JPH03170895A - 光学的距離測定装置 - Google Patents

光学的距離測定装置

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JPH03170895A
JPH03170895A JP2302806A JP30280690A JPH03170895A JP H03170895 A JPH03170895 A JP H03170895A JP 2302806 A JP2302806 A JP 2302806A JP 30280690 A JP30280690 A JP 30280690A JP H03170895 A JPH03170895 A JP H03170895A
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JP
Japan
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laser
modes
frequency
light
lasers
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JP2302806A
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English (en)
Inventor
Michael Kuchel
ミヒヤエル・キユーヒエル
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Carl Zeiss SMT GmbH
Carl Zeiss AG
Original Assignee
Carl Zeiss SMT GmbH
Carl Zeiss AG
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/02Systems using the reflection of electromagnetic waves other than radio waves
    • G01S17/06Systems determining position data of a target
    • G01S17/08Systems determining position data of a target for measuring distance only
    • G01S17/32Systems determining position data of a target for measuring distance only using transmission of continuous waves, whether amplitude-, frequency-, or phase-modulated, or unmodulated
    • G01S17/36Systems determining position data of a target for measuring distance only using transmission of continuous waves, whether amplitude-, frequency-, or phase-modulated, or unmodulated with phase comparison between the received signal and the contemporaneously transmitted signal
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、測定物へ光ビームを放射するための光源と、
該測定物において反射されたないし後方散乱された光と
放射された光との間の位相偏差を測定するための装置と
を有する光学的距離測定装置に関する。
従来技術 この種の装置は現在、数100mの距離を正確にかつ迅
速に測定すべき時に用いられる。可視光線測定光または
赤外線測定光の振動を直接観察できる検出器は存在しな
いため、これらの測定装置は振幅変調された光ビームを
用いて動作する。
本出願人による電子視距機一例えば“Zaiss一In
formation  + 2 0−年報80巻、24
頁(1972)一はこの種の測定装置を示しているこれ
らは著しく簡単な光学的構造を有する。
1つの発振器と1つの増幅器を介して作動される発光ダ
イオードが振幅変調された光ビームを発生する。この光
ビームは測定物へ放射され、ここから反射されこの装置
により受信されて検出される。検出器信号と基準信号は
増幅器により、第2発振器の信号と電子的に混合される
続いて検出器信号と基準信号との間の位相差が求められ
る。
