JPS646514B2 - - Google Patents

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JPS646514B2
JPS646514B2 JP55083193A JP8319380A JPS646514B2 JP S646514 B2 JPS646514 B2 JP S646514B2 JP 55083193 A JP55083193 A JP 55083193A JP 8319380 A JP8319380 A JP 8319380A JP S646514 B2 JPS646514 B2 JP S646514B2
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Yoshitake Tsuji
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数個の単語と文字入力装置より入
力された入力文字列とを照合し、入力文字列に対
応する単語を認識する単語認識装置に関するもの
である。
文字読取装置等の文字入力装置の対象となる郵
便物や帳票等において、片仮名やアルフアベツト
等は、人名・地名や品名等の固有名詞や普通名詞
の形で用いられることが多い。これらのものは、
数字の場合と異なり単語内における文字間の従属
性がかなり強く、また十分な冗長性を有する場合
が多い。したがつて、単語を単位として認識を行
えば、その従属性や冗長性を利用することにより
誤読文字の訂正や読取不能文字の回復が可能とな
り、認識率をかなり改善することができる。
このような単語単位の認識を以下単語認識と呼
ぶことにする。
一般に、文字読取装置等より入力された入力文
字列は、誤読文字や読取不能文字を含むことがあ
り更に、文字の切り出しの際に生じるセグメンテ
ーシヨンエラーにより入力文字列を構成する文字
数に変化を生じることさえある。
このような入力文字列の文字数の変化にも対処
できる単語認識方式として、特に辞書に記憶され
た単語と入力文字列との照合方法は、文献等でい
くつか発表されている。例えば、情報処理学会の
1979年度全国大会「OCRのための単語認識」で
示されているように、文字読取装置より得られる
L個の文字から構成された入力文字列とW個の文
字から構成された単語との照合において、一定の
照合幅を持たせ、ダイナミツクプログラミング手
法等を用いて、入力文字列と照合した単語との距
離(以下相違度と呼ぶ)を求め、次に複数個の単
語に対して同様にして得られた複数個の相違度の
値を基にして入力文字列に対応する単語を認識す
る方法を採用している。
尚、上記照合幅は、文字読取装置における1文
字単位の切り出しの際に、1文字が2文字に切り
出される等による文字切出しミスに起因して、入
力文字列内の文字数Lが誤まつた場合を考慮して
予め設定されるパラメータであり、入力文字列の
第i番目の文字に対して、単語の第i―s番目の
文字から第i+s番目の文字までを比較対象とす
る場合、S(S=0、1、2、3…)の値を照合
幅とする。しかし、入力文字列の文字数が少ない
場合には、単語としての冗長性も十分ではなくな
るため、入力文字列が単語としての冗長性を有す
る場合を前提として設定された固定的な照合幅に
より入力文字列と単語との照合を行う照合方式を
適用すると、逆に、入力文字列を誤まつた単語と
して認識することがあり、認識率が低下すること
さえある。すなわち前述した照合幅は、入力文字
列の性質に応じて可変とできることが望ましい。
そこで、本発明の目的は、入力文字列を構成す
る文字数が少ない場合には、入力文字列を構成す
る文字数が多い場合に比べて、比較的文字の切り
出しの際に生じる文字のセグメンテーシヨンエラ
ーが生じにくく、また冗長性も十分ではないと見
なせる点に着目し、文字読取装置により得られた
入力文字列を構成する文字数により、入力文字列
と単語との照合幅を決定し、決定された照合幅を
用いて、入力文字列と単語を照合することによ
り、前記従来の欠点を解決した単語認識装置を提
供することにある。
本発明によれば、文字入力装置により入力され
た入力文字列と予め用意された単語辞書に記憶さ
れた複数個の単語と照合する単語認識装置におい
