JPH03223818A - 交換レンズ - Google Patents

交換レンズ

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Publication number
JPH03223818A
JPH03223818A JP2070490A JP2070490A JPH03223818A JP H03223818 A JPH03223818 A JP H03223818A JP 2070490 A JP2070490 A JP 2070490A JP 2070490 A JP2070490 A JP 2070490A JP H03223818 A JPH03223818 A JP H03223818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical axis
ring
lens
rotation
interlocking
Prior art date
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Pending
Application number
JP2070490A
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English (en)
Inventor
Osamu Tanaka
理 田中
Shoji Suzuki
昭治 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、−眼レフカメラ用の交換レンズに係り、特に
拡大接写撮影に適した交換レンズに関する。
【従来の技術および発明の解決課題】
一般に、拡大接写撮影に際して倍率設定およびフォーカ
ス操作を行うのは勿論であるが、拡大接写撮影特有の操
作として、三脚に取り付けたカメラ並びにその交換レン
ズやベローズ等の撮影機材を狭い被写体範囲に対応させ
るために、三脚を固定したままでフレーミングを行うこ
とがしばしばである。そのような撮影条件では、三脚の
雲台を操作してカメラの姿勢を調整することになるが、
従来、撮影者にとってその調整操作の自由度は十分なも
のではなく、満足のできる画面を追求すると三脚を再度
固定し直さざるを得なくなる場合がある。例えば、三脚
にカメラを固定した状態でカメラを縦・横に向きを変え
ようとフレーミング操作をする場合には、カメラは雲台
の回動軸を中心に回転することになり、その場合には被
写体に対して/Jメラアングルか変化してしまう。特に
拡大接写撮影では、カメラアングルが僅かに変化しただ
けでも画面は大きく変化するので、カメラアングルとフ
レーミングとの両方を満足させようとすると、」−述の
ような場合にはどうしても三脚の固定し直しが必要とな
る。 通常の撮影手順々しては、三脚に撮影機材を取り付けた
状態でカメラアングルを決定し、ソノ池の倍率設定およ
びフォーカス操作等の光学系の撮影条件を設定し、レリ
ーズ直前の最1多の操作としてフレーミングを行うこと
になる。このフレーミング操作に際しては、特に最初に
決定したカメラアングルを変化させず、その他の設定さ
れた撮影条件にも変化を生じることなく、カメラの縦・
横の向きのみを自由に設定できるのが望ましい。 ところで、上述のような倍率設定機能やフレーミング機
能のように撮影に際して必要な異なる機能を備えた交換
レンズを開発するに際しては、操作の簡易性を損なわず
且つ装置自体の小型化を達成しなければならない。その
解決策として、一つの駆動源により両機能を駆動するこ
とが考えられるが、そのためには駆動力伝達系を確実に
切り替えられ、しかも操作性に優れた機能切り替え機構
の開発が要求される。 本発明は、上述のような二つの異なる機能を持った交換
レンズを開発するに際して、その技術的課題を解決すべ
く創案されたものである。したかって本発明の目的は、
二つの異なった機能の駆動力伝達系を確実に切り替え、
しかもその操作が極めて簡単な機能切り替え機構を備え
た交換レンズを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
