JPH03187898A - 飲料ディスペンサーおよび飲料供給方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は飲料ディスペンサーーに関し、さらに詳細には
、温液が通過する飲料用材料のサツシュを使用するホッ
トドリンクディスペンサーーに関する。

（従来の技術） 飲料となる材料のパッケージを使用する飲料ディスペン
サーーは公知である。そのようなディスペンサーーの１
つのバリエーションにおいては、中空針の形態の水イン
ジェクターに連通ずる温水のタンクが設けられている。

飲料となる材料のサツシュが、使用者によりディスペン
サーーに挿入され、ディスペンサーーのインジェクター
がサツシェの頂部継目に備えられたプラスチックノズル
に突き通され、そして温水がサツシェ内に導入される。

飲料は、サツシェの底部を通ってディスペンサーーから
供給される。サツシェの底部継目は感圧接着剤により固
着される。このシールはサツシュ内の液体の圧力によっ
て開けられる。飲料自体は、温水がサツシュを通路する
際に温水と飲料になる材料とが混合されることによって
作られる。このようなシステムは、最初’Ｄｉｍｅｎｓ
ｉｏｎ　３　’　、現在“Ｆｌａｖｌａ”の商標名で、
我々が開発販売している。サツシュおよびディスペンサ
ーーは、例えば、それぞれＥＰ−＾−０１７９６４１お
よびＧＢ−Ａ−２１２２８８１に記載されている。

通常、ひかれたコーヒーまたは葉状のお茶が、サツシュ
内のフィルター材料上に支持される。この構成は、サツ
シェの底部がサツシェ内の温水の圧力によって開いた時
にお茶の葉またはコーヒー粒がサツシェから外に出され
ずに、飲み物がその中に集められる受は器に導かれる。

しかしながら、時により、サツシェはとてもはげしくそ
して勢いよく破けるので、少量の飲料が、サツシュの底
部から、サツシェの下方にある受は器からずれて射出さ
れ、そのために飲料が全部は受は器に入らないことがあ
る。これは明らかに望ましくない。

前記した従来のディスペンサーーは、サツシュが開口し
た時に過度にならない飲料の初期射出にさらされるコー
ヒーまたはお茶を作る場合はうまく作動するが、ホット
チョコレートなどのある種の飲料を供給するには不都合
である。

例えばホットチョコレートは、コーヒーまたはお茶の場
合のように注入技術を用いるのではなく、液体中に粉末
を分散させることによって作られる。

従ってホットチョコレート粉末は、飲料が作られる際に
サツシェから外に出されなければならない。

従来のディスペンサーーを使用すると、サツシュが爆発
的に開いた時にサツシェの底部から液体と共に粉末も射
出することになる。この粉末はむだになり、メス（ｍｅ
ｓｓ）を生じさせる。粉末はまた、受は器に射出されて
温液中に不十分に分散した状態になり得る。

感圧接着シールを備えたパッケージから飲料を作る機械
の他の公知のバリエーションにおいては、感圧接着シー
ルを備えたサツシェが外から圧縮されてシールが破られ
、サツシェの内容物が受は器に押し出される。そのよう
なサツシュには、通常、フルーツジュースまたはコーラ
の濃縮物が入っている。これらの濃縮物は別個に受は器
に供給される液体（場合によって水性ガス状または非ガ
ス状）と混合される。前述の第１のバージョンと同じよ
うにサツシェが爆発的に開くと、放出された材料は勢い
よく噴出することになり、これは望ましくない。

（発明の構成） 本発明は、飲料ディスペンサーーに使用されるパッケー
ジの底部がパッケージ内の圧力増加によって開く際に飲
料（コーヒーやお茶の場合）または飲料液体あるいは粉
末（ホットチョコレート、液体濃縮物等の場合）の噴出
の問題を解決するためになされた。

本発明は、パッケージをディスペンサーーに配した際に
、そのパッケージの感圧シールの接着力を減じてパッケ
ージの底部が容易かつスムーズに開くように、パッケー
ジのシールを加熱する加熱媒体を使用することにある。

このようにして、パッケージは爆発的には開かない。本
発明のさらなる利点は、前記開くことがパッケージにあ
まり応力をかけず、よってパッケージの他の継目が不必
要に破けないようになることがある。

