は
アームホルダー29に弾性的に連結された構造に
なる。さらに、フレーム35にはキヤツチ39が
ピン39aを介して回動自在に連結されている。
上記ピン39aにはトーシヨンばね40が取り付
けられており、このばね40の両端をフレーム3
5のばね受けピン35aとキヤツチ39とに係止
させて、キヤツチ39を常時作用位置方向即ち反
時計方向へ回動付勢するようにしている。キヤツ
チ39のほぼ中央部には前記係合ピン29aと係
脱するコ字形の係合部材41がねじ42をキヤツ
チ39の後部に明けられた位置調整用長穴39b
を通して係合部材41の後部に明けられたネジ穴
41aに螺合することによりキヤツチ39と一体
となるように取り付けられている。ここで係合部
材41は前記位置調整用長穴39bの長手方向を
道程として、キヤツチ39のコ字状折曲部即ち、
その後部と側部の内側面をガイド面として位置調
整用長穴39bの長手方向即ちアームホルダー2
9の回動方向に摺動することができる。そしてキ
ヤツチ39の中央部には前記サポート32の解除
片34により押圧される受圧ピン43が架設され
ている。またキヤツチ39の自由端側には前記係
合ピン29aを摺動させる傾斜縁44が形成して
ある。
ここで、上記可動アーム30とアームホルダー
29は中性極の可動接触子部45を構成してい
る。この中性極即ちN相の可動接触子部45の可
動アーム30と他のR,S,T各組の可動接触子
部10の可動アーム5とはこれらが開路位置にあ
るときは第6図に示すように固定側接点4に接す
る離間角が、N相の可動アーム30の方がθ1だけ
小さい値に予め定めてある。
29は中性極の可動接触子部45を構成してい
る。この中性極即ちN相の可動接触子部45の可
動アーム30と他のR,S,T各組の可動接触子
部10の可動アーム5とはこれらが開路位置にあ
るときは第6図に示すように固定側接点4に接す
る離間角が、N相の可動アーム30の方がθ1だけ
小さい値に予め定めてある。
次に上記構成の作用について説明するに、N相
に関する以外の部分及びトグルリンク機構につい
てはすでに知られた部分であるので概略的に述べ
る。即ちR,S,T相の開閉操作を例に述べる
と、第2図に示す閉路状態において、ハンドル1
8を図中反時計方向にハンドル支え19を伴つて
回動操作すると上リンク13がピン13aを中心
に時計方向に回動し、下リンク12と上リンク1
3との回動連結点であるピン12aが矢印A方向
に引張りコイルばね20によるトグル作用により
急速に移動する。この移動によりアームホルダー
7がクロスバー8を中心に反時計方向に可動アー
ム5を伴つて急速回動し接点6,4間が開かれ
る。
に関する以外の部分及びトグルリンク機構につい
てはすでに知られた部分であるので概略的に述べ
る。即ちR,S,T相の開閉操作を例に述べる
と、第2図に示す閉路状態において、ハンドル1
8を図中反時計方向にハンドル支え19を伴つて
回動操作すると上リンク13がピン13aを中心
に時計方向に回動し、下リンク12と上リンク1
3との回動連結点であるピン12aが矢印A方向
に引張りコイルばね20によるトグル作用により
急速に移動する。この移動によりアームホルダー
7がクロスバー8を中心に反時計方向に可動アー
ム5を伴つて急速回動し接点6,4間が開かれ
る。
この開路状態でハンドル18を図中右方に回動
操作すると、ピン12aが矢印A方向にあつて両
リンク12,13がく字状に屈曲していた状態か
ら、ピン12aが矢印Aとは反対方向に除々に移
動され、中立点を越えるとその移動が急速になつ
てアームホルダー7が可動アーム5を伴つて時計
方向に急速回動され接点6,4間が閉成される。
操作すると、ピン12aが矢印A方向にあつて両
リンク12,13がく字状に屈曲していた状態か
ら、ピン12aが矢印Aとは反対方向に除々に移
動され、中立点を越えるとその移動が急速になつ
てアームホルダー7が可動アーム5を伴つて時計
方向に急速回動され接点6,4間が閉成される。
このような可動アーム5の開閉運動に伴うクロ
スバー8の往復回動運動は当然N相の可動アーム
30にも伝えられ、これを固定側接点4に対して
開閉運動させる。
スバー8の往復回動運動は当然N相の可動アーム
30にも伝えられ、これを固定側接点4に対して
開閉運動させる。
即ち第1図に示す開路状態において、ハンドル
18が閉路方向に回動操作されてクロスバー8が
時計方向に回動したとすると、サポート32がク
ロスバー8と一体に回動するからこのサポート3
2の位置規制片33がN相のアームホルダー29
を押圧する。そこでアームホルダー29も可動ア
ーム30を伴つてクロスバー8と一体に時計方向
に回動することとなり、第7図に示すように可動
側接点31を電源側固定端子3の接点4に接触さ
せる。この場合、前述のようにR,S,T相の可
