JPH03155519A - 光混合器 - Google Patents

光混合器

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JPH03155519A
JPH03155519A JP14444890A JP14444890A JPH03155519A JP H03155519 A JPH03155519 A JP H03155519A JP 14444890 A JP14444890 A JP 14444890A JP 14444890 A JP14444890 A JP 14444890A JP H03155519 A JPH03155519 A JP H03155519A
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light
polarization
light beam
separated
incident
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JP14444890A
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Inventor
Mitsuko Nakamura
中村 美都子
Shigeru Oshima
茂 大島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えばコヒーレント光通、信システムの光
受信側に設けられ、受信した光信号の検波を行うのに用
いられる光混合器に関する。
(従来の技術) 一般に、コヒーレント光通信システムの光受信装置にお
いては、信号光の偏波変動の補償手段として偏波ダイパ
ーシティ方式が有効とされ、その感度の促進手段として
バランスドレシーバ方式が有効であるとされていること
から、これらを組み合わせたバランスド偏波ダイパーシ
ティ方式の光混合器が用いられている。
従来のバランスド偏波ダイパーシティ用の光混合器を用
いた受信機として、例えば第7図に示すものがよく知ら
れている。この受信機はPBSモジュールA1第1及び
第2のP I N−AMPモジュールBI  B2、第
1及び第2の遅延検波器C1,C2及び加算器りを具備
して構成したものである。尚、PBSモジュールAと第
1及び第2のP I N−AMPモジュールBl、B2
の光検出器で光混合器が構成される。
上記PBSモジュールAの人力部には信号光入力用光フ
ァイバ1、局発光(図示しない局部発振器の出力光)入
力用光ファイバ2が結合されている。このPBSモジュ
ールAにおいて、光ファイバ1.2を通じて入力される
信号光及び局発光は、それぞれレンズ3.4によって平
行ビームに変換された後、第1の偏光ビームスプリッタ
5に、その偏光分離面で入射位置が一致するように入射
される。この偏光ビームスプリッタ5は入射した信号光
ビーム、局発光ビームを共に偏光分離するもので、信号
光ビームの反射光と局発光ビームの透過光を合成(以下
、第1の合成光ビームとする)すると共に、信号光ビー
ムの透過光と局発光ビームの反射光を合成(以下、第2
の合成光ビームとする)して放射する。ここで、局発光
については、偏波面が2つの偏光分離光の強度が等しく
なるように調整されており、各合成光ビームは、信号光
成分の偏波面と局発光成分の偏波面とが互いに直交した
状態で放射されることになる。
このようにして第1の偏光ビームスプリッタ5から出力
された′!B1、第2の合成光ビームは、それぞれレン
ズ6.7により定偏波光ファイバ8−19に集光される
。定偏波光ファイバ8.9は入射端と出射端との間で4
5°ねじられており、これらの出射端に結合されたレン
ズ10.11から出射される光ビームの偏波面は45″
回転したちのとなっている。したがって、レンズ10.
11から出射される各光ビームをそれぞれ第2、第3の
偏光ビームスプリッタ12.13に入射することにより
、これらの偏光ビームスプリッタ12゜13から信号光
と局発光の同一偏波成分を取り出すことができる。
上記第2、第3の偏光ビームスプリッタ12゜13から
出射される光ビームは、それぞれレンズ14.15,1
6.17を介して伝送用光ファイバ18,19,20.
