JPH03169755A - Method for integrating steel ball into slide rail and steel ball stopper structure - Google Patents
Method for integrating steel ball into slide rail and steel ball stopper structureInfo
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Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、スライドレールのロアレール、アッパーレ
ール間のサイドの間隙に組込まれるスチールボールの組
込み方法およびスチールボールの脱落を防止するスチー
ルボールのストッパ構造に関する.
〔従来の技術〕
たとえば、自動車等のシートは、スライドレールによっ
て、前後方向にスライド可能に支持されている.スライ
ドレールは、車体床面(車床)に固定されるロアレール
と、シートの側面下方でシートに固定され、転動子を介
して,ロアレールにスライド可能に組込まれたアッパー
レールとを具備して構成されている.ロアレールの前後
端にレッグブラケットがリベット止めされ、レッグブラ
ケットを車床にボルト止めして、ロアレールは車床に固
定される.このようなスライドレールは、シートの両サ
イドにそれぞれ設けられている.一般に、転動子として
ローラが使用され,゛1組のスライドレールについて,
2個のローラが前後に離反してロアレール,アッパーレ
ール間に配置されて,ロアレール中央の平坦部の上を転
動する2個のローラが局部的に偏る(集る)と、アッパ
ーレールの円滑なスライドが確保されないため前後のロ
ーラの転動範囲を前半部または後半部にそれぞれ限定す
る必要がある,
そのため、たとえば,ロアレールが7ッパーレールを抱
持する構成のスライドレールでは、内方に位置するアッ
パーレールの両側壁で前後端に1個ずつ、中央に2個の
合計4個の突き出しエンボスを設けるとともに、ロアレ
ール前後端のレッグブラケ−2トのリベー2トヘ−2ド
によって、ローラの転動範囲を限定している.この構成
では,前のローラは、アッパーレールの前端、中央前方
の各突き出しエンボスの間を転動でき,また、後のロー
ラはアッパーレールの中央後方、後端の各突き出しエン
ボスの間を転動できる.そして,前端、後端のリベット
ヘッドによって、ロアレール、アッパーレールからのロ
ーラの脱落が防止される.このようなストッパ構造によ
れば,前後のローラの転動範囲が、前半部または後半部
に限定されアー2パーレールの円滑なスライドが確保さ
れるとともに、ローラの脱落する虞れがない.〔発明が
解決しようとする課題〕
最近では、転動子としてローラの代りに、スチールボー
ル(鋼球)が利用されている.ローラがロアレール中央
の平坦部上に配設されるのに対して、スチールボールは
、ロアレール、アッパーレールのサイドの間隙に配設さ
れため、ロアレール中央の平坦部のリベットヘッドは、
スチールボールの脱落防止になんら寄与しない.
そのため、アッパーレールだけでなくロアレールにも,
同様に4個の突き出しエンボスを設け、アッパーレール
、ロアレールの突き出しエンホスによって、スチールボ
ールの転動範囲を限定し、かつ、脱落を防止している.
通常、スライドレールの組立ての最終工程でスチールボ
ールは、ロアレール、アッパーレールのサイドの間隙に
組込まれる.しかし、突き出しエンボスが、内方に位置
するアッパーレールの側壁に既に成形されているのに対
して、スチールボールを挿入した後,外方に位置するロ
アレール鍔突き出しエンボスが威形されて、スチールボ
ールを脱落不能に組込んでいる.
このように、スチールボールの組込み後、レールのサイ
ドの間隙に挿入した後、ロアレールの突き出しエンボス
を或形してスチールボールを組込むスチールボールの組
込み方法では、突き出しエンボスの或形加工が煩雑であ
り、スチールボール組込み工程が煩雑化する.また、突
き出しエンボスの戒形の際、ロアレールが変形、拡開し
やすく突き出しエンボスがストッパとしての機能を十分
に発揮せず、スチールボールの脱落する虞れがある.
この発明は、変形、拡開を生じることなく、スチールボ
ールをロアレール、アッパーレール間に組込み可能なス
ライドレールへのスチールボール組込み方法の提供を目
的としている.
