JPH03148784A - バーコードリーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 この発明は、バーコードリーダに関し、さらに詳しくは
、レーザ光を用いて、離れた位置にある物体の表面に表
示されたバーコードを読み取るバーコードリーダに関す
る。

〈従来の技術〉 近年、商品の表面に、メーカ名、商品名、価格および製
造年月日等を、バーコードとして印刷し、該バーコード
を、光学式のバーコードリーダによって読み取ることに
より、販売、在庫等を管理するシステムが幅広く普及し
ている。

上記のバーコードリーダとしては、レーザビームを出力
するレーザ発振装置、該レーザビームを一定の走査角で
走査するビーム走査手段、バーコード面からの反射光を
受光し受光量に応じた電気信号に変換して出力する受光
素子からなる検出手段、及び電気信号に基づいてバーコ
ードを識別する識別手段等の装置により構成されるビー
ム走査方式のものが提供されている（例えば、特公昭６
３−６０４３５号公報参照）。

ところで、近年、販売時点で多くの情報を収集する、い
わゆるＰＯＳ　（ポイント・オブ・セールス）システム
等が普及してきている。このシステムにおいては、単−
行のバーコードでは情報量が不足するので、複数行のバ
ーコードが使用されている。

く発明が解決しようとする課題〉 ところが、従来のバーコードリーダでは、単−行のバー
コードしか読み取れないので、上記のような複数行のバ
ーコードを読み取るためには、−行読み取るごとに、照
準を次の行へ移動させなければならず、操作性が悪いと
いう問題があった。

この発明の目的は、バーコードリーダを移動させること
なく複数行のバーコードを一度に読み取ることのできる
バーコードリーダを提供することである。

く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの発明に係るバーコードリ
ーダは、レーザ発振装置から出力されたレーザビームを
、回転するポリゴンミラーの複数の反射面に当てて走査
させながら、バーコード面に向けて照射し、バーコード
面からの反射光を受光することによって、バーコードを
読み取るバーコードリーダにおいて、上記ポリゴンミラ
ーに、複数行にわたるバーコードの各行をそれぞれ走査
するべくポリゴンミラーの回転軸線に対する角度が互い
に異なる複数の反射面が設けられていることを特徴とす
るとするものである。

また、上記バーコードの複数行のうち、何れの行が走査
されているかを判別する判別手段が配設されているもの
であれば望ましい。

〈作用〉 上記の構成のバーコードリーダによれば、ポリゴンミラ
ーに、ポリゴンミラーの回転軸線に対する角度が異なる
複数の反射面を設けており、各反射面によって、レーザ
ビームがバーコードの各行にそれぞれ走査されることか
ら、バーコードリーダを移動させたりすることなしに、
複数行のバーコードを読み取ることができる。

また、上記バーコードの複数行のうち、何れの行が走査
されているかを判別する判別手段が配設されている場合
には、当該判別手段によって何れの行が読み取られてい
るかを判断することができる。

〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。

第４図は、レーザ出力式ハンドベルト型のバーコードリ
ーダを示している。このバーコードリーダは、ピストル
形の筐体１の中に、半導体レーザ或いはヘリウム中ネオ
ンレーザを出力するレーザ発振装置２、レーザ発振装置
２の出力光を集束させる無収差レンズ３、同出力光を走
査する回転式のポリゴンミラー４、ポリゴンミラー４を
回転させるモータ１１、開口部１３から照射され、バー
コード面６に当たって反射されてきた光を集光する円柱
レンズ５、円柱レンズ５を通して集光された反射光を受
光するフォトダイオード等の受光素子８、受光素子８の
出力信号を波形整形、二値化してバーコードフの形状に
対応する信号を得、この信号に基づきバーコードフの内
容を識別する処理部９を収納している。

筐体１から出ているコード１０は、処理部９の出力信号
を外部に提供するための信号コードであり、レバー１２
は、バーコードリーダの読取スイッチになっている。

第１図、第２（ａ）図及び第２（ｂ）図を参照して、ポ
リゴンミラー４の半周には、ポリゴンミラー４の回転軸
線４１に平行な反射面４ａが配設され、残りの半周には
、回転軸線４１に対して、例えば３″傾斜した反射面４
ｂが配設されている。反射面４ａは、バーコードフの上
の行フａを走査するのに使用され、反射面４ｂは、バー
コードフの下の行フｂを走査するのに使用される。

