JPH03214198A - ワードスポッティング音声認識方法 - Google Patents
ワードスポッティング音声認識方法Info
- Publication number
- JPH03214198A JPH03214198A JP2009872A JP987290A JPH03214198A JP H03214198 A JPH03214198 A JP H03214198A JP 2009872 A JP2009872 A JP 2009872A JP 987290 A JP987290 A JP 987290A JP H03214198 A JPH03214198 A JP H03214198A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- island
- candidate
- word
- candidates
- recognition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 14
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 6
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は複数の単語からなる入力音声を、不要な語を
除いて必要なものだけを認識して出力するワードスポツ
ティング音声認識方法に関する。
除いて必要なものだけを認識して出力するワードスポツ
ティング音声認識方法に関する。
「従来の技術」
従来のワードスポツティング音声認識方法は、音声認識
結果として上がってくる単語の先頭の候補から順に標準
パターンとの類似度が一定しきい値以上のものを選択し
て、単語の連鎖を作成していた。
結果として上がってくる単語の先頭の候補から順に標準
パターンとの類似度が一定しきい値以上のものを選択し
て、単語の連鎖を作成していた。
「発明が解決しようとする課題」
このように従来の方法は入力音声の最初から単語を決定
しているため、最終結果が最初に選択した単語の正否に
大きく依存し、特に最初に選択した単語の類似度が比較
的小さかったりすると、最終結果が誤まったものとなる
可能性が大きかった。
しているため、最終結果が最初に選択した単語の正否に
大きく依存し、特に最初に選択した単語の類似度が比較
的小さかったりすると、最終結果が誤まったものとなる
可能性が大きかった。
[埋頴ルC小ナストめの圧陽
この発明によれば複数の単語を含む入力音声から、その
始端より終端までワードスポツティング音声認識により
単語候補を抽出し、これら抽出された単語候補からその
認識距離(標準パターンに対する距離)が小さい順に上
位N個(Nは2以上の整数)を選出し、これらN個の単
語候補の各1つづつについてそれを第1の島として、そ
の島との重なりを予め決められた時間幅だけ許して島の
前後の各区間をそれぞれ入力音声の検索対象区間とし、
その中で最も確かな候補をそれぞれ求め、その各候補を
それぞれ島としてその各島との重なりを予め決められた
時間幅だけ許して島の前後の区間で同様な処理を進めて
行く島駆動型検索により、N個の単語候補の連鎖系を作
成し、これらN個の連鎖系の中から連鎖系に含まれる単
語候補の認識距離の平均値が最も小さい連鎖系を求めて
これを認識結果として出力する。
始端より終端までワードスポツティング音声認識により
単語候補を抽出し、これら抽出された単語候補からその
認識距離(標準パターンに対する距離)が小さい順に上
位N個(Nは2以上の整数)を選出し、これらN個の単
語候補の各1つづつについてそれを第1の島として、そ
の島との重なりを予め決められた時間幅だけ許して島の
前後の各区間をそれぞれ入力音声の検索対象区間とし、
その中で最も確かな候補をそれぞれ求め、その各候補を
それぞれ島としてその各島との重なりを予め決められた
時間幅だけ許して島の前後の区間で同様な処理を進めて
行く島駆動型検索により、N個の単語候補の連鎖系を作
成し、これらN個の連鎖系の中から連鎖系に含まれる単
語候補の認識距離の平均値が最も小さい連鎖系を求めて
これを認識結果として出力する。
「実施例」
以下図面を参照してこの発明の詳細な説明する。第1図
に示すように複数の単語を含む入力音声は単語認識部1
1でその始端より終端までワードスポツティング音声認
識により単語候補が抽出される。この認識は例えば連続
DP法(DynamicPrograming法:動的
計画法)で行われる。つまり入力音声パターンの上に、
各認識対象単語の標準パターンをスライドさせながらパ
ターン間のマツチング値(認識距離)をDP法で計算し
、入力フレーム(フレーム:音声認識の分析時間単位)
