JPH03148397A - 航空機用空気調和装置 - Google Patents

航空機用空気調和装置

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JPH03148397A
JPH03148397A JP28432489A JP28432489A JPH03148397A JP H03148397 A JPH03148397 A JP H03148397A JP 28432489 A JP28432489 A JP 28432489A JP 28432489 A JP28432489 A JP 28432489A JP H03148397 A JPH03148397 A JP H03148397A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (ニ)産業上の利用分野 航空機、特に低−高度でも超音速で飛行できるようにし
末航空機用空気調和装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来の航空11KTh%Aては、塔乗者や電子lI器冷
却のための空気の供給として、エンジンからの抽気を断
熱圧縮し高温高圧とし・これをJl外空気であるラムエ
アとの熱交換111によりて冷却し、さらに断熱膨張し
、最適な温度と圧力に調節したの9供給する方法がとら
九ていた。
以下この点を第2図にしたがって具体的に説明する。
第2図は、航空機の空気調和システムの構成を示して−
る。すなわち飛行用のエンジン(1)では、圧縮11(
la)によりて取り込まれた外気が圧縮され、燃焼1!
(lb)でさらに高温にされた後。
タービン(lC)t−まわしさらにスラスト力を発生す
る。圧縮機(la)で圧縮さ几た空気の一部は取9出さ
nて空気調和用として用いら九る。この抽気はラムエア
(2)と熱交換器(3)によりて熱交換され冷却さnる
。次にラジアルコンプレッサ(4)によりて断熱圧縮し
、さらに高圧にされ、また再度高温にさ几る。そして、
熱交換−器(5)によって、再度冷却され、こf′Lt
−ラシアミタービン(6)で断熱膨張して冷却空気が得
ら九る。このとき発生する水滴は、クォータセパレータ
(7)によって除去さnる。また。ラジアルタービン(
6)の回転力はシャフト(8)を介しラジアルコンプレ
ッサ(4)の圧縮動力に用りられる。なお、バイパスバ
ルブ(9)は、ラシアミタービン(6)の出口の温度が
必要以上に低下させないように、冷却さ九ない空気の一
部をバイパスさせる際、この量をコントローμするため
のものである、   (0発明が解決しようとする課題 従来の航空機tCj?いて、低い高度で超音速で飛行し
た場合、エンジンの吸い込み温度が高い上、航空機との
相対速度が高いため空気の全温度が高くなり、エンジン
入口においてさらに高温となる。このため、エンジンに
て圧縮された空気は高温とな)、こfLt−調温のため
冷却するには、大量の熱を除かなければならない、とこ
  ろが、冷却に用いるラムエアも全温度が高く。
抽気を充分冷却するにa、大型の熱交換器が必要となっ
ていた。その上、抽気が高温となるため、熱交換1!t
iステンレスやニラケミ基合金等の耐熱合金で製作され
ることから、小型軽量化が困難であった。すなわちこめ
システムでは低空・超音速で飛行する場合には、抽気の
温度は約650℃にまで上昇し、これよシ塔乗者の呼吸
用や電子II器の冷却用の空気を得るに鉱、大量の熱を
放出する必要がある。と仁ろが、このときラムエアもま
た温Mは300℃近くとなってお)、放熱のための熱交
換器の重量は、現在飛行している航空機(戦闘機)では
第一熱交換器(3)が約26#、i二熱交換器(5)が
約42#となるもの%ある。
この発明はこのような従来の問題点を解決する!気調和
装置に提供するものである。
ロ 課題聖解決するための手段 − 仁の発明は航空機の飛行速度が上昇して抽気温度が規定
値を越えた場合、塔乗者の呼吸や電子機器の冷却に用い
る。!2気を抽気からの供給から循環空気による使用に
切夛換えるようにしたものである。この循環空気を生成
する一路にはC02除去装置や02ボンベからの供l#
装置等が具備さnる。
切換えのためには抽気の温度を検出し、温度が規定値以
上になったとき信号を出力する手段と、この手段からの
信号を受けて抽気回路系と循環回路系とを切シ換える手
段を有する。
(6)作用 抽気温度が規定値以上になると、呼吸用空気や電子機器
冷却用叩気には抽気が使用さ九ないので熱交換器の負担
はなくなる。
(ト)実施例 以下第1図に示す実施例につ込てこの発明を説明する。
第2図において@1!!3と同一符号の部品社第1因と
同一の部品ないし同一の機能を有するものであル、詳細
な説明は省略する。
さて、本発明では空気循環のための回路が追加されてい
るのがわかる。こnらの図において抽気回路を構成する
主要な機器として、第一熱変換器(3)、第二熱交換!
