JPH03148623A - コヒーレント光学装置 - Google Patents

コヒーレント光学装置

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JPH03148623A
JPH03148623A JP28851089A JP28851089A JPH03148623A JP H03148623 A JPH03148623 A JP H03148623A JP 28851089 A JP28851089 A JP 28851089A JP 28851089 A JP28851089 A JP 28851089A JP H03148623 A JPH03148623 A JP H03148623A
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JP
Japan
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light
lens
microlenses
image
array
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JP28851089A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Hamanaka
賢二郎 浜中
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、コヒーレント光照明下において、空間的な情
報が反射物体(二次元的な空間情報が反射光の強度、位
相、偏光等を用いて空間的に変調されて表現されている
物体)の実像パターンを複数個同時に得るための光学装
置に関するものである。
[従来の技術] 光情報処理、或いはいわゆる[光コンピユーテイングJ
と呼ばれる分野では、光の並列性を生かした高速の行列
演算、画像間演算等を行なおうとするアプローチがあり
、この中で、透過率或いは位相で情報化された画像(透
過物体)の複製縮小像(実像)を同時に多数個得て、そ
の各々に特定の画像演算を行なわせようとするものがあ
る。こ のような場合、簡便な構成で透過物体の複製縮
小像(実像)を同時に多数個得るための光学装置が必要
となる。
従来、この種の装置としては、第4図及び第5図に示す
ものが知られている。
第4図の装置では、ヘリウムネオンレーザ光源1から射
出したコヒーレント光が、ビームエキスパンダ2で空間
的に広がった平行光束となり、透過物体3を照明してい
る。透過物体3の直後に。
二次元的に格子状に配列したピンホールアレイ4が配置
され、その後方にレンズ5が配置されている。透過物体
3は、レンズ5の前側焦点面の近傍に配置している。
このような構成によって、レンズ5の後側焦点面6に透
過物体3のフーリエ変換パターンが多数個得られる。こ
のフーリエ変換パターンをレンズ等を用いることにより
、入力画像である透過物体3の実像が多数個得られる。
透過物体3の複素透過率をf (X、y)、ピンホール
アレイ4を、ピンホール径を充分に小さいと仮定してデ
ィラックの関数で表わせば、ピンホールアレイ4でサン
プリングされたf (x、y)は。
f (x t y )Σ Σ(x−mPs y−nq)
  −(1)式%式% となる。ここでp、qはピンホールのそれぞれX軸方向
、y軸方向でのピッチである。
従って、レンズ5によって得られる(1)式のフーリエ
変換パターンは、F(ξ、η)をf (x。
1)のフーリエ変換とすれば。
F(ξ、η)寧Σ Σδ(ξ−m/p、η−n/q)−
・−(2)式 となり、f(x、y)のフーリエ変換F(ξ* q)が
ξ、η一面すなわちレンズ5の後側焦点面に多数個得ら
れる。上記(2)式で本”の記号はコンボリューション
を表わす、また、l/p、1/qはフーリエ変換面での
F(ξ、η)の形成されるピッチを表わす。
2とp 、qとq′は比例する。従って、ピンホールア
レイのピッチとフーリエ変換パターンのピッチは反比例
する。
次に第5図は、計算機ホログラム−を用いて構成した多
数個のフーリエ変換パターンを得る従来技術の第2の例
である。
第4図と同様の構成で得られた平行なコヒーレント光束
で透過物体3を照明する。この透過物体3の後方に計算
機ホログラム7が配置されている。
計算機ホログラム7は、平行なコヒーレント照明を参照
光とした時、ホログラム面から所定間隔だけ離れた位置
にマトリクス状に配列した点像アレイを再生するように
コーディングされている。
具体的には、第6WIに示されるようにいわゆるフレネ
