JPH03220477A - レーダ操作訓練装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レーダ操作員の訓練に使用するレーダ訓練
装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は従来のレーダ操作訓練装置の動作原理を示すブ
ロック図であり２図において（１）は模擬対象としてい
るレーダ装置、目標及び電波妨害装置等の相対位置関係
、目標の大きさ、運動諸元、妨害波の到来方向２強度等
を決定する目標妨害波諸元発生部、（２）は上記目標・
妨害波諸元発生部（１）の出力データを元に時間的、空
間的変調諸元及びタイミングを発生する変調演算制御部
、（３）はレーダ装置のアンテナ動作を模擬するアンテ
ナ動作模擬部、（５）は電波妨害装置の妨害波を模擬す
る妨害信号発生部、　（６ａ）　（６ｂｌは電波伝播に
゛よる電力の減衰を模擬する電波伝播変調部、　（７ａ
）　（７ｂ）はアンテナ軸方向と電波到来方向のずれに
より生ずる電力強度の変化を模擬するアンテナパターン
変調部、（８）は目標信号と妨害波を合成するミクサ、
（９）はミクサ（８）の出力信号を表示すると共にレー
ダ装置動作の制御操作を行う操作表示部である。

次に動作について説明する。目標・妨害波諸元発生部（
１）では計算機によるソフトウェア的処理等を利用して
レーダ装置、目標及び電波妨害装置の相対位置関係を予
め定められたシナリオに従って決定すると共に、レーダ
装置送信電力、目標有効反射面積、妨害波強度等の電波
特性諸元を決定し。

これらのデータを変調演算制御部（２）へ送出する。

変調演算制御部（２）ではレーダ装置と目標及び電波妨
害装置までの相対距離を算出し、模擬対象となろレーダ
装置と同等な同期イ＝号を目標信号発生部及び妨害信号
発生部へ送出する。目標信号発生部（４）では上記タイ
ミング信号に従って目標信号をビデオ信号として発生す
ると同時に変調演算制御部（２）の指令により目標の大
きさ、附勢等に応じた有効反射面積による電力強度、即
ちビデオ振幅が設定される。目標信号発生部（４）の出
力目標ビデオ信号は電波伝播変調部（６ａ）に入力され
変調演算制御部（２）で算出した往復の電波伝播に応じ
た電力の減衰量に従い減衰される。目標ビデオ信号は次
にアンテナパターン変調部（７ａ）に入力され変調演算
制御部（２）にて算出したアンテナ動作模擬部（３）の
アンテナビーム角度出力と目標方向との角度差に従いア
ンテナビームパターン形状により定まる送受信時の電力
強度の制御が行われる。アンテナパターン変調部（７ａ
ｌの出力ビデオ信号１．ｔ　Ｅクサ］８）に入力され妨
害波と合成される。一方、妨害波系の信号は目標信号の
場合と同様に変調演算制御部（２）の指令により妨害信
号発生部（５）にて所定のタイミング。

振幅及び波形の妨害波ビデオ信号を発生し電波伝播変調
部（６ａ）へ送出する。電波伝播変調部（６ａ）では、
変調演算制御部（２）て算出した片道の電波伝播に応じ
た電力の減衰を行い妨害波ビデオ信号をアンテナパター
ン変調部（７ｂ）へ送出する。アンテナパターン変調部
（７ｂ）では電波妨害装置送信側とレーダ装置受信側の
２つのアンテナパターン及び電波到来方向による変調を
行う。アンテナパターン変調部（７ｂ）の妨害波にビデ
オ信号はミクサ（８）に入力され上記の目標ビデオ信号
と合成され操作表示部（９）に送出される。操作表示部
（９）ではアンテナ動作模擬部（３）のアンテナビーム
角度に同期してビデオ信号の表示を行う。従って表示さ
れたビデオ信号を監視しながら操作員が種々の操作を行
うことにより電子戦環境下におけるレーダ操作の訓練が
可能となる。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のレーダ操作訓練装置は以上の様に構成されている
ので、　Ｅ　ＣＣＭ　（Ｅｌｅｃｔｒｉｃ　Ｃｏｕｎｔ
ｅｒ　Ｃｏｕｎｔｅｒ　Ｍｅａｓｕｒｅｓ）に関する操
作訓練も一部は行えるが、サイドローブキャンセラに対
する模擬が行えず訓練装置としては十分な機能を有して
いない。

サイドローブキャンセラはアンテナパターンに関連した
模擬であるが、第４図は従来のレーダ操作訓練装置のア
ンテナパターン変調部の詳細を示したブロック図であり
２図において（７５ａ）はアンテナパターン関数により
ビデオ振幅を変調する変調昭。

（７６ａ）ｌよ　アンテナパターン関数発生器である。

また第５図はアンテナパターン関数の形状の一例を示す
特性図であり、α〔はアンテナパターン関数出力である
。なお同図において横軸はアンテナビーム中心からの角
度を２ａｌ軸はアンテナ利得をそれぞれ示す。従って従
来のレーダ操作訓練装置ではアンテナパターン関数が一
意的に決まってしまい。

サイドローブの利得を変化させることができずサイドロ
ーブキャンセラの模擬ができない。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るレーダ操作訓練装置は従来のレーダ操作
訓練装置のアンテナパターン変調部のアンテナパターン
関数発生器をメインローブパターン関数発生器、サイド
ローブパターン関数発生器及び利得係数乗算器により構
成したものである。