毎にマツチング結果を出力する。ある単語の標準パター
ンとのマツチング値(認識距離)が予め決めたしきい値
より小さい時、その単語が入力されたものと判定(スポ
ット)する1例えば入力音声が第2図に示すもので、認
識対象単語が第3図に示す16種類の場合は、第4図に
示すように単語候補が抽出される。第4図においてフレ
ーム番号は十の位を省略してあり、右方向が時間の正方
向であり、→は単語候補の音声区間を示し、この単語候
補の音声区間矢印の右横の数字は、入力音声パターンと
単語標準パターンとの認識距離を示し、認識距離のしき
い値を46とし7、つまり認識距離が45以下のものが
単語候補とされている。
に示すように複数の単語を含む入力音声は単語認識部1
1でその始端より終端までワードスポツティング音声認
識により単語候補が抽出される。この認識は例えば連続
DP法(DynamicPrograming法:動的
計画法)で行われる。つまり入力音声パターンの上に、
各認識対象単語の標準パターンをスライドさせながらパ
ターン間のマツチング値(認識距離)をDP法で計算し
、入力フレーム(フレーム:音声認識の分析時間単位)
毎にマツチング結果を出力する。ある単語の標準パター
ンとのマツチング値(認識距離)が予め決めたしきい値
より小さい時、その単語が入力されたものと判定(スポ
ット)する1例えば入力音声が第2図に示すもので、認
識対象単語が第3図に示す16種類の場合は、第4図に
示すように単語候補が抽出される。第4図においてフレ
ーム番号は十の位を省略してあり、右方向が時間の正方
向であり、→は単語候補の音声区間を示し、この単語候
補の音声区間矢印の右横の数字は、入力音声パターンと
単語標準パターンとの認識距離を示し、認識距離のしき
い値を46とし7、つまり認識距離が45以下のものが
単語候補とされている。
このように抽出された各単語候補の認識データ、つまり
その単語番号、その単語候補の音声区間の開始フレーム
番号及び終了フレーム番号、認識距離が例えば第5図に
示すように抽出候補データ記憶メモリ12に記憶される
。第5図は第4図に示した抽出結果に対する場合で、メ
モリアドレスffoooooo〜ff00ffffに記
憶される。最初に抽出された候補は単語番号が9、開始
フレーム番号4、終了フレーム番号8、認識距離45が
アドレスffo00000に記憶される。以下、単語候
補が得られるごとに順次、次のアドレスにその認識デー
タを記憶する。
その単語番号、その単語候補の音声区間の開始フレーム
番号及び終了フレーム番号、認識距離が例えば第5図に
示すように抽出候補データ記憶メモリ12に記憶される
。第5図は第4図に示した抽出結果に対する場合で、メ
モリアドレスffoooooo〜ff00ffffに記
憶される。最初に抽出された候補は単語番号が9、開始
フレーム番号4、終了フレーム番号8、認識距離45が
アドレスffo00000に記憶される。以下、単語候
補が得られるごとに順次、次のアドレスにその認識デー
タを記憶する。
単語認識部11から入力音声の始端と、終端とがフレー
ム番号で入力音声開始、終了フレーム番号記憶メモリ1
3に記憶される。第4図の例では始端フレーム1と終端
フレーム32とが記憶される。
ム番号で入力音声開始、終了フレーム番号記憶メモリ1
3に記憶される。第4図の例では始端フレーム1と終端
フレーム32とが記憶される。
次に抽出候補データ記憶メモリ12に記憶されプI−ツ
出謂泌はハ山ふ一へ 蕾(遮頴統ハ、i、+1.%II
晴Iψ上位N個を上位候補抽出部14で求めて、その各
候補が記憶されているメモリ12のアドレスを、認識距
離の小さい順に上位候補メモリ15に記憶する。N=3
とすると、第5図の例の場合は上位候補メモリ15の記
憶内容は第6図に示すようになる。この上位候補メモリ
15のアドレスはff0L0000からffololf
fまでとすると、第5図では認識距離32が最小であり
、その候補のアドレスff00001Cが1位の候補と
してメモリ15のアドレスff010000に記憶され
る。
出謂泌はハ山ふ一へ 蕾(遮頴統ハ、i、+1.%II
晴Iψ上位N個を上位候補抽出部14で求めて、その各
候補が記憶されているメモリ12のアドレスを、認識距
離の小さい順に上位候補メモリ15に記憶する。N=3
とすると、第5図の例の場合は上位候補メモリ15の記
憶内容は第6図に示すようになる。この上位候補メモリ
15のアドレスはff0L0000からffololf
fまでとすると、第5図では認識距離32が最小であり
、その候補のアドレスff00001Cが1位の候補と
してメモリ15のアドレスff010000に記憶され
る。
認識候補間に許される重なりの時間幅がフレーム数にと
して許容型なりフレーム数記憶メモリ16に予め設定し
