JPH03210962A - スプレイ・デポジットによるビレット等の製造方法 - Google Patents

スプレイ・デポジットによるビレット等の製造方法

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JPH03210962A
JPH03210962A JP796590A JP796590A JPH03210962A JP H03210962 A JPH03210962 A JP H03210962A JP 796590 A JP796590 A JP 796590A JP 796590 A JP796590 A JP 796590A JP H03210962 A JPH03210962 A JP H03210962A
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JP
Japan
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billet
atomizers
spray
collector
uniform thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP796590A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Igawa
井川 良雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スプレィ・デボノットによるビレット等の製
造方法に関するものである。
:従来の技術とその課題〕 従来、ビレット(断面が四角形で通常、−辺の長さが1
30m以下の鋼材を指す)は、例えば連続鋳造法により
生産されている。
一方、スプレイ・デポジット法とは、溶融金属流を不活
性ガスによってアトマイズし、細かく粉砕された溶滴を
飛散中に急冷凝固させて、コレクターに堆積させて所望
の形状のプリフォーム(半成品金属)を成形する方法(
例えば、特公昭54−29985号公報、特公昭56−
12220号公報など参照)であって、普通鋳造法に比
べ、急冷凝固による均一なミクロ組織ができること、マ
クロ偏析のないこと、および加工性・鍛造性が良好であ
ることなどが特徴となっている。
そして、かかるスプレイ・デポジット法によりプリフォ
ームを形成する一般的な方法には、シングルパス方式(
コレクターを水平一方向にゆっくりと移動させる方式)
、マルチパス方式(コレクターを高速で往復動させる方
式)、およびスキャンニング方式(コレクターに対しア
トマイザ−を揺動させる方式)が採用されているが、前
掲の特公開56−12220号公報では、コレクターに
対し必要な堆積速度と必要な堆積面積を確保するため、
数本の溶融金属流を用い、これらの金属流とコレクター
との間で相対移動を行われることにより、連続したプリ
フォームを形成することが示されている。
しかしながら、かかる公報記載のプリフォームの形成方
法によってビレットを形成しようとすれば、アトマイザ
−による噴霧流の流れがアトマイザ−の揺動角や高圧の
不活性ガスの流れなどに起因して均一で且つ充分な板厚
で、しかも歩留りのよいプリフォームが得られにくい、
したがって、ビレットの形成は困難である、という問題
があった。
[課題を解決するための手段] そこで本発明は、アトマイザ−をそれぞれ備えた複数の
タンデイツシュを一方向に並設し、この並設された方向
において、これらのアトマイザ−による溶融金属噴霧流
をビレット中心に向け集中させる一方、この並設方向と
直交する方向において、これらのアトマイザ−をそれぞ
れ揺動させると共に、これらのアトマイザ−の下方に設
けたコレクターをその堆積量に応じて連続的に降下させ
ることを特徴とするスプレイ・デポジットによるビレッ
ト等の製造方法を特徴とするものである。
〔実施例〕
本発明を添付図面に示す実施例装置にもとづいき詳細に
述べる。
本実施例装置は、スプレイ・デポジット法により連続し
た角状のプリフォーム、すなわちビレットの鋼材を形成
するための装置であって、スプレイ・デポジットを行う
ためのタンデイツシュは、一方向に並設された、第1.
第2.第3の3つのタンデイツシュla、lb、lcで
構成されている。これらのタンデイツシュ1には、図示
しない開放形誘導溶解炉からそれぞれ注湯されるように
なっている。また、これらのタンデイツシュIにはそれ
ぞれノズル2が取付けられていると共に、不活性ガス(
