JPH03164007A - 配電盤装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の閉鎖配電盤を列盤設置してなる配電盤
装置に関し，詳しくは、計測，制御，保護回路等の制御
配線の改良に係わるものである。

〔従来の技術〕

従来、この種配電盤装置における制御配線は，第６図に
示すように，列盤設置された複数の閉鎖配電盤（ａ）に
それぞれ引込端子台（ｂ）及び中・継端子台（Ｃ）を設
け、制御電源等の外部引込線（ｄ）をそれぞれ各引込端
子台（ｂ）に接続し、各配電盤（ａ）内Ｋ＞ける各種機
器からの制御線をそれぞれ中継端子台（Ｃ）に限続する
と共に，隣接する配電盤（ａ）のそれぞれの中継端子台
（Ｃ）間を盤間連絡線（ｅ）により接続するようにして
いる。

この場合、工場等での製作時に各種機器からの制御線が
１本毎にねじ締めで中継端子台（Ｃ）に接続され、現地
据付時に盤間連絡線（ｅ）が１本毎のねじ締めで中継端
子台（Ｃ）に接続される。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、前述した従来の配電盤装置にあっては、工場等
での制御線の配線及び現地での盤間連絡線（ｅ）の配線
をそれぞれ１本毎のねじ締めで行うため、配線工数がノ
Ｆ常に多くなう、コスト高になる欠点がある。

又、任意の閉鎖配電盤（ａ）の交換，点検等に伴なって
これを列盤状態から抜取る場合、隣接盤との間の盤間連
絡線（ｅ）を取外すため、他の配電盤（ａ）の機能が損
なわれる問題を生じ、しかも，多くの場合、制御配線は
盤内の見えにくい場所に配置されるため、盤間連絡線（
ｅ）の切離し等が盤内作業となり、作業性が悪く、長時
間を要する上、危険性が高い欠点がある。

本発明は、従来の技術の有するこのような問題屯に留意
してなされたものであシ、その目的とするところは、配
線工数の低減が図れ，任意の閉鎖配電盤を他の閉鎖配電
盤ｒＣ影讐を与えることなく短時間で抜取ることが可能
な配電盤装置を提供しようとするものである。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達戒するために、木発男の配電盤装置に釦い
ては，複数の閉鎖配電盤を左右方向に列盤設置し、前記
各配電盤に共通の共通制御線を前記各配電盤より分離し
た左右方向の共通母線室に収納すると共に、前記母線室
より前記制御線を前記各配電盤内にそれぞれコネククを
介して引込んだことを特徴とするものである。

〔作　用〕 複数個の閉鎖配電盤のそれぞれの制御配線は、それぞれ
コネクタを介して接続された共通母線室内の共通制御線
により盤間連絡される。

任意の閉鎖配電盤の抜取りに際しては、この配電盤のコ
ネククを共通制御線よう外すことにより可能となう、こ
の場．合、他の閉鎖配電盤に影饗を与えることはない。

〔実施例〕

本発明の１実施例につき、第１図ないし第５図を用いて
説明する。

第１図は全体の外観構或を示して釦シ、基礎ベース（１
）上ｖＣｉ数の閉鎖配電盤（２ａ），（２ｂ）．（２ｃ
）．（２ｄ）がそれぞれ抜取シを考慮した隙間ｆを開け
て左右方向に列盤設置され、ベース（１）上の後部に各
配電盤（２ａ）〜（２ｄ）　Ｋ共通の主回路用共通母線
室（３）が設置されると共に、各配電盤（２ａ）〜（２
ｄ）の前部上側に各配電盤（２ａ）〜（２ｄ）に共連の
制御回路用共通母線室（４）が各配電盤（２ａ）〜（２
ｄ）よわ魚間ｇを開けて左右方向に設けられ、この母線
室（４）゛の右端が配電盤（２ｄ）との間に隙間ｈを有
するベース（１）上の上下方向の引込用補助母線室（５
）に連設されている。

第４図は単線限続構或を示し、（６）は引込線，（７）
は主母線でｂシ５母線室（３）内に左右方向に配設され
ている。（８）は引込盤としての左端の配電盤（２ａ）
に収納された限地形計器用変圧器であり、配電盤（２ａ
）をベース（１）上の所定位置に前面より挿入すること
により、１次コイｌｖ（８ａ）が母線室（３）の主母線
（７）に着脱自任ＶＣ咲続される。

（９）は接地装置付き断路器、００は遮断Ｂ２ａυぱ計
器用変流器、Ｏぱ零相変流器であシ、これらの電気機器
が第３図に示すように各配電盤（２ｂ）〜（２ｄ）に収
納され．これら配電盤（２ｂ）〜（２ｄ）をそれぞれペ
ース（１）上の所定位置に前面より挿入することによう
、配電盤（２ｂ）〜（２ｄ）内の主回路が母線室（３）
の主母線（７）及び引出線Ｃｌ３にそれぞれ着脱自在に
接続される。