本発明に係る交換レンズは、上述のごとき従来の技術的
課題を解決し、その目的を達成するために以下のような
構成を備えている。 即ち、鋸刃状に形成された第1噛合歯を有し、自身は固
定部分に取り付けられて固定される固定部材と、撮影に
必要な第1機能を果たすために撮影光軸の回りに回転運
動し、且つ撮影に必要な第2R能を果たすために該回転
運動を停止する第1部材と、上記第1機能および第2機
能を果たすために撮影光軸の回りに回転運動すると共に
、上記第1噛合歯と光軸沿い方向に対向して鋸歯状第2
噛合歯を有する第2部材と、上記第1噛合歯と第2噛合
歯との間で上記光軸沿い方向への移動が許容されると共
に上記第1部材に対する周方向への移動か規制され、こ
れら第1噛合歯および第2噛合爾に対して交互に係合離
脱する鋸刃状の第3および第4噛a山を有する機能切り
替え部材とを備え、」二記機能切り替え部材は、上記第
1噛合歯と上記第3噛合歯との係合状態、および上記第
2噛合歯と上記第4噛合歯との夫々の係合状態において
、該機能切り替え部材の光軸沿い方向への移動を規制す
る上記固定部材との係止部を有する。
【作用および発明の効果】
本発明に係る交換レンズでは、第1機能および第2機能
のいずれを果たす場合にも第2部材が回転運動する。一
方で、機能切り替え部材は、光軸沿いの方向へ往復移動
するこによって固定部材との係合状態および第2部材と
の係合状態を交互に切り替えるが、この機能切り替え部
材自体が第1部材に対する周方向への移動を規制されて
いるので、第1部材の回転運動については逆に機能切り
替え部材が回転するときにしか許容されない。この機能
切り替え部材の第3噛合歯が固定部材の第1噛合歯と係
合している状態では、第2部材は機能切り替え部材を介
して固定部材にその回転を規制されるので、その結果と
して第2機能を果たすための作用を行う。また、機能切
り替え部材の第4噛合歯が第2部材の第2噛合歯に係合
している状態では、第2部材の回転運動が機能切り替え
部材を介して第1部材に伝えられ、第1部材が回転運動
して第1機能を果たすための作用を行う。このように、
撮影者の操作としては機能切り替え部材を光軸沿いの方
向へ押すもしくは引くという操作を行うだけで二つの異
なった機能を切り替えられ、その操作は極めて簡単であ
る。また、第1機能あるいは第2機能の作用についても
、鋸刃状歯どうしの噛合による部材どうしの係合状態を
、さらに機能切り替え部材自体の係止部が固定部材との
間で保証するので、簡単な構造にしてその回転規制動作
および回転駆動力伝達動作はいずれも確実である。この
ような機能切り替え機構の実現によって、二つの異なる
機能を一つの駆動手段で駆動できるようになり、そのよ
うな機能を持つ交換レンズ自体の小型化を達成できる。
【実施例】
以下に本発明の交換レンズに係る実施例について、第1
図ないし第9図を参照して説明する。なお、以下の説明
では、レンズの光軸方向に関して被写体側を前方とし、
焦点面側を後方とする。 第1図は、本発明の交換レンズに係る一実施例の概略構
成を断面的に示す説明図である。図中1で示されている
のは本体ケーシングであり、上部を構成して鏡胴全体の
外周部を囲繞する筒状の部分と、下部を構成してその中
に駆動機構を収納したり電池室51(第2図)を形成し
たり、またその最下端部には、三脚に取り付けて光軸方
向に該交換レンズ全体を移動させるレール35を備えて
なる、箱状に形成された部分とから主に構成されている
。 第2図は、第1図に図示された実施例の本体ケーシング
の箱状部分の内部を第1図の右側から見てその概略構成
を断面的に示す説明図である。図中、50で示されてい
るのは電池である。40て示されているのは、変倍操作
およびフレーミング操作の両操作を一つで駆動するモー
タであり、その出力軸から減速ギア41a、41bおよ
びアイドルギア41cを介して鏡胴駆動伝達ギア43に
その駆動力が伝達される。?&/i速キ741a、41
bはギア台板42によって支持されている。鏡胴駆動伝
達ギア43は、その回転軸の一端が軸受44を介して本
