JPH0317304A - アスファルト合材用補強材料 - Google Patents

アスファルト合材用補強材料

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JPH0317304A
JPH0317304A JP1149497A JP14949789A JPH0317304A JP H0317304 A JPH0317304 A JP H0317304A JP 1149497 A JP1149497 A JP 1149497A JP 14949789 A JP14949789 A JP 14949789A JP H0317304 A JPH0317304 A JP H0317304A
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JP
Japan
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fibers
fiber
asphalt
reinforcing material
grid
Prior art date
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Pending
Application number
JP1149497A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Hiroshima
広島 政広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP1149497A priority Critical patent/JPH0317304A/ja
Publication of JPH0317304A publication Critical patent/JPH0317304A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Road Paving Structures (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアスファルト合材用補強材料に関する。
更に詳しくは、アスファルト合材で道路を舗装するため
の補強材料に関するものである。
〔従来の技術〕
アスファルト舗装において、アスファルト合材内部の剪
断力を拘束し、アスファルト合材を補強する方法が提案
されている。例えば、アスファルト合材の補強性能の向
上を狙ったものとして合或樹脂の1軸/2軸延伸体から
なるグリッド(ネトロン社の商品名称:テンサー)があ
る。これらはこのままアスファルトの補強材料として用
いるとされている。この合成樹脂のグリッドは延伸部の
引張強度は、わずかに0. 4 GPa程度であり、引
張弾性率も相当に低い.そのためアスファルト合材を補
強するためにはかなりの目付けにする必要がたった。
アスファルト合材の補強材料として繊維を用いる例とし
ては特開昭52−89214号公報にアスファルト合材
に合成繊維製編組網地を埋設することを特徴とするアス
ファルト道路の舗装方法が開示されている。該公報にお
いてアスファルト合材のクランクや陥没防止のために合
成繊維製編組網地を埋設すると記載されている。但し、
ここで用いる合威繊維の素材としてはナイロン、ポリエ
ステル繊維が好まし< 5000デニール以上の合成繊
維をもって網地を形威させるとしている。このような網
地においては使用している合或繊維そのものの引張弾性
率が低いためにアスファルト合材の補強効果は小さい。
このような合或繊維を用いた場合、ひび割れには若干の
効果があるが、特に夏場の轍防止には繊維の引張弾性率
が低いため効果が少ない.さらに合戒繊維の集合体その
ものから網地を形戒させるため網地の表面にフィラメン
トがそのままでるため単糸切れしやすくアスファルトで
の敷設時に摩耗・引掛による切断により繊維の引張強力
低下がしばしば発生する欠点があった。他の補強材の例
として特開昭48−11472号公報にアスファルト補
強に用いる特殊な織り方をしたガラス繊維ロービングロ
スが開示されている。この補強材も切損しやすいガラス
繊維をそのまま用いるため敷設時に単糸切れし、作業し
にくい難点がある。そのため、アスファルトの轍、ひび
割れ防止に効果の大きく、且つ敷設作業性のよい新規な
補強材料が近年求められて・いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、アスファルト舗装において、轍、ひび割れを
共に防止し、かつ道路に敷設しやすい形状を兼ね備えた
補強材料を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕 本発明者はかかる現状を鑑み、アスファルト合材の補強
性能を向上させるための補強材料を鋭意検討した結果、
高引張弾性率を有しかつ特定の繊維径以下の繊維を熱可
塑性樹脂にて一体化した面状体からなる綱状体を補強材
料として用いることにより飛躍的に補強効果が向上する
ことを見い出し本発明を完威したものである。
即ち、本発明は、引張弾性率が30GPa以上で繊維径
が50μ以下の繊維を熱可塑性樹脂で一体化した面状体
からなる網状体を用いたアスファルト合材用補強材料で
ある。
本発明は、いわゆるアスファルト合材の補強材料として
用いるものであり、特に道路のアスファルト合材の補強
材料として好適である。
アスファルト合材とは道路舗装用に一般に用いられるも
ので、アスファルト、骨材、フィラーその他添加物から
なるものである。アスファルトに用いる骨材としては外
径13〜20閣程度の粒径を有する砕石を使用するのが
一般的である。
本発明における補強材料の適応できる道路としては一般
工事の際の仮設道路、取り付け道路、本格的な道路等い
