JPH0319243Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0319243Y2 JPH0319243Y2 JP15187181U JP15187181U JPH0319243Y2 JP H0319243 Y2 JPH0319243 Y2 JP H0319243Y2 JP 15187181 U JP15187181 U JP 15187181U JP 15187181 U JP15187181 U JP 15187181U JP H0319243 Y2 JPH0319243 Y2 JP H0319243Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical body
- case
- circuit board
- resin
- variable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 13
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 13
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は新規な樹脂モールド型電子回路ユニツ
トに関し、特に、可変型素子を用いることができ
るようにし、適用範囲が拡大された新規な樹脂モ
ールド型電子回路ユニツトを提供しようとするも
のである。
トに関し、特に、可変型素子を用いることができ
るようにし、適用範囲が拡大された新規な樹脂モ
ールド型電子回路ユニツトを提供しようとするも
のである。
耐振性、耐水性等が要求される電子回路は、第
1図に示すように、該回路が組まれた回路基板a
をケースb内に収納し、そして、該ケースb内に
エポキシ樹脂等の適当な合成樹脂cを充填して、
一つの電子回路ユニツトdとしていた。ところ
が、このような樹脂モールド型電子回路ユニツト
dにあつては、そこに使用されている電子部品
e,e,……が全てモールド樹脂c内に埋没され
てしまうため、可変抵抗などの可変型素子を使用
することができない。従つて、このような樹脂モ
ールド型回路ユニツトdにあつては、一度作つて
しまうと、もうその回路特性を変えることができ
ず、例えば、タイマー回路を内蔵しているような
場合でも、そのタイマー時間を可変とすることな
ど不可能であつた。
1図に示すように、該回路が組まれた回路基板a
をケースb内に収納し、そして、該ケースb内に
エポキシ樹脂等の適当な合成樹脂cを充填して、
一つの電子回路ユニツトdとしていた。ところ
が、このような樹脂モールド型電子回路ユニツト
dにあつては、そこに使用されている電子部品
e,e,……が全てモールド樹脂c内に埋没され
てしまうため、可変抵抗などの可変型素子を使用
することができない。従つて、このような樹脂モ
ールド型回路ユニツトdにあつては、一度作つて
しまうと、もうその回路特性を変えることができ
ず、例えば、タイマー回路を内蔵しているような
場合でも、そのタイマー時間を可変とすることな
ど不可能であつた。
そこで、本考案は、可変型素子を用いて、製造
後においても回路特性を変えることができるよう
にした新規な樹脂モールド型電子回路ユニツトを
提供しようとするものであり、1乃至数個の可変
型素子を用いた回路を形成した回路基板をケース
内に収納し、前記可変型素子に筒状体を冠着し、
ケース内に前記筒状体の開口端を埋設しない程度
に合成樹脂を充填したことを特徴とする。
後においても回路特性を変えることができるよう
にした新規な樹脂モールド型電子回路ユニツトを
提供しようとするものであり、1乃至数個の可変
型素子を用いた回路を形成した回路基板をケース
内に収納し、前記可変型素子に筒状体を冠着し、
ケース内に前記筒状体の開口端を埋設しない程度
に合成樹脂を充填したことを特徴とする。
以下に、本考案樹脂モールド型電子回路ユニツ
トの詳細を図示実施例に従つて説明する。
トの詳細を図示実施例に従つて説明する。
図中1は回路基板であり、該回路基板1には例
えば可変抵抗器、可変量コンデンサ等の可変型素
子2をはじめ種々の電子部品3,3,……を用い
て所要の電子回路が形成されている。4は一方に
開口5を有するケースで、該ケース4の奥、即
ち、開口5と反対の方に前記回路基板1が収納さ
れる。
えば可変抵抗器、可変量コンデンサ等の可変型素
子2をはじめ種々の電子部品3,3,……を用い
て所要の電子回路が形成されている。4は一方に
開口5を有するケースで、該ケース4の奥、即
ち、開口5と反対の方に前記回路基板1が収納さ
れる。
6は稍弾性のある合成樹脂から成る筒状体であ
り、該筒状体6は可変型素子2に冠着され、かつ
接着剤7により回路基板1に固定される。
り、該筒状体6は可変型素子2に冠着され、かつ
接着剤7により回路基板1に固定される。
8は例えばエポキシ樹脂等のモールド用合成樹
脂で、筒状体6を取着された回路基板1がケース
4内に収納されたあとに、ケース4内に充填され
固化される。この場合、合成樹脂8は筒状体6の
開口端9が埋没しない程度に充填される。そし