ルゾーンプレートが多数個ずれて重なっているようなパ
ターンが記録されている。なお、第6図には便宜上2パ
ターンのみ示しである。
以上のような構成で、計算機ホログラムによって再生さ
れた各点像を中心に、透過物体3のフーリエ変換パター
ンを得ることができ、これらを再   度フーリ−エ変
換することにより、透過物体3の実像を多数得ることが
できる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第4Wiの装置の欠点は、ピンホールで
物体をサンプリングするためピンホールを透過する光量
が著しく小さく、得られるフーリエ変換パターンが極め
て暗いことにある。
これを避けるために、ピンホール径を大きくすると、フ
ーリエ変換パターンに、ピンホールの複素透過率h (
Xw y)のフーリエ変換H(ξ、η)が加味されて(
2)式は、 F(ξ、η)H(ξ、η)* Σ   Σ  δ(ξ一
輪/p′ 、η−n/q  )・・−(3)式 のように書き直される。即ち、ピンホールh (x。
1)が大きくなるとそのフーリエ変換H(ξ、η)のカ
ットオフは低周波側に動くため、得られるフーリエ変換
パターンは、高周波の情報が欠除したものになるという
欠点がある。
また第5図の構成では、多数個のフーリエ変換パターン
を得ようとして多数個のフレネルゾーンプレートを重ね
た計算機ホログラムを用いた場合。
フーリエ変換パターンを得るために必要な+1次回折光
の他に、O次、−1次、±2次など不要な回折光が生じ
るばかりでなく、各ゾーンプレートの相互干渉(いわゆ
るモワレ)による回折光も発生し、フーリエ変換パター
ンにこれら不要回折光によるノイズパターンが著しく重
なってしまうといった欠点がある。
さらに、この種の二次元画像情報に対する処理の多くは
、−度得た出力結果に対し、次の処理を行なったり、出
力結果を再び元の光学系の入力情報に用いたりといった
処理の直列化、連続処理化が要求される。このような処
理系のカス撥−ド化を考えた場合、並列化したあとの各
画伽情報は。
そのコヒーレントに伝播していくための光軸はすべて平
行であることが望ましい、この点についても第5図の構
成では、各フーリエ変換パターンの伝播していく光軸が
平行でなく異なる方向に伝播するため、光学系、処理の
カスケード化が難しいという欠点を持つ。
さらに、第4図、第5図に示したいずれの従来例も入カ
パターンが透過物体であったが、実際は入カパターンは
透過物体ではなく「反射物体」、即ち物体の二次元的な
空間情報がその物体を照明する光の反射光の強度、位相
、偏光等を用いて空間的に変調されて表現されている場
合が多く、このような反射物体に対し同様の複製画像生
成の必要がある。
これは、入力画像を表示するのに使用される空   空
間光変調器の多くが[反射型」、即ち空間光変調器に対
してコヒーレント光を入射させたときに、その反射光に
対して空間的な情報を変調するタイプであるからである
、(例えばLCLV:LiquidCrystal  
Light  Valve、 PROM: Pocke
lsReadout  Optical  Modul
ator等、 S、 H+Lee編Optical I
 nformation P rocessing”、
第4章等参照)。
このような空間光変調器と組み合せた実用化に対応する
ためのいわゆる「反射物体」に対する複製画像、複製フ
ーリエ変換像生成光学系として有効なものは、これまで
あまり提案されていなかった。
[問題点を解決するための手段]− コヒーレント光の照明光路中に、多数個の微小レンズを
共通の基板に一次元又は二次元的に平面配列して成る微
小レンズアレイを置き、この後側に微小レンズの径より
も充分に大きな径を持つ大径レンズを配置する。なお、
本明細書では、照明光源に近い側を「前側」、より遠い
側をr後側」と呼ぶことにする。
レンズアレイは、アレイ中の少くとも2個以上の微小レ
ンズにコヒーレント光が入射し、少くとも2個以上の微
小レンズが照明域外に残るように照射範囲を設定する。
また。少くとも2個以上の微小レンズを透過した光束が
大径レンズに入射するようにそのレンズ径を設定する。
さらに、微小レンズと大径レンズとを透過した光束が入
射し得る位置に光反射体を設ける。
この光反射体は、これに入射する光の偏光、位相、強度
のうちの1つ又は2つ以上を空間的に変調して反射させ
る機能を持つものを使用する。
そして、レンズアレイ中の少くとも2個以上の微小レン
ズを透過し大径レンズを透過した後上記光反射体で反射
された光が、再度大径レンズを透過したあと、前記レン
