JPH03218436A - 自動車排ガス中の煤粒子測定装置 - Google Patents

自動車排ガス中の煤粒子測定装置

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JPH03218436A
JPH03218436A JP2014259A JP1425990A JPH03218436A JP H03218436 A JPH03218436 A JP H03218436A JP 2014259 A JP2014259 A JP 2014259A JP 1425990 A JP1425990 A JP 1425990A JP H03218436 A JPH03218436 A JP H03218436A
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dilution
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/28Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
    • G01N1/38Diluting, dispersing or mixing samples

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、自動車から排出される排ガスに含まれる煤粒
子を測定する測定装置に係り、特にディーゼルエンジン
の排ガスを希釈トンネルに導いて、希釈された排ガス中
の煤粒子を測定する自動車排ガス中の煤粒子測定装置に
関する. 〔従来の技術〕 ディーゼル車においては、ディーゼルエンジンからの排
ガス中に大気汚染源であるCo,HC,NOx等が含ま
れ、この量が法的規制を受けている.また、前記排ガス
中には、パーティキエレート(煤粒子)も含まれており
、この煤粒子は一般に育機溶媒に可溶な物質、いわゆる
S O F (SolubleOrganic Fra
ction)と称される煤の前段階的物質である白煙あ
るいは青埋と、脊機溶媒に可溶な物質いわゆるdry 
sootと称される煤粒子とに分解されることが知られ
ている.この煤粒子も有害であることから法的規制の対
象の一つとされている.そこでこの煤粒子がディーゼル
エンジンからの排ガス中にどの程度含まれているかを測
定する必要があり、近時、この種の測定装置として、第
2図に示す自動車排ガス中の煤粒子測定装買が採用され
ている. 同図において、1はディーゼルエンジンでアリ、実際に
道路を走行しているのと同様に制ill(シュミレ一日
されたとき排出される高温排ガスが、主排気管2を介し
て外部に排出されるようになっている.そして、この主
排気管2には、後述の第2008分析計9と共に周知の
ガストレース法を構成する第I CotあるいはNOx
分析計3が取り付けられており、高温排ガス中に含まれ
るCOtあるし)はNOxの濃度を直接的に測定可能と
なっている.また、前記主排気管2の管路には、分流装
置4が設けられていて、主排気管2から排ガスの一部を
第1分岐管5に分流させ、ミニトンネル6に供給するよ
うになっている. このミニトンネル6は、排ガスを希釈する希釈トンネル
であって、上流端6aの空気導入口にエアフィルタ7が
設けられる一方、下流端6bには後述するCVS装置1
0が接続されていて、エアフイJレタ7を介して外部か
ら導入される常温空気により、前記排ガスが希釈および
冷却される構成となっている.また、前記ミニトン享ル
6の上a端6a側には、混合用のオリフイス8が設けら
れる一方、下流端6b側には第20島あるいはNOx分
析計9が取り付けられており、空気と十分に混合された
希釈排ガス中のC(hあるいはNOxの濃度を測定する
ようになっている。
前記CVS装置10は、バッグサンプリング等を行うた
めの定容量採取装置(Constantνolume 
Sa■pler)であって、連続的な吸入・排気により
常時一定量の希釈排ガスがミニトンネル6内を流れるよ
うにしてある.そして、下流端6b側に接続された第2
分岐管1lを介し煤粒子測定器12に希釈排ガスの一部
が供給可能とされている. この煤粒子測定器l2は、粒子捕集フィルタを備えたも
ので、第2分岐管l1の管路に第ttm弁13と共に介
