JPH03153813A - 冶金用容器 - Google Patents

冶金用容器

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JPH03153813A
JPH03153813A JP2275160A JP27516090A JPH03153813A JP H03153813 A JPH03153813 A JP H03153813A JP 2275160 A JP2275160 A JP 2275160A JP 27516090 A JP27516090 A JP 27516090A JP H03153813 A JPH03153813 A JP H03153813A
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JP
Japan
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metallurgical
container
pipe
lining
graphite
Prior art date
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Pending
Application number
JP2275160A
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English (en)
Inventor
Johann Auer
ヨーハン・アウアー
Wilfried Pirklbauer
ビルフリード・ピアクルバウアー
Norbert Ramaseder
ノルベルト・ラマセダー
Hellmuth Smejkal
ヘルムス・スメカル
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Primetals Technologies Austria GmbH
Original Assignee
Voest Alpine Industrienlagenbau GmbH
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Publication date
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Publication of JPH03153813A publication Critical patent/JPH03153813A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C5/00Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
    • C21C5/28Manufacture of steel in the converter
    • C21C5/42Constructional features of converters
    • C21C5/46Details or accessories
    • C21C5/4673Measuring and sampling devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/02Devices for withdrawing samples
    • G01N1/10Devices for withdrawing samples in the liquid or fluent state
    • G01N1/12Dippers; Dredgers
    • G01N1/125Dippers; Dredgers adapted for sampling molten metals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は冶金用容器に関するものであって、とくに、耐
火レンガライニングと、測定用および/またはサンプリ
ング用プローブを差し込むための、容器壁部を貫通する
プローブ用開口部とを備えた鉄鋼製品用転炉に関するも
のである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題1この種
の転炉は、ヨーロッパ特許EP−B−0079290に
開示されている。プローブ用開口部は、サンプルを取り
出すための、あるいは温度測定その他のパラメータ測定
のためのプローブの迅速な差し込みを可能にする。とく
に、転炉の口がこれに対応しにくい場合には、プローブ
用の個別の開口部を設けるのが好ましい。
鉄鋼製品用転炉の耐火レンガライニングは、般に、マグ