また,この発明は、スチールボールの脱落を確実に防止
可能なスライドレールのスチールボールストッパ構造の
提供を別の目的としている.〔課題を解決するための手
段〕
この目的を達成するために、この発明のスチールボール
組込み方法によれば、たとえば、ロアレールが7ッパー
レールを抱持する構威のスライドレールでは、突キ出し
エンボスに代ってロアレールの側壁端部に設けられたス
リットの外縁を、ロアレール、アッパーレールのサイド
の間隙へのスチールボールの挿入後、カシメて,スチー
ルボールを脱落不能に組込んでいる.
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明する.
第1図、第2図に示すように,スライドレール12は、
車体床面に固定されるロアレール14と、シートの側面
下方でシートに固定されるアッパーレールl6とを具備
し、転動子としてのスチールボールl8が、左右に2個
ずつ前後に離反して,ロアレール、アッパーレールのサ
イドの間隙に配設されている.ロアレールl4の前後端
にレッグブラケット19がリベ−/ }止めされ、レッ
グブラケットを車床にボルト止めして、ロアレールは車
床に固定される.
第1図、第2図に加えて、第3図からよくわかるように
、実施例では,ロアレール14が7ッパーレール16を
抱持するように構威され、前端,後端に1個ずつ、中央
に2個の合計4個の突き出しエンボス20(2G−1〜
20−4)が、アッパーレールl6の側壁に威形されて
いる.また、第4図を合せて見るとよくわかるように,
スリット22がロアレール12の前端、後端に形成され
、2個の突き出しエンボス23がロアレールl2の中央
に威形されている.アッパーレールの突き出しエンボス
20は外方に,ロアレールの突き出しエンボス23は内
方にそれぞれ突出している.2個のスリット22の外縁
は、後述するように,いずれもカシメられてカシメ片2
2aを形成し、突き出しエンボス20,22 ,カシメ
片からスチールボールストッパ構造10が構威されてい
る.
実施例とは逆に、アッパーレール16がロアレール14
を抱持する構威としてもよく,この構威では、突き出し
エンボス20は内方のロアレールに、スリット22、突
き出しエンボス23は外方の7ッパーレール1Bにそれ
ぞれ設けられることはいうまでもない.
スチールボールl8は,たとえば,以下のようにして、
スライドレールl2に組込まれる.まず、第l図の左方
(スライドレールl2の前方に該当する)からロアレー
ル14に、アッパーレール1Bを挿通させて、組立てる
.ここで,第4図(A)に示すように、アッパーレール
18を左方(前方)にスライドさせ、突き出しエンボス
20−1.20−2の間で下方に設けたスペースからス
チールボールl8をロアレール14.7ッパーレール1
6のサイドの間隙に挿入する.スチールボール18−1
の挿入後、スリット22の外縁をカシメてカシメ片22
aが或形される.カシメ加工は、たとえば、スリットの
外縁の中央を押圧して略三角形のカシメ片22a t−
或形するように行なわれる.同様に、第4図(B)に示
すように7ッパーレール1Bを右方(後方)にスライド
させて,突き出しエンボス20−3.20−4の間に設
けたスペースからスチールボールl8を挿入し、スリッ
ト22の外縁をカシメてカシメ片22aとする.第4図
(C)は、前後のスチールボール18の組込み後、アッ
パーレールをほぼ中央位置に戻した状態を示す.いうま
でもなく、スチールボールl8は、左右サイドでほぼ同
時に挿入される(第5図参照).
このように、スチールボール18の挿入後、スリット2
2の外縁をカシメれば,カシメ片22aに妨げられて,
スチールボールの脱落が防止される,そして、スリット
22の縁のカシメ加工は,突き出レエンボスの成形加工
に比較して簡便であり、スチールボール組込み工程が迅
速、容易に行なえる.また,スリット22の縁のカシメ
加工は、ロアレール14の変形、拡開を生じにくく、ス
チールボールl8の脱落が確実に防止される.
さらに、カシメ加工はスリット22の内縁でなく外縁に
施されるため、スチールボールl8の中心に向って立ち
上った形状に、カシメ片22aが容易に成形される.こ
のような形状のカシメ片22aは、変形しにくく、アッ
パーレールl6からスチールボールI8を介在して大き
な押力が伝達されても、カシメ片は容易に変形せず、ス
チールボール18の脱落が確実に防止される.