設されており、この第1電磁弁l3がON作動したとき
、導入される希釈排ガスの一部に含まれる煤粒子を捕集
するようになっている。なお、この煤粒子測定器l2の
下流側管路には、試料採取用ボンプPが設けられると共
に、流量計14が介設されている.これにより、煤粒子
の厠定時に前記第1電磁弁l3をON作動して開弁し、
前記ボンブPを起動した時点で、煤粒子測定器12を通
過する希釈排ガスを所定流量に立ち上げて、予め設定さ
れた測定時間内の煤粒子捕集を適正に行えるようになっ
ている. 次に、上記従来の煤粒子測定装置により、ディーゼルエ
ンジンを定常モードとした場合の煤粒子測定について説
明する. まず、エンジン1を始動して例えば1500rpmで定
連回転させて、A負荷にシエミレートし定常モードに設
定する.これに伴ってCvS装置10を作動させる.ま
た、第1電磁弁13をON作動して開弁ずるに伴って試
料採取ポンブPを運転し、ミニトンネル6より希釈排ガ
スを吸引するようにしておく.この状態でエンジン1か
ら排出される高温排ガスは、主排気管2を介して殆どが
外部に排出されるが、一部は第1分岐管5に導かれミニ
トンネル6側に供給される。
このミニトンネル6には希釈用空気が導入されでいるの
で、希釈された排ガスはCVS装210側から排出され
る。このとき、希釈排ガスの一部が第2分岐管11に導
かれ、煤粒子測定器12を通過して外部に排出される。
これに伴って、希釈排ガス中の煤粒子が煤粒子測定器l
2の粒子捕集フィルタにより捕集される。この捕集は予
め設定された測定時間に基づいて行われ、終了時間に達
すると第1電磁弁13がOFF作動して閉弁し、試料採
取ボンブPが停止することにより、第2分岐管11に導
入される希釈排ガスが遮断される。
そして、測定時間内に補集された煤粒子がサンプリング
され、この煤粒子の重量および濃度が測定される.そし
て、この測定値と、前記第1分析計3、第2分析計9で
の各検出値から求められた排ガスの希釈度とからエンジ
ンlにより排出された直後の煤粒子の重量および濃度が
求められる。
〔発明が解決しようとする課題〕
この種の測定装置は、大型のダイリューショントンネル
を要さず、簡便に煤粒子を測定できるものであるが、常
に測定誤差を生しるいう不具合があった。すなわち、デ
ィーゼルエンジン1から排出される煤粒子の測定に際し
ては、希釈排ガスを第2分岐管l1に導いて煤粒子測定
器12を通過させた後、外部に排出するようになってい
る.従ってCvS装置10にて一定流量に調整されてい
る希釈排ガスは、測定毎に一部が放出されることとなり
、その希釈比が変化する.例えば、CvS装置IOによ
る設定流量が3 rd/winであるとき、煤粒子測定
器l2側に導かれる分流量を100 1 /winに調
整していると、希釈排ガスの希釈比は3.3%程度変化
するものであった. このため、所定時間内に捕集され、サンプリングされた
煤粒子の重量および濃度を測定した後、前述した如く排
ガス中の煤粒子を算出する場合、希釈比の変化分だけ誤
差が生じるので、煤粒子の測定値が不正確になるという
問題が残されていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、簡単な構
成により、希釈トンネルを流れる希釈排ガスの希釈比が
煤粒子測定時に変化するのを防止して、自動車の排ガス
中に含まれる煤粒子の重量および濃度を高精度に測定し
得る自動車排ガス中の煤粒子測定装置を提供することを
目的としている. 〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するため、本発明は、自動車排ガスの排
気管路に接続された第1分岐管を介して、前記排ガスの
一部を希釈トンネルに導き、この希釈トンネルに導入さ
れる希釈用空気で希釈された希釈排ガスを吸引・排気す
る定容量採取装置を設けて、希釈トンネル内の希釈排ガ
スの流量を一定に保ち、さらにこの希釈排ガスの一部を
分流させる第2分岐管を介して煤粒子測定器に導き、希
釈排ガス中に含まれる煤粒子を測定して、前記排ガス中
に含まれる煤粒子を測定する自動車排ガス中の煤粒子測
定装!において、前記第2分岐管の煤粒子測定器よりも
下流側と希釈トンネルの下流端との間にバイパス管を設
け、前記希釈トンネルから分流した希釈排ガスを希釈ト
