JPH03148357A - アンチロック制御装置 - Google Patents

アンチロック制御装置

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JPH03148357A
JPH03148357A JP28405089A JP28405089A JPH03148357A JP H03148357 A JPH03148357 A JP H03148357A JP 28405089 A JP28405089 A JP 28405089A JP 28405089 A JP28405089 A JP 28405089A JP H03148357 A JPH03148357 A JP H03148357A
Authority
JP
Japan
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cylinder
piston
pistons
liquid
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP28405089A
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English (en)
Inventor
Takashi Kurosawa
黒沢 孝志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用のアンチロック制御装置に関する。
〔従来の技術〕
車両のアンチロック制御装置として第5図に示すような
装置がある。図においてタンデム型のマスクシリンダ1
01の二つの液室102.103は配管104.105
により夫々A系統のホイルシリンダ106.107及び
B系統のホイルシリンダ10B、109とに連結されて
いる。これらの配管の途中には常開型電磁弁からなるホ
ールドバルブ110.111が夫々介在されている。ま
た配管104.105は夫、々ホールドバルブ110、
lllとホイルシリンダ106.107及び108.1
09との間で分岐され、液還流用配管112.113と
され、これらの配管112.113に設けた常閉型電磁
弁からなるディケイバルブtt4.115の切り替えに
より各系統のホイルシリンダ106.107または10
8.109はリザーバ11B、117に連通ずるように
なっている。
ポンプttg、119はリザーバ116.117内のブ
レーキ液を汲み上げて配管104.105のマスクシリ
ンダ101とホールドバルブ110.111との間に復
帰させるためのものである。
このアンチロック制御装置は車両制動時、車輪ロックの
虞れが生じると、図示しないコントロールユニットの指
令によりホールドバルブ110(111)を閉じ、ディ
ケイバルブI14(115)を開いてホイルシリンダ1
06.107(10g、109)のブレーキ液をリザー
バ116(117)に解放することによりブレーキ液圧
を減圧するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記した従来のものにおいては、同じ作動液を
溜めるリザーバがマスクシリンダ用とアンチロック制御
用と複数必要なため、狭いエンジンルームの効率的利用
の障害となり、さらなる小型化が望まれている。
また、前記アンチロック制御装置はリザーバとしてピス
トンばね式のリザーバl16.117を持ち、制御すべ
きホイルシリンダの減圧限界値はポンプのチェック圧に
制限されていた。さらに、前記アンチロック制御装置に
おいては、アンチロック制御中、ポンプttS、119
により作動液がマスクシリンダ101の液室102.1
03に戻されるが、このときマスクシリンダのピストン
が押し戻されてピストンに装着したピストンカップがリ
ザーバの液ポートを越えて通過するときにこの液ポート
によって損傷(所謂カップ切れ)する虞れがあった。
本発明は前記事項に鑑みてなされたもので、■っのリザ
ーバで必要な作動液を供給できるようにし、かつ制御回
路の液圧を大気に解放できるようにしてホイルシリンダ
の減圧限界値を向上できるようにするとともに、アンチ
ロック制御時のマスクシリンダピストンの後退位置を制
御することによりピストンカップがリザーバの液ポート
を越えて通過することを防止し、ピストンカップの損傷
を防止できるようにしたアンチロック制御装置を提供す
ることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記技術的課題を解決するために、以下のよう
な構成とした。
即ち、シリンダl内に第1ピストン2と、この第1ピス
トン2に弾発手段Sを介して接続した第2ピストン3と
を設ける。
そして、ブレーキペダルの動きに連動的に動作するよう
にした第1及び第2のピストン2.3に夫々センサ作動
部材4.5を設けるとともに、シリンダ外側に前記セン
サ作動部材4.5により作動するセンサ6.7を設ける
このセンサ6.7はアンチロック制御に伴い第1及び第
2のピストン2.3が後退する際、パツキン部(ピスト
ンカップ)2m、3aが夫々シリンダlに形成されリザ
ーバ8に接続された液ポート9.10に至る直前に位置
にあるか否かを個別に検出する。
そして、この検出信号に基づいてシリンダIに接続され
たバルブIIを作動させてシリンダl内の所定液室の圧
力を抜くように構成してアンチロック制御装置とした。
〔作用〕
ポンプ吐出液量が制御液量より大きいときピストン2.
