JPH0316940Y2 - - Google Patents

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JPH0316940Y2
JPH0316940Y2 JP12281386U JP12281386U JPH0316940Y2 JP H0316940 Y2 JPH0316940 Y2 JP H0316940Y2 JP 12281386 U JP12281386 U JP 12281386U JP 12281386 U JP12281386 U JP 12281386U JP H0316940 Y2 JPH0316940 Y2 JP H0316940Y2
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JP
Japan
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compressed air
valve body
air tank
opening
valve cylinder
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JP12281386U
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JPS6331183U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、圧縮空気の噴出により、流し等にお
ける排水パイプの詰まりを容易且つ効果的に除去
し得る排水パイプ掃除具に関する。
[従来の技術] 流し等における排水パイプの詰まりを解除する
道具として、従来、ゴム製椀形体の頂部に把持棒
を突出して成るものがあり、これは、ゴム製椀形
体を排水口上に伏せ、把持棒を押引動することに
より、ゴム製椀形体を伸縮させ、管内の水を流動
させて詰まりを除去するものであつた。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上記従来排水パイプ詰まり掃除具に
よる詰まり除去効果は、排水パイプの開口面に対
するゴム製椀形体の密着性に大きく左右され、排
水パイプ開口面がタイル面である場合や複雑な立
体形状の面である場合、十分な詰まり除去効果を
得ることができなかつた。
本考案は、上記問題点を解決し、排水パイプ開
口面の状態に拘らず、排水パイプの詰まりを容易
且つ効果的に除去し得る排水パイプ掃除具を提供
することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本考案の構成を実施
例に対応する図面を用いて以下に説明する。
本考案は、空気ポンプにより空気を圧縮空気タ
ンク内に送り込むことにより該圧縮空気タンク内
に蓄積した圧縮空気を噴出するものにおいて、圧
縮空気タンク1内外を連通する噴気管2の圧縮空
気タンク1内の開口たる入気口2aを柱状のバル
ブ体3の先端面3aにより開閉し得る如く該バル
ブ体3を摺動自在に嵌合するところの、先端を圧
縮空気タンク1内に開口するバルブシリンダ4の
基部4aと、空気ポンプ5の送出孔5aとを、逆
止弁6を介して連通し、前記バルブ体3に、入気
口2aを閉塞した状態においてバルブシリンダ4
より露出するバルブ体3外側面3b又はバルブ体
先端面3aの入気口2a閉塞部外周部からバルブ
体3基端面3cへ貫通するところの噴気管2及び
バルブシリンダ4の径より十分小径なる貫通孔7
を穿設すると共に、開閉部材8により開閉し得る
ところのバルブシリンダ基部4aと外気との連通
孔9を穿設して成るものである。
[作用] 連通孔9を閉じた状態で空気ポンプ5を作動さ
せることにより、逆止弁6が開いてバルブシリン
ダ基部4aに空気が送り込まれる。送り込まれた
空気は、バルブ体基端面3cを押圧し、これによ
つてバルブ体3がバルブシリンダ4の先端向きに
摺動し、第2図に示すように、バルブ体先端面3
aが入気口2aを閉塞する。この際、貫通孔7
は、入気口2a閉塞前にバルブシリンダ基部4a
と圧縮空気タンク1の腔部とを連通することにな
るが、貫通孔7の径は噴気管2の径より十分小径
であるため、空気ポンプ5による送気流量が極め
て小さい場合を除く通常の場合、バルブ体3に対
し、十分な押圧力が得られる。
この状態で空気ポンプ5により空気を送り続け
れば、バルブシリンダ基部4aから貫通孔7を通
じて圧縮空気タンク1内に空気が送り込まれ、圧
縮空気タンク1及びバルブシリンダ基部4aの内
圧が等しく上昇する。この場合、逆止弁6のため
圧縮された空気が空気ポンプ5に逆流することは
ない。また、バルブ体3の先端面3aの一部に
は、入気口2aより噴気管2を通じて、内圧より
低い外気圧が作用するので、内圧上昇につれバル
ブ体3の入気口2aに対する押圧力が増大し、入
気口2aの閉塞が強固になつて内圧上昇に耐え
る。
圧縮空気を十分に圧縮空気タンク1内に蓄積し
内圧を上昇させた後、第3図に示す如く連通孔9
を開口すれば、バルブシリンダ基部4aの内圧が
瞬間的に低下し、バルブ体3の入気口2aに対す
る押圧力が減少して入気口2aが開口する。貫通
孔7は、その径が噴気管2の径より十分小さいた
め、圧縮空気タンク内の圧縮空気は、そのほとん
どが入気口2aから噴気管2に流入し、噴気管2
の圧縮空気タンク1外の開口たる噴気口2bから
噴出する。この圧縮空気噴出を詰まつた排水パイ
プに対して行えば、その排水パイプの詰まりの除
去に極めて有効に作用する。
[実施例] 以下に、本考案の好適な一実施例を図面に基づ
いて説明する。
1は、圧縮空気タンクであつて、円筒形状の主
体1a上端部に蓋体1bを螺合して構成してい
る。10は、気密保持用パツキングである。
2は、噴気管であつて、その中心軸線は圧縮空
気タンク1の中心軸線に一致し、圧縮空気タンク
1内において主体1aの上部に入気口2aを開口
し、圧縮空気タンク1外の開口たる噴気口2b部
は自在パイプ継手のボールとなしている。
4は、バルブシリンダであつて、蓋体1bの天
板1b1の中央下向きに、すなわち、先端を圧縮
空気タンク1内に開口するように突設されてい
る。
3は、バルブ体であつて、該バルブ体3には、
入気口2aを当該バルブ体3により閉塞した状態