体ケーシング1に支持されており、曲端にはウオームギ
ア43aが装着され、中間部には減速ギア列からの伝導
部でアイドルギア41cに噛合する位置にギア43bが
装着されている。このウオームギア43aは、駆動カム
環3の後端の外周部に嵌装されたウオームホイールから
なる駆動ギア4に噛合している。なお第1図に示すよう
に、駆動カム環3と駆動ギア4との間には板形状の摩擦
スプリング4aが介設されており、通常はカム環3とギ
ア4とは一体的に回転するが、例えば、フレーミング操
作時に鏡胴固定部材2の回転が停止した場合のように、
カム環3に強制的な回転停止トルクか作用した場合には
駆動キ74のみか回転するように構成されている。第2
図に53で示されているのは、モータ40の駆動スイッ
チノブであり、前後方向へスライド移動可能であり、中
央位置へ自動復帰して電源をオフとする。52で示され
ているのは駆動スイッチ回路部であり、駆動スイッチノ
ブ53のスライド移動方向切り替えによって電源のプラ
ス・マイナスを入れ替えるパターン回路である。 本体ケーシングlの筒状部分には、その内周部1aに鏡
胴固定部材2の外周部が回動可能に嵌装され、また、駆
動カム環3の回転を鏡胴固定部材2へ伝達してフレーミ
ング掃作状態にしたり、その伝達経路を断って変倍操作
状態にしたりする切り替えノブ62を突出させる窓1d
が形成されている。変倍操作は、本体ケーシング1に対
して鏡胴固定部材2が回転しないように、切り替えノブ
62およびスプリング64を介して鏡胴固定部材2が本
体ケーシングlに固定された状態で行われ、回転駆動さ
れる駆動カム環3から以下に詳述する各部構成へ一連の
動作が伝達されて行われる。また、フレーミング操作は
、切り替えノブ62の切り替え操作によって本体ケーシ
ング1に対する鏡胴固定部材2の固定状態が解除され、
その解除と同時に鏡胴固定部材2はノブ62の介在によ
り駆動カム環3と共に本体ケーシング1内で回転し、こ
れに伴って各部構成が後述するように一連の動作を行う
ことによって達成される。なお、切り替えノブ62の窓
1dは、フレーミング操作時にノブ62が駆動カム環3
と共に回転するのを許容するように、本体ケーシングl
の筒状部分の周方向に沿って長穴状に形成されている。 鏡胴固定部材2は、大略二重の筒状に形成された部材で
あり、外筒部の外周で上述のように本体ケーシングlの
内周部1aに回動可能に嵌装されており、その円筒部と
外筒部の間には、以下に説明する駆動カム環3、焦点面
移動部材5、エンコータ回転リング8および光学系(レ
ンズ群)移動用の第1連動環13が収納され、内筒部の
内周側には、第2連動hl l 4、フォーカス連動部
15、オートフォーカス(ΔF)ギア環16、フォーカ
ス移動筒17、フローティング環18、絞りブロック1
9、第ルンズ群24の前玉枠20、第2レンズ?!1′
25の後玉砕21等かそれぞれ収納されている。 駆動力l−環3は、鏡胴固定部材2内に設けられて大略
筒状に形成された部材である。この駆動カム環3には、
変倍操作の際に、本実施例の交換レンズを装着したカメ
ラの撮影光学系におけるレンズ群24.25とフィルム
面との相対的位置関係を調整するために、カメラ自体(
図示せず)を光軸方向へ移動させるべく作用する焦点面
移動用カム溝3aと、レンズ群24.25を移動させる
ために作用する光学系移動用の連動穴3bとが形成され
ている。さらに駆動カム環3には、フレーミング操作の
際に、駆動カム環3の回転を鏡胴固定部材2へ伝達すべ
く切り替えノブ62の一端と噛合する鋸刃状の歯3cを
備えている。 焦点面移動部材5は、駆動カム環3の内周側に挿入され
た筒状部材であり、その後方端にはカメラ取付マウント
6が一体的に結合されている。焦点面移動部材5の前方
端には、外周側へ突出して駆動カム環3のカム溝3aに
嵌合するガイドピン5aが設けられている。また、内周
面には直進溝5bを有しており、鏡胴固定部材2の円筒
部後端部外周側へ突出したガイドピン2bが嵌合してい
る。したがって、変倍操作に際して駆動カム環3が回転
するとカム溝3aとガイドピン5aの作用により光軸方
