JPH03199927A - レーザ出力測定片 - Google Patents

レーザ出力測定片

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JPH03199927A
JPH03199927A JP34095189A JP34095189A JPH03199927A JP H03199927 A JPH03199927 A JP H03199927A JP 34095189 A JP34095189 A JP 34095189A JP 34095189 A JP34095189 A JP 34095189A JP H03199927 A JPH03199927 A JP H03199927A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はレーザ装置の出力を測定するための測定片に関
する。
[従来の技術] レーザ装置はレーザ加工等の工業応用の他、レーザメス
等の医用応用等、様々な分野で使用されている。ところ
でレーザ応用のうち、ルビーレーザによるあざ治療を見
てみると、あざはメラニン色素の沈着であることから、
あざを構成するメラニン色素の光吸収特性等を考慮する
と、ルビーレーザ波長(694nm )が最も治療に適
している。
このルビーレーザを用いたあざ治療装置の場合、第3図
に示すように構成されており、ルビーレーザ発振部1よ
り出たルビーレーザ光は光フアイバ2等で患部に導き、
この光ファイバ2の出射端に取り付けられたハンドピー
ス3を経て患部に照射される。ハンドピース3にはレー
ザ光を均一化する素子である光分布均−化部材4が組み
込まれている。
この光分布均−化部材4の構造は特開昭5714895
9号に記載されているように、ガラスまたは石英等の透
明材料により角柱に形成したものであり、この光分布均
−化部材4の一端にレーザ光が入ると、内部での反射に
より光強度が均一な出力分布が得られる。この光をその
まま、またはレンズ5で拡大または縮小して、被照射面
に照射する。このようにすれば、正方形の照射野を持ち
、この照射野内では均一な出力分布を持っレーザ光が得
られる。
このレーザ光を照射すると、照射野内ではレーザ光の出
力分布が均一であることからムラなく一様に焼くことが
でき、また、照射野は方形であるので重なりを無くして
あざを焼くことができる。
[発明が解決しようとする課題] このように、あざ治療用のレーザ装置はレーザ光をハン
ドピースに導き、ハンドピース内の光分布均−化部材を
通して患部に照射することにより、レーザ光の出力分布
を均一にして治療に供する。
ところで、あざ治療用のルビーレーザの場合、治療に必
要な出力は照射時間1 m5ecのパルス波で40ジユ
ール/平方(至)程度である。これを10X10nun
の正方形の照射野に照射するものとすると、総レーザ出
力は40ジユール必要となる。これはレーザ出力として
はかなりの大出力の部類に属する。そしてこのような大
出力のレーザをあざ治療に使用する場合、レーザ光の出
力を正確に調節する必要がある。
すなわち、出力が大き過ぎると、皮膚は廠痕を生じ、逆
に小さすぎれば治療できないためであり、従って、レー
ザ出力を正確に測定する必要がある。
しかし、あざ治療用のルビーレーザでは、40ジユ一ル
前後の大出力のパルス波であるので、この出力を正確に
測定するには、精密な測定器を必要とし、その測定器も
かなり高価である。
あざ治療用のルビーレーザ治療用装置は、多くの病院で
使用されるとすると、出力を正確に測定する必要性があ
っても、それらの装置にこのような高価な測定器を備え
付けることは実際問題として不可能である。そして、治
療の現場で簡易にレーザ光の出力を想定する方法として
は、炭酸ガスレーザ装置では収束させたレーザ光を、ア
クリルの四角柱により構成した試験片に照射し、このレ
ーザ光により該試験片に穿孔された穴の深さで出力を測
定すると云った例がある。しかし、ルビーレーザの場合
、均一な分布なので、このような方法は採れない。
そこでこの発明の目的とするところは、あざ治療用のル
ビーレーザ治療装置においても極めて簡易且つ、安価に
出力測定を行うことができ、しかも、出力を精度良く測
定できるようにしたレーザ出力測定片を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は次のように構成する