〔作　用〕

この発明におけるアンテナパターン変調部は。

メインローブパターン関数発生器の出力とサイドローブ
パターン関数発生器の出力を分離・合成することにより
サイドローブの抑圧効果の模擬を実現するものである。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図によって説明する。第１
図において＋１１〜（９）は第３図と同じ、また（７５
ａ）は第４図と同じ、　（７１ａｌ　（７１ｂ）はアン
テナのメインローブパターンのみを発生するメインロー
ブパターン関数発生Ｎ　−（７２ａ）　（７２ｂｌ　ｆ
よアンテナのサイドローブパターンのみを発生するサイ
ドローブパターン関数発生器、　（７３ａ）　（７３ｂ
）は操作表示部（９）の指令によりサイドローブキャン
セラの抑圧量を制御する利得係数乗算器、　（７４ａ）
　（７４ｂｌ　Ｉよメインローブパターン関数にサイド
ローブパターン関数を加えるための加算器、　（７５ｂ
）は（７５ａｌと同様な変調器である。また第２図（ａ
ｌにおいて（１０１は第５図と同し、第２図（ｂ）にお
いて０１）１ま、メインローブパターン関数発生器出力
、第２図（ｃ）において（１２Ｈまサイドローブパター
ン関数発生器出力である。

この発明の一実施例は以上のように構成されているので
、操作表示部（９）において操作員がサイドローブキャ
ンセラの作動を選択しなかった場合にＣよ利得係数乗算
器（７３ａ）及び（７３ｂ）の係数はα＝１となり、サ
イドローブパターン関数発生器出力はそのままメインロ
ーブパターン関数発生響出力に合成され、第２図（ａ）
の００１のようなアンテナパターン出力となり、この状
態での動作は従来のレーダ操作訓練装置と全（同様であ
る。操作表示部（９）でサイドローブキャンセラの作動
を選択した場合には利得係数乗算器（７３ｍ）及び（７
３ｂ）の係数はａ＝０となるため、メインローブパター
ン関数発生器（７１ａ）及び（７１ｂ）の出力のみとな
り、第２図（ｂ）の０１）のようなアンテナパターン出
力となる。従って。

電波伝播変調部（６ａ）及び（６ｂ）の出力ビデオ信号
は。

従来のレーダ操作訓練装置と同様であるがアンテナパタ
ーン変調部（７ａ）及び（７ｂ）にてメインローブパタ
ーンのみて変調を受けるのでサイドローブ方向からの到
来波があっても模擬ビデオ出力とじて出力されずサイド
ローブキャンセラの動作が実現できる。アンテナパター
ン変調部（７ａ）及び（７ｂ）の出力は従来のレーダ操
作訓練装置の場合と同様にミクサ（８）で合成され操作
表示部（９）に表示される。

〔発明の効果〕

以上のように２この発明によれば従来のアンテナパター
ン関数発生部をメインローブパターン関数発生型、サイ
ドローブパターン関数発生器及び利得係数乗算器に置換
することにより、サイドローブキャンセラ動作の模擬を
実現することができ。

電子戦環境下におけるレーダ操作員の訓練において、よ
り現実的なＥＣＣＭＣＣ側練の可能性を提供できる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例におけるレーダ操作訓練装
置の動作原理を示すブロック図、第２図（１）〜（Ｃ）
は同じくアンテナパターン変調を行うためのパターン関
数特性を示す特性図、第３図ζよ従来のレーダ操作訓練
装置の動作原理を示すブロッケ図、第４図りよ同じくア
ンテナパターン変調部の詳細を示すブロック図、第５図
は同じくアンテナパターン特性を示す特性図である。 図において、（１）は目標・妨害波諸元発生部、（２）
１ま変調演算制御部、（３）はアンテナ動作模擬部、（
４）は目標信号発生部、（５）は妨害信号発生部、（８
）はミクサ、（９）は操作表示部、α〔はアンテナパタ
ーン。 （１１１はメインローブパターン関数出力、０２１はサ
イドローブパターン関数出力、　（６ｍ）　（６ｂ）は
電波伝播変調部、　（７ａ）　（７ｂｌはアンテナパタ
ーン変調部、　（７１ａ）（７１ｂＮまメインローブパ
ターン関数発生器、　（７２ｍ）（７２ｂ）はサイドロ
ーブパターン関数発生器、　（７３ａ）（７３ｂは利得
係数乗算器、　（７４ａ）　（７４ｂ）は減算型。 （７５ａ）　（７５ｂ）は変調器、（７６ｍ）はアンテ
ナパターン関数発生式である。 なお２図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して
示しである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レーダ装置、目標及び電波妨害装置を模擬するために種
   々の諸元を予め定めたシナリオにより発生する目標・妨
   害波諸元発生部と、上記目標・妨害波諸元発生部の出力
   データに基づき時間的及び空間的電波環境変調諸元を算
   出する変調演算制御部と、上記変調演算制御部のタイミ
   ング信号出力に同期して目標ビデオ信号を発生する目標
   信号発生部と、同じく妨害波ビデオ信号を発生する妨害
   信号発生部と、レーダ装置のアンテナ角度信号を発生す
   るアンテナ動作模擬部と、上記目標ビデオ信号及び妨害
   波ビデオ信号を上記変調演算制御部の制御信号により強
   度変調する複数個の電波伝播変調部と、電波到来方向に
   よるアンテナパターンの影響を模擬する複数個のアンテ
   ナパターン変調部と、上記アンテナパターン変調部を構
   成するそれぞれ複数個のメインローブパターン関数発生
   器、サイドローブパターン関数発生器、利得係数乗算器
   、加算器及び変調器と、上記強度変調並びにアンテナパ
   ターンの影響を模擬した目標ビデオ信号及び妨害波ビデ
   オ信号を合成するミクサと、合成されたビデオ信号を表
   示すると共に各種レーダ操作を行う操作表示部を有する
   ことを特徴としたレーダ操作訓練装置。