JPH03172788A - ヘリコプタの検出と位置測定のためのドプラレーダ - Google Patents
ヘリコプタの検出と位置測定のためのドプラレーダInfo
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
る。この検出はヘリコプタが画面の後ろから視界に入っ
てくる瞬間から出発して短時間のうちに実行されなけれ
ばならない。
のエコーによって識別されることができることが知られ
ている。これらのエコーは何らかの特性、特に回転翼の
回転羽根に対するドプラ効果による広い周波数スペクト
ル及びレーダーヘリコプタ軸に垂直な線を通る羽根の周
期的通過による振幅変調をもつ。これらの特性はヘリコ
プタを他の目標物から識別するために求められてもよい
。
より公知のレーダは、160MHz帯域内の低周波数で
機能し、ブレードフラッシュが互いに交差する。この形
式のレーダでは、各距離窓について、エコー信号のモジ
ュールは位相及び直角位相の同期復調及び固定した又は
ゆっくり移動する目標物によるエコー成分を除去するド
プラr波の後抽出される。
且つしきい値回路をトリガするために高域P波にかけら
れる。
って可動性の低い大形アンテナを持つという欠点を持つ
。
M II zから20 G Hzまでの範囲にあるより
高い周波数帯域内で働くレーダを用いてヘリコプタの検
出と位置測定を可能にすることを自損している。
リコプタの検出と位置測定を実行するためのドプラレー
ダであって、周波数スペク)・ルの幅の関数として一定
スベクトル幅を持つエコーを選択するための手段と、持
続時間の関数としてブレードフラッシュのそれの範囲内
の持続時間をもつエコーを選択するための手段とから成
る。
なくとも2つの問合わせパルスを発生ずる走査レーダで
ある。持続時間の関数としての選択手段が過剰に長いエ
コーを除去するための手段を含んでおり、この手段は、
主要送受信アンテナローブが所定方向に通過するために
要する時間に対応する持続時間をもつエコーを除去する
ものであり、更に過剰に短いエコーを除去するための手
段をも含んでおり、この手段は問合わせパルスの循環周
期を超えない持続時間を持つエコーを除去する。
確定な速度を持ち、更に1つ又はそれ以上の縦続フィル
タによって形成される周波数スペクトルの福の関数とし
てエコーを選択するための手段を持ち、該フィルタは、
固定またはゆっくり移動するエコーを除去するためにゼ
ロ周波数でゼロを、そして問合わせパルスの循環周波数
の半分でゼロを持つ。
明し、本発明のその他の特性及び利点の理解を求める。
、ヘリコプタの電磁署名は極めて多種の特性信号の積重
ねによって形成される。即ち、 ホバリング、ヘリコプタに関しては、ドプラシフトによ
って影響されない固定エコーと同一であるセル上のエコ
ー、レーダは周囲(地面、ビル、烏及び虫での反射)に
関するエコーから保護されなければならないから、この
署名成分は除去される。
に対する垂線を通過するとき常に生じる高強度のただし
短寿命のブレードフラッシュによって形成された極めて
特徴のある一時的署名を生じる反射。
時間Δτは次の式によって与えられる。
トル単位でのレーダの伝達波長L :メートル単位での
羽根の長さ Ω :ラヂアン/秒での回転翼の回転速度とする。
はおよそ200psに等しい。
全な関数である(羽根の回転速度、羽根の数、羽根数の
同等性等)。この周波数は典型的に20〜401(z間
に入り、幾つかの希な型のヘリコプタについては101
1 z以下であってもよい。ブレードフラッシュの周波
数が4 Q tl zである相対的に有利な場合でさえ
、250Ills 2つのフラッシュ間の周期はフラッ
シュの持続時間よりかなり大きい(S帯域で200us
) 。
低出力信号も存在し、これまた回転翼上での反射に関連
する。
が除去されたとき、S帯域(λ=10cm)内で働くレ
ーダの問合わせパルスに応答してホバリングヘリコプタ
によって後方散乱された信号の経時的モジュールと表わ
す。本図は散乱信号による雑音信号の間から現れるブレ
ードフラッシュによるパルス列を示す。
コプタによって後方散乱された信号のドプラ周波数の関
数としての出力スベク)・ルを表わす。図はセルによる