ンネル内に還流させることを特徴としている. (作用〕 上記構成により、煤粒子を測定するに際しては、自動車
のエンジンから排出される直後の排ガスが、第1分岐管
を介し希釈トンネルに導かれる.そして、希釈用空気で
希釈されるが、この希釈排ガスは定容量採取装置によっ
て流量が一定に保たれる.そして、この希釈排ガスの一
部が第2分岐管を介し煤粒子測定器に導かれ、希釈排ガ
ス中の煤粒子が捕集され、かつその重量および濃度が測
定される.このとき、煤粒子測定器を通過する希釈排ガ
スは、第2分岐管からバイパス管を介して前記希釈トン
ネルの下流側に還流されてゆ《.よって、煤粒子の測定
時に希釈トンネルから分流されても再び戻されるので、
希釈トンネル内の希釈排ガスの流量や希釈比に変化が生
じない.このため、前記煤粒子の測定値に基づき、エン
ジンから排出された直後の排ガスに含まれる煤粒子の重
量および濃度を誤差なく求めることができるものである
.(実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する. 第1図は本発明に係る自動車排ガス中の煤粒子測定装置
の全体構成図である.なお、第1図において、第2図に
対応する同一部分には同一符号を付して重複説明を省略
する. この自動車排ガス中の煤粒子測定装置は、第1図に示す
ように、第2分岐管1lにバイパス管15を接続しミニ
トンネル6から分流された希釈排ガスの一部をミニトン
ネル6に還流させる構成となっている. すなわち、煤粒子測定器12を設けた第2分岐管11の
管端側にバイパス管15を分岐接続し、このバイパス管
15の管端を前記ミニトンネル6の下流端6bに接続し
ている.そして、第2分岐管1lの管路に第2電磁弁1
6を設けると共に、バイパス管15の管路には第3電磁
弁17を介設している.なお、本例においては、第2分
岐管11に空気導入管18を接続して、大気を導入する
ようになっており、この空気導入管18の管口にエアフ
ィルタl9を設けると共に、管路には、圧力調整用の二
一ドル弁20および第4電磁弁21が設けられている。
しかして、煤粒子の測定開始時には、第iitm弁13
および第3電磁弁l7がON作動して開弁し、第2電磁
弁l6および第4電磁弁21がOFF作動して閉弁ずる
一方、測定終了時には第1電磁弁l3および第3電磁弁
l7がOFF作動して閉弁し、第2電磁弁16および第
4電磁弁21がON作動して開弁ずるようになっている
. 次に、上記煤粒子測定装置により、ディーゼルエンジン
を定常モードにした場合の煤粒子測定について説明する
. まず、エンジンlを始動し1500rp−で定速回転さ
せて、Aj[荷にシュミレートし、定常モードに設定す
る.このとき、第1分析計3によりエンジン1から排出
された直後の高温排ガスに含まれるCO.あるいはNO
xが測定される. つぎに、CvS装210を作動させる.続いて、第2電
磁弁l6および第4電磁弁2lをON作動して開弁ずる
一方、第1電磁弁13および第3電磁弁l7を?FF作
動して閉弁する。これに伴って試料採取ボンブPを起動
し、エアフィルタ19から導入される空気を二一ドル弁
20を介し所定圧に調圧した後、流量計14を経て外部
に排出させる。この状態においてエンジンlからの高温
排ガスは、殆どが外部に排出されるが、分流装置4によ
り分流された一部がミニトンネル6に導かれる.そして
このミニトンネル6内において希釈用空気に混合される
と、この希釈排ガスは下流端6bからCVS装置10を
経て外部に排出される.このとき、第2分析計9により
希釈排ガス中のCO■あるいはNOxl度が測定される
. この後、測定開始時間になると、第1電磁弁13および
第3電磁弁17がON作動して開弁ずる一方、第2電磁
弁16および第4電磁弁2lがOFF作動して閉弁ずる
.これにより、第1分岐管5とバイパス管15とが連通
し、空気導入管18および第2分岐管l1の管端側は遮
断される.すると、試料採取ボンブPの吸引により希釈
排ガスの一部が第2分岐管11に導かれ、煤粒子測定器
12、流量計14およびノ\イバス管l5を経て、ミニ
トンネル6の下流端6b側に還流する。そして、この希
釈排ガスが煤粒子測定器l2を通過するとき、希釈排ガ
スに含まれる煤粒子が粒子捕集フィルタにて捕集される