例えば、アルゴン)を噴出するためのディスク・アトマ
イザ−3が取付けられている。
そして、第1のタンデイツシュlaのノズル2aから流
下する溶融金属流およびその噴霧流5aは、ビレット4
の中心に向けられて第1図中、右に傾斜しており、第2
のタンデイツシュ1bのノズル2bはビレット4の中心
線上にあって、ノズル2bから流下する溶融金属流およ
び噴霧流5bは直下に向けられており、第3のタンデイ
ツシュ1cのノズル2cから流下する溶融金属流および
噴霧流5Cはビレット4の中心に向けられて第1図中、
左に傾斜している。したがって、これらの噴霧流5は所
定の噴射円錐角でもってビレット4の中心に向け集中さ
せて堆積させるようにしており、その歩留りを向上させ
ている。そのため、各ディスク・アトマイザ−3は、タ
ンデイツシュ1の並設方向には揺動しないようになって
いる。
なお、第1および第2のディスク・アトマイザ3a、3
cは、その不活性ガス噴射ノズルを変更すれば、その傾
斜角が適宜変更できるようになっている。
また、タンデイツシュ1の並設方向と直交する7向に、
これらのディスク・アトマイザ−3a。
3b、3cは、第2図に示すように同一の揺動角θでも
って揺動するようになっていて、その揺動方向において
均一な厚さに堆積できるようになっている。
また、図中6は平面視で四角板状のコレクターであって
、このコレクター6には昇降自在の足7が取付けられて
いる。また、この足7は必要に応じ水平方向等に移動さ
せることもできる。
次に、本実施例の作用を述べれば、各タンデイツシュl
a、lb、lcのノズル2a、2b、2cから溶融金属
を流下させ、各ディスク・アトマイザ−3a、3b、3
cによってアトマイズすると、各噴霧流5は所定の噴射
円錐角でもってコレクタ6に堆積する。この際、タンデ
イツシュ1の並設方向では、3つの噴霧流5a、5b、
5cの一点集中噴霧によって均一な厚さのプリフォーム
が形成されて行くが、並設直交方向では各アトマイザ−
3a、3b、3cを揺動させることにより、均一な厚さ
のプリフォームが形成されて行く。そして、所定量の厚
さのプリフォームが形成されると、その厚さに応じてコ
レクター6の足7を降下させるので、連続したプリフォ
ーム、すなわち、ビレット4が形成できる。
なお、本実施例では3つのタンデインシュを並設して説
明したが、本発明はこれに限らず、ビレットにおけるタ
ンデイツシュ並設方向の巾が極端に短い場合には、2つ
のタンデイツシュを並設させてもよい。また、本発明に
よるビレットは鋼材に限定されないし、更に、ビレット
のみならず、大型スラブにも適用することができる。
(発明の効果〕 本発明によれば、スプレィ・デボジント法によリビレソ
トを形成するので、スプレイ・デポジットによる各種の
長所を備えたビレットが製造可能となるのは勿論、複数
のタンデイツシュから溶融金属を流下させ、しかも各ア
トマイザ−をタンデイツシュ並設方向と直交する方向に
揺動させるので、ビレットの板厚を充分にとることがで
きると共に溶融金属噴霧流をビレ7トに向け集中させる
ので、複数の噴霧流でありながら歩留りが向上できる。
更にコレクターは、回転動作をしないので、その作動装
置が簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための装置の模式図、第2図
は第1図のA方向側面図である。 1・・・タンデイツシュ、3・・・ディスク・アトマイ
ザ−14・・・ビレット、6・・・コレクター復代理人
 弁理士 岡 部 吉 彦 第 図 ψ 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アトマイザーをそれぞれ備えた複数のタンディッ
    シュを一方向に並設し、この並設された方向において、
    これらのアトマイザーによる溶融金属噴霧流をビレット
    中心に向け集中させる一方、この並設方向と直交する方
    向において、これらのアトマイザーをそれぞれ揺動させ
    ると共に、これらのアトマイザーの下方に設けたコレク
    ターをその堆積量に応じて連続的に降下させることを特
    徴とするスプレイ・デポジットによるビレット等の製造
    方法。
JP796590A 1990-01-16 1990-01-16 スプレイ・デポジットによるビレット等の製造方法 Pending JPH03210962A (ja)

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