て、入力文字列を構成する文字数と予め定めた複
数個の閾値との比較に基づいて、入力文字列内の
各文字に対し照合すべき単語内の1つないし複数
個の文字を規定する照合幅を決定する照合幅決定
手段と、決定された照合幅に従つて入力文字列と
単語との照合を行う1つないし複数の照合手段を
具備することを特徴とする単語認識装置が得られ
る。
以下本発明について、具体的実施例を示す図を
参照して説明する。
第1図は、本願発明にもとづいて入力文字列と
単語との照合を行なう照合手段の具体的な処理を
示す一例をフローチヤートに示したものである。
第1図において、図中21は、入力文字列の文
字数Lを利用して照合幅S(図の説明では、S=
0、1、2とする)を決定する照合幅決定の具体
的な処理フロー例を示している。一方、図中22
は、図中21の各ブロツクによつて決定された照
合幅Sに基づいて、入力文字列と単語とを照合
し、相違度を算出する照合手段の具体的な処理フ
ロー例を示している。最初に、図中の記号S、
L、W、I、J、d(I、J)、D(I、J)の説
明を行う。記号Sは照合幅、記号Lに入力文字列
の文字数L、記号Wは単語の文字数、記号Iは入
力文字列の第I番目の文字位置(以下記号Iを入
力比較位置と呼ぶ)、記号Jは単語の第J番目の
文字位置(以下記号Jを単語比較位置と呼ぶ)を
それぞれ表わすとする。ここで、照合幅Sは、入
力文字列の入力比較位置Iに対して照合すべき単
語の第I―S番目の文字から第I+S番目の文字
までを単語比較位置Jに関連させる。即ち、入力
文字列の比較位置Iに対して、I―S≦J≦I+
Sを満たす範囲内の単語比較位置Jの単語内の文
字と比較されることから、照合幅Sは、入力文字
列内に生じる可能性がある文字数の変化にどの程
度まで対処するかを制御するパラメータとなる。
また記号d(I、J)は入力文字列の第I番目
(即ち、入力比較位置I)の文字と単語の第J番
目(即ち、単語比較位置J)の文字とを比較した
場合の文字間距離を示す。例えば入力文字列の第
I番目の文字をC1、単語の第J番目の文字をC2
とすると、C1=C2の場合には、文字C1と文字C2
が等しいことにより文字間距離d(I、J)=0で
示し、C1≠C2の場合にはd(I、J)=PC1,C2(ただ
しPC1,C2>0)で示す。
尚、ここで示したPC1,C2の値は単語の各文字C2
が文字入力装置より出力された文字C1誤読する
確率等を考慮して設定される値でも定数値でも良
い。記号D(I、J)は入力文字列の第I番目の
文字と単語の第J番目の文字までの比較の結果と
して得られた相違度を示し、ブロツク224で示
す計算式D(I、J)=d(I、J)+MIN{D(I、
J―1)、D(I―1、J―1)、D(I―1、J)}
を用いて得られる。ただし、MIN{D(I、J―
1)、D(I―1、J―1)、D(I―1、J)}は
相違度D(I、J―1)、D(I―1、J―1)、D
(I―1、J)の最小値を示すとする。すなわち、
相違度D(I、J)は、入力比較位置Iと単語比
較位置Jとの前述した文字間距離d(I、J)及
び入力比較位置Iと単語比較位置J―1に到るま
での相違度(D、J―1)及び入力比較位置I―
1と単語比較位置J―1に到るまでの相違度D
(I―1、J―1)及び入力比較位置I―1と単
語比較位置Jに到るまでの相違度D(I―1、J)
を用いて、逐次的に算出され、入力比較位置Iと
単語比較位置Jに到るまでの入力文字列(例え
ば、OCRから出力された文字列)と単語の最適
な各文字間の対応付けにより得られる文字間距離
の加算和を示すものである。
尚入力比較位置Iが入力文字列の文字数Lに、
単語比較位置Jが単語の文字数Wにそれぞれ等し
くなつた場合、ブロツク224で示す計算式によ
り、得られたD(I、J)(但し、I=L、I=
W)を前述したように入力文字列と単語との相違
度と呼ぶことにする。
またブロツク224で示すような計算式を用い
て入力文字列と単語との相違度を得る手法は、前
述したようなダイナミツクプログラミングと同等
な手法である。
次に第1図における処理フローについて説明す
る。最初に、照合幅Sは、図中、22で示したよ
うに、複数の閾値パラメータF1,F2と入力文字
列の文字数Lとの比較演算によつて下記に示す如
く、自動的に選択される。