第6図に第2実施例を示す.この実施例では、前後のス
チールボール18を常に一定距離離反させて,中央への
偏りを防止するように、ロッド2Bがスチールボール間
に配置されている.ロッド26はたとえば、樹脂製とさ
れ、スチールボールl8の挿入前に,ロアレール14、
アー2バーレール16のサイドの間隙に挿入される.こ
の実施例では、ロアレールl4の中央にもスリット22
が形成されておりスチールボールl8をロー,ド2Gの
前後に配設した後、スリット加工が行なわれる.ロッド
26は,円形断面でなく、第7図に示すように、スリッ
ト片22a、突き出しエンボス20の逃げを考慮した異
形形状とされ、中央の2個のスリット22のカシメはス
リットを介して、ロッドの向きを確認し,必要なら、修
正しながら行なわれる.
中央のスリット22についてはその内縁を,外端のスリ
ットについては、その外縁をカシメてスリット片22a
をそれぞれ成形すれば、強固な構成のスチールボールス
ト−/パー構造10が得られる.この第2実施例の構威
では、上記実施例と同様な効果に加えて、スチールボー
ルl8がロンド2Bによって十分に離反されるため、ア
ッパーレール18のより円滑なスライドが確保される.
また、ロアレールl4の中央にもスリット22を形成し
ているため,このスリットを介して、ロッド26の有無
が容易に確認でき、ロッドの配置忘れが防止できる.さ
らに、中央のスリット22のカシメのとき、中央のスリ
ットを介して、ロッドの向きの確認、修正が行なえ,ロ
ッドを正常な状態で配置できる.なお、アッパーレール
18がシートクッションフレームの一部(サイド部材)
として利用される統合化レールに、この発明のスチール
ボールストッパ橋造10を設けてもよい.
また、自動車のシートだけでなく、たとえば電車、飛行
機、船舶等のシートのスライドレールにもこの発明が応
用できる.
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであ
り,この発明を何等限定するものでなくこの発明の技術
範囲内で変形,改造等の施されたものも全てこの発明に
包含されることはいうまでもない.
〔発明の効果〕
上記のように、スチールボールの挿入後、スリットの外
縁をカシメて、スチールボールを組込むこの発明の組込
み方法によれば、スリットの縁のカシメ加工が簡便であ
るため、スチールボール組込み工程が迅速、容易に行な
える.また、スリットの縁のカシメ加工は、レールの変
形,拡開を生じることな〈行なえ,スチールボールの脱
落が確実に防止される.
また、カシメ片によってスチールボールの脱落を防止し
たこの発明のスチールボールストツパ構造によれば,レ
ールの変形,拡開が生じにくく、スチールボールの脱落
が確実に防止される.そして、カシメ片は、スリットの
外縁をカシメて形成されているため、変形しにくい形状
に成形でき、スチールボールを介在して大きな押力が伝
達されても、カシメ片は容易に変形せず、スチールボー
ルの脱落が確実に防止される.
さらに、ロッドをスチールボール間に配置したスライド
レールにおいては、ロアレールの中央にもカシメ片が形
成され、中央のスリットを介してロンドの有無が容易に
確認でき、ロッドの配置忘れが防止できる.また、中央
のスリットを介して、ロッドの向きの確認,修正が行な
え,ロッドを正常な状態で配置できる.Detailed Description of the Invention [Field of Industrial Application] The present invention provides a method for assembling steel balls into a side gap between a lower rail and an upper rail of a slide rail, and a stopper for the steel balls that prevents the steel balls from falling off. Regarding structure. [Prior Art] For example, the seats of automobiles are supported by slide rails so as to be slidable in the front and rear directions. The slide rail includes a lower rail that is fixed to the vehicle floor surface (vehicle floor) and an upper rail that is fixed to the seat below the side surface of the seat and is slidably incorporated into the lower rail via a rolling element. It has been done. Leg brackets are riveted to the front and rear ends of the lower rail, and the leg brackets are bolted to the vehicle floor to secure the lower rail to the vehicle floor. Such slide rails are provided on both sides of the seat. Generally, rollers are used as rolling elements, and for one set of slide rails,
If the two rollers are separated back and forth and placed between the lower rail and the upper rail, and the two rollers rolling on the flat part in the center of the lower rail are locally biased (gathered), the upper rail will not run smoothly. Therefore, for example, in a slide rail in which the lower rail holds the 7-upper rail, the rolling range of the front and rear rollers must be limited to the first half or the second half. A total of four protruding embossments are provided on both sides of the upper rail, one at the front and rear ends and two at the center, and two rebates on the two leg brackets at the front and rear ends of the lower rail reduce the rolling range of the rollers. is limited. In this configuration, the front roller can roll between each protruding embossment at the front end of the upper rail, at the front center, and the rear roller can roll between each protruding embossment at the rear center and rear end of the upper rail. can. The rivet heads at the front and rear ends prevent the rollers from falling off the lower and upper rails. According to such a stopper structure, the rolling range of the front and rear rollers is limited to the first half or the second half, ensuring smooth sliding of the aperture rail and eliminating the risk of the rollers falling off. [Problem to be solved by the invention] Recently, steel balls have been used as rolling elements instead of rollers. While the roller is placed on the flat part in the center of the lower rail, the steel ball is placed in the gap between the sides of the lower rail and upper rail, so the rivet head on the flat part in the center of the lower rail is
