JPH031905A - 建築物、構築物用石材の加工方法 - Google Patents

建築物、構築物用石材の加工方法

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JPH031905A
JPH031905A JP13571489A JP13571489A JPH031905A JP H031905 A JPH031905 A JP H031905A JP 13571489 A JP13571489 A JP 13571489A JP 13571489 A JP13571489 A JP 13571489A JP H031905 A JPH031905 A JP H031905A
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JP
Japan
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stone material
stone
thickness direction
side edge
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP13571489A
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English (en)
Inventor
Takashi Muramatsu
隆司 村松
Katsutoshi Yamada
勝利 山田
Kihachiro Denda
喜八郎 傳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MURAMATSU SEKIZAI SHOKAI KK
Maeda Road Construction Co Ltd
Original Assignee
MURAMATSU SEKIZAI SHOKAI KK
Maeda Road Construction Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、両面をバーナー仕上げした厚さ20mm以上
の板状の石材な側縁から厚さ方向を切断して薄板状にし
、建築物や構築物の板材に利用するようにした石材の加
工方法に関するものである。
〈従来の技術〉 我が国で利用されている建築物の外壁または玄関の床材
等に使用されている建築物用の板状石材や、道路の路面
等に使用されている構築物用の板状石材は、殆どが諸外
国から輸入されているものである。
上記した石材は、輸出国では原石山から原石を採取し、
採取された原石を現場で繋合やクサビ等により1〜5イ
程度の大きさの境石に切断する。そして、上記した境石
を40〜60枚程度のブレーダを有するガングソーによ
り20〜30mm程度の厚さに切断して多数枚の板材に
する。
次に、上記した板材の表面にバーナーの火炎を当てて急
速加熱処理をする。この加熱処理では、石材の表面に多
数存在する種類の異なった小さな無機質の粒子の熱膨張
係数が相違するので、加熱により熱膨張係数が小さい粒
子が表面から剥離して微細な梨地状になる。
従来では、上記のようにして表面を加熱処理した石材を
輸入した後、適宜の寸法に切断し、そのまま建築物用、
もしくは構築物用の板材として使用していた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、上記した板状の石材は厚いので取り扱い難いば
かりでなく、天然石であるからきわめて高価なものとな
っている。しかも、石材に重量がある場合には、建築物
の外壁材として使用する場合に固着するのに高度の技術
を要するので利用し難い。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、上記に鑑み提案されたもので、厚さ20mm
以上の板状の石材の両面をバーナー加熱処理仕上げした
後に、厚さ方向に回転させながら側縁から切断歯をあて
がい、厚さ方向を分断して複数の薄い板状に切断し、建
築物、構築物に利用するようにしたことを特徴とする石
材の加工方法に関するものである。
本発明の石材の加工方法におけるバーナーによる加熱処
理仕上げは、石材の表面に冷却用の水を極めて薄(流し
ながら、通常600〜1000℃程度のバーナーの火炎
を石材の表面に直接噴き付けて急速加熱処理をすること
である。この加熱処理では、前記したように石材の表面
に多数存在する種類の異なった小さな無機質の粒子の熱
膨張係数に差があるので、熱膨張係数の大きな一部の粒
子が急激に膨張して剥離したり、または熱膨張係数の小
さな一部の粒子が膨張しないで剥離することにより石材
の表面に微細な凹凸が生じて梨地状になる。しかし、石
材を急速に加熱するので薄いとクラックが発生する可能