ブロツク211において、初期値として照合幅
Sを2にセツトする。ブロツク214において入
力文字列の文字数Lと閾値パラメータがL<F1
を満足するか否かを判定する。その判定結果が、
「YES」であれば、ブロツク212において照合
幅Sを0にセツトし、図中22の処理を行う。そ
の判定結果が「NO」であれば、ブロツク215
を実行する。
ブロツク215において入力文字列の文字数L
と閾値パラメータF1,F2がF1≦L<F2を満足す
るか否かを判定する。その判定結果が「YES」
であれば、ブロツク213において照合幅Sを1
にセツトし、図中22の処理を行う。その判定結
果が「NO」であれば、図中22の処理を行う。
このようにして図中21の処理により照合幅S
(この場合0、1、2のいずれかの値)は、入力
文字列の文字数Lが小さければ値0に、入力文字
列の文字数Lが大きくなると、値1あるいは値2
にセツトされることになる。尚、前述したように
照合幅Sは値0、1、2に限定されるものではな
い。
図中、22は図中21により決定された照合幅
Sの値を用いて入力文字列と単語との照合を行
い、その相違度を次のように算出する。尚、図中
22の処理において、入力文字列に対して1単語
との照合処理として示すが、第1図の辞書メモリ
3より得られる単語が複数個存在しても同様な処
理で行うことができる。
ブロツク220は初期として、入力比較位置I
及び単語比較位置Jをそれぞれに先頭の文字位置
即ち1にセツトする。ブロツク221は記号Bに
入力比較位置Iと照合幅Sとの差(I―S)及び
1との最大値、即ちMAX(I―S、1)をセツ
トし、記号Rに入力比較位置Iと照合幅Sとの和
及び単語の文字数Wとの最小値、即ちMIN(I+
S、W)をセツトする。これにより、入力文字列
の第I番目の文字に対して、比較すべき単語の文
字は、B=MAX(I―S、1)からR=MIN(I
+S、W)までに位置する文字となり、照合幅S
の値に応じて異なる。
記号Rの値及び記号Bの値は、入力比較位置I
に対して単語比較位置Jの取り得る範囲、即ち、
I―S≦J≦I+Sの関係について、更に入力文
字列の各文字に対して比較すべき単語の文字が第
1番目から第W番目までであるという条件を付加
して設定されており、R≦J≦B(但し、R=
MAX(I―S、1)、B=MIN(I+S、W)が
成り立つ。そこでブロツク222において単語比
較位置Jに記号Bの値MAX(I―S、1)をセ
ツトする。
ブロツク223は、前述したように入力比較位
置Iの入力文字と単語比較位置Jの単語の文字と
の文字間距離d(I、J)を求める。ブロツク2
24は前述したように相違度D(I、J)を求め
る。
ブロツク225は、単語比較位置Jと記号Rの
値MIN(I+S、W)において、J<Rを満足す
るか否かを判定する。その判定結果が「YES」
であれば、ブロツク227により単語比較位置J
の値を1増加させ、ブロツク223の処理へ戻
る。
その判定結果が「NO」即ちJ=Rとなれば、
ブロツク226の処理へ移る。例えば、照合幅S
が2の場合には、R=MAX(I―2、1)、B=
MIN(I+2、W)となり、入力比較位置Iの入
力文字に対して、単語の第I番目の文字を基準に
して前後2文字も比較すべき文字となる。また、
照合幅Sが0の場合には、R=1、B=MIN
(I、W)となり、入力比較位置Iに対して、単
語の第I番目の文字のみが比較すべき文字とな
る。即ち、照合幅Sが0の場合には、入力比較位
置Iと単語比較位置Jは常に等しい値、I=Jと
なるため、ブロツク222、ブロツク225、ブ
ロツク227で示した繰り返し処理は不要とな
り、更にブロツク223で示した文字間距離d
(I、J)は、d(I、I)のみを求めれば良く、
また、ブロツク224で示した計算式は入力文字
列の第I番目の文字に対して、単語の第I番目の
文字のみ比較されることによりD(I、I)=d
(I、I)+D(I―1、I―1)となり、照合幅
Sが0の場合には、照合幅Sが1及び2の場合に
比べて、入力文字列と単語との照合処理は簡略化
される。
次に、ブロツク226において、文字比較位置
Iと単語の文字数Lに対してI<Lを満足するか
否かを判定する。その判定結果が「YES」であ
れば、ブロツク228により入力比較位置Iを1
