JPH03168U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案にかかる往復動機器のダストシ
ール構造の一実施例を示し、ａはダストシールを
含む断面図、ｂ本考案のスクレーパ部材のみの断
面図、ｃはｂの正面図、第２図および第３図はそ
れぞれスクレーパ部材の円錐部分と環状部分とに
長円孔、またはスリツトを設けたものを示し、ａ
は断面図、ｂは正面図、第４図および第５図は本
考案の他の実施例を示すダストシールを含む断面
図、第６図は従来の油圧シリンダなどの往復動機
器の一部断面した斜視図、第７図は第６図のダス
トシール部分を示す断面図である。 １……往復動機器、２……シリンダ、３……ダ
ストシール、３ａ……リツプ部分、４……ロツド
、５……スクレーパ部材、６……円錐部分、６ａ
……小径側先端、７…環状部分、８……スナツプ
リング、９……長円孔、１０……スリツト。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シリンダ内部に出入りするロツドに付着す
   るダストが、シリンダ内に侵入しないように防止
   するダストシールを装着した往復動機器において
   、該ダストシールの大気側リツプに接してスクレ
   ーパ部材を設けたことを特徴とする往復動機器に
   おけるダストシール構造。 (2) 前記スクレーパ部材は薄板で形成され、前
   記ダストシールの大気側リツプに接する円錐部分
   と、この円錐部分の大径側から伸びてダストシー
   ルの外径に至る環状部分とからなり、円錐部分の
   小径側先端を前記ロツド表面に接触させるように
   したことを特徴とする請求項１記載の往復動機器
   におけるダストシール構造。 (3) 前記スクレーパ部材には円錐部分から環状
   部分にかけて放射状に多数の長円形の孔、または
   該長円形の孔が環状部分の外周で切り欠かれたス
   リツトを設けたことを特徴とする請求項２記載の
   往復動機器におけるダストシール構造。 (4) 前記スクレーパ部材の硬さは前記ダストシ
   ールより硬度の金属もしくは樹脂であることを特
   徴とする請求項１記載の往復動機器におけるダス
   トシール構造。 (5) 前記スクレーパ部材の円錐部分の内面の一
   部と前記ダストシールのリツプの大気側の一部が
   ほぼ連続する円環状に接近するようにしたことを
   特徴とする請求項２記載の往復動機器におけるダ
   ストシール構造。