向の推力を生じ、直進溝5bとガイドピン2bの案内に
より、この焦点面移動部材5は光軸方向に沿って直進移
動し、カメラ取付マウント6に装着されたカメラを移動
させる。ただし、フレーミング操作に際しては、駆動カ
ム環3の回転は切り替え/プロ2を介して鏡胴固定部材
2に伝達されてこれらが一体的に回転し、ガイドピン2
bと直進溝5bとの嵌合によって焦点面移動部材5も鏡
胴固定部材2並びに駆動カム環3と一体的に回転するの
で、上述の光軸方向への推力は発生しないでカメラがそ
の位置で光軸回りの回転のみを生じることになる。鏡胴
固定部材2は、その回転か一定位置まで行われると、例
えば不図示のストッパ等によって、その回転か停止され
るように構F戊されている。その停止状態では、フレー
ミング操作としてのカメラの回転は停止するか、モータ
・10の駆動力は駆動ギア4と駆動カム環3との間に介
設された摩擦スプリング4aの部分でその伝達経路が断
たれる。モータ40の停止は駆動スイ、チップ53をオ
フとすることによってなされる。モータ停止スイッチを
フレーミングの回転最終端で電気スイッチにより自動停
止させることも可能であるが、本実施例の交換レンズは
一つのモータ40と一つの駆動ギア4とを用いて二つの
機能を作動させるものであり、二つの機能の作動状懇位
置に対して駆動ギア4のそれぞれの停止位置を特定する
ことが不可能である。したがって個々の機能の停止位置
に対して電気スイ・ソチによる自動停止構成は、切り替
えノブ62との連携機構が必要になるため極めて複雑に
なって実際的ではない。さらには、機能停止に対してモ
ータ40は摩擦スプリング4aの摩擦抵抗に打ち勝って
回転を続けるため、その際に大きな電流か流れる。この
大電流を検知して自動停止を行う方法も考えられるが、
そのための電気回路を新たに必要とし、コスト上昇を招
いてしまう。以上の理由により、本実施例においてはモ
ータの自動停止を採用していないが、必要によっては採
用しても構わないことは言うまでもない。 エンコーダ回転リング8の後端部には、焦点面移動部材
5の後端部に設けられているエンコータIIに接触する
ブラシ10が取り付けられている。 エンコータ回転リング8は焦点面移動部材5の内周部に
装??されており、移動部材5に対しては光軸方向への
移動か拘束されて一体的であるが、この回転リング8に
は螺旋状の1!S通カム溝8aが形成され、鏡胴固定部
材2に突設された上述のガイドピン21)がこのカム溝
8aに挿通されていることにより、移動部材5に対する
回転のみが許容されている。即ち、変倍操作の際の焦点
面移動部材5の直進移動に伴ってエンコータ回転リング
8は回転しなから移動部材5と共に光軸方向へ移動する
。 エンコータ11は、プラン10の回転角変位により、変
倍されたCa率のレンズ側情報をROM−IC(図示せ
ず)を通じ、さらにカメラ取付マウント6の内周側に設
けられた信号基板12を通じてカメラに伝達する。 第1連動環13は、後述の第2連動環14と協働してレ
ンズ群24.25を移動させるために作用する部材であ
り、駆動カム環3の前方端に形成された光学系移動用の
連動穴3bに嵌合する連動ピン13aを備え、変倍操作
に際してはこの連動ビン13aを介して駆動カム環3の
回転を受け、それ自体が回転する。第1連動環13はま
た、螺旋カム溝13bを備えており、第2連動環14か
ら突出して鏡胴固定部材2の螺旋カム溝2cを貫通する
がイドビン14aがこのカム溝13bに係合している。 ガイドピン14aは第2連動環14の外周面に3カ所設
けられており、これにより第2連動環14は宙づり状態
に支持されている。第1連動環13が回転すると、カム
溝13bの回転と螺旋カム溝2cの固定とにより、ガイ
ドピン14aが第2連動環14を回転させながら光軸方
向へ繰り出しないし繰り込み移動させる。この第2連動
環14の運動により、その内側に配設されているフォー
カス連動筒15、フォーカス移動筒17、フローティン
グ環18、絞りブロック19、前玉砕20、後玉枠21
の総てを所望の倍率となるように移動させることができ
