JPH0321360A

JPH0321360A - 潅漑用ノズル

Info

Publication number: JPH0321360A
Application number: JP2145551A
Authority: JP
Inventors: Gianfranco Roman; ジアンフランコ　ローマン
Original assignee: Claber SpA
Current assignee: Claber SpA
Priority date: 1989-06-05
Filing date: 1990-06-05
Publication date: 1991-01-30
Also published as: NZ233769A; CA2018183A1; IT8920788A0; ATE110009T1; IT1229447B; ES2062298T3; DE69011585D1; AU5591790A; EP0401887B1; AU633574B2; DE69011585T2; KR0125797B1; EP0401887A1; KR910000237A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、ノズル特に大口径のパイプ用の、従って、多
量の水を送給することができるノズルに関するものであ
る。

〔従来の技術〕

１／２インチの直径から３／４インチの直径の通常のパ
イプ用の潅漑ノズルを使用することは知られている。

このようなノズルは一方の端部でユニオンに結合し、こ
のユニオンはパイプに連結する。ノズルとユニオンとの
このような連結は、特にユニオンの雌部とノズルの雄部
とのクイック連結継手により行うのが一般的である。

既知のタイプのノズルは、一方の端部に潅漑用水を供給
することができかつ他方の端部に液体流出のための半径
方向開口を設けた内部環状ケーシングと、前記内部ケー
シングとともに前記開口に連通ずる液体の送給室を画定
しかつ前記内部ケーシングにねじ込んだり又はねじ戻し
たりすることができるよう螺合して中心流出通路を適切
に開閉する外部スリーブとを有する。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、この既知の解決方法は、大口径のパイプ従って
、多量の水を送給するには適していない。

このような場合、調整スリーブの位置に従って、遠い地
点にのみ水を落下させることができる極めて長い放水ジ
ェットを発生するか、又は短い範囲の扇状の円形ジェッ
トを発生するかのいずれかであり、これらは濯厩すべき
植物又は花にダメージを与えずにはいられない高流出圧
力を有している。

従って、本発明の目的は、上述の欠点を生ずることなく
大口径パイプに使用することができる潅漑用ノズルを得
るにある。

この目的を達成するため、本発明は、特に大口径パイプ
に適合するため、長さ及び形状が可変の主ジェットを生
ずるための第１手段を具え、前記第１手段は、一方の端
部に濯概用水を供給することができかつ他方の端部に液
体流出のための半径方向開口を設けた内部環状ケーシン
グと、前記内部ケーシングとともに前記開口に連通ずる
液体の送給室を画定しかつ前記内部ケーシングにねじ込
んだり又はねじ戻したりすることができるよう螺合して
中心流出通路を適切に開閉する外部スＩＪ一ブとを有す
るものとして構成した潅漑用ノズルにおいて、更に、前
記主ジェットの周縁の周りに減少した圧力の複数個の二
次ジェットを生ずるための第２手段を設け、この第２手
段は、互いに周方向に離れた複数個の孔を設けた前記ス
リーブの端壁と、前記スリーブの前記端壁に回転自在に
重なり合うことができかつ前記スリーブの端壁の前記孔
に整列したり又は整列しなかったりすることができる互
いに周方向に離れた複数個の孔を設けたキャップとを有
するものとして構成し、前記キャップの角度位置により
前記二次ジェットの開閉を行う構戒としたことを特徴と
する。

〔作用〕

本発明によれば、長い低圧の主ジェット又は通常ノズル
のように扇状高圧円形ジェットを発生することができ、
更に、主ジェットの代わりに複数個の低圧二次ジェット
を発生したり、主ジェットと二次ジェットの組み合わせ
を発生したりすることができ、大口径のパイプであって
も比較的限定された力を有する潅厩パターンを形成し、
従って、ｆｌｉすべき植物又は花にダメージを与えるこ
とができる。従って、或る距離離れた位置の潅概を行い
つつ、主ジェットの流出点の近傍の領域にも散水するこ
とができ、又は花床等の極近傍領域にもダメージを与え
ずに散水することができる。

〔実施例〕

次に、図面につき本発明の好適な実施例を説明する。

第１及び３図の実施例において、潴既ノズル２ｏは、内
部環状ケーシングｌを有し、このケーシングに一方の端
部２から潅漑用水を供給し、他方の端部４には用水の流
出のための半径方向開口３を設ける。