動アーム5とN相の可動アーム30との間には離
間角にθ1なる差が与えられているので、N相の可
動アーム30の接点31が先に相手接点4に接触
する。そしてクロスバー8の時計方向回動がさら
に進行するに伴つて、N相では圧縮コイルばね3
8が圧縮されて接点31,4間に圧縮コイルばね
38により接触圧が付加される。また、このよう
な閉路即ち投入動作の進行に伴いN相ではアーム
ホルダー29の係合ピン29aがキヤツチ39の
傾斜縁44に摺動するが、係合ピン29aが傾斜
縁44を過ぎたところでキヤツチ39に取り付け
られた係合部材41の係合部41bに係合する
(第7図参照)。この係合状態は閉路中保たれる。
18が閉路方向に回動操作されてクロスバー8が
時計方向に回動したとすると、サポート32がク
ロスバー8と一体に回動するからこのサポート3
2の位置規制片33がN相のアームホルダー29
を押圧する。そこでアームホルダー29も可動ア
ーム30を伴つてクロスバー8と一体に時計方向
に回動することとなり、第7図に示すように可動
側接点31を電源側固定端子3の接点4に接触さ
せる。この場合、前述のようにR,S,T相の可
動アーム5とN相の可動アーム30との間には離
間角にθ1なる差が与えられているので、N相の可
動アーム30の接点31が先に相手接点4に接触
する。そしてクロスバー8の時計方向回動がさら
に進行するに伴つて、N相では圧縮コイルばね3
8が圧縮されて接点31,4間に圧縮コイルばね
38により接触圧が付加される。また、このよう
な閉路即ち投入動作の進行に伴いN相ではアーム
ホルダー29の係合ピン29aがキヤツチ39の
傾斜縁44に摺動するが、係合ピン29aが傾斜
縁44を過ぎたところでキヤツチ39に取り付け
られた係合部材41の係合部41bに係合する
(第7図参照)。この係合状態は閉路中保たれる。
次にハンドル18が開路方向に操作されてN相
側が第7図から第1図の状態に変化する動作を述
べる。ハンドル18を第2図中反時計方向に回動
すると、クロスバー8もこの方向へ回動する。こ
れによつてR,S,T相では可動アームホルダー
7がクロスバー8と一体に回動するが、N相では
サポート32がクロスバー8と一体に回動する。
従つてN相以外の3相ではアームホルダー7の開
路動作が直ちに開始されるのに対し、N相ではサ
ポート32が反時計方向への回動を開始しても前
記係合部41bにアームホルダー29の係合ピン
29aが係合しているためアームホルダー29及
び可動アーム30の位置は変わらず、そのまま投
入状態に拘束される。そしてクロスバー8がさら
に反時計方向へ回動してある位置に達したときサ
ポート32の解除片34がキヤツチ39の受圧ピ
ン43を押すようになる。そこでキヤツチ39は
トーシヨンばね40に抗して時計方向へ回動し、
前記係合部41bが係合ピン29aより外れた時
点即ち釈放時点でアームホルダー29は引張りコ
イルばね37により急速に反時計方向へ回動され
る。そしてアームホルダー29のこの回動により
可動アーム30も反時計方向へ回動し、続いてサ
ポート32もクロスバー8と一体に反時計方向へ
回動して接点31,4間を開路する。
側が第7図から第1図の状態に変化する動作を述
べる。ハンドル18を第2図中反時計方向に回動
すると、クロスバー8もこの方向へ回動する。こ
れによつてR,S,T相では可動アームホルダー
7がクロスバー8と一体に回動するが、N相では
サポート32がクロスバー8と一体に回動する。
従つてN相以外の3相ではアームホルダー7の開
路動作が直ちに開始されるのに対し、N相ではサ
ポート32が反時計方向への回動を開始しても前
記係合部41bにアームホルダー29の係合ピン
29aが係合しているためアームホルダー29及
び可動アーム30の位置は変わらず、そのまま投
入状態に拘束される。そしてクロスバー8がさら
に反時計方向へ回動してある位置に達したときサ
ポート32の解除片34がキヤツチ39の受圧ピ
ン43を押すようになる。そこでキヤツチ39は
トーシヨンばね40に抗して時計方向へ回動し、
前記係合部41bが係合ピン29aより外れた時
点即ち釈放時点でアームホルダー29は引張りコ
イルばね37により急速に反時計方向へ回動され
る。そしてアームホルダー29のこの回動により
可動アーム30も反時計方向へ回動し、続いてサ
ポート32もクロスバー8と一体に反時計方向へ
回動して接点31,4間を開路する。
このように、N相の開路動作はクロスバー8の
回動動作と同時には開始されず、クロスバー8が
所定の位置に達してサポート32の解除片34で
キヤツチ39を押圧し、アームホルダー29とキ
ヤツチ39との係合状態を解除した時点で開路す
るものであり、この開路完了はR,S,T相のそ
れよりも遅くなる。こうしてN相では可動アーム