る。なお、第2連動環14の内周部には、フローティン
グ駆動用の溝14bが光軸方向に沿って形成されている
。 フォーカス連動筒15は、第2連動Ei14の内周部に
嵌合して回動可能に保持されており、その後端部にはΔ
Fカブラ70からの駆動力を受ける連動ピノ15aと、
レンズ繰り出し用の螺旋カム溝+5bと、フローティン
グ機構を作用させるためのガイドピン18aを貫通させ
る逃げ穴15cと、自動絞り連動リング26とが設けら
れている。変倍1呈作に際して、カメラ側でオートフォ
ーカス(AF)モードか設定されている場合であって、
カメラ側のノ\F駆動モータか停止状態である場合には
、A Vカブラ70の回転規制がAFギア環16の直進
溝16bを介してフォーカス連動筒15にも作用し、連
動部15は回転が規制されて第2連動環1・1の回転繰
り出し・繰り込みと共に直進運動のみ行う。また、カメ
ラ側でマニュアルフォーカス(AF解除)モートに設定
されている場合には、カメラ側からのAFカブラ70に
よる回転規制は作用しないが、AFカプラ70にはAF
ギア環16の回転を規制できる程度の負荷がかかるよう
に設計されているので、回転規制が行われ、フォーカス
連動筒15は回転が規制されるので第2連動環14の回
転繰り出し・繰り込みと共に直進運動を行う。 上述のAFギア環16は、鏡胴固定部材2の内筒部の後
半部分内周側に嵌装されており、内筒部の後端部に径方
向内方へ突出しているフランジ部2dに対して溝係合し
、鏡胴固定部材2に対して光軸方向への移動が規制され
、且つ光軸回りの回転が許容されている。フランジ部2
dに係合する溝内には、その回転を所定の範囲内に規制
するストッパ16aが植設されている。直進溝16bL
t、フォーカス連動筒15の外周面に対向する部分に光
軸方向に沿って形成されている。また、後端部内周面に
は、AFギア列からの駆動力を受ける内歯のギア16c
が形成されている。 フォーカス移動筒17は、フォーカス連動筒15の内周
部に嵌合しており、その後端部に外周側へ突出する2本
のガイドピン17aかフォーカス連動筒15の2条のレ
ンズ繰り出しカム溝15bに係合している。また、フォ
ーカス移動筒17の内周部には直進溝17bが形成され
ており、鏡胴固定部材2の後端部から延出して大略直角
に曲折する直JILキー20がこの直進溝17bに係合
している。 したがって、フォーカス移動筒I7の光軸方向への直進
は確保されている。変倍操作に際してフォーカス連動筒
15が直進運動のみ行う場合には、これと一体的にフォ
ーカス移動筒17も直進運動する。また、フォーカス連
動筒I5が回転しながら直進する場合には、フォーカス
移動筒17は連動筒15にズ・1してカム1g1sbの
リード分つつ相λ・1的な直進運動をする。なお、フォ
ーカス移動筒17の外周部には環状凹部が形成されてお
り、フォーカス連動筒15との間にフローティングEi
 l 8を収容している。図中17cて示しているのは
、第ルンズIT、24および第2レンズ群25のそれぞ
れの玉枠20,2+の光軸方向直進を案内するガイド溝
である。+7dて示しているのは、A Fギア列のガイ
ド軸層の逃げの空間をとるための凹部である。また前端
部内周面には、付属品取付用の雌螺子17eが形成され
ている。 フローティング環18は、上述のようにフォーカス移動
筒17の外周部の環状凹部内に収容保持されてフォーカ
ス移動筒17と共に直進運動する。 さらにフローティング環18は、フォーカス連動筒15
の逃げ穴15cを貫通して第2連動環14のフローティ
ング駆動溝14bに係合するガイドビン18aを備えて
おり、第2連動環14からの回転がこれらを介してフロ
ーティング環18に伝えられる。フローティング環18
の回転は、これに形成されているフローティング用カム
溝18b。 18cに回転を与え、これらカム溝18b、18cに係
合しているガイドビン20a、2]aを光軸方向へ直進
運動させる。ガイドビン20a、21aは、それぞれ第
ルンズ群24の前玉枠20および第2レンズ群25の後
玉枠21に連結されており、これらを光軸方向へ直進運
動させる。フローティング用カム溝+8b、18cは、
