JPH03181431A - 2,3―ジクロロ―1,1,1,3,3―ペンタフルオロプロパン及びメタノールの二成分共沸組成物 - Google Patents

2,3―ジクロロ―1,1,1,3,3―ペンタフルオロプロパン及びメタノールの二成分共沸組成物

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JPH03181431A
JPH03181431A JP2230466A JP23046690A JPH03181431A JP H03181431 A JPH03181431 A JP H03181431A JP 2230466 A JP2230466 A JP 2230466A JP 23046690 A JP23046690 A JP 23046690A JP H03181431 A JPH03181431 A JP H03181431A
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dichloro
methanol
pentafluoropropane
azeotropic composition
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JP2230466A
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Abid Nazarali Merchant
アビド・ナザラリ・マーチャント
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D7/00Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
    • C11D7/50Solvents
    • C11D7/5036Azeotropic mixtures containing halogenated solvents
    • C11D7/5068Mixtures of halogenated and non-halogenated solvents
    • C11D7/5077Mixtures of only oxygen-containing solvents
    • C11D7/5081Mixtures of only oxygen-containing solvents the oxygen-containing solvents being alcohols only

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 近年の電気回路基板は、回路及び部品密度が増加する方
向に発展しているため、はんだ付は後に完全に洗浄する
ことは、より重要なことになってきている。電気部品の
回路基板へのはんだ付けの現在の工業的方法は、基板の
回路全面を、融剤でコーティングし、その後融剤でコー
ティングされた基板をブレヒータ上に通し、溶融したは
んだ中に通すことを含む。融剤は、導電性の金属部分を
洗浄し、はんだの溶解を促進する。通常使用されるはん
だ用融剤は、−船釣にロジンからなり、単独または活性
化添加剤例えばアミン塩酸塩、シュウ酸誘導体と共に使
用される。
ロジンの一部を熱劣化させるはんだ付は後、融剤残渣を
有機溶剤を用いてしばしば回路基板から除去する。この
ような溶剤の要件は、非常に厳しいものである。融剤除
去用溶剤は、以下の特徴を有するべきである。すなわち
、低沸点、不燃性、低毒性及び高溶解力を有し、洗浄さ
れる基板に損傷を与えずに融剤及び融剤残渣を除去する
ことができることである。
沸点、燃焼性及び溶解力特性は、溶剤混合物の調製によ
り、しばしば調整し得るが、これらの混合物は、使用中
に不所望な程度まで分留するのでしばしば不十分となる
。このような溶剤混合物はまた、溶剤の蒸留中に分留し
、本来の組成を有する溶剤混合物を回収することを実質
的に不可能にする。
一方、一定の沸点及び一定の組成を有する共沸混合物は
、これらの用途に非常に有用であることが知られている
。共沸混合物は、極大沸点または極小沸点のいずれかを
示し、沸騰により分留しない。これらの特性はまた、プ
リントされた回路基板からはんだ用融剤及び融剤残渣を
除去するために溶剤組成物を使用するときに重要となる
。混合物が共沸でなく、組成変化及び例えば低いロジン
融剤溶解力及び洗浄される電気部品に対する低い不活性
度等の所望されない溶解力特性を有する混合物であると
、より揮発性の溶剤混合物成分の選択的な蒸発が起こる
。共沸特性はまた蒸気脱脂操作に好適であり、この操作
では、再蒸留された溶媒が、−船釣に、最終的な洗浄に
用いられる。
要するに、蒸気の融剤除去及び脱脂システムは蒸留器と
して機能する。溶剤組成物が一定の沸点を示さないと、
すなわち共沸でなければ、おそらく分留が起こり、不所
望な溶剤の分配が起こり、洗浄操作の安全性及び効率に
有害な影響を及ぼす可能性がある。
クロロフルオロカーボンをベースとした多くの共沸混合
物が見出だされており、これらはある場合には、はんだ
融剤及び融剤混合物をプリント回路基板から除去するこ
と、及び多方面の脱脂に使用するための溶剤として用い
られている。例えば米国特許第3.903.009号に
は、1,1゜2−トリクロロ−1,2,2−)リフルオ
ロエタンとエタノールとニトロメタンとの三成分共沸混
合物が開示されており、米国特許第2.999゜815
号には、1.1.2−トリクロロ−1,2゜2、−トリ
フルオロエタンとアセトンとの二成分共沸混合物が開示
されており、米国特許第2,999.817号には、1