It does not contribute in any way to preventing the steel balls from falling off. Therefore, not only the upper rail but also the lower rail,
Similarly, four protruding embossments are provided on the upper and lower rails to limit the rolling range of the steel balls and prevent them from falling off. Normally, in the final process of assembling the slide rail, steel balls are installed in the gaps on the sides of the lower and upper rails. However, while the protruding embossment is already formed on the side wall of the upper rail located inwardly, after the steel ball is inserted, the protruding embossment of the lower rail collar located outwardly is shaped, and the steel ball is is incorporated in such a way that it cannot be removed. As described above, in the method of assembling the steel ball, in which the steel ball is inserted into the gap on the side of the rail and then the protruding embossment of the lower rail is shaped to incorporate the steel ball, the shaping of the protruding embossment is complicated. , the steel ball assembly process becomes complicated. In addition, when the protruding embossing is applied, the lower rail is easily deformed and expanded, and the protruding emboss does not perform its function as a stopper, and there is a risk that the steel ball may fall off. The object of this invention is to provide a method for assembling steel balls into a slide rail, which allows steel balls to be assembled between a lower rail and an upper rail without causing deformation or expansion. Another object of the present invention is to provide a steel ball stopper structure for a slide rail that can reliably prevent steel balls from falling off. [Means for Solving the Problems] In order to achieve this object, according to the steel ball assembling method of the present invention, for example, in a slide rail having a structure in which the lower rail holds a 7-upper rail, the protruding embossing is Instead, the outer edge of the slit provided at the end of the side wall of the lower rail is caulked after the steel ball is inserted into the gap between the sides of the lower rail and upper rail, and the steel ball is incorporated so that it cannot fall out. [Example] Hereinafter, an example of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. As shown in FIGS. 1 and 2, the slide rail 12 is
It is equipped with a lower rail 14 fixed to the floor surface of the vehicle body and an upper rail l6 fixed to the seat below the side surface of the seat, and steel balls l8 as rolling elements are separated back and forth, two on each side. It is installed in the gap on the side of the lower rail and upper rail. Leg brackets 19 are riveted to the front and rear ends of the lower rail l4, and the leg brackets are bolted to the vehicle floor, thereby fixing the lower rail to the vehicle floor. In addition to FIGS. 1 and 2, as can be clearly seen from FIG. A total of 4 protruding embossing 20 (2G-1 ~
20-4) is emblazoned on the side wall of the upper rail l6. Also, as you can clearly see by looking at Figure 4,
A slit 22 is formed at the front end and rear end of the lower rail 12, and two protruding embosses 23 are formed in the center of the lower rail l2. The protruding embossing 20 of the upper rail protrudes outward, and the protruding embossing 23 of the lower rail protrudes inward. As will be described later, the outer edges of the two slits 22 are crimped to form the crimped pieces 2.
A steel ball stopper structure 10 is constructed from protruding embossing 20, 22 and a caulking piece. Contrary to the embodiment, the upper rail 16 is the lower rail 14.