ネサイトレンガからなり、このため転炉の壁部を貫通し
ているプローブ用開口部は、このようなマグネサイトレ
ンガによって形成される内壁部を有している。実際問題
として、このタイプのプローブ用開口部はしばしば一体
化することが証明されている。けだし、この部分にスラ
グが堆積し、これとマグネサイトレンガとで、とくに強
固な化合物を生成するからである。かかる堆積物は、プ
ローブ用開口部の穴ぐりによって除去することができる
が、このようにすると、冶金用容器のレンガライニング
にしばしば損傷が生じ、かつ穴ぐりには多大な時間が必
要とされる。しかしながら、測定はできる限り迅速に行
なわれなければならないので、測定の実施に先立って、
プローブ用開口部のやりにくい清掃を行なうことは甚だ
不都合である。
本発明は、これらの不具合と困難さとを回避することを
目ざしており、プローブ用開口部への堆積が最小限であ
り、また堆積が生じたとしてもスラグの堆積物が容易か
つ迅速に除去されうる、最初に定義された種類の冶金用
容器を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明によれば
、この目的は、プローブ用開口部が、グラファイトまた
はグラファイト/アルミナ混合物のライニングを備える
ことによって達成される。
スラグがグラファイトに付着しに<<、かつスラグの堆
積物が、例えば手動の掻き取り機によって容易に除去さ
れうろことは証明されている。
ライニングの内側端部は少なくとも、約1200℃の温
度となっている耐火レンガライニングの領域内に達する
のが適切である。鋼の製造に用いられるスラグは、概ね
1200℃より低い温度で凝固し、このためグラファイ
トまたはグラファイト/アルミナ混合物は、少なくとも
この温度となつている領域の外側から突出するようにし
て供給されることになる。
好ましくは、上記ライニングの内側端部は、最大限度で
は、約1300℃の温度を有する耐火レンガライニング
の領域内に達する。スラグは概ね1200℃より高い温
度では液体であるので、これらの値より高い温度に保持
されこのためマグネサイトレンガもそうなるであろう耐
火レンガライニング領域内において、スラグは自動的に
レンガライニングから流れ落ちるであろう。原料を節約
し、かつグラファイトまたはグラファイト/アルミナ混
合物上での高温によるストレスを回避するために、本発
明にかかるライニングは、容器の内部にまでは案内され
ない。
好ましい実施態様によれば、ライニングはパイプ状にデ
ザインされ、これによってとくに装置の簡素化が図られ
る。
パイプの良好なフィツトを保証し、これによってこれの
長寿命化を保証するために、パイプの内側端は、好まし
くは、冶金用容器の耐火レンガライニングの肩部上に支
持される。
温度に起因する、あるいはレンガライニング材料の移動
に起因するパイプの軸方向の移動を、パイプの破壊を生
じさせずにとめるために、パイプの外側端は、好ましく
耐火充填物(refractoryramming  
mass)を用いて冶金用容器の外板に支持される。
グラファイトは通常酸素と反応し、かつ酸素は吹き込み
工程中鉄鋼製品用転炉に過剰に存在するので、プローブ
用開口部は好ましくは、蓋によって閉じられるようにな
っている。このようにして、プローブ用開口部を通して
の、外部からのエアの侵入と、内部からの酸素の浸透と
、同様にこれによって引き起こされるグラファイトライ
ニング上の逆効果とが防止される。加うるに、蓋は、プ
ローブ用開口部を通して炎と炎管ガスとが外部に達する
のを防止するといった利点をもっている。
蓋は好ましく冶金用容器の外板にピボット式に取り付け
られ、また蓋は好ましくは圧力媒体シリンダによって駆
動できるようになっている。
転炉の回転移動中における蓋の閉止を保証するために、
蓋は好ましくはロック装置の手段によって固定可能であ
り、上記ロック装置は好ましくは圧力媒体シリンダによ
って駆動可能である。
好ましい実施態様では、パイプが、冶金用容器の内部ま
で、プローブ用開口部の全長にわたって伸長し、2まt
;はこれより多いパイプ部分で組み立てられていること
を特徴とする。ここで、パイプ部分の互いに対向してい
る端部は、少なくとも縦軸を横切る方向に、互いに部分
的に重複している前面を備えている。いくつかの部分に
おけるパイプの配置は、パイプの破裂と、破裂の結果生
じる部分の横方向のオフセットとを生じさせることなく
、プローブ用開口部の軸を横切るレンガライニング材料
の移動を許容するようになっている。
このようなパイプ部分の横方向のオフセットは、プロー
ブ用開口部を通してのプローブの差し込みを妨害する。
上記のパイプの好ましい実施態様においては、ワーキン