本発明によれば、飲料になる材料を含むパッケージを受
容する手段と、パッケージ内の圧力を高めて、内側の圧
力を外側の圧力より大きくしてパッケージの感圧シール
が破けるようにし、そしてパッケージから原料を放出さ
せて飲料を作るかまたは飲料を作ることを援助する手段
とを有してなる飲料ディスペンサーーにおいて、 前記シールの接着力を減じるために該シールに熱を施し
、それによって前記シールを開くのに必要な圧力が下げ
られ、そして制御された様式で剥ぎ開けることによって
前記シールが非爆発的に開くことを特徴とする飲料ディ
スペンサーーが提供される。

本発明によれば、さらに、内側の圧力が外側の圧力より
大きくなるようにパッケージ内の圧力を高めて感圧シー
ルを破き、それによってパッケージから原料を放出させ
て飲料を作るか飲料を作るのを援助することから成る、
飲料になる材料を含んでなる感圧シールを有するシール
されたパッケージから飲料を供給する方法であって、前
記シールに熱を施して該シールの接着力を減じさせ、そ
れによって前記シールを開くのに必要な圧力を低下させ
、そして制御された様式で剥ぎ開けることによって前記
シールを非爆発的に開くことを特徴とする方法が提供さ
れる。

本発明の１つの好ましい実施態様において、ディスペン
サーーは、圧力を高める手段を構成する、パッケージに
液体を導入する液体供給手段を有する。好ましくは、デ
ィスペンサーーは、温液の初期量が前記液体供給手段か
らパッケージに導入されてそこに留まることを可能にす
る制御手段を有し、それによって前記感圧シールを開く
ために液体のさらなる量がパッケージに導入される前に
前記感圧シールが加熱されてそのシールが弱められるよ
う構成されている。

本発明のもう１つの実施態様において、熱がシートに外
から施される。このような外部加熱源は、熱線またはハ
ロゲン電球などの輻射源、熱風ブロアーまたは他の適当
な手段によって提供される。

外部加熱源が使用される場合、パッケージに射出される
液体は、それ自体が温かい必要はない。従って、本発明
は、冷たい飲料を供給するのにも使用できる。

本発明の他の好ましい実施態様において、ディスペンサ
ーーは温水のタンクを有し、パッケージの底部にあるシ
ールを加熱してその接着力を弱めるために、前記タンク
からの蒸気が使用される。

好ましくは、パッケージがディスペンサーーに挿入され
た時、起動手段が熱供給手段を作動させる。

さらにまた、熱供給手段が設定時間の間のみ作動され、
次に停止されることが好ましい。ひいたコーヒーまたは
葉状のお茶などの注入材料、チョコレート粉末またはス
ープ粉末などの液体に分散されるべき固体、あるいはフ
ルーツジュースまたはコーラ濃縮物などの液体などであ
る。それは最終飲料の１つの成分または先駆体を構成す
るか、あるいは完全な飲料そのものを構成する。

（実　施　例） 本発明を以下の実施例に基づいてさらに詳細に説明する
。

ここで、前記ＥＰ−Ａ−０１７９８４１号およびＣＢ−
Ａ−２１２２８８１に記載されるような、ノズルを有す
るサツシェから飲料を供給するタイプのディスペンサー
ーを参照して実施例を説明する。

本発明の１つの実施例による飲料ディスペンサーーは、
温水を保持するタンク、そのタンクに接続された水イン
ジェクター、ポンプ、およびインジェクターを通してタ
ンクから供給される水の流れを調整する制御手段を含む
。注入タイプの飲料用材料を含むサツシェを挿入する時
、別々の設定量でサツシュに温水の設定量を運ぶよう制
御手段に指示を与える起動手段が作動される。

しかし、まず、インジェクターが下げられてサツシュの
プラスチックノズルを突き通し、サツシ二本体内に入る
。次にある量の温水がノズルを通してサツシュに導入さ
れて、サツシェは比較的病たされる。しかし、この時サ
ツシェは高圧にはならない。次にこの温水は所定時間の
間サツシュ内に留まり、よってサツシュの底部シールに
熱が伝達されて該シールの接着力が減じられる。さらに
、この間、飲料になる材料が温水と接触してその材料か
ら独特の風味を吸収する。

上記所定時間が経過すると、第２の量の温水がある速度
でサツシュ内に導入される。そのある速度とは、接着シ
ールが減じられたことによってサツシェの底部シールが
制御可能に剥ぎ開き、よって従来の場合のように爆発的
に開くことがないような速度である。次に温かい飲料が
サツシェの底部から出て受は器（マグまたはカップ等）
に注がれる。サツシェ内の飲料になる材料を最も有効に
使用するのに必要なように、さら多くの温水がサツシュ
に導入できる。

