JPH03168475A - 混合弁 - Google Patents

混合弁

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JPH03168475A
JPH03168475A JP30580689A JP30580689A JPH03168475A JP H03168475 A JPH03168475 A JP H03168475A JP 30580689 A JP30580689 A JP 30580689A JP 30580689 A JP30580689 A JP 30580689A JP H03168475 A JPH03168475 A JP H03168475A
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JP
Japan
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valve
mixing chamber
port
supply
liquid
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JP30580689A
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Hiroichi Yoshimura
吉村 廣市
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Fuji Techno Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数の液体を混合する混合弁に関する。
(従来の技術) 例えば、農薬には、クロルピクリンがあるが、この農薬
は、従来においては、液体であったため、圃場に散布し
ても、直ぐに蒸発して、有効性が持続しないぽかりか、
人体に害を及ぼすことがある。
そのため、最近では、ゲル化剤を適当な溶媒に溶かして
或るゲル化剤溶液と、クロルピクリン液を反応させて、
クロルピクリン液を蒸発しにくいように固形化すると共
に、切断して、ペレットとしている。
ところで、クロルピクリン液は毒性が強い上に、気化し
易いため、固形化するにしても、密閉回路の中で、製造
しなければならない。
そこで、従来においては、例えば、第5図に示すような
混合弁を使用して、クロルピクリン液を固形化するよう
にしていた。
第5図に示す混合弁では、弁ケース44内に、先端部が
外部と連通ずる混合室45が形成されると共に、混合室
45の基部側の側部に、ゲル化剤溶液がポンプにより送
られてくる供給口46が、又、先端部側の側部に、クロ
ルピクリン液がポンプにより送られてくる供給口47が
夫々形成されている.そして、弁ケース44内には、弁
体48が軸心方向に移動自在に備えられ、この弁体48
が第5図に示すように後退せしめられて、各供給口46
、47が開放されることにより、クロルピクリン液とゲ
ル化剤溶液が混合室45内に導入されて、混合され、ク
ロルピタリンが固形化されると共に、弁ケース44の先
端部から外部に出されて、切断され、ペレットが形戒さ
れる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記従来においては、第5図に示すように、
弁体48が後退せしめられて、クロルピクリン液とゲル
化剤溶液が混合される際に、混合室45内では、混合室
45内面の供給口46と対向する部分及び弁体48の先
端面に隣接する三角形状の部分49には、ゲル化剤溶液
が滞留して、固形化しやすいと共に、一旦、固形化する
と、それが成長して、ゲル化剤溶液の流路を狭めて、や
がては閉塞してしまうという問題があった。
そして、上記のように、ゲル化剤溶液の流路が閉塞され
ると、洗浄して、固形化したゲル化剤溶液を除去しなけ
ればならず、大変面倒であったのが実情である。
本発明は上記問題を解決できる混合弁を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明が採用した第1の手
段は、複数の液体を混合する混合弁において、 弁ケースに、一端部が外部と連通し且つ複数の液体が混
合される混合室が形成され、混合室の他端部に、複数の
各液体を混合室内に夫々噴出する複数の噴出口が形成さ
れ、弁ケースに、各液体が導入される複数の弁孔が、各
噴出口に対して軸心方向に連設され、各弁孔の軸心方向
各端部に、噴出口と連通ずる供給口と、外部への排出路
と連通ずる排出口が夫々形成され、各供給口と各排出口
はテーパー状に形成され、弁孔及び噴出口からなる液体
流路の内面は段差なく形成され、各弁孔に、混合室の外
部に位置する弁体が夫々軸心方向に移動自在に備えられ