21に入射される。この際、光ファイバ18に信号光と
局発光とで強めあった光ビームが入射された場合、光フ
ァイバ19には弱めあった光ビームが入射され、逆に、
光ファイバ18に信号光と局発光とで弱めあった光ビー
ムが入射された場合、光ファイバ19には強めあった光
ビームが入射される。同様に、光ファイバ20に信号光
と局発光とで強めあった光ビームが入射された場合、光
ファイバ21には弱めあった光ビームが入射され、逆に
、光ファイバ20に信号光と局発光とで弱めあった光ビ
ームが入射された場合、光ファイバ21には強めあった
光ビームが入射される。このことは光ファイバ18と1
9の出力、20と21の出力を利用してバランスドレシ
ーバを構成できることを意味している。
そこで、光ファイバ18と19.20と21の各伝送光
ビームをそれぞれ光コネクタ22と23.24と25を
介し、光ファイバ26と27.28と29に通して、光
混合器の出力として第1のPIN−AMPモジュールB
1の直列接続された光検出器(例えばフォトダイオード
)30,31、第2のPIN−AMPモジュールB2の
直列接続された光検出器32.33に対応的に入射する
これらの光検出器30と31.32と33の各接続点の
出力を取り出して増幅器34.35で増幅し、それぞれ
を遅延検波器C1,C2で検波した後、加算器りで合成
して受信出力を得る。これにより、入力信号光の偏波に
依存しない偏波ダイパーシティ受信機を構成することが
できる。
ところで、上記のような偏波ダイパーシティ受信機に用
いられる従来の光混合器は、光接続に光ファイバを用い
ているため、全体として大型になっている。しかも、光
ファイバの接続にはμmオーダーの高精度な軸合わせを
必要とするため、接続数が多いことが信頼性低下につな
がっている。
さらに、対をなす光出力信号経路の光学長(第7図では
12,14.18,22,26.30の光学長と12.
15,19.2B、27.31の光学長、13,16,
20,24,28.32の光学長と13.17,21,
25,29.33の光学長)を1mm以下で一致させる
必要があり、光学長調整の手間がかかる等の欠点を有し
ている。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたように従来の光混合器は、光ファイバを用い
た光結合箇所が非常に多いため、その取扱いが面倒で、
信頼性が低いうえ、大型となるという欠点を有している
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので
、構成簡易にして、取扱い性の向上を図り得ると共に、
信頼性の向上を図ることができ、かつ小型化を図り得る
光混合器を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明に係る光混合器は、
偏光分離面を有する第1の偏光分離素子と、この素子の
偏光分離面に平行化された信号光ビームを所定角度で入
射すると共に、前記偏光分離面での入射位置を一致させ
て平行化された局発光ビームを前記信号光とは別の方向
から同一角度で入射する光入射手段と、前記第1の偏光
分離素子から出射される第1、第2の合成光ビームの光
路上に配置され、それぞれ60°以下の偏光分離角を有
する第2、第3の偏光分離素子と、前記第2の偏光分離
素子で分離された第1、第2の分離光ビームの光路上に
配置され、各分離光ビームを対応的に検波する第1、第
2の光検出器と、前記第1、第2の分離光ビームの光路
上に配置され、各分離光ビームを等光路長で前記第1S
第2の光検出器の受光面に集光する第1の集光手段と、
前記第3の偏光分離素子で分離された第3、第4の分離
光ビームの光路上に配置され、各分離光ビームを対応的
に検波する第3、第4の光検出器と、前記第3、第4の
分離光ビームの光路上に配置され、各分離光ビームを等
光路長で前記第3、第4の光検出器の受光面に集光する
第2の集光手段とを真向して構成される。
(作用) 上記構成による光混合器は、第1の偏光分離素子の偏光
分離面に一方の側から入射した平行信号光の反射光と、
その入射位置を一致させて他方の側から入射した局発光
の透過光とを混合して第2の偏光分離素子に導き、ここ
で606以下の小さい角度で2分して、第1の集光手段
で第1、第2の光検出器に集光し、同様に平行信号光の
