JPH0319005A - 移動物体制御装置 - Google Patents

移動物体制御装置

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Publication number
JPH0319005A
JPH0319005A JP1154898A JP15489889A JPH0319005A JP H0319005 A JPH0319005 A JP H0319005A JP 1154898 A JP1154898 A JP 1154898A JP 15489889 A JP15489889 A JP 15489889A JP H0319005 A JPH0319005 A JP H0319005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilt angle
fuzzy inference
moving object
drum
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1154898A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Ochi
越智 隆義
Kenji Matsueda
松枝 謙二
Yoshihito Hirota
廣田 芳仁
Koji Ogata
浩司 緒方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP1154898A priority Critical patent/JPH0319005A/ja
Publication of JPH0319005A publication Critical patent/JPH0319005A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は縦方向に回転する物体の上で落下しないよう
に自らを移動させる移動物体の制御装置に関する。
−)発明の背景 縦方向に回転する回転体上において安定した位置を保持
することが望まれる移動体は、船舶、工作機械の重工業
分野はもとより玩具に至るまで広く応用の可能性が開か
れている。
しかし従来の制御方式、たとえばマイクロコンピュータ
を用いたプログラム演算による動作制御やPID制御等
の制御方式では、演算に時間がかかるため回転体上に移
動体を安定して位置させることができない、追従性が不
十分であるため回転体の急激な動作変動に追従できず落
下してしまう、等の欠点があった。
この発明はこのような従来の課題に着目し、ファジィ演
算を用いることにより高速度で精度の高い動作制御がで
きる移動物体制御装置を提供することを目的とする。
+01課題を解決するための手段 この発明は、水平軸を中心に縦に回転するドラム上の回
転体上に載置され、この回転体上を周方向に移動可能な
移動手段を有する移動物体において、 この移動物体の傾斜角を計測する傾斜角計測手段と、計
測された傾斜角および傾斜角速度に基づいてファジィ推
論することによりこの傾斜角を0に保つべく前記移動手
段の出力を制御する出力制御手段と、を設けたことを特
徴とする。
Td)発明の作用 この発明の移動物体制御装置は、水平軸を中心に縦方向
に回転する回転体上に載置された移動物体が、常に回転
体の真上、即ち傾斜がOになるように移動制御する。す
なわち、この制御は、この回転体の周速度と同じ速さで
回転体の回転方向と反対方向に移動するように移動物体
の動作を制御すればよい、しかし、単純に傾きを検出し
て、それがOになるように制御するフィードバック制御
では制御遅れのために物体が落下してしまう危険性があ
る。このため、この制御装置では、移動物体が回転体の
真上からずれて傾いたことを検出する傾斜角計測手段の
計測値およびこの計測値の微分である傾斜角速度に基づ
いてファジィ推論ヲ実行しこれに基づいて移動制御を行
う、すなわち傾斜角や傾斜角速度が大きいときにはすば
やく反回転方向に移動物体を移動させて回転体の頂上に
近づけ、これらが小さいときにはゆっくりと頂上に近づ
けてオーバーシュートしないようにする。このような制
御をファジィ推論に基づいて実行することにより高速で
制御のよい位置制御を実行することができる。
(el実施例 第1図はこの発明の実施例である移動物体制御装置の構
成を示す図である。移動物体1は2対の車輪3a、3b
を有する台車であり、車輪3a。
3bは回転ドラム2の周方向に前後に並んで接触してい
る。このドラム2は軸2aを中心に両方向(時計回り1
反時計回り)に回転可能であり、図示しない外力によっ
て非定常的に回転する。台車1の車輪3a、3bはとも
にモータ4によって駆動されるプーリ5と当接しており
、このプーリ5の回転によって車輪3a、3bも回転す
る。さらに台車lの上部には傾斜計6が設けられており
、この傾斜計の検出値(傾斜角)がファジィ推論装置1
0および微分回路11に入力されている。微分回路11
はこの傾斜角を微分して傾斜角速度を求めこの傾斜角速
度をファジィ推論装置10に入力する。ファジィ推論装
置lOは入力された傾斜角および傾斜角速度に基づいて
ファジィ推論を実行し、モータの回転方向およびその操
作量を算出する。算出されたデータはモータ制御部12
に入力され、モータ制御部12がこのデータに基づく駆
動電流をモータ4に供給する。
第2図は前記傾斜計6の構造を示す図である。
この傾斜計は、円弧上の抵抗体20.21を対向させて
間型に設け、これら二個の抵抗体20.21の間に水銀
球22を位置させたものである。抵抗体20の中央には
電極23が接続され、抵抗体21の両端には電極24お
よび電極25が接続されている。傾斜計6が水平のとき
には図示のような状態であり、水銀球22は中央に位置
しているが、いずれかの方向に傾くと傾いた方向に水銀