、各弁体に、テーパー状とされ且つ供給口と排出口に接
離自在にテーパー結合されて供給口と排出口を開閉する
一対の弁部が形成された点にある。
又、第2の手段は、複数の液体を混合する混合弁におい
て、 弁ケースに、一端部が外部と連通し且つ複数の液体が混
合される混合室が形成され、混合室の他端部に、複数の
各液体を混合室内に夫々噴出する複数の噴出孔が形成さ
れ、混合室内の上記他端部に、噴出孔間に位置して噴出
孔間の液体の滞留域をなくす澱み防止部が形戒された点
にある。
(作用) 液体の混合作業を行う際には、弁体を後退させて、各弁
孔の排出口を閉じると共に、その供給口を開放する。
この際、弁孔の排出口及び供給口両者が同時に全閉状態
にならないので、弁孔、ポンプ、配管により構威される
供給ラインで液体が高圧になることはない。
そして、上記のように、各弁孔の供給口を開放すると、
各弁孔に供給された液体が各供給口から各噴出口を介し
て、混合室内に噴出せしめられて、混合される. 上記の場合において、各供給口が開放されて、各噴出口
から液体が噴出する際には、各弁体は、混合室の外部に
位置して、その先端部の供給口側の弁部に沿って液体が
流れるので、従来のように、混合室内における各弁体の
先端面と隣接する区域に、液体の滞留域が形成されたり
することはない.又、弁孔と噴出口が軸心方向に連設さ
れると共に、両者により形成される液体流路の内面に段
差がないので、上記流路内で、液体が滞留して、固形化
したりしにくいと共に、例え、固形化しても、容易に洗
浄できる。
更に、混合室内に、噴出孔間に位置して噴出孔間の液体
の滞留域をなくす澱み防止部が形成されているので、混
合室内の噴出孔間に、液体の滞留域ができず、従って、
混合室内で、液体が滞留して、固形化する惧れはない。
又、各弁孔の供給口と排出口、及び各六体の升部がテー
パー状に形成され、各弁体の弁部が各弁孔の供給口と排
出口にテーパー結合されて、各弁孔の供給口と排出口が
閉鎖されるので、供給口や排出口の閉鎖時に、供給口や
排出口から液体がリークする惧れもない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第4図の図面に基
づき説明すると、lは混合弁で、主弁ケース2と、一対
の副弁ケース3A、3Bと、第1弁体4と、一対の第2
弁体5A、5Bと、第l弁体を作動させる第1エアーシ
リンダ6と、一対の第2エアーシリンダ7A、7B等を
有する。
主弁ケース2には、先端から基部に向かって盲礼状の混
合室9が形成され、この混合室9の底面は、主弁ケース
2の基部に向かってテーパー状に形成されている。
主弁ケース2の基部の中央部には、混合室9から軸心方
向に連設された第1弁孔lOが形成されて、第l弁孔1
0の混合室側端部には、混合室9の底面中央部で開口し
て混合室9と連通ずるテーパー状の供給口11が形成さ
れると共に、第1弁孔10には、第1タンク12内の洗
浄液が第1ボンプ13により、第1供給管14、第1供
給路15を介して供給される。
又、主弁ケース2の基部には、混合室9の両側に位置す
る一対の第2弁孔17A、17Bが形成されている。第
2弁孔17A、17Bの軸心は混合室9の軸心に対して
斜めとされ、第2弁孔17八、17Bの混合室側端部に
は、テーパー状の供給口18A、18Bが形成されてお
り、この供給口18A、18Bからは、混合室9の底面
の外周部側で開口する噴出口19A、19Bが軸心方向
に連設されている。各噴出口19A、19Bの噴出方向
は、混合室9の軸心部分を指向すると共に、噴出方向前
方に向かうに従って混合室9の出口に移行するようにさ
れている。
又、両噴出口19A、19Bの位置は下記のようにして
定められている。即ち、混合室9の底面において、径方
向対称位置に、混合室9の軸心を指向する一対の噴出口
を仮想し、これら仮想位置から同一周方向に同一量だけ
平行移動した位置が、両噴出口19A,  19Bの位
置とされている。
又、第2弁孔l7^、17Bには、夫々、各第2タンク
21A、21B内のゲル化剤溶液又はクロルピクリン液
が第2ボンブ22A、22Bにより、第2供給管23A
、23B、第2供給路24^、24Bを介して供給され
る。
主弁ケース2の両側部には、各第2弁孔17A、17B
に対して軸心方向に連設された副弁ケース3A、3Bが
夫々着脱自在に螺挿されており、副弁ケース3A、3B
は、主弁ケース2に螺挿される螺挿体26A526Bと
、螺挿体26A、26Bの軸心方向中途部に回動自在に
外嵌されて各第2タンク21A,  21Bと連通する
管接手27A、27Bと、螺挿体26A,  26Bの
基部に螺結されて管接手27A、27Bを固定するナッ
ト28A,  28Bとから或る。