α◆は各配電盤（２ａ）〜（２ｄ）に共油の共通制御線
であり、第１図に示すように、共通母線室（４）内に左
右方向に配設されて釦シ、母線室（４）の前面の各配電
盤（２ａ）〜（２ｄ）に対向する位置には、第２図に示
すようなメヌ側コネクタα０が設けられ，これに盤前面
より着脱自在に限続されるオス側コネククＱＱを介して
共通制御線ａ→が各配電盤（２ａ）〜（２ｄ）内にそれ
ぞれ引込１れている。

第５図は制御回路の全体構戊を示してかり、（１７ａ）
　，　（１７ｂ）　，　（　＋７ｃ），　（　１７ｄ）
　Ｉｊ＞び（１８ａ），（１８ｂ）．（１８ｃ），（１
８ｄ）は各配電盤（２ａ）　〜（２ｄ）　Ｋそれぞれ設
けられた保護継″ＦＭ．器ユニット及び計測・制御・表
不ユニットであう、配電盤（２ａ）にふ・いて、計器用
変圧器（８）の２次コイ／’　（８ｂ）　，　３次コイ
ノレ（８Ｃ）にそれぞれ接続された２次母線０１，３次
母線翰、及び両ユニット（＋７ａ）．（１８ａ）がコネ
クク（ｌｅｅ　，　ＱＧを介して共通制御触ａ勺に限続
されている。

■υ及び翰は断路器用制御団路及び遮断器用制御回路で
あり、各艶電盤（２ｂ）〜（２ｄ）Ｋ−１−いてそれぞ
れ、両ユニット（＋７ｂ）〜（＋７ｄ）　．　（１８ｂ
）〜（＋８ｄ），両制御回路ＣＤ，＠及び変流器ＯＤ，
αののそれぞれの２次回路がコネクタ０５　．αＯを介
して共通制御線Ｃｌ４）に陵続されている。

この場合、各配電盤（２ａ）〜（２ｄ）　Ｋ訃いては、
それぞれの制御配線を同一盤内の配線と盤相互間の配線
とＫ分類，レペノレ分けし、盤相互間の配線のみをコネ
クタαｅｖｃｖ続し、コネククＧ篩を介して共通制御線
（１４）に陵続するようにしている。

尚，第１・図にかいて、０は補助母線室（５）に配設さ
れた引込端子部でアう、制御電源等の外部引込線が陰続
されて釦シ、これが連絡線（ハ）を介して共通制御線Ｑ
◆に接続されている。

このようＶＣ構戒された配Ｔｌｔ．盤装置にあっては、
各配電Ｍ　（２ａ）〜（２ｄ）をそれぞれベース（１）
上の所定位置に挿入することにより，共通母線室（３）
の主母線（７）等との陵続が行われて主回路が構或され
，各配″ｙｃ盤（２ａ）〜（２ｄ）からのオス側コネク
クａ０をそれぞれ共油母線室（４）のメス側コネクク０
均に陸続することにより、各配？！盤（２ａ）〜（２ｄ
）内に共通制御１１　Ｑ４Ｊが引込１れて盤間連絡が行
われ、それぞれの制御配線が完了することになシ，各配
電盤（２ａ）〜（２ｄ）をいわゆるカセット化して取扱
うことが可能となる。

従って、任意の配電盤，特に引出盤としての配電盤（２
ｂ）〜（２ｄ）を点検，交換のために抜取る場４ 合は、そのコネクタＱ！を取外すだけで簡単に抜取るこ
とができ、この場合、他の盤は共通制御線α◆によって
盤間連絡が行われているため，他の盤の機能に影響を与
えることはない。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したようｖｃ構或されているため、
次に記載する効果を奏する。

列盤設置された複数の閉鎖配電盤に共通の共通制御線を
独立した共通母線室に収納し、これを各配電盤内にそれ
ぞれコネククを・介して引込むようにしたため、盤間の
配線工数を大幅に削減でき，低コスト化が図れる上、作
業性が格段に向上し、しかも，任意の配電盤を他の盤の
機能に影響を与えることなく短時間で抜取ることが可能
となり、配電盤の点検，交換が極めて容易になるもので
ある。

史に、盤間連絡のための共通制御線を各盤から分離した
共通母線室に収納したため、この共通制御線の点検が容
易かつ便利になる効果も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明による配電盤装置の１実施
例を示し．第１図は全体の外観斜視図，第２図はコネク
タの斜視図、第３図は第１図の概略切断側面図、第４図
は単線接続図，第５図は制御回路図、第６図は従来例の
概略正面図である。 （２ａ）〜（２ｄ）・・・閉鎖配電盤，（４）・・・共
通母線室、０・Ｉ）・・共通制御線，０９・・・メス側
コネクク、ａＱ・・・オス側コネクタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の閉鎖配電盤を左右方向に列盤設置し、前記
   各配電盤に共通の共通制御線を前記各配電盤より分離し
   た左右方向の共通母線室に収納すると共に、前記母線室
   より前記制御線を前記各配電盤内にそれぞれコネクタを
   介して引込んだことを特徴とする配電盤装置。