。すなわち、測定対象とするレーザ光の反射特性に合わ
せ、該レーザ光に対する光反射率のそれぞれ異なる複数
の色部材による層を、前記レーザ光の光吸収の少ないベ
ース部材上にそれぞれ領域を異ならせて設けて構成する
[作 用コ このような構成において、前記レーザ光の光吸収の少な
いベース部材上に、該レーザ光に対する光反射率のそれ
ぞれ異なる複数の色部材の層を領域を異ならせて設けて
あり、前記色部材にレーザ光を色部材料にそれぞれ照射
することにより、レーザ光の反射の度合いや強さに応じ
て焼かれ、色消失が起きる。この色消失により、レーザ
の出力密度を測定する。
このように、本発明はレーザ吸収の少ないベース上に、
光反射率の異なる色部材(白、灰、黒を含む)の層を、
領域を異ならせてそれぞれ塗布した測定片を使用し、こ
の測定片にレーザ光を照射するようにし、各色部材の光
反射率の相違を利用してレーザ光を照射した時に起こる
表面の塗装面の変化により、レーザ出力密度の概略の大
きさの判定しようと云うものである。従って、高価な測
定器を使用せずとも、簡単且つ、容易に被測定レーザ装
置の出力測定ができるようになる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第2図は各種の色の分光反射率を示す。図かられかるよ
うに、ルビーレーザRubyの波長である0、694μ
mにおいては、黒、緑、青、茶、赤、黄の順で反射率が
大きくなる。第1図は本発明の構成を示す図であり、ル
ビーレーザ用の測定片を示す。
本発明による測定片は、第1図(a)に示すように、白
紙の台紙(ベース部材)21上に、ルビーレーザの分光
反射率の順に並べるかたちで色を塗布し、テストチャー
ト22を形成して構成する。
この場合、第2図によればルビーレーザの波長である0
、694μmにおいては、黒、緑、青、茶、赤、黄の順
で反射率が大きくなることから、領域を分けて、この順
に色を塗布する。図ではテストチャートの黒領域22a
1緑領域22b1青領域22c1茶領域22d1赤領域
22e1黄領域22fに塗り分けである。尚、色は塗料
に限らず、カラーシート等を切り抜いて張り付けるよう
にしても良い。
このような構成の測定片を用い、測定対象とするルビー
レーザ治療装置の出力ルビーレーザを測定片における各
色の領域に順次照射する。すると、レーザ光の出力密度
が40ジユール/平方印では、黒から茶までの色が飛び
、白くなる。赤は少し色が飛び、やや白っぽくなる。完
全に白っぽくなるのではない。
もし、ルビーレーザ光の出力密度が40ジユ一ル/平方
Qmより弱くなると、赤は変化せず、茶の色がかすれる
。逆に、もしルビーレーザ光の出力密度が40ジユール
/平方印より強くなれば、赤は完全に白くなる。すなわ
ち、どの色まで白変するかにより出力密度が判定できる
第2図に示すようにルビーレーザにおいては、黒、緑、
青、茶、赤、黄の順で反射率が大きくなるが、アルゴン
レーザArの場合は波長はほぼ0.5μmであり、第2
図からも分かるように、黒、赤、茶、緑、黄、青の順で
反射率が大きくなるので、この場合はこの順に色を並べ
てテストチャートを形成した測定片を用意すれば良く、
これにさらに第1図(d)に示す如く、テストチャート
の照射結果標準サンプル(適、不敵(過大、過少)の結
果例)23を印刷して比較対比できるようにすれば、誰
でも即座に結果を知ることができるようになる。
このように、−枚の紙に黄、赤、茶、青、緑、黒とこの
順に印刷したものを作り、これに均一分布のレーザ光を
吸収させると、吸収の大きい色は焼散し、地の紙の白い
色が露出する。どの色まで白色化するかでレーザ光の出
力密度を測ると云うものである。
従って、極めて容易に、且つ、簡便にレーザ光の出力密
度を測定できるようになる。
尚、上記例では測定片は台紙を紙としたが、紙に限らず
、金属、プラスチック等でも良い。また、上記例ではテ
ストチャートはベース部材に塗料等を塗布して形成する
ことを考えたが、ベース部材毎着色された紙片(すなわ
ち、着色紙)であっても良い。
また、これらの台紙に塗る色も第1図(a)のような有
彩色でなく、グレー・スケールのように黒から灰までの
無彩色を使用してその明度を変えることでも同様な効果
が得られ、出力密度を測定できる(第1図(b))。