球22が移動する。すなわち、水平のときには電極23
から水銀球22を経由して電極24.電極25に至る距
離は同一であり、電極22−電極24間抵抗値および電
極22−電極25間抵抗値は同一であるが、傾斜計が傾
き、水銀球22が移動すると、水銀球22が接近した方
の電極(24または25)と電極23との距M(抵抗値
)は水平時と同一であるが、遠ざかった方の電極と電極
23の抵抗値は電極23との距離が遠くなるため増加す
ることになる。この増加の程度により傾斜力向と傾斜角
を検出することができる。
ここで、ドラム2の回転はたとえば人による操作や波等
の自然現象によって任意に行われるものとする。ドラム
2が回転したとき台車位置が停止していれば、台車位置
はドラム2の回転に伴って移動し、ドラム2の頂上から
外れるにしたがって傾斜角も大きくなり傾斜角が一定以
上になるとドラム2と車輪3a、3bとの摩擦力では停
止できなくなって台車位置が落下する。このような状態
になるのを防ぐため、ドラム2が回転するとその回転方
向と逆の方向に台車位置を移動させる必要がある。その
移動速度や移動量は、ドラム2の回転速度や回転量に依
存することとなるが、このドラム2の回転と台車位置の
移動量との関係をファジィ推論によって演算する。
第3図にこのような動作制御を行うためのファジィルー
ルを示し、第4図に各変数のメンバシップ関数を示す。
ファジィルールはたとえば、i[角度−NM and角
速度=ZRthen出力=NM等で表現される。これは
「角度が左にやや大きく傾き、角速度が0あらば、出力
は左に(右に移動するように)やや大きくする。」を意
味する。
検出された条件入力に基づき第3図のファジィルールを
総合に演算することによって最適の操作量を算出するこ
とができる。なお、ファジィルールは第3図に示したも
のに限らず角度、角速度に関するメンバシップ関数の全
ての組み合わせについて構成することができる。
(f)発明の効果 以上のようにこの発明の移動物体制御装置では、縦方向
に回転するドラム上に載置された移動物体をファジィ推
論により位置制御するようにしたことにより、高速度に
かつ精度よくこの移動物体の位置制御を実行することが
でき、ドラムがどのような回転をしたときでも常に移動
物体の傾斜角を0に(即ちドラムの頂上に)保つことが
できる。これによりドラム上に載置された物体を外部か
ら指示することな(安定してドラムの頂上に位置させる
ことができ、たとえば高速機械や船舶また玩具等に広く
応用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である移動物体制御装置の構
成を示す図、第2図は同移動物体制御装置の傾斜計の構
造を示す図、第3図および第4図は同移動物体制御装置
の動作を制御するためのファジィルールおよびメンバシ
ップ関数を示す図である。 2−ドラム、3a、3b−車輪、 4−モータ、5−プーリ、6−傾斜計。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水平軸を中心に縦に回転するドラム状の回転体上
    に載置され、この回転体上を周方向に移動可能な移動手
    段を有する移動物体において、この移動物体の傾斜角を
    計測する傾斜角計測手段と、計測された傾斜角および傾
    斜角速度に基づいてファジィ推論することによりこの傾
    斜角を0に保つべく前記移動手段の出力を制御する出力
    制御手段と、を設けたことを特徴とする移動物体制御装
    置。
JP1154898A 1989-06-16 1989-06-16 移動物体制御装置 Pending JPH0319005A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1154898A JPH0319005A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 移動物体制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1154898A JPH0319005A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 移動物体制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0319005A true JPH0319005A (ja) 1991-01-28

Family

ID=15594373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1154898A Pending JPH0319005A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 移動物体制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0319005A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008100733A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Shin Etsu Chem Co Ltd ペリクル梱包用緩衝体および梱包方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008100733A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Shin Etsu Chem Co Ltd ペリクル梱包用緩衝体および梱包方法

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