透過光と局発光の反射光とを混合して第3の偏光分離素
子に導き、ここで60°以下の小さい角度で2分して、
第2の集光手段で第3、第4の光検出器に集光する。第
2、第3の偏光分離素子は共に偏光分離角が小さく、第
1の偏光分離素子とは入射光軸について45°回転させ
て配置したものであるから、信号光成分、局発光成分は
共に等分配され、しかも信号光と局発光の偏波方向が同
ビ方向の光が取り出される。この際、第2、第3の偏光
分離素子の偏光分離角が小さいので、各一対の合成光ビ
ームをそれぞれ単一の集光レンズにより対応して設けら
れた光検波器に集光させることができる。このため、上
記対をなす各光検出器の出力はそれぞれバランスドレシ
ーバとしての機能を果たし、かつ入力信号光の偏波に依
存しない偏波ダイパーシティとしての機能を果たす。
(実施例) 以下、第1図を参照してこの発明の一実施例を説明する
第1図はその構成を示すもので、41は立方体形状で、
偏光分離角が90@の第1の偏光ビームスプリッタであ
る。この偏光ビームスプリッタ41に対し、光ファイバ
42を通じて入力される信号光は、レンズ43で平行光
に変換されて、−方の入射面中央から垂直に入射される
。また、光ファイバ44を通じて入力される局発光は、
レンズ45で平行光に変換されて、他方の入射面中央か
ら垂直に入射される。各レンズ43.45は偏光ビーム
スプリッタ41に入力される信号光ビームS11局発光
ビームS2が偏光分離面で交わるように位置調整する。
局発光は偏光ビームスプリッタ41の偏光分離面で2等
分されるように偏波方向が偏光分離面の偏光方向に対し
て45°ずれた直線偏光であるものとする。
尚、局発光はかならずしも直線偏光である必要はなく、
円偏光または楕円偏光の場合には、偏光ビームスプリッ
タ41の偏光分離面で2等分されるように、ファイバ4
4の回転位置調整を行えばよい。
ここで、第1の偏光ビームスプリッタ41に入射された
信号光ビームStは偏光分離面で透過成分と反射成分に
分離される。同様に、第1の偏光ビームスプリッタ41
に入射された局発光ビームS2は偏光分離面で透過成分
と反射成分に分離される。偏光分離面において、信号光
ビームStと局発光ビームS2とは同一位置で互いに垂
直に交わるから、信号光ビームSlの反射成分と局発光
ビームS2の透過成分、信号光ビームSlの透過成分と
局発光ビームS2の反射成分とはそれぞれ同一方向とな
って合成される。
信号光ビームS1の反射成分と局発光ビームS2の透過
成分とが合成された光ビーム(以下、第1の合成光ビー
ムとする)811は、第1の偏光ビームスプリッタ41
の出射面に配置された第2の偏光ビームスプリッタ46
に入射される。この第2の偏光ビームスプリッタ46は
直方体形状で、偏光分離角が数置〜60″以下であり、
偏光分離面の偏光方向が第1の偏光ビームスプリッタ4
1の偏光分離面の偏光方向に対して45°・ずれるよう
に配置され、入射光ビームSttを60@以下の比較的
小さい角度で2分して送出する。この第2の偏光ビーム
スプリッタ46で2分された各光ビーム(一方を第1の
分離光ビームS 21.他方を第2の分離光ビームS2
2とする)は、それぞれ単一の集光レンズ47を介して
、その対向面に分離方向に配置された第1、第2の光検
出器48.49の各受光面に照射される。上記集光レン
ズ47は第1、第2の分離光ビームS21.S22をそ
れぞれ等光路長で第1、第2の光検出器48.49の受
光面に集光させるものである。
同様に、信号光ビームSlの透過成分と局発光ビームS
2の反射成分とが合成された光ビーム(以下、第2の合
成光ビームとする)SL2は出射面に配置された第3の
偏光ビームスプリッタ50に入射される。この第3の偏
光ビームスプリッタ50も直方体形状で、偏光分離角が
数置〜60″以下であり、偏光分離面の偏光方向が第1
の偏光ビームスプリッタ41の偏光分離面の偏光方向に
対して45@ずれるように配置され、入射光ビームを6
0″以下の比較的小さい角度で2分して送出する。この
第3の偏光ビームスプリッタ50で2分された各光ビー
ム(一方を第3の分離光ビームS23、他方を第4の分
離光ビームS24とする)は、それぞれ集光レンズ51
を介して、その対向面に分離方向に配置された第3、第
4の光検出器52.53の各受光面に照射される。上記
集光しンズ51は第3、第4の分離光ヒ−1,s23.