! (5)とタービン=コンプレッサ(4) (6)が
ある。一方、循環回路には呼吸空気再生用のC02吸着
カラムa◆と、循環空気冷却用の熱交換@助がある。さ
らに、本発明による作動II−実現するための抽気温度
七ンす(至)と、こfLK連動した抽気遮断パルプ四・
抽気と循環気の切り換えバルブaりがある。なお、m@
は、1a内与圧域の空9ct−機外に放出するためのア
ウトフローパルプを示す。また。@は循環空気用のファ
ンを、@け燃料ポンプを、@はコックビットをそルぞれ
示す。
以上の構成において温度センサQQによって圧縮ffi
(1aJの空気温度が規定値(たとえば250℃)を越
えている場合には、遮断パルプlOKj:りて抽気の供
給を停止状mにすると同wfに、切9換えバルブ(2)
によって循環再生空気が供給さルるようにする。循環再
生空気のうち、一度呼吸に使用されたものは、吸着剤0
3(たとえば固体アミンや活性炭などの粒子)が充填さ
九ているカラムα◆の中を通過し、C02が吸着除去さ
れたものである。
さらにこの発明が第二に提供する装置について説明する
。図面に示すように、を子meosの冷却に使用した空
気は、燃料タンク(至)からエンジン(1)に供給され
る燃料と熱交換器四によって、熱交換し冷却さn再生さ
nる。なお、低高圧超音速の飛行時にアフタバーナ(l
cl)にも燃料が供給されているため、燃料消費量社通
常の飛行に比べ著しく増加してか)、空気の再生に充分
な放熱容量を有している。さらに、この熱交換器(転)
社、再生空気と液体の燃料−との熱交換のためDgC対
璧気の熱交換と比べ総括熱伝達係数社高くなってお)、
小型のもので充分である。なお@扛呼吸用のマスクであ
ha・は呼吸で失われる02を補うための02ボンベで
ある。また。この02ボンベahaは、高高度飛行時に
02分圧が低下するのを−防止するために使用するシス
テムと共用することができる。この場合には、切夛換え
バルブ(6)のうち、呼吸用(12−aJにつ論てのみ
循環側に切り換えて使用することで、02の再利用がな
され、02消費を少なくおさえることができる。
本実施例では、吸着剤at−用−ているが、分離膜や化
テ反応を利押してC022除去したり。
02濃度管上けC02濃度を相対的に下げろ等によって
再生してもよい。また。この吸着剤01には循環空気が
利用されなh時に、吸着剤の再生がなされる装置を具備
してもよい。なお熱交換器Qηは燃料タンク壁時内に設
置し、タンク内燃料と熱交換しても−よい、この場合、
熱は燃料タンク壁から機体を介し、放熱さ九てもよい。
さらに循環空気は呼吸用と電子機器冷却用とtまとめた
設計にするなど、本発明の趣旨を逸脱し′1にい範囲に
おいて、さまざまな実施方法が存在するのは言うまでも
ない。
(9発明の効果 本発明がもたらす効果 従来の超音速航空機用の121気調和システムでは、低
高度超音速で飛行する場合を想定してシステムを構成す
るIIg!の仕様が決めらnていた。
外工ば8ea level 、 M = 2 (海抜O
e−ryハ数=2)では、気温27℃のとき、ラムエア
の全温度は267℃になシ、さらにエンジン圧縮機では
この空気を断熱圧縮するため600℃以上となる。
このため、各機!Iは、この条件のときを最高使用温度
として設計さ九てお)、便用材料にはステンレス等の耐
熱合金が採用され、熱交換!l!は高温のラムエアに放
熱できるだけの熱交換面積が確保さルている。本発明k
Mいた場合、低高度超音速で飛行する際は、機内の空気
は循環によって賄われ、高温の抽気や高温のラムエアは
使用されな−ことかーら、機器の耐熱温度が低くなル、
7ミミ合金や複合材料などの軽量部材の使用が可能とな
る。さらに、高温のラムエアに放熱する必l!がなくな
るため、熱交換器の放熱向積を小さくとることができる
。この結果、*器を小屋軽量化することができる。
具体的な実施例においては搭載機@は次のように軽量化
がなされる。
■熱交換器のアミミ合金または アミミリチウム合金化−・・・・・−・・−・・約40
#減■バミプ類のアミミ合金または アミミリチウム合金化・・・・・・・・−・・・・・・