また、明度の変化は青なら青の中で行うようにすること
もでき、同様に青なら青の彩度の変化によりチャートを
作成することもできる。反射率の変化を一定の間隔に作
ることが正確な出力密度の判定をするのに重要であるの
で、色調、明度、彩度を変えることで行えば、−層正確
に作ることができる。これらは−枚の紙に塗布されてい
るのではなく、複数の用紙に1〜2色程度ずつ、塗布さ
れるものでも良い。さらに簡単化すれば、−枚の着色用
紙にても出力を判定することができる。この場合、同種
の試料片に予め出力密度の分かったレーザ光を照射して
おき、これと比較することで出力を判定する。
さらに第1図(C)に示すようにテストチャートは円グ
ラフ状にしても良く、この場合、中心にレーザ光を当て
るとすべてのテスト領域に一度に当てることができるの
で、手間が少なくなる。
尚、本発明は上記し、且つ、図面に示す実施例に限定す
ることなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形し
て実施し得るものであり、本手法はルビーレーザの他ア
ルゴンレーザやT E A CO2レーザ等、各種レー
ザの出力測定に 0 も応用できる。
[発明の効果] 以上、詳述したように本発明は、光反射率の異なる色部
材(白、灰、黒を含む)を塗布して測定片を形成し、こ
の測定片により、各色部材の光反射率の相違を利用して
レーザ光を照射した時に起こる表面の塗装面の変化によ
り、レーザ出力密度の概略の大きさの判定しようと云う
ものである。
このように、反射率の異なる各種色部材を領域別に設け
たチャートに対し、レーザ光を照射して、そのチャート
の色部材の焼散状態を元に被測定レーザ装置の出力を知
るようにしたので、高価な測定器を使用せずとも、簡単
且つ、容易に被測定レーザ装置の出力測定ができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は本発
明の根拠となるレーザの種別色別の反射率特性を示す図
、第3図はレーザ治療装置の構成例を示す図である。 21・・・台紙(ベース部材) 1 22・・・テストチャート 22a・・・テストチャートの黒領域、22b・・・テ
ストチャートの縁領域、22c・・・テストチャートの
青領域、22d・・・テストチャートの茶領域、22e
・・・テストチャートの赤領域、22f・・・テストチ
ャートの黄領域、23・・・テストチャートの照射結果
標準サンプル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測定対象とするレーザ光の反射特性に合わせ、該
    レーザ光に対する光反射率のそれぞれ異なる複数の色部
    材による層を、前記レーザ光の光吸収の少ないベース部
    材上にそれぞれ領域を異ならせて設け、前記色部材にレ
    ーザ光を照射することによる色消失により、レーザの出
    力密度を測定するようにしたレーザ出力測定片。
  2. (2)前記複数の色部材は、色調、明度、彩度の一つま
    たは複数を変えたものであることを特徴とする請求項(
    1)記載のレーザ出力測定片。
  3. (3)色部材とベース部材は一体化していることを特徴
    とする請求項(1)記載のレーザ出力測定片。
JP1340951A 1989-12-27 1989-12-27 レーザ出力測定片 Expired - Fee Related JPH0663830B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03218423A (ja) * 1990-01-24 1991-09-26 Topcon Corp レーザ光出力測定方法およびこれに使用する測定装置
JP2007103563A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03218423A (ja) * 1990-01-24 1991-09-26 Topcon Corp レーザ光出力測定方法およびこれに使用する測定装置
JP2007103563A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ装置

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