  S24をそれぞれ等光路長で第1、第2の光検出器
52゜53の受光面に集光させるものである。
上記構成において、以下その作用について説明する。
まず、第1の偏光ビームスプリッタ41に入射される信
号光ビームS1は図示矢印a、bの方向(互いに90″
の角度を有する)の偏波成分を持つものとすると、偏波
成分aは偏光分離面で反射され、偏波成分すは偏光分離
面を透過する。これに対し、第1の偏光ビームスプリッ
タ41に入射される局発光ビームS2は、偏光分離面の
偏光方向に対して45°ずれた直線偏光(図示矢印Cの
方向の偏波成分を持つ)であるから、偏光分離面で2等
分されて図示矢印cl、c2の偏波成分となる。一方の
偏波成分clは信号光ビームSlの偏波成分aと合成さ
れて、第1の合成光ビームSttとなって第2の偏光ビ
ームスプリッタ46に入射される。ここで、偏波成分a
と偏波成分c1は直交している。他方の偏波成分C2は
信号光ビームS1のb偏波成分と合成されて、第2の合
成光ビームS12となって第3の偏光ビームスプリッタ
50に入射される。同様に、偏波成分すと偏波成分c2
は直交している。
ここで、第2、第3の偏光ビームスプリッタ46.50
は共に偏光分離角が数置〜60″以下と小さく、第1の
偏光ビームスプリッタ41とは偏光方向を45°ずらし
て配置したものである。
信号光成分、局発光成分はそれぞれ第1の分離光ビーム
321と第2の分離光ビームS22に等分配され、しか
も第1の分離光ビームS21に含まれる信号成分と局発
光成分は同一偏波方向であり、同様に第2の分離光ビー
ムS22に含まれる信号光成分と局発光成分も同一偏波
方向である。このとき、第1の分離光ビームS21の偏
波方向と第2の分離光ビームS22の偏波方向とは互い
に垂直の関係にある。また、同様に第3の分離光ビーム
S21の偏波方向と第4の分離光ビームS24の偏波方
向とは互いに垂直の関係にある。
この際、第2の偏光ビームスプリッタ46の偏光分離角
が小さいので、ここで分離された第1、第2の分離光ビ
ームS 21.  S 22を、それぞれ単一の集光レ
ンズ47により、対応して設けられた第1、第2の光検
出器48.49に集光させることができる。同様に、第
3の偏光ビームスプリッタ50の偏光分離角が小さいの
で、ここで分離された第3、第4の分離光ビームS23
.S24を、それぞれ単一の集光レンズ51により、対
応して設けられた第3、第4の光検出器52.53に集
光させることができる。このため、上記光検出器48と
49の出力、52と53の出力はそれぞれバランスドレ
シーバとしての機能を果たし、かつ入力信号光の偏波に
依存しない偏波ダイパーシティとしての機能を果たすこ
とができる。
したがって、上記構成による先混合器は、第7図と比較
してわかるように、光ファイバを用いる光結合箇所を非
常に少なくすることかできるので、その取扱いが容易と
なり、しかも信頼性を高め、小形化に供することができ
る。さらに、第2、第3の偏光ビームスプリッタ46.
