JPH03168242A - Styrene-based resin composition - Google Patents

Styrene-based resin composition

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JPH03168242A
JPH03168242A JP30751889A JP30751889A JPH03168242A JP H03168242 A JPH03168242 A JP H03168242A JP 30751889 A JP30751889 A JP 30751889A JP 30751889 A JP30751889 A JP 30751889A JP H03168242 A JPH03168242 A JP H03168242A
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rubber
resin composition
styrene
weight
based resin
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Yutaka Tsubokura
豊 坪倉
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

PURPOSE:To obtain a composition useful as OA(office automation) device parts and sliding materials, having excellent impact strength, luster and sliding properties, comprising a rubber modified styrene based resin composition having occlusion structure and polyorganosiloxane having specific viscosity CONSTITUTION:A styrene-based resin composition comprising (A) 100 pts.wt. resin composition which consists essentially of a rubber modified styrene-based resin composition having occlusion structure in a dispersed rubber state obtained by polymerizing styrene with an arbitrarily copolymerizable monomer in the presence of a rubber-like polymer (preferably styrene-butadiene block polymer) by bulk-suspension two-stage polymerization and <=45wt.%, preferably <=40wt.% based on the total amounts of component having a salami structure and (B) 0.5-5 pts.wt., preferably 1-3.5 pts.wt. polyorganosiloxane having 500-100,000, preferably 800-80,000 centistokes viscosity at 25 deg.C.

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

[産業上の利用分野】 本発明は新規なスチレン系樹脂組成物に関するさらに詳
しくいえば、本発明は、OA機器部品などの素材や摺動
材料として好適な高C)衝撃強度、かつ優れた光沢及び
摺動性を有するなど物性/くランスに優れるスチレン系
樹脂組成物に関する。
[Field of Industrial Application] The present invention relates to a novel styrenic resin composition. More specifically, the present invention relates to a novel styrenic resin composition, which has high C) impact strength and excellent gloss, and is suitable as a material for OA equipment parts and a sliding material. The present invention also relates to a styrenic resin composition having excellent physical properties such as sliding properties.

【従来の技術】[Conventional technology]

ビデオテープ用リールやパソコン、ブ・7シュホンなど
のキーボード部品の材料としてスチレン系樹脂が用いら
れるが、これらの材料として用いられる場合、耐衝撃性
の外に良好な摺動姓も要求される。 この摺動性をスチレン系樹脂に持たせるには、ポリオル
ガノシロキサンをスチレン系樹脂に含有させることが有
効であることが知られており、例えば自己潤滑性を有す
るポリオルガノシロキサンを含有させた組戊物の製造方
法(特公昭52−43863号公報、特公昭63−15
287号公報)や、ポリオルガノシロキサンを含有させ
たスチレン系樹脂組成物(特開昭60−217254号
公報)などが開示されている。 しかし、これらのスチレン系樹脂に用いられるゴム変性
のスチレン系樹脂は、サラミ構造を有するのものである
ため、この樹脂にポリオルガノシロキサンを混合したス
チレン系樹脂は摺動性と耐衝撃性が改善されているが、
光沢が低いという欠点があった。そのため用途の制限を
免れないという問題があった。 [発明が解決しようとする課題] 本発明は、このような従来のスチレン系樹脂組成物が有
する欠点を克服し、高い衝撃強度を有し、かつ優れた光
沢及び摺動性を有するなど物性バランスに優れたスチレ
ン系樹脂組成物を提供することを目的としてなされtこ
