JPH0315694B2 - - Google Patents

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JPH0315694B2
JPH0315694B2 JP57059945A JP5994582A JPH0315694B2 JP H0315694 B2 JPH0315694 B2 JP H0315694B2 JP 57059945 A JP57059945 A JP 57059945A JP 5994582 A JP5994582 A JP 5994582A JP H0315694 B2 JPH0315694 B2 JP H0315694B2
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gas
carbon monoxide
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flame ionization
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Osaka Gas Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/0004Gaseous mixtures, e.g. polluted air
    • G01N33/0009General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment
    • G01N33/0027General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment concerning the detector
    • G01N33/0031General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment concerning the detector comprising two or more sensors, e.g. a sensor array
    • G01N33/0032General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment concerning the detector comprising two or more sensors, e.g. a sensor array using two or more different physical functioning modes

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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、地中埋設管から漏洩する都市ガスを
検出するための装置に関する。 都市ガスを供給する地中導管からのガスの漏洩
の有無をボーリングをせずに検知器によつて地上
から検知する場合には、自動車の排気ガスなどが
存在するためこれらとの区別をすることが必要で
ある。 従来から、都市ガスを供給するための埋設管か
らガスが漏洩しているか否かを調べるために、道
路にボーリングして小孔をあけて匂いを検知した
り、可然性ガス検知器を用いて検知している。し
かしながら近年、道路構造の高級化に伴ない、ボ
ーリングが困難になりつつあるため、これに代る
調査方法として、ボーリングしないで漏れを発見
する必要があり、水素炎イオン化検知器を用いた
漏洩調査方法が利用されつつある。この方法は、
道路を走行することにより、路面のごくわずかの
〓間から漏れてくる微量の都市ガス中の炭化水素
を連続的に検知するものである。しかしながら大
気中には、排気ガスが少なからず含まれているた
め、これらを連続に識別できることが必要となる
わけである。 或る先行技術では、一方の導管に水素炎イオン
化検出器と、他方の導管にメタンガス以外の炭化
水素ガス除去装置を介在させて水素炎イオン化検
知器とを備えた装置に連続吸引した試料ガスを2
つの導管に分流して導入し、両検知器の出力差に
よつて試料ガスの識別を行なつている。このよう
な先行技術では、メタンガス以外の炭化水素ガス
除去装置は、複雑であるとともに効果であり、多
