JPH03208203A - 光線揺動照明具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上利用しようとする分野 本発明は主として、光源の発熱による空気の対流を利用
して、回転羽根付き色柄筒体を回転させて、周囲の被投
影膜体に、色柄模様を投影する様にした照明具に於いて
、投影される光線が大きく揺れ動いて見える様にした趣
有る照明具を製造する為のものである。

従来の技術 本発明か目的とする撮な照明具には、従来よりお盆等に
使用する提燈、燈籠があり、回転する色柄模様は、被投
影面に忠実に拡大投影されていた。

又、投影される光線に変化を持たせる為に、回転筒に細
い斜線状の透明部分を多数に作り、其の透明斜線と交差
する様に、二重に設：ナた中間筒にも透明斜線を設け、
該回転筒の回転により、互いの透明斜線部分の交差の間
を通過する光線が、ちちついて投影される様した物もあ
る。

発明が解決しようと丁る問題点 前記の様に、色柄を忠実に拡大投影するか、光のちらつ
きとして見せており、光線が揺動ずる構造とする事１よ
出来難かった。

笥が点を解決する為の手段 近年透光性に勝れたプラスチックシ一トに、特珠≠多重
ラインを形成してレンズ効果を持たせたり、最近ではプ
ラスチフクシ一トに、レンズ効果有る肉盛りを、同村に
て多数に後付け戒形させる等して、全面又は一部分を透
過する光線を屈折させる様した、レンズシ一トが開発さ
れており、此の様な、加工も容易で！！量なレンズシ一
トを主として利用し、光源の周囲を二重に囲い、少なく
も一方を回転又は震動させるなどして動かせて、二重の
レンズ効果にて、光線を大きく揺動させる物である。

作用 本発明は前記の様に、二重に、多数の小レンズか又はレ
ンズ効果のある凹凸膜体の物を使用するので、光線の屈
折効果の最適の位置（好みの光線の揺れ動き方）に各々
のレンズ体を配置させねばならないが、本発明の王旨は
、単に光線を揺動させればよいので、柔軟性の有る膜体
を、大小の径の円筒にして使用した場合等の様に、該円
筒の丸みに多少の歪が有っても、何等の支障も無い。

上述の最も利用が容易と思はれる、円筒状に加工する場
合の円の直径が、レンズの焦点距離と威るものであり、
二重に囲う円筒の直径の差を勘案して作成する。

尚、必要によっては、硝子製等のレンズ又は同様な効果
を有する材料を用いる事も出来る。

本発明の実施例に使用：たレンズ膜Ｅ｛ま・透明塩化ビ
ニールシ一ト地Ｆに、同村の断面ＤＩ＋の肉盛りＧ部分
を、水玉状に多数後付二ナ加工した物が、最近開発され
たので此れを使用したが、此のＤ型の肉盛りＧの大小及
び平面形等の変化によって多様な効果と趣が得られるも
のである。

実施例 図面は、光源である電球の発熱による空気の対流を利用
して、光線を回動させる、お盆用回転燈籠に利用したも
のであり、受け皿５を先端に取り付けたホルダー４を、
火袋１内に設けた電球３にはめ合せ、回転筒Ｂの羽根７
の、中心内側に取り付けた針６を、前記ホルダー４の受
け皿５に乗せ、火袋１の内面２と回転筒Ｂの中程に、レ
ンズ膜Ｅ製レンズ胴体Ａを設置して或る。

回転筒Ｂは、第二図に一部拡大断面図を示した様に、羽
根７にレンズ膜Ｅ製レンズ筒Ｃを円筒状に接着すると共
に、色柄透光膜Ｈを其の上に重ねてある。

電球３を点灯し、其の発熱による空気の対流にて、羽根
７を有する回転筒Ｂは回転し、光線は回転筒Ｂのレンズ
筒Ｃと、色柄透光膜Ｈを通過し、レンズＭＥ製レンズ胴
体Ａをも通過して、二重に屈折されて火袋１の内面２に
大きく揺らめいて投影される。

レンズ筒Ｃ及びレンズ胴体Ａの各々の直径と、両方の円
筒、多角筒等の形状の相違の組合せで、被投影膜、即ち
本実施例にては、火袋１の内面２に対しての、各小レン
ズの焦点距離が微妙に異なる分だけ、光線の揺動する様
子は極めて多様な変化を示すものである。

尚、本実施例は、お盆等に用うる回転燈籍に利用した実
施例によって説明した為に、最近開発された、柔軟でレ
ンズ効果のある膜体が軽量であるので、此れを使用した
が、必要によっては、板硝子に小レンズ型を多数形威し
た物を利用し、二重に囲って一方又は双方をモーターに
て回転させる等、要するにレンズ又はレンズ効果ある凹
凸を、多数一面に形威した板又は膜体にて、光源を二重
に囲い、其の何れか、又は双方を回転もしくは移動させ
るものである。

発明の効果 本発明：よ、実施例にて示した様に、最も類似した物と
しては、お盆等に用いられる回転燈籠があり、此れ等は
、色柄模様を火袋内面に投影させており、本発明と併用
すると、其の色や模様は大きく揺らめいて投影されるも
ので、例えぽ夕焼け空の風景は、湧き出る乱れ雲の様に
見え、其の色柄と被投影膜体の形態によっては、誠に趣
有る照明具を製造する事が出来るものである。

尚、回転燈箱ばかりでなく、色柄模様が大きく揺動する
様を利用した電気装飾広告燈等も考えられる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第一図は燈籠に実施し
た機構の正面図、第二図は回転筒Ｂの一部拡大図、第三
図はレンズ膜Ｅの一部拡大図で、１＝火袋、２＝火袋内
面、３＝電球、４−ホルダ、５＝受け皿、６＝針、７一
羽根、Ａ＝レンズ胴体、Ｂ一回転筒、Ｃ−レンズ筒、Ｅ
＝レンズ膜、Ｆ＝透明塩化ビニールシ一ト地、Ｇ＝断面
Ｄ型肉盛り、Ｈ＝色柄透光膜である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光源の周囲をレンズ又はレンズ効果のある凹凸形を多数
   に形成した透光性有る膜壁にて二重に囲み少なくも其の
   一方を回転もしくは移動させ通過する光線が屈折され揺
   動して被投影体に投影される様にした光線揺動照明具