ノズル２０には、更に、周方向に互いに配列した孔１１
を貫通させた端壁３０と、内部環状部分２６と、内部ケ
ーシングｌに着脱自在に螺合する外部側壁３Ｉとを有す
る外部スリーブ５を設ける。スリーブ５は内部ケーシン
グｌとともに半径方向開口３に液体連通ずる送給室６を
画定する。スリーブ５のねじ込み及びねじ戻しにより、
スリーブの内部環状壁２６と内部ケーシングｌのほぼマ
ッシュルーム形状の端部突出部２７との間の液体流出の
ための中心通路７の開閉を行うことができる。閉位置は
スリーブ５の内部環状壁２６が内部ケーシングｌの端部
突出部２７の底部に設けたガスケット３５に掛合するこ
とにより限定される。内部ケーシングｌとスリーブの外
部側壁３Ｉとの間には環状ガスケット３６により他の液
圧シールを設ける。スリーブ５の端壁３０には、スリー
ブ５の外部側壁３１に回転自在に連結した側方環状壁３
８と、前方環状壁３９とにより形成したキャップ１０を
配置し、前方環状壁３９には複数個の互いに周方向に離
れた孔９を貫通させ、これら孔９はスリーブ５の前方環
状壁３０の孔１１に整列したり整列しないようにするこ
とができ、キャップ１０の相対角度位置により開閉を行
うようにする。第１，３及び６図に示すように、キャッ
プ１０の回転は、キャップ１０の側壁３８の軸線方向突
出部４１がスリーブ５の外部側壁３１の側方突出部４８
に掛合することにより限定される２個の極限角度位置間
で可能となる。

第４、５図に示すように、キャップ１０の環状壁３９の
孔９は、孔から流出する個別のジェットの方向を決める
Ｖ字状のチャンネルを限定する拡開壁４２により包囲す
る。

第２．　３，　７．　８図には、本願人により１９８９
年２月２０日に出願されたイタリア国特許出願第１９４
９４Ａ／８９号による大口径可撓パイプのためのクィッ
ク連結ユニオン４４にノズル２０を連結する装置を示す
。

このユニオン４４は、リングナット５０により可撓パイ
プ７０に締付けることができる環状ケーシング５２を有
し、リングナット５０はねじ部５３にねじ込んで可撓パ
イプを保持し、環状ケーシング５２の図示しない端部に
嵌合する。

このユニオン４４は内部側壁３７を有し、この側壁３７
に複数個の軸線方向溝２３を周方向に互いに離して設け
、各溝２３の側面には軸線方向に摺動し、次に回転する
ことにより内部ケーシングＩの端部２に向かって半径方
向に突出する互いに離れた複数個のリブの一部のリブ２
２を収容する着座部６０を設ける。

特に各リブ２２は着座部６０の内側でリブ２２の端部６
４が着座部６０の肩部６５に掛合することにより保持さ
れる。

リブ２２を着座部６０の内側にロックするため、ノズル
２０に摺動自在の舌状部２５を設け、この舌状部は制御
カーソル２４に取付け、ユニオン４４の溝２３に挿入す
ることができ、ノズル２０を回転位置にロックすること
ができる。

ノズル２０を使用するためには、先ずノズル２０を対応
のユニオン４４に連結することが必要である。

この操作は上述のイタリア特許第１９４９４Ａ／８９号
に記載のようにして行う。

主送給ジェットを発生するため、外部スリーブ５を内部
環状ケーシングｌの周りに回転し、スリーブ５の内部環
状壁２６の内部ケーシングｌの端部突出部２７から離れ
る方向の移動を行うことによって、中心送給通路７の開
放を生ぜしめる。この開放度により主流出送給ジェット
の長さ及び形状が調整される。

更に、主ジェットを包囲する複数個の二次減少圧力ジェ
ットを生ずることもできる。この目的のため、キャップ
１０を回転し、前方環状壁３９の孔９をスリーブ５の前
方環状壁３０の対応孔１ｌに整列させることが必要であ
る。

