JPH03188900A - 携帯用アイロン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、ズボンなどの折り目つけ、シワのばしが手軽
に出来るハンディプレッサーとして、又、ハンカチや部
分のアイロンがけの出来るコンパクトアイロンとして使
用することが出来る携帯用アイロンに関する。

（ロ）従来の技術 通常、ズボンなどの折り目つけ、シワのばし等にはアイ
ロンが使用され、単純なドライタイプからスチームタイ
プと種々商品化されている。さらに近年消費者ニーズに
対応して、開発が進み、マイコンタイプ、スチームカセ
ット式タンク付、コードリール付、ハイパワー化と改良
され、現在ではコードレスアイロンが主流の座をしめつ
つある。

しかし、これらのタイプはいずれも家庭でのアイロンか
け、又は業務用としての用途を重視して開発された為に
、かけ面の大きさ、形状、重量は相当大きく重たいもの
になり、アイロンがけをする人に相当の負担をかけてい
るのが現状である。

したがって、軽量タイプや、さらに旅行等に持ち運びが
便利なように軽量コンパクトタイプ、把手とりはずし式
タイプ等種々商品化されている。

又、ズボンの折り目づけに限ってはアイロンがけだけで
はなく、ズボンの両サイドを挟んで一定時間熱プレスす
るタイプのズボンプレッサーが商品化されている。しか
し、このタイプのズボンプレッサーは一度に一定時間プ
レスするタイプである為、形状的に大きく家庭内使用に
限られていた。

しかし、世の中のファッション志向、ビジネスマンにと
っての身だしなみは時間・場所を選ばずすみやかに対応
しなければならない状況下にあり、上述した家庭用アイ
ロンやズボンプレッサーは、例えば出張先、外出先まで
持ち運んで使用することは現実的に無理である為、クリ
ーニングするまでもないレベルの部分的折り目づけ、手
直しのためのプレス等に軽量コンパクトな商品が開発さ
れている。

例えば第７図ののように本体（５０）内側にかけ面（ヒ
ーター面）を有し、他方に受は面（５１）を対応させて
、ホッチキス同様のバネの作用によりプレス時にズボン
（Ａｌを挟んで折り目をつけるように設定された商品や
、第８図、第９図のように通常は上述したようなプレス
として使うが、本体（６０）（ヒーター面有す）部をと
りはずすと、コンパクトアイロンとして、使用出来るも
のが商品化され発売されている。

いずれの商品もコンパクトであるが、前者は利用範囲が
プレスのみに設定されるし、操作時に於いてはハンドル
部（５２）を持って操作するにはがけ面への力の伝達が
スムーズでなく、かけ面、受は面各々の上部を押さえ持
って操作するには、ハンドル部（５１）が手に当り操作
しやすいとは言えない。さらに後者の商品は一応目的を
達しているものへ、ヒンジ台（６１）と分離した場合に
、一方を紛失する恐れがあったり、安全面に於いてはア
イロンがけをする際に不用意にかけ面（ヒーター面）を
触る危険性を含んでいる。

したがって、アイロンがけをする際にかけ面より十分指
等が離れ、しかも、アイロンがけをする場合に十分に本
体をとらえる厚みが必要であり、その為に本体部の厚み
を若干高めに設定してやる必要があり、全体として肉厚
の商品になり、旅３ 行、ビジネス等でバッグ、アタッシュケース等に入れて
運ぶには問題視されていた。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明は、通常のアイロンとして、あるいは挾持するプ
レスアイロンとして容易に使い分けられる携帯用アイロ
ンを提供することを目的とする。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、アイロン体をその加熱面が露呈する如く本体
に重合せしめて、この加熱面とカバー体の押圧面とで被
アイロン物を挟持するようになし、あるいは加熱面が外
方を向く如くアイロン体を回動起立せしめて本体から開
放したカバー体に係合するようにした構成を有するもの
である。

（ホ）作　用 斯る構成によると、加熱面と押圧面とでズボン等の被ア
イロン物を挾持して折り日用プレスとして使用でき、ア
イロン体を回動起立したときはその加熱面を通常のアイ
ロンとして使用できるものである。

（へ）実施例 ４ （１）は平板形状の本体で、収納凹所（２）と長尺状の
切欠部（３）と係合凹部（４）とを形成している。（５
）は前記本体（１）の−側部に軸支される平板形状のア
イロン体で、前記収納凹所（２）内（こ収納されるもの
である。前記アイロン体（５）の表面にはプレート状の
加熱面（６）を有しヒータ（図示せず）で加熱されるよ
うに成し且つ電源供給端子ＩＴ　ｌ　（７１を覆う端子
カバー（８）と取手（９）とを側面に形成している。前
記端子カバー（８）は係合凹部（４）に係合される。前
記アイロン体（５）は第１スプリング（１０）　（１Ｇ
）で常時収納凹所（２）内に重合されるように付勢され
ている。

（１３）は前記本体（１）の他側部に軸支される平板形
状のカバー体で、その表面に前記加熱面（６）と対面す
る押圧面（１４）を有し且つ常時第２スプリング（１５
）で本体（１）に重合する様に付勢されている。

斯る構成でズボン等の被アイロン物（Ａｌの端をプレス
するときには、アイロン体（５）のみをその加熱面（６
）が露呈する様に本体（１）の収納凹所６一 （２）に収納重合し、第４図及び第５図の如くして加熱
面（６）と押圧面（１４）とで被アイロン物（Ａ）を挾
持するものである。

又、通常のアイロンとして使用するときには、アイロン
体（５）をスプリング（１０）　（１０１に抗して回動
起立せしめ、第３図の（１１）の如くアイロン体（５）
とカバー体（１３）とを図示しない係止部で夫々を係合
し、第２図及び第６図の様に被アイロン物（Ａ＋をアイ
ロン掛けするものである。

（ト）発明の効果 本発明は、従来の如く部品の取り外しをせずとも通常の
アイロン掛けと、ズボン等の被アイロン物の挾持プレス
掛けとを選択使用できるものである。しかもアイロン掛
は時において、本体とカバー体の両者を持つことで安定
して作業ができるという効果を奏している。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第６図は本発明の図面を示し、第１図は携帯
用アイロンの重合収納したときの斜視図、第２図はアイ
ロン体とカバー体とを夫々本体から開放して係合したと
きの使用時の斜視図、第３図の（イ）、（ロ）、（ハ）
は組み立て順序を示す斜視図、第４図及び第５図はプレ
スとして使用するときの説明図、第６図は通常のアイロ
ン掛けを示す説明図、第７図乃至第９図は従来のアイロ
ンの使用例を示す説明図である。 （１）・・・本体、（５）・・・アイロン体、（１３）
・・・カバー体、（６）・・−加熱面、（１４）・・・
押圧部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）平板形状の本体と、この本体の一側部に軸支され
   表面に加熱面を有する平板形状のアイロン体と、前記本
   体の他側部に軸支され表面に押圧面を有する平板形状の
   カバー体とでなり、前記アイロン体をその加熱面が露呈
   する如く前記本体に回動重合せしめて、前記加熱面と前
   記押圧面とで被アイロン物を挾持するようになし、ある
   いは前記アイロン体をその加熱面が外方を向く如く前記
   本体から回動起立せしめて、開放した前記カバー体に係
   合するようにしたことを特徴とする携帯用アイロン。