ズアレイ中の照明領域外に残された微小レンズに入射す
るように構成する。
[作 用] 上記構成によれば、簡便でコンパクトな光学系を用いて
、反射物体の複製縮小像(実像)を多数個、充分な光量
を確保し不要な迷光ノイズなしに得ることができる。
また上記構成によれば、出力される各フーリエ1mパタ
ーンのコヒーレント光に伝播していく光軸がすべて平行
であり、従って、先に述べたような光学系のカスケード
化が容易に実現できる。
また上記構成は、微小レンズアレイともう1枚のレンズ
とによる極めて筒車な構成であり、小型でフライメント
調整を容易に行なうことができる。
[実施例] 以下、本発明番図面に示した実施例について詳細に説明
する。
第1図において11は、単一の透明基板に多数の微小レ
ンズIIA、IIB、・・・群を一次元又は二次元的に
配列形成した微小レンズアレイであり、この微小レンズ
アレイ11を、図外の照明光源から出たコヒーレント光
10の光路中に、レンズ光軸を照明光軸と平行にして配
置しである。
この照明光10は、レンズアレイ11を構成する微小レ
ンズ群のうちの少くとも2個以上を照射するとともに、
少くとも2個以上のレンズが照明域外に残るように、例
えば全レンズのうちのおよそ半数(レンズアレイ基板の
略片半分領域)に入射するように照射範囲を設定する。
なお、照明方法については従来装置と同様であってもよ
い。
微小レンズアレイ11を透過した光ビーム12は、個々
の微小レンズIIA、IIB、−・・でそれぞれ収束光
となり、一度焦点を結んだあと発散光となる。
微小レンズアレイ11の後方には第1の大径レンズ13
を、自身の前側焦点面と微小レンズアレイ11の後側焦
点面とがほぼ一致するように配置する。
この大径レンズ13は、レンズアレイ11の各々の微小
レンズから射出して大径レンズ13に向って発散してく
る光束12が、その暗面のおよそ半分の領域の中にすべ
て入射できるだけの瞳面大きさを持っている。
レンズアレイ11の各々の微小レンズから射出された光
ビーム12は、第1の大径レンズ13によってコリメー
トされ、大径レンズ13の後側焦点位置で空間的に重な
る。この位置に反射型空間光変調器14を配置する。反
射型光変調器14は。
インコヒーレント画像16が第2の大径レンズ15を用
いて変調器14の反対面14Bに結像さ九ているとき、
その光強度に応じた画像情報を反射面14Aに表示し、
反射面14Aで反射したコヒーレント光を画像情報で変
調する機能を持つものであり、例えば先に例示した公知
のLCLV(Liquid Crystal Ligh
t Valve)を用いることができる。例えばLCL
Vの一般的な動作としては、インコヒーレント画像16
の像の光強度に比例した量だけ反射面14Aに入射する
コヒーレント光の偏光を回転させる。
従って、コヒーレント照明光10の偏光方向を適当に設
定し、反射面14Aのあとの光路中の適当な位置に偏光
板を挿入することにより、インコヒーレント画像16の
情報がコヒーレント光の光強度によって変調されて表現
されることになる。
勿論、変調器14の反対面14B上の画像はコヒーレン
トな画像であってもよいし、反射型光変調器14による
コヒーレント光の変調は、反射面14Aにおいてその反
射率、位相等他のパラメータを用いて行なわ九でもよい
以上のように、レンズアレイ11の各々の微小レンズI
IA、IIB、・−・を通過したあと、第1の大径レン
ズ13を介して反射型空間光変調器14に入射したコヒ
ーレント光束は、反射面14Aで画像情報が変調されて
反射される。この各反射光(入射光12Aに対応する反
射光を17A、12Bに対応する反射光を17Bとして
示している)は再び第1大径レンズ13に入射するが、
今度はその瞳面のうち往路時とは反対の約半分の領域内
に入る。
第1の大径レンズ13を通過後、各反射光17A、17
B、・−・は、第1大径レンズ13の前側焦点面上の各
微小レンズに対応する位置に、変調器反射面14A上の
画像のフーリエ変換パターンをそれぞれ形成する。
このような反射面14A上の画像のフーリエ変換パター
ンを形成した光束はさらに伝播し、レンズアレイ11基
板のうち照明域外に残されていた約半分の領域に到達す
る。この領域には、各フーリエ変換パターンの到達(入
射)する位置に対応して微小レンズ群11A 、IIB
 、・・・が配置されている。
即ち、レンズアレイllの照明領域内にある微小レンズ
lIAを通過した光12Aは、大径レンズ13を通過後
反射面14Aで反射し、再度大径レンズ13を通過した
後、レンズアレイ11の照明領域外にある微小レンズ1