ゼロ周波数でのスペクトル線を示し、また前進羽根につ
いては0〜200+n/sの間、後退羽根については一
200m/s〜0の間でのほぼ一定の密度の回転翼によ
るブレードフラッシュの広いスペクトルを示す。さらに
回転翼の中心部による低周波数での立上がりがある。移
動するヘリコプタについては、このスペクトルはヘリコ
プタの径方向速度によってずれる。
で詳しく説明しないが、その部品はコヒーレントパルス
レーダに標準のものである。
される空間領域を照射する。監視を頻繁に更新し且つ反
応時間を制限するために、このアンテナは、十分に速い
1回転/秒の速度で360°の視野が得られるように回
転する。目標物を確実に認めるためには、送信アンテナ
のローブが所定の方向3通過するのに要する時間が、2
つの連続するブレードフラッシュ間の時間より少なくと
も大きくなければならない。このことは相対的に幅広の
ローブを必要とする。回転送信アンテナの代わりとして
、もし目標物が期待される区域が相対方位で限定されて
いれば、固定アンテナを備えること念考えることも可能
である。
わせパルスが十分上られる循環速度で、且つ同時に距離
における曖昧さを避けるため十分に遅い速度で送出する
。図示の例では、S帯域内でl Ocmの波長で作動す
るレーダ循環速度は約9 KHzであり、1 tops
毎に1つの問合わせパルスを発する。一方で3d[lの
ブレードフラッシュの幅は、標準的には先に検討した通
りおよそ200psに等しい。
てもされなくてもよい。
形である。受信アンテナヱよって配られる信号は送信キ
ャリアによって変調され、それから中間周波数への交さ
の後、送信パルスと整合したフィルタによってr波され
る。それから信号は循環周期内で一定ピッチでサンプリ
ングされる。このピッチはレーダの解像セルの距離内の
深さに相当する。
位相成分とベースバンド内のパルスエコーの直角位相が
得られる。
O−ブ受信アンテナが用いられる。このアンテナは、例
えば第3図に示す通り、相対方位角内でずれ、互いに部
分的に重なり合い、送信ロー13をカバーする2つの受
信ローブ1及び2をもってもよい。これらのずれた受信
ローブは振幅モノパルスによって目標物の精密な位置ぎ
めを可能にする。しかしまた(そしてこれは位相モノパ
ルスと比較して有利なのだが)それらは、多重ローブの
前縁と後縁で角度測定を行うことを意味しないとしても
より長い受信周期を持つことを可能にする。こうして、
特にブレードフラッシュの出現周波数が低い時は、回転
アンテナによってブレードフラッシュを遮る機会が増加
する。
の識別を行なう。このチェーンは2つの同じチャネルを
持ち、チャネルは1受信ローブ毎に1つあって相対方位
計算回路100で終わる。
及び10’が見られ、該検出器は、受信ローブ信号それ
ぞれ1及び2の位相成分及び直角位相成分、それぞれx
l及びYl、χ2及びYlを供給する。この信号がベー
スバンドへの交さ、及び送信パルスと整合したr波に付
された後は、これらの成分は同時にサンプリングされ、
同じレーダ距離窓に対応する。
れる位相及び直角位相成分は、移動目標物指示フィルタ
MTIと呼ばれるドプラフィルタ2o、20′に付与さ
れる。該フィルタは、広い周波数スペクトルをもつ有効
信号のみを通過させるため固定エコー及びゆっくり動く
漂遊分を除去する。このフィルタMTT 20.20′
はそれぞれ、先に見た通り一200m/sから+200
m/sへ延伸するブレードフラッシュのスペクトルと整
合する。それはアースエコーを免れるためゼロ周波数で
ゼロを表わし、問合わせパルスの循環周波数の半分でゼ
ロを表わす。問合わせパルスは、本レーダの450 m
/ sの不確定なドプラ速度を考慮して、有効信号の
無い+200m/s以上及び−20On+/s以下の範
囲内に位置する。このようなフィルタを作る簡単な方法
は、問合わせパルスの2つの循環周期TRの2つの分離
サンプル間の差を取出すことである。次に問合わせパル
スの2つの循環周期TRの遅延と減数をサンプルに導入
する遅延回路によってセルを形成する。その2つの入力
は位相振幅検出器の出力に結合され、その一方の加算入
力は遅延回路を用いて結合され、他方の減算回路は直接
