JPH031838A - 血流量測定装置 - Google Patents

血流量測定装置

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Publication number
JPH031838A
JPH031838A JP1137059A JP13705989A JPH031838A JP H031838 A JPH031838 A JP H031838A JP 1137059 A JP1137059 A JP 1137059A JP 13705989 A JP13705989 A JP 13705989A JP H031838 A JPH031838 A JP H031838A
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JP
Japan
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blood flow
microwaves
applicator
attenuation
measured
Prior art date
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Pending
Application number
JP1137059A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoto Sonoki
園木 清人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH031838A publication Critical patent/JPH031838A/ja
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 この発明は、生体内の血流量を測定する装置に関する。
B、従来技術 従来の血流量測定装置として、X線CT装置。
核医学診断装置、超音波診断装置、MRr(核磁気共鳴
映像装置)を用いたものが知られている。
C0発明が解決しようとする課題 しかし、XICTIC中核医学診断装置を用いた血流量
測定装置では、測定対象の放射線被曝や薬剤(R1)の
投与の問題がある。また、超音波診断装置やMR,Iを
用いた血流量測定装置では、測定可能部位が限定される
という問題がある。すなわち、超音波診断装置の場合、
骨のある部位(例えば頭蓋内の脳&g織)では骨のため
に音v的特性が極端に変化するため正確な測定ができな
い。
また、手足の血流量測定をMRIで行うには、装置が大
掛かりであるし時間もかかる。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、測定部位を限定せず、安全かつ無侵襲な血流量測
定装置を提供することを目的とする。
01課題を解決するための手段 この発明は、このような目的を達成するために、次のよ
うな構成をとる。
すなわち、この発明の血流量測定装置は、測定対象を加
温する手段と、測定対象にマイクロ波を放射する手段と
、放射されたマイクロ波を受信する手段と、受信したマ
イクロ波の減衰量に基づいて血流量を算出する手段とを
備えたものである。
88作用 この発明の構成による作用は、次のとおりである。
まず、測定対象を加温し、次いで その加温を停止して
から血流による冷却によって温度降下する状態をマイク
ロ波の減衰量の変化としてとらえる。すなわち、マイク
ロ波の減衰の温度係数が大きいことを利用してマイクロ
波減衰量を捕捉することができ、この減衰量の変化に基
づいて血流量を算出するのである。
そして、マイクロ波を用いているから、骨がある組繊に
ついても血流量を測定することができ、また、被曝やR
1投与の問題もなく無侵聾に測定できる。
F、実施例 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
1上災施孤 第1図はマイクロ波方式の血流量測定装置の概略構成図
である。
測定対象1を取り囲むポーラス2には、その中を伝播す
るマイクロ波の減衰量が大きくなるように濃度設定され
た食塩水が封入されている。このポーラス2の対向位置
に、マイクロ波を放射する第1.第2のアプリケータ3
a、3bを配置しである。
マイクロコンピュータで構成された制御処理装置4によ
って制御される第1の発振器5が第1のアンプ6を介し
て両アプリケータ3a、3bに接続されている。また、
制御処理装置4によつて制御される第2の発振器7が第
2のアンプ8を介して第1のアプリケータ3aにのみ接
続されている。
両アプリケータ3a、3bは、第1の段階において1.
双方からマイクロ波を測定対象1に放射して測定対象1
を加温する81能と、第2の段階において、第1のアプ
リケータ3aからのみマイクロ波を放射し、測定対象1
を透過したマイクロ波を第2のアプリケータ3bで受信
する機能とを兼ね備えている。
ポーラス2内の食塩水の濃度が上記のように設定されて