各螺挿体26A、26Bの軸心部には、排出路30^、
30Bが形成されて、排出路30A,  30Bは、テ
ーパー状の排出口31^、31Bを介して第2弁孔17
A、17Bと連通している。又、各螺挿体26A、26
Bの軸心方向中途部には、排出路30^、30Bと管接
手27A、27Bとを連通ずる排出路32A、32Bが
形成されている。
尚、管接手27A、27Bは回動自在であるので、各第
2タンク21A、21Bとの配管が容易である。
第1弁体4は主弁ケース2の基部の軸心部分に軸心方向
に移動自在に挿入されて、第1弁孔10内を通っており
、第1エアーシリンダ6により、移動操作される。第1
弁体4の先端部には、第I弁孔10の供給口を開閉する
テーパー状の弁部34と、混合室9内に突出して混合室
9底部側の噴出孔19A,  19B間の液体の滞留域
をなくす澱み防止部35とが、先端に向かって連設され
ている。澱み防止部35は、基部が円盤状とされ、残り
の部分が円錐形状とされている。
第2弁体5八、5Bは副弁ケース3^、3Bの軸心部を
軸心方向に移動自在に挿通されて、第2弁孔17A、1
7B及び排出路30A、30B内に位置しており、第2
エアーシリンダ7A、7Bにより移動操作される。
第2弁体5A、5Bには、軸心方向の移動により第2弁
孔17A、17Bの各供給口18A、18Bと接離自在
にテーパー結合されて各供給口18A、18Bを開閉す
る弁部36A,  36Bと、同じく軸心方向の移動に
より第2弁孔17^、17Bの各排出口31A,  3
1Bと接離自在にテーパー結合されて各排出口31A、
3taを開閉する弁部37A、37Bとが形成され、各
弁部36A、36B、37A,  37Bはテーパー形
状とされている。
39はガラス製パイプで、主弁ケース2の混合室9の開
口部に挿入されて、ナット40により、着脱自在に固定
されている。
上記のように構威した実施例によれば、通常は、第1ボ
ンブl3が停止されて、各第2ポンブ22A122Bが
駆動されると共に、第1弁孔lOの供給口11が第1弁
体4の弁部34により、又、各第2弁孔17A,  1
7Bの供給口18A、18Bが第2弁体5A, 5Bの
弁部36A、36Bにより、夫々、閉鎖されて、第2弁
孔17A,  17Bの排出口31^、31Bが開放さ
れており、各第2ポンプ 22A、22Bから第2弁孔
17A、17B内に供給されたゲル化剤溶液及びクロル
ピクリン液は排出路30A、30B,  32^、32
B等を介して各第2タンク21A,  21Bに回収さ
れている。
次に、クロルピクリンのベレットを製造する際には、第
1弁体4の弁部34により、第1弁孔lOの供給口11
を閉じた状態で、各第2エアーシリンダ7^、7Bを操
作し、第2弁体5A、5Bを後退させて、第2弁孔17
A,  17Bの排出口31A,  31Bを閉じると
共に、その供給口18A、18Bを開放する.この際、
第2弁孔17A,  17Bの供給口18A,  18
B及び排出口31A、318両者が同時に全閉状態にな
らないので、第2弁孔17八、17B、第2ポンプ22
A、22B、配管等により構威される供給ラインでゲル
化剤溶液やクロルピクリン液が高圧になることがなく、
供給ラインにリリーフ弁を備える必要はない. ところで、若し、供給ラインでゲル化剤溶液やクロルピ
クリン液が高圧になる惧れがある場合には、リリーフ弁
を備える必要があるが、若し、リリーフ弁を備えた場合
、ゲル化剤溶液は高粘度であるので、リリーフ弁の応答
性は悪く、そのため、供給ラインの耐圧性を高める必要
があると共に、リリーフ弁内でゲル化剤溶液やクロルピ
クリン液が硬化して、いずれは、固形化するので、リリ
ーフ弁を時々洗浄する必要もあるが、実施例では、その
必要はない. しかして、上記のように、第2弁孔17A、17Bの供
給口18A、18Bを開放すると、各第2弁孔17A,
  17Bに供給されたゲル化剤溶液及びクロルピクリ
ン液は各供給口18^、18Bから各噴出口19A、1
9Bを介して、混合室9内に噴出せしめられて、混合さ
れ、クロルピクリン液がゲル化剤溶液により固形化され
て、バイブ39を介して切断機に供給され、切断機で切
断されて、ペレットとされる。
上記の場合において、各供給口18A、18Bが開放さ
れて、各噴出口19A、19Bからゲル化剤溶液やクロ
ルピクリン液が噴出する際には、各第2弁体5A、5B
は混合室9の外部に位置して、その先端部の供給口側の
弁部36A、36Bに沿ってゲル化剤溶液やクロルピク
リン液が流れるので、第5図に示す従来のように、混合
室45内における弁体48の先端面と隣接する区域に、
ゲル化剤溶液やクロルピクリン液の滞留域が形成された
りすることはなく、しかも、第2弁孔17A、17Bと
