JPH03207010A - トラック位置シンコペーションの相殺が可能なディスクドライブ - Google Patents

トラック位置シンコペーションの相殺が可能なディスクドライブ

Info

Publication number
JPH03207010A
JPH03207010A JP2308405A JP30840590A JPH03207010A JP H03207010 A JPH03207010 A JP H03207010A JP 2308405 A JP2308405 A JP 2308405A JP 30840590 A JP30840590 A JP 30840590A JP H03207010 A JPH03207010 A JP H03207010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
magnetic
signal
servo
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2308405A
Other languages
English (en)
Inventor
Harold C Ockerse
ハロルド・シー・オッカーズ
Donald J Fasen
ドナルド・ジェイ・ファーゼン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Co filed Critical Hewlett Packard Co
Publication of JPH03207010A publication Critical patent/JPH03207010A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59688Servo signal format patterns or signal processing thereof, e.g. dual, tri, quad, burst signal patterns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、一般に、磁気ディスクメモリドライブに関す
るものであり、とりわけ、ディスクドライブにおけるト
ラック位置シンコペーションの補償または相殺を行うた
めのサーボコードが双ビットパターンをなす信号発生及
び信号処理に関するものである。
【従来の技術】
ディスクドライブにおける高密度の情報記憶には、情報
が書き込まれるディスク上の同心トラックの間隔が接近
していなければならない。 これには、トラック追従動作時に、データトラックの中
心に対して磁気ヘッドの精確な位置決めが行われなけれ
ばならない。トラソクの中心から磁気ヘッドがはずれる
と、許容できない読取りまたは書込みの性能低下を生じ
ることになる。ディスクドライブは、通常、定速で回転
する共通スピンドルの軸方向に間隔をあけた位置に取り
つけられた、メモリディスクのスタックから構成される
。ディスク表面の対応するトラックは、円筒状にアライ
メントがとられている1磁気ヘッドは、可動キャリッジ
のアームの湾曲部両端に取りつけられている。各ディス
ク表面毎に1つの磁気ヘッドが設けられている。これら
の磁気ヘッドは、グループとして移動し、選択されたヘ
ッドが選択されたトラックに位置決めされて、そのトラ
ック位置で読取りまたは書込みが行えるように、半径方
向及び円周方向にアライメントがとられる。トラックの
シーク動作時、可動キャリッジは、トラックの半径方向
に磁気ヘッドを移動させる。トラック追従動作時には、
可動キャリッジは、選択されたトラックに対して中心を
なす位置に磁気ヘッドを維持する。読取り、または、書
込みのために選択されたトラックは、磁気ヘッドによっ
て検出されると、可動キャリッジに関する制御装置に送
り返されるトラック番号を備えることができる。 他の場合には、現在のトラックから選択されたトラック
への磁気ヘッドを移動させるのに必要なトラックの横断
数に関する情報が、制御装置に与えられる。 サーボコードは、ディスク上におけるトラックの中心を
規定するのに用いられる。サーボコードは、磁気双ビッ
トの形で磁気的に記録される。サーボコードは、通常、
端部間の間隔をあけて、各相毎に、コラム内で半径方向
にアライメントのとられた2相及び4相の磁気双ビット
記録のいずれかから構威される。コラムは、円周方向に
間隔をあけて配置され、コラム内の双ビットは、トラッ
クを規定する隣接トラック内の双ビットに対して半径方
向に変位している。 これらの磁気双ビットを走査する磁気ヘッドで発生する
信号の差を利用して、可動キャリッジを移動させるサー
ボにパワーを供給し、磁気ヘッドを中心位置につけて、
信号が等しくなるようにする。特定のトラックを規定す
る磁気双ビットに対する磁気ヘッドの偏心以外の影響に
よって、これらの信号の振幅にひずみが生じると、サー
ボは、トラックの中心に対して半径方向の偏心位置に磁
気ヘッドを位置決めすることになり、その結果、「トラ
ッククラウディング」と呼ばれる状態を生じ、トラック
の読取りまたは書込み性能を低下させることになる。 磁気双ビットの記憶密度が高くなると、双ビットの磁界
間に干渉が生じる。これは、一般に、記号間干渉と呼ば
れる。この記号間干渉は、均一ではない。双ビットには
、磁界の強度が低下するものもあれば、強度の増すもの
もある。双ビット間における磁界の強度がこのように変
動すると、サーボシステムが、磁気ヘッドを真のトラッ
クの中心から離れた位置につける。このトラックの中心
から離す移動は、単一方向ではなく、従って、トラック
の中には、見たところ更に間隔が接近するものもあれば
、更に間隔が広がるものもある。これはトラック位置の
シンコペーションと呼ばれるものである。選択されたト
ラックの中心に対する磁気ヘッドの偏心によって、ディ
スクドライブの性能が低下する。
【発明が解決しようとする課題】
ディスクドライブにおけるサーボシステムの機能を許容
し得るものにするには、信号利得が均一であることと、
磁気ヘッドの信号が、トラックの中心の物理的位置を正
確に示すことを必要とする。これには、安定した、反復
可能なトラック位置の軸を横切るポイントを備えた、正
確なトラック追従を行えるようにする線形位置基準信号
を必要とする。磁気ヘッドの偏心量は、ディスクドライ
ブ毎に大幅に変動する可能性があり、時間によって特性
が変動するため、補正が困難になる。本発明は、位置信
号差分計算装置または復調器のゲート制御にかけられる
信号を利用して、パルス振幅捕捉間における隣接したパ
ルスの影響、タイミングスキュー、及び、コンデンサー
の容量降下を相殺するサーボフォ−マットを提供するも
のである。
【課題を解決するための手段】 これは、異なる磁気双ビット構成による4つの連続した
円周方向のフレームに記録された、A相、B相、C相、
及び、D相として識別される4相のサーポコードを利用
して行われる。これらの双ビットは、単一トラック上に
おける4つのフレーム全ての双ビットを横切る磁気ヘッ
ドによって生じるサーボ信号が、4つのフレームのそれ
ぞれにおいて、その発生と同期して、示差的関係の対を
なすように論理的に組み合わせられ、双ビットの磁界間
における干渉によって生じる信号の振幅変調が相殺され
て、その結果、トラックの中心位置を正確に反映するサ
ーボ信号が生じるように構成されている。この結果、ト