互いにリードか異なる螺1&溝であり、したがって第ル
ンズIj124と第2レンズ群25とはそれぞれ異なる
移動量で直進運動し、フローティング機能が発揮される
。 絞リブ0.7り19は、絞り羽根、絞り操作板、押さえ
等を有して前玉砕20に固定保持されている。組み立て
時の絞り径調整時には、前玉砕20との結合螺子部長穴
を介して若干の回転調整が可能である。 前玉枠20および後玉枠21は、上述のようにフローテ
ィング環18の回転により駆動されて光軸方向へ直進運
動するが、その運動は変倍操作およびオートフォーカス
操作によるカメラ側の焦点面に対しての移動である。 なお、図中22で示されているのは、自動絞り機構およ
びA Fキア列用のカバーとして設けられているマウン
ト内径部カバーてあり、23て示されているのは、鏡胴
部およびモータ部のカバーとして設けられている裏蓋で
ある。 次に、オートフォーカス操作における各部の作用につい
て説明する。 カメラ本体内のAF駆動モータからの回転駆動力は、A
Fカブラ70に入力された後にAF連動ギア71,72
.73を経てAFギア環16のギア16cに伝達され、
AFギア環16が回転する。 AFギア環16の回転は、その直進溝16bおよびガイ
ドピン15aを介してフォーカス連動筒15に伝えられ
る。なお、AFギア環16には、被写界深度の浅い接写
撮影において、ファインタ像が最も大きくボケでも何の
被写体であるかが判別できる程度にボケ量を抑えること
のできる範囲内に撮影距離を規制するために、AF駆動
範囲を規制するように回転ストッパ16aが設けられて
おり、鏡胴固定部材2の内筒部のフランジ部2dにはこ
のストッパ16aに係合する切欠部が形成されて、AF
ギア環16の回転量が規制されている。また、フォーカ
ス連動筒15は第2連動環14の内周部に嵌合しており
、且つ第2連動環14はガイドピン14a、カム溝13
bおよび2cによって回転規制されている。フォーカス
連動筒15が回転すると、そのレンズ繰り出しカム溝1
5bとガイドビン17aの係合により、フォーカス移動
筒」7が直進キー20および直進溝+7bに案内されて
光軸方向へ直進移動する。このとき、前玉枠2oと後玉
枠21とはフローティング環18を介してフォーカス移
動筒17に取り付けられているが、フローティング環1
8は第2連動環I4のフローティング駆動溝14bに対
してガイドビン18aが回転のみ伝達されるため、フォ
ーカス移動筒I7の直進に対してフローティング環18
は回転しない。 したがって、フローティング機能は作用せず、前玉枠2
0と後玉枠21はその間の距離が一定のままフォーカス
移動筒I7と一体的に移動する。即も、ノΦ常の単焦点
レンズにおける全体繰り出しと同様の作用となる。 次に、三脚に取り付けた本実施例の交換レンズを、カメ
ラごと光軸方向へ移動させる機構について説明する。 本体ケーシングIの最下端部には、三脚に取り付けて光
軸方向へ該交換レンズ全体を移動させるレール35を備
え、このレール35は本体ケーゾング1にアリ溝結合で
組み付けられている。第1図に35aで示されているの
は三脚取付螺子であり、35bはラバーシートである。 レール35の中央上端面にはラック36が固着され、そ
の上方に配設されているウオームギア34bと噛合して
いる。このウオームギア34bは、本体ケーシングlの
側面に突設されているレール繰り出しノブ30の操作に
よって回転駆動され、ラック36を介して本体ケーシン
グlをレール35上において光軸方向へ直進運動させる
ことができる。即ち、三脚上でこの交換レンズとカメラ
とを被写体に対して接近させたり遠ざからせたりできる
。一般に、フィルム面と各レンズ群との位置関係によっ
て焦点の合う撮影距離か決定され、その時のレンズ繰り
出し量によって撮影倍率が決まる。ここで、焦点合わせ
の方法としては、■決められた撮影距離においてフィル
ム面に対するレンズ群の位置を変えて焦点を合わせる、
■フィルム面とレンズ群の位置関係を決定した後に撮影
距離を調整して焦点を合わせる、の二通りの方法があり
、本実施例の交換レンズにおいては、AF時には■の方