ものである。 [課題を解決するための手段] 本発明者は、耐衝撃性、光沢、摺動性などの物性バラン
スに優れたスチレン系樹脂組成物を開発するために、鋭
意研究を重ねた結果、ゴム変性スチレン系樹脂組成物と
して分散ゴム形態がオクルージョン構造を有するゴム変
性スチレン系樹脂組成物を使用することが前記目的に適
合しうろことを見出し、この知見に基づいて本発明を完
戊するに至った。 すなわち、( a. )分散ゴム形態がオクルージョン
構造を有するゴム変性スチレン系樹脂組我物100重量
部と(b)25°Cにおける粘度が500〜100,0
00センチストークスのポリオルガノシロキサン0.5
〜5重量部からなることを特徴とするスチレン系樹脂組
成物を提供するものである。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明のスチレン系樹脂組成物における(a)戒分のゴ
ム変性スチレン系樹脂!l戊物は、分散ゴム形態がオク
ルージョン構造を有することが必要である。 分散ゴム形態がオクルージョン構造を有しないと耐衝撃
性及び光沢性に劣ったものとなってしまう。 ここでオクルージョン構造とは、一つのゴム粒子中に、
コアがスチレン系重合体で、シェルがゴム状重合体から
なる内包オクルージョンが5個以下含まれており、かつ
そのうちの少なくとも50%以上が内包オクルージ菖冫
が1ftlである構造のことをいう。 本発明においては、上記の如きオクルージョン構造を7
0%以上有することが好ましく、サラミ構造などの粒子
が30%以上混在すると、良好な光沢が得られないおそ
れがある。 (a)戊分のゴム変性スチレン系樹脂組成物は、スチレ
ン系重合体とゴム状重合体からなる。 該スチレン系重合体は、スチレン単独重合体であっても
よいし、スチレンと共重合可能な単量体との共重合体で
あってもよい。該共重合可能な単量体としては、例えば
σ−メチルスチレン、ビニノレトノレエン、ビニノレエ
チノレベンゼン、ビニノレキシレン、p−t−ブチルス
チレン、α−メチルーp−メチルスチレン、プロモスチ
レン、クロロスチレン、ビニルナフタレンなどの芳香族
モノビニル化合物、アクリ口ニトリル、メタクリル酸メ
チル、アクリル酸メチル、メタクリル酸、アクリル酸、
無水マレイン酸、フェニルマレイミドなどを挙げること
ができる。これらの単量体は1種用いてもよいし、2種
以上を組み合わせて用いてもよいが、スチレンを含む全
単量体に対して、通常50重量%以下、好ましくは40
重量%以下の割合で用いられる。 一方、該ゴム状重合体の種類については特に制限はなく
、従来ゴム変性スチレン系樹脂組成物に慣用されている
もの、例えば天然ゴムや、ポリブタジエンゴム、ポリイ
ソプレンゴム、スチレンーブタジエン系共重合体ゴム、
スチレンーイソブレン系共重合体ゴム、ブチルゴム、エ
チレンーブロビレン系共重合体ゴムなどの合戊ゴム、あ
るいはこれらのゴムとスチレンとのグラフト共重合体ゴ
ムなどを用いることができるが、これらの中でスチレン
ーブタジエン系ブロック共重合体ゴムあるいは、スチレ
ンーブタジエン系ブロック共重合体ゴムとポリブタジエ
ンゴムとを併用したものが好ましい。ここでスチレンー
ブタジエン系共重合体ゴムとポリプタジエンゴムとを併
用する場合、ポリプタジエンゴムを40重量%以下、好
ましくは35重量%以下にするとよい。 このスチレンーブタジエン系ブロック共重合体ゴムとし
ては、分子量がso,ooo〜soo,oooの範囲に
あり、かつスチレン類で形威される重合体ブロックの含
有量が10〜60重量%の範囲にあるものが特に好まし
い。この分子量がso,ooo未溝のものでは耐衝撃性
が十分ではないし、soo,oooを超えると戊形時の
流動性が低下するようになり、好ましくない。 まt;スチレン類で形或される重合体ブロックの含有量
が10重量%未満のものでは光沢に劣るし、60重量%
を超えると耐衝撃性が低下する傾向がみられる。また、
このスチレンーブタジエン系ブロック共重合体ゴムに、
分子量が50,000〜1,000,000程度のポリ
ブタジエンゴムを適宜配合して用いてもよい。 このゴム状重合体の分子量は、GPCによるボリスチレ
ン換算値での重量平均分子量である。 ゴム状重合体は、オクルージaン構造を有し、かつ面積
平均粒子径(直径)が0.1〜0.7μm、好ましくは
0.2〜0.6μmで、数平均粒子径(直径)に対する
面積平均粒子径の比が、1.0〜2,5、好ましくは1
.0〜1.8の粒子として、前記(a)戊分のスチレン
系重合体中に分散していることが好ましい。 前記面積平均粒子径が0.1μm未満では耐衝撃性が十
分でないし、0.7μmを超えると光沢が低下する傾向
が生じる。また、数平均粒子径に対する面積平均粒子径
が2.5を超えると光沢が低下する傾向が生じる。 また、該スチレン系重合体と該ゴム状重合体は、それぞ
れ70〜92重量%及び30〜8重量%、好ましくは7
2〜90重量%及び28〜10重量%の割合で含有する
ことが好適である。ゴム状重合体の含有量が8重量%未
満では耐衝撃性の改良効果が十分に発揮されない傾向が
生じ、30重量%を超えると光沢や流動性が低下する傾
向が生じる。 (a)戊分のゴム変性スチレン系樹脂組成物は、スチレ
ン系重合体とゴム状重合体とをブレンドすることにより
製造することができるがゴム状重合体の存在下に、スチ
レン又はスチレンと共重合可能な単量体とを重合させる
ことによって調製することが好ましい。 次に、塊状一懸濁二段重合法による本発明の樹脂組成物
の好適な製造方法の1例について説明すると、まずスチ
レン又はスチレンと共重合可能な単量体との混合物に、
ゴム状重合体を添加し、必要に応じ加熱して溶解させる
。この溶解はできるだけ均一に行うことが好ましい。 次に、この溶液に、アルキルメルカブタンなどの分子量
調節剤(連鎖移動剤)及び必要に応じて用いられる有機
過酸化物などの重合開始剤を加え、70−150℃程度
の温度に加熱しながら、撹拌下に重合度が10〜60%
になるまで塊状重合法による予備重合を行う。この予備
重合工程において該ゴム状重合体は撹拌により粒子状に
分散される。 次いで、前記予備重合液を第三リン酸カルシウムやポリ
ビニルアルコールなどを懸濁剤として、水相に懸濁し、
通常、重合度が100%近くなるまで懸濁重合(主重合
)を行う。なお、必要に応じ、この主重合工程の後、さ
らに加熱を続けてもよい。 前記分子量調節剤としては、例えばα−メチルスチレン
ダイマー n−ドデシルメルカブタン、t−ドデシルメ