ラック位置のシンコペーションが相殺される。 サーボコードAXB,C,及び、Dの4相は、双ビット
の対A,B、及び、C,Dをなすように記録される。双
ビットの対A,Bは、正規の、すなわち、同相のトラッ
ク中心を規定し、双ビットの対C,Dは、直角位相のト
ラック中心を規定する。正規のトラックと直角位相のト
ラックは、ディスク上において、同心をなすように交互
に配置される。交互対のうち連続したフレームをなす1
対の双ビットに限って、その半径方向の位置(A,Bま
たはC,Dが逆になる)によって、4つのフレームのそ
れぞれにおけるサーボコードの異なる磁気双ビット構戊
が得られる。 4つのフレームは、サーボコードのブロックを形戊する
。円周方向に間隔をおいて配置されたデータ及びサーボ
双ビットd及びSは、各フレームの始端を表している。 これらは、トラックを規定するサーボコードを形成して
いる磁気双ビットとは構成が異なり、従って、サーボフ
ィールドにおける隣接した磁気双ビットに及ぼすその磁
界による影響は、サーボフィールドにおける磁気双ビッ
トの磁界が互いに及ほす影響とは異なっている。特定の
トラックを規定する磁気双ビットの横断時に磁気ヘッド
が発生する信号は、全部で4相のサーボコードの磁界を
検知することによって生じる。磁気ヘッドが単一ブロッ
クにおける4つのフレームを横切る間に、各フレーム毎
に、異なるやり方で、対をなすA1B及びC,D信号を
示差的に組合わせることによって、記号間干渉、従って
、トラック位置シンコペーションの影響が相殺される。 本書に解説の発明は、専用サーボディスク及び専用サー
ボ磁気ヘッドを用いて実施したものである。データを収
容するディスクスタック内の他のディスクには、サーボ
コードを全く含めなくてもよいし、あるいは、補正を必
要とするヘッド/トラック偏心の存否を確かめるため、
磁気ヘッドが周期的に照合する外側サーポコードトラッ
クまたはバンド、あるいは、1バースト以上のサーボコ
ードを備えることも可能である。 トラックに対するヘッドのスキューや、位置エラー信号
復調器における「ドルーブ」と呼ばれるコンデンサ電圧
減衰のような、双ビットの磁界間における干渉以外の原
因によって生じるトラック位置シンコペーションも、や
はり、位置エラー信号の論理処理によって相殺される。
【実施例】
トラック追従時における記号間干渉、ヘッドスキュー、
または、コンデンサの電圧減衰によるトラックの中心に
対する磁気ヘッド位置の直流オフセットは、独特なパタ
ーンのサーボコードを設け、記号間干渉によって生じる
磁気ヘッドサーボ信号の振幅変調を相殺するようなやり
方で、磁気へッドサーボ信号に論理的処理を施すことに
よって補償または相殺される。第1図には、独特なパタ
ーンのサーボ磁気コードが示されている。例示のプロッ
トは、サーボコードに関する欄における8つのトラック
にわたるものである。このパターンは、ディスク上の全
てのトラックについて、4トラックのグループをなして
反復される。磁気ディスク上におけるサーボコードパタ
ーンは、異なるサーボコードを規定する磁気双ビット記
録からなる円周方向に間隔をあけて配置された半径方向
のコラムである、少なくとも4つの連続した円周方向の
フレーム、すなわち、フレーム1、フレーム2、フレー
ム3、及び、フレーム4から構威される。 4相のサーボコードA,B,C,及び、Dは、磁気双ビ
ットの形をなすように記録される。各磁気双ビットは、
2つの隣接したトラックの幅にほぼ相当する半径方向の
寸法を備えている。 これらの磁気双ビットは、ほぼ2トラックにまたがる磁
極を有する磁気ヘッドを用いて形戊される。円周方向に
間隔をあけて配置された磁気双ビットの第1と第2の相
A及びBは、第1の相Aの磁気双ビットが、半径方向に
おいて2トラック分の幅だけ間隔をあけた位置において
半径方向のアライメントがとれ、第2の相Bの磁気双ビ
ットが、半径方向において2トラック分の幅だけ間隔を
おき、更に、第1の相Aの磁気双ビットに対して半径方
向に2トラック分の幅だけ変位した位置において半径方
向のアライメントがとれる第1のサーボコード対から構
成される。円周方向の間隔をあけて配置された磁気双ビ
ットの第3と第4の相C及びDは、第3の相Cの磁気双
ビットが、半径方向において2トラック分の幅だけ間隔
をあけた位置において半径方向のアライメントがとれ、
第4の相Dの磁気双ビットが、半径方向において2トラ
ック分の幅だけ間隔をおき、更に、第3の相Cの磁気双
ビットに対して半径方向に2トラック分の幅だけ変位し
た位置において半径方向のアライメントがとれる第2の
サーボコード対から構威される。第3の相Cの磁気双ビ
ットは、前記第2の相Bの磁気双ビットから円周方向に
間隔をあけた位置にある。第3の相Cの磁気ビットは、
第1のサーボコード対における相Bの磁気双ビットのう
ち対応する磁気ビットに対して、1トラック分だけ半径
方向に変位している。これは、一般に、図示のサーボコ
ードパターンの全てのフレームに対する磁気双ビットの
配置及び関係を表すものである。 異なるフレームにおけるサーボコードパターンは、異な
っている。フレーム1からフレーム2に移行すると、サ
ーボコードにおける相C及び相Dの磁気双ビットは、半
径方向の位置が逆になる。これが、生じる唯一の変化で
ある。フレーム2からフレーム3に移行すると、相Aお
よび相Bの磁気双ビットは、フレーム1およびフレーム
2に占める位置に対して、半径方向の位置が逆になる。 ここでフレーム3からフレーム4に移行すると明らかな
ように、相C及び相Dの磁気双ビットは、フレーム3に
おける位置に対して、半径方向の位置か逆になる。サー
ボコードの各ブロックは、発生するサーボ信号における
トラック位置のシンコペーションを相殺するのに必要な
異なるパターンのサーボコードを得るため、既述の少な
くとも4つのフレームから構成される。各フレームは、
更に、dで表示されるデータ磁気双ビットと、Sで表示
の同期磁気双ビットから構成される。データ磁気双ビッ
トdは、マイクロプロセッサによる読取りが可能な情報
のコード化に利用され、同期磁気双ビットSは、全トラ
ックのサーボコードの読取りについてタイミングをとる
同期信号を生じさせる。このサーボコードが専用サーボ
ディスクで用いられる場合、サーボコードのブロックは
、該ディスクに対し円周方向に連続して記録される。サ
ンプル値サーボコードとして用いられる場合、データブ
ロックは、サーボコードのブロックに後続する。 データ磁気双ビットd及びサーボ同期磁気双ビットd及
びSは、それぞれ、それぞれのトラックを規定するサー
ボコードの欄における相A〜Cの磁気双ビットと異なる
のは明らかである。 これら磁気双ビットの全てが高密度で記録されているた
め、個々の磁気双ビットで生じる磁界が干渉する。サー
ボ同期磁気双ビットSによって生じる磁界により相Aの
磁気双ビットの磁界間に干渉が生じるため、相Aの磁気
双ビットの磁界にあるタイプの変化が生じることになり
、更に離れている相Bは、サーボ同期双ビットの磁界に
よる影響をほとんと受けないが、相Cの磁気双ビットに
近接するので、例えば、その磁界は、相Cの磁界によっ
て強い影響を受ける可能性がある。 第2図には、サーボコードに関する欄のフレーム1にお
けるトラックOを横切ることによって生じる合戊磁気ヘ
ッド信号のプロットが示されている。双バイトd及びS
から生じる磁気ヘット信号は、相A及びBの磁気双ビッ
トから得られる直後の信号に比べて振幅が大きい。へ、