噴出口19^、19Bが軸心方向に連設されると共に、
両者により形成される液体流路の内面に段差がないので
、上記流路内で、ゲル化剤溶液又はクロルピクリン液が
滞留して、固形化しにくいと共に、例え、固形化しても
、第2弁孔17A、17Bに、ゲル化剤溶液やクロルピ
クリン液の代わりに洗浄液を通すことで、第2弁孔17
A、1713や噴出口19A、19Bを容易に洗浄でき
る。
又、両噴出口19A、19Bの噴出方向は、混合室9の
軸心部分を指向すると共に、噴出方向前方に向かうに従
って混合室9の出口に移行するようにされているが、両
噴出口19^、19Bの位置を決めるにあたり、混合室
9の底面において、径方向対称位置に、混合室9の軸心
を指向する一対の噴出口を仮想し、これら仮想位置から
同一周方向に同一量だけ平行移動した位置を、両噴出口
19A,  19Bの位置としているので、各噴出口1
9A、19Bから噴出したゲル化剤溶液及びクロルピク
リン液は混合室9及びパイブ39内を螺旋状に進みなが
ら混合されることとなり、良好に混合される。
更に、第2弁体5^、5Bに澱み防止部35がなければ
、混合室9内の底部における噴出孔19^、19B間に
位置する部分に、ゲル化剤溶液及びクロルピクリン液が
滞留して、固形化し、これが或長して、上記混合作業を
阻害することになる。
然しなから、実施例では、第1弁体4に、混合室9内に
突出して混合室9底部側における噴出孔19八、19B
間の液体の滞留域をなくす澱み防止部35が形成されて
いるので、混合室9内に、ゲル化剤溶液及びクロルピク
リン液の滞留域ができず、従って、上記のように、混合
室9内で、ゲル化剤溶液やクロルピクリン液が滞留して
、固形化する惧れはない。
又、第5図に示す従来例においては、弁体48の外周面
で各供給口46、47を閉塞するようにしていたので、
各供給口46、47の閉塞時にも、各供給口46、47
からゲル化剤溶液やクロルピクリン液がリークし易かっ
たが、実施例では、各第l、第2弁孔10、17A、1
7Bの供給口11、18A,  18B及び排出口31
A、31Bはテーパー状に形成され、これらに、各第1
、第2弁体4、5A, 5Bのテーパー状の弁部34、
36A,  36B、37^、37Bがテーパー結合さ
れて、各第1、第2弁孔10、17A,  17Bの供
給口11,  18^、18B及び排出口31A、31
Bが閉鎖されるので、これらの閉鎖時に、これらから洗
浄液、ゲル化剤溶液、クロルピクリン液等がリークする
惧れもない。
そして、クロルピクリンのペレットの製造が終了すれば
、第2エアーシリンダ7A、7Bを作動させて、各第2
弁体5A、5Bを前進させて、各供給口18八、18B
を閉じると共に、各排出口31A、31Bを開放して、
各第2弁孔17A,  17B内に供給されたゲル化剤
溶液とクロルピクリン液を、排出路30A、30B、3
2A,  32Bを介して、各第2タンク21A、21
Bに戻す。
次に、第1ボンプ13を駆動すると共に、第1エアーシ
リンダ6を作動させて、第1弁体4を前進させて、第1
弁孔10の供給口11を開放する。
これにより、供給口l1から洗浄液が噴出して、混合室
9及びバイ139内に残ったクロルピクリンの固形物が
溶かされながら外部に押し出される。
尚、上記では、クロルピクリンのペレットを製造する際
に、各第2弁体5A、5Bを同時に作動させて、各供給
口18A,  18Bを同時に開放したが、第2弁体5
A、5Bを夫々別個の第2エアーシリンダ7A,7Bで
操作するようにしているので、各供給口18A,18B
を時間をおいて開放することもできる。
従って、例えば、混合室9内及びパイブ39内に、ゲル
化剤溶液及びクロルピクリン液の一方を流して、その流
れを安定化してから、ゲル化剤溶液及びクロルピクリン
液の他方を流すようにして、クロルピクリンのペレット
を製造することもできる。
尚、実施例では、クロルピクリン液とゲル化剤溶液を混
合するようにしたが、本発明は、イソシアネートとボリ
オールとの混合によるウレタンの製造、2液性接着剤の
製造等、あらゆる硬化物質の製造に適用できる。
又、混合弁に注入する液体の圧力を上げることにより、
混合しにくい液体の混合も可能である。
更に、3種以上の液体の混合も可能である。
又、混合物が液体の場合は、パイプ内周面に螺旋状に突
部を形成することもある。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明の請求項lによれば、各供
給口が開放されて、各噴出口から液体が噴出する際には
、各弁体は、混合室の外部に位置して、その先端部の供
給口側の弁部に沿って液体が流れるので、従来のように
、混合室内における各弁体の先端面と隣接する区域に、