ておく。
して許容型なりフレーム数記憶メモリ16に予め設定し
ておく。
連鎖系作成部17は上位候補メモリ15に記憶されてい
る各候補について、これを第1の島とした島駆動型検索
により、候補間の重なりを許した候補の連鎖系を作成し
、その結果を候補の連鎖系記憶メモリ18に書き込む、
つまり連鎖系作成部17は上位候補メモリ15にある認
識距離の小さtハg建出1z研/、71:)丁の/al
hzムlr)本5子い 酌廼絞鋪の連鎖系を作成する
。
る各候補について、これを第1の島とした島駆動型検索
により、候補間の重なりを許した候補の連鎖系を作成し
、その結果を候補の連鎖系記憶メモリ18に書き込む、
つまり連鎖系作成部17は上位候補メモリ15にある認
識距離の小さtハg建出1z研/、71:)丁の/al
hzムlr)本5子い 酌廼絞鋪の連鎖系を作成する
。
但し、入力音声の開始フレーム番号と終了フレーム番号
をそれぞれSo、 EOで、選ばれた候補をCで表わし
、その候補Cの開始フレーム番号と終了フレーム番号を
それぞれSl、 Elで表わし、候補間の重なりが許さ
れるフレーム数をkする。
をそれぞれSo、 EOで、選ばれた候補をCで表わし
、その候補Cの開始フレーム番号と終了フレーム番号を
それぞれSl、 Elで表わし、候補間の重なりが許さ
れるフレーム数をkする。
(a) 候補の連鎖系記憶メモリ18のエリア(アド
レス)を決定し、そのエリアに、候補Cを加え、そのエ
リアの候補数を1にする。
レス)を決定し、そのエリアに、候補Cを加え、そのエ
リアの候補数を1にする。
更に候補未抽出区間記憶メモリ19に、検索の対象とな
る残りの音声区間として区間(So、 S1+k) 、
(El−に、 80)を記述する。
る残りの音声区間として区間(So、 S1+k) 、
(El−に、 80)を記述する。
ここで、(x、y)は番号Xのフレームを開始フレーム
、番号Yのフレームを終了フレームとする音声区間を表
すものとする。
、番号Yのフレームを終了フレームとする音声区間を表
すものとする。
なお、着目する候補Cが上位候補としてメモリ15に記
憶されたN個の候補の中の距離の小さい順の1番目であ
った場合、メモリ15中の5番目(J=1.2.・・・
、l−1)の候補を第1の島として既に作成された連鎖
系にこの1番目の候補が含まれたならば、以下の処理で
は5番目の候補は処理の対象としない。
憶されたN個の候補の中の距離の小さい順の1番目であ
った場合、メモリ15中の5番目(J=1.2.・・・
、l−1)の候補を第1の島として既に作成された連鎖
系にこの1番目の候補が含まれたならば、以下の処理で
は5番目の候補は処理の対象としない。
(b) 候補未抽出区間記憶メモリ19に書いである
区間がなくなったら処理を終了する。候補未抽出区間記
憶メモリ19に書いである区間があれば、その1つを読
み込み、それを(S、E)とすると共に、候補未抽出区
間記憶メモリ19からはこの区間のデータを削除する。
区間がなくなったら処理を終了する。候補未抽出区間記
憶メモリ19に書いである区間があれば、その1つを読
み込み、それを(S、E)とすると共に、候補未抽出区
間記憶メモリ19からはこの区間のデータを削除する。
この区間(S、E)に候補がある場合は後記(C)を行
う。この区間(S、E)に候補がない場合は直ちに前記
(b)の処理を頭から行なう。
う。この区間(S、E)に候補がない場合は直ちに前記
(b)の処理を頭から行なう。
(C) この区間(S、E)にある認識距離の最も小
さい候補を求める。求めた候補を前記(a)で決定した
エリアに書き込み、かつそのエリアの候補数をカウント
アツプする。次にその候補の開始フレーム番号が32、
終了フレーム番号がE2であった場合、区間(S、 S
2+k) 、 (E2−に、E)を候補未抽出区間記憶
メモリ19に書き込み、前記(b)へ戻る。
さい候補を求める。求めた候補を前記(a)で決定した
エリアに書き込み、かつそのエリアの候補数をカウント
アツプする。次にその候補の開始フレーム番号が32、
終了フレーム番号がE2であった場合、区間(S、 S
2+k) 、 (E2−に、E)を候補未抽出区間記憶
メモリ19に書き込み、前記(b)へ戻る。
次に第5図に示した例について、許容型なりフレーム数
kを1として、1位候補を第1の島とした場合の連鎖系
作成手順を具体的に示す。
kを1として、1位候補を第1の島とした場合の連鎖系
作成手順を具体的に示す。
(a) まず、1位候補を第1の島とする新たな連鎖
系データのために、候補の連鎖系記憶メモリ18のアド
レス(エリア)をff020000に決定し、第7図A
に示すようにそのアドレスの候補数を1とし、そのアド
レスに候補工のアドレス、この例では第6図の1位のア