視距機の測定精度は、数100mの測定距離の場合に約
Inである。このことは相対測定精度5XIO−6に相
応する。測定物としては反射性の物体だけが適している
W0  88/08519号公報にヘテログイン干渉計
形式の構或を有する測定装置が示されており、この測定
装置は測定距離が小さい時に、比較的大きい測定精度を
提供する。
この装置は、異なる周波数を有する周波数安定化された
2つのレーザビームを用いる。これらの2つのレーザビ
ームから、2つの音響的光学的変調器が和周波数形或に
より、それぞれ異なる周波数を有する4つのレーザビー
ムを発生する。このために必要とされる変調周波数は2
つの電子発振器により発生されて音響的光学的変調器に
加えられる。
この装置の測定精度は測定物に依存する。この測定精度
は散乱性の測定物の場合は、反射性測定物の場合よりも
低い。このことはR.DandLiker他の論文Op
tics Letters,  1 3巻第5.339
(1988)に示されている。
通常はこの種の測定装置の相対測定精度は、2つの測定
信号の位相差がどのくらい正確に求められるか、および
振幅変調された光の位相がどのくらい安定であるかに依
存する。距離Sを精度ΔSで求めるべき場合は、変調周
波数fのスペクトル拡散度Δf/fは、所望の横方向の
拡散度ΔS/Sよりも大きくしてはならない:Δf/f
≦ΔS/S そのため距離S−300mで精度が0.1顛の場合はス
ペクトル拡散度はわずかΔf/f≦3 .3 X 1 
0−7Lか許容されない。相応にシャープに定められた
変調周波は、電子発振器により著しく高い費用の下での
み発生される。
発明の解決すべき問題点 本発明の課題は、反射性の測定物に対する測定精度と散
乱性の測定物に対する測定精度とが同じであるような、
上述の形式の測定装置を提供することである。さらに測
定装置が測定を、測定時間が1 0 0 m s以下で
かつlO−6よりも小さい相対誤差で可能とすることで
ある。
問題を解決するための手段 この課題は本発明により次のようにして解決されている
。即ち、冒頭に述べた形式の距離測定装置において、光
源が2つのそれぞれ周波数安定化された多モードの、該
モード間の周波数間隔Δf1とΔf2を有するレーザか
ら構成されており、さらに両方の周波数間隔の比Δf1
/Δf2が整数とは数値1よりも小さい値だけ異なるよ
うに選定されている構或により解決されている。
周波数安定化された両方のレーザの各々は高いスペクト
ル鮮鋭度の複数個のモードを放射する。1つのレーザの
モード間の周波数間隔は、各々の個々のモードそのもの
のと同じスペクトル鮮鋭度を有する。1つのレーザの複
数個のモードの適切な重畳により、振幅変調されたレー
ザビームが発生され、それの変調周波数は、重畳された
モード間の周波数間隔に相応する。
モードが、1つの共振器の異なる縦方向モードを対象と
する時は、周波数間隔は共振器の長さに応じて約1 0
 0 M H z = l O G H zである。共
振器長さ25cmのヘリウム・ネオン・レーザの2つの
隣り合う縦方向モードは例えば周波数間隔6 0 0 
M H zを有する。
現在では、約I M H zまでの周波数を有する電気
振動の位相を高い精度で測定することができる。そのた
め両方のレーザの周波数間隔が互いに次のように調整さ
れる、即ち振幅変調された両方の光ビームの検出の後に
、それぞれの検出器信号の電子的混合により電気振動が
発生され、その周波数は両方の変調周波数の1よりも著
しく小さい値しか有しない。場合により、検出器信号も
周波数逓倍化の目的でそれ自体と混合される。
本発明の装置の付加的な利点は、周波数の安定化された
電子発振器の省略により、必要とされる費用が少ないこ
とである。
レーザをスペクトル拡散度Δf/f<10−7へ安定化
するための種々のかつ部分的には簡単な方法が知られて
いる。これらの方法のうちのいくつかは、”Dokum
antation Laserinterferome
trie in der Liingenmel3te
chnikH, VDr一出版DQsseldorf 
1985+ 8ページ以下に示されている。
特別に簡単な安定化法がドイツ連邦共和国特許第204
3734号に提案されている.2モード形式の気体レー
ザの両方のモードは偏光光学的に最適に分離されてそれ
らの強さが測定される。調整回路が放電電流を、両方の
モードの強さの比が一定になるように制御する。
安定化された多モードレーザの場合、個々のモードのス
ペクトル鮮鋭度はモード間の周波数間隔へも反映する。
この周波数間隔の高いスペクトル鮮鋭度を干渉計による
長さ測定のために用いることは公知である。この種の干
渉計装置は、既に現在、10−6よりも良好な相対精度
での測定を可能にする。しかしこれらの干渉計装置は、