所要に応じ、二次ジェットは、スリーブ５を回転して中
心通路７を閉鎖することにより主ジェットにとって代わ
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるノズルの好適な実施例の閉鎖状
態を示す一部切除した縦断面図、第２図は、第１図のノ
ズルと、これに連結するクイック連結ユニオンを示す斜
視図、第３図は、第１図のノズルをユニオンに連結し、開放状
態に調整した状態を示す縦断面図、第４図は、第３図の
状態のノズルの左側方から見た端面図、第５図は、第４図のＶ−■線上の断面図、第６図は、第
１図のＶＩ一ＶＩ線上の断面図、第７図は、第３図の■
一■線上の断面図、第８図は、第３図の■−■線上の断
面図である。１・・・内部環状ケーシング２，４・・・ケーシング端部３・・・半径方向開口５・・・スリーブ６・・・送給室７・・・中心通路９．１１・・・孔１０・・・キャップ２０・・・ノズル２２・・・リブ２３・・・軸線方向溝２４・・・制御カーソル２５・・・舌状部２６・・・内部環状壁２７・・・端部突出部３０・・・端壁３１・・・外部側壁３５．　３６・・・ガスケット３７・・・内部側壁３８・・・側方環状壁３９・・・前方環状壁４１・・・軸線方向突出部４２・・・拡開壁４８・・・側方突出部５０・・・リングナット５２・・・環状ケーシング５３・・・ねじ部６０・・・着座部６４・・・リブの端部６５・・・肩部７０・・・可撓パイプ

Claims

【特許請求の範囲】１、特に大口径パイプに適合するため、長さ及び形状が
可変の主ジェットを生ずるための第１手段（１−７）を
具え、前記第１手段（１−７）は、一方の端部（２）に
潅漑用水を供給することができかつ他方の端部（４）に
液体流出のための半径方向開口（３）を設けた内部環状
ケーシング（１）と、前記内部ケーシング（１）ととも
に前記開口（３）に連通する液体の送給室（６）を画定
しかつ前記内部ケーシングにねじ込んだり又はねじ戻し
たりすることができるよう螺合して中心流出通路（７）
を適切に開閉する外部スリーブ（５）とを有するものと
して構成した潅漑用ノズルにおいて、更に、前記主ジェ
ットの周縁の周りに減少した圧力の複数個の二次ジェッ
トを生ずるための第２手段（９、１０、１１、３０）を
設け、この第２手段（９、１０、１１、３０）は、互い
に周方向に離れた複数個の孔（１１）を設けた前記スリ
ーブの端壁（３０）と、前記スリーブの前記端壁（３０
）に回転自在に重なり合うことができかつ前記スリーブ
の端壁（３０）の前記孔（１１）に整列したり又は整列
しなかったりすることができる互いに周方向に離れた複
数個の孔（９）を設けたキャップ（１０）とを有するも
のとして構成し、前記キャップの角度位置により前記二
次ジェットの開閉を行う構成としたことを特徴とする潅
漑用ノズル。２、前記スリーブ（５）は、外部側壁（３１）を有する
ものとして構成し、この側壁（３１）を前記内部ケーシ
ング（１）にねじ込んだりねじ戻したりすることができ
る構成とし、前記外部側壁（３１）と内部ケーシング（
１）との間に配置した液圧シール手段（３７）を設けた
請求項１記載の潅漑用ノズル。３、前記スリーブ（５）に更に、内部環状壁（２６）を
設け、この環状壁（２６）を前記内部ケーシング（１）
のマッシュルーム形状の端部突出部（２７）に連係動作
し、前記液体の流出のための前記中心通路（７）を画定
する構成とした請求項２記載の潅漑用ノズル。４、前記キャップ（１０）に、前記スリーブ（５）の前
記外部側壁（３１）の半径方向突出セクタ（４８）に連
係動作する軸線方向突出セクタ（４１）を有する環状側
壁（３８）を設け、前記スリーブ（５）の端壁（３０）
の孔（１１）を開閉するための前記キャップ（１０）の
２個の極限角度位置を限定する構成とした請求項２記載
の潅漑用ノズル。５、前記内部ケーシング（１）の前記端部（２）に、周
方向に互いに離れて半径方向に突出し、ユニオン（４４
）の内部側壁（３７）に周方向に互いに離して形成した
対応の軸線方向溝（２３）に連結することができるリブ
（２２）を設け、前記ユニオンの軸線方向溝（２３）の
各々の側面には、軸線方向に摺動し、次に回転すること
により前記リブ（２２）を各１個収容する対応着座部（
６０）を設け、また前記ノズル（２０）には、前記ユニ
オン（４４）の溝（２３）の各１個に挿入することがで
き、これによりノズル（２０）を前記回転位置にロック
することができる舌状部（２５）を設けた請求項１記載
の潅漑用ノズル。