1A′に入射し、微小レンズIIAの前側焦点面に反射
面14Aの画像情報の縮小実像を形成する。
同様にして、照明領域内にある上記とは別の微小レンズ
IIBを通過した光12Bも、照明領域外にある上記と
は別の微小レンズ11B′の前側焦点面に反射面14A
の画像情報の縮小実像を形成する。
このようにして、照明領域内の各微小レンズ11A,I
IB,−・−と照明領域外の各微小レンズ11A 、I
IB 、・・・の位置をすべて1対1に対応させて配置
することにより、照明領域外の各微小レンズIIA 、
IIB 、・・・の前側焦点面位置に、反射面14Aの
画像情報の縮小実像が同時に多数個得られる。
従って、この面上の各縮小実像の位置に、各々異なった
パターンの透過画像アレイ18を置き。
その後方の各反射光、各フィルタに対応する位置にディ
テクタアレイ19を配置すれば、個々のディテクタ19
A、19B、・・・によって、反射面14A上の画像(
インコヒーレント画像16)の縮小実像に対して異なる
画像演算を施した結果がそれぞれ検出される。
例えば、入力画像をI (X、y)、透過画像アレイ1
8の各画像をMs (xe y); j=1t・・・。
N c (Nt、は透過画像の数で、微小レンズIIA
11B、−−・かつくる縮小実像の数に等しい)とし、
各ディテクタで各透過画像透過後の全光量を積分して検
出するとすれば、各ディテクタの出力S、は、 SJ= / I (xe y) MJCy4e y) 
d x d yとなる。
本実施例では、異なる画像M、と入力Iとの積和演算、
の結果SjをNE、チャネル同時に並列検出できる。勿
論、反射面14Aによる反射光の変調のされ方(例えば
位相、強度、偏光の回転等)によって反射光路中に偏光
板等必要な光部品が挿入されることは言うまでもない。
以上のような構成で、入力画像(インコヒーレント画像
16)と透過画像アレイ18との並列画像演算処理が行
なわれる。
本発明で使用する微小レンズアーレイ11は、ガラス、
プラスチック等の透明平板の肉厚内に、周囲よりも屈折
率の大な略半球状を成したレンズ部分をイオン交換法等
を用いて平面的に多数配列形成した平板レンズ型のもの
であってもよいし、あるいは基板表面に突出する微小球
面で各微小レンズを構成したいわゆるフライアイレンズ
型のものであってもよく、構造に特に制限はない。
またインコヒーレント画像16は、例えばテレビ画像、
LEDアレイによる表示素子、ELディスプレイ、液晶
ディスプレイ等であり、反射型空間光変調器14の反射
面14A上に充分な光強度を伝達することができれば、
特に制約はなく、またコヒーレントな画像であってもよ
い。
また反射型空間変調器14は、反射物体の一例であり、
その代りに例えば同じ位置に反射型ホログラムを配置し
てもよい、反射型ホログラムを。
各照明光12A、12B、・・・を参照光として物体光
を再生できるように作製しておけば、同様の光並列処理
が行なえる。この場合、各参照先に対して異なる画像を
記録しておけば、各照明光に対応する位置に、個々に異
なったフーリエ変換パターンや、個々に異なった実像を
形成することができ、フィルタアレイ13の各フィルタ
に対して個別の入力画像を参照させて演算処理をするこ
とができる。
第2図は、第1図の要部をとり出して示したもので、反
射面14A上の画像の実像がどのようにして微小レンズ
IIA 、IIB 、・・・の前側焦点面上に得られる
かを示している。
第3図は本発明の他の実施例を示したもので。
第1図(又は第2図)の光学系に加えて、第2の透過画
像アレイ20を配置したものである。
第2の透過画像アレイ20の各画像をNa(xty):
j=1e−・・、Nt、(透過画像アレイと同様。
各微小レンズIIA,IIB,・・・の位置に対応して
配置されている)とすれば、この光学系で。
SJ= / N、(X、 y) I (x、 y) M
J(x、 y) dxdyなる3つの画像の積和演算が
Nt、チャネル並列に行なうことができる。
また、これらの透過画像アレイ18.20を、微小レン
ズアレイ11の反対側の焦点面(第6図中21で示して
いる)に置けば−Ns(”e ff) vM3(x、y
)は空間周波数フィルタと′して作用し、NLチャネル
の並列な空間周波数フィルタリング処理ができる。
[発明の効果] 本発明によれば、従来はコヒーレント照明下において入
力画像の多数個のフーリエ変換パターンや多数個の複製
実像を作製するのに不可欠だったピンホールアレイや計
算機ホログラム等を用いることなく、充分な光量をもっ
た鮮明なフーリエ変換パターン、複製実像を不要なノイ
ズ光が重なることなしに得ることができる。