30の開閉運動は他相の可動アーム5に対して早
入遅切れ運動になる。
回動動作と同時には開始されず、クロスバー8が
所定の位置に達してサポート32の解除片34で
キヤツチ39を押圧し、アームホルダー29とキ
ヤツチ39との係合状態を解除した時点で開路す
るものであり、この開路完了はR,S,T相のそ
れよりも遅くなる。こうしてN相では可動アーム
30の開閉運動は他相の可動アーム5に対して早
入遅切れ運動になる。
そしてこの場合の特に遅切れ時間差はクロスバ
ー8が開路方向に回動開始して所定角度に達した
時点からサポート32の解除片34によりキヤツ
チ39が時計方向に蹴られアームホルダー29の
係合ピン29aが係合部材41の係合部41bか
ら外れる時点までの時間が係合解除遅れ時間にな
る。そしてこの係合解除遅れ時間は第7図の構造
から理解できるように、この係合解除に関与する
部品の寸法や組立てのばらつきにより変化するこ
とは明らかである。
ー8が開路方向に回動開始して所定角度に達した
時点からサポート32の解除片34によりキヤツ
チ39が時計方向に蹴られアームホルダー29の
係合ピン29aが係合部材41の係合部41bか
ら外れる時点までの時間が係合解除遅れ時間にな
る。そしてこの係合解除遅れ時間は第7図の構造
から理解できるように、この係合解除に関与する
部品の寸法や組立てのばらつきにより変化するこ
とは明らかである。
またこの係合解除遅れ時間はアームホルダー2
9の係合ピン29aと係合部材41との間の、ア
ームホルダー29の開閉運動方向における係合位
置によつて変化する。
9の係合ピン29aと係合部材41との間の、ア
ームホルダー29の開閉運動方向における係合位
置によつて変化する。
即ち、この係合を解除するに必要なキヤツチ3
9のピン39aを中心とする時計方向回動角θ2
(第7図参照)はピン29aと係合部41bとの
係合位置が第7図中下方に移動するほど小さい値
ですみ、係合解除遅れ時間が短くなる。
9のピン39aを中心とする時計方向回動角θ2
(第7図参照)はピン29aと係合部41bとの
係合位置が第7図中下方に移動するほど小さい値
ですみ、係合解除遅れ時間が短くなる。
従つて上記構造によれば、部品寸法や組立ての
ばらつきが原因で早入遅切れ時間差不良を組立て
完了後に発見された場合でも、係合部材41をキ
ヤツチ39上でその位置調整用長穴39bに沿い
位置調整することにより上記時間差不良を適正に
調整することができる。この調整作業は部品の分
解や組立てしないので極めて要易である。
ばらつきが原因で早入遅切れ時間差不良を組立て
完了後に発見された場合でも、係合部材41をキ
ヤツチ39上でその位置調整用長穴39bに沿い
位置調整することにより上記時間差不良を適正に
調整することができる。この調整作業は部品の分
解や組立てしないので極めて要易である。
特にこの実施例ではキヤツチ39及び係合部材
41が互いに嵌合するコ字状に形成しその嵌合部
分で案内作用を得ているので、係合部材41の移
動調節に伴う傾きが防止され、この傾きによる係
合部41bの位置的ばらつきを防止できる。
41が互いに嵌合するコ字状に形成しその嵌合部
分で案内作用を得ているので、係合部材41の移
動調節に伴う傾きが防止され、この傾きによる係
合部41bの位置的ばらつきを防止できる。
[考案の効果]
以上述べたように本考案によれば中性極の可動
接触子部に他のそれに対して早入遅切れとなる開
閉運動を与えるようにしたものにおいて、特にそ
の遅切れ時間差をキヤツチと可動接触子部との間
に係合手段を介在することにより確保する構成で
ありながらも、遅切れ時間差のばらつきを部品の
交換や組立てなおしを伴わずに容易に行ないうる
4極形回路しや断器を提供できる。
接触子部に他のそれに対して早入遅切れとなる開
閉運動を与えるようにしたものにおいて、特にそ
の遅切れ時間差をキヤツチと可動接触子部との間
に係合手段を介在することにより確保する構成で
ありながらも、遅切れ時間差のばらつきを部品の
交換や組立てなおしを伴わずに容易に行ないうる
4極形回路しや断器を提供できる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は中性極側主要部の側面図、第2図は中性極側を
除いて示す回路しや断器の縦断面図、第3図は一
部切開して示す回路しや断器の平面図、第4図は
アームホルダーとサポート部分の分解斜視図、第
5図は主にキヤツチとフレーム部分の分解斜視
図、第6図は中性極側可動アームと他の可動アー
ムとの間の離間角関係を示す図、第7図は異なる
作用状態をもつて示す第1図相当図である。 図中、1はケース、2はカバー、4は固定側接
点、5は可動アーム、5aはピン、6は可動側接
点、7はアームホルダー、8はクロスバー、10
は可動接触子部、11はトグルリンク機構、12