It goes without saying that in this structure, the protruding embossing 20 is provided on the inner lower rail, and the slit 22 and protruding embossing 23 are provided on the outer 7 upper rail 1B. For example, the steel ball l8 is made as follows,
It is incorporated into the slide rail l2. First, assemble the upper rail 1B by inserting it into the lower rail 14 from the left side in Figure 1 (corresponding to the front of the slide rail 12). Here, as shown in FIG. 4(A), slide the upper rail 18 to the left (front) and insert the steel ball l8 into the lower rail from the space provided below between the protruding embossing 20-1 and 20-2. 14.7 Upper rail 1
Insert into the gap on the side of 6. steel ball 18-1
After inserting the slit 22, caulk the outer edge of the slit 22 and insert the caulking piece 22.
a is given a certain shape. The caulking process is performed, for example, by pressing the center of the outer edge of the slit to create the approximately triangular caulking piece 22a t-
It is done to give a certain shape. Similarly, as shown in FIG. 4(B), slide the 7-upper rail 1B to the right (rearward) and insert the steel ball 18 from the space provided between the protruding embossing 20-3 and 20-4. The outer edge of the slit 22 is caulked to form a caulking piece 22a. FIG. 4(C) shows the state in which the upper rail is returned to approximately the center position after the front and rear steel balls 18 have been assembled. Needless to say, the steel balls l8 are inserted almost simultaneously on the left and right sides (see Figure 5). In this way, after inserting the steel ball 18, the slit 2
When the outer edge of 2 is crimped, it is obstructed by the crimping piece 22a,
The steel balls are prevented from falling off, and the caulking of the edges of the slits 22 is simpler than the protruding reemboss forming process, and the process of assembling the steel balls can be carried out quickly and easily. Furthermore, the caulking of the edges of the slits 22 makes it difficult for the lower rail 14 to deform or expand, thereby reliably preventing the steel ball l8 from falling off. Furthermore, since the caulking process is performed on the outer edge of the slit 22 rather than the inner edge, the caulking piece 22a can be easily formed into a shape that rises toward the center of the steel ball l8. The caulking piece 22a having such a shape is difficult to deform, and even if a large pushing force is transmitted from the upper rail l6 via the steel ball I8, the caulking piece does not easily deform and the steel ball 18 is ensured to fall off. This will be prevented. Figure 6 shows the second embodiment. In this embodiment, the rod 2B is arranged between the steel balls 18 so as to always keep the front and rear steel balls 18 apart by a certain distance to prevent them from shifting toward the center. The rod 26 is made of resin, for example, and is connected to the lower rail 14, before inserting the steel ball l8.
It is inserted into the gap on the side of the ar2 bar rail 16. In this embodiment, there is also a slit 22 in the center of the lower rail l4.
is formed, and slit processing is performed after steel balls 18 are placed before and after the row and drive 2G. The rod 26 does not have a circular cross section, but has an irregular shape that takes into account the clearance of the slit piece 22a and the protruding embossing 20, as shown in FIG. Check the orientation and make corrections if necessary. The inner edge of the center slit 22 and the outer edge of the outer end slit are caulked to form the slit piece 22a.
By molding each of these, a steel ball stopper/par structure 10 with a strong structure can be obtained. In addition to the same effects as in the above-mentioned embodiment, the structure of the second embodiment ensures smoother sliding of the upper rail 18 because the steel ball 18 is sufficiently separated by the rond 2B.
Further, since the slit 22 is also formed in the center of the lower rail l4, the presence or absence of the rod 26 can be easily confirmed through this slit, and forgetting to place the rod can be prevented. Furthermore, when the central slit 22 is caulked, the orientation of the rod can be checked and corrected through the central slit, and the rod can be placed in a normal state. Note that the upper rail 18 is a part of the seat cushion frame (side member).
The steel ball stopper bridge structure 10 of the present invention may be provided on an integrated rail used as a bridge structure. Furthermore, this invention can be applied not only to car seats, but also to slide rails for seats in trains, airplanes, ships, etc. The above-mentioned embodiments are for illustrating this invention, and do not limit this invention in any way, and all modifications and modifications within the technical scope of this invention are also included in this invention. Needless to say. [Effects of the Invention] As described above, according to the assembling method of the present invention in which the outer edge of the slit is caulked after inserting the steel ball and the steel ball is incorporated, the crimping process of the edge of the slit is simple. The installation process can be done quickly and easily. Additionally, the edges of the slits can be caulked without causing deformation or expansion of the rail, thereby reliably preventing the steel balls from falling off. Furthermore, according to the steel ball stopper structure of the present invention in which the steel ball is prevented from falling off by the caulking piece, the rail is less likely to deform or expand, and the steel ball is reliably prevented from falling off. Since the caulking piece is formed by caulking the outer edge of the slit, it can be formed into a shape that is difficult to deform, and even if a large pushing force is transmitted through the steel ball, the caulking piece will not easily deform. Steel balls are reliably prevented from falling off. Furthermore, in the slide rail where the rod is placed between the steel balls, a caulking piece is also formed in the center of the lower rail, and the presence or absence of the rod can be easily confirmed through the central slit, which prevents forgetting to place the rod. Additionally, the rod orientation can be checked and corrected through the central slit, allowing the rod to be placed in the correct position.