常に高い反射性の測定物を、通常はトリプル反射器を必
要とする。他方、散乱性の測定物の場合、後方散乱され
た光の強さは小さすぎる。さらに散乱が測定光の位相に
関する非相関化を生ぜさせる。
本発明の有利な実施例では、両方のレーザがそれぞれ2
モードの形式を有する。そのためドイツ連邦共和国特許
第2043734号による著しく簡単な安定化法が、両
方のレーザに対して使用できる。さらに測定光として用
いられるレーザ光の部分は、レーザがそれぞれ2モード
形式である時は、最大となる。
2つの2モードレーザの使用の場合は、両方のレーザの
両方の周波数間隔の比Δf 1/Δf2は、数値lとは
l%よりも小さい値だけ異なる.そのため位相測定は、
両方の周波数間隔の差周波数Δfl2−Δf1−Δf2
の場合は、直接実施される。
著しく簡単な光学的構戒を有する距離測定装置において
、各々のレーザのモードは干渉可能に重畳され、そのた
め変調周波数Δf1とΔf2を有する2つの振幅変調さ
れたレーザビームが形戊される。この測定装置は全部で
3つの検出器を含み、しかもそれぞれ1つの検出器を、
各々のレーザの重畳されたモードのそれぞれの部分ビー
ムの受信用に含む。第3の検出器はレーザから測定物へ
放射されてここで散乱されたまたは反射された光を受信
する。距離測定のためには2つの測定ステップが必要と
される,各々の測定ステップにおいて第3の検出器と同
じレーザの光を、すなわち第3の検出器と同じ変調周波
数を有する光を受信する検出器との間の位相差の測定が
行われる。この目的で両方の検出器信号が同位相で残り
の検出器の信号と混合される。そのため差周波数Δfl
2−Δf1−Δf2の場合に位相測定そのものが行われ
る。両方の測定ステップは、異なる測定ステップにおい
て異なるレーザの光がしたがって異なる変調周波数の光
が測定物へ放射される点で、互いに異なるこの目的のた
めに両方のレーザビームの変換用の装置が設けられる。
測定された両方の位相差から距離を一義的に求めること
ができる。この一義性の領域Lは周波数間隔Δf1とΔ
f2により与えられる。
L−(Δfl一Δf2)c/2 この簡単な測定装置は、干渉計の形式の測定装置に比較
して、測定結果の大きい一義性領域Lを与える利点を有
する。WO88/08519号に相応する干渉計形式の
測定装置は、光学的レーザ周波の少なくとも1つが調整
可能である時にだけ、同様に大きい一義性領域を有する
レーザビームの交換用の種々の装置が知られている。高
い安定度を有するこの種の簡単な装置は機械的なチョッ
パ装置を有しており、このチョッパ装置が2つの異なる
個所において交番的に光を伝送させる。
許容される測定結果を得るために、検出器間の位相ドリ
7トを補償することができる。この種の位相ドリフトの
原因は、例えば温度変化にもとづく検出器の信号処理時
間の変動があり得る。この種の位相ドリ7トの補償のた
めに、第3の検出器が交番的に、測定物において散乱さ
れたないし反射された光を、または放射された光の一部
を受信する。この場合も機械的なチョッパー装置を用い
ることができる。このチ胃ツバー装置は交番的に、2つ
のビーム路のうちの一つを遮断する。
有利に、ディジタル位相測定器の計数周波数は、両方の
レーザのうちの1つの両方のモードの周波数間隔により
与えられる。この場合、高い計数速度が高いディジタル
分解能を与える。
さらに計数は、1つのレーザの両方のモードの周波数間
隔の大きいスペクトル鮮鋭度で、行われる。
実施例の説明 次に本発明の実施例を図面を用いて説明する第l図にお
いてlおよび2により2つの2モード形式のレーザが示
されている。これらは以下で詳述する。両方のレーザの
安定化の目的でビーム分割器3.4が各々のレーザの部
分光線をウオラストンプリズム5.6へ案内する。ウオ
ラストンプリズムは各々のレーザ光線の両方のモードを
その極性に応じて分割する。分割されたモードはツウイ
ン・フォトダイオード7.8によりE+1個に検出され
、さらに2つの調整器9.IOが検出信号から2つの調
整信号を得る。調整器9,10はレーザ電源11.12
を介してそれぞれのレーザの放電電流を制御して、1つ
のレーザの両方のモードが同じ強さを有するようにする
。これにより両方のレーザがスペクトル拡散度Δf/f
−3X10−8へ安定化される。この安定化法はドイツ
連邦共和国特許第2043734号公報に示されている
第lレーザ1の両方のモードの偏光装置に対して45@
傾斜している第1偏光器l3により、その両方のモード
が干渉可能に重畳される。
振幅変調された光波15が形戊され、その変調周波数Δ
f1は両方のモードの周波数間隔により与えられる。
第2偏光器l4により同様に第2レーザ2の両方のモー
ドが干渉可能に重畳される。第2の振幅変調された光波
