JPH031666Y2 - - Google Patents

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JPH031666Y2
JPH031666Y2 JP1856586U JP1856586U JPH031666Y2 JP H031666 Y2 JPH031666 Y2 JP H031666Y2 JP 1856586 U JP1856586 U JP 1856586U JP 1856586 U JP1856586 U JP 1856586U JP H031666 Y2 JPH031666 Y2 JP H031666Y2
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JP
Japan
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check valve
annular bottom
stopper
stopper body
plug
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JP1856586U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は栓を抜き取る際に逆止弁が栓本体に密
着して栓本体と一緒に抜き取られ、そしてこの逆
止弁が脱落粉失するのを防止する機能を備えせし
めることにより構成したゴムボートの水抜き栓に
関するものである。
(従来の技術) 従来ゴムボートは船殻の後部側壁に水抜き栓が
設けられているが、この種従来水抜き栓はベース
に逆止弁が備えられ、そして栓本体は密封性を高
めるために底面中央に半球状凹面を備えて形成さ
れており、そのために、栓本体をベースに挿着し
た時に栓本体と逆止弁との間が真空状態となり、
栓本体を外す際に、逆止弁は大気圧により栓本体
の側へ押圧されて栓本体の環状底面に密着され、
この状態で栓本体を引くと、逆止弁はベースに簡
単に係止させて設置しているだけなので、栓本体
に密着された逆止弁はベースから外れて栓本体と
一緒に抜き取られてしまい、そして逆止弁が栓本
体と一緒に抜き取られていることに気が付かない
でいると、逆止弁は栓本体から脱落して粉失して
しまうことが往々に生じる等の欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記の欠点を除去するために、前記栓
本体は半球状凹面で規制される環状底面に逆止弁
の密着を防せぐ隙間を形成する複数個の突起を一
体に突設し、栓全体を抜いた際に逆止弁が栓本体
に密着して一緒に抜き取られないように構成した
ものである。
(問題点を解決するための手段) 以下図面によつて本考案実施の一例を説明する
と、ベース1は逆止弁2を有し、前記逆止弁2は
その中心から一体に突設された軸3でベース1の
弁座4に備える中心軸孔4′に貫通挿着すると共
に軸3に備える段部5により抜け脱しないように
係止設置され、栓本体6はベース1に対する密封
性を高めるための半球状凹面7を備える環状底面
部8を有して形成され、前記栓本体6は前記ベー
ス1に着脱自在せしめられ、栓本体6は、第2図
に示すように、前記環状底面部8に前記逆止弁2
の密着を防ぐ隙間9を形成する複数個の突起10
を一体に突設せしめることにより構成する。
第3図および第4図は本考案に係る他の実施例
を示すもので、第3図は栓本体6aの環状底面部
8aにこの環状底面部8aを横切る条溝11を穿
設せしめ、逆止弁2が栓本体6aの環状底面部8
aに密着するのを防ぐ隙間9を形成する機能を条
溝11に備えさせて示したものであり、第4図は
栓本体6の環状底面部8に設けた突起に代えて、
逆止弁2aの前記環状底面部8に対応する位置に
複数個の突起10aを一体に突設し、逆止弁2a
が栓本体6の環状底面部8に密着するのを防ぐ隙
間9を形成するようにしたものである。
尚、12はゴムボート、13は船殻14の後部
側壁15に貫通穿設された水抜き孔をそれぞれ示
す。
(作 用) 本考案は上記のような構成であるから、船殻1
4の後部側壁15に貫通穿設された水抜き孔13
に設置されたベース1に栓本体6を圧入挿着する
と、逆止弁2と栓本体6との間が真空となる。そ
こで栓本体6を引き抜く時に、逆止弁2は大気圧
に押されて栓本体6の環状底面7に接着した際
に、環状底面6に突設された突起10が逆止弁2
と環状底面6との間に、第2図に示すように、隙
間9を形成して逆止弁2が環状底面6に密着する
のを防ぎ、そして逆止弁2の密着により半球状凹
面7が真空になることを阻止することができる。
そして栓本体6のみがベース1ら抜き取られる。
(考案の効果) 従つて本考案は、逆止弁と栓本体の環状底面と
の間に隙間を形成する突起を一体に突設した栓本
体を提供し、栓本体を引抜く際に逆止弁が栓本体
の環状底面に密着することによつて生じる半球凹
面の真空状態になることを防ぎ、その結果、栓本
体を引抜いても、逆止弁は栓本体から常に離反し
た状態にあり、逆止弁が栓本体と一緒に引抜かれ
ることが防止され、逆止弁の粉失の原因を取り除
くことができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係るもので、第1図は栓本体をベ
ースに圧入挿着して示す断面図、第2図は栓本体
を引抜く瞬間の状態を示す一部断面図、第3図は
環状底面に条溝を設けて示す本考案に係る他の実
施例の栓本体の斜視図、第4図は逆止弁に突起を
設けて示す本考案に係る他の実施例の側面図、第
5図はボートの斜視図である。 1……ベース、2……逆止弁、6……栓本体、
7……半球状凹面、8……環状底面部、9……隙
間、10……突起、11……条溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 逆止弁を有するベースに栓本体を挿着自在せ
    しめて形成された水抜き栓において、前記栓本
    体は半球状凹面で規制される環状底面に逆止弁
    の密着を防せぐ隙間を形成する複数個の突起を
    一体に突設せしめることにより構成したゴムボ
    ートの水抜き栓。 (2) 前記栓本体の環状底面にこの環状底面を横切
    つて半球状凹面へ貫通する複数の条溝を穿設せ
    しめて成る実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のゴムボートの水抜き栓。 (3) 前記逆止弁の前記栓本体の環状底面に対応す
    る個所に逆止弁が栓本体の環状底面との密着を
    防ぐ隙間を形成する複数個の突起を一体に突設
    せしめて成る実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のゴムボートの水抜き栓。
JP1856586U 1986-02-12 1986-02-12 Expired JPH031666Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1856586U JPH031666Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

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JP1856586U JPH031666Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62131168U JPS62131168U (ja) 1987-08-19
JPH031666Y2 true JPH031666Y2 (ja) 1991-01-18

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ID=30812353

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JP1856586U Expired JPH031666Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

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JPS62131168U (ja) 1987-08-19

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