増加させ、ブロツク221への処理へ戻る。
その判定結果が「NO」即ちI=Lとなれば、
相違度D(I、J)(ただし、I=L、J=Wとな
る。)を入力文字列と単語との相違度として得ら
れる。
第2図は、第1図で示した一定の照合幅を持た
せて入力文字列と単語との照合を行う処理につい
て具体的に説明するために示した図である。
ここで、第2図は、第1図で示した照合幅Sを
1に設定した場合を示している。第2図の左端列
は、紙面上に記入された英文字列「IRNEIN」の
文字読取装置の出力結果として得られる入力文字
列“I?EIN”(?は読取不能文字を表わすとす
る)が記載されている。そこで、このような入力
文字列が、第2図の上端行で示した単語
“IRNEIN”との照合を行う場合を取り上げて説
明する。
第2図における第I行目(但し、I=1、2、
…5であり、Iは入力比較位置である)と第J列
目(但し、J=1、2、…6であり、Jは単語比
較位置である)の行列のます目に記載された2つ
の数値のうち、左側の値は入力文字列の第I番目
の文字と単語の第J番目の文字との文字間距離d
(I、J)を示し、第1図のブロツク223によ
つて得られる。右側の値は、入力文字列の入力比
較位置Iと単語の単語比較位置Jに到るまでの相
違度D(I、J)を示し、第1図におけるブロツ
ク224によつて示した式を用いて、逐次計算さ
れる。
尚、第2図の各文字間距離d(I、J)(但し、
I=2…5、J=1、2、…6)の値は、各文字
が一致する時のみ値“0”をとり、それ以外の時
は、値“15”をとるものとした一例である。例え
ばd(5、6)は、入力文字列の第5番目の文字
Nと文字間距離であるため、値“0”となり、入
力文字列の第3番目の文字Eと単語の3番目の文
字Nとは異なるため、d(3、3)の値は“15”
となる。
第2図において、相違度D(I、J)の計算過
程を入力文字列の第3番目の文字“E”と単語の
第4番目の文字“E”に到るまでの相違度D(3、
4)を用いて説明すると、相違度D(3、4)は、
第1図のブロツク224における計算式即ち、d
3,4+MIN{D(3、3)、D(2、3)、D(2、
4)}を用いることによつて値“30”を得る。
尚、相違度D(2、4)は、照合幅Sが“1”
の場合には、相違度D(I、J)における入力比
較位置Iと単語比較位置Jの間に、前述したよう
にI―S≦J≦I+S(但し、S=1)の関係を
成立しないことから、非常に大きな値(但し、図
中省略)がセツトされることになる。
以上の計算過程を第1図で示したブロツク22
3及び224を用いて、第2図の点線で示すよう
に、順次行われ、入力文字列と単語との相違度即
ちD(5、6)が“値30”として求められる。
このようにして得られた入力文字列と単語との
相違度D(5、6)は、第3図dの矢印で示すよ
うな入力文字列と単語との対応関係を持つてお
り、入力文字列の読み取り不能“?”と単語の文
字“R”及び“N”間との相違性との和を示し、
他の入力文字列内の文字と単語内の文字は、完全
に一致していることを表わしている。そこで、例
えば、相違度D(5、6)を入力文字列の文字数
5で除算すると、上述した相違度D(5、6)の
一文字単位として見た時の平均的な文字間距離即
ち“6”が得られ、入力文字列“I?EIN”と単
語“IRNEIN”とはかなり類似性があることがわ
かる。同様に、第3図b及び第3図cは、それぞ
れ紙面上に記載された英文字列「IRE」の文字読
取り結果として得られる入力文字列「??E」に
対して、2つの単語「IRE」及び「AE」を第2
図で示したように、照合幅Sを1として照合処理
を行つた一例を示している。
ここで、第3図b及び第3図cでは、入力文字
列と単語との相違度D(3、3)(第3図bの場
合)、D(3、2)(第3図cの場合)は、共に値
“30”となり、入力文字列の文字数3で除算した
一文字単位として見た時の平均距離も共に値
“10”となる。即ち、上述した一例で示したよう
に、入力文字列の文字数が少なくなつた場合にも
比較的入力文字列の文字数が多く単語としての冗
長性を有する場合に設定された照合幅の値を固定
的に用いると、逆に、第3図b,cの一例で示し
た如く、候補単語が必要以上に生じることにな