16が形戊され、その変調周波数はΔf2の値を有する
2つのビーム分割器17.22が、第1の振幅変調され
た波l5を2つの強さの等しい部分ビーム18.19へ
分割し、第2の振幅変調された波16を2つの強さの等
しい部分ビーム23,24へ分割する。第lレーザの部
分ビームl9と第2レーザの部分ビーム23は点P1で
交差し、両方の残りの部分ビーム18.24は第2の点
P2において交差する。機械的なチョッパー装置25が
交番的に光を点P1を介してまたは点P2を介して伝送
させる。
ビーム路においてチョッパー装置25の後方に設けられ
ている第3ビーム分割器27は、点piにより案内され
る、第1レーザlの部分ビーム19と、点P2により案
内される、第2レーザ2の部分ビーム24とを重畳して
、これらを第1フォトダイオード29へ案内する。
第4のビーム分割器26がビーム路において同じくチョ
ッパー装置25の後方に設けられている。この第4のビ
ーム分割器26は、両方の別の部分ビーム18と23を
重畳して、小さい光或分を第27ォトダイオード28へ
案内する。最大の光戊分が測定ビーム30を或形する。
この測定ビームは次の経過において、ビーム分割器プリ
ズム3lを介しておよびテレスコープ32を介して、測
定物33へ放射される。ビーム分割器プリズム3lは、
測定物33において散乱されたまたは反射された光を、
第3のフォトダイオード34へ方向変換する。
テレスコープ32の表面反射が第3のフォトダイオード
34へ達しないようにするために、ビーム分割器プリズ
ムが偏光作用を有するビーム分割器として構成されてい
る。テレスコープ32の後方にλ/4プレート35が設
けられている。測定物33において反射されたまたは散
乱された光は、このλ/4プレート35を二重に通過す
るため、テレスコープの表面反射に対して垂直に偏光さ
れる。
第l図に示された状態においてam的なチョッパー装置
25が光を点Plを介して伝送する。この場合この第2
フォトダイオード28が変調周波数Δf2の光を受信し
、他方、両方の別の7才トダイオード29.34が変調
周波数Δf1の光を受信する。後者のフォトダイオード
29.34の信号は位相が互いに値−1だけ異なる。
2つの電子的混合器36.37が3つの7tトダイオー
ド28.29.34の信号の中から、位相が互いに値一
lだけ異なる、差周波数Δfl2−Δf1−Δf2の2
つの電気振動を形戊する。ディジタル位相測定器38は
位相偏位の値−1を測定する。ディジタル位相測定器の
計数パルスを発生させるために、第2検出器28の信号
が用いられる。この場合、個々の位相測定はディジタル
精度2πΔfxz/Δf2により行われる。
第2測定ステップの間中に機械的チョッパー装置25が
光を点25を介して伝送する。この場合、第2フォトダ
イオード28が変調周波Δflを受信し、他方、両方の
別のフオトダイ才−ド29.34が変調周波数Δ【2の
光を受光する。そのためこの後者のフォトダイオード2
9.34の信号は位相が互いに値−2だけ偏差している
。この位相偏差の値−2は上述のように求められる。デ
ィジタル精度を一定に保つために、ディジタル位相測定
器38の計数パルスの発生のために第1検出器29の信
号が用いられる。スイッチ39がディジタル位相測定器
のトリガ入力側を機械的チ3ツバー装置の周波数で第1
検出器28と第2検出器との間を切り換える。
測定された位相偏差−1および−2から測定装直と測定
物33との間の距離値Sが算出される。この距離値は、
S≦C/2Δf42である限り、一義的である。距離測
定値のディジタル精度ΔSは、ΔS・±(CΔf 12
)/(2Δf1Δf2)となるように得られる。
上述の様に達成可能な最大相対測定精度ΔS/Sは、変
調周波数のスペクトルの拡散度Δf/fに依存する。こ
れに対してディジタル測定精度ΔSと一義性領域は両方
のレーザ1,2のモード間隔の数値Δf1とΔf2によ
り定められる。
第2a図において20aで、第1ヘリウムネオンレーザ
の増幅度のスペクトル特性が示されている。隣り合う2
つの縦方向モードn1とn十lはレーザ閾値21aを上
回わる。両方のモードの周波数間隔Δf1は第lレーザ
の共M器長さLlと光速Cにより与えられる: Δfl−C/2L1 共振器長さLl−25cmの場合、Δfl−6 0 0
 MHzとなる。隣り合うモードn1とn1+1とが互
いに垂直に直線偏光される形式のいわゆる“ランダム”
偏光レーザが用いられる。
同様のことが第2ヘリウム・ネオンレーザに対しても当
てはまる。このレーザの増幅度のスペクトル特性は、第
2b図において20bで示されている。同じく2モード
の“ランダム”偏波レーザが用いられ、その隣り合う縦
方向モードn2およびnz+1はレーザ閾値2lbを上
回わる。しかしこの第2レーザは第lレーザよりも0.