液体の滞留域が形成されたりすることはなく、しかも、
弁孔と噴出口が軸心方向に連設されると共に、両者によ
り形成される液体流路の内面に段差がないので、上記流
路内で、液体が滞留して、固形化したりしにくい。
又、請求項2によれば、混合室内に、噴出孔間に位置し
て噴出孔間の液体の滞留域をなくす澱み防止部が形成さ
れているので、混合室内の噴出孔間に、液体の滞留域が
できず、従って、混合室内の噴出孔間に、液体が滞留し
て、固形化する惧れはない。
即ち、本発明の請求項1、2によれば、混合弁内で、液
体の滞留域が形成されることを防止できて、滞留域の形
戒による固形物の形成を防止でき、混合弁が固形物によ
り、閉塞されることを防止できる。
又、請求項lによれば、上記のように、弁孔と噴出口が
軸心方向に連設されると共に、両者により形成される液
体流路の内面に段差がないので、上記流路内で、例え、
液体が滞留して、固形化しても、容易に洗浄できる。
更に、請求項lによれば、弁孔の排出口及び供給口両者
が同時に全閉状態にならないので、弁孔、ポンプ、配管
等により構成される供給ラインで液体が高圧になること
がなく、供給ラインにリリーフ弁を備える必要はないと
共に、各供給口と各排出口はテーパー状に形成され、各
弁体の各端部に、テーパー状とされ且つ供給口と排出口
に接離自在にテーパー結合されて供給口と排出口を開閉
する一対の弁部が形成されているので、各供給口や各排
出口の閉塞時に、各供給口や各排出口から液体がリーク
する惧れもない。
本発明は上記利点を有し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示し、第1図は
断面図、第2図は第1図のA矢視図、第3図は第1図の
B−B綿矢視断面図、第4図は第1図の要部拡大図、第
5図は従来一例を示す説明図である。 1・・・・・・混合弁、2・・・・・・主弁ケース、3
A、3B・・・・・・副弁ケース、5A、5B・・・・
・・第2弁体、9・・・・・・混合室、17A、17B
・・・・・・第2弁孔、18A,  18B・・・・・
・供給口、19^、19B・・・・・・噴出口、31A
,  31B・・・・・・排出口、35・・・・・・澱
み防止部、36A、36B、37A,  37B・・・
・・・弁部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の液体を混合する混合弁において、弁ケース
    に、一端部が外部と連通し且つ複数の液体が混合される
    混合室が形成され、混合室の他端部に、複数の各液体を
    混合室内に夫々噴出する複数の噴出口が形成され、弁ケ
    ースに、各液体が導入される複数の弁孔が、各噴出口に
    対して軸心方向に連設され、各弁孔の軸心方向各端部に
    、噴出口と連通する供給口と、外部への排出路と連通す
    る排出口が夫々形成され、各供給口と各排出口はテーパ
    ー状に形成され、弁孔及び噴出口からなる液体流路の内
    面は段差なく形成され、各弁孔に、混合室の外部に位置
    する弁体が夫々軸心方向に移動自在に備えられ、各弁体
    に、テーパー状とされ且つ供給口と排出口に接離自在に
    テーパー結合されて供給口と排出口を開閉する一対の弁
    部が形成されたことを特徴とする混合弁。
  2. (2)複数の液体を混合する混合弁において、弁ケース
    に、一端部が外部と連通し且つ複数の液体が混合される
    混合室が形成され、混合室の他端部に、複数の各液体を
    混合室内に夫々噴出する複数の噴出孔が形成され、混合
    室内の上記他端部に、噴出孔間に位置して噴出孔間の液
    体の滞留域をなくす澱み防止部が形成されたことを特徴
    する混合弁。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001000384A1 (de) * 1999-06-24 2001-01-04 Lurgi Zimmer Ag Wechselverteiler für hochviskose flüssigkeiten
CN106065963A (zh) * 2016-08-04 2016-11-02 厦门盈硕科智能装备有限公司 一种静态混料器入口阀组

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001000384A1 (de) * 1999-06-24 2001-01-04 Lurgi Zimmer Ag Wechselverteiler für hochviskose flüssigkeiten
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