ソドがフレーム1におけるトラックOの中心に位置する
場合、双バイトd及びSを横切るへ・ノドは、各磁気双
ビットの連続したセクションにかぶさり、その結果、大
信号を発生する。相A及びBの磁気双ビットを横切る際
には、磁気へ・ソドの半分が相Aの双ピントにかぶさり
、それから、残りの半分か相Bの磁気双ビットにかぶさ
ることになる。トラックの中心において、信号A及びB
は、同じ振幅になるものと予想されるが、上述の磁界に
よる干渉のため、相Aにおける磁気ヘッドの信号は、予
想よりも小さくなり、一方、相Bにおける信号は、磁界
の干渉がなく、予想よりも大きくなる可能性がある。相
Cにおいて、磁気ヘッドは、磁気双ビット全体にかぶさ
り、従って、相Cの横断時には強い信号を発生する。相
Dの場合、磁気ヘッドの磁極のエッジだけが相Dの磁気
双ビットを通過するので、相Dの信号は極めて弱くなる
。これらのフレームにおける磁気双ビットのパターンが
異なるので、磁気ヘッドがフレームからフレームへと移
動するにつれて、この合威信号が異なるものになるのは
明らかである。トラック位置のシンコペーションによる
影響を相殺するため、位置エラー信号復調器において用
いられるのが、磁気ヘッドによって生じる信号における
この差である。位置エラー信号復調器については、第3
図に関連して後述する。 第1図のサーボコードブロックの左側は、該システムの
シークモードによる動作時に発生する正規の(同相)信
号及び直角位相信号のプロットであり、サーポコードの
ブロックによってトラックとのアライメントがとれたト
ラック横断信号を示すものである。 サーボコードのブロックの右側には、トラック追従信号
が作図されている。これらの信号は、サーボが、常に、
正規の信号Nの正の勾配についてトラッキングを行うタ
イプの制御に関して作図したものである。従って、この
図における信号Nは、各トラック位置毎に作図されてお
り、同じ正の勾配を備えている。この図の右側には、こ
の動作モードにおける直角位相信号の変動が作図されて
いる。実線は、トラックOに沿ったトラッキングに関す
る信号を表している。ドットラインは、他のトラックに
対するこの信号の位置を示している。一般に用いられて
いる代替形態のトラソキングは、正規相及び直角位相の
両方から信号N及びQを利用して、トラッキングを行う
。この状況では、トラッキングは、信号N及びQの正の
勾配に対して順次、更に、信号Q及びNの負の勾配に対
して順次行われることになる。正規信号Nの正の勾配に
対するトラッキング時には、4つの異なるトラックタイ
プを識別しなければならない。正規信号N及び直角位相
信号Qの両方に対するトラッキング時には、1つのトラ
ックタイプを識別するだけでよく、こうした状況では、
本書で識別される4つのトラックタイプのうちの任意の
1つで十分である。但し、本発明の開示は、正規信号N
の正の勾配だけに対するトラッキング技法の利用に関連
して行うものとし、従って4つのトラックタイプ及びそ
の利用について説明する。 第1図におけるサーボコードのブロックの下には、矢印
を利用して、サーボコードのブロックにおける全ての磁
気双ビットの磁界に関する磁界強度の概要が作図されて
いる。長さの異なる矢印は、サーボコードA,B,C,
及び、Dの4つの相のそれぞれにおける個々の磁界、及
び、データ磁気双ビット及びサーボ磁気双ビットの磁界
の強さ、即ち、大きさの概要を示している。これら磁界
強度の作図にあたっては、磁気ヘッドがトラックの中心
に位置し、磁界にひずみがないものと仮定している。従
って、例えば、相A及びBのトラック0の場合、矢印が
同じ長さと仮定すると、磁気ヘッドによって生じる信号
の差はOになり、磁気ヘッドがトラックの中心に位置す
ることを示す。サーボコードの欄の左に示すように、4
つのトラックタイプは、0,1、2、及び、3で識別さ
れる。4つのトラックタイプのそれぞれについて、サー
ボコードの4つの相A,BXC,及び、Dにおける信号
の論理的組合わせが、矢印の欄に示されている。相A及
びBは、示されている4つのフレームの各フレームにお
ける1つの対を表し、相C及びDは、もう1つの対を表
している。トラックOに関連した矢印の下方に対をなす
ように示されている、トラックOに関する信号対の比較
を検分すると分るように、フレーム1及び3の相A及び
Bにおける信号の振幅変調は、逆の示差比較によって相
殺される。同様に、フレーム2及び4のフレームC及び
Dにおける信号の振幅変調は、その逆の示差比較によっ
て相殺される。これらの信号の論理的組合わせが、トラ
ックタイブ011、2、及び、3について示されている
。 矢印の欄に示されているように、これらの信号の論理的
組合わせを実施するタイミングは、第1図の下部におけ
るタイミング信号の図に示されている。第3図に関連し
て説明することになる位置エラー復調器には、それぞれ
、第2図のタイプの位相の異なる合威信号にゲート制御
を施し、トラック追従モードにおけるサーボに制御を加
える信号を発生する、ゲート使用可能入力回路ゲート1
〜ゲート4を備えたゲートG1〜G4が含まれており、
記号間干渉による合成信号の振幅変調の影響が相殺され
た。タイミング信号図には、4つのトラックタイプのそ
れぞれに関する位置エラー信号復調器の4つのゲートに
対するゲート制御のシーケンスが示されている。ここで
、ゲート信号SASSBSSC,及び、SDとそれぞれ
の相の磁気双ビットとのアライメントがとられており、
従って、A,B,C1及び、D相の合威信号が、ゲート
1〜ゲート4のゲート使用可能入力回路によってゲート
間でスイッチされる点に留意のこと。例えば、フレーム
1及び2のトラックタイブOにおけるゲート使用可能入
力回路ゲート1及びゲート2に関するタイミング信号を
調べると、更に、ここで第3図及び第4図も参照すると
、ゲート使用可能入力回路ゲート2における合或信号で
ある相Aの信号SAは、フレーム1及び2の期間に、ゲ
ートG2においてゲート制御が加えられ、ゲート使用可
能入力回路ゲート1における相Bの信号SBは、これら
2つのフレームにおいて、ゲートG1によるゲート制御
が加えられる。ここで、フレーム3及び4を参照すると
、ゲート使用可能人力回路ゲート1における相Aの信号
SAは、ゲートG1によってゲート制御が加えられ、ゲ
ート使用可能人力回路ゲート2における相Bの信号SB
は、ゲー}G2によってゲート制御が加えられ、サーボ
信号の比較か逆になる。これは、各トラックタイプに関
する矢印の欄に示すように、全ての信号が、示差比較に
おいてスイッチされる、即ち、逆になるやり方である。 更に、第1図におけるサーボコードの欄の左側に示すよ
うに、トラックタイプの選択によって、4つのトラック
からなる各グループにおける特定のトラックが識別され
る点に留意のこと。 第3図には、合成信号CSにおいて磁気ヘッド信号の論
理的組合わせを実現するためのサーボシステムが示され
ている。この図には、軸la1まわりで回転可能な単一
ディスク1からなるディスクドライブの概略だけが示さ
れている。 磁気へッド2には、復調回路の制御を受けるサーボ2b
によって制御されるアクチュエータ2aによって支持さ
れている。一般に、ホストコンピュータHCがマイクロ
プロセッサMPに対してトラック番号を呼び出し、該マ
イクロプロセッサによって、トラックタイプ及びトラッ
ク番号、または現在のトラックから目標トラックまでカ
ウントすることになるトラック横断数の形をとる人力か