21mmだけ短い共振器長さL2を有する。そのため周
波数間隔もΔf2=c/2L2=600.5MHzであ
る。両方のレーザの共振器長さの相対的な差は約1/1
 0 0 0である。相応のレーザ対は例えば大量生産
により選定することができる。
この両方のレーザにより一義性領域300mm内でディ
ジタル測定精度ΔS一±0.2mm が得られる。個々
の測定の測定時間はわずか2μsである。
ディジタルエラーを一層低減する目的で、位相偏差が差
周波数Δfl2の数周期にわたり測定される。位相差Δ
rt2のlO周期にわたる測定の場合に、ディジタルエ
ラーの値がわずかに2f/12.0.IOとなる。この
場合、距離測定値の精度は、測定時間が20μsの場合
ΔS−±0.02mmである。
スタティックなエラーは位相偏差の値−1および−2の
反復測定により低減される。この場合、第1図において
ディジタル位相測定@38に切り換えスイッチを設ける
ことができる。この切り換えスイッチは、各々の測定サ
イクル後に両方の測定入力を互いに交換する。この構或
により、ディジタル位相測定器38の電圧比較器間のシ
ステムによる差の影響が抑圧される。
第1図に示されている様に、第2検出1a28と第3検
出器34との間の位相ドリフトの補正のために、測定光
のビーム路30において、ビーム分割プリズム3lの前
方にもう1つのビーム分割器40が設けられている。こ
のビーム分割器は測定光30の部分ビーム43を第3検
出器34へ偏向させる。第2の機械的チョッパ−41が
交番的にこの部分ビーム43を、および測定物33にお
いて散乱されたまたは反射された光のビーム路を、遮断
する。機械的なチョッパー装置4lが測定光30の部分
ビーム43を伝送させている時間において、第2検出器
28と第3検出器34の信号の間の位相補正値111k
が測定される。この位相補正値一kが位相値−1または
I2から減算される。
散乱性の測定物への距離を測定すべき時は、測定光30
の、および測定物33において散乱されたまたは反射さ
れた光42の偏光に最適の分割は理想的ではない、何故
ならば散乱が常に偏光を陣げるように作用するからであ
る。この場合は、例えば別個の送光テレスコープおよび
受光テレスコープにより実施できる幾何学的ビーム路を
設けることができる。
機械的チBツパー装置25.41は液晶装置によりまた
は電気的一または磁気的光学的スイッチングエレメント
によっても、置き換えることができる。これらは例えば
、短かい測定時間がしたがって高いチョップ周波数が用
いられる時に、設けられる。
第2の実施例においては2つの異なるレーザが用いられ
ている。第lレーザのスペクトル特性は第3a図におい
て50aで示されている。
増幅度の最大値は周波数f3の場合に存在する。再び2
モードレーザが用いられる。画方のモードn3およびn
3+lはレーザ閾値51aを上回わる。これらの両方の
モードは互いに垂直に線形に偏光されている。モード間
の周波数間隔はΔf3で示されている。このレーザの周
波数安定化は第1図において示されたように行なわれる
第2のレーザは第3b図にしめされているように3モー
ド形式である。3つのモードn4 −1、n4およびn
4+1はレーザ閾値5lbを上回わる。モードn4は両
方の別のモードに垂直に線形に偏向されている。モード
の周波数間隔Δf4はΔf3/2よりも小さい。増幅度
のスペクトル特性50bは極大値52bと53bとの間
で、ラムディップ(Lamb−Dip)と称される極小
値54bを有する。安定化の目的で偏光分割器がレザビ
ームを偏光に応じて分割する。両方のモードn4−1と
1 4+1が、変調周波数2Δf4を有する振幅変調さ
れた測定ビームを形戊する。モードn4の強さが測定さ
れてレーザの安定化の目的に用いられる。調整器がピエ
ゾエレメントを用いて共振器長さを、モードn4の周波
数がラムディップの周波数と一致するように調整する。
モードn4の強さはこの場合に最小となる。
前述の機械的チョッパー装置について要約すると、両方
のレーザビームを相互に交換するための装置として機械
的なチョッパー装置25が設けられており、このチョッ
パー装置が交番的に光を2つの異なる個所Pi,P2へ
伝送させる。
さらに同じレーザの両方の光の間の位相ドリ7トを補償
するために、受信用検出器28.54に第2のII械的
