JPH03180351A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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Publication number
JPH03180351A
JPH03180351A JP31891089A JP31891089A JPH03180351A JP H03180351 A JPH03180351 A JP H03180351A JP 31891089 A JP31891089 A JP 31891089A JP 31891089 A JP31891089 A JP 31891089A JP H03180351 A JPH03180351 A JP H03180351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
slit
nozzle
slits
heating elements
Prior art date
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Pending
Application number
JP31891089A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Matsumoto
一明 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Publication of JPH03180351A publication Critical patent/JPH03180351A/ja
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱バブル方式のインクジェットヘッドに関す
る。
〔従来の技術〕
記録インクを加熱しその際発生する膨脂力あるいは蒸気
の圧力によってインク滴を形成させ、紙などの記録媒体
に向けて飛翔させて記録を行う、いわゆる熱バブル方式
のインクジェットヘッドにおいては、従来第5図に示し
たものが知られていた。
このインクジェットヘッド20は、基板21、間隙板2
2、ノズル板23を重ねた3層構造で、ノズル板23に
設けられたノズル24よりインクを吐出させる。具体的
には、基板21の表面にインクを加熱する発熱体25と
この発熱体25と電源(図示せず)とを接続する配線2
6を薄膜成形技術等によりドツト数に等しく形成し、更
に各々の発熱体25の間に仕切27を設け、個々の発熱
体25を相互に仕切る。又インクを導くインク孔28を
上記発熱体25等の側方に設ける。間隙板22は、少な
くとも仕切27の高さよりも厚みのある枠状の板で、こ
れを挟んだ形でノズル板23を基板21に取り付ける。
ノズル板23には前記発熱体25の位置に合わせてノズ
ル24が穿設しである。
インクの吐出は、発熱体25に通電しインクを加熱・気
化させ、発生した蒸気バブルの圧力で瞬間的にインクを
ノズル24より押し出し飛翔させる。その際個々の発熱
体25は仕切27で遮断されているので上昇した圧力が
隣接するノズル24に干渉せず、記録媒体上に正確に印
刷できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記インクジェットヘッド20は、製造
時に間隙板22や仕切27などを基板21上の所定位置
に取り付けなければならず、発熱体25の数に比例して
仕切27の数が増加し組み立て工程が非常に繁雑になる
又ノズル列を半ピツチづつずらして2列にし、ドツト密
度を上げて精密な画像や印字を得ようとすると、一方の
ノズルの吐出作用が対向する他方の列の側のノズルに干
渉する問題があり、ドツト密度の高く吐出が正確なイン
クジェットヘッドが得られなかった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するためインクジェットヘッ
ドを次のように構成した。すなわち、基板に発熱体を2
列に千鳥格子状に設置し、これら発熱体の位置に合わせ
且つ基板に設けたインク孔に連通させた状態でスリット
をスリット板に形成し、このスリット板を基板に取り付
け1、更に各スリットにかかるようにノズル孔を設けた
ノズル板をスリット板に重ねて取り付けることとしたの
である。
〔作用〕
本発明のインクジェットヘッドは、スリット板のスリッ
トにて液路が形成されるため組み付は時の位置合わせが
容易であり、精度良く組付けができ品質が向上する。更
に高いドツト密度で正確な吐出性能が得られ、又剛性も
高まるため信頼性の高い高品位のインクジェットヘッド
を提供できる。
〔実施例〕
以下、本発明にかかるインクジェットヘッドの一実施例
について説明する。
第1図は、インクジェットヘッド1を示す断面斜視図で
ある。基板2はガラスやセラミック等からなる板状の部
材であり、発熱体3とこの発熱体3の配線4が薄膜形成
等の方法で表面に形成しである。配線4は、個々に発熱
体3に接続する配線と、アースとなる共通の配線からな
り、図示しない電力供給装置にそれぞれ接続している。
発熱体3は電気エネルギーを熱に変換する部材で、縦方
向に2列に千鳥格子状に配置しである。発熱体3の両側
方にはインク孔5が発熱体3から必要量離して開口して
いる。そのインク孔5から発熱体3までの距離は、後述
するスリット6を通して、発熱体3で生じるインクの状
態変化、例えば熱膨張や気泡の発生等の影響が直接的に
伝達されることがない程度に充分な距離である。このイ
ンク孔5は、図示しないインク供給装置に接続してあり
、ポンプ等による所定の圧力あるいは毛細管現象により
適宜に必要量のインクが送られる。インクは、水溶性や
油溶性の溶媒中に染料が分散させてあり、熱膨張係数が
高くあるいは気泡が発生し易い成分を含んだものである
。スリット板7は、横方向にスリット6がスリット板7
を基板2に重ねた際に上記発熱体3の各々に対応する位
置で、しかもそれぞれ両端が前記インク孔5のそれぞれ
に接続されるように形威しである。ノズル板8には上記
スリット6のそれぞれに対応してノズル9がフォトファ
ブリケーション等により穿設されている。ノズル9はス
リット6にかかっていればいずれかの位置でも充分であ
るが、好ましくは発熱体3の近辺がよい。この場合のノ
ズル9は、ノズル板8の厚み方向に径が同一のものとし
たが、加工や取り扱いの点からノズル板8の厚みを厚く
したときには、流路抵抗が増加することから第3図に示
すように吐出方向に開いたテーパー状にしてもよい。