3が押し戻されるが第1及び第2のピストン2.3が後
退方向(反矢示F方向)において所定位置(液ポート9
、,1.0に至る直前の位置)にある場合には前記セン
サ6.7がこれを検知しECUがバルブ11を駆動して
シリンダl内の所定液圧の圧力を抜き、ピストンを前進
(矢示F)させるため、ピストン2.3はパツキンm2
a、3aが液ポート9.10を越えて押し戻されること
が防止され、これによりパツキン部2m、3aの損傷か
防止される。そしてピストン2.3が矢示F方向に所定
量前進するとセンサツはオフとなり、バルブ11をカプ
トして液排出を停止する。
また、シリンダ外側に設けられ前記センサ作動部材4.
5により作動するセンサ6.7は、アンチロック制御に
伴う第1及び第2のピストン2.3の後退の際、パツキ
ン部2m、3aが、夫々シリンダlに形成されリザーバ
8に接続された液ポート9、IOに至る直前の位置にあ
るか否かを個別に検出するよう作用するので、パツキン
部2a。
3aが液ポート9、lOを通過する前にシリンダl内の
圧力を抜くことができ、所謂カップ切れを起こす虞れは
ない。
〔実施例〕一 本発明の実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明す
る。
シリンダ1の一端にはブースタ20を介してブレーキペ
ダル21が接続されている。そしてこのシリンダl内に
は第1ピストン2と、この第1ピストン2に弾発手段S
を介して接続した第2ピストン3とが直列に設けられて
いる。前記第1ピストン2と第2ピストン3とはブレー
キペダル21−  が踏まれると矢示F方向に連動的に
移動するようになっている。また、第2ピストン3は弾
発手段Slにより反矢示F方向に付勢されている。
これら第1及び第2のピストン2.3は夫々液室22.
23の体積を変えて、これら液室22.23に連通ずる
ポート24a、25aへ圧液を送出するようになってい
る。また、前記第1及び第2のピストン2.3はそのス
トロークの途中においてシリンダlに設けられたリザー
バ用ポート2G、27から必要な作動液が供給されるよ
うに構成されている。
また、前記液室22.23は夫々ボー)24b。
25bに接続した還流経路28によりノーマリ−カプト
型のソレノイドバルブlla、llbを介してリザーバ
Rに液を還流できるようになっている。一方、前記ポー
ト24a、25aは夫々伝達経路29.30を介してノ
ーマリ−オープン型のソレノイドバルブVl、V2に接
続され、更にこれらのソレノイドバルブVl、V2は各
系統のブレーキのホイルシリンダW11W2に接続され
ている。また、ホイルシリンダWtは、ノーマリ−カッ
ト型のソレノイドバルブv3に接続されている。一方、
ホイルシリンダW2はノーマリ−カット型のソレノイド
バルブV4に接続されている。
前記ソレノイドバルブV11V3は夫々ソレノイドオン
時にホイルシリンダW11W2の液圧を保持するホール
ドバルブである。そして、ソレノイドバルブv2、v4
は夫々ソレノイドオン時にホイルシリンダ液圧を解放す
るディケイバルブであり、ソレノイドバルブv2、v4
からの排出液は還流経路31から前記リザーバRに還流
されている。
リザーバRには伝達経路32を介してモータM−により
駆動されるポンプP11P2が接続され、このポンプP
I%P2の吐出側はチェック弁33.34を介して前記
伝達経路29.30に夫々接続されている。
前記第1及び第2のピストン2.3には夫々環状に形成
したセンサ作動部材4.5としての帯磁体が設けられて
いる。そして、シリンダ外側には前記帯磁体(4,5)
の磁気を検出して作動するセンサ6.7が設けられてい
る。このセンサ6.7としてはリードスイッチが用いら
れ、前記帯磁体(4,5)からの磁力線の強度により、
アンチロック制御時にポンプpt%P2の駆動により液
室22.23に作動液が戻され、第1及び第2のピスト
ン2.3が反矢示F方向に押し戻された際、パツキン部
2a、3aが、前記液ポート9、IOに至る直前の位r
1(第2図)にあるか否かを個別に検出するためのもの
であり、この検出信号はECU(中央制御装置、図示せ
ず)に入力されるようになっている。
前記ECUはセンサ6.7からの出力信号に基づいてシ
リンダIに接続された¥ソレノイドバルブ11a%ll
bからなるバルブ11を個別に作動させて液室22.2
3の圧力を抜くようになっている。
なお、前記センサツはピストン3のパツキン部3aが液
ポート10に至る直前位置にある場合には第3図に示す
ようにオンとなり、ピストン3のパツキン部3aが液ポ