50と第1、第2の光検波器48.49、第3、第4の
光検出器52.53との間の等光路長は、単一の集光レ
ンズ47.51で集光させているので、自然に一致させ
ることができる。
第2図はこの発明の第2の実施例を示すものである。但
し、第2図において第1図と同一部分には同一符号を付
して示し、説明に必要な部分のみを取り出して示し、そ
の他の説明は省略する。
すなわち、この光混合器は、第1の偏光ビームスプリッ
タ41の局発光入射面下に直角プリズム54を配置して
構成したものである。この直角プリズム54は、互いに
垂直な先人出面と各先人出面に対して45°の傾きを持
つ反射面を有しており、一方の先人出面が第1の偏光ビ
ームスプリッタ41の信号光ビーム81入射面と同一面
となるように、他方の光入射面が第1の偏光ビームスプ
リッタ41の局発光ビーム82入射面に密着するように
配置される。この構成によれば、信号光ビームS1と局
発光ビームS2の各入射面が同一となるので、同図に示
すように光ファイバ42゜44を平行配置させることが
できることから、f6号光の入射方向と局発光の入射方
向を同一にでき、パッケージの小型化に供することがで
きるようになる。
尚、上記実施例では、局発光ビームS2の入射面を信号
光ビームSlの入射面に合わせるようにしているが、第
3図に示すように、上記直角プリズム54を第1の偏光
ビームスプリッタ41の信号先入射面側に密着配置して
、信号光ビームSlの入射面を局発光ビームS2の入射
面に合わせるようにすれば、同図に示すように、光ファ
イバ42.44を平行配置させることができることはも
ちろんである。尚、第3図において、第1図、第2図と
同一部分には同一符号を付して示す。
ところで、光路を変えるプリズムは、第2図の実施例の
ように、■偏光ビームスプリッタ41とレンズ43また
はレンズ45の間、あるいは■第2の偏光ビームスプリ
ッタ46と集光レンズ47の間または第3のビームスプ
リッタ50と集光レンズ51の間、■集光レンズ47と
光検出器48゜49で形成されるバランスドレシーバの
間または集光レンズ51と光検出器52.53で形成さ
れるバランスドレシーバの間のどこによってもよ(、一
つでも複数個であっても、どのような組み合わせでも可
能である。
第4図はこの発明の第3の実施例を示すもので、前記第
3の偏光ビームスプリッタ50によって分離された第3
、第4の分離光ビームS23.S24を、第2の偏光ビ
ームスプリッタ46によって分離された第1、第2の分
離光ビームS21.S22とほぼ同一の方向に反射する
ように、第3の偏光ビームスブリーツタ50の光ビーム
出射面に上記直角プリズム54と同構造のプリズム55
を密着配置して構成したものである。この構成によれば
、第3、第4の分離光ビームS23.S24を第1、第
2の分離光ビーム321.S22と同方向に向けること
かできるので、光検出器48.49で形成されるバラン
スドレシーバと光検出器52.53で形成されるバラン
スドレシーバのそれぞれの出力を同一の方向からとるこ
とができ、装置の小型化及び作製の容易化に供すること
ができる〇 尚、上記実施例では第3、第4の光検出器52゜53の
配置を第1、第2の光検出器48.49に合わせたが、
前記第1、第2の分離光ビームS 21゜S22を、第
3、第4の分離光ビームS23.S24とほぼ同一の方
向に反射するように、第2の偏光ビームスプリッタ46
の光ビーム出射面に上記直角プリズム55を密着配置し
て構成すれば、第1、第2の光検出器48.49の配置
を第3、第4の光検出器52.53に合わせることがで
きる。
上記各実施例を組み合わせた実施例を第5図、第6図に
示す。
第5図において、60は偏光分離角90°の偏光分離面
を有する第1の偏光ビームスプリッタである。この偏光
ビームスプリッタ60には、信号光ビームS1入射面を
局発光ビーム82入射面と面一とするための直角プリズ
ム61と、第1の合成光ビームSllの出射面を第2の
合成光ビームS12の出射面と面一とするための直角プ
リズム62が一体的に装着される。
また、上記第1の合成光ビームSitの出射面と第2の
合成光ビーム512の出射面に対向する位置には各ビー
ムの光路を直角に折曲するための直角プリズム63が配
置される。この直角プリズム63の合成光ビーム出射面
には第1、第2の合成光ビームSll、S12を小さく
分離するための第2、第3の偏光ビームスプリッタ64
.65が一体的に装着される。これらの偏光ビームスプ
リッタ64.65は、入射光の同じ偏波成分をHする信
号光成分と局発光成分同士で2分するように、偏光方向
を45°ずらして配置される。
第2の偏向ビームスプリッタ64で分離される第1、第
2の分離光ビームS 21.  S 22の光軸上には
それぞれ光検出器66.67が配置される。同様に、第