量の電力の供給を必要とするために大形化する。 本発明の目的は、構成が簡単であり、かつ都市
ガスの漏洩位置を迅速に知ることができる安価な
地中埋設管から漏洩する都市ガスの検出装置を提
供することである。 本発明は、自動車3と、 自動車3の前部の下部で、その自動車3の車幅
の全ての範囲で一定間隔を有して取付けられる複
数のプローブ5と、 各プローブからガスを吸引して採取するポンプ
15と、 ポンプ15からのガスのうちの一部のガスが導
かれ、炭化水素ガス濃度を測定する水素炎イオン
化検出器28と、 ポンプ15からのガスのうちの残余のガスが導
かれ、一酸化炭素ガス濃度を測定する一酸化炭素
ガス検出器29と、 水素炎イオン化検出器28と、一酸化炭素ガス
検出器29との各出力に応答し、水素炎イオン化
検出器28によつて検出される炭素水素ガス濃度
が予め定める値以上であつてかつ一酸化炭素ガス
検出器29によつて検出される一酸化炭素ガス濃
度が予め定める値未満であるとき、都市ガスの漏
洩であるものと判断する手段9〜11を含むこと
を特徴とする地中埋設管から漏洩する都市ガスの
検出装置である。 第1図は、本発明の一実施例を説明するための
簡略化した断面図である。地面1には、都市ガス
を供給するための導管2が埋設されている。この
導管2から都市ガスの漏洩があるか否かを地上か
ら検知するために、自動車3に本発明によるガス
識別装置4が搭載される。自動車3の前部バンパ
ー付近にプローブ5が装着されており、プローブ
5から採取されたガスは後続のガス識別装置4に
送られる。自動車3が導管2に素つて地上を走行
することによつて、漏洩している都市ガス6を自
動車の排気ガスに拘らず連続的に識別することが
できる。 第2図は、第1図に示すガス識別装置4の概略
を示すブロツク図である。ガス識別装置4は、識
別されるべきガスを前記プローブ5から吸引する
採取手段7と、採取された試料ガスを検出する検
出手段8と、検出手段8からの出力信号を処理す
る信号処理手段9と、処理された出力信号を車輌
の走行速度に合わせて記録する記録手段10と、
試料ガス中に都市ガス6が含まれているときに警
報を発する表示手段11と、これらの採取手段
7、検出手段8、信号処理手段9、記録手段1
0、表示手段11に電力を供給する電源12とか
ら構成される。 第3図は採取手段7の構成を示すための図であ
り、第4図は第3図に示すプローブ5付近の断面
図であり、第5図は第4図の切断面線−から
見た断面図であり、第6図はプローブ5の先端付
近の断面図であり、第7図は第6図の切断面線
−から見た断面図である。採取手段7は、地面
1近くの大気を吸引する複数のプローブ5と、こ
れらのプローブ5から採取された試料ガスの水分
を除去するトラツプ13と、試料ガスに含まれる
ごみやほこりを除去するフイルタ14と、試料ガ
スをたとえば5/minの流量で吸引するための
ポンプ15と、これらを順次連結する導管16,
17,18とから成る。プローブ5は、搭載され
る自動車3の車幅の全ての範囲で一定間隔を有し
て設けられるので、自動車3が走行する地面1の
車幅の範囲で都市ガス6の漏洩を検知することが
できる。 導管16は、順次並列に分岐されて、第1連結
管19と第2連結管20とに連結される。さらに
第2連結管20は、たとえばアクリル樹脂から成
る矩形板25に形成された連結路21,22,2
3に順次並列に連結される。連結路21〜23
は、一対の矩形板25a,25bに凹溝を形成
し、この矩形板25a,25bを接着剤などで貼
着して形成される。連結路23の先端(第4図下
端)には、継手24を介してプローブ5が着脱自
在に連結される。これらの連結管19,20と連
結路21〜23とは、各プローブ5の吸引口5
a,5b,5c,5dでの吸引圧力が等しくなる
ように口径、長さなどが決められる。 矩形板25bの表面には、自動車3のバンパー
などに吸着されるための磁石26a,26bが貼
着される。矩形板25a,25bには、バンパー
などからずれないように固定するための貫通孔2
7が形成され、この貫通孔27はパンパーなどに
形成された突起に係合される。連結管23の先端
には、継手24が設けられているので、ガス識別
装置4の使用時以外には、プローブ5を簡単に取
り外すことができる。 プローブ5の先端部は、都市ガス6の検出感度
を向上するために、地面1との間隔は出切る限り