明らかに、サツシェの底部シールが開く前に、温水の初
期量がサツシュ内に留まるべき最適時間があり、底部シ
ールを剥ぎ開ける温水の第２の量の最適な射出速度があ
る。これらの最適時間および最適射出速度は、温水の最
初の温度と共にサツシュの底部シールの接着力および性
質よって決定される。

もう１つの実施例においては、外部加熱源が、飲料ディ
スペンサーーに挿入されたサツシュの底部シールに熱が
容易に施せる位置において前記ディスペンサーーに設け
られている。加熱源は、熱線。

熱風フロア−またはハロゲン電球等である。そのかわり
に、温水タンクからの蒸気を供給する手段を使用するこ
ともできる。

ディスペンサーーにサツシュを挿入する際、起動手段が
サツシュの底部シールを加熱する加熱源を作動させ、も
ってシールの接着力が減じられる。

本発明の前記実施例と同様に、温水がサツシェに導入さ
れる。所定時間の後、十分な温水がサツシェに導入され
ていてサツシュの底部シールを加圧し、次にこのシール
は、シールの接着力が減じられているために剥ぎ開かれ
る。この時、加熱源は停止される。

本発明のさらに他の実施例において、外部加熱源が設け
られ、サツシュに導入された温水もサツシュの底部シー
ルの接着力を減じるべく作用する。

上記実施例は単なる例示であり、本発明はこれら実施例
に限定されるものではないことは理解されよう。本発明
の精神および範囲内で種々の変更および変形が可能であ
ることに留意されたい。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）飲料になる材料を含むパッケージを受容する手段と
   、パッケージ内の圧力を高めて、内側の圧力を外側の圧
   力より大きくしてパッケージの感圧シールが破けるよう
   にし、そしてパッケージから原料を放出させて飲料を作
   るかまたは飲料を作ることを援助する手段とを有してな
   る飲料ディスペンサーにおいて、 前記シールの接着力を減じるために該シールに熱を施し
   、それによって前記シールを開くのに必要な圧力が下げ
   られ、そして制御された様式で剥ぎ開けることによって
   前記シールが非爆発的に開くことを特徴とする飲料ディ
   スペンサー。 ２）前記シールを外から加熱する手段を有することを特
   徴とする請求項１記載の飲料ディスペンサー。 ３）前記加熱する手段が熱線、ハロゲン電球または熱風
   ブロアーから成ることを特徴とする請求項２記載の飲料
   ディスペンサー。 ４）前記ディスペンサーが温水のタンクを有し、前記加
   熱する手段が、前記タンクからの蒸気を施して感圧シー
   ルを加熱する手段から成ることを特徴とする請求項２記
   載の飲料ディスペンサー。 ５）パッケージが前記ディスペンサーに挿入された際に
   前記加熱する手段を作動させる起動手段を有することを
   特徴とする請求項２〜４のいずれか１項記載の飲料ディ
   スペンサー。 ６）前記起動手段が設定時間の間のみ作動し、次に停止
   することを特徴とする請求項５記載の飲料ディスペンサ
   ー。 ７）前記圧力を高める手段を構成する、パッケージに液
   体を導入する液体供給手段をさらに有することを特徴と
   する請求項１記載の飲料ディスペンサー。 ８）前記パッケージを受容する手段がパッケージのノズ
   ルを受容する手段を含み、前記液体供給手段が、前記ノ
   ズルを通してパッケージに液体を導入するよう構成され
   ていることを特徴とする請求項７記載の飲料ディスペン
   サー。 ９）温液の初期量が前記液体供給手段からパッケージに
   導入されてそこに留まることを可能にする制御手段を有
   し、それによって前記感圧シールを開くために液体のさ
   らなる量がパッケージに導入される前に前記感圧シール
   が加熱されてそのシールが弱められるよう構成されてい
   ることを特徴とする請求項７または８記載の飲料ディス
   ペンサー。 １０）内側の圧力が外側の圧力より大きくなるようにパ
   ッケージ内の圧力を高めて感圧シールを破き、それによ
   ってパッケージから原料を放出させて飲料を作るか飲料
   を作るのを援助することから成る、飲料になる材料を含
   んでなる感圧シールを有するシールされたパッケージか
   ら飲料を供給する方法であって、 前記シールに熱を施して該シールの接着力を減じさせ、
   それによって前記シールを開くのに必要な圧力を低下さ
   せ、そして制御された様式で剥ぎ開けることによって前
   記シールを非爆発的に開くことを特徴とする方法。