いるのは、測定対象1の周囲の食塩水のみを通るマイク
ロ波が第2のアプリケータ3bに受信されるのを防止し
、測定対象lを透過したマイクロ波をピンクアップする
ためである。
パワーメータ9は、第2の段階において、第1のアプリ
ケータ3aから放射されるマイクロ波のパワーの信号と
、第2のアプリケータ3bで受信したマイクロ波のパワ
ーの信号とを入力して、測定対象lを透過したマイクロ
波の減衰量を測定するものである。そして、制御処理装
置4は、その減衰量に基づいて平均血流量を算出する機
能をもつ。表示装置10は算出された平均血流量を表示
するものである。
次に、動作を説明する。
制御処理装置4によって第1の発振器5を起動し、第1
のアンプ6で増幅して両アプリケータ3a、3bからマ
イクロ波を測定対象lに向けて放射し、ポーラス2を介
して測定対象1を温度上昇させる。
制御処理装置4は、測定対象1の温度上昇が一定となる
所定時間を計時しており、その時間がタイムアツプした
時に、第1の発振器5を停止して測定対象1に対する加
温を停止する。以上が第1の段階である。
第2の段階において、制御処理袋W4は、第1の発振器
5の停止と同時に第2の発振器7を起動し、第?のアン
プ8を介して第1のアプリケータ3aのみからマイクロ
波を放射し、ポーラス2および測定対象1を透過して減
衰したマイクロ波を第2のアプリケータ3bで受信する
パワーメータ9で測定されたマイクロ波の減衰量は、一
定のサンプリング周期(例えば10sec )で制御処
理装置4に取り込まれ、制御処理装置4は、その減衰量
に基づいて以下のようにして平均血流量を算出し、その
平均血流量を表示装置8に表示する。
生体熱伝導方程式は、 −Fρbcb (T−Tb)+Q ・・・・・・・・・・・・・・・■ で表される。ただし、ここで、 ρ:組織の密度    ρ、:血液の密度c:&[I織
の比熱    c、:血液の比熱T:組織の温度   
 Tb :動脈血の温度に:熱伝導率      Q:
発熱量 F:血流量 である。
一定温度上昇した組織は血流により冷却され、その冷却
の変化を検出することによって血流量を算出するのであ
るが、その変化を検出するのに必要な時間は比較的短い
ので、■式の右辺の第1項(熱伝導の項)は、 kF”T(IFρb c b (T  Tb)となり、
無視することができる。また、第3項(発熱量の項)は
、組織に対する加温がないので無視することができる。
そこで、 θ=T−T、           ・・・・・・・・
・・・・・・・■に=ρ、C1/ρC・・・・・・・・
・・・・・・・■と置いて、■式を、 θ む と近似することができる。0式より、 θ−θ。e−xrt         ・・・・・・・
・・・・・・・・■が得られる。ここで、θ。は、降温
開始時の温度である。
さて、マイクロ波の減衰係数αは、一般に温度係数βを
もち、 α=βθ+T         ・・・・・・・・・・
・・・・・■で近似される。ただし、γは定数である。
第1のアプリケータ3aを原点として、第1のアプリケ
ータ3aから第2のアプリケータ3bに向かう方向をX
軸とする。原点から距離Xだけ離れた点で計測される減
衰IP(X)は、P (x) = exp(−X:a 
(x) dx) −−■であるから、 P (x) −exp(−βN二〇(x) dx  r
x)・・・・・・・・・・・・・・・■ 時刻1−0で測定した減衰量P(x、0)は、P  (
x、  O) = exp (−βN二〇(x、 0) dx−rx〕
= exp (−βN:θ。(x ) dx −y x
 ) −−■時刻1=1で測定した減衰量P(x、t)
は、P(x、t) = exp (−βN:θ(x、 t) dx−yx)
・・・・・・・・・・・・・・・0 ■、[相]弐より、 P  (x、  む ) P  (x、O) −exp (βX:(θ。(x) θ (x、  t)l  dx) ・・・・・・・・・・・・・・・0 P  (x、0) =βN:(θ。(x)−θ(x、 L)) dx=β(
、、−xrt 1)X:θ。(x)dx ・・・・・・・・・・・・・・・@ この0式において、θ。(x)−〇(x、  t)の値
が非常に小さくても、温度係数βが充分に大きいから、
P (x、t)/P (x、O)の植(コントラスト)
を有為なものとすることができるのである。なお、温度
係数βを充分に大きくできるのは、マイクロ波の周波数
が400MHz〜3G)(zの範囲である。
0式において、 と置いて、0式を変形すれば、 L βθ ・・・・・・・・・・・・・・[相] K、βは既知であり、Pは測定によって求まる。
また、θは複数回の測定により求めることができるから
、平均血流量「を算出することができる。
θの求め方を説明すると、時刻Llにおける血流量Fも
時刻t2における血流31Fも同一である。
[相]式において、t=t+ 、t−tzを代入した値
は同一となる。すなわち、 Kt。
βθ ・・・・・・・・・・・・・・・■ ここで、 LnP(x、t+) =Rt+ LnP(x、Lx) =Rtz Ln P (x、 0) =R。