サーボシステムに与えられ、ヘッドアクチュエータ2b
の制御が行われる。トラックタイプは、2進数のトラッ
ク番号の2つの最下位ビットによってしか判定すること
ができない。 磁気ヘソド2によって生じる信号は、前置増幅器3、信
号ノイズにフィルタリングを施すフィルタ4、及び、フ
ィルタリングを施されたヘット信号を増幅する増幅器5
から成る読取り増幅回路に結合される。サーボが必要と
する自動利得制御は、フィルタ4からフィルタリングを
施され、増幅された信号を受診する自動利得制御増幅器
6によって加えられる。自動利得制御増幅器6の出力に
おける信号は、回路6aによって、人力として合威信号
増幅器7に結合される。合戊信号増幅器7の出力は、同
期分割増幅器8及び同期検出回路8bから成る同期信号
回路に対する人力として結合され、更に、ピーク検出及
び保持回路13に対する人力として結合される。利得制
御は、回路13aを介して、ピーク検出及び保持回路l
3から自動利得制御増幅器6の入力の1つに利得調整信
号をフィードバックすることによって可能になる。この
フィードバックの目的は、サーボに結合される信号のレ
ベルを制限された振幅範囲内に維持することにある。増
幅器7及び8は、それぞれ、基準電圧■REFが結合さ
れて、出力信号をオフセットさせ、これらの増幅器の単
極性出力回路において可変振幅の直流信号を発生するよ
うになっている。合戊信号増幅器7は、示差信号ABC
Dをピーク検出器13に関する一時的に保存されるシン
グルエンド信号に変換する。合或信号の直流基線は、V
REFである。同期分割増幅器8は、設定されたしきい
値を超える合戒増幅器からのパルスを通すヒステリシス
を備えたしきい値コンパレー夕である。ピーク検出回路
13は、双ビットパルスのピーク信号振幅を捕捉する。 ゲートG1〜G4は、ゲート使用可能入力回路ゲート1
〜ゲート4における人力によって制御される。同期分割
器8の出力は、矩形波信号8aであり、方形波パルスが
、合成信号CSのA,B,C1及び、D相と同期する。 同期検出器8bは、ループの同期に用いられる位相/周
波数検出回路9に対する入力として結合される、・第6
図の方形波出力信号すなわち、パルス8Cを各パルス毎
に一度送り出す。位相及び周波数検出器9の出力は、電
圧制御式オシレータ1lと合成信号CSを同期させるた
めの出力信号を送り出すループフィルタ10によってフ
ィルタリングが施される。該システムにおいてタイミン
グ信号発生器として機能する状態機械l2は、サーボコ
ードの特定のフレームにおけるタイミング信号SA,S
BSSC、及び、SDを送り出すタイミング信号発生器
として機能する従来のカウンタ装置から構成される。状
態機械は、また、回路12aを介して位相及び周波数検
出器9に対してフィードハック信号を送り出し、合成信
号CSと同相のカウントサイクルを同期させて、その維
持を行う。 トラック位置シンコペーション(すなわち、記号間干渉
)の相殺は、状態機械で始まり、状態機械12の出力は
、位置エラー信号復調器の一部を形成するピーク検出及
び保持回路13に対する入力として結合される、ゲート
1、ゲート2、ゲート3、及び、ゲート4で表示される
4つのゲート使用可能回路から構威されている。また、
第4図を参照し、復調器を更に詳細に検討する。 これらのゲート使用可能回路ゲート1、ゲート2、ゲー
ト3、ゲート4は、第1図の下部におけるタイミング信
号図に示すようにタイミング信号SA,SB,SC,及
びSDを伝達する。 従って、例えば、トラック0、トラックタイブOの場合
には、ゲート1回路は、サーボコードブロックのフレー
ムl及び2において、信号SBを伝達し、フレーム3及
び4において、信号SAを伝達する。ゲート2回路は、
フレーム1及び2において、信号SAを伝達し、フレー
ム3及び4において、信号SBを伝達する。ゲート3回
路は、フレーム1において、信号SDを伝達し、フレー
ム2及びフレーム3において、信号SCを伝達し、フレ
ーム4において、信号SDを伝達する。ゲート4回路は
、フレーム1において、信号SCを伝達し、フレーム2
及び3において、信号SDを伝達し、フレーム4におい
て、信号SCを伝達する。 ピーク検出及び保持回路13は、これらの人力信号、及
び、回路6bを介した合戊増幅器7からの合成信号に応
答し、その回路PDI、PD2、PD3、PD4に同時
に、連続して存在する、対応する出力信号を発生する。 これらは、それぞれの示差増幅器14及びl5に対する
入力として対をなすPDISPD2、及び、PD3、及
びPD4に接続される。従って、相A及び相Bの信号は
、差動振幅器l4において可逆的に、示差的に比較され
、相C及び相Dの信号は、作動増幅器15において可逆
的に、示差的に比較されて、それぞれ、正規(同相)出
力信号N及び直角位相出力信号Qが生じ、それぞれ、フ
ィルタl6及び17によるフィルタリングを施して、記
号間干渉及び容量性ドルーブによる交流戊分が除去され
てから、サーボ2bの制御に用いられる。トラックの中
心位置につける、トラック012、4等に対するトラッ
ク追従モートにおいて、信号A及び2の示差比較が0に
なると、出力信号NはOになる。トラックの中心位置に
つける、トラック1、3、5等に対するトラック追従モ
ードにおいて、信号C及びDの示差比較が0になると、
小角位相出力信号QはOになる。磁気ヘッドがトラック
を横切るシーク動作時における、トラックn,n+1等
を横切る際の信号N及びQの時間位相関係は、見かけ上
、第5図に示すものとほぼ同じになる。 従って、正規信号Nの正の勾配についてトラック追従が
所望されるトラック追従モードの動作の場合、4つのト
ラックタイプのそれそれを識別しなければならない。本
書に既述の専用サーボディスクは、それぞれのトラック
にトラック番号が記録されていない。従って、マイクロ
プロセッサMPは、ホストコンピュータHCから2進表
記によるトラック番号が指定されると、専用ヘッドがト
ラックの中心に位置決めされている現在のトラックから
、ホストコンピュータによって指定された目標トラック
に達するまでに横切ることになるトラックのカウントを
提示する。マイクロプロセッサは、その最後の2ビット
でトラックタイプが識別される異なるトラック番号につ
いて、そのトラックタイプを記憶する。従って、特定の
トラック番号を利用するマイクロプロセッサは、状態機
械12にトラックタイプを提示する。トラック番号は、
第1図のサーボコードにおけるトラックタイプの左側に
列挙されている。これらのトラック番号は、トラックO
から始まる。4つのトラックの各グループ毎に、トラッ
クタイプのカウントが反復され、トラックタイプOはト
ラック0,4等と連係し、トラックタイブ1は、トラッ
ク1、5等と連係する。信号N及びQは、カウンタTC
に対する入力として結合される。カウンタTCは、トラ
ックを横断したカウントをマイクロプロセッサにセッサ
に送る。マイクロプロセッサからサーボ2aに目標トラ
ックにアクセスするためのSEEK信号を送り出され、
その後、選択されるトラック追従のタイプに従って、N
信号またはQ信号についてのトラック追従が行われる。 既述のように、ピーク検出回路13は、双ビットパルス
のピーク信号振幅を捕捉する。ゲートは、ゲート人力回
路ゲート1〜ゲート4によって制御される。第4図には
、ピーク検出及び復調回路が更に詳細に示されている。 ゲート使用可能入力回路ゲート1〜ゲート4は、それぞ
れ、ゲートG1、G2、G3、及び、G4のゲート使用