性があるので、石材の厚みが2001111以上必要で
ある。
そして、本発明の石材の加工方法は、上記した様に両面
をバーナーにより加熱処理仕上げした板状の石材を、前
後の表面を保持して厚さ方向に回転させながら切断歯を
側縁にあてがい、厚さ方向を分断して複数の薄い板状に
切断するようにしたものである。
したがって、1枚の石材から、薄い複数の板状の石材を
得ることができ、切断された少なくとも2枚の石材は片
面が加熱処理されている。
〈実施例) 以下に本発明の加工方法における石材の切断方法を、図
面の実施例に示す切断装置に基づいて詳細に説明する。
第1図は切断装置1の平面図を示すもので、架台2の上
面には左右にガイドレール3,3を有し、このレール3
には可動枠4が移動可能に載置されている。
上記した可動枠4は前端に直立状の前枠部分5を有し、
この前枠部分5の前面−側に左右一対のアーム6.6を
設け、両アーム6の先端間に回転可能に挿通する回転軸
7の先端に第1挟持板8を設ける。この第1挟持板8は
円盤状で、表面には四辺形状に第1保持材9を低(隆設
する。そして、上記した回転軸7の途中にはホイール1
0を設け、可動枠4に設置した減速機付き、若しくはイ
ンバータなどにより回転状態を制御できるモータ11と
、上記したホイール10とをチェーン、ベルトなどの回
転伝達帯12で連結し、モータ11の駆動により回転伝
達帯12.ホイール10を介して回転軸7を制御しなが
ら低速回転させ、同時に第1挟持板8を回転させる。
また、前枠部分5の前面の他側に台枠13を前方に突出
するように設置し、この台枠13の先端にシリンダ14
を横向きに取り付け、シリンダ14のロッド15を前記
した第1挟持板8に向け、このロッド15の先端に第2
挟持板16をベアリング等により回転自在に設け、第2
挟持板16と前記した第1挟持板8とを接近状に対向さ
せる。そして、第2挟持板16の対向面にも前記した第
1保持材9と同様な第2保持材17を四辺形状に設ける
なお、上記したロッド15と前記した回転軸7とは軸心
が同一方向で、同一位置である。
一方、前記した架台2の表面には移動用シリンダ18を
設置し、この移動用シリンダ18のロッド19を可動枠
4に後面から接続する。
したがって、移動用シリンダ18に作動流体を圧送して
ロッド19を前進させると可動枠4がレール3に沿い前
方に移動し、移動用シリンダ18から作動流体を抜くと
ロッド19が後退するので可動枠4がレール3に沿い後
方に移動する。
架台2の前方には石材の切断機構20を位置させる。こ
の切断機構20の一例としては、縦枠材21の前面上下
にプーリ22,22を設けて一側にダイヤモンドチップ
をロウ付けした無端状のパントン−23を掛は渡し、こ
のパントン−23の一側部分を第1挟持板8と第2挟持
板16との間隔内に臨ませてなるものである。
本発明の加工方法で利用する切断装置1は上記した構成
であるから、シリンダ14から作動流体を抜いて第2挟
持板16を後退させ、第1挟持板8から第2挟持仮16
を離隔させた状態で厚さ方向を分断切断する板状の石材
aを縦方向にして第1挟持板8と第2挟持板16との間
隔内に位置させ、この状態でシリンダ14に作動流体を
圧送してロッド15を前進させると、石材aを第1挟持
板8と第2挟持板16とで強固に挟持することができる
。この場合、各第1保持材9および第2保持材17は石
材aの側縁を保持するので、石材aが強固に挟着されて
微動しないが、各保持材の代わりに各挟持板の対向面に
吸盤構造を設けて石材aを強固に保持することもできる
なお、第1保持材9、第2保持材17の位置を、各挟持
板8,16の中心から離れたり近ずくように変更可能に
すると、石材aの幅寸法が多少変化しても第1挟持板8
と第2挟持板16とで確実に挟着することができる。
上記のようにして石材aを強固に挟着したら、モータ1
1を作動して回転軸7の回転により石材aを厚さ方向に
回転させるとともに、プーリ22を回転させてバンドソ
ー23の一側を上方から下方に走行させる。この状態で
移動用シリンダ18に作動流体を圧送してロッド19に
より可動枠4を極めて低速で前進させると、石材aの側
縁部分が上方から下方に走行するバンドソー23に接す
るので、可動枠4の前進移動に伴なって石材aは厚さ部
分な側縁から中央に向かって徐々に切断される。
可動枠4を更に前進してバンドソー23の前縁が石材a
の中央部分(第1挟持板8、第2挟持板16の中心部分
)に達するまで可動枠4を前進すると、石材aが左右に
分離するように切断された状態になるので、移動用シリ
ンダ18により可動枠4を後退させてパントン−23か
ら石材aを離す。そして、モータ11、移動用シリンダ
18およびプーリ22の作動を止めてシリンダ14によ
りロッド15を後退させると、第1挟持板8と第2挟持