ル力ブタン、1−7エニルブテン−2−7ノレオレン、
ジベンテン、クロロホノレムなどのメルカブタン類、テ
ルベン類、ハロゲン化合物などを挙げることができる。 また、所望に応じて用いられる重合開始剤としては、例
えば1,1−ビス(t−ブチルベルオキシ)シクロヘキ
サン、1.1−ビス(1−ブチノレペノレオキシ)3,
3.5−1−リメチルシクロヘキサンなどのべルオキシ
ケタール類、ジクミルベルオキシド、ジーt−プチルペ
ルオキシド、2.5−ジメチル−2.5−ジ(仁−プチ
ルベルオキシ)ヘキサンなどのジアルキルペルオキシド
類、ペンゾイルペルオキシド、m一トルオイルベルオキ
シドなどのジアルリーベルオキシド類、ジミリスチルベ
ルオキシジカーポネート類、t−プチルベルオキシイソ
プロビルカーボネートなどのベルオキシジカーポネート
などのペルオキシエステル類、シクロヘキサノンペルオ
キシドなどのケトンベルオキシド類、p−メンタンハイ
ドロペルオキシドなどのハイドロベルオキシド類などの
有機過酸化物などを挙げることができる。 なお、ゴム状重合体の粒径、粒径分布、粒子構造の制御
は、撹拌回転数や分子量調節剤の使用量などによって可
能であり、また、ゲル量及び膨潤指数は触媒の種類や量
、反応温度、反応時間などによって制御することができ
る。 次に、このようにして得られたスラリーを、通常の手段
により処理して、ビーズ状反応物を取り出し、乾燥した
のち常法に従いペレット化することにより分散ゴム形態
がオクルージョン構造を有するゴム変性スチレン系重合
体が得られる。 このようにして得られたゴム変性スチレン系樹脂組成物
のマトリックス部の分子量はZoo,000〜300,
000,好ましくは130,000〜280,000の
範囲にあるのが有利である。この分子量が100,00
0未満では耐衝撃性に劣るし、3oo,oooを超える
と成形時における流動性が不十分となる。 なお、上記(a)戊分の分散ゴム形態がオクルージョン
構造を有するゴム変性スチレン系l#tFl71組戊物
にはサラミ構造を有するゴム変性スチレン系樹脂組成物
を含有させてもよい。 サラミ構造を有するゴム変性スチレン系樹脂組成物は、
スチレン系重合体とゴム状重合体からなる。これらのス
チレン系重合体及びゴム状重合体は、前記した分散ゴム
形態がオクルージジン構造を有するゴム変性スチレン系
樹脂組成物のスチレン系重合体及びゴム状重合体と同様
であるが、ゴム状重合体としてはポリプタジエンゴムが
好ましい。 サラミ構造を有するゴム変性スチレン系樹脂とは、一つ
のゴム粒子中に、コアがスチレン系重合体でシェルがゴ
ム状重合体からなる内包オクルージョンを6個以上有す
るゴム粒子を50%以上有するものである。 サラミ構造を有するゴム変性スチレン系樹脂組成物の含
有割合は、分散ゴム形態がオクルージョン構造を有する
ゴム変性スチレン系樹脂組成物とサラミ構造を有するゴ
ム変性スチレン系樹脂組成物との合計量の45重量%以
下が好ましく、特に40重量%以下が好ましい。サラミ
構造を有するゴム変性スチレン系樹脂組成物の含有割合
が45重量%を超えると光沢が低下する傾向がある。 本発明においては、(b)5E分として25℃における
粘度が500−100,000センチストークスのポリ
オルガノシロキサンを用いる。 このポリオルガノシロキサンは、下記の一般式(1) ・・・ (1) (式中のRはアルキル基、ハロアルキル基、アリール基
又はハロアリール基であり R l及びR”は、それぞ
れフェニル基又は炭素数1〜6のアルキル基であり、そ
れらは同一であってもよいし、互いに異なっていてもよ
く、nはこのポリオルガノシロキサンが25℃における
粘度が500〜100,000センチストークスを示す
ような自然数である) で表されるものが挙げられる。 このようなポリオルガノシロキサンの代表例としては、
ポリジメチルシロキサン、ポリメチル7エニルシロキサ
ン、ポリジフェニルシロキサン、ポリトリクロロブロピ
ルメチルシロキサン、ポリトリクロロフェニルメチルシ
ロキサン、ポリメチル7エニルジメチルシロキサンなど
の単独重合体や共重合体が挙げられる。これらのポリオ
ルガノシロキサンは1種用いてもよいし、2種以上を組
み合わせて用いてもよい。 本発明に用いるポリオルガノシロキサンは、25℃にお
ける粘度がSOO〜100,000センチストークスで
あることが必要であるが、好ましくはSOO〜go,o
ooセンチストークスの範囲である。この粘度が500
センチストークス未満では本発明の目的が十分に達せら
れないし、100,000を超えると!l成物中に均一
に分散させることが極めて困難になる。 本発明のスチレン系樹脂組成物における(a)成分及び
(b)戊分の含有割合は、(a) !!!.分100重
量部に対し(b)戊分が0.5〜5重量部の範囲内であ
ることが必要であり、好ましくは1〜3.5重量部の範
囲である。(b)戊分が0。5重量部未満であると、摺
動性が不足し、5重量部を超えると戊形品の白色化が著
しく、外観が損なわれやすくなり光沢が低下したり、ま
t;着色時に支障をきt;すおそれが生じる。 本発明のスチレン系樹脂組成物は、これらの各戊分を所
定量配合することによって得られるが、その製造法は常
法に従えばよい。例えば、各或分をヘンシェルミキサー
、タンブラーブレンダーニーダーなどの混合機で予備混
合した後、押出機で混練したり、あるいは加熱ロール、
バンバリーミキサーで溶融混練することによって製造す
る。 また(a)成分と(b) IR分とから、(b)tI.
分濃度の高いマスターペレットを作製し、このマスター
ペレットを(a)It分に混合することにより製造する
こともできる。さらに(a)戊分の重合時に(b)成分
を添加することによって製造することもできる。 スチレン系樹脂組成物には、所望に応じ、通常用いられ
ている種々の添加剤、例えばステアリン酸、べへ二冫酸
、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステア
リン酸マグネシウム、エチレンビスステア口アミドなど
の滑剤や、ミネラルオイル、あるいは2,6−ジーt−
ブチルー4ーメチルフェノール、ステアリンーβ〜(3
.5−ジーt−ブチルー4−ヒドロキシ7エニル)プロ
ビオネート、トリエチレングリコールービスー3−(3
−t−プチルー4−ヒドロキシ−5−メチル7エニル)
プロビオネートなどのヒンダードフェノール系やトリ(
2,+−ジー1−プチルフエニル)ホスファイト、4.