においてバルブシリンダ4より露出するバルブ体
3外側面3bからバルブ体3基端面3cへの貫通
孔7がL字状に穿設されており、これによつて圧
縮空気噴出時における貫通孔7への流入抵抗を大
ならしめて噴出力の増大を図つている。また、先
端面3aにはゴム製シート片11が貼着され、こ
れにより、入気口2a閉塞の気密性を図つてい
る。なお、入気口2aの位置、バルブシリンダ4
先端開口の位置及びバルブ体3の長さは、バルブ
体3がバルブシリンダ4内で摺動してバルブシリ
ンダ4から脱落しない状態で入気口2aを先端面
3aにより閉塞し得る如く採られていることは云
うまでもない。
5は、空気ポンプであつて、蓋体1bにやや斜
め上向きに固設され、送出孔5aは、逆止弁6を
介してバルブシリンダ基部4aと連通している。
5bはピストン柄であつて、該ピストン柄5bの
押引動により、送出孔5aから逆止弁6を通つて
バルブシリンダ基部4aに空気が送り込まれる。
9は、バルブシリンダ基部4aと外気との連通
孔であつて、その外部開口9aは、通常状態で
は、第1図及び第2図に示す如く、開閉部材8上
部のアーチ状部8bの弾発力により押圧力を付勢
された状態で開閉部材8により閉塞されており、
引金部8aを引くことにより、第3図に示す如
く、開口する。
12は、上端部が自在パイプ継手のソケツト部
をなしその下方の外側面が漏斗形状をなすゴム製
管状体であつて、前記噴気口2b部に自在に継合
している。このゴム製管状体12を排水パイプ口
に挿入して使用することとすれば、噴気口2b部
に自在に継合しているため、第1図に二点鎖線で
示す如く継合角度を変えることにより、排水パイ
プ口の位置や周囲の広狭等の状況に対応し得、ま
た外側面が漏斗形状であることにより、排水パ野
プ口の大小に対応して緊密に嵌入することがで
き、圧縮空気噴出による排水パイプ掃除の効果を
最大限に発揮することを可能ならしめる。
[考案の効果] 上述の如く、本考案排水パイプ掃除具によれ
ば、空気ポンプ5の操作により圧縮空気タンク1
内に圧縮空気を蓄積し、然る後、噴気口2b部を
排水パイプ内に挿入し、開閉部材8により連通孔
9を開口することにより、排水パイプ開口面の状
態に拘らず、排水パイプ内へ常に所望の圧縮空気
の噴出を行い得、排水パイプの詰まりを容易且つ
効果的に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本考案排水パイプ掃除具の1実施
例を示すものであつて、第1図は、その正面図、
第2図及び第3図は、中央部縦断面図である。 図面中、1は圧縮空気タンク、2は噴気管、2
aは入気口、3はバルブ体、3aは先端面、3b
は外側面、3cは基端面、4はバルブシリンダ、
4aはバルブシリンダ基部、5は空気ポンプ、5
aは送出孔、6は逆止弁、7は貫通孔、8は開閉
部材、9は連通孔である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 空気ポンプにより空気を圧縮空気タンク内に
    送り込むことにより該圧縮空気タンク内に蓄積
    した圧縮空気を噴出するものにおいて、圧縮空
    気タンク1内外を連通する噴気管2の圧縮空気
    タンク1内の開口たる入気口2aを柱状のバル
    ブ体3の先端面3aにより開閉し得る如く該バ
    ルブ体3を摺動自在に嵌合するところの、先端
    を圧縮空気タンク1内に開口するバルブシリン
    ダ4の基部4aと、空気ポンプ5の送出孔5a
    とを、逆止弁6を介して連通し、前記バルブ体
    3に、入気口2aを閉塞した状態においてバル
    ブシリンダ4より露出するバルブ体3外側面3
    b又はバルブ体先端面3aの入気口2a閉塞部
    外周部からバルブ体3基端面3cへ貫通すると
    ころの噴気管2及びバルブシリンダ4の径より
    十分小径なる貫通孔7を穿設すると共に、開閉
    部材8により開閉し得るところのバルブシリン
    ダ基部4aと外気との連通孔9を穿設して成る
    ことを特徴とする、排水パイプ掃除具。 2 噴気管2の圧縮空気タンク1外の開口たる噴
    気口2b部を自在パイプ継手のボール部とな
    し、該噴気口2b部に、上端部が自在パイプ継
    手のソケツト部をなしその下方の外側面が漏斗
    形状であるゴム製管状体12を自在に継合した
    ものである、実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の排水パイプ掃除具。
JP12281386U 1986-08-08 1986-08-08 Expired JPH0316940Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12281386U JPH0316940Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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JP12281386U JPH0316940Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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JPS6331183U JPS6331183U (ja) 1988-02-29
JPH0316940Y2 true JPH0316940Y2 (ja) 1991-04-10

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JP12281386U Expired JPH0316940Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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JP5989836B2 (ja) * 2014-03-25 2016-09-07 キム ヨンスYong Soo, KIM 配管の閉塞処理装置

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