可能端子ENに接続されている。ゲート61〜G4は、
増幅器l4及びl5に対する入力回路にGISG2及び
G3、G4の対をなすように接続される。ゲート61〜
G4は、それぞれ、回路6bを介して、人力として合或
信号CSを結合する。従って、第1図のフレーム1にお
けるトラック01 トラックタイブOを参照すると、信
号SAは、使用可能人力回路ゲート2によって、ゲー}
G2の使用可能端子に結合され、このゲート使用可能に
なる。信号SBは、使用可能入力回路ゲート1によって
、ゲートG1の使用可能端子に結合される。従って、こ
れらのゲ−トGl及びG2が使用可能になるのと、ピー
ク検出器及び復調器に対して人力される合戊信号CSの
信号位相A及びBの発生とが同期している。これらの信
号は、増幅器14の人力におけるコンデンサC2及びC
1に所望のB−A示差比較関係をなすように記憶または
保持される。 信号SDか、ゲー}−G3の使用可能人力回路ゲート3
に生じる。信号SCが、ゲートG4の使用可能人力回路
ゲート4に生じる。この結果、合戊信号CSの信号位相
C及びDが、それそれ、増幅器15の人力におけるコン
デンサC4及びC3に減算関係D−Cをなすように記憶
される。 この手順に従うことによって、第1図に示すサーボコー
ドのブロックにおける4つのフレームのそれぞれによる
磁気ヘッド信号に対する処理を進行することができる。 信号N及びQを定義する一般式は、下記の通りである。 POSA=N =利得1 (PDI−PD2)+VREFPOSB=Q =利得2 (PD3−PD4)+VREFここで、利得
1=利得2が理想であり、PD1は、ピーク検出器1の
回路要素からのピーク検出器電圧である。これは、ピー
ク検出器と保持コンデンサC1の間に生じる電圧である
。PD2、PD3、及び、PD4も、同様に解釈するこ
とができる。 本発明の開示の実施例におけるトラック追従は、常に、
正の勾配を有する正規信号Nを用いて、Nチャンネルの
出力信号Nに関して行われる。信号Qは、トラック追従
プロセスとトラックシークプロセスの間で不変のままで
ある(あるいは、位置B即ちPOSBが、常にQ出力と
して有効であるように調整される)。 それぞれの比較シーケンスにおいてコンデンサC1、C
2、C3、C4に合成信号CSの相A,B,C,及び、
Dに関する電圧PDI−PD4を蓄積する間隔中に、コ
ンデンサからの漏電によって、コンデンサの両端間にお
ける電圧が降下する。これは、コンデンサドルーブと呼
ばれている。この結果、サーボ信号電圧にエラーを生じ
る可能性がある。しかし、差動増幅器14及びl5に対
する人力における各種のサーボ信号の位相と、これらの
タイミングとの論理的組合わせによって、やはり、コン
デンサのドループが相殺される。第7図には、信号に関
するトラッキングについてこれを実施する方法が示され
ているが、これは、第1図のサーボコードにおける磁気
双ビットの相A及び相Bに関連した、ゲートG1及びG
2の使用可能回路におけるゲート使用可能信号SA及び
SBに対してコンデンサ電圧のドルーブを関連づけるも
のである。 これは、第1図のフレーム1〜4における、トラック0
1トラックタイプOの場合に行われる。 第4図においてゲート使用可能人力回路ゲート1及びゲ
ート2に生じる信号SA及びSBが、第7図に示されて
いる。コンデンサ電圧は、PD1及びPD2で表されて
いる。これらの電圧のピークは、サーボコードの相A及
び相Bの発生と連係している。コンデンサ電圧の大きさ
の減衰、すなわち、電圧ドルーブが、ゲート使用可能信
号SA及びSBの印加の間の間隔に示されている。見て
の通り、フレーム1及び2のトラックOにおける信号B
−Aの示差比較の結果、フレーム1及び2に負の方形波
を有し、フレーム3及び4に正の方形波を有する正規信
号Nが生じる。比較の間隔におけるコンデンサ間のコン
デンサドルーブは、ほぼ同じであり、従って、差動増幅
器14によるこれらの電圧の減算が、OまたはほぼOに
なる。信号C及びDに対するコンデンサドルーブの補償
についても、同様に考えられる。 上述のトラック位置シンコペーションの相殺について簡
単に振り返ってみると、例えば、トラック追従時におけ
るトラックOのフレームlの場合、相Aにおけるサーボ
信号のピークは、双ビットSからの磁界の影響のため小
さくなると考えられ、また、サーボ信号Bのピークは、
双ビットCによる磁界の影響のため大きくなるものと考
えられる。これは、このフレームにおけるトラック0に
関して結果として生じる位置信号が、所望の値より大き
いN=関数(B−A)になることを表している。一方、
フレーム4のトラックOの場合、所望の値より小さいN
=関数(A−B)になる。4フレームの長さ(BLOC
K)にわたって、これら2つのオフセットが、低減フィ
ルタリングによって相殺され、所望の正規信号Nが残っ
て、生じたかもしれないトラック位置のシンコペーショ
ンが相殺される。 ゲート使用可能信号SAとSBの間、または、SCとS
Dの間の遅延時における容量性電圧ドループによるトラ
ックの中心からの磁気ヘッドのオフセットは、第7図に
示すように4フレームにわたって相殺される。 第6図には、更に、信号タイミングが図解されている。 第6図には、第1図のトラックOにおけるフレーム2及
び3に関連する信号タイミングだけが示されている。第
6図の上部には、フレーム2及び3を横切る際、磁気ヘ
ッドによって生じるサーボコード信号が示されているが
、これは、トラックOのこれらのフレームを横切る際に
生じる信号に相当するものである。フレーム2の端には
、データピット信号がなく、ディスク上における該当位
置にデータ磁気ビットがないことを表している。この表
示を利用することによって、専用ディスクにおけるカウ
ント可能な円周方向の位置(ブロック)を識別し、4つ
のフレームからなるサーボブロックの始端を見つけるこ
とができる(状態カウンタのリセット)。ブロックの始
端のフレーム1になければ、この場合、その目的を明ら
かにするための論点としてだけ用いられる。合或信号C
Sは、前述のように、第3図のブロック図における合戊
増幅器7によって、7aで表示のオフセット方形波に変
換される。第3図の同期検出器8bによって同期パルス
8Cが発生する。同期バルス8Cは、位相/周波数検出
器9及びループフィルタ10を介して非安定電圧制御式
オシレータ11の同期信号を発生し、これによって、状
態機械のカウンタが、「STATE」で表示の番号つき
カウントサイクルを反復する。電圧制御式オシレー夕の
各サイクルに関するカウンタの電気的状態は、STAT
E信号として表示される。 32カウントからなるカウントサイクルにおいて、4つ
のゲートウインドが発生する。これらは、ゲート1、ゲ
ート2、ゲート3、及び、ゲート4と表示され、該ウイ
ンドは、それぞれ、同様に識別されるゲート使用可能入
力回路と同じ扱いを受けることになる。各ウインドは、
VCOの5サイクルにまたがる。これらは、ゲート使用
可能可能電圧SA,SB.%SC1及びSDが、第4図
のゲートG1、G2、G3、及び、G4の使用可能端子
ENに選択的に生じることになる、時間的なウインドで
ある。見ての通り、これらの時間ウインドは、磁気ヘッ
ドによる相A1B,C,及び、Dのサーボコード電圧の
発生と時間的に同期している。状態機械12のカウンタ
の精密な同期は、回路12aを介して、状態機械から位
相/周波数検出器9へのフィードバック信号が送られ、