り、単語として認識する際に、読取り不能や誤読
が増加することになる。そこで、前述した照合幅
Sを入力文字列の性質(入力文字列の文字数)に
応じて可変的に設定できる機能が第1図の図中2
2で示した如く必要となる。
第4図は、本発明の一実施例を示す論理ブロツ
ク図である。尚、図において、信号線の末尾にS
を付けることによりその信号を表わすものとす
る。
1は文字読取装置の文字入力装置である。2は
文字入力装置1の出力である入力文字を順次記憶
することにより入力文字列として格納するレジス
タである。3は単語を記憶する辞書メモリであ
る。4は文字入力装置1より出力される入力文字
列の文字数を検出するカウンタである。
5は、照合幅を決定するためのN個閾値パラメ
ータF1,F2,…FN(但し、Fi<Fi+1、i=1、2、
…を満足し、FNは非常に大きな値とする。)を記
憶した閾値記憶部であり、N個のレジスタ51,
52,…,5Nから構成される。
6は、N個の比較回路61,62,…6Nから
構成される比較部である。
8は、N個の照合幅Sの格納するレジスタ8
1,82,…,8Nから構成される照合幅記憶部
であり、例えば、照合幅Sの値として、0、1、
2、…、N―1がそれぞれ、レジスタ81,8
2,83,…8Nに格納されているとする。
7は、選択回路であり、入力文字列の文字数が
格納されたカウンタ4の値と閾値記憶部5のそれ
ぞれの閾値との比較が比較部6で行われ、その結
果に応じて、照合幅記憶部8から所定の照合幅S
の値を選択し、第1図で説明したような照合手段
9へ転送する。
10は判定部であり、照合手段9により得られ
た入力文字列と複数の単語との相違度を入力文字
列の文字数で除算した後、最小相違度D1と2番
目に小さい相違度D2に対して閾値T1,T2との間
にD1≦T1且つD2―D1>T2を満足すれば、最小相
違度D1を得る単語を入力文字列に対応する単語
として認識する手段である。
尚、図中、20で示した閾値記憶部5、カウン
ター4、比較部6、照合幅記憶部8、選択回路7
から構成される手段は、本発明の特許請求の範囲
に記載された照合幅決定手段の具体的な一実施例
を示している。
図において、以下の動作により照合が行なわれ
る。
文字入力装置1から順次出力される入力文字
は、入力文字列としてレジスタ2に格納されると
共に、順次出力されるタイミングでカウンタ4が
1カウントアツプされることによつてレジスタ2
に格納された入力文字列の文字数Lがカウンタ4
に格納される。
次に、カウンタ4に記憶された文字数Lが比較
部6の各レジスタ61,62,…6Nに転送され
る。比較部6の各比較回路6i(i=1、2、…
N)において、カウンタ4の内容である文字数L
と閾値記憶部5の各レジスタ5i(i=1、2、
…N)との閾値Fi(但し、i=1、2、…N)と
が比較され、文字数Lが閾値Fiより大きければ、
その出力信号6iS(但し、i=1、2、…N)を
“1”とし、そうでなければ“0”が出力する。
即ち、文字数Lと閾値Fiとの間に、L>Fiを満足
すれば、比較部6の6iの出力信号6iSから
“1”が出力される。
選択回路7は、比較部6のN個のレジスタ6i
(i=1、2、…N)から出力される出力信号6
iSの値に応じて定まるN個の照合幅の値を記憶し
た照合幅記憶部9の所定のレジスタ8i=(i=
1…N)の内容を読み出し、照合手段9に転送す
る。例えば、閾値記憶部5、照合幅記憶部8及び
比較部6の各レジスタあるいは比較回路が3個ず
つ(即ち、図中N=3)から構成されるとする。
また、閾値記憶部5の各レジスタ51,52,5
3には、それぞれ閾値としてF1=3、F2=5、
F3=9999の値が予めセツトされ、照合幅記憶部
8の各レジスタ81,82,83には照合幅Sと
して値0、1、2が予めセツトされているとす
る。そこで、カウンター4に文字数Lとして、値
7がセツトされた場合には、閾値F1(=3)と比
較する比較部6の比較回路61及び閾値F2(=
5)と比較する比較回路62のそれぞれの出力信
号61S,62Sが“1”を出力し、閾値F3(=
9999)と比較する比較回路63の出力信号63S
が“0”となる。
上述の場合、文字数Lは閾値F3よりも小さい
が閾値F2よりも大きいため、F2<L<F3となる
ことが容易にわかるため、選択回路7は、照合幅