ート璽0から離れた位置にある場合には第4図に示すよ
うにオフとなるようになっている。また、センサ6もこ
れと同様の動作をするようになっている。
以下、動作例を説明する。
まず、通常ブレーキ時にはモーターM等のアンチロツク
制御系が作動することはなく液室22.23の圧力はそ
のままホイルシリンダに伝達される。この状態では液の
不足は生じない。
次に、アンチロック制御時には、ポンプPl。
P2が作動するとともに、ソレノイドバルブv11v2
、v3、v4が開閉動作する。ポンプ吐出液量が制御液
量より大きい時ピストンが押し戻されるが第1及び第2
のピストン2.3が反矢示F方向において液ポート9、
IOに至る直前の位置において前記センサ6.7がこれ
を検知しECUがソレノイドバルブlla111bを解
放してピストンを前進(矢示F)させ、必要な液量をリ
ザーバRに排出させる。そしてピストン2.3が矢示F
方向において所定量前進するとセンサツはオフとなり、
ソレノイドバルブttbをカットして液排出を停止する
。    − 即ち、第1及び第2のピストン2.3のパツキン部2m
13mが、前記液ポート9、lOに至る直前の位置にあ
るか否かを個別に検出してシリンダ外側の圧力を抜くこ
とができるから、第1及び第2のピストン2.3の過度
な移動を未然に防止でき、所謂カップ切れを起こす虞れ
はない。
そして、ホイルシリンダ側への必要液量がボン・プ吐出
液量を上回った場合でもマスクシリンダ内の液が供給さ
れるため、液不足は生じない。このように1つのリザー
バ、を共用することができ、アンチロック制御装置の小
型化を図ることができる。
なお、実施例ではセンサ作動部材4.5として帯磁体を
用いてセンサ6.7を作動させるようにしたが、リミッ
トスイッチを用いることによりピストンのストロークを
直接検出してセンサ6.7を作動させるようにすること
もできる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、作動液を効率的に利用できるため、ア
ンチロック制御系統専用のリザーバが不要となりマスク
シリンダ用リザーバで兼用することができる。このため
大幅な小型化を図ることができる。
しかも、シリンダ外側に前記センサ作動部材4.5によ
り作動するセンサ6.7を設け、このセンサ6.7は第
1及び第2のピストン2.3が、夫々シリンダ1に形成
されリザーバ8に接続された液ポート9.1Gに至る直
前位置にあるか否かを個別に検出して、ピストン2.3
が液ポート9、IOを通過する前にシリンダ外側の圧力
を抜くように構成したので、所謂カップ切れを起こす虞
れはなく、長期に亘り信頼性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示し、第1図は
全体のブロック図、第2図は要部の断面図、第3図及び
第4図は動作説明のための要部の断面図、第5図は従来
のアンチロック制御装置のブロック図である。 ■・・・シリンダ、       2・・・第1ピスト
ン、3・・・第2ピストン、 4.5・・・センサ作動
部材、6.7・・・センサ、      8・・・リザ
ーバ、9、lO・−・液ポート、    11・・・バ
ルブ、S−・・弾発手段、  2m、3m・・・パツキ
ン部。 萬1図 11 −@=   →砕 1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダ1内に第1ピストン2と、この第1ピス
    トン2に弾発手段Sを介して接続した第2ピストン3と
    を設け、ブレーキペダルの動きに連動的に動作するよう
    にした第1及び第2のピストン2、3に、夫々センサ作
    動部材4、5を設けるとともに、シリンダ外側に前記セ
    ンサ作動部材4、5により作動するセンサ6、7を設け
    、このセンサ6、7はアンチロック制御に伴う第1及び
    第2のピストン2、3の後退の際、パッキン部2a、3
    aが、夫々シリンダ1に形成されリザーバ8に接続され
    た液ポート9、10に至る直前の位置にあるか否かを個
    別に検出し、この検出信号に基づいてシリンダ1に接続
    されたバルブ11を作動させてシリンダ1内の所定液室
    の圧力を抜くように構成したことを特徴とするアンチロ
    ック制御装置。
JP28405089A 1989-10-31 1989-10-31 アンチロック制御装置 Pending JPH03148357A (ja)

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