グライニングのような(この取り替えは容器の内壁で最
大である)、レンガライニング材料の取り替えが、連続
するパイプ部分に対する、1つのパイプ部分の若干の旋
回移動を生じさせ、これは軸のわずかな曲がりを生じさ
せる。しかしながら、プローブの差し込み動作を妨害す
る階段をプローブ用開口部内に形成するであろう、1つ
のパイプ部分の他のものに対するオフセットが生じるの
は確実に防止される。
冶金用容器の内部まで達しているパイプのために、プロ
ーブの差し込みに先立って除去されなければならないで
あろう、グラファイトからマグネサイトレンガへの過渡
域において生じうるスラグの堆積が防止される。
特に好適な実施例は、その母線が長手方向の軸線に関し
て30°から60°、好ましくは45゜の角度をなす円
錐状部分の包絡面として、端面部が設計されている点で
特徴づけられる。
この場合、二つのパイプセクションの対向する端部の円
錐状部分の包絡面は等しい開口部の角度を有し、円錐状
部分の包絡面を形成する円錐先端部は、冶金用容器の内
部方向を向いている。そのことにより、両パイプセクシ
ョン相互の高い可動性が確保され、両パイプセクション
間に生じ得るギャップが、容器内部に向かう方向におけ
るギャップの傾斜によってプローブの挿入を妨げること
はない。
上記両パイプセクションを冶金用容器の耐火ライニング
に確実に支持して固定するためには、容器内部空間に面
したパイプセクションの外側部分に、支持用の肩部をな
す環状のビーズを設けるのが好都合である。
また、好ましくは、上記パイプセクションは円柱状の内
部空間を有し、冶金用容器の内部に近い方のパイプセク
ションの内径寸法は、その外側に配設されたパイプセク
ションの内径寸法よりも大きく設定されている。このよ
うにして、隣接するパイプセクションに関するわずかな
オフセットや傾きの変化は、プローブを挿入するに際し
て無関係になる。
一つのパイプセクションとこれに連続したパイプセクシ
ョンとの内径寸法の差は、1cmから3cmの間が好適
であり、約2cmがより好ましい。
本発明の他の実施例によれば、プローブ用開口部は、該
開口部内に挿入され、その挿入位置に固定されるグラフ
ァイトあるいはグラファイト/アルミナ混合物部のスト
ッパを設けることにより、スラグが堆積することがなく
なる。
より好ましくは、上記ストッパの内側端部は、少なくと
も耐火レンガライニングの約1200°0の温度になる
部分まで突き出され、また、最大成約1300’oの温
度になる部分まで突き出されている。
上記ストッパを筒単に操作できるように、後者はガイド
ロッドに固定されている。このガイドロッドには、上記
ストッパから離れて、冶金用容器の外板に当接したスト
ップ部材が設けられている。
好ましくは、上記ストップ部材は蓋として設計されてお
り、このようにして、ストッパとプローブ用開口部との
間に設けられた遊びのために、プローブ用開口部を通し
てガスが侵入することが防止される。
上記蓋を簡単に取り付けることができるように、ストッ
プ部材は、冶金用容器の内部に面した蓋側面に設けるの
が有利である。
傾斜可能な冶金用容器に対しては、ストップ部材は、好
ましくは圧力媒体シリンダで駆動できるロック装置によ
って容器外板に固定可能に設けるのが好適である。
上記ガイドロッドは、昇降操作が不要となるように、圧
力媒体シリンダによって駆動可能に設けるのが好都合で
ある。
上記ストッパを備えたより好ましい実施例は、ストッパ
がプローブ用開口部の全長にわたって突き出すとともに
、その端末は容器内側に面し、より好適には、容器内側
端に一致する端面を有している点で特徴づけられる。
ストッパを容器内側に至るまで突出させることにより、
プローブ用開口部内へのスラグの浸透、及びプローブ用
開口部の耐火ライニング上へのスラグの沈積が確実に防
止される。
このタイプのストッパは、プローブ用の穴が長期間にわ
たって閉じられた状態に維持される場合に、特に利点が
ある。耐火物の材料で作られたストッパでは、ストッパ
とレンガのライニングとの間にスラグ沈積物のために、
取り外しが難しく、レンガライニングの破損を招来する
であろう。しかしながら、グラファイト製のストッパに
よってこの点が防止される。
上記ストッパの外側の突出端部には、ストッパとストッ
パ操作手段とを連結する連結手段を備えた金属製のイン
サート部材を設けることが好都合である。この連結手段
は、例えば、操作ロッドのネジ部が螺合される内ネジを
有する孔部として設計することができる。
より好適には、上記金属製のインサート部材は、プロー
ブ用開口部にオーバラップする円環状のビードを備えて
いる。この円環状のビーズは、ストッパとプローブ用開
