JPH032152Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、沼、池、河川、湖等に使用する釣台
で、脚に足のせ金具を設けて釣人の足をのせて釣
りを行うことが出来釣台の脚装置に係るものであ
る。

〔従来の技術〕

実開昭61−95282号公報で示す釣台の脚には釣
人の足をのせる足のせ金具がないから直接釣台に
腰を下ろした時には足をのせる所がないから不便
であつた。

〔考案が解決しようとする問題点〕

本考案は、かかる問題点を解決したもので脚に
足のせ金具を設けて足をのせて釣りを行うことが
出来る釣台の脚装置を提供することが技術的課題
である。

〔問題点を解決するための手段〕

長方形状の台板１の４隅に脚２を垂設した釣台
において、脚２に被嵌止される取付筒３の一側に
取付杆４を水平突設し、この取付杆４に足のせ杆
５の基部５ａを枢着して足のせ杆５を取付筒３に
対して水平支持並びに上方に折り畳みし得るよう
に設けて足のせ金具ａを形成し、この足のせ金具
ａを左右前方の脚２に取り付ける。

〔作用〕

第１図に示すように左右前方の脚２に足のせ金
具ａを足のせ杆５が外側に向くように取り付け
る。

この足のせ杆５を水平に倒してこの上に釣人の
足をのせる。

使用後は足のせ杆５を上方に折り畳む。

〔実施例〕

台板１は２個のアルミニウム製の浅型方形箱６
を開閉自在に設け、この浅型方形箱４を折り畳む
と脚収納箱７を形成する場合を図示している。

台板１の４隅と左右前方脚２の後方にも脚取付
孔８を穿孔て斜面の勾配に合わせて脚２の取付位
置を２通りに変えて取り付ける場合を図示してい
る。

この脚取付孔８は浅型方形箱６の天上部と天上
部と対向する補強板９とに穿孔し、この天上部と
補強板９との間に脚３を所望位置に固定する脚ス
トツパー装置ｂを設け、この脚ストツパー装置ｂ
は、２放の係止板１０の先端部を補強板９の止金
具１１に係止し、係止板１０の中心に穿孔した係
止孔１２に脚２を嵌挿し、この係止板１０をスプ
リング１３で牽引し、更に係止板１０の後端部１
０ａを浅型方形箱６の外周壁に開口した操作口１
４に臨しめた構造になつている。

脚２はアルミニウム製のパイプにして、脚自体
が伸縮出来る構造になつている。

足のせ金具ａはアルミニウム製にして、取付筒
３は２つ割りにして、締付部材３ａを両側からボ
ルト１６、ナツト１７により締着する場合を図示
し、１５は枢着軸である。

図中１８は連結補強杆である。

〔考案の効果〕

本考案は、上述の様に構成したから第１図に示
すように左右前方の脚２の中程に足のせ金具ａを
足のせ杆５を外側に向けて取り付け、足のせ杆５
を水平に倒してこの足のせ杆５上に釣台１に腰を
下ろした釣人の足をのせることが出来るから釣人
は楽な状態で釣りを楽しむことが出来る。

使用後は足のせ杆５を脚２側に折り畳んで置く
ことにより邪魔になることがなく、保管や携帯に
便利であると共に取付筒３をスライドさせること
により足のせ金具ａの位置も自由に調節すること
が出来る等秀れた実用上の効果を有するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本装置の斜面図、第２図は脚収納箱の
斜面図、第３図は脚ストツパー装置の正断面図、
第４図は足のせ金具の斜面図、第５図は脚と足の
せ金具の関係を示す斜面図である。 ａ……足のせ金具、１……釣台、２……脚、３
……取付筒、４……取付杆、５……足のせ杆、５
ａ……基部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 長方形状の台板の４隅に脚を垂設した釣台にお
   いて、脚に被嵌止される取付筒の一側に取付杆を
   水平突設し、この取付杆に足のせ杆の基部を枢着
   して足のせ杆を取付筒に対して水平支持並びに上
   方に折り畳みし得るように設けて足のせ金具を形
   成し、この足のせ金具を左右前方の脚に取り付け
   た事を特長とする釣台の脚装置。