3の偏向ビームスプリッタ65で分離される第3、第4
の分離光ビームS23.S24の光軸上には光検出器6
8.69が配置される。
しかして、直角プリズム61の入射面、第1の偏向ビー
ムスプリッタ60の入射面にそれぞれ前述の偏波成分を
持つ信号光、局発光を垂直に入射すると、信号光は直角
プリズム61で反射して第1の偏向ビームスプリッタ6
0に垂直に入射し、偏波分離面で局発光と交わる。
この偏波分離面で反射された信号光は透過した局発光と
合成されて第1の合成光ビームS11となり、第1の偏
向ビームスプリッタ60から出射される。この第1の合
成光ビームSllは直角プリズム63で下方に導かれ、
第2の偏向ビームスプリッタ64で2分されて第1、第
2の分離光ビームS21.S22となり、それぞれ第1
、第2の光検出器66.67に照射される。
また、上記第1の偏向ビームスプリッタ60の偏波分離
面で透過された信号光は反射した局発光と合成されて第
2の合成光ビームS12となって出射され、直角プリズ
ム62で第1の合成光ビームSllと同方向に折曲され
る。この第2の合成光ビームS12は直角プリズム63
で下方に導かれた後、第3の偏向ビームスプリッタ65
で2分されて第3、第4の分離光ビームS23.S24
となり、それぞれ第2、第4の光検出器68.69に照
射される。
上記構成によれば、信号光ビームS1及び局発光ビーム
S2を平行にして入射することができ、同時に第1乃至
第4の分離光ビーム521−824を平行にして出射す
ることができるので、パッケージの小形化に供すること
ができる。
また、上記構成によれば、光検出器66.67で形成さ
れるバランスドレシーバと68.69で形成されるバラ
ンスドレシーバが同一平面上にあるため、検出出力を増
幅するための増幅器と同一基板に配設でき、これによっ
てさらに小型化に供することができる。また、作成が容
易となり、パッケージへの実装密度も向上させることが
できるばかりでなく、光検出器66.67で形成される
バランスドレシーバ及び68.69で形成されるバラン
スドレシーバと増幅器等の電子回路との配線長を短くで
きるので、高速動作させることが’iJ能となる。
尚、この発明では、光検出器への光強度が十分、であれ
ば、上記実施例のように集光レンズを用いなくでもかま
わない。また、上記実施例において、第2、第3の偏向
ビームスプリッタ64.65を第1の偏向ビームスプリ
ッタ60の第1の合成光ビームSllの出射面、直角プ
リズム62の第2の合成光ビームS12の出射面に設け
てもよく、この場合、直角プリズム63を省略して、第
2、第3の偏向ビームスプリッタ64.65で分離され
た第1乃至第4の分離光ビーム521−824を直接入
射するように第1乃至第4の光検出器66〜6つを配置
するようにしてもよい。
第6図は第5図に示した実施例の変形であり、前記第1
の偏向ビームスプリッタ60の第1の合成光ビームSI
Lの出射面に前記直角プリズム62を配置して、第2の
合成光ビームSL2の出射面を第1の合成光ビームSl
lの出射面と而−とする。
そして、上記第1の合成光ビームSllの出射面と第2
の合成光ビームS12の出射面に対向する位置に前記直
角プリズム63を配置し、この直角プリズム63の合成
光ビーム出射面に第2、第3の偏光ビームスプリッタ6
4.65か一体的に装着し、第2、第3の偏向ビームス
プリッタ64.65で分離される第1乃至第4の分離光
ビームS21〜S24の光軸上にそれぞれ光検出器66
〜69を配置するようにしたものである。この構成によ
っても第5図の実施例と同様の効果を得られることはも
ちろんである。
尚、第5図、第6図の実施例において、各光学部品60
〜65を全て一体的に形成するようにすれば、さらに小
形化に供することができる。また、第2、第3の偏向ビ
ームスプリッタ64.65は、同一面上に形成できるの
で、一体的に形成してもよいものである。
また、上記の各実施例において、第1の偏光ビームスプ
リッタ41.60には誘電体多層膜を利用することがで
きる。第2、第3の偏光ビームスプリッタ46,50,
64.65は、ルチル(T i O2)等の結晶による
ウォスラストンプリズム、もしくはローションプリズム
等を利用して構成すれば、容易に分離角を小さくするこ
とができ、高信頼性を実現することができる。この偏光
ビームスプリッタの形状は直方体に限らない。
また、第1の偏光ビームスプリッタの分離角は90@で
ある必要もない。さらに、上記各実施例の直角プリズム
に反射鏡を用いても、同様に実現可能であることはもち
ろんである。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、構成簡易にして、組立
調整の工程を半減でき、取扱い性の向上を図り得ると共
に、信頼性の向上を図ることができ、かつ小型化を図り