口部との間のたとえわずかなギャップでも、外側に対し
てカバーする蓋を形成する。
また、同時に、このビーズは、後者がプローブ用開口部
内でその正規の位置を取るようにストッパを支持するサ
ポートの役割を果たす。
より好ましくは、ストッパの外径寸法は、プローブ用開
口部の内径寸法よりも、3%から15%、特に好ましく
は5%小さく設定される。
より好ましい実施例によれば、グラファイト/アルミナ
混合動部のパイプセクションを用いる場合には、後者は
60%から85%のグラファイト、残部がAl2203
と耐火粘土で形成される。
グラファイト/アルミナ混合動部のストッパを用いる場
合には、5%から20%のグラ7フイト、30%から7
0%のi、O,、残部が耐火粘土で形成される。
本発明は、スラグが沈積しやすいプローブ用開口部の領
域にグラファイトあるいはグラファイト/アルミナ混合
物を配置するというアイディアに基づいたものである。
パイプ形状のグラファイトライニングの場合には、グラ
ファイト部分は、スラグが確実に液状であるレンガライ
ニングの部分から、プローブ用開口部の外側端近くに至
るまで延ばされる。そして、もしストッパが設けられる
場合には、上記部分にまで至る内側のストッパ端部を、
グラファイトあるいはグラファイト/アルミナ混合物で
作れば十分である。
両方のバリエーシヨンについて、冶金用容器の耐火レン
ガライニングは、従来からそうであったように消耗する
。しかし、スラグの沈積に対して防護する機能は失われ
ることはない。
[実施例] 以下、本発明を、幾つかの実施例について、その添付図
面を参照しながら詳細に説明する。
第1図に図示された実施例によれば、計測用及び/又は
サンプリング用プローブを挿入及び取り出しのためのプ
ローブ用開口部lを、例えば鉄鋼製品用転炉のような冶
金用容器3の口部4の近傍の、当該冶金用容器3の壁部
2を通過している。
鉄鋼製品用転炉3の四部2は鋼製の外板(she11)
5によって形成され、その外板5の内側上に半永久のラ
イニング6が設けられる。半永久のライニング6は、耐
火加工ライニング7によってカバーされている。上記プ
ローブ用開口部lの領域において、加工ライニング7は
、穴8が形成されかつ加工ライニング7の近傍のライニ
ングレンガ11の容積よりも大きい容積を有する2個の
レンガ9゜10によって形成されている。加工ライニン
グ7のすべてのレンガ9.10.11は下記の成分を有
するマグネサイトにてなる。
M g O97% AI、03  0.1% F e ton    O−2% CaOl−9% Sing    O−5% プローブ用開口部lの領域において、フランジ形状で突
出しているフロント板13を有する鋼製のソケット12
は転炉3の外板2に溶接される。
グラファイトにてなるパイプ14はこのソケット12内
に設けられ、このパイプ14の内部空間15は、より大
きな容積の2個のライニングレンガ9、IOを貫通する
ように形成された六8と一直線となるように形成されて
いる。グラファイトパイプ14は、2個のライニングレ
ンガ9.10のうちの上側のレンガ9の盾部17上に、
そのパイプ14の内側端部164こよって支持され、そ
のパイプ14の回りは、ソケット12の外板とパイプ1
4との間の環状空間を充填する耐火充填物18によって
取り囲まれている。この耐火充填物18はまた、パイプ
14の外側端部19とソケット12のフロント板13と
の間に延在している。従って、このパイプ14は、結果
としてパイプ14の破壊に至らしめるかもしれない過度
の圧力にさらされることなしに、温度依存性を有し又は
耐火レンガライニング7の動きによって生じる、同軸状
の変位を実行することができる。上記フロント板■3に
おける中央の開口部20は、その軸がパイプ14の内部
空間15の軸と合致するように形成されている。
グラ7アイトパイプ14は、内径の概ね2倍に対応する
外径を有し、従って、十分に大きな安定性をもたらす。
グラ7アイトパイプ14は、1つのピースで設計する必
要はないが、また、同軸方向で重ね合わせられる幾つか
のグラファイトリングによって構成してもよい。
ソケット12のフロント板13に対して、蓋21が旋回
可能にしっかりと固定される。この蓋21はポットのよ
うに設計され、その内側が耐火充填物22で裏打ちされ
、上記転炉の内側に面している。蓋21上に、蓋21を
手動で旋回可能な突起物23が設けられる。この突起物
23を、上記蓋21がその閉鎖位置において固定可能で
あるように旋回可能な方法と同様に、ソケット12のフ
ロント板13に取り付けられた遮蔽装置24によって重
ね合わせてもよい。圧力−媒体シリンダはまた、蓋21
と遮蔽手段24を旋回することができるように設けても
よい。