また本発明は、1枚の微小レンズアレイ板と1枚のレン
ズの組み合せといった極めて簡単な構成により、反射型
光変調器等の使用に適した反射物体を入力画像とする光
並列処理光学系を実現でき。
また往路、復路で同一の微小レンズアレイ板を使用する
ため、アライメント調整が容易であるという利点もある
さらに本発明は、その出力たる多数個のフーリエ変換パ
ターン、或いは多数個の複製実像の光パターンの個々の
光パターンの伝播する光軸がすべて平行であるため、そ
の出力を再度次の光学系の入力にするなど、いわゆるカ
スケード処理に適した構成になっている。
以上のように、本発明により、簡便で実用性の高い高性
能なコヒーレント光並列処理光学系が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1、図は本発明の第一実施例を示す側面図、第2図は
第1図の要部について示す側面図、第3図は本発明の第
二実施例を示す側面図、第4図は従来技術の第一の例を
示す側面図及び要部正面図。 第5図は従来技術の第二の例を示す側面図、第6図は第
5図で使用する計算機ホログラムを示す正面図である。 10・−・コヒーレント照明光、11・−微小レンズア
レイ、IIA、IIB、11A、、IIB・・−微小レ
ンズ、13.15・・・大径レンズ、14−・・反射型
空間光変調器、14A−・−反射面、16・・−インコ
ヒーレント画像、17A、17B・・−反射光。 18.20・・・透過画像アレイ、19・−・ディテク
タアレイ、21・・・微小レンズアレイ焦点面。 −二司゜・−ご・; 第4図 //(/ル 第5図 f

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コヒーレント光の照明光路に、多数個の微小レンズを同
    一基板に一次元又は二次元に配列形成して成る微小レン
    ズアレイを配置するとともに、前記コヒーレント照明光
    が少くとも2個以上の微小レンズに入射し、少くとも2
    個以上の微小レンズが照明領域外に残るように前記レン
    ズアレイに対する照明範囲を設定し、また前記微小レン
    ズアレイの後方に、少くとも2個以上の微小レンズを透
    過した光束を受け入れ得る瞳面大きさをもつ大径レンズ
    を配置し、さらに該大径レンズの後方に光反射体を配置
    し、該光反射体は、これに入射する光の偏光、位相、強
    度のうち少くとも1つ以上を空間的に変調して反射させ
    る機能を持ち、且つ前記2つ以上の微小レンズを透過し
    大径レンズを透過した後前記光反射体で反射した光が、
    再度前記大径レンズを透過した後、前記レンズアレイ中
    の照明領域外にある残りの微小レンズに入射するように
    したことを特徴とするコヒーレント光学装置。
JP28851089A 1989-11-06 1989-11-06 コヒーレント光学装置 Pending JPH03148623A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5963667A (en) * 1996-03-26 1999-10-05 Olympus Optical Co., Ltd. Multiplexing optical system and feature vector transformation apparatus using the same; feature vector detecting and transmitting apparatus; and recognition and classification system using these apparatuses

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5963667A (en) * 1996-03-26 1999-10-05 Olympus Optical Co., Ltd. Multiplexing optical system and feature vector transformation apparatus using the same; feature vector detecting and transmitting apparatus; and recognition and classification system using these apparatuses

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