得る光混合器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る光混合器の一実施例を示す斜視
図、第2図乃至第6図はそれぞれこの発明に係る他の実
施例を示す斜視図、第7図は従来の光混合器を用いたダ
イパーシティ受信機の構成を示すブロック図である。 A・・・PBSモジュール、Bl、B2・・・第1及び
第2のP I N−AMPモジュール、C1,C2・・
・第1及び第2の遅延検波器、D・・・加算器、1.2
・・・信号入力用光ファイバ、3.4,6,7,19゜
11.14〜17・・・レンズ、5.12.13・・・
偏光ビームスプリッタ、8,9・・・定偏波光ファイバ
18〜21・・・伝送用光ファイバ、22〜25・・・
光コネクタ、26〜29・・・光ファイバ、30〜33
・・・光検出器、34.35・・・増幅器、41.60
・・・第1の偏光ビームスプリッタ、42.44・・・
光ファイバ、43.45・・・レンズ、46.64・・
・第2の偏光ビームスプリッタ、47.51・・・集光
レンズ、48,49.52.53.66〜69・・・光
検出器、50.65・・・第3の偏光ビームスプリッタ
、54.55,61,62.63・・・直角プリズム。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)偏光分離面を有する第1の偏光分離素子と、この
    素子の偏光分離面に平行化された信号光ビームを所定角
    度で入射すると共に、前記偏光分離面での入射位置を一
    致させて平行化された局発光ビームを前記信号光とは別
    の方向から同一角度で入射する光入射手段と、 前記第1の偏光分離素子から出射される第1、第2の合
    成光ビームの光路上に配置され、それぞれ60°以下の
    偏光分離角を有する第2、第3の偏光分離素子と、 前記第2の偏光分離素子で分離された第1、第2の分離
    光ビームの光路上に配置され、各分離光ビームを対応的
    に検波する第1、第2の光検出器と、 前記第1、第2の分離光ビームの光路上に配置され、各
    分離光ビームを等光路長で前記第1、第2の光検出器の
    受光面に集光する第1の集光手段と、 前記第3の偏光分離素子で分離された第3、第4の分離
    光ビームの光路上に配置され、各分離光ビームを対応的
    に検波する第3、第4の光検出器と、 前記第3、第4の分離光ビームの光路上に配置され、各
    分離光ビームを等光路長で前記第3、第4の光検出器の
    受光面に集光する第2の集光手段と、 を具備する光混合器。
  2. (2)前記第1、第2の集光手段は、それぞれ単一の集
    光レンズで構成されることを特徴とする請求項1記載の
    光混合器。
  3. (3)前記光入射手段は、前記信号光ビーム及び局発光
    ビームを互いに同方向から入射し、各入射光ビームの少
    なくとも一方の光路上に反射素子を配置してその光路を
    折曲して、それぞれ前記角度で第1の偏光分離素子に入
    射するようにしたことを特徴とする請求項1記載の光混
    合器。
  4. (4)前記第1、第2の合成光ビームの少なくとも一方
    の光路上に反射素子を配置してその光路を折曲し、各合
    成光ビームの光路が互いに平行になるようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の光混合器。
  5. (5)前記第1及び第2の分離光ビームの群あるいは前
    記第3及び第4の分離光ビームの群の少なくとも一方の
    光路群上に反射素子を配置して両分離光ビーム群の光路
    を略同方向に揃え、前記第1乃至第4の光検出器を平行
    配置するようにしたことを特徴とする請求項1記載の光
    混合器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020109949A1 (en) * 2018-11-28 2020-06-04 Alcon Inc. Optical coherence tomography receiver

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020109949A1 (en) * 2018-11-28 2020-06-04 Alcon Inc. Optical coherence tomography receiver
US11490804B2 (en) 2018-11-28 2022-11-08 Alcon Inc. Optical coherence tomography receiver

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