第1図から特に明らかなように、グラファイトパイプ1
4の内部端部」6は、加工ライニング7によって形成さ
れた転炉の内部”4fA26から、ある距離25だけ離
れたところに位置しており、この距離25は、加工ライ
ニング7がほとんど完全に溶融されたときに、グラファ
イトパイプ14がまだ転炉の動作の終了時に適切に支持
されるように、新たに裏うちされた転炉3の加工ライニ
ング7の厚さ27に対応している。グラファイトパイプ
14の内部端部16の領域におけるこのレンガライニン
グの温度は、この温度範囲内においてスラグの溶融状態
のために2個の貫通されたライニングレンガ9.10の
穴8に突き刺さるスラグはライニングレンガ9.10に
付着することはないが、同様に流れ出さないように、約
1200’cと約1300’cとの間の範囲にある。こ
のスラグもまた、グラ7アイトバイプ14の温度がこの
スラグの溶融点以下にあるグラファイトパイプ14上に
堆積する可能性はない。パイプ14の内側15において
凝固する可能性があるスラグは手動スクレーバーによっ
て容易に取り除くことができ、パイプ14に付着するこ
とはない。
第3図に図示した実施例によれば、当該転炉の耐火加工
ライニング7は、ソケット12のフロント板13まで導
かれ、プローブ用開口itの形状のものに貫通される。
この実施例によれば、スラグの付着は、グラファイト製
のストッパ28によって防止される。このストッパ28
は、ガイドロッド29の端部にしっかりと固定される。
ガイドロッド29は、穴8からこのストッパ28を取り
去るように作用し、もしくはそのストッパ28を穴8に
手動で挿入させるように作用する。この目的のために、
このガイドロッド29は複数のハンドル30を用いて供
給される。手動のアクチュエーションの代わりに、スト
ッパ28を取り去りまた挿入するための圧力媒体シリン
ダーを提供することも可能である。
蓋31はプローブ用開口部lを閉鎖するためのガイドロ
ッド29上で移動可能に配設される。この蓋31を、ス
プリット−ピン32又は調節ネジによって上記ストッパ
28から種々の距離において、ガイドロッド29上に固
定してもよい。蓋31は、蓋31がソケット12のフロ
ント板13上に固定されるように第1図及び第2図に図
示された遮蔽装置と同様の遮蔽装置24によって重ね合
わしてもよい突起物33を有して配設される。従つて、
ストッパ28はプローブ用開口部lの内部8に固定され
、当該転炉の旋回中にその位置が保持される。
従って、蓋31は、プローブ用開口flslの内部8に
おいてストッパ28をある予め決められた位置に保持す
るためのストップ部材として作用する。
第3図から明らかなように、ストッパ28の前面34は
、加工ライニング7の厚さ27に概ね対応する、内部壁
部26からある距離25だけ離れて位置している。また
、この場合において、プローブ用開口部内のストッパの
前面34上の温度は、スラグの付着が生じないように、
約1200℃から約1300℃までの範囲にある。ガイ
ドロッド29の中心合わせの目的のために、蓋31は、
プローブ用開口$1の内部8に突出する中心合わせ用突
起物35を備え、その突起物35の外径はプローブ用開
口部lの内径よりも単に少しだけ大きい内径を有する。
第4図によれば、グラファイト又はグラファイト/アル
ミナ混合物にて形成されたパイプ36は、概ねプローブ
用開口部lの全体の長さにわたって延在し、冶金用容器
3の内部空間37まで達している。しかしながら、特に
長いプローブ用開口部lは2個のセクション36°、3
6”によって組み立てられ、また、これを2個以上のセ
クションで構成することが可能である。
互いに対面しているパイプのセクション36″36″の
各端部上に設けられたフロント面38゜39は、円錐形
状の領域の包絡面として設計され、これによって、パイ
プのセクション36’ 、36”はプローブ用開口部1
の長手方向の軸40に対して反対の方向で互いに固定さ
れている。パイプのセクション36’ 、36”の長手
方向の軸40に対する円錐形状の領域の包絡面の母線の
角度41は、好ましくは30″ と60°との間の範囲
にある。本発明者の実験においては、45@の角度41
は特に有利であることが証明された。もし角度41は非
常に急勾配であるか又は非常に平坦であるならば、パイ
プのセクシ■ン36’ 、36”の部品が破壊されるか
もしれない。
もし半永久のライニング6に対する加工ライニング7の
シフト−このシフトは当該容器の内部42上で最も大き
い−が生じるならば、内部パイプのセクション36”、
すなわち冶金用容器3の内部空間37にまで達するパイ
プのセクション36”は、パイプのセクション36″、
36”の軸の角度の偏移が結果として生じるような方法