ドレスffo0001Gを書き込む。なお候補の連鎖系
記憶メモリ1日はアドレスf f020000からff
02ffffまでとする。すなわち、連鎖の長さは最大
15とする。
系データのために、候補の連鎖系記憶メモリ18のアド
レス(エリア)をff020000に決定し、第7図A
に示すようにそのアドレスの候補数を1とし、そのアド
レスに候補工のアドレス、この例では第6図の1位のア
ドレスffo0001Gを書き込む。なお候補の連鎖系
記憶メモリ1日はアドレスf f020000からff
02ffffまでとする。すなわち、連鎖の長さは最大
15とする。
次に、1位候補の区間が第5図から(6,1,1)であ
るから、k=1の重なり区間を許して、この区間の前後
の探索区間(1,7)、(10,32)を第8図Aに示
すように候補未抽出区間記憶メモIJ 19に記憶する
。但し、このメモリ19に使用出来るメモリはアドレス
ffo10200からff01ffffまでとする。
るから、k=1の重なり区間を許して、この区間の前後
の探索区間(1,7)、(10,32)を第8図Aに示
すように候補未抽出区間記憶メモIJ 19に記憶する
。但し、このメモリ19に使用出来るメモリはアドレス
ffo10200からff01ffffまでとする。
(bの1) 候補未抽出区間記憶メモリ19の最後に書
いて有る区間(10,32)を読み出すと共に、この区
間のデータは第8図Bに示すようにメモリ19から削除
する。
いて有る区間(10,32)を読み出すと共に、この区
間のデータは第8図Bに示すようにメモリ19から削除
する。
(C) 前記(bの1)で読み出した区間(10,3
2)にある認識距離の最も小さい候補を求めると第5図
よりアドレスff000030の候補が求まる。求めた
候補のアドレスを第7図Bに示すように候補の連鎖系記
憶メモリ18のアドレスff020000に書き込み、
その候補数をカウントアツプして2とする。
2)にある認識距離の最も小さい候補を求めると第5図
よりアドレスff000030の候補が求まる。求めた
候補のアドレスを第7図Bに示すように候補の連鎖系記
憶メモリ18のアドレスff020000に書き込み、
その候補数をカウントアツプして2とする。
続いて、この候補の前後の検索区間(10,11)、(
14,32)を第8図Cに示すように候補未抽出区間記
憶メモリ19に書き込む。
14,32)を第8図Cに示すように候補未抽出区間記
憶メモリ19に書き込む。
(bの2) 候補未抽出区間記憶メモリ19の最後に書
いである区間(14,32)を読み出すと共にこの区間
のデータを第8図りに示すように候補未抽出区間記憶メ
モリ19から削除する。読み出した区間(14,32)
には第5図から候補がないことがわかる。
いである区間(14,32)を読み出すと共にこの区間
のデータを第8図りに示すように候補未抽出区間記憶メ
モリ19から削除する。読み出した区間(14,32)
には第5図から候補がないことがわかる。
(bの3) そこで再び候補未抽出区間記憶メモリ19
の最後に書いである区間(1,0,11)を読み出し、
この区間のデータを第8図已に示すように候補未抽出区
間記憶メモリ19から削除する。
の最後に書いである区間(1,0,11)を読み出し、
この区間のデータを第8図已に示すように候補未抽出区
間記憶メモリ19から削除する。
この読み出した区間(10,11)について第5図を検
索すると候補がない。
索すると候補がない。
(bの4) そこで再び候補未抽出区間記憶メモリ19
の最後に書いである区間(1,7)を読み出し、この区
間のデータを第8図Fに示すように候補未抽出区間記憶
メモリ19から削除する。読み出した区間(1,7)に
ついて第5図を検索すると候補がない。
の最後に書いである区間(1,7)を読み出し、この区
間のデータを第8図Fに示すように候補未抽出区間記憶
メモリ19から削除する。読み出した区間(1,7)に
ついて第5図を検索すると候補がない。
(bの5)候補未抽出区間記憶メモリ19に書いである
区間がなくなったので、1位の候補を第1の島とする連
鎖系は第7図Bに示す通りとなる。
区間がなくなったので、1位の候補を第1の島とする連
鎖系は第7図Bに示す通りとなる。
以上のようにして上位候補メモリ15内の各単語候補を
第1の島とする島駆動型検索により候補の連鎖系を作成
し、第9図に示すように候補の連鎖系記録メモリ18に
N個の連鎖系が得られると、その中から最も確からしい
連鎖系を高確度連鎖系の判定部21で求めてこれを認識
結果として出力する。つまり判定部21では連鎖系を構
成する各単語候補の認識距離の平均値が最も小さい連鎖
系を認識結果とする。認識距離の平均値が最も小さいも
のが複数生じた場合は、それらのうちで、連鎖系を構成