と置いて、0式に代入し、変形すると、Lnθ= 1、−1゜ ×(Lx (Ln (Rt+  Re )  Lnβ+
1)t+ (In (Rtz  Ro )  Inβ+
11〕・・・・・・・・・・・・・・・[相]となり、
θを算出することができる。
したがって、このθを[相]式に代入することにより、
平均血流量Pを算出することができるのである。
この血流量測定装置によれば、マイクロ波を用いている
から、骨がある組織についても血流量を測定することが
でき、また、被曝やR1投与の問題もなく無侵襲に測定
できる。
星I災施■ この実施例は、マイクロ波CT装置とハイパーサーミア
装置とを組み合わせて血流量の分布を測定するものであ
る。
第2図に示すように、測定対象1を一対の電極11で挟
んで画電極11間に高周波電界を印加することにより測
定対象工を加温する。
患者ベツド(図示せず)を動かして測定対象1を回転体
12内に挿入する。第3図に示すように、回転体12は
、対向位置に第1.第2のアプリケータ3a、3bを取
り付けている。第1のアプリケータ3aからマイクロ波
を放射し測定対象1を透過したマイクロ波を第2のアプ
リケータ3bで受信しながら、回転体12の一方向移動
(両アプリケータ3a、3bの平行移動)によって、測
定対象1のスライス減衰量を測定する。
そして、回転体12を一定角度回転した後、同様の平行
移動によって異なる角度における測定対象1のスライス
減衰量を測定する。
得られたデータに基づいて血流量についての画像を再構
成し、血流量分布を表示装置に表示する。
この実施例の場合、測定対象の加温手段と、マイクロ波
の送受信手段とが別になっている。
G0発明の効果 この発明によれば、マイクロ波を用いることによって血
流量を測定するから、測定部位を限定することなく、安
全かつ無侵襲に血流量を測定することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例に係る血流量測定装置の
概略構成図、第2図および第3図は第2実施例に係る血
流量測定装置の概略構成図である。 1・・・測定対象 2・・・ポーラス 3a、3b・・・アプリケータ 4・・・制御処理装置 5.7・・・発振器 6.8・・・アンプ 9・・・パワーメータ 10・・・表示装置 特許出願人  株式会社 島津製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測定対象を加温する手段と、測定対象にマイクロ
    波を放射する手段と、放射されたマイクロ波を受信する
    手段と、受信したマイクロ波の減衰量に基づいて血流量
    を算出する手段とを備えた血流量測定装置。
JP1137059A 1989-05-29 1989-05-29 血流量測定装置 Pending JPH031838A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1137059A JPH031838A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 血流量測定装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1137059A JPH031838A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 血流量測定装置

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JPH031838A true JPH031838A (ja) 1991-01-08

Family

ID=15189930

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JP1137059A Pending JPH031838A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 血流量測定装置

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JP (1) JPH031838A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7712835B2 (en) 2008-04-23 2010-05-11 Tachi-S Co., Ltd. Structure of control portion of seat height adjuster
JP2017058134A (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 株式会社田定工作所 マイクロ波を用いた呼吸器・循環器モニター装置
WO2018194093A1 (ja) * 2017-04-19 2018-10-25 学校法人関西大学 生体情報の推定装置

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