.この捕集は予め設定された測定時間、つまり前記電磁
弁13, 16. 17. 21の切換時に開始される
が、試料採取ポンプPが常時運転している状態において
、第2分岐管11がミニトンネル6に連通した時点で開
始される.よって、試料採取ボンプPを起動させてから
希釈排ガスを導入する場合に生じるような応答遅れによ
る流量変化の問題は生じなレ).この後、予め設定され
た測定終了時間に達すると、第1電磁弁13および第3
電磁弁17がOFF作動して閉弁する一方、第2電磁弁
16および第4電磁弁21が開弁ずる同時切り換えが行
われる.これにより、第2分岐管11からバイパス管1
5を介してミニトンネル6に還流していた希釈排ガスの
流通が遮断される.これに伴って前記空気導入管18と
第2分岐管11の管路とが連通ずるので、吸入される空
気が外部に排出されることとなり、次の測定に際しての
待機状態に保たれる。
ところで、上記のように煤粒子測定器l2によって捕集
された煤粒子は、所定の測定時間分がサンプリングされ
て、その重量と濃度とが測定される.そして、この測定
値からエンジン1より排出される高温排ガス中の煤粒子
が正確に求められる。
すなわち、第1分析計3および第2分析計9で求められ
たC(hあるいはNOxの各検出値から排ガスの希釈度
が求められ、これと前記煤粒子測定器l2での測定値と
から主排気管2を流れる排ガス中の煤粒子が適正に求め
られる.またこの際、第2分岐管11に導かれた希釈排
ガスは外部に排出されず、ミニトンネル6内に戻されて
いるので、希釈排ガスの希釈比に変化が生しないから、
測定誤差の問題は殆どなくなるものである. なお、上記煤粒子の測定は、ディーゼルエンジン1から
の排ガスを測定する場合について説明したが、ディーゼ
ル車に限らずガソリン車、例えば自動2輪車を含む各種
自動車からの排ガス中の煤粒子を測定する場合も同様で
ある. また、測定対象は煤粒子に限定されているものでなく、
他の大気汚染物質等を測定することも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る自動車排ガス中の煤粒
子測定装置によれば、エンジンから排出された排ガスの
一部を希釈用空気により希釈し、その希釈排ガスを希釈
トンネルから煤粒子測定器およびバイパス管を介して、
希釈トンネルの下流端に還流させるようになっている,
従って、簡単な構成により希釈トンネル内を流れる希釈
排ガスの希釈比を煤粒子測定時においても変動しないか
ら煤粒子の重量および濃度が正確に測定される。
そして、この測定値に基づきエンジン直後の排ガス中に
含まれる煤粒子の重量および濃度を誤差なく高精度に測
定することができる,
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車排ガス中の煤粒子測定装置
を示す全体構成図、第2図は従来例の全体構成閏である
。 l゜゜゛ディーゼルエンジン、2・・・主排気管、5・
・・第1分岐管、6・・・希釈トンネル(ミニトン不ル
)、lO・・・定容量採取装f(C V S装置)、1
1・・・第2分岐管、l2・・・煤粒子測定器、15・
・・バイパス管。 出 願 人 株式会社 堀場製作所 代 理 人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動車排ガスの排気管路に接続された第1分岐管を介し
    て、前記排ガスの一部を希釈トンネルに導き、この希釈
    トンネルに導入される希釈用空気で希釈された希釈排ガ
    スを吸引・排気する定容量採取装置を設けて、希釈トン
    ネル内の希釈排ガスの流量を一定に保ち、さらにこの希
    釈排ガスの一部を分流させる第2分岐管を介して煤粒子
    測定器に導き、希釈排ガス中に含まれる煤粒子を測定し
    て、前記排ガス中に含まれる煤粒子を測定する自動車排
    ガス中の煤粒子測定装置において、前記第2分岐管の煤
    粒子測定器よりも下流側と希釈トンネルの下流端との間
    にバイパス管を設け、前記希釈トンネルから分流した希
    釈排ガスを希釈トンネル内に還流させることを特徴とす
    る自動車排ガス中の煤粒子測定装置。
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