JPH03205701A - ガス灯マントル及びその製造方法 - Google Patents
ガス灯マントル及びその製造方法Info
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- JPH03205701A JPH03205701A JP34278989A JP34278989A JPH03205701A JP H03205701 A JPH03205701 A JP H03205701A JP 34278989 A JP34278989 A JP 34278989A JP 34278989 A JP34278989 A JP 34278989A JP H03205701 A JPH03205701 A JP H03205701A
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はガス灯マントルとその製造方法に関する。
（従来の技術）
従来のガス灯マントルはＴｈ含有化合物を含浸させた有
機繊維の糸（例えばレーヨン糸、綿糸等）で織成した網
状構造体であって、スリーブ又はドーム形等のような三
次元的形状を有しており、ガスの燃焼により有機繊維が
焼失して灰状構造体が残り、これが火炎で白熱温度まで
加熱されて輝いた黄白色を発するものである。
機繊維の糸（例えばレーヨン糸、綿糸等）で織成した網
状構造体であって、スリーブ又はドーム形等のような三
次元的形状を有しており、ガスの燃焼により有機繊維が
焼失して灰状構造体が残り、これが火炎で白熱温度まで
加熱されて輝いた黄白色を発するものである。
（発明が解決しようとする課題）
上記従来のガス灯マントルは前述のように燃焼後に灰状
構造体として残るが、このものは非常に脆く、僅かな衝
撃を受けても容易に破壊または損傷する。
構造体として残るが、このものは非常に脆く、僅かな衝
撃を受けても容易に破壊または損傷する。
本発明は従来技術が有する上記問題点に鑑みてなされた
もので、従来のガス灯マントルに比べて耐久性に優れた
ガス灯マントルを提供することを目的とするものである
。
もので、従来のガス灯マントルに比べて耐久性に優れた
ガス灯マントルを提供することを目的とするものである
。
（課題を達成するための手段及び作用）本発明者等は上
記目的を達成するため研究を重ねた結果、Ａ１２０３及
びＳｉＯ２がマントルの発光温度である約１．１００°
Ｃより高い融点を持ち、かつＴｈ Ｏ，の０８εより高
い放射率を有し、Ｔｈに換り得る物質であるとの知見を
得、更に研究を重ねた処、上記ＡＡ’２０３とＳＩＯ２
とからセラミックウィスカ一とセラミック焼結体の中間
的な繊維を作り、この繊維を用いてマントルを製造する
と、マントルは弾性を有し、柔軟な構造を維持すること
を見出し、本発明を完成したものである。
記目的を達成するため研究を重ねた結果、Ａ１２０３及
びＳｉＯ２がマントルの発光温度である約１．１００°
Ｃより高い融点を持ち、かつＴｈ Ｏ，の０８εより高
い放射率を有し、Ｔｈに換り得る物質であるとの知見を
得、更に研究を重ねた処、上記ＡＡ’２０３とＳＩＯ２
とからセラミックウィスカ一とセラミック焼結体の中間
的な繊維を作り、この繊維を用いてマントルを製造する
と、マントルは弾性を有し、柔軟な構造を維持すること
を見出し、本発明を完成したものである。
即ち、本発明はＡＩ ２ ０３とＳ１０２を主或分とし
、セラミックウィスカーとセラミック焼結体の中間的繊
維の糸で織或又は編成した網状構造体からなるガス灯マ
ントルである。
、セラミックウィスカーとセラミック焼結体の中間的繊
維の糸で織或又は編成した網状構造体からなるガス灯マ
ントルである。
本発明の上記ガス灯マントルは次のようにして製造する
。
。
まずＡＩ２０３、ＳｉＯ２の溶融物を作り、これをノズ
ルから引き出して細く伸ばした後、１２００゜Ｃ以上の
加熱炉中で更に細く引き伸ばしてセラミックウィスカー
とセラミック焼結体の中間的繊維を作る。
ルから引き出して細く伸ばした後、１２００゜Ｃ以上の
加熱炉中で更に細く引き伸ばしてセラミックウィスカー
とセラミック焼結体の中間的繊維を作る。
上記Ａ［２０３、ＳＩＯ２の１容融物はＡｌ２０３８０
％、ＳｉＯ２２０％とするのか、融点が１９００°Ｃと
低く、操作上無理かないため最適である。
％、ＳｉＯ２２０％とするのか、融点が１９００°Ｃと
低く、操作上無理かないため最適である。
次に上記繊維を撚り合わせて糸にし、この糸を用いて手
織状の網状構造体を織成又は編成する。
織状の網状構造体を織成又は編成する。
そして、この網状構造体をスリーブ状あるいはドーム状
若しくは円錐状等の三次元的構造体に加工する。