,1.2−)リクロロ−1,2,2−トリフルオロエタ
ンとメチレンクロリドとの二成分共沸混合物が開示され
ている。
現在、洗浄及び他の用途に使用されるクロロフルオロカ
ーボンの中には理論的に地球のオゾン層の消耗に関連す
るものがある。1970年代中頃から、予め十分にハロ
ゲン化されたクロロフルオロカーボンの化学構造中に水
素を導入することにより、この化合物の化学的安定性が
減少することが知られている。このため、この不安定な
化合物は低層大気中で急速に分解し、成層圏のオゾン層
に全く到達していない。したがって、必要となるものは
また、理論的にオゾン消耗能力が低い、代用のクロロフ
ルオロカーボンである。
残念ながら、この分野で認識されているように、共沸混
合物の形成を予測することは不可能である。
この事実によって、この分野における用途を有する新規
の低沸点組成物の研究は明らかに複雑化されている。そ
れにもかかわらず、必要な溶解特性及び溶解力において
より多能性を有する新規の共沸混合物または共沸組成物
を見出すために絶え間ない努力が成されている。
本発明によれば、有効量の2.3−ジクロロ−1,1,
1,3,3−ペンタフルオロプロパンとメタノールとの
混合物を含む共沸d合物が見出された。特に、この混合
物は、約92〜98重量%の2,3−ジクロロ−1,1
,1,3,3−ペンタフルオロプロパンと、約2〜8重
量%のメタノールから実質的になる。
本発明は、溶媒洗浄、エアゾール噴射剤、発泡剤及び冷
媒の用途に好適に用いられる不燃性の共沸組成物を提供
する。
本発明の組成物は、有効量の2,3−ジクロロ−1,1
,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(CF 3  
CHCII −CCII F 2 、沸点50.4℃)
とメタノール(沸点64,6℃)との混合物を含み、共
沸混合物を形成する。前記ハロカーボンは、ハロカーボ
ン分野の一般的な名称では、HCFC−225daとし
て知られる。共沸組成物とは、2またはそれ以上の物質
の定沸点液体混合物を意味し、この混合物は単一物質と
して挙動するものであって、この液体の部分的な蒸発ま
たは蒸留によって発生した蒸気は、この液体と同じ組成
を有し、すなわちこの混合物は実質的に組成変化せずに
蒸留するものである。定沸点組成物は、共沸性として特
徴づけられ、同じ物質の非共沸性混合物の沸点と比較し
て、極大または極小の沸点のいずれかを示す。
本発明の目的にとって、「実質的に・・・からなる」と
は、混合されたときに、本発明の共沸混合物の生成がも
たらされるような、本発明の混合物の各成分量として定
義される。この定義は各成分量を含み、この各成分量は
、組成物に与えられる圧力に依存して変化するものと考
えられ、圧力および沸点が常峙変化するにも拘らず、形
成されるべき混合物をもたらし、この混合物は共沸特性
を示す。
このため、「実質的に・・・からなるjとは、大気圧以
外の圧力で共沸混合物を形成する本発明の組成物の各成
分の重量パーセントを含む。「実質的に・・・からなる
」とは、この共沸混合物の共沸性に重大な影響を及ぼさ
ないような他の材料の存在を妨げるものではない。
実際、選択された条件に依存して種々の形態で現れる定
沸点混合物を幾つかの基準で特徴づけることが可能であ
る。
*「共沸」という用語は、そのままでは制限的かつ限定
的であり、また、この用語は、A及びBの有効量が、定
沸点混合物である、当該する独特の組成物を形成するこ
とを必要とするので、上記組成は、AとBの共沸混合物
として定義することができる。
*異なる圧力では、ある共沸混合物の組成は、変化する
ものであり(少なくともある程度まで)、この圧力にお
ける変化はまた沸点温度を(少なくともある程度まで)
変化させるであろうことは、当業者には周知のことであ
る。このため、AとBの共沸混合物は、温度及び/また
は圧力に依存する種々の組成を伴う独特の形式の関係を
表し、そのために固定された組成よりもむしろ組成範囲
の方が、共沸混合物の定義に良く使用される。
*この組成物は、特にAとBの重量パーセントの関係ま
たはモルパーセントの関係として定義され得る。但し、
そのような特定の値は、そのような関係の特別の1つの
みを指すものであ、す、かつ実際は圧力の影響により変
化するある共沸混合物についてAとBで表されるそのよ
うな一連の関係が実際に存在することを認識することが
必要であろう。
*AとBの共沸混合物を、ある圧力における沸点で特徴
づけられた共沸物として組成を限定することにより特徴
づけることができる。このため、利用可能な分析装置を
用いて限定され、かつその分析装置の範囲内で正確な特
別の数値的な組成により、本発明の範囲を不当に限定す
ることなく、識別の特徴が与えられる。
92〜98重量パーセントの2,3−ジクロロ−1,1
,1,3,3−ペンタフルオロプロパン及び2〜8重量
パーセントのメタノールの二成分混合物は、共沸混合物
として特徴づけられるものであって、この二成分混合物
は、この範囲内で、一定圧力において実質的に定沸点を
示す。実質的に定沸点であるので、この二成分混合物は
蒸発しても大きくは分留しにくい。蒸発後、気相の組成
と、液tljの組成との間にわずかな違いのみが表れる
。この違いは、気相の組成と液相の組成が実質的に同一
であるようなものである。従って、この範囲内の混合物
はいずれも、真の二成分共沸混合物の特徴となる特性を
示す。約95,5重量パーセントの2.3−ジクロロ−
1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン及び4.