ずれであってもよい。特に仮設道路に適用し、仮設後の
道路の轍、ひび割れ防止性をいかして、後のメインテナ
ンス軽減をはかることが可能である。
本発明は引張弾性率が30GPa以上で繊維径が50μ
以下の繊維を熱可塑性樹脂にて一体化した面状体からな
る網状体を補強材料として用いることに特徴゜がある。
網状体とは繊維と熱可塑性樹脂から一体化した面状体を
構戒要素として、織布、編布、ネット、グリッド(格子
状体)、ハニカム状体等に形威したものを指す。網状体
はこの場合どのような形或形態でも良いが形態としてグ
リッドが特に好ましい。
グリッドの場合、繊維からなる面状体間の距離(空き目
)は重要であり、空き目サイズは1 cd以上が好まし
い。特に好ましくは空き目サイズは2ci以上である。
この空き目サイズはアスファルト合材に用いた骨材の外
径と関係し、空き目に骨材が侵入する大きさが必要であ
る。グリッド以外の形状においても織布、編布、ネット
、ハニカム状体であっても、同様の空き目サイズがある
のが好ましい. 本発明においては引張弾性率が3QGPa以上で繊維径
が50μ以下の繊維を用いることは必要である。特に繊
維の場合、網状体の構威要素である面状体は本発明では
50μ以下の繊維からの集合体であり、より好ましくは
20μ以下の繊維の集合体が敷設時の柔軟性がある。ま
た、このような引張弾性率が30GPa以上の繊維は繊
維の線・径が大きくなると引張弾性率が低下する傾向に
あるため好ましくない。繊維の引張弾性率3QGPa以
上で繊維を撚糸等により収束して使用する方法が好まし
い。ここで用いる繊維としては芳香族ボリアミド繊維、
芳香族ポリエステル繊維、ガラス繊維、炭素繊維、ポリ
エチレン繊維、ポリオキシメチレン繊維等がある。好ま
しくは芳香族ポリアミドあるいは芳香族ポリエステル繊
維がよい。用いる繊維は例えば1 , 000〜30,
000デニールに撚糸してモノフィラメント状に加工し
てから使用するのがよい。
繊維からなる面状体は繊維を複数本並列にならべた状態
にて熱可塑性樹脂にて面状体に加工する.通常繊維の本
数は2〜10本がよい。熱可塑性樹脂としてはポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリオキシメチレン、塩化ビニ
ル、ポリエステル樹脂等を用いることができる。好まし
くは塩化ビニル樹脂がよい。このような網状体は熱可塑
性樹脂にて一体化しているため、柔軟ではあるが腰があ
るためこれを用いれば道路に敷設する際に網状体の両端
を引張る事なく設置できる長所があり、工事を速やかに
進めることが出来る. ここでいう面状体はベルトあるいは紐状であり、面状体
の形状は幅4〜40m、厚みが1〜10mmがよい. 例としてグリッドを形戒する方法を次に述べる.グリッ
ドとしては面状体を多数本並列に配置してグリッド状に
構威する方法がよい.面状体からグリッドに加工する場
合、そのグリッドの交点は接合させてもさせなくとも良
い。これはアスファルト合材中に埋設した際、熱可塑性
樹脂と繊維束からなる面状体とアスファルトとの接着長
が数メートルにもなるため接着性が良好であり、アスフ
ァルト合材中に埋設された際グリッド交点の接着の有無
にかかわらず一体化するためである。但し、グリッドの
交点はある程度接合している方がグリッドとしての形態
が安定しているため、運搬、敷設時に全体として取り扱
いやすい為好ましい。
この綱状体をアスファルト合材の補強材料として用いる
ための施工方法としては、例えば網状体を道路の路面上
に敷設し、その上からアスファルト合材を敷設する方法
を用いることが出来る。あるいはアスファルト合材の中
間に本発明による網状体を敷設し、網状体の上下から挟
み込むようにして一体化してもよい. 〔実施例〕 実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 下記に示す試M.試料を製造し、アスファルトの轍防止
性の評価としてホイールラッキング試験を実施し、熱的
安定度(OS)の評価を行った。
引張弾性率が120GPaである外径がl2μの芳香族
ポリアミド繊維(1500d)を3本合糸した繊維束を
用い、これを4本並列に配列し、塩化ビニル樹脂にて被
覆した面状体を製造した。この面状体の外径は6鴫、厚
みは3IIII1である。この面状体を用い30cm角
で厚さ10oaのアスファルト合材中、中央に面状体を
グリッド状30mピッチに配置して成形したものを使用
した。比較例としては通常のポリエステル繊維(引張弾
性率がlQGPaのもの)を全体として4500dとな
るよう撚糸して同様の面状体を試作して比較した。
試験条件は60゜Cでソリッドタイヤを接地圧6.4 
kg/cdにて42回/分で駆動し、IIIIII1変
形するまでの回数をもってOSとした。DS値の大きい
方が轍防止性に効果が大きいと推定できる.その結果を
第1表に示すが、繊維を用いたもののOSが向上してい
ることがわかる. 以下余白 第  1  表 〔発明の効果] 本発明において、繊維からなる網状体を道路のアスファ
ルト合材に敷設するため、アスファルト合材単独に敷設
した場合に比較して特に夏場の車両等の通行に伴う轍、
ひび割れ等の発生を防止し、道路の寿命をのばすことが
出来る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、引張弾性率が30GPa以上で繊維径が50μ以下
    の繊維を熱可塑性樹脂で一体化した面状体からなる網状
    体を用いたアスファルト合材用補強材料。
JP1149497A 1989-06-14 1989-06-14 アスファルト合材用補強材料 Pending JPH0317304A (ja)

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