て、モールド樹脂8が充填された後、筒状体6の
モールド樹脂8の面から突出した部分6′は切断
除去される。10は筒状体6の開口端9に取着さ
れた栓体である。尚、栓体10は特に防水性を必
要とするような場合にのみ設ければ良き、通常は
不要である。
脂で、筒状体6を取着された回路基板1がケース
4内に収納されたあとに、ケース4内に充填され
固化される。この場合、合成樹脂8は筒状体6の
開口端9が埋没しない程度に充填される。そし
て、モールド樹脂8が充填された後、筒状体6の
モールド樹脂8の面から突出した部分6′は切断
除去される。10は筒状体6の開口端9に取着さ
れた栓体である。尚、栓体10は特に防水性を必
要とするような場合にのみ設ければ良き、通常は
不要である。
本考案に係る樹脂モールド型電子回路ユニツト
は以上の如くであるから、製造中にあつては合成
樹脂モールド時の溶融樹脂の充填圧力又は熱によ
る可変型素子の位置づれや変形破損を防止するこ
とができるとともに、製造後においても、筒状体
6の開口端9を閉塞している栓体10を取り外せ
ば、例えばドライバー等により筒状体6を通して
可変型素子2を操作して、その抵抗値等を変化さ
せ、回路基板1上に構成された電子回路の特性を
適宜に変えることができる。
は以上の如くであるから、製造中にあつては合成
樹脂モールド時の溶融樹脂の充填圧力又は熱によ
る可変型素子の位置づれや変形破損を防止するこ
とができるとともに、製造後においても、筒状体
6の開口端9を閉塞している栓体10を取り外せ
ば、例えばドライバー等により筒状体6を通して
可変型素子2を操作して、その抵抗値等を変化さ
せ、回路基板1上に構成された電子回路の特性を
適宜に変えることができる。
尚、筒状体6を稍弾性を有する合成樹脂により
形成すると、栓体10とのなじみが良く、密閉性
が良くなると共に、栓体10が脱落したりするお
それも無い。
形成すると、栓体10とのなじみが良く、密閉性
が良くなると共に、栓体10が脱落したりするお
それも無い。
第1図は従来の樹脂モールド型電子回路ユニツ
トの一例を示す断面図、第2図は本考案樹脂モー
ルド型電子回路ユニツトの一例を示す断面図であ
る。 符号の説明、1……回路基板、2……可変型素
子、4……ケース、6……筒状体、8……合成樹
脂、9……筒状体の開口端。
トの一例を示す断面図、第2図は本考案樹脂モー
ルド型電子回路ユニツトの一例を示す断面図であ
る。 符号の説明、1……回路基板、2……可変型素
子、4……ケース、6……筒状体、8……合成樹
脂、9……筒状体の開口端。
Claims (1)
- 1乃至数個の可変型素子を用いた回路を形成し
た回路基板をケース内に収納し、前記可変型素子
に筒状体を冠着するとともに、該筒状体を前記回
路基板に固着し、ケース内に前記筒状体の開口端
を埋設しない程度に合成樹脂を充填したことを特
徴とする樹脂モールド型電子回路ユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15187181U JPS5856481U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 樹脂モ−ルド型電子回路ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15187181U JPS5856481U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 樹脂モ−ルド型電子回路ユニツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5856481U JPS5856481U (ja) | 1983-04-16 |
JPH0319243Y2 true JPH0319243Y2 (ja) | 1991-04-23 |
Family
ID=29944550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15187181U Granted JPS5856481U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 樹脂モ−ルド型電子回路ユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856481U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6267104U (ja) * | 1985-10-16 | 1987-04-25 | ||
JPS62204204U (ja) * | 1986-06-17 | 1987-12-26 |
-
1981
- 1981-10-13 JP JP15187181U patent/JPS5856481U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5856481U (ja) | 1983-04-16 |
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