4’−ブチリデンビス(3一メチル−6−t−プチル7
エニルージートリデシル)ホスファイトなどのリン系の
酸化防止剤、その他紫外線吸収剤、帯電防止剤、離型剤
、可盟剤、難燃剤、安定剤、染料、顔料、各種充填剤な
どを添加することができる。また、他のボリマー、例え
ばポリスチレン、ポリ7エニレンエーテルなどを配合す
ることもできる。 〔実施例J 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが本
発明は、これらの例によってなんら限定されるものでは
ない。 製造例1 内容量5I!のイカリ型撹拌翼付きのオートクレープに
、分子量230,000,スチレン含有量40wt%の
スチレンブタジエンブロック共重合体(バイエル社製 
BL6533)527y、ポリプタジエン(宇部興産社
製 BR15HB.分子量55万)1329、スチレン
3000g及び連鎖移動剤としてのn−ドデシルメル力
ブタン1gを入れ、4QOrprnで撹拌しながら13
0℃で4時間塊状重合反応を行った。 次いで内容量tOiiのイカリ型撹拌翼付きのオートク
レープに、前記反応混合物3 0 Q 09、水300
09、懸濁安定剤としてのポリビニルアルコール1 0
n .重合開始剤としてのペンゾイルペルオキシド6g
及びジクミルベルオキシド3gを入れ、300rpmで
撹拌しながら、80℃から30゜O/hrの昇温速度で
140℃まで昇温し、その温度でさらに4時間反応させ
て、ゴム変性ポリスチレン組戒物のビーズを得た。 このビーズを220℃の単軸押出機にてペレット化した
。得られたペレットを電子顕微鏡で分析をしt;ところ
、面積平均粒径0.50μm及び数平均粒子径に対する
面積平均粒子径の比が2.2のオクルージッン構造を8
5%有していた。まt;或形品の物性は光沢96%、ア
イゾット衝撃強度14.8kg・clI/cMであった
。この共重合体はゴム状重合体の含有量が18%であり
、分子量が210,000であった。 製造例2 製造例lにおいて、塊状重合における撹拌翼の回転数を
50Orpmとしたこと以外は製造例1と同様に行った
。 得られたゴム変性ボリスチレン組戊物は、面積平均粒径
0,41μm及び数平均粒子径に対する面積平均粒子径
の比が2.1のオクルージョン構造を90%有しており
、光沢が99%、アイゾット衝撃強度がi0.6&9・
Cm/cmであった。この共重合体はゴム状重合体の含
有量が18%であり、分子量が21,500であった。 実施例1 製造例1で得られたゴム変性ボリスチレン組戊物100
重量部、25℃での粘度が10,000センチストーク
スのポリジメチルシロキサン(東レシリコーン社IR 
SH−200オイル)2.5重量部を予備ブレンドし、
ブレンド物を単軸押出機によりシリンダー温度220℃
で溶融混練し、射出成形して試験片を作戊した。この試
験片の物性をwcl表に示した。 実施例2 実施例1において、ポリジメチルシロキサンの配合量を
1.0重量部に代えI;こと以外は実施例■と同様に行
った。得られた試験片の物性を第1表に示した。 実施例3 実施例1において、製造例1で得られたゴム変性ボリス
チレン1m戊物の代わりに製造例2で得られたゴム変性
ボリスチレン組放物を使用し、25℃での粘度が10,
000センチストークスのポリジメチルシロキサンの代
わりに25℃での粘度が5 ,O O Oセンチストー
クスのポリメチルフエニルシロキサン(東レシリコーン
社製 SH−700オイル)3.5重量部を使用したこ
と以外は実施例1と同様に行った。得られた試験片の物
性を第1表に示した。 実施例4 実施例3において、製造例2で得られたゴム変性ボリス
チレン組戊物の配合量を95重量部に代え、25℃での
粘度が5,000センチストークスのポリメチル7エニ
ルシロキサンに代えて、25℃での粘度が60,000
センチストークスのポリジメチルシロキサン(信越化学
工業社製KF−965T)を2.0重量部とし、さらに
サラミ構造を有するゴム変性ポリスチレン組戊物(出光
石油化学社製 出光スチロール}IT50)51Ii量
部を加えたこと以外は実施例3と同様に行った。得られ
た試験片の物性を第1表に示した。 実施例5 製造例1で得られたゴム変性ボリスチレン組戊物60重
量部、サラミ構造を有するゴム変性ボリスチレン組戊物
(出光石油化学社製 出光スチロール}lT54)40
重量部、25℃での粘度がio,oooセンチストーク
スのポリジメチルシロキサン(東レシリコーン社製 S
}1200)3.0重量部を実施例1と同様に予備ブレ
ンドし、射出成形し試験片を作戊した。この試験片の物
性を第1表に示した。 比較例1 実施例1において、25°Cでの粘度が10,000セ
ンチストークスのポリジメチルシロキサンに代えて、2
5℃での粘度が100センチストークスのポリジメチル
シロキサン(信越化学工業社製 KF−96ST)を2
.5重量部使用したこと以外は実施例1と同様に行った
。 比較例2 実施例1において、ポリジメチルシロキサンの配合量を
0.3重量部に代えたこと以外は実施例1と同様に行っ
た。 比較例3 実施例4において、25℃での粘度が so,oooセンチストークスのポリジメチルシロキサ
ンに代えて、25℃での粘度が1o,oooセンチスト
ークスのポリジメチルシロキサン(東レシリコーン社製
 SH−200オイル)を5.5重量部としたこと以外
は実施例4と同様に行った。 比較例4 実施例lにおいて、製造例lで得られたゴム変性ボリス
チレン組戊物の配合量を50重量部とし、さらにサラミ
構造を有するゴム変性ボリスチレン組成物(出光石油化
学社製 HT50)50重量部を加えたこと以外は実施
例1と同様に行った。 比較例1〜4の物性を第1表に示した。 なお、上記試験片の物性は下記の方法により測定した。 光 沢:JISK−7105に準拠。 アイゾット衝撃強度:JISK−7110(23°Cノ
ッチ付)に準拠。 摺動性: 外径26mra,内径20mms高さ15mmの円筒形
の試験片を或形し、別途ポリオルガノシロキサン無添加
品を50m+m”X3mmの円板に戊形する。試験片の
円筒形戊形品の一端を、円板面に接触させて、摩擦摩耗
試験機を用い、加圧荷重0.5k9・fとして、該円筒
形戊形品を一定の回転速度で回転させた際、試験片と円
筒とが融着するに至る溶融限界回転数とそれに至るまで
の時間から、30分間融着しない回転数をもって摺動性
の指標とした。 (以下余白) 【発明の効果] 本発明のスチレン系樹脂組成物は、分散ゴム形態がオク
ルージョン構造を有することから衝撃強度が高く、かつ
優れた光沢や擢動性を有するなど物性バランスに優れる
特徴を有している。
Styrene resin is used as a material for videotape reels and keyboard parts for personal computers, computer phones, etc. When used as such material, it is required to have good sliding properties in addition to impact resistance. It is known that it is effective to add polyorganosiloxane to styrenic resin in order to impart this sliding property to styrenic resin. Method for manufacturing embroidery (Japanese Patent Publication No. 52-43863, Publication No. 63-15
287) and a styrene resin composition containing polyorganosiloxane (Japanese Patent Laid-Open No. 60-217254). However, the rubber-modified styrene resin used in these styrene resins has a salami structure, so styrenic resins made by mixing polyorganosiloxane with this resin have improved sliding properties and impact resistance. Although it has been
The drawback was that the gloss was low. Therefore, there was a problem in that it was not possible to escape from restrictions on usage. [Problems to be Solved by the Invention] The present invention overcomes the drawbacks of conventional styrenic resin compositions, and has a good balance of physical properties such as high impact strength, excellent gloss and sliding properties. This was developed with the aim of providing a styrenic resin composition with excellent properties. [Means for Solving the Problems] In order to develop a styrenic resin composition with an excellent balance of physical properties such as impact resistance, gloss, and sliding properties, the inventor of the present invention has conducted extensive research and found that rubber-modified We have found that the use of a rubber-modified styrene resin composition in which the dispersed rubber form has an occlusion structure is suitable for the above purpose, and based on this knowledge, we have completed the present invention. . That is, (a.) 100 parts by weight of a rubber-modified styrene resin composition whose dispersed rubber form has an occlusion structure and (b) a viscosity at 25°C of 500 to 100.0 parts by weight.