約11#減■遮断バ〃プ(6)・切〕換エバミブ(2)
の追加−・−・・−・−・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・−約5#増■熱交換@四の
追加・・・・−・−・・・・・・・・・・・軸約3.5
#増■吸着カラ五a◆他、呼気再生回路の追加・・・・
・・・−・・・−・・・・・・・・・・・−・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・−・・・・・・・・−約
4.5#増その他、ダクト類の複合材料化による軽量化
とを併せ、これらt差引すると約40#程度の重量軽減
が実現することになる。
さらに軽量化以外に1次の効果を−も°たらすことがで
きる。
すなわち、超音速での飛行の際に抽気がなさnなくなる
ためスラスト力の低下がな(な)。
飛行能力の向上やエンジン効率の改善ができる。
また放射能・化学物質等の汚染墾域を飛行する際、循環
呼吸空気とすることによ)汚染鉋気による被害を防止す
る呼気循環システムと共用することができる。さらに、
循環空気回路作動時にはラムエアが不用となるため、こ
のときラムエアの取り入れ口を閉じるようにすることく
よって、m体の空気抵抗は減少する。特にこの場合、超
音速飛行であるにめ、この抵抗減少効果には著しいもの
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による航空機の空気調和システムの例を
示し、第2図は従来の航空機の空気調和システムの例を
示す。 1−・・エンジン  2・−・ラム  3・・・第一熱
交換!!   5−・・第二熱交換@   4.6−タ
ービンニコンプレラサ  10−4に気温度センサ11
=−逍断バミプ  12−・・切り換えバルブ13−・
−吸着剤  15・・一電子ms1口−・・燃料タンク
  1フー・熱交換器18−−・呼吸用マスク  19
−o2ボンベ特許出紬人株式会社 島 津 製作所、、
、、。 已Sン・、、:二1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンの圧縮機からの抽気を、機外空気と熱交
    換をした後、断熱膨張により航空気内の調温調圧を行う
    空気調和装置において、機内空気を搭乗者の呼吸用とし
    て適切な組成に再生し再利用する循環空気再生装置と、
    前記エンジンからの抽気と、再生された空気のいずれか
    を切換えて航空機内に供給する切換機構と、エンジンか
    らの抽気部分の温度を検出し、温度が期定値以上になっ
    たとき、信号を出力する温度検出器とを具備し、この温
    度検出器からの出力信号によって前記切換機構が作動し
    て抽気の供給が停止され、循環空気が供給されることを
    特徴とする航空機用空気調和装置。
  2. (2)エンジンの圧縮機からの抽気を、機外空気と熱交
    換をした後、断熱膨張により航空機内の調温調圧を行う
    空気調和装置において、温度が上昇した循環空気から燃
    料に放熱する循環空気冷却装置等から成る空気循環回路
    、エンジンからの抽気と前記循環回路による循環空気と
    を切り換えて航空機内に供給する切換機構と、エンジン
    からの抽気部分の温度を検出し、温度が規定値以上にな
    ったとき、信号を出力する温度検出器とを具備し、この
    温度検出器からの出力信号によって前記切換機構が作動
    して抽気の供給が停止され、循環空気が供給されること
    を特徴とする航空機用空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018131193A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 反転エアサイクルマシン(racm)熱管理システムおよび方法

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