法、マニュアル操作のときには■の方法で焦点合わせを
おこなっている。第3図は、このレール繰り出しノブ3
0とウオームギア34bとの間の駆動系を示す説明図で
ある。レール繰り出しノブ30は、本体ケーゾング1に
回転可能に保持された軸32の一方端に取り付けられて
いる。本体ケー/ングl内では、軸32の他方端にベベ
ルギア32aが装着されている。一方、ウオームギア3
4bの回転軸34の一端にもベベルギア34aが装着さ
れており、これら両ベベルギア32a、34aは直交し
て噛み合っている。両ベベルギア32a、34aは、本
体ケーゾングlに固定されたベベルギア軸受33によっ
て軸受けされている。本実施例のようにラック36に対
してウオームギア341)を噛合させることにより、ピ
ニオンギアとラックとの機構を採用するよりもレール繰
り出しノブ30の回転量を減速し、撮影機材側の位置の
微調整機能を高めている。特に、撮影機材側を三脚上で
傾斜させたり、下向きにセットした場合でも、ラックと
ウオームギアの噛合いにより、機材が自重で落下しない
ようこれらを保持できる。 次に、変倍操作とフレーミング操作の切り替え操作部の
詳細について第4図及び第5図を参照して説明する。第
4図は本実施例の交換レンズの切り替え操作部を光軸方
向に見て示す説明図であり、第5図は第4図を■−■線
から矢印の方向へ見た状態で示す説明図である。 切り替えノブ62の下端部には切り替え片63が固着さ
れている。この切り替え片63は、鏡胴固定部材2の外
周に固着された位置決め環60の上端部の切欠部内に嵌
合しており、鏡胴固定部材2に対して光軸方向への移動
のみ許容され、周方向への移動は規制されている。また
、位置決め環60は、その下端部の側面60a、60b
(第1図に示す)で本体ケーシング1に嵌合しており、
本体ケーシング1に対する鏡胴固定部材2の回転のみを
許容し、光軸方向への移動を規制している。切り替え片
63は、その下方から板状の湾曲したスプリング64に
より常時上方へ付勢されている。 スプリング64の両端は鏡胴固定部材2の外周面に当接
し、湾曲した中央部は切り替え片63の下端面に当接し
ている。切り替え片63の光軸方向両端部には、鋸刃状
の歯63a、63bが形成されている。本体ケーシング
1の内周面には、切り替え片63の前端部の歯63aに
噛合する同様の鋸刃状の歯を有する回転停止歯61が固
着されている。また、駆動カム環3の一端にも、切り替
え片63の後端部の歯63bに噛合する同様の鋸刃状の
m3cが形成されている。切り替えノブ62を押し込ん
で光軸方向前後へ移動させることにより、切り替え片6
3のm63a、63bが回転停止歯61と駆動カム環3
のifi 3 cとの間で交互に噛合・離脱を切り替え
る。切り替え片63のtm 63 aと回転停止歯61
か噛合する状態では、切り替え片63およびスプリング
64を介して本体ケーシング1と鏡胴固定部材2とが固
定関係となって変倍操作可能な状態となる。また、切り
替え片63の歯63bと駆動カム環3の歯3cとか噛合
する状態では、切り替え片63およびスプリング64を
介して鏡胴固定部材2と駆動カム環3とが固定関係とな
ってフレーミング操作可能な状態となる。変倍操作可能
状態では、本体ケーシング1のフランジ部1bの両端面
を切り替え片63の係止部63c63dが挟むかたちで
切り替え片63の位置決めがなされ、フレーミング操作
可能状態では、切り替え片63の係止部63e、63f
が本体ケーシング1のフランジ部1bおよび突出部1c
の間に入り込むかたちで切り替え片63の位置決めがな
される。 第6図および第7図、第8図および第9図には、上述の
切り替え操作部に関する二つの池の実施例が示されてお
り、各図は上記実施例の第4図および第5図に相当する
図である。これら二つの実施例において上に説明した実
施例と同等の機能を果たす構成については100および
200を加算した祭照番号を付している。第6.7図の
実施例では、切り替えノブ162を1800回転させる
ことによって切り替え操作を行う。165はガイド軸で