する候補の数が多いものを認識結果とし、更に構成候補
数が最も多いものが複数となった場合はより上位の候補
を第1の島として作成した連鎖系を認識結果とする。
第1の島とする島駆動型検索により候補の連鎖系を作成
し、第9図に示すように候補の連鎖系記録メモリ18に
N個の連鎖系が得られると、その中から最も確からしい
連鎖系を高確度連鎖系の判定部21で求めてこれを認識
結果として出力する。つまり判定部21では連鎖系を構
成する各単語候補の認識距離の平均値が最も小さい連鎖
系を認識結果とする。認識距離の平均値が最も小さいも
のが複数生じた場合は、それらのうちで、連鎖系を構成
する候補の数が多いものを認識結果とし、更に構成候補
数が最も多いものが複数となった場合はより上位の候補
を第1の島として作成した連鎖系を認識結果とする。
「発明の効果」
以上述べたようにこの発明によれば、入力音声の始めか
ら単語を決定してゆくのではなく、入力音声の始端から
終端までに得られる単語候補中の認識距離の小さいもの
を第1の島として島駆動型検索を行うため、正解率が高
いものとなる。
ら単語を決定してゆくのではなく、入力音声の始端から
終端までに得られる単語候補中の認識距離の小さいもの
を第1の島として島駆動型検索を行うため、正解率が高
いものとなる。
また候補間の重なりを許して検索を行うため認識精度が
向上する。この発明の方法を例えば音声会話システムの
音声認識処理部に使用すると、「あの−」、「え−と」
などの冗長語や「です」、「お願いします」などの述語
が入力音声の意味を理解する上でのキーワードの前後に
付随して発声されても、これら冗長語や述語に影響され
ず、キーワードを正しく認識でき、会話がスムーズに進
行するようになり、自然な会話が可能となる。
向上する。この発明の方法を例えば音声会話システムの
音声認識処理部に使用すると、「あの−」、「え−と」
などの冗長語や「です」、「お願いします」などの述語
が入力音声の意味を理解する上でのキーワードの前後に
付随して発声されても、これら冗長語や述語に影響され
ず、キーワードを正しく認識でき、会話がスムーズに進
行するようになり、自然な会話が可能となる。
第1図はこの発明の実施例を示すブロック図、第2図は
入力音声の例を示す図、第3図は第2図の入力に対する
認識対象単語の例を示す図、第4図は第2図の入力音声
からスポツティング音声認識により単語候補を抽出した
例を示す図、第5図は抽出候補データ記憶メモリ12の
記憶例を示す図、第6図は上位候補メモリ15の記憶例
を示す図、第7図は島駆動型検索による候補連鎖系の作
成例における候補の連鎖系記憶メモリ18の1アドレス
(エリア)の記憶内容の変化状態を示す図、第8図は第
7図の例における候補未抽出区間記憶メモリ19の記憶
内容の変化状態を示す図、第9図は候補の連鎖系記憶メ
モリ18の記憶例を示す図である。
入力音声の例を示す図、第3図は第2図の入力に対する
認識対象単語の例を示す図、第4図は第2図の入力音声
からスポツティング音声認識により単語候補を抽出した
例を示す図、第5図は抽出候補データ記憶メモリ12の
記憶例を示す図、第6図は上位候補メモリ15の記憶例
を示す図、第7図は島駆動型検索による候補連鎖系の作
成例における候補の連鎖系記憶メモリ18の1アドレス
(エリア)の記憶内容の変化状態を示す図、第8図は第
7図の例における候補未抽出区間記憶メモリ19の記憶
内容の変化状態を示す図、第9図は候補の連鎖系記憶メ
モリ18の記憶例を示す図である。
Claims (1)
- (1)入力音声からその始端より終端までワードスポッ
ティング音声認識により単語候補を抽出し、これら抽出
された単語候補からその認識距離が小さい順に上位N個
(Nは2以上の整数)を選出し、 これらN個の単語候補の各1つづつについてそれを第1
の島として、その島との重なりを予め決められた時間幅
だけ許して島の前後の各区間をそれぞれ入力音声の検索
対象区間とし、その中で最も確かな候補をそれぞれ求め
、その各候補を島としてその島との重なりを予め決めら
れた時間幅だけ許して島の前後の区間で同様な処理を進
めて行く島駆動型検索により、N個の単語候補の連鎖系
を作成し、 これらN個の連鎖系の中から連鎖系に含まれる単語候補
の認識距離の平均値が最も小さい連鎖系を求めてこれを
認識結果として出力するワードスポッティング音声認識