記憶部8のレジスタ83の内容である値2を照合
幅として照合手段9に転送する。
同様に、カウンター4に文字数Lとして値4が
セツトされた場合には、閾値F1(=3)と比較す
る比較回路61の出力信号61Sのみが“1”と
なるため、文字数Lは閾値F1よりも大きいが閾
値F2よりも小さいことからF1<L<F2となるこ
とが容易にわかり、この場合、選択回路7は、照
合幅記憶部8のレジタ82の内容である値1を照
合幅として照合手段9に転送する。
同様に、カウンター4に文字数Lとして値3が
セツトされた場合には、比較部6のすべての出力
信号6iS(i=1…N)が“0”となるため、L
<F1であることがわかり、照合幅として照合幅
記憶部8のレジスタ81の内容即ち値0が選択さ
れ、照合手段9に転送する。
次に、照合幅Sの値が選択回路7を介して照合
手段9に転送されると、照合手段9は、レジスタ
2に格納された入力文字列を読み出し、次に、そ
の入力文字列と照合すべき複数の単語を辞書メモ
リ3から順次、読み出して、転送された照合幅S
に従つて第1図で述べたように、入力文字列と複
数の単語との照合を行い、それらの相違度を検出
して、判定部10へ転送する。
尚、第4図で示した照合手段9は、転送された
照合幅S(但し、S=0、1、2、…N)に従つ
て第1図のフローチヤートで示した演算処理を1
つのハードウエアで実現しても良い。
一方、照合幅S=0の時は前述で示したよう
に、演算処理が簡略化される点を踏まえて、照合
幅S(但し、S=0、1、2、…、N―1)の値
によつて定まるN個の照合部が独立した構成を取
ることもできる。
また、判定部10は、前述した構成の他に、例
えば、特願昭55−1181号明細書に示された方法を
用いて構成することもできる。
以上述べたように、本発明を用いることにより
入力文字列に誤読文字や読取不能文字、更に入力
文字列を構成する文字数の変化が生じた場合にも
誤まつた単語として認識することが減少でき高精
度の単語認識装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願発明によつて決定される照合幅
に基づいて入力文字列と単語との照合処理を行う
一例をフローチヤートを用いて説明した図であ
る。第2図は入力文字列と単語との照合処理過程
の一具体例である。第3図は、入力文字列と単語
との照合による各文字の対応関係の一例を示した
図である。第4図は、本発明の具体的一実施例を
示す論理ブロツク図である。 図において、1は文字入力装置、2はレジス
タ、3は辞書メモリ、4はカウンタ、5は閾値記
憶部、6は比較部、7は選択回路、8は照合幅記
憶部、9は照合手段、10は判定部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 文字入力装置により入力された入力文字列
    と、予め用意された単語辞書に記憶された複数個
    の単語とを照合する単語認識装置において、前記
    入力文字列を構成する文字数と予め定めた複数の
    閾値との比較に基づいて、前記入力文字列内の各
    文字に対し照合すべき前記単語内の1つないし複
    数の文字を規定する照合幅を決定する照合幅決定
    手段と、前記照合幅決定手段により得られた照合
    幅を基にして、前記入力文字列と単語との照合を
    行う1つないし複数の照合手段とを具備すること
    を特徴とする単語認識装置。
JP8319380A 1980-06-19 1980-06-19 Word recognizing device Granted JPS5710195A (en)

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JPS60189582A (ja) * 1984-03-09 1985-09-27 Fujitsu Ltd 文字認識後処理方式
JPH04228636A (ja) * 1991-04-19 1992-08-18 Asahi Fiber Glass Co Ltd バルキーヤーンの製造方法並びにバルキーヤーン

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