は下リンク、13は上リンク、14はフレーム、
15はキヤツチレバー、16はキヤツチ受、17
はストツパピン、18はハンドル、19はハンド
ル支え、20は引張りコイルばね、21はトリツ
プ杆、23はヒータ、24はバイメタル、26は
マグネツト、27はアーマチユア、29はアーム
ホルダー、29aは係合ピン、30は可動アー
ム、30aはピン、31は可動側接点、32はサ
ポート、33は位置規制片、34は解除片、35
はフレーム、37は引張りコイルばね、38はば
ね、39はキヤツチ、39aはピン、39bは位
置調整用長穴、40はトーシヨンばね、41は係
合部材、41aはネジ穴、41bは係合部、42
はねじ、43は受圧ピンである。
は中性極側主要部の側面図、第2図は中性極側を
除いて示す回路しや断器の縦断面図、第3図は一
部切開して示す回路しや断器の平面図、第4図は
アームホルダーとサポート部分の分解斜視図、第
5図は主にキヤツチとフレーム部分の分解斜視
図、第6図は中性極側可動アームと他の可動アー
ムとの間の離間角関係を示す図、第7図は異なる
作用状態をもつて示す第1図相当図である。 図中、1はケース、2はカバー、4は固定側接
点、5は可動アーム、5aはピン、6は可動側接
点、7はアームホルダー、8はクロスバー、10
は可動接触子部、11はトグルリンク機構、12
は下リンク、13は上リンク、14はフレーム、
15はキヤツチレバー、16はキヤツチ受、17
はストツパピン、18はハンドル、19はハンド
ル支え、20は引張りコイルばね、21はトリツ
プ杆、23はヒータ、24はバイメタル、26は
マグネツト、27はアーマチユア、29はアーム
ホルダー、29aは係合ピン、30は可動アー
ム、30aはピン、31は可動側接点、32はサ
ポート、33は位置規制片、34は解除片、35
はフレーム、37は引張りコイルばね、38はば
ね、39はキヤツチ、39aはピン、39bは位
置調整用長穴、40はトーシヨンばね、41は係
合部材、41aはネジ穴、41bは係合部、42
はねじ、43は受圧ピンである。
Claims (1)
- トグルリンク機構により開閉運動をクロスバー
を介して共通に与えられる複数の可動接触子部を
有しそのうちの一つである中性極の可動接触子部
が他のそれに対して早入遅切れの開閉運動をする
4極形回路しや断器において、前記クロスバーと
一体的に回動するサポートと、前記クロスバーに
回動自在に支持され前記サポートからこれとの係
合により閉路方向のみの回動が伝えられるアーム
ホルダーと、このアームホルダーに開閉運動方向
に弾性を有するようにばね部材を介して連結され
前記中性極の可動接触子部をなす可動アームと、
静止部材に回動自在に設けられ常時は作用位置方
向にばね力が付勢されたキヤツチと、このキヤツ
チに設けられ前記可動アームの閉路位置でこの閉
路状態を保持するように前記アームホルダーの一
部が係合する係合部材とを設け、この係合部材を
前記キヤツチに前記アームホルダーの回動方向に
移動調節可能に取着したことを特徴とする4極形
回路しや断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4229885U JPH0322839Y2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4229885U JPH0322839Y2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161858U JPS61161858U (ja) | 1986-10-07 |
JPH0322839Y2 true JPH0322839Y2 (ja) | 1991-05-17 |
Family
ID=30552925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4229885U Expired JPH0322839Y2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0322839Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7223633B2 (ja) * | 2019-05-22 | 2023-02-16 | 日東工業株式会社 | 回路遮断器 |
-
1985
- 1985-03-26 JP JP4229885U patent/JPH0322839Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61161858U (ja) | 1986-10-07 |
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