00 centistokes polyorganosiloxane 0.5
The present invention provides a styrenic resin composition characterized in that the composition contains 5 parts by weight. The present invention will be explained in detail below. (a) Rubber-modified styrenic resin in the styrenic resin composition of the present invention! It is necessary that the dispersed rubber form has an occlusion structure. If the dispersed rubber form does not have an occlusion structure, the impact resistance and gloss will be poor. Here, the occlusion structure means that in one rubber particle,
It refers to a structure in which the core is made of a styrene polymer and the shell is made of a rubber-like polymer. It contains 5 or less internal occlusions, and at least 50% of them have 1 ftl of internal occlusions. In the present invention, the occlusion structure as described above is
It is preferable that the content is 0% or more, and if 30% or more of particles such as salami structure are mixed, there is a possibility that good gloss cannot be obtained. (a) Boki's rubber-modified styrenic resin composition consists of a styrene polymer and a rubbery polymer. The styrenic polymer may be a styrene homopolymer or a copolymer of a monomer copolymerizable with styrene. Examples of the copolymerizable monomers include σ-methylstyrene, vinylethynoleene, vinylethynolebenzene, vinylexylene, p-t-butylstyrene, α-methyl-p-methylstyrene, promostyrene, Aromatic monovinyl compounds such as chlorostyrene and vinylnaphthalene, acrylonitrile, methyl methacrylate, methyl acrylate, methacrylic acid, acrylic acid,
Examples include maleic anhydride and phenylmaleimide. These monomers may be used alone or in combination of two or more, but the amount is usually 50% by weight or less, preferably 40% by weight, based on the total monomers containing styrene.
It is used in a proportion of less than % by weight. On the other hand, there are no particular restrictions on the type of rubbery polymer, and those conventionally used in rubber-modified styrenic resin compositions, such as natural rubber, polybutadiene rubber, polyisoprene rubber, and styrene-butadiene copolymers, can be used. rubber,
Synthetic rubbers such as styrene-isobrene copolymer rubber, butyl rubber, and ethylene-propylene copolymer rubber, or graft copolymer rubbers of these rubbers and styrene can be used. Among these, styrene-butadiene block copolymer rubber or a combination of styrene-butadiene block copolymer rubber and polybutadiene rubber is preferred. When styrene-butadiene copolymer rubber and polyptadiene rubber are used together, the amount of polyptadiene rubber is preferably 40% by weight or less, preferably 35% by weight or less. This styrene-butadiene block copolymer rubber has a molecular weight in the range of so,ooo to soo,ooo, and a content of polymer blocks composed of styrenes in the range of 10 to 60% by weight. Some are particularly preferred. An ungrooved material with a molecular weight of so or ooo will not have sufficient impact resistance, and if it exceeds soo or ooo, the fluidity during cutting will decrease, which is not preferable. Also, if the content of the polymer block formed by styrene is less than 10% by weight, the gloss will be poor;
If it exceeds 20%, there is a tendency for impact resistance to decrease. Also,
This styrene-butadiene block copolymer rubber has
Polybutadiene rubber having a molecular weight of about 50,000 to 1,000,000 may be appropriately blended and used. The molecular weight of this rubbery polymer is the weight average molecular weight in terms of polystyrene determined by GPC. The rubbery polymer has an occluded structure and has an area average particle size (diameter) of 0.1 to 0.7 μm, preferably 0.2 to 0.6 μm, and a ratio of The area average particle diameter ratio is 1.0 to 2.5, preferably 1.