あり、切り替えノブ162の回転軸となる。 第8.9図には、歯部を有する切り替え片263と係止
部266とを分割した実施例が示されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の交換レンズに係る一実施例の概略構
成を断面的に示す説明図である。第2図は、第1図に図
示された実施例の本体ケーシングの箱状部分の内部を第
1図の右側から見てその概略構成を断面的に示す説明図
である。第3図は第1図に示されたレール繰り出しノブ
とウオームギアとの間の駆動系を示す説明図である。第
4図は本発明の交換レンズに係る実施例の切り替え操作
部を光軸方向に見て示す説明図であり、第5図は第4図
を■−■線から矢印の方向へ見た状態で示す説明図であ
る。第6図は切り替え操作部の他の実施例を光軸方向に
見て示す説明図であり、第7図は第6図を■−■線から
矢印の方向へ見た状態で示す説明図である。第8図は切
り替え操作部の池の実施例を光軸方向に見て示す説明図
であり、第9図は第8図をIX−IX 線から矢印の方
向へ見た状態で示す説明図である。 l・・・固定部材としての本体ケーシング、2・・・第
1部材としての鏡胴固定部材、3・・・第2部材として
の駆動カム環、3c・・・第2噛合歯、61・・・第1
噛合歯としての回転停止歯、63・・・機能切り替え部
材としての切り替え片、63a・・・第3噛合歯、63
 b=・第4噛合歯、63c、 63d、 63e、 
63 r−係止部 特 許 出 願 人  ミノルタカメラ株式会社代 理
 人 弁理士   青白 葆 (外1名)第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、鋸刃状に形成された第1噛合歯(61)を有し
    、自身は固定部分に取り付けられて固定される固定部材
    (1)と、 撮影に必要な第1機能を果たすために撮影光軸の回りに
    回転運動し、且つ撮影に必要な第2機能を果たすために
    該回転運動を停止する第1部材(2)と、 上記第1機能および第2機能を果たすために撮影光軸の
    回りに回転運動すると共に、上記第1噛合歯(61)と
    光軸沿い方向に対向して鋸歯状第2噛合歯(3c)を有
    する第2部材(3)と、 上記第1噛合歯(61)と第2噛合歯(3c)との間で
    上記光軸沿い方向への移動が許容されると共に上記第1
    部材(2)に対する周方向への移動が規制され、これら
    第1噛合歯(61)および第2噛合歯(3c)に対して
    交互に係合離脱する鋸刃状の第3および第4噛合歯(6
    3a、63b)を有する機能切り替え部材(63)とを
    備え、 上記機能切り替え部材(63)は、上記第1噛合歯(6
    1)と上記第3噛合歯(63a)との係合状態、および
    上記第2噛合歯(3c)と上記第4噛合歯(63b)と
    の夫々の係合状態において、該機能切り替え部材(63
    )の光軸沿い方向への移動を規制する上記固定部材(1
    )との係止部(63c、63d、63e、63f)を有
    することを特徴とする交換レンズ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109643003A (zh) * 2016-09-06 2019-04-16 索尼公司 光学元件驱动装置、可互换透镜和摄像装置

Cited By (3)

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CN109643003A (zh) * 2016-09-06 2019-04-16 索尼公司 光学元件驱动装置、可互换透镜和摄像装置
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CN109643003B (zh) * 2016-09-06 2021-12-31 索尼公司 光学元件驱动装置、可互换透镜和摄像装置

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