状態機械のカウントサイクルと同期パルス8aが同相を
なすように精密に維持されることによって保証される。 第8図及び第9図には、トラックタイプの選択によって
生じる、復調器の出力における正規信号と直角位相信号
のトラック位置のシフトが示されている。これらのそれ
ぞれの図には、トラックタイプO及び1の信号が示され
ており、トラックタイプの選択によって、信号がシフト
トラック追従が、常に、正規信号Nの性の勾配において
行われることが分かる。 第10図には、シンコペーションの相殺が行われない場
合のシステムの性能が示されており、この図の上部左側
には、磁気ヘッドがトラックの中心に位置すると仮定し
た場合の直流信号のオフセットが示されている。低減フ
ィルタリングは、第10図の上部右側に示すような直流
オフセットの補正には無効である。第10図の下部右側
に示すように、結果として正規信号Nがシフトし、トラ
ックの横断は、実際のトラックの中心からシフトした、
この場合、νOFFと表示される位置において示される
。 第11図には、シンコペーションの相殺によって得られ
る本発明の改善された性能が示されている。上部左側の
信号図には、磁気ヘッドがトラックの中心に位置すると
仮定した場合の、トラック位置信号における既知周波数
の交流戊分が示されている。これには低減フィルタによ
るフィルタリングが施され、第11図の上部左側に示す
ような直流成分VREFが残される。これで、VREF
における正の勾配の正規信号Nが、トラックNとトラソ
クの中心で交差することになる。 こうした信号ンンコペーンヨンの相殺には、第工図に示
すサーボコードの4つのフレームを心用する必要かある
。 既述の論理信号処理か共にこれら4つのフレ一ムを用い
なければ、第10図に示したフィルタリングの後も、正
規信号のオフセットが残存することになる。 サーボ信号のシンコペーションを補償するための本書に
記載の方法及び装置は、通常、サーボコードパターンを
なす離散的磁気双ビットの記録を利用して、トラックの
中心を規定する磁気メモリシステムにおいて有効である
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、トラック追従時におけ
る記号間干渉、ヘッドスキュー、または、コンデンサの
電圧減衰によるトラックの中心に対する磁気ヘッド位置
の直流オフセットは、独特なパターンのサーボコードを
設け、記号間干渉によって生じる磁気ヘッドサーボ信号
の振幅変調を相殺するようなやり方で、磁気へッドサー
ボ信号に論理的処理を施すことによって補償または相殺
される。
【図面の簡単な説明】
第IA図及び第IB図は、磁気双ビットに関連する磁気
ヘッド信号の論理処理を制御するへく、近似信号強さ及
びタイミング信号をプロ・ソトすると共に、本発明の特
殊サーボコード形式を規定する磁気双ビットの4つの位
相をプロットしたものである。 第2図は、サーボフィールド内の特定の円周方向位置で
の特定トラックに関する典型的な合或磁気ヘッド信号を
プロットしたものである。 第3図は、磁気ヘッド信号を論理処理を実行するための
ディスクドライブ制御システムのブロック図である。 第4図は、第3図の磁気ヘッド信号復調器の詳細を示し
ている。 第5図は、復調器の出力での正規の(同相の)及び直角
位相のトラック交差信号を説明している。 第6図は、磁気ヘッド合威信号のプロットに対する別の
タイミング信号を時間の関数としてプロットしたもので
ある。 第7図は、信号ゲートに対する復調器の容量の容量電圧
の減衰を時間の関数としてプロソトしたものである。 第8図及び第9図は、サーボコードのトラックの異なる
タイプに関して、典型的なトラック交差信号の関係を示
している。 第10図は、補正されない状態のトラック位置シンコペ
ーションの結果生じたトラック位置オフセット信号を図
式的に示したものである。 第1l図は、本発明の開示に基づき、トラック位置シン
コペーションを相殺した場合を図式的に示したものであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気メモリディスクの表面に記憶されるサーボコー
    ドを規定する半径方向に配列された磁気双ビットの、そ
    れぞれA相、B相、C相、及びD相として識別される4
    つの連続した円周方向のフレームを備えた磁気メモリデ
    ィスクと; 前記ディスク表面の正規のトラックNを規定する各フレ
    ームの第1位相対A、Bの磁気双ビットと; 前記ディスク表面の直角位相のトラックQを規定する各
    フレームの第2位相対C、Dの磁気双ビットと; 位相対A、B又はC、Dの一方の磁気双ビットが、各フ
    レームの異なるサーボコードパターンを規定するために
    、連続したフレーム、すなわちフレーム1乃至フレーム
    4内で、交互に位相対の順序で、半径方向の位置が逆に
    なることと; から成ることを特徴とする、磁気ディスクドライブ。
JP2308405A 1989-11-13 1990-11-13 トラック位置シンコペーションの相殺が可能なディスクドライブ Pending JPH03207010A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US434654 1989-11-13
US07/434,654 US5041926A (en) 1989-11-13 1989-11-13 Track position syncopation cancellation in a disk drive

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03207010A true JPH03207010A (ja) 1991-09-10

Family

ID=23725100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2308405A Pending JPH03207010A (ja) 1989-11-13 1990-11-13 トラック位置シンコペーションの相殺が可能なディスクドライブ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5041926A (ja)
EP (1) EP0427927B1 (ja)
JP (1) JPH03207010A (ja)
DE (1) DE69022681T2 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0563230B1 (en) * 1990-12-19 2000-02-16 Mobile Storage Technology Inc. Miniature hard disk drive for portable computer
US5262907A (en) * 1991-07-31 1993-11-16 Seagate Technology, Inc. Hard disc drive with improved servo system
US5521771A (en) * 1991-09-06 1996-05-28 Hewlett-Packard Company Servo gain compensation in a disk drive
US5379171A (en) * 1991-09-25 1995-01-03 Integral Peripherals Microminiature hard disk drive