.. It is preferable that particles having a particle diameter of 0 to 1.8 are dispersed in the styrene polymer of the above (a). When the area average particle diameter is less than 0.1 μm, impact resistance is insufficient, and when it exceeds 0.7 μm, gloss tends to decrease. Furthermore, when the area average particle diameter relative to the number average particle diameter exceeds 2.5, gloss tends to decrease. Further, the styrenic polymer and the rubbery polymer are respectively 70 to 92% by weight and 30 to 8% by weight, preferably 7% by weight.
The content is preferably 2 to 90% by weight and 28 to 10% by weight. If the content of the rubbery polymer is less than 8% by weight, the effect of improving impact resistance tends to be insufficient, and if it exceeds 30% by weight, gloss and fluidity tend to decrease. (a) Boki's rubber-modified styrenic resin composition can be produced by blending a styrene polymer and a rubbery polymer. Preferably, it is prepared by polymerizing a polymerizable monomer. Next, an example of a preferred method for producing the resin composition of the present invention using a bulk one-suspension two-stage polymerization method will be described. First, styrene or a mixture of a monomer copolymerizable with styrene is
Add the rubbery polymer and heat as necessary to dissolve. It is preferable to perform this dissolution as uniformly as possible. Next, a molecular weight regulator (chain transfer agent) such as alkylmercabutane and a polymerization initiator such as an organic peroxide to be used as necessary are added to this solution, and while heating to a temperature of about 70-150°C, , the degree of polymerization is 10-60% under stirring.
Prepolymerization is carried out by bulk polymerization until . In this prepolymerization step, the rubbery polymer is dispersed into particles by stirring. Next, the prepolymerization solution is suspended in an aqueous phase using tricalcium phosphate, polyvinyl alcohol, or the like as a suspending agent,
Usually, suspension polymerization (main polymerization) is carried out until the degree of polymerization approaches 100%. Note that, if necessary, heating may be continued after this main polymerization step. Examples of the molecular weight regulator include α-methylstyrene dimer, n-dodecylmercabutane, t-dodecylmercabutane, 1-7enylbutene-2-7norolelene,
Examples include mercabutanes such as dibentene and chlorophonolem, terbenes, and halogen compounds. In addition, examples of the polymerization initiator used as desired include 1,1-bis(t-butylberoxy)cyclohexane, 1,1-bis(1-butynolepenoleoxy)3,
3. Beroxyketals such as 5-1-limethylcyclohexane, dialkyl such as dicumyl peroxide, di-t-butyl peroxide, 2,5-dimethyl-2,5-di(di-butylberoxy)hexane, etc. Peroxides, diaryberoxides such as penzoyl peroxide and m-toluoyl peroxide, peroxyesters such as peroxydicarbonates such as dimyristyl peroxydicarbonates and t-butylberoxyisopropyl carbonate, cyclohexanone Examples include organic peroxides such as ketone peroxides such as peroxide, and hydroperoxides such as p-menthane hydroperoxide. The particle size, particle size distribution, and particle structure of the rubber-like polymer can be controlled by changing the stirring rotation speed and the amount of molecular weight regulator used, and the gel amount and swelling index can be controlled by the type and amount of catalyst, It can be controlled by reaction temperature, reaction time, etc. Next, the slurry obtained in this way is treated with a conventional method to remove bead-shaped reactants, dried, and then pelletized according to a conventional method to obtain a rubber-modified styrene whose dispersed rubber form has an occlusion structure. A system polymer is obtained. The molecular weight of the matrix portion of the rubber-modified styrenic resin composition thus obtained is Zoo, 000 to 300,
000, preferably in the range from 130,000 to 280,000. This molecular weight is 100,00
If it is less than 0, the impact resistance will be poor, and if it exceeds 3oo or ooo, the fluidity during molding will be insufficient. Note that the above (a) rubber-modified styrene-based l#tFl71 composition in which the dispersion rubber form of the bokmin has an occlusion structure may contain a rubber-modified styrene-based resin composition having a salami structure. A rubber-modified styrenic resin composition having a salami structure is
Consists of styrene polymer and rubbery polymer. These styrenic polymers and rubber-like polymers are similar to the styrenic polymers and rubber-like polymers of the rubber-modified styrenic resin composition in which the dispersed rubber form has an occludidine structure, but the rubber-like polymer Preferred is polyptadiene rubber. A rubber-modified styrenic resin having a salami structure is one in which 50% or more of rubber particles have six or more occlusions in which the core is a styrene polymer and the shell is a rubbery polymer. be. The content ratio of the rubber-modified styrenic resin composition having a salami structure is 45% by weight of the total amount of the rubber-modified styrenic resin composition whose dispersed rubber form has an occlusion structure and the rubber-modified styrenic resin composition which has a salami structure. % or less, particularly preferably 40% by weight or less. When the content of the rubber-modified styrenic resin composition having a salami structure exceeds 45% by weight, gloss tends to decrease. In the present invention, (b) a polyorganosiloxane having a viscosity of 500 to 100,000 centistokes at 25° C. is used as the 5E component. This polyorganosiloxane has the following general formula (1) ... (1) (R in the formula is an alkyl group, a haloalkyl group, an aryl group, or a haloaryl group, and R 1 and R'' are each a phenyl group or a carbon 1 to 6 alkyl groups, which may be the same or different, and n is such that the polyorganosiloxane has a viscosity of 500 to 100,000 centistokes at 25°C. ) is a natural number. Typical examples of such polyorganosiloxanes are:
Examples include homopolymers and copolymers such as polydimethylsiloxane, polymethyl7enylsiloxane, polydiphenylsiloxane, polytrichloropropylmethylsiloxane, polytrichlorophenylmethylsiloxane, and polymethyl7enyldimethylsiloxane. One type of these polyorganosiloxanes may be used, or two or more types may be used in combination. The polyorganosiloxane used in the present invention needs to have a viscosity at 25°C of SOO to 100,000 centistokes, preferably SOO to go,o
It is in the range of oo centistokes. This viscosity is 500
If it is less than 100,000 centistokes, the purpose of the present invention cannot be fully achieved, and if it exceeds 100,000 centistokes, It becomes extremely difficult to uniformly disperse the product in the product. The content ratio of component (a) and component (b) in the styrenic resin composition of the present invention is (a)! ! ! .. It is necessary that the amount of the component (b) be in the range of 0.5 to 5 parts by weight, preferably in the range of 1 to 3.5 parts by weight, per 100 parts by weight. (b) If the content is less than 0.5 parts by weight, sliding properties will be insufficient, and if it exceeds 5 parts by weight, the product will become noticeably white, the appearance will be easily impaired, and the gloss will decrease. There is a risk that it may cause problems during coloring. The styrenic resin composition of the present invention can be obtained by blending predetermined amounts of each of these components, and its production may be carried out in accordance with conventional methods. For example, after premixing each portion with a mixer such as a Henschel mixer, tumbler blender kneader, etc., kneading with an extruder, or heating rolls,
Manufactured by melt-kneading in a Banbury mixer. Also, from (a) component and (b) IR component, (b) tI.
It can also be produced by preparing a master pellet with a high concentration and mixing this master pellet with the (a) It component. Furthermore, it can also be produced by adding component (b) during the polymerization of component (a). If desired, the styrenic resin composition may contain various commonly used additives, such as stearic acid, behendicic acid, zinc stearate, calcium stearate, magnesium stearate, and ethylene bisstearamide. Lubricants, mineral oil, or 2,6-gee-t-
Butyl-4-methylphenol, stearin-β~(3
.. 5-di-t-butyl-4-hydroxy-7enyl)probionate, triethylene glycol-bis-3-(3
-t-butyl-4-hydroxy-5-methyl7enyl)
Hindered phenols such as probionate and tri(
2,+-di-1-butylphenyl) phosphite, 4.
4'-Butylidenebis(3-methyl-6-t-butyl7
Add phosphorus-based antioxidants such as enylugetridecyl) phosphite, other ultraviolet absorbers, antistatic agents, mold release agents, laminate agents, flame retardants, stabilizers, dyes, pigments, and various fillers. be able to. Further, other polymers such as polystyrene, poly7-enylene ether, etc. can also be blended. [Example J Next, the present invention will be explained in more detail with reference to Examples, but the present invention is not limited to these Examples in any way. Production example 1 Contents: 5I! A styrene-butadiene block copolymer (manufactured by Bayer) with a molecular weight of 230,000 and a styrene content of 40 wt% was placed in an autoclave equipped with an Ikari-type stirring blade.
BL6533) 527y, polyptadiene (manufactured by Ube Industries, Ltd. BR15HB. molecular weight 550,000) 1329, 3000 g of styrene, and 1 g of n-dodecyl mer-butane as a chain transfer agent were added, and the mixture was stirred at 4Q Orprn.
Bulk polymerization reaction was carried out at 0°C for 4 hours. Next, the reaction mixture 30Q09 and water 300% were placed in an autoclave with an internal capacity tOii equipped with an Ikari-type stirring blade.
09. Polyvinyl alcohol as suspension stabilizer 1 0
n. 6g of penzoyl peroxide as polymerization initiator
and 3 g of dicumyl peroxide, and while stirring at 300 rpm, the temperature was raised from 80 °C to 140 °C at a rate of 30 °O/hr, and the reaction was continued at that temperature for an additional 4 hours to form a rubber-modified polystyrene composite. Got some beads. The beads were pelletized using a single screw extruder at 220°C. The obtained pellets were analyzed using an electron microscope; however, an occlusal structure with an area average particle size of 0.50 μm and a ratio of area average particle size to number average particle size of 2.2 was found to be 8.
It had 5%. The physical properties of a shaped article were a gloss of 96% and an Izod impact strength of 14.8 kg·clI/cM. This copolymer had a rubbery polymer content of 18% and a molecular weight of 210,000. Production Example 2 Production Example 1 was carried out in the same manner as Production Example 1 except that the rotation speed of the stirring blade in bulk polymerization was 50 Orpm. The obtained rubber-modified polystyrene composite had a 90% occlusion structure with an area average particle size of 0.41 μm and a ratio of area average particle size to number average particle size of 2.1, and a gloss of 99%. Izod impact strength is i0.6 & 9.
Cm/cm. This copolymer had a rubbery polymer content of 18% and a molecular weight of 21,500. Example 1 Rubber modified polystyrene composite obtained in Production Example 1 100
Polydimethylsiloxane (Toray Silicone Co., Ltd. IR) having a viscosity of 10,000 centistokes by weight at 25°C
Pre-blended 2.5 parts by weight of SH-200 oil,
The blended material was heated to a cylinder temperature of 220°C using a single screw extruder.