5重量パーセントのメタノールからなる二成分組成物は
、分別蒸留法の精密度の範囲内で、実質的に大気圧で、
約45.2℃で沸騰する真の二成分共沸混合物として確
立されている。
前述の共沸混合物は、低オゾン消耗の可能性を有し、成
層圏に到達する前にほとんど完全に分解することが期待
される。
本発明の共沸化合物は、容易な回収、及び蒸気の溶媒除
去及び脱脂操作からの溶媒の再利用を可能にする。さら
に、本発明の共沸混合物は、エアゾール噴射剤、冷媒及
びポリマーの泡を形成するための発泡剤として有用であ
る。例えば、本発明の共沸混合物は、米国特許節3,8
81,949号に開示されているように、洗浄プロセス
に使用し得る。本発明の共沸混合物は、所定の成分量を
混合または合わせる方法のいずれかによって生成され得
る。好ましい方法は、所定の成分量をはかり、その後こ
の成分を適当な容器内で合わせることである。
実施例1 極小沸点共沸物の沸点温度特性に対する組成を決定する
ためには、以下のようにして、沸点上昇法を用いた。す
なわち、2,3−ジクロロ−1゜1.1,3.3−ペン
タフルオロプロパンを蒸留フラスコに入れ、大気圧で沸
騰させ、沸点(蒸気及び液体)を記録した。少量の個々
の二成分の構成成分(メタノール)を蒸留装置に添加し
た。蒸留を30分以内平衡させ、沸点(蒸気及び液体)
をその特定の混合組成について記録した。
混合温度がある組成物の最低の沸点(いずれの純粋成分
の沸点よりも低い温度)に到達したとき、記録された温
度は共沸組成物における共沸温度である。実施例2 正確な共沸混合物組成及び温度を確かめるために、2,
3−ジクロロ−1,,1,1,3,3−ペンタフルオロ
プロパンと個々の二成分の構成成分(メタノール)との
混合物を、ナ共沸混合物組成よりもわずかに高い成分含
有量とわずかに低い成分含有量とで、2種類:Agt、
、た。得られた混合物を25段o1dershawカラ
ム中で全体的に還流して蒸留した。極小沸点共沸混合物
が両方の混合物の留出物から得られた。塔頂温度は、7
60111Hgの圧力に合わせて補正した。共沸組成を
ガスクロマトグラフィーによって測定した。
蒸留データの統計的な分析により、2.3−ジクロロ−
1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンとメタノ
ールの真の二成分共沸混合物が大気圧(信頼限界99パ
ーセント)で以下の特性を有することがわかる。
1.3−ジクロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオ
ロプロパン −95,5±0.4重量% メタノール −4,5±0.4重量% 沸点 −45,2±2.8重量% 実施例3 いくつかの片面回路基板を活性化されたロジン融剤で被
覆し、この基板をブレヒータ上に通してはんだ付けし、
約200°F (93,3℃)の上側基板温度が得られ
、その後500″Fの溶融されたはんだに通した。はん
だ付けされた基板を、実施例1に示された共沸混合物を
用いて回路基板に別々に融剤除去した。この融剤除去は
、回路基板をまず沸騰する共沸混合物が入った液溜めに
3分間吊し、次に、同じ共沸混合物が入ったすすぎ用の
液溜めにつるし、最後に、沸騰する液溜めの上の溶媒蒸
気に1分間さらすことにより行われた。
この共沸混合物中で洗浄された基板には、その基板上に
目に見えるような残渣の残りはなかった。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2,3−ジクロロ−1,1,1,3,3−ペンタ
    フルオロプロパン及びメタノールの有効量を含む共沸組
    成物。
  2. (2)約92〜98重量%の2,3−ジクロロ−1,1
    ,1,3,3−ペタフルオロプロパン及び約2〜8重量
    %のメタノールから実質的になる共沸組成物。
  3. (3)前記組成物は、約95.5重量%の2,3−ジク
    ロロ−1,1,1,3,3−ペタフルオロプロパン及び
    約4.5重量%のメタノールから実質的になる請求項2
    に記載の共沸組成物。
  4. (4)前記組成物は、実質的に大気圧で約45.2℃の
    沸点を有する請求項1に記載の共沸組成物。
  5. (5)固体表面を請求項1に記載の共沸組成物で処理す
    る工程を含む固体表面の洗浄方法。
  6. (6)前記固体表面は融剤及び融剤残渣で汚れたプリン
    ト回路基板である請求項5に記載の方法。
  7. (7)固体表面は金属である請求項5に記載の方法。
  8. (8)請求項1に記載の共沸組成物の使用を包含する加
    熱または冷却方法。
  9. (9)請求項1に記載の有効量の共沸組成物を利用する
    ポリマーフォームの製造方法。
  10. (10)活性成分はエアゾール容器中で請求項1に記載
    の共沸混合物と組み合わされ、前記共沸組成物は噴射剤
    として機能するエアゾール配合物の製造方法。
JP2230466A 1989-12-11 1990-08-31 2,3―ジクロロ―1,1,1,3,3―ペンタフルオロプロパン及びメタノールの二成分共沸組成物 Pending JPH03181431A (ja)

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