狭くするとともに、ごみ、ほこりや水を吸引する
ことのないように、栓5eによつて開口され、プ
ローブ5の先端からたとえば20mmの間隔をあけて
プローブ5の周方向に等間隔に開口した吸引口5
a〜5dが形成される。この吸引口5a〜5dは
たとえば1mmの径に形成される。 第8図は検出手段8の構成を示すための図であ
る。検出手段8は、大略的には、ポンプ15によ
つて送り込まれる試料ガス中の全炭化水素ガス濃
度を測定する水素炎イオン化検出器28と、試料
ガス中の一酸化炭素ガス濃度を測定する一酸化炭
素ガス検知器29とから成る。採取手段7のポン
プ15から送られる試料ガスは、導管30に流
し、絞り弁31によつて流量調節され、流量計3
2よつて流量を計測され、導管33に流入する。
導管33に流入した試料ガスの一部は、前記水素
炎イオン化検出器28に流入して全炭化水素ガス
濃度が測定される。導管33に入流した残余の試
料ガスは、導管33から分岐された導管34を介
して前記一酸化炭素ガス検知器29に流入して一
酸化炭素ガス濃度が測定される。一酸化炭素ガス
検知器29は定電位電解法の原理に基づく検知器
であるために、水素炎イオン化検出器28の測定
時間に比べて3〜5秒の出力信号の遅れを生じ
る。 導管30,33には、分岐管30a,33aが
それぞれ接続され、分岐管30a,33aの先端
部には弁35a,35b設けられ、試料ガスの採
取などに用いられる。水素炎イオン化検出器28
には、水素ガスがカートリツジ型の水素ボンベ3
6から導管38を介して流入される。導管38に
は、水素ガスの圧力を調節するための減圧弁37
と圧力計39と電磁弁40とが設けられている。 第1表は、液化天然ガスを気化したいわゆる
13Aガスと呼ばれる都市ガスの組成例である。第
1表から明らかなように、この13Aガスには、一
酸化炭素ガスは含まれない。自動車の排気ガス中
には、炭化水素ガスとともに一酸化炭素ガスなど
が含まれているので、前記両検出器28,29か
らの測定値を比較することによつて、一酸化炭素
ガスを含まない炭化水素ガスであるか、すなわち
13Aの都市ガス6であるか、自動車の排気ガスで
あるかが識別できる。
【表】 第2表は、水素炎イオン化検出器28によつて
測定された全炭化水素ガス濃度と一酸化炭素ガス
検知器29によつて測定された一酸化炭素ガス濃
度との測定値によつて試料ガスが都市ガス6であ
るかまたは自動車排気ガスであるかの識別を示
す。なお第2表中○印は一定レベル以上の測定値
を表わし、×印は一定レベル以下の測定値を表わ
す。
【表】 本件発明者は、第2表に示すように、試料ガス
の識別が可能であることの確認のために、次のよ
うな実験を行なつた。先ず、都市ガスと自動車排
気ガスとをそれぞれガスバツクに採取し、第3表
に示すような試料ガス濃度になるまで大気によつ
て希釈を行ない、試料ガスとして供した。この試
料ガスを採取手段7のプローブ5から吸引し、前
記両検出器28,29によつて、この試料ガスの
全炭化水素ガス濃度および一酸化炭素ガス濃度を
測定した。第3表にこの測定結果が示されてい
る。
【表】 この第3表の結果は、第2表によく一致してい
る。したがつて本件ガス識別装置4によれば正確
かつ確実に自動車排気ガス等、漏洩都市ガス
(13A)6との識別を行なうことができる。 第9図は、信号処理手段9の電気回路図であ
る。信号処理手段9、大略的には、水素炎イオン
化検出器28からの出力信号を処理する回路41
と、一酸化炭素ガス検知器29からの出力信号を
処理する回路42と、水素炎イオン化検出器28
から出力信号に応答して水素炎イオン化検出器2
8が失火状態にあるときにブザーを吹鳴するブザ
ー回路43と、一定周期のパルスを発生するタイ
マー回路44と、電源12からの電力を回路41
〜44に付勢する回路45とから成る。回路41
には、水素炎イオン化検出器28からの出力信号
のゲインを設定するための可変抵抗46と、その
出力信号を増幅する増幅回路47と、増幅回路4
7に後続の出力信号を表示する指示計48と、指
示計48に後続する閾値回路49と、出力信号が
閾値回路49の弁別レベル以上になつたときにブ
ザーが吹鳴されるブザー回路50とが含まれ、可
変抵抗46と増幅回路47との間には、前記水素
ガスボンベ36の電磁弁40の開閉スイツチ51
に連動するスイツチ52が設けられる。水素炎イ