The mixture was melt-kneaded and injection molded to prepare test pieces. The physical properties of this test piece are shown in the WCL table. Example 2 The same procedure as in Example 2 was carried out except that the amount of polydimethylsiloxane in Example 1 was changed to 1.0 parts by weight. Table 1 shows the physical properties of the obtained test piece. Example 3 In Example 1, the rubber-modified polystyrene assembly obtained in Production Example 2 was used instead of the rubber-modified polystyrene assembly obtained in Production Example 1, and the viscosity at 25°C was 10,
Except that 3.5 parts by weight of polymethylphenylsiloxane (SH-700 oil manufactured by Toray Silicone Co., Ltd.) with a viscosity of 5,000 centistokes at 25°C was used instead of polydimethylsiloxane with a viscosity of 5,000 centistokes. The same procedure as in Example 1 was carried out. Table 1 shows the physical properties of the obtained test piece. Example 4 In Example 3, the amount of the rubber-modified polystyrene composite obtained in Production Example 2 was changed to 95 parts by weight, and polymethyl 7-enylsiloxane having a viscosity of 5,000 centistokes at 25°C was used. , viscosity at 25°C is 60,000
2.0 parts by weight of centistokes polydimethylsiloxane (KF-965T manufactured by Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.) and 51 parts by weight of a rubber-modified polystyrene composite having a salami structure (Idemitsu Styrene IT50 manufactured by Idemitsu Petrochemical Co., Ltd.) were added. The same procedure as in Example 3 was carried out except for the addition. Table 1 shows the physical properties of the obtained test piece. Example 5 60 parts by weight of the rubber-modified polystyrene composite obtained in Production Example 1, 40 parts by weight of the rubber-modified polystyrene composite having a salami structure (Idemitsu Styrene manufactured by Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. 1T54)
Parts by weight, polydimethylsiloxane with a viscosity of io, ooo centistokes at 25°C (S
}1200) 3.0 parts by weight were pre-blended in the same manner as in Example 1 and injection molded to prepare test pieces. The physical properties of this test piece are shown in Table 1. Comparative Example 1 In Example 1, instead of polydimethylsiloxane having a viscosity of 10,000 centistokes at 25°C, 2
Polydimethylsiloxane (KF-96ST, manufactured by Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.) with a viscosity of 100 centistokes at 5°C was
.. The same procedure as in Example 1 was conducted except that 5 parts by weight was used. Comparative Example 2 The same procedure as in Example 1 was carried out except that the amount of polydimethylsiloxane was changed to 0.3 parts by weight. Comparative Example 3 In Example 4, instead of polydimethylsiloxane having a viscosity of so, ooo centistokes at 25°C, polydimethylsiloxane (manufactured by Toray Silicone Co., Ltd. SH-200) having a viscosity of 1o, ooo centistokes at 25°C was used. The same procedure as in Example 4 was conducted except that the amount of oil was 5.5 parts by weight. Comparative Example 4 In Example 1, the amount of the rubber-modified polystyrene composition obtained in Production Example 1 was 50 parts by weight, and 50 parts by weight of the rubber-modified polystyrene composition having a salami structure (HT50 manufactured by Idemitsu Petrochemical Co., Ltd.) was added. The same procedure as in Example 1 was carried out except that 1 part was added. The physical properties of Comparative Examples 1 to 4 are shown in Table 1. In addition, the physical properties of the above test piece were measured by the following method. Gloss: Compliant with JISK-7105. Izod impact strength: Compliant with JISK-7110 (23°C notched). Sliding property: A cylindrical test piece with an outer diameter of 26 mra, an inner diameter of 20 mm, and a height of 15 mm is formed, and a polyorganosiloxane-free product is separately formed into a disk of 50 m+m" x 3 mm. Cylindrical shape of the test piece When one end of the product was brought into contact with the disk surface and the cylindrical shaped product was rotated at a constant rotational speed using a friction and wear tester with a pressure load of 0.5k9·f, the test piece and From the melting limit rotational speed at which the cylinder and the cylinder fuse and the time required to reach that point, the rotational speed at which no fusion occurred for 30 minutes was used as an index of slidability. The resin composition has high impact strength because the dispersed rubber has an occlusion structure, and has excellent balance of physical properties such as excellent gloss and sliding properties.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 (a)分散ゴム形態がオクルージョン構造を有する
ゴム変性スチレン系樹脂組成物100重量部と(b)2
5℃における粘度が500〜100,000センチスト
ークスのポリオルガノシロキサン0.5〜5重量部から
なることを特徴とするスチレン系樹脂組成物。 2 ゴム変性スチレン系樹脂組成物が、分散ゴム形態が
オクルージョン構造を有するゴム変性スチレン系樹脂組
成物とサラミ構造を有するゴム変性スチレン系樹脂組成
物からなり、サラミ構造を有するゴム変性スチレン系樹
脂組成物の含有割合が45重量%以下である請求項1記
載のスチレン系樹脂組成物。
[Claims] 1 (a) 100 parts by weight of a rubber-modified styrenic resin composition whose dispersed rubber form has an occlusion structure; and (b) 2
A styrenic resin composition comprising 0.5 to 5 parts by weight of a polyorganosiloxane having a viscosity of 500 to 100,000 centistokes at 5°C. 2. The rubber-modified styrenic resin composition is composed of a rubber-modified styrenic-based resin composition in which the dispersed rubber form has an occlusion structure and a rubber-modified styrenic-based resin composition that has a salami structure, and the rubber-modified styrenic resin composition has a salami structure. The styrenic resin composition according to claim 1, wherein the content of the styrenic resin composition is 45% by weight or less.
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