で、外側のパイプのセクション36′と相対的に移動さ
れる。一方、長手方向の軸40とは反対に、互いに相対
して行われる2個のパイプのセクションの変位は不可能
であり、なぜならば、パイプのセクション36″、36
″の調節前面38.39が長手方向の軸40とは反対の
方向に、互いに重ね合わせられるからであり、これによ
って、こめ方向で互いに支持される。円錐形状の領域3
8.39の包絡面の代わりに、例えば前面の球形の面、
もしくは階段の形状などの、前面の任意の他の形状を用
いることが可能である。
外側に向かう端部上で冶金用容器3の内部空間の次に位
置するパイプのセクション36″は、支持する肩部44
を構成する環状のビーズ43を備え、それがこの肩部4
4によって、このパイプのセクション36″を取り囲む
耐火充填物45上で支持されかつ保持されている。
パイプのセクション36″のエツジの少しの突出さえも
防止するために、もしこのパイプのセクション36”が
半永久のライニング6に対する加工ライニング7のドリ
フトによって移動させられるならば、冶金用容器3の内
部空間37により近づくように設けられるパイプのセク
ション36″の内径46は、好ましくは、第4図におけ
る1点鎖線に図示されたように外側に向かって続く隣接
するパイプのセクション36′の内径47よりも少し長
いような寸法を有する。好ましくは、この直径の差は約
2cmになる。
パイプのセクション36’ 、36”の軸の長手方向の
変位は、第4図における1点鎖線で図示されたのと同様
の、外部パイプのセクション36゜の外側端部の領域に
おける適当なりリアランス48によって作動可能である
。第4図の実施例においては、蓋21はまた、第1図に
図示されるように設けてもよい。
第5図に図示された実施例によれば、プローブ用開口m
1はその全体の長さにわたって、耐火充填物18.45
によって取り囲まれている。グラファイト又はグラファ
イト/アルミナの混合物にてなるストッパ49は、プロ
ーブ用開口部lに挿入され、プローブ用開口部lの全体
の長さにわたって延在し、その内部端部50は、ストッ
パ49が基本的に冶金用容器3の内部側面42上に突起
物を形成しないように、当該容器の内部側面42に対し
て整合する。
上記ストッパ49の外側端部上において、金属製の挿入
物51が同様に合体され、プローブ用開口部lを重ね合
わせる環状のビーズ52を構成しており、これによって
、ソケット12のフロント板13上で隣接している環状
のビーズ52によってその正確な位置において上記スト
ッパ49を保持している。穴53は、そこからストッパ
49を取り去りかつストッパ49をその中に挿入するた
°めのマニピユレーション装置及びプローブ用開口部l
がそれに取り付は可能であるように、内部のねじ山54
を有する上記挿入物51が挿入可能に加工される。この
ストッパ49は、プローブ用開口部lに対して横方向の
あそび55を有し、そのあそび55の量は、好ましくは
、プローブ用開口部lの直径の約2.5%である。
第5図に図示されt;実施例においては、プローブ用開
口部lをまた、第1図、第3図及び第4図に図示された
ように、グラ7アイトバイプを用いて裏打ちすることが
可能である。
上記パイプ又は上記ストッパを、純粋のグラファイト(
99,9%の純度)で構成してもよい。しかしながら、
それらは以下の成分のグラファイト/アルミナ混合物を
用いることができる。すなわち、ストッパ28の場合に
おいて、グラファイト/アルミナ混合物の成分は、5乃
至20%のグラファイトと、30乃至60%のAQ 、
0.と、その残りが耐火粘土で構成され、また、上記パ
イプの場合において、グラファイト/アルミナ混合物の
成分は、60乃至85%のグラファイトと、その残りが
AQzOsと耐火粘土で構成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係る鉄鋼製品用転炉の回転軸を含
む平面で断面した部分断面図、第2図は第1図の矢印■
の方向からの平面図、第3図、第4図及び第5図は本発
明の他の実施例についての第1図と同様の図面である。 l・・・プローブ開口部、 2・・・冶金用容器の壁部、 3・・・冶金用容器、 4・・・冶金用容器の口部、 5・・・外板、 6・・・半永久のライニング、 7・・・耐火加工ライニング、 8・・・穴、 9.10・・・レンガ、 11・・・ライニングレンガ、 12・・・ソケット、 13・・・フロント板、 14・・・グラファイトパイプ、 15・・・グラファイトパイプの内部空間、16・・・
グラファイトパイプの内側端部、17・・・肩部、 18・・・耐火充填物、 19・・・グラファイトパイプの外側端部駕20・・・