このようにすると、ノズル板8の厚みが厚い場合でも流
路抵抗を小さくしてインク滴の飛翔速度を上げることが
でき、印字速度を速くすることができる。
インクジェットヘッド1は、上記基板2にスリット板7
およびノズル板8を順次重ねて作製しである。このよう
にして作製されたインクジェットヘッド1は、ノンイン
パクトプリンタ(図示せず)に組み付けられ、記録用の
紙など、記録媒体がその前面に所定間隔設けて配置され
る。
次に、インクジェットヘッド1の作用および効果につい
て述べる。インクはインク供給装置からインク孔5を通
してスリット6の内部に供給され、発熱体3の前面およ
びノズル9の開口部まで満たす。電力供給装置から発熱
体3に電力が送られると電力が送られたその発熱体3が
発熱し、周囲のインクを加熱する。インクは加熱により
膨脂し、又気泡を発生させて内部圧力を瞬間的に上昇さ
せ、その圧力でノズル9からインク滴10を第2図に示
すように前方に向けて飛翔させる。飛翔したインク滴1
0はノズル9の前面に配置された記録用用紙に付着し、
図形や文字をこの用紙上に印刷する。インク滴10が吐
出されたことによるスリット6内の減少量は直ちにイン
ク供給装置からインク孔5を通してスリット6に補給さ
れる。
このように本実施例のインクジェットヘッド1によれば
、スリット6によって発熱体3が個々に独立しているこ
とから発熱体3の発熱によるインクの圧力上昇が他の発
熱体3やノズル9に影響を及すことがなく、ドツト密度
を高くしかも正確な吐出をおこなわせることができる。
またノズルつとインク孔5とが必要距離離れてスリット
6で連通しているので、ノズル9付近での圧力変化がイ
ンク孔5に戻ることがなく、高い吐出効率が得られる。
更に、スリット板7にスリット6を形成したので、全体
の剛性が高くなり、しかも作製が容易で且つ組み付けを
精度よく簡便に行うことができる。
第4図に他の実施例を示す。上記実施例ではノズル板8
をスリット板7に取り付けることとしたが、このスリッ
ト6に当る箇所を溝部11に形成し、その溝部11内に
ノズル9を穿設する。この場合には、スリット板7とノ
ズル板8とを1枚のスリット板12で形成でき、より組
み立てを簡便にし精度の高いインクジェットヘッドを得
ることができる。
〔発明の効果〕
本発明のインクジェットヘッドによれば、基板上に2列
千鳥格子状に発熱体を設け、この基板に重ねるスリット
板には前記発熱体に対応する位置にスリットを設け、且
つ発熱体とインク孔とを所定全層して当該スリットで連
結し、更にこれらスリット位置に対応させてノズルを形
成したノズル板をスリット板に取り付けこれらを組み付
けてインクジェットヘッドを構成したので、発熱体毎に
取り付けた仕切が不要になり、組み立て工数が少なくな
り且つ位置合わせが容易であることから容易にしかも高
精度のインクジェットヘッドを提供できる。又、間隙板
を取り付けたときのように空間が多くないので全体の剛
性を高くでき取り扱いを容易にし製品に取り付けた場合
にも高い信頼性を得ることができる。更にドツトを2列
にした場合にも他のノズルを干渉させることなく発熱体
を作動できるので、高いドツト密度で、高品位の印字が
可能なインクジェットヘッドが提供できる。
又、スリット部分を溝部として、この溝部にノズルを穿
設すれば、部品点数を減少できより精度の高いインクジ
ェットヘッドを簡便な作業行程で提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかるインクジェットヘッドの一実
施例を示す断面斜視図、 第2図は、第1図のインクジェットヘッドの断面図、 第3図は、他の実施例にかかるノズルを示す断面図、 第4図は、他の実施例にかかるスリット板を示す断面斜
視図、 第5図は、従来例を示す斜視図である。 図面中 1・・・インクジェットヘッド、2・・・基板、3・・
・発熱体、4・・・配線、5・・・インク孔、6・・・
スリット、7.12・・・スリット板、8・・・ノズル
板、9・・・ノズル、1o・・・インク滴、11・・・
溝部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発熱体の加熱によりインクに状態変化を生じさせ
    、この状態変化に伴う圧力上昇で当該インクをノズルよ
    り吐出させ記録媒体上に文字等の記録を行うインクジェ
    ットヘッドにおいて、発熱体が基板上に2列に且つ千鳥
    格子状に配列し、且つ当該基板の前記発熱体の配列方向
    のそれぞれ両側方に当該発熱体より所定距離離して共通
    のインク孔が形成してあり、前記基板の発熱体を設けた
    側の表面に取り付けたスリット板には前記発熱体毎にス
    リットを当該発熱体及びそれぞれの側のインク孔にかか
    る形状に形成し、当該スリット板に取り付けたノズル板
    には前記発熱体に近付けた側の端においてスリットに連
    通するノズルを設けてなることを特徴とするインクジェ
    ットヘッド。
  2. (2)スリットに代えてスリットと同一に溝部をスリッ
    ト板に形成し、この溝部にかかる位置にノズルを穿設し
    た請求項1記載のインクジェットヘッド。
JP31891089A 1989-12-11 1989-12-11 インクジェットヘッド Pending JPH03180351A (ja)

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JP31891089A JPH03180351A (ja) 1989-12-11 1989-12-11 インクジェットヘッド

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JP31891089A JPH03180351A (ja) 1989-12-11 1989-12-11 インクジェットヘッド

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JPH03180351A true JPH03180351A (ja) 1991-08-06

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JP31891089A Pending JPH03180351A (ja) 1989-12-11 1989-12-11 インクジェットヘッド

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