坂16とが離隔するので切断された石材aを外すことが
できる。
したがって、上記した作動により板状の石材aは厚さ方
向を分断するように切断されることになり、離隔してい
る第1挟持板8と第2挟持板16との間に新たな石材a
を挟着すると、再び石材aの厚さ方向を分断するように
切断することができる。
上記した実施例では切断機構20の切断歯としてバンド
ソー23を使用した場合を示したが、1枚もしくは複数
枚が並列する円盤状の回転歯を有する切断機構を利用し
て石材の厚さ部分を複数枚に切断することもできる。
なお、上記した本発明における切断装置1において、石
材aの硬度や材質に応じて切−断時の石材の回転、移動
速度状態等を制御する場合があるので、モータ11によ
る回転状態、移動用シリンダ1′8による可動枠4の移
動状態、およびプーリ22によるバンドソー23の走行
状態は電子的に、機械的に自由に設定できる構成が望ま
しい。また、切断機構20の切断歯の位置も、厚さの中
央部分を切断する場合には石材aの厚さにより変化させ
なければならないことがあるので、切断機構20の位置
を微動可能にするのが望ましいし、前記したように石材
aの横幅が変化する場合があるので、第1保持材9や第
2保持材17の位置も変更可能であるのが望ましい。
以上説明したように、上記した切断装置1では石材aを
回転させながら厚さ方向に切断するので、ある程度の厚
さの石材aであれば確実に、効率よく切断することがで
きる。
本発明の加工方法は、前記したように両面をバーナーに
より加熱処理仕上げした板状の石材を上記の切断方法に
よって複数の薄い石材にすることができ、2枚の片面が
加熱処理による梨地状の石材を得ることができる。
また、複数枚が並列する円盤状の回転歯を有する切断機
構を用いて切断することによって、上記した片面がバー
ナー仕上げされた2枚の板材に加えて両面が無処理の板
材を得ることができるものである。
以上、本発明の加工方法を実施例に基づいて説明したが
、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りどのよ
うにでも実施することができる。
〈発明の効果〉 以上要するに本発明によれば、両面をバーナー仕上げし
た板状の石材を、厚さ方向に回転させながら側縁から切
断歯をあてがい、厚さ方向を分断して複数の薄い板状に
切断するようにしたので、高価な石材を有効に処理する
ことができ、建築物、構築物用の板材として価値のある
ものとなる。
そして、回転する石材を切断する場合には石材の横幅の
半分だけであるからブレードやバンドソーが薄くても切
断可能となり、切り代が狭くなるので材料のロスが著し
く低減し、しかも切断状態では切断歯が、円形となって
いる未切断部分に接線方向に作用するので切断抵抗が極
めて少なく、切断作業が著しく短縮されるという効果を
有し、実用的価値の高い切断方法、装置を提供するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の方法に使用する切断装置の一実施例を示
すもので、第1図は平面図、第2図は側面図である。 1は切断装置、2は架台、4は可動枠、8および16は
挟持板、20は切断機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 厚さ20mm以上の板状の石材の両面をバーナーで加熱
    処理仕上げした後に、厚さ方向に回転させながら側縁か
    ら切断歯をあてがい、厚さ方向を分断して複数の薄い板
    状に切断し、建築物、構築物用に利用するようにしたこ
    とを特徴とする建築物、構築物用石材の加工方法。
JP13571489A 1989-05-31 1989-05-31 建築物、構築物用石材の加工方法 Pending JPH031905A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020005258A (ko) * 2000-07-07 2002-01-17 김영창 건축용 석판재의 수냉식 열처리 장치
CN104924467A (zh) * 2015-06-16 2015-09-23 林荣苗 一种四柱可调间隙的全自动高效切石机
US10499331B2 (en) 2008-10-27 2019-12-03 Nec Corporation Base station, radio communications system, base station control method, radio communications method and base station control program

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