チョッパー装置4lが設けられており、該チョッパー装
置が測定物33において散乱されたまたは反射された光
42と、放射された光43の一部を第3の検出器34へ
伝送させる。
前述の第2実施例の別の構或は第l図の実施例に相応す
る。
発明の効果 本発明により、反射性の測定物に対する感度4 も散乱性の測定物に対する感度も同じ値にされさらに相
対誤差の著しく小さい距離測定器が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は2つの類似の2モードレーザを有する本発明に
よる測定装置のブロック図、第2a図は第1のレーザの
増幅度の、周波数の関数としてのダイヤグラム図、第2
b図は第2のレーザの増幅度の、周波数の関数としての
ダイヤグラム図、第3a図は2つの異なるレーザを有す
る第2の実施例に対する第lレーザの増幅度の、周波数
の関数としてのダイヤグラム図、第3b図は第3a図に
よる実施例に対する第2のレーザーの増幅度の周波数の
関数としてのダイヤグラム図を示す。 1.2・・・2モードレーザ、3,4・・・ビーム分割
器、5,6・・・ウオラストンプリズム、7,8・・・
ツウイン・フォトダイオード、9.to・・・調整器、
11.12・・・レーザ光源、13.14・・・偏光器
、15.16・・・振幅変調された光波、17.22,
26.27.40・・・ビーム分割器、18,19,2
3.24・・・部分ビーム、25,4l・・・機械的チ
ョッパー装置、28.29.34・・・フォトダイオー
ド、35;・・λ/4プレート36.37・・・電子混
合器、38・・・ディジタル位相測定器、39・・・ス
イッチ、42・・・ビーム路43・・・部分ビーム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、測定物へ光ビームを放射するための光源と、該測定
    物において反射されたないし後方散乱された光と放射さ
    れた光との間の位相偏差を測定するための装置とを有す
    る光学的距離測定装置において、光源が2つのそれぞれ
    周波数安定化された多モード形式の、該モード間の周波
    数間隔Δf_1とΔf_2を有するレーザ(1、2)か
    ら構成されており、さらに両方の周波数間隔の比Δf_
    1/Δf_2が整数とは数値1よりも小さい値だけ異な
    るように選定されていることを特徴とする光学的距離測
    定装置。 2、両方のレーザ(1、2)がそれぞれ2モード形式で
    あるようにした請求項1記載の光学的距離測定装置。 3、両方のレーザの各周波数間隔の比Δf_1/Δf_
    2が数値1とは1%よりも小さい値だけ異なるようにし
    た請求項2記載の光学的距離測定装置。 4、レーザのそれぞれ2つのモードを干渉可能に重畳す
    るための手段(13、14)を設け、さらに第1のレー
    ザの部分ビームを受光するための第1検出器(29)を
    設け、さらに第2のレーザの部分ビームを受光するため
    の第2検出器(28)を設け、さらにレーザから測定物
    (33)へ放射されて該測定物(33)において散乱さ
    れたまたは反射された光の少なくとも一部を受信するた
    めの第3検出器(34)を設け、さらに両方のレーザビ
    ームを交換するための装置(25)を設け、この場合、
    位相偏差を測定するための装置(36、37、38)が
    、同じレーザの部分ビームを受信する両方の検出器(2
    8、34)の出力信号をそれぞれ、別のレーザの部分ビ
    ームを受信する検出器(29)の出力信号と電子的に混
    合するようにした請求項1から3までのいずれか1項記
    載の光学的距離測定装置5、測定物(33)において散
    乱されたまたは反射された光(42)と放射された光(
    30)との間の位相偏差を測定するために、ディジタル
    形式の位相測定器(38)が設けられており、該位相測
    定器の計数周波数が両方のレーザ(1、2)のうちの一
    方のレーザの2つのモードの周波数間隔により与えられ
    るようにした請求項1から4までのいずれか1項記載の
    光学的距離測定装置。
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