に接続される。固定エコーの排除を良くするために、第
5図に示すドプラフィルタMTIの場合のように、この
タイプの少なくとも2つのセルの縦続接続を構成するこ
とが可能である。
とサンプル列00100・・・の形で得られるパルス信
号を持□つフィルタの応答は、サンプル列0010−2
0100・・・となり、その送信機能は第6図に示され
る。
多くの「方形」送信機能を得るため、他の重味づけ係数
をもつより複雑なディジタルフィルタ構造を採用するこ
とが可能である。このドプラフィルタMT[は3つのド
プラフィルタMTIのバンクによって置き換えられるこ
とができる。第1のフィルタは前進羽根について10か
ら200 a+への範囲内の通過帯域の送信機能を持ち
、第2のフィルタは後退羽根について−200から一1
0IOへの範囲の通過帯域を持ち、そして第3のフィル
タは同時に前進後退する羽根をもつヘリコプタについて
先に述べたタイプの送信機能を持つ。このような3フイ
ルタバンクを採用することによってブレードフラッシュ
エコーの信号対雑音比を向上することができる。
相成分はそれぞれモジュール計算回路30.30′に適
用され、回路は次の演算を行なう。
に接近する他の関数も使用されてもよい。
間モジュールはついで、ブレードフラッシュになるには
長すぎるエコーをそれぞれ除去する対照回路40.40
′に付加される。この対照回路はへリコプタ以外の動く
目標物から来るエコーを取除き、そのモジュールは送受
信アンテナローブのように変化し、即ちその持続時間は
送受信アンテナローブが所定方向を通過するために費や
す時間に相当する。これを行なうため回路は、モジュー
ル計算回路30.30’によって与えられた瞬間モジュ
ールから推定周囲値を差し引く。この推定周囲値は、送
信アンテナローブが所定方向を通過するために費やす時
間とほぼ同等である時間の間でテストされるべきサンプ
ルを取巻く時間窓内のモジュールの平均値である。この
ため、モジュール計算回路30.30’及びFA算回路
42.42’によって与えられるモジュールサンプルに
基づいて周囲値を計算するポスト積分回路PI、 41
.41’を持ち、その入力はモジュール計算回路30.
30’に結合される。
ある他方の入力はポスト積分回路1’l、 41゜41
′を用いて結合されている。
比較器50.50’に付加される。しきい値が交差され
るとエコーが生じる。
回路FAR60,60’が続き、ブレードフラッシュに
なるには短すぎるエコーを除去する。この誤警報除去回
路FAR60,60’は2/2規準を与える。しきい値
比敦器50.50’によってエコーの存在が2度続け、
て検出されると、規準が検証され、ブレードフラッシュ
が該当チャネル内に生じる。この規準は、例えば同じ帯
域内で働く他のレーダによって生じる干渉による孤立の
漂遊パルス応答の除去を可能にする。実際にドプラフィ
ルタMTI 20゜20′のパルス応答の形(、、0
010−20100,、)は、2/2規準を検証しない
孤立パルス列に孤立パルス応答を変換することを意味す
る。対照によって、ブレードフラッシュは2から3の連
続循環まで続き且つ規準によって受入れられる。
ブレードフラッシュの存在についての情報と、2チヤネ
ル上のドプラフィルタ20 20’の出力における受信
信号サンプルの位相及び直角位相成分とが相対方位角計
算回路100に送信される。
るという情報がある時は、ドプラフィルタMTI 2
0.20’の出力において利用される成分は、対応する
瞬間において2つの受信ローブ(第3図1.2)の交点
によって与えられる方向に関してヘリコプタの位置を与
える角度差比を楕成すしために相対方位計算回路100
内で使用される。角度差は、2つのチャネルの角度差比
と受信利得の比の逆関数を知る(例えば表によって)土
ととによって決定される。
報があるときは、それはブレードフラッシュが多重ロー
ブの外側縁に達したことを意味する。そこでヘリコプタ
の相対方位は、この瞬間に検出された受信ローブの方向
によって与えられる。
る追跡回路がある。この追跡回路は、検出された様々な
ブレードフラッシュについて計算された相対方位と、質
についての、並びに角度測定の可能性の存否に左右され
且つ信号対雑音比に左右される質についての情報に関す