US5321560A (en) * 1991-09-25 1994-06-14 Integral Peripherals, Inc. Embedded servo system for low power disk drives
US6310747B1 (en) 1991-09-25 2001-10-30 Mobile Storage Technology, Inc. Method for reducing external signal interference with signals in a computer disk storage system
JPH07122047A (ja) * 1993-09-02 1995-05-12 Toshiba Corp 磁気ディスク装置
US5400201A (en) * 1993-10-25 1995-03-21 Syquest Technology, Inc. Servo burst pattern for removing offset caused by magnetic distortion and method associated therewith
US6005725A (en) 1994-12-19 1999-12-21 Mobile Storage Technology Inc. Variable zone layout and track pitch parameter considerations for information storage disk drive
US5596458A (en) 1994-12-19 1997-01-21 Integral Peripherals, Inc. Variable zone layout for information storage disk drive
US5847894A (en) * 1994-12-30 1998-12-08 International Business Machines Corporation Disk and storage device having an anti-alias data pattern located on a servo sector
KR0131412B1 (ko) * 1995-02-24 1998-04-18 김광호 디지탈 서보 제어방식 디스크 구동 기록 장치의 헤드위치 검출방법
US5801896A (en) * 1995-03-02 1998-09-01 International Business Machines Corporation Method and apparatus for servo pulse detection with high AC coupling and large pulse asymmetry
JP3360990B2 (ja) * 1995-09-20 2003-01-07 株式会社東芝 ディスク記録再生装置のデータ再生処理装置
KR100241748B1 (ko) * 1995-12-29 2000-02-01 윤종용 서보 버스트 신호의 미세 디펙 검출을 위한 서보패턴 기록방법 및 구동회로
US6014283A (en) * 1997-05-15 2000-01-11 Western Digital Corporation Non-quadrature servo burst pattern for micro-jogging a magnetoresistive head in a magnetic disk drive
US6426845B1 (en) 1998-05-21 2002-07-30 Seagate Technology Llc Asynchronous analog demodulator and method for a null-type servo pattern
US6243224B1 (en) * 1998-05-21 2001-06-05 Seagate Technology Llc Asynchronous digital demodulator and method for a null-type servo pattern
US6195220B1 (en) 1998-05-21 2001-02-27 Seagate Technology Llc Method and apparatus utilizing field ratioing demodulation techniques for a null-type servo pattern
US6462898B2 (en) * 1998-06-16 2002-10-08 International Business Machines Corporation Disk drive with information encoded in the position error signal fields
KR20010102329A (ko) 1999-02-22 2001-11-15 추후 차동 서보 펄스 데이터 수식 모드를 사용한 탐색 복원
CN1300772C (zh) * 2002-11-05 2007-02-14 深圳易拓科技有限公司 可变存储区结构和磁道间距的磁盘驱动器的制造方法
US7453663B1 (en) * 2004-06-09 2008-11-18 Maxtor Corporation Disk drives with servo burst patterns radially offset in different radial spokes of a disk and methods of positioning based thereon
JP2008065935A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Fujitsu Ltd ディスク記録媒体および情報記録装置
US7333291B1 (en) 2006-09-28 2008-02-19 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for reducing tracking noise in a tape drive
US7525754B2 (en) * 2007-06-26 2009-04-28 Seagate Technology Llc Repeated runout compensation using scaled position signals
US7782095B2 (en) * 2007-11-26 2010-08-24 Faraday Technology Corp. Signal comparison circuit
US8773806B2 (en) 2012-02-08 2014-07-08 Lsi Corporation Disk-based storage device with head position control responsive to detected inter-track interference

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3534344A (en) * 1967-12-21 1970-10-13 Ibm Method and apparatus for recording and detecting information