フロント板の中央開口部、 21・・・蓋、 22・・・耐火充填物、 23・・・突起物、 24・・・遮蔽装置、 26・・・転炉の内部壁部、 28・・・ストッパー 29・・・ガイドロッド、 30・・・ハンドル、 31・・・蓋、 32・・・スプリット−ビン、 33.35・・・突起物、 36・・・パイプ、 36’ 、36”・・・パイプのセクション、37・・
・冶金用容器の内部空間、 38.39・・・パイプのフロント面、40・・・プロ
ーブ開口部の長手方向の軸、41・・・パイプのセクシ
ョンの包絡面の母線の角度、 42・・・冶金用容器の内側側面、 45・・・耐火充填物、 46.47・・・パイプのセクションの内径、49・・
・ストッパ、 50・・・ストッパの内部端部、 51・・・挿入物、 52・・・ビーズ、 53・・・穴、 54・・・ネジ山。

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)容器外板と、容器の内部空間を画成する容器壁部
    と、該容器壁部に設けられた耐火レンガライニングとを
    含むとともに、複数の耐火ライニングレンガと、上記容
    器壁部を通過して計測および/またはサンプリング用プ
    ローブを導入するためのプローブ用開口部とを含む製鋼
    製品用転炉のような冶金用容器であって、上記プローブ
    用開口部がグラファイトもしくはグラファイト/アルミ
    ナ混合物からなるプローブ用開口部ライニングを備えて
    なる冶金用容器。
  2. (2)上記プローブ用開口部ライニングが約1200℃
    の温度を有する上記耐火レンガライニングの領域内にま
    で少なくとも達する内側端を有している請求項1記載の
    冶金用容器。
  3. (3)上記プローブ用開口部ライニングが約1300℃
    の温度を有する上記耐火レンガライニングの領域内にま
    で最大で達する内側端を有する請求項1記載の冶金用容
    器。
  4. (4)上記プローブ用開口部ライニングがパイプとして
    設計されている請求項1記載の冶金用容器。
  5. (5)上記パイプが内側端を有するとともに、上記パイ
    プの上記内側端に支持するために上記冶金用容器の上記
    耐火ライニングレンガの一つに設けられた肩部をさらに
    含む請求項4記載の冶金用容器。
  6. (6)上記パイプが外側端を有するとともに、上記冶金
    用容器の外板に関して上記外側端を支持するための耐火
    充填物(refractory ramming ma
    ss)をさらに含む請求項4記載の冶金用容器。
  7. (7)上記プローブ用開口部を閉塞するための蓋をさら
    に含む請求項1記載の冶金用容器。
  8. (8)上記蓋が上記冶金用容器の外板に枢着されている
    請求項7記載の冶金用容器。
  9. (9)上記蓋を作動させるための圧力媒体シリンダをさ
    らに含む請求項7記載の冶金用容器。
  10. (10)上記蓋を固定するための遮蔽手段をさらに含む
    請求項7記載の冶金用容器。
  11. (11)上記遮蔽手段を作動させるための圧力媒体シリ
    ンダをさらに含む請求項10記載の冶金用容器。
  12. (12)上記パイプがほぼ上記プローブ用開口部の全長
    を越えて上記冶金用容器の内部空間にまで伸びるととも
    に、互いに対向する端部を有する少なくとも2つのパイ
    プセクションを含み、かつ、長手軸に対して横方向に少
    なくとも部分的に互いに重なり合う前面を有している請
    求項4記載の冶金用容器。
  13. (13)上記前面がコーンの各々により形成されたコー
    ン状の領域の包絡面として設計されるとともに、上記長
    手軸と30と60゜との間の角度で囲む母線を有してい
    る請求項12記載の冶金用容器。
  14. (14)上記角度が45゜である請求項13記載の冶金
    用容器。
  15. (15)上記パイプセクションの2つの対面する端部の
    円錐状の領域の包絡面は等しい開口角を有するとともに
    、それらの先端を有する円錐状の領域の上記包絡面を形
    成する複数の円錐が上記冶金用容器の内部空間に方向づ
    けられている請求項13記載の冶金用容器。
  16. (16)上記冶金用容器の上記内部空間に隣接して配置
    された上記パイプセクションの外側に設けられた環状の
    ビーズをさらに含み、該環状のビーズが支持用の肩部を
    形成している請求項12記載の冶金用容器。
  17. (17)各パイプセクションが円筒状の内部空間と内径
    とを有するとともに、該容器内部空間に接して配置され