第1図、第2図は、この発明のスチールボールストッパ
構造を持つスライドレールの分解斜視図および斜視図、
第3図は、スライドレールの横断面図、第4図(A)〜
(C)は,スチールボール組込み工程を示すスライドレ
ールの半縦断面図、第5図は,スチールボール組込み後
でのスライドレールの部分縦断面図、
第6図は、第4図(C)に類似する,別実施例のレール
の概略部分横断面図である.1 and 2 are an exploded perspective view and a perspective view of a slide rail having a steel ball stopper structure according to the present invention, FIG. 3 is a cross-sectional view of the slide rail, and FIGS.
(C) is a half-longitudinal cross-sectional view of the slide rail showing the steel ball assembly process, Figure 5 is a partial vertical cross-sectional view of the slide rail after steel balls are assembled, and Figure 6 is the same as Figure 4 (C). FIG. 3 is a schematic partial cross-sectional view of a similar rail according to another embodiment.
Claims (5)
面下方でシートに固定されるアッパーレールとのサイド
の間隙にスチールボールを組込むスライドレールへのス
チールボール組込み方法において、 アッパーレールの側壁、ロアレールの側壁のうち、外方
に位置するレールの側壁端部に形成されたスリットの外
縁を、ロアレール、アッパーレールのサイドの間隙への
スチールボールの挿入後、カシメて、スチールボールを
脱落不能としたことを特徴とするスライドレールへのス
チールボール組込み方法。(1) In a method of assembling steel balls into a slide rail in which steel balls are installed in the side gap between a lower rail that is fixed to the vehicle floor and an upper rail that is fixed to the seat below the side of the seat, the side wall of the upper rail, After inserting the steel ball into the gap on the side of the lower rail and upper rail, the outer edge of the slit formed at the end of the side wall of the outer rail is caulked to prevent the steel ball from falling out. A method for assembling steel balls into a slide rail, which is characterized by the following.
面下方でシートに固定されるアッパーレールとのサイド
の間隙に配設されてロアレールに対するアッパーレール
のスライドを確保するスチールボールの転動範囲を限定
するスライドレールのスチールボールストッパ構造にお
いて、 アッパーレールの側壁、ロアレールの側壁のうち、内方
に位置するレールの側壁に突き出しエンボスを、外方に
位置するレールの側壁の中央に、対向する突き出しエン
ボスをそれぞれ設けてスチールボールの転動範囲を限定
するとともに、外方に位置するレールの側壁の端部のス
リットの外縁をカシメてなるカシメ片を外方に位置する
レールの側壁に設けて、スチールボールの脱落を防止し
たことを特徴とするスライドレールのスチールボールス
トッパ構造。(2) Rolling range of steel balls that are installed in the gap between the lower rail fixed to the vehicle floor and the upper rail fixed to the seat below the side of the seat to ensure the sliding of the upper rail relative to the lower rail. In the steel ball stopper structure of the slide rail, which limits the side walls of the upper rail and the lower rail, a protruding embossing is formed on the inner side wall of the rail, and an opposing embossing is formed on the center of the outer rail side wall. Protruding embossing is provided on each side to limit the rolling range of the steel balls, and a caulking piece formed by caulking the outer edge of the slit at the end of the side wall of the rail located on the outside is provided on the side wall of the rail located on the outside. The steel ball stopper structure of the slide rail is characterized by preventing steel balls from falling off.