若しくは円錐状等の三次元的構造体に加工する。
（発明の効果）
本発明のガス灯マントルは従来知られている有機繊維に
Ｔｈ含有化合物を含浸させたガス灯マントルよりも弾性
が有る柔軟な構造となり、衝撃に強く、耐久性に優れる
。
Ｔｈ含有化合物を含浸させたガス灯マントルよりも弾性
が有る柔軟な構造となり、衝撃に強く、耐久性に優れる
。
（実施例）
以下、実施例により説明する。
ＡＮ ２０３８Ｑ％、ＳｉＯ２２Ｑ％を溶融し、この溶
融物をφ０， ５ｍｍのノズルから引き出し、更に１２
００°Ｃ以上の加熱炉中てφ０．０５ｍｍまで細く引き
伸ばしてセラミックウィスカ一とセラミック焼結体の中
間的な繊維を作った。
融物をφ０， ５ｍｍのノズルから引き出し、更に１２
００°Ｃ以上の加熱炉中てφ０．０５ｍｍまで細く引き
伸ばしてセラミックウィスカ一とセラミック焼結体の中
間的な繊維を作った。
次にこの繊維を撚り合わせて、太さ１ｍｍの糸にし、糸
の間隔を２ｍｍ，穴の大きさを１ｍｍ口とする様な平織
り構造にして高さ４０ｍｍ，直径３Ｑｍｍの吊り下げ型
のマントルを形成した。
の間隔を２ｍｍ，穴の大きさを１ｍｍ口とする様な平織
り構造にして高さ４０ｍｍ，直径３Ｑｍｍの吊り下げ型
のマントルを形成した。
上記マントルを一次空気強制混入可能の試験装置を使用
して点灯試験を行なったところ下記の結果が得られた。
して点灯試験を行なったところ下記の結果が得られた。
マントルは燈白色に発光した。
発光温度、照度、放射率は下表の通りであった。
また発光波長についての分光分析の結果は従来のＴｈ
Ｏ２を使用したマントルとほぼ同様であった。
Ｏ２を使用したマントルとほぼ同様であった。
［表］
発光テストの際、空気量が不足して炎か還元状態になる
と、繊維表面の光沢に変化か認められたが、酸化状態に
すれば照度等の光学的な特性に変化は無かった。
と、繊維表面の光沢に変化か認められたが、酸化状態に
すれば照度等の光学的な特性に変化は無かった。
また耐久テストにおいて１００時間点灯後、表面の光沢
については変化かあったか、柔軟性は残っており、手荒
な取扱いにも耐えられた。
については変化かあったか、柔軟性は残っており、手荒
な取扱いにも耐えられた。
従って、耐久性についてはＴｈＯ２使用の従来のマント
ルより優れたものであると判断できた。
ルより優れたものであると判断できた。
特
許
出
願
人
西部瓦斯株式会社
Claims (2)
- （１）Ａｌ＿２Ｏ＿３とＳｉＯ＿２を主成分とする繊維
の糸を織成又は編成した網状構造体からなることを特徴
とするガス灯マントル。 - （２）Ａｌ＿２Ｏ＿３８０％、ＳｉＯ＿２２０％の溶融
物をノズルから引き出して繊維状となし、これを加熱炉
中で更に細く引き伸ばしてセラミックウィスカーとセラ
ミック焼結体の中間的な繊維を形成し、この繊維を撚り
合わせて形成した糸を織成又は編成して網状構造体とな
し、該網状構造体を所要の三次元的形状に形成すること
を特徴とするガス灯マントルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34278989A JPH03205701A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | ガス灯マントル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34278989A JPH03205701A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | ガス灯マントル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03205701A true JPH03205701A (ja) | 1991-09-09 |
Family
ID=18356513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34278989A Pending JPH03205701A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | ガス灯マントル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03205701A (ja) |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP34278989A patent/JPH03205701A/ja active Pending
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