る角度窓の情報とを結合する。この質についての及びこ
れらの角度窓についての情報は、ブレードフラッシュに
ついて得られる様々な方位角値の間で比較を行うことを
可能にする。その比較は、1台の同じへりコブタから来
るブレードフラッシュを識別するため且つこのヘリコプ
タが質及び最狭の角度窓に関する最も正確な情報と結合
した相対方位を選択することによって識別される際の精
度を向上させるため1つのアンテナ回転から他のアンテ
ナ回転でなされる。あるいはその比較は、1つのアンテ
ナ回転自体の中で、出来れば同じ距離窓内及びビームの
開口内にある2台のヘリコプタを識別することをも可能
にする。
、連続成分を除去した後のモジュールを表すグラフ、第
2図はホバリングヘリコプタの標準的な周波数署名を記
録したグラフ、第3図は本発明レーダの送受信アンテナ
の放射パターンを表すグラフ、第4図は本発明レーダの
受信信号のための処理チェーンの構成図、第5図は第4
図の受信信号処理チェーンで使用されるドプラフィルタ
の構成図、第6図は第5図に示すドプラフィルタの送信
機能を表すグラフである。 10、10’・・・・・・位相振幅検出器、 20.2
0’・・・・・・ドプラフィルタ、 30.30’・・
・・・・モジュール計算回路。 40、40’・・・・・・対照回路、 50.50′・
・・・・しきい値回路、 60.60’・・・・・・誤
警報除去回路、100・・・・・・計算回路。 FIGj 出Vスペアトル乙友 IG−2 一200m/s 700m/s
Claims (7)
- (1)ヘリコプタのブレードフラッシュエコーの検出と
位置測定のためのドプラレーダであって、1ブレードフ
ラッシュの持続時間内に送信アンテナローブが所定方向
を通過するのに要する時間内に少なくとも2つの問合わ
せパルスを発生し、さらに受信側には、ブレードフラッ
シュの広いスペクトルと整合した広帯域ドプラ濾波手段
を含んでおり、前記ドプラレーダが、更に受信側に、エ
コーをそれらの持続時間の関数として選択するための手
段を含んでおり、前記選択手段が過剰に長いエコーを除
去するための手段を含んでおり、当該手段は、アンテナ
の送信アンテナローブが所定方向を通過するために要す
る時間に対応する持続時間のエコーを除去するものであ
り、更に問合わせパルスの循環周期を超えない持続時間
を持つ過剰に短いエコーを除去するための手段をも含ん
でいるレーダ。 - (2)ほぼ450m/sの不確定なドプラ速度を持ち、
広帯域ドプラ濾波手段が、ゼロ周波数でゼロを且つ問合
わせパルスの循環周波数の半分でゼロを持つフィルタを
含んでいる請求項1に記載のレーダ。 - (3)前記フィルタが、その2つの入力においてその一
方では直接的に他方では遅延回路を用いて所定の距離窓
について瞬間エコー信号の位相及び直角位相成分を受取
る減算素子から成るセルを含んでおり、前記遅延回路が
前記成分内に問合わせパルスの2つの循環周期の遅延を
導入する請求項2に記載のレーダ。 - (4)前記フィルタが縦続接続された少なくとも2つの
同一セルを含んでおり、各セルが、その2つの入力にお
いてその一方では直接的に他方では遅延回路を用いて所
定の距離窓について瞬間エコー信号の位相及び直角位相
成分を受け取る減算素子から成り、前記遅延回路が前記
成分内に問合わせパルスの2つの循環周期の遅延を導入
する請求項3に記載のレーダ。 - (5)複数の受信チャネルを含んでおり、そのアンテナ
パターンが相対方位内でずれ且つ互いに部分的に重なり
合う請求項1に記載のレーダ。 - (6)有効な検出信号が2つの隣接する受信チャネル上
で同時に起こる時に、瞬間エコー信号の位相及び直角位
相成分に基づいて角度測定を行なう相対方位計算回路か
ら成る請求項5に記載のレーダ。 - (7)不連続情報によって追跡するための装置から成り
、前記装置は検出された目標物の方向と検出の質につい
ての情報に関する角度相関窓幅とを結合し、そして1台
の同一ヘリコプタに対応する様々な交差ブレードフラッ
シュに基づいて目標物指定精度を向上することを可能に
する請求項1に記載のレーダ。
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