面下方でシートに固定されるアッパーレールとのサイド
の間隙に配設されてロアレールに対するアッパーレール
のスライドを確保するスチールボールの転動範囲を限定
するスライドレールのスチールボールストッパ構造にお
いて、 アッパーレールの側壁、ロアレールの側壁のうち、内方
に位置するレールの側壁に突き出しエンボスを設けると
ともに、外方に位置するレールの側壁のスリットの外縁
をカシメてなるカシメ片を外方に位置するレールの側壁
に設けたことを特徴とするスライドレールのスチールボ
ールストッパ構造。(3) Rolling range of steel balls that are installed in the gap between the lower rail fixed to the vehicle floor and the upper rail fixed to the seat below the side of the seat to ensure the sliding of the upper rail relative to the lower rail. In the steel ball stopper structure of the slide rail, which limits the side walls of the upper rail and the lower rail, protruding embossing is provided on the inner side wall of the rail, and the outer edge of the slit on the outer side wall of the rail is provided. A steel ball stopper structure for a slide rail, characterized in that a caulking piece formed by caulking is provided on the side wall of the rail located outward.
面下方でシートに固定されるアッパーレールとのサイド
の間隙に配設されてロアレールに対するアッパーレール
のスライドを確保するスチールボールの転動範囲を限定
するスライドレールのスチールボールストッパ構造にお
いて、 アッパーレールの側壁、ロアレールの側壁のうち、内方
に位置するレールの側壁に突き出しエンボスを設けると
ともに、スチールの転動範囲の中央への偏りを防止する
ロッドを前後のスチールボール間に配置し、外方に位置
するレールの側壁のスリットの縁をカシメてなるカシメ
片を外方に位置するレールの側壁に設けたことを特徴と
するスライドレールのスチールボールストッパ構造。(4) Rolling range of steel balls that are installed in the side gap between the lower rail fixed to the vehicle floor and the upper rail fixed to the seat below the side of the seat to ensure the sliding of the upper rail relative to the lower rail. In the steel ball stopper structure of the slide rail that limits the movement of the steel ball, an embossing is provided on the inner side wall of the upper rail and the lower rail to prevent the rolling range of the steel from shifting toward the center. The slide rail is characterized in that a rod is placed between the front and rear steel balls, and a caulking piece is provided on the side wall of the rail located on the outside by caulking the edge of the slit on the side wall of the rail located on the outside. Steel ball stopper structure.
縁を、外端のスリットについては、その外縁をカシメて
成形されたものである請求項3または4記載のスライド
レールのスチールボールストッパ構造。(5) The steel ball stopper structure for a slide rail according to claim 3 or 4, wherein the slit piece is formed by caulking the inner edge of the central slit and the outer edge of the outer end slit.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1312138A JP2610528B2 (en) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | Slide rail steel ball stopper structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1312138A JP2610528B2 (en) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | Slide rail steel ball stopper structure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03169755A true JPH03169755A (en) | 1991-07-23 |
JP2610528B2 JP2610528B2 (en) | 1997-05-14 |
Family
ID=18025713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1312138A Expired - Lifetime JP2610528B2 (en) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | Slide rail steel ball stopper structure |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2610528B2 (en) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0830970A3 (en) * | 1996-09-20 | 1999-02-03 | Keiper GmbH & Co. | Slide arrangement for seats, lockable in selectable longitudinal positions, in particular for automotive vehicle seats |
CN102513821A (en) * | 2011-11-21 | 2012-06-27 | 苏州忠明祥和精工有限公司 | Method for automatically assembling and detecting sliding rail and device used in same |
CN106141679A (en) * | 2016-08-31 | 2016-11-23 | 无锡科润自动化设备制造有限公司 | Slide rail kludge |
CN107433451A (en) * | 2017-08-30 | 2017-12-05 | 揭阳市众兴五金有限公司 | A kind of slide rail assembly machine |
CN108176961A (en) * | 2017-12-28 | 2018-06-19 | 重庆飞适动力汽车座椅部件有限公司 | A kind of sliding rail of automobile seat retainer preloaded system |
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JPS56175233U (en) * | 1980-05-29 | 1981-12-24 | ||
JPS5957233U (en) * | 1982-10-08 | 1984-04-14 | 株式会社大井製作所 | Automobile seat slide device |
JPH0173432U (en) * | 1987-11-05 | 1989-05-17 |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP1312138A patent/JP2610528B2/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2610528B2 (en) | 1997-05-14 |
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