また、第１図及び第３図を参照して、ポリゴンミラー４
の上面４Ｃには、反射面４ａ及び反射面４ｂに対応させ
て、白マーク１６及び黒マーク１７が付されている。そ
して、ポリゴンミラー４の上方に、上記白マーク１６及
び黒マーク１７を照明する発光ダイオード１４と、白マ
ーク１６及び黒マーク１７からの反射光を受光するうオ
ドダイオード１５とが設けられている。上記処理部９に
は、フォトダイオード１５からの信号に基づいて、白マ
ーク１６か黒マーク１７かを判別することにより、バー
コードフの上下の行フａｊ７ｂのうちの何れの行が走査
されているかを判別する判別手段が設けられている。

この実施例によれば、レバー１２を操作すると、モータ
１１の駆動によりポリゴンミラー４が回転するとともに
、レーザ発振装置２からレーザビームが照射される。朧
射されたレーザビームは、回転するポリゴンミラー４の
反射面４ａ、４ｂに当たって反射されるとともに、反射
面４ａからの反射光は、当該反射面４ａの回転移動に対
応して、バーコードフの上の行フａを走査し〔第２（ａ
）図参照〕、反射面４ｂからの反射光は、当該反射面４
ｂの回転移動に対応−して、バーコードフの下の行フｂ
を走査する〔第２（ｂ）図〕。これにより、バーコード
リーダを上下に移動させたりすることなしに、バーコー
ドフの上下２行フａ、７ｂを、一度に読み取ることがで
きる。

また、処理部９の判別手段によって、何れの行フａ、７
ｂが走査されているかを判別することができるので、バ
ーコードフの各行フａ、７ｂの読取りが正確に行われて
いるかを確認することができる。しかも、各行フａ、７
ｂが、それぞれ、品番、大きさ等の個別の内容を表示し
ている場合には、表示内容が品番であるか或いは大きさ
であるか等、表示内容の識別に上記判別手段を利用する
こともできる。

なお、この発明に係るバーコードリーダは、上記実施例
に限定されるものでなく、例えば、反射面４ａと反射面
４ｂを交互に或いは任意の順序で配設すること、また、
ポリゴンミラー４に、回転軸線４１に対する角度が互い
に異なる３つ以上の反射面を配設することができる。

さらに、この発明を、据置き型のものに適用すること等
、この発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を
施すことができる。

く発明の効果〉 以上のように、この発明に係るバーコードリーダによれ
ば、ポリゴンミラーに、当該ポリゴンミラーの回転軸線
に対する角度が異なる複数の反射面を設けており、各反
射面によって、レーザビームがバーコードの各行にそれ
ぞれ走査されることから、バーコードリーダを移動させ
たりすることなしに、一度に複数行のバーコードを読み
取ることができるという特有の効果を奏する。

また、バーコードの何れの行が走査されているかを判別
する判別手段が配設されている場合には、バーコードの
各行の読取りが正確に行われているかを確認することが
でき、しかも、各行がそれぞれ個別の内容を表示してい
るバーコードに対して、当該判別手段を、表示内容の識
別に利用することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はポリゴンミラーの平面図、 第２（ａ）図及び第２（ｂ）図はレーザビームの反射状
態を示す図である。 第３図はポリゴンミラーの斜視図、 第４図はバーコードリーダの概略構成図である。 ２・−・レーザ発振装置、４・・・ポリゴンミラー、４
ａ、４ｂ・・・反射面、６・・・バーコード面、７・・
・バーコード、７ａ、７ｂ−・・行、４１・・一回転軸
線。 特許出願人　　住友電気工業株式会社 ４１・　−・但けｄ嘘櫂 第１図 第２図 午

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、レーザ発振装置から出力されたレーザ ビームを、回転するポリゴンミラーの複 数の反射面に当てて走査させながら、バ ーコード面に向けて照射し、バーコード 面からの反射光を受光することによって バーコードを読み取るバーコードリーダ において、上記ポリゴンミラーに、複数 行にわたるバーコードの各行をそれぞれ 走査するべくポリゴンミラーの回転軸線 に対する角度が互いに異なる複数の反射 面が設けられていることを特徴とするバ ーコードリーダ。 ２、上記バーコードの複数行のうち、何れ の行が走査されているかを判別する判別 手段が配設されている上記請求項１記載 のバーコードリーダ。