US4314290A (en) * 1977-06-16 1982-02-02 Burroughs Corporation Di-bit recording technique and associated servo indicia
JPS54119215A (en) * 1978-03-09 1979-09-17 Toshiba Corp Magnetic disc apparatus
US4602304A (en) * 1985-06-25 1986-07-22 Pertec Peripherals Corporation Servo pattern for dedicated surface track following servo systems
US4811135A (en) * 1985-11-20 1989-03-07 Magnetic Peripherals Inc. Tri-phase servo pattern for providing information for positioning the transducers of a magnetic disk storage drive
US4669003A (en) * 1986-05-02 1987-05-26 Hewlett-Packard Company Method and apparatus for eliminating apparent offset in the servo code in a magnetic disc drive
US4688118A (en) * 1986-07-01 1987-08-18 Hewlett-Packard Company Servo gain compensation in a disc drive
US4823212A (en) * 1986-11-26 1989-04-18 Hewlett-Packard Company Sampled servo code format and system for a disc drive
US4977472A (en) * 1988-03-28 1990-12-11 Seagate Technology, Inc. Servo address system

Also Published As

Publication number Publication date
DE69022681D1 (de) 1995-11-02
EP0427927B1 (en) 1995-09-27
EP0427927A3 (en) 1992-01-15
EP0427927A2 (en) 1991-05-22
US5041926A (en) 1991-08-20
DE69022681T2 (de) 1996-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03207010A (ja) トラック位置シンコペーションの相殺が可能なディスクドライブ
EP0097209B1 (en) Magnetizable recording disk and disk file employing servo sector head positioning
US4578723A (en) Head positioning system with automatic gain control
EP0262690B1 (en) Continuous-plus embedded data position control method for magnetic disk device
EP0129708B1 (en) Phase modulated servo system for a disk file
US5774298A (en) Asynchronous digital PES demodulation disk drive servo control system
EP0243729B1 (en) Method and apparatus for eliminating apparent offset in the servo code in a magnetic disc drive
JPS58112B2 (ja) デ−タ記憶装置
US5818659A (en) Quadrature servo pattern disk providing asynchronous digital PES
US6324030B1 (en) Digital pes demodulation for a disk drive servo control system using synchronous digital sampling
US4490756A (en) Servo encodement and detection system using tetra-orthogonal servo pattern
US5109307A (en) Continuous-plus-embedded servo data position control system for magnetic disk device
US5095471A (en) Velocity estimator in a disk drive positioning system
US5153787A (en) Combination embedded and dedicated servo system including embedded servo waiting
US5220468A (en) Disk drive with constant bandwidth automatic gain control
JPS6292221A (ja) 垂直磁気記録ヘツド位置サ−ボ制御装置
US5099367A (en) Method of automatic gain control basis selection and method of half-track servoing
US5115359A (en) Fault tolerant frame, guardband and index detection methods
US5187619A (en) High speed switched automatic gain control
US5247398A (en) Automatic correction of position demodulator offsets
US5202802A (en) Methods of writing and detecting dibit servo encoding
US5115360A (en) Embedded burst demodulation and tracking error generation
US4378519A (en) Transducer system with increased tracking capability
US5136440A (en) Track identification and counting in a disk drive positioning system
EP0578598A2 (en) Hybrid servo pattern and demodulation system for direct access storage device actuator positioning