オン化検出器28からの出力信号は、前記閾値回
路49によつてノイズなどが除去された後、記録
手段10および表示手段11に導出される。 回路42は回路41とほぼ同様に構成され、一
酸化炭素ガス検知器28からの出力信号は、可変
抵抗53に導出され、スイツチ54を介して増幅
回路55によつて増幅され、指示計56に導出さ
れ、閾値回路57に導出されてレベル弁別され、
ブザー回路58に導出されるとともに記録手段1
0および表示手段11に導出される。ブザー回路
58では、一酸化炭素ガスが弁別レベル以上に存
在するとき、ブザーが吹鳴される。 タイマ回路44で、前述の一酸化炭素ガス検知
器29の出力信号の遅れを補正するために、たと
えば1〜5秒の一定周期でタイミングパルスを発
生するパルス発生回路59からの出力信号がリレ
ーコイル60を介してリレースイツチ61に導出
され、このパルス信号を記録手段10および表示
手段11に導出される。 記録手段10は、前記信号処理手段9によつて
処理された水素炎イオン化検出器28および一酸
化炭素ガス検知器29ならびにタイマ回路44か
らの出力信号を記録する記録計から成る。この記
録計は、チヤート紙の送り速度を低速度または自
動車3の走行速度に同期される速度に設定する機
能を有する。たとえば、チヤート紙は自動車の走
行距離100mごとに4cmまたは2cm送られ、した
がつて、チヤート紙上には、1/2500または1/5000
の縮尺で記録が行なわれる。 第10図は、記録手段10にたとえば2ペンレ
コーダを用いて記録した測定結果を示すグラフで
ある。このグラフは、前記処理手段9の両増幅回
路47,55からの出力信号をタイマ回路43に
よつて両検出器28,29の出力時間差を補正し
て、測定開始後の時間経過を横軸にとり、水素炎
イオン化検出器28および一酸化炭素ガス検知器
29からの全炭化水素濃度および一酸化炭素ガス
濃度をそれぞれ縦軸にとつて表している。ガス識
別装置4は自動車3に搭載され、自動車3は速度
20〜30Km/hで走行している。測定開始後、時刻
t1では、図中実線で示す全炭化水素ガス濃度
は、矢符62で示すピーク値たとえば10ppmを示
し、破線で示す一酸化炭素ガス濃度はピーク値を
もたない。時刻t1において、一酸化炭素ガス濃
度は大気中の一酸化炭素ガス濃度たとえば2〜
3ppmを示し、したつて、このときの通過地点で
都市ガス6の漏洩が検出される。このように、時
速20〜30Km/hで走行する自動車に搭載された一
酸化炭素ガス検知器29は、大気中の一酸化炭素
ガス濃度として通常2〜3ppmの値を示す。さら
に時刻t2では、全炭化水素ガス濃度は、ピーク
63をもち、たとえば7ppmを示している。この
時刻t2では、一酸化炭素ガス濃度はピーク64
をもち、たとえば19ppmを示している。したがつ
て時刻tでの通過地点では、自動車の排気ガスが
検出されていることになる。 第11図は、表示手段11の構成を示すブロツ
ク図である。表示手段11は、アナログ・デジタ
ル変換回路65とメモリ回路66と論理回路67
と距離演算回路68と表示回路69とから構成さ
れる。前記信号処理手段9から導出される各アナ
ログ出力信号は、アナログ・デジタル変換回路6
5によつてデジタル信号に変換され、メモリ回路
66と距離演算回路68とに導出される。メモリ
回路66では、水素炎イオン化検出器28と一酸
化炭素ガス検知器29とからの両出力のピーク値
を記憶するとともに、前記タイマ回路44からの
信号に従い両検出器28,29の応答時間差を補
正する。 メモリ回路66から論理回路67に入力された
信号によつて、第4表に示す真理値表に従い、都
市ガス6の漏洩か否かが判断される。
【表】 第4表は前述の第2表に類似するものであり、
論理回路67には、前記信号処理手段9の閾値回
路49によつて全炭化水素ガス濃度がレベル弁別
され、閾値回路57によつて一酸化炭素ガス濃度
がレベル弁別され、ガス濃度が弁別レベル以上の
とき、信号「1」がメモリ回路66からそれぞれ
入力され、ガス濃度が弁別レベル以下のとき、信
号「0」がメモリ回路66からそれぞれ入力され
る。論理回路67から第4表に従い距離演算回路
68と表示回路69とに出力信号が導出される。
この出力信号「1」のときは、都市ガス6の漏洩
を示し、表示回路69でランプ表示とブザーの吹
鳴とが行なわれる。さらに、距離演算回路68に