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009872A JPH03214198A (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | ワードスポッティング音声認識方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009872A JPH03214198A (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | ワードスポッティング音声認識方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03214198A true JPH03214198A (ja) | 1991-09-19 |
Family
ID=11732237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009872A Pending JPH03214198A (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | ワードスポッティング音声認識方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03214198A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05323989A (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-07 | Fujitsu Ltd | 音声認識方式 |
US5637500A (en) * | 1990-08-13 | 1997-06-10 | Suntory Limited | Process for preparing optically active alpha-hydroxyalkene derivatives |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP2009872A patent/JPH03214198A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5637500A (en) * | 1990-08-13 | 1997-06-10 | Suntory Limited | Process for preparing optically active alpha-hydroxyalkene derivatives |
JPH05323989A (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-07 | Fujitsu Ltd | 音声認識方式 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2739945B2 (ja) | 音声認識方法 | |
JPH0855122A (ja) | 文脈タガー | |
US6978044B2 (en) | Pattern string matching apparatus and pattern string matching method | |
US20070118353A1 (en) | Device, method, and medium for establishing language model | |
JP2005084436A (ja) | 音声認識装置及びコンピュータプログラム | |
JPH03214198A (ja) | ワードスポッティング音声認識方法 | |
JP2002278579A (ja) | 音声データ検索装置 | |
JPH06215184A (ja) | 抽出領域のラベリング装置 | |
JPS6147999A (ja) | 音声認識装置 | |
JPH0540853A (ja) | 文字認識結果の後処理方式 | |
JPH06274701A (ja) | 単語照合装置 | |
CN118038468A (zh) | 解码方法、目标文本识别方法及装置 | |
JPS646514B2 (ja) | ||
JPH07121665A (ja) | 文字認識辞書の構成方法及び検索方法 | |
JPS59214900A (ja) | 音声認識装置 | |
JP2003208194A (ja) | 音声認識方法 | |
JPS63103393A (ja) | 単語認識装置 | |
JPH067351B2 (ja) | 候補列作成装置 | |
JPH0125106B2 (ja) | ||
JPS62285189A (ja) | 文字認識後処理方式 | |
JPS63173100A (ja) | キ−ワ−ド抽出装置 | |
JPH10134150A (ja) | 文字認識結果の後処理方法 | |
JPS62201498A (ja) | 音声認識方法 | |
JPH0575120B2 (ja) | ||
JPH01219971A (ja) | 文字認識方式 |