    たパイプセクションの内径がさらに外側に配置されたパ
    イプセクションの内径よりも大きい寸法を有している請
    求項12記載の冶金用容器。
  18. (18)上記パイプセクションの内径の間の差が1と3
    cmの間である請求項17記載の冶金用容器。
  19. (19)上記差が2cmである請求項18記載の冶金用
    容器。
  20. (20)容器外板と、容器の内部空間を画成する容器壁
    部と、上記容器壁部に設けられた耐火レンガライニング
    とを含むとともに、複数の耐火ライニングレンガと、上
    記容器壁部を通過する計測用および/またはサンプリン
    グ用プローブを導入するためのプローブ用開口部とを含
    む製鋼製品用転炉のような冶金用容器であって、上記冶
    金用容器の改善は、グラファイトもしくはグラファイト
    /アルミナ混合物からなり上記プローブ用開口部に挿入
    されるようになされかつ挿入位置に固定されるストッパ
    を備えたことを特徴とする冶金用容器。
  21. (21)上記ストッパが約1200℃の温度を有する耐
    火レンガライニングの領域内まで少なくとも到達する内
    側端を有している請求項20記載の冶金用容器。
  22. (22)上記ストッパが約1300℃の温度を有する上
    記耐火レンガライニングの領域内にまで最大で到達する
    内側端を有している請求項20記載の冶金用容器。
  23. (23)上記ストッパに固定されたガイドロッドと、上
    記ストッパからある距離にて上記ガイドロッドに設けら
    れたストップ部材とをさらに含み、上記ストップ部材が
    上記冶金用容器の外板に隣接している請求項20記載の
    冶金用容器。
  24. (24)上記ストップ部材が上記ガイドロッドに沿って
    変位することができるとともに、上記ガイドロッドに固
    定可能である請求項23記載の冶金用容器。
  25. (25)上記ストップ部材が蓋として設計されている請
    求項23記載の冶金用容器。
  26. (26)上記容器内部空間に対向する側の上記ストップ
    部材に設けられた中心用突起をさらに含む請求項23記
    載の冶金用容器。
  27. (27)上記冶金用容器の外板の上記ストップ部材を固
    定するための遮蔽手段をさらに含む請求項23記載の冶
    金用容器。
  28. (28)上記遮蔽手段を作動させるための圧力媒体シリ
    ンダをさらに含む請求項27記載の冶金用容器。
  29. (29)上記ガイドロッドを作動させるための圧力媒体
    シリンダをさらに含む請求項23記載の冶金用容器。
  30. (30)上記ストッパが上記プローブ用開口部の全長を
    越えて伸びている請求項20記載の冶金用容器。
  31. (31)上記ストッパが上記容器の内側に向かうととも
    に上記容器の内側に合致する前面を有するストッパ端を
    有する請求項30記載の冶金用容器。
  32. (32)上記ストッパが外方に到達するとともに、金属
    挿通部を含み、該金属挿通部がストッパ操作手段の取付
    部にて適合する結合手段を有する請求項30記載の冶金
    用容器。
  33. (33)上記プローブ用開口部に重なるように上記金属
    挿通部に設けられた環状のビーズをさらに含む請求項3
    2記載の冶金用容器。
  34. (34)上記ストッパが3ないし15%上記プローブ用
    開口部の上記内径よりも小さい寸法の外径を有する請求
    項30記載の冶金用容器。
  35. (35)上記ストッパが上記プローブ用開口の上記内径
    よりも約5%小さい寸法の外径を有する請求項30記載
    の冶金用容器。
  36. (36)上記グラファイト/アルミナ混合物が実質的に
    60から85%のグラファイトからなり、残りがAl_
    2O_3および耐火粘土である請求項1記載の冶金用容
    器。
  37. (37)上記グラファイト/アルミナ混合物が実質的に
    5から20%のグラファイトと、30から70%のAl
    _2O_3からなり、残りが耐火粘土である請求項20
    記載の冶金用容器。
JP2275160A 1989-10-14 1990-10-11 冶金用容器 Pending JPH03153813A (ja)

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EP0424354B1 (de) 1995-04-26
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