は、自動車3の速度信号と水素炎イオン化検知器
からの出力信号とが入力され、前記論理回路67
からの入力が1のとき、全炭化水素ガスの検知位
置が演算され、表示回路69にこの演算結果が導
出される。これによつて表示回路69には、前述
のランプ表示などともに、都市ガス6の漏洩位置
が表示される。 以上のように本発明によれば、上述の先行技術
の装置に比べて、メタンガスの炭化水素ガスの除
去装置を必要としないので、構成が簡単であり、
安価であり、取扱いが簡単である。 また本発明によれば、自動車3によつて走行し
ているときに、地中埋設管から漏洩する都市ガス
を検出することができ、これによつて迅速に正確
な都市ガスの漏洩位置を知ることができる。 また本発明によれば、水素炎イオン化検出器2
8によつて検出される炭化水素ガス濃度が予め定
める値以上であつてかつ一酸化炭素ガス検知器2
9によつて検出される一酸化炭素ガス濃度が予め
定める値未満であるとき、都市ガスの漏洩である
ものと判断するので、地中埋設管からの都市ガス
の漏洩を自動的に検出することが可能である。 また本発明によれば、地中埋設管が設けてある
地上に、自動車3を走行させることによつて、そ
の地中埋設管から都市ガスの漏洩を検出すること
ができるので、その漏洩位置の検出が極めて容易
である。 しかも本発明によれば、プローブ5は、自動車
3の車幅の全ての範囲で一定間隔を有して、その
自動車3の前部の下部に取付けられているので、
地中埋設管が埋設されていると予想される地上に
自動車3を走行することによつて、その車幅の範
囲内における都市ガスの漏洩を容易に検出するこ
とができ、また他の走行車両の妨害になることは
ない。 プローブ5は複数本が一定間隔を有して配置さ
れているので、仮に、その車幅の全長にわたつて
吸引スリツト孔を形成する構成としたときに比べ
て、本発明ではポンプ15による流量が小さくて
済み、また損傷時の保守点検が容易であるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う漏洩の調査状況を示す簡
略化した断面図、第2図は本発明の一実施例のガ
ス識別装置4のブロツク図、第3図は採取手段7
の構成を示すための図、第4図は第3図に示すプ
ローブ5付近の断面図、第5図は第4図の切断面
線−から見た断面図、第6図はプローブ5の
先端付近の断面図、第7図は、第6図の切断面線
−から見た断面図、第8図は検出手段8の構
成を示すための図、第9図は信号処理手段9の電
気回路図、第10図は記録手段10の測定結果を
示すグラフ、第11図は表示手段11の構成を示
すブロツク図である。 1……地面、2……導管、3……自動車、4…
…ガス識別装置、5……プローブ、6……漏洩都
市ガス、7……採取手段、8……検出手段、9…
…信号処理手段、10……記録手段、11……表
示手段、28……水素炎イオン化検出器、29…
…一酸化炭素ガス検知器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車3と、 自動車3の前部の下部で、その自動車3の車幅
    の全ての範囲で一定間隔を有して取付けられる複
    数のプローブ5と、 各プローブからガスを吸引して採取するポンプ
    15と、 ポンプ15からのガスのうちの一部のガスが導
    かれ、炭化水素ガス濃度を測定する水素炎イオン
    化検出器28と、 ポンプ15からのガスのうちの残余のガスが導
    かれ、一酸化炭素ガス濃度を測定する一酸化炭素
    ガス検出器29と、 水素炎イオン化検出器28と、一酸化炭素ガス
    検出器29との各出力に応答し、水素炎イオン化
    検出器28によつて検出される炭素水素ガス濃度
    が予め定める値以上であつてかつ一酸化炭素ガス
    検出器29によつて検出される一酸化炭素ガス濃
    度が予め定める値未満であるとき、都市ガスの漏
    洩であるものと判断する手段9〜11を含むこと
    を特徴とする地中埋設管から漏洩する都市ガスの
    検出装置。
JP57059945A 1982-04-09 1982-04-09 地中埋